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餓狼伝説』(がろうでんせつ)は、1991年SNK(旧社)が発売した2D対戦型格闘ゲーム、およびそれを筆頭とする対戦型格闘ゲームのシリーズである。欧米でのタイトル表記は『Fatal Fury』(フェイタルフューリー)。

餓狼伝説
ジャンル 対戦型格闘ゲーム
開発元 SNKSNKプレイモア
発売元 SNK、SNKプレイモア
1作目 餓狼伝説
1991年11月25日
最新作 餓狼 MARK OF THE WOLVES
1999年11月26日
公式サイト 餓狼伝説総合公式サイト
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目次

概要編集

ネオジオでは初となる本格的な対戦格闘ゲーム。本作以前にSNK製作の格闘アクションゲーム『ストリートスマート』(1989年)が存在し、それが原点となっている。開発にはカプコンで初代『ストリートファイター』の製作を手がけた西山隆志も参加している。

「カプコンに『ストII』あればSNKに『餓狼』あり」と言われたように、1990年代の格闘ゲームブームの中心的存在の片翼であった[1]

ストーリーの傾向として、兄弟の絆や復讐をテーマとしている[1]

1992年には『バトルファイターズ 餓狼伝説』のタイトルでアニメ化され、1994年に劇場版『餓狼伝説 -THE MOTION PICTURE-』も公開された。

1999年の『餓狼 MARK OF THE WOLVES』をもって本編は停止したが、登場キャラクターは同社の対戦格闘ゲーム『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズに出演し続け、現在もシリーズの展開は継続している。

2006年には、SNKプレイモアによりパチスロ化された(餓狼伝説 (パチスロ)を参照)。

2012年ソーシャルゲーム『SNKドリームバトル』、2013年ソーシャルゲーム『KOF×餓狼伝説』に作品が参加している。

シリーズタイトル一覧編集

餓狼伝説(初代)編集

餓狼伝説 宿命の戦い
ジャンル 対戦型格闘ゲーム
対応機種 アーケード
開発元 SNK
発売元 SNK
プロデューサー 川崎英吉
ディレクター 西山隆志
デザイナー 塚本高史
伊東正剛
音楽 西田和弘
おさかようこ
田中敬一
松本裕司
美術 伊東正剛
シリーズ 餓狼伝説シリーズ
人数 1 - 2人(対戦プレイ)
メディア 業務用基板
(8.19メガバイト
稼働時期   199111251991年11月25日
  1991年
対象年齢   CEROB(12才以上対象)
  ESRBT(13歳以上)
  PEGI12
コンテンツ
アイコン
  暴力
  Violence, Blood
  Violence, Bad Language
デバイス 8方向レバー
3ボタン
システム基板 MVS
CPU MC68000 (@ 12 MHz)
サウンド Z80 (@ 4 MHz)
YM2610 (@ 8 MHz)
ディスプレイ ラスタースキャン
横モニター
320×224ピクセル
59.19Hz
パレット4096色
売上本数 2150ポイント
(1992年度ベストインカム第4位)[2]
その他 型式:NGM-033
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ゲーム内容編集

1991年11月25日登場。正式タイトルは『餓狼伝説 宿命の闘い』。8方向レバーとパンチ・キック・投げの3ボタンで構成されている。本作品の特徴として、フィールドが手前と奥の2ライン存在することが挙げられる。後の作品では任意に移動可能で戦略にも影響するが、今作品ではCPUのみ任意に移動可能。プレイヤーはライン移動した相手を追いかけたときや相手に吹き飛ばされた時のみ別ラインに移動できる。

必殺技は他の格闘ゲーム同様、キャラクター1人につき複数用意されているが、インストラクションカードにはその内の突進技1つずつ(バーンナックル、斬影拳、スラッシュキック)しか記載されておらず[注 1]、ボーナスステージ後に使用キャラクターに対応したコマンドが1つずつ公開される[注 2]。コマンドはボーナスステージを経ずとも、プレイヤーが知っていれば最初から使用可能。

本作のみ、2人プレイの場合は協力プレイとなり、CPUと2対1で戦い、倒した後プレイヤー同士で対戦する(勝った方がそのままストーリーモードを継続)[注 3][1]

多くの格闘ゲームと同様、2本先取した者が勝者となる。引き分けが続き10ラウンド目まで持ち込んだ場合両者が1本ずつ取った状態で「FINAL ROUND」となる。ただし、この「FINAL ROUND」でも引き分けとなった場合、対CPU戦ではプレイヤーの負け扱い、対人戦では両者ゲームオーバーとなる(対人戦の場合は「DRAW GAME」表示のあとすぐにゲームオーバー画面となり、コンティニューはできない)。

欧米版では必殺技のコマンドが大幅に変更されている。ゲーム中で公開されない初期技のコマンドは以下の通り。

  • テリー[バーンナックル]:変更無し
  • アンディ[斬影拳]:左・右+パンチ
  • ジョー[スラッシュキック]:下・左下・左+キック

登場キャラクター編集

プレイヤーキャラクター編集

テリー・ボガードTerry Bogard
主人公。ギースに暗殺されたジェフ・ボガードの息子。唯一シリーズ全作に登場する。また『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(以下『KOF』と表記)のすべての作品で登場する。
アンディ・ボガードAndy Bogard
テリーの弟で骨法の達人。開発当初は彼の方が兄になる予定だった[3]
東丈Joe Higashi
「嵐を呼ぶ男」の異名を持つムエタイチャンプ。

CPU専用キャラクター編集

マイケル・マックスMichael Max
竜巻を起こす技「トルネードアッパー」を使いこなすプロボクサー。『餓狼伝説スペシャル』(以下『餓狼SP』)のアクセル・ホークのエンディングにて、トレーナーを務めている。
ジャンプができないが、それを補って余りある攻撃力と、長いリーチの技を持つ。飛び道具の「トルネードアッパー」は、本作の全ての飛び道具の中でも屈指の性能を誇る。ボタン連打で出せる「テンペストラッシュ」(SFC版のみ)の威力は、ビリーの「集点連破棍」を上回る。メガドライブ版のみ、ジャンプすることが可能。
ダック・キングDuck King
マーシャルアーツを使うモヒカン頭の青年。昔、テリーと喧嘩して負けたことから、何とかして勝利するために彼を追いかけて、あらゆる格闘技大会に出場している。ネオジオ版の説明書では「リズミカルな骨法使い」と誤表記されている。なお彼のトレードマークであるヒヨコは『餓狼SP』からの登場で、この時には出てきていない。
タン・フー・ルーTung Fu Rue
ジェフとギースの師匠。テリーの師匠でもある。
一定のダメージを与えると、気の力によって筋骨隆々の大男の姿に変身し、各技の攻撃判定が大きくなる。ダメージがさらに一定値を超えると元に戻る。
バトルファイターズ 餓狼伝説』と細井雄二の漫画版では本作で死亡している。
リチャード・マイヤRichard Myer
サウスタウンにある“パオパオカフェ”のオーナーにして、カポエラの使い手。カポエラを普及させるために参加する。大会後はテリーたちと友人同士になり、以後の作品でもテリーのエンディングに顔を出したりする。『餓狼伝説』本編では再登場を果たせなかったが、後に『KOF MAXIMUM IMPACT』の二作目で復活する。
ホア・ジャイHwa Jai
準々決勝戦の対戦相手で、1番目の中ボス。ギース配下のムエタイ戦士。かつてジョーにムエタイの試合で敗れたことが原因で、暴力事件を起こしてムエタイ界を追放され、ギースに拾われる。以後の『餓狼伝説』シリーズでは更生して、ジョーのセコンドを務めている。『KOF XIII』で使用キャラクターとして再登場する。
一定のダメージを受けると背景から酒が投げられてくる。ホアが酒を受け取り、飲み干すと、体が赤く変色してパワーアップする。CPU戦では、この状態になると必殺技を出してくる。「ドラゴンキック」は、ジョーの「タイガーキック」をより強化した突進技で、突進速度・威力ともに優れる。
ライデンRaiden
準決勝戦の対戦相手で、2番目の中ボス。ギース配下の悪役レスラー。以後の『餓狼伝説』シリーズ本編ではギースと決別して、正統派レスラービッグベアとして登場する。SNKのプロレスゲーム『ファイヤースープレックス』には彼と縁のあるキャラクターが登場している。
通常技をはじめ、攻撃力の高さは群を抜いており、投げ技の威力は驚異的。
ビリー・カーンBilly Kane
決勝戦の対戦相手で、最後の中ボス。ギースの側近の棒術使い。
「旋風棍」で棒を飛ばすと、途端に戦意喪失する。ボタン連打で出せる「集点連破棍」(SFC版のみ)は、相手の体力を削る量が多い。同技は後に『REAL BOUT 餓狼伝説SPECIAL』や『KOF』でも採用された。
ギース・ハワードGeese Howard
最終ボス。サウスタウンを牛耳る男。高い性能の飛び道具「烈風拳」と、あらゆる技を受け止めて投げる「当て身投げ」を会得している。

他機種版編集

※SNKプレイモアは2016年にSNK(新社)へ社名変更。

No.タイトル発売日対応機種開発元発売元メディア型式売上本数
1  餓狼伝説 宿命の闘い
  Fatal Fury: King of Fighters

  199112201991年12月20日
  199112201991年12月20日
ネオジオSNKSNK55メガビットロムカセット  NGH-033
-
2  餓狼伝説 宿命の闘い
  Fatal Fury: King of Fighters

  199211271992年11月27日
  1993041993年4月
  1993年
スーパーファミコンノバタカラ12メガビットロムカセット[4]  SHVC-GN
  SNS-GN-USA
-
3  Fatal Fury: King of Fighters
  餓狼伝説 宿命の闘い
  Fatal Fury: King of Fighters

  1993021993年2月
  199304231993年4月23日
  1993051993年5月
メガドライブガイブレイン
タカラ
アスペクト
  タカラ
  セガ
  セガ
12メガビットロムカセット[5]  T-103016
  G-4100
  1083
-
4餓狼伝説 宿命の闘い
  199307231993年7月23日
X68000魔法魔法フロッピーディスクHDX-5001-
5  餓狼伝説 宿命の闘い
  Fatal Fury: King of Fighters

  199409091994年9月9日
  199409091994年9月9日
ネオジオCDSNKSNKCD-ROM  NGCD-033
-
6餓狼伝説 バトルアーカイブズ1
NEOGEO オンラインコレクション
  200607202006年7月20日
PlayStation 2SNKプレイモアSNKプレイモアDVD-ROMSLPS-25664-
アーケード版の移植
7  餓狼伝説 宿命の闘い
  Fatal Fury: King of Fighters
  Fatal Fury: King of Fighters

バーチャルコンソール
  2007年9月18日[6]
  200710052007年10月5日
  200710082007年10月8日
WiiSNKプレイモアD4エンタープライズダウンロード--
AES版の移植
8SNK Arcade Classics Vol.1
  200804292008年4月29日
  200809202008年9月20日
  200905212009年5月21日
PlayStation 2
PlayStation Portable
Terminal Reality
エーディーケイ
SNK
SNKプレイモアPS2:DVD-ROM
PSP:UMD
PS2:  SLUS-21724
  SLES-55232
PSP:  ULUS-10338
  ULES-01105
  ULJS-00297
-
MVS版の移植、日本国内ではPSP版のみ発売
9SNK Arcade Classics Vol.1
  200807222008年7月22日
  200811282008年11月28日
WiiTerminal Reality
エーディーケイ
SNK
SNKプレイモアWii用光ディスク  RVL-P-RNCE
  RVL-P-RJZP
-
MVS版の移植
10  Fatal Fury: King of Fighters
  餓狼伝説 宿命の闘い

ネオジオステーション
  201012212010年12月21日
  201012222010年12月22日
PlayStation 3
PlayStation Portable
(PlayStation Network)
SNKプレイモアハムスターダウンロード--
MVS版の移植
11餓狼伝説 宿命の闘い
プロジェクトEGG
  201104192011年4月19日
WindowsSNKプレイモアD4エンタープライズダウンロード--
AES版の移植
12Fatal Fury: King of Fighters
プロジェクトEGG
  201210162012年10月16日
WindowsSNKプレイモアD4エンタープライズダウンロード--
AES版の移植
13  餓狼伝説 宿命の闘い
  Fatal Fury: King of Fighters

アケアカNEOGEO
  201612152016年12月15日
  201701122017年1月12日
PlayStation 4
(PlayStation Network)
SNKプレイモアハムスターダウンロード--
MVS版の移植
14  餓狼伝説 宿命の闘い
INT Fatal Fury: King of Fighters

アケアカNEOGEO
INT 201703232017年3月23日
Xbox OneSNKプレイモアハムスターダウンロード--
MVS版の移植
15  餓狼伝説 宿命の闘い
INT Fatal Fury: King of Fighters

アケアカNEOGEO
INT 201704202017年4月20日
Nintendo SwitchSNKプレイモアハムスターダウンロード--
MVS版の移植
16  餓狼伝説 宿命の闘い
INT Fatal Fury: King of Fighters

アケアカNEOGEO
INT 201712152017年12月15日
WindowsSNKプレイモアハムスターダウンロード--
MVS版の移植
家庭用ネオジオ(AES)版
Multi Video Systemと基板の仕様が同一であるため、家庭用ゲーム機向けにクレジットのシステムやオプションが修正されている点と、オープニングのBGMが変更されている以外についてはMVS版と同じである。容量は55メガ[注 4]
スーパーファミコン版
ソフトの容量とハードの性質上の都合で2ラインが削除され1ライン制になった。また、2人協力モードも制約上廃止。グラフィックもキャラクターが縮小されており、容量の制約上アニメーションパターンもアーケード版より少ない。単純なコマンドを入力しても技が出ないなど操作性は非常に悪く、BGMも一度に再生できる効果音が少ないため攻撃を喰らった側の音声だけが流れる仕様となっている[7][8]。CPUの挙動がアーケード版と違うのも特徴[7]。総合的に見れば移植失敗作と言える[7]
ネオジオ版ではボーナスステージが腕相撲マシーンとの勝負だったが、こちらでは砂浜で左右から飛んでくるタイヤを打ち返すものに変更されている。敵キャラクターが対人戦モードの2P側でのみで使え、独自のオリジナル技も追加されている。1P側で敵キャラクターを使うことはできないが、主人公3人については同キャラクター対戦が可能。容量は12メガビット[9]
メガドライブ版
すでにアーケードなどで『餓狼伝説2』(以下『餓狼2』)が稼動していた頃の発売で、内容に若干の変化が加えられている。2人協力モードとボーナスステージは廃止され、ホア・ジャイとビリー・カーンの2人が各ステージと共に削除されている(ただし背景にはこの2人が登場しており、ネオジオ版ではダックステージの背景にリチャード・マイヤがいたが、それがホア・ジャイに変更され、リチャードステージの背景にはビリー・カーンがいる)。削られた2人の代わりに途中で2回、乱入という形でテリー、アンディ、ジョーの内、選択中のキャラクター以外の2人と対戦することになり、対COM戦のステージ数自体はネオジオと同じである。グラフィックの色数がハードの性質上SFC版やネオジオ版より少なく質素。対戦モードでは1P・2Pとも敵キャラクターが使え、SFC版とは異なる独自のオリジナル技が追加されており、同キャラクター対戦も可能。また、CPUしか行えなかった任意のライン移動をプレイヤー側も使用できるように変更されている。容量は12メガ[10]
X68000版
アーケードの移植ではなくネオジオ版を基準にしての移植だが、同キャラクター対戦が可能になっており(2P側の配色はすでに発表されていた『餓狼2』に準拠)、ライジングタックルなどの一部の必殺技も『餓狼2』に近い性能に変更されていたりと若干のアレンジがされている。
ネオジオCD版
ネオジオ版とほとんど同じ内容。他の作品に比べ読み込み時間が長いが、起動時に一括ロードを行ったあとは電源を切らない限りロードが発生しない。
PlayStation 2版
NEOGEO オンラインコレクションの第5弾『餓狼伝説 バトルアーカイブズ1』の収録タイトルの一つとして移植。PS2版専用の追加要素を除き、アーケード版のほぼ完全な移植となっている。光ディスクメディアのDVD-ROMを採用しているPS2の特性上ロード時間が発生するが、約数秒ほどで読み込めるようになっている上、メインメニューに戻るとき以外はロードは発生しないようになっている。
Wii版
Wiiのバーチャルコンソール向けの配信。家庭用ネオジオ版をそのまま再現しているため、開始以降はロードも発生しない。必要ブロック数は79前後。
PlayStation Portable版
ダウンロード版は2009年8月17日に発売。
ネオジオ作品を16タイトル収録した『SNK Arcade Classics Vol.1』に収録。内容はMVS版とほぼ同じ。
PlayStation 3/PSP版
PlayStation Network向けサービス「ネオジオステーション」による配信。内容はMVS版とほぼ同じ。
Windows版
PC向けゲームソフト配信サービスProjectEGGにてNEOGEOタイトル配信第一弾として『KOF'94』とともに配信された。内容は家庭用ネオジオ版をそのまま再現。
後に2012年10月16日に本作の英語版販売タイトルである『FATAL FURY』も配信され、内容は言文が英語以外は内容は前述と同じ[注 5]
後にアケアカNEOGEOの1作品としても配信。MVS版を配信。
PlayStation 4版
アケアカNEOGEOの1作品として配信。MVS版を配信。
Xbox One版
アケアカNEOGEOの1作品として配信。MVS版を配信。
Nintendo Switch版
アケアカNEOGEOの1作品として配信。MVS版を配信。

スタッフ編集

  • プロデューサー:川崎英吉
  • ディレクター:西山隆志
  • 企画:TSUKAMICHI(塚本高史)、DERU DERU(伊東正剛)
  • キャラクター・デザイン:PONSUKE、TSUKAKINGYO、DERU DERU(伊東正剛)、MORIYAN、SOMATOREENO、LUCKY OKKIY、BOKO PYON、SOE SOE!
  • キャラクター・バックアップ:KAKAREE SAKITA(さきたこういち)、KAMA KAMA、KIMURYAER(きむらたけし)、WADARIAN、BATAYAN、TABUI CHANG、OCHIAI SHUNIN、TAKEPY、SIMACHANG
  • プログラマー:YAMATAN、KURA
  • プログラム・バックアップ:KONCHANG、NAKAMUURA
  • サウンド:KONNY(西田和弘)、YOKOCHANG(おさかようこ)、MURAISAN、TARKUN(田中敬一)、TATE&BUNNYBOYS、松本裕司、MICHAEL BEARD、GOODAM KAKREE
  • ゲーム・アシスタント:MIYAGAMI T.100、S.AKUTAGAWA、TOME、POPYU NATHU 3、TAROU、MUKAI
  • スペシャル・サンクス:1ST OPERATION STAFF、ALL SNK STAFF

評価編集

評価
レビュー結果
媒体結果
Computer and Video Games94% (NG)[11]
85% (MD)[12]
Eurogamer7/10点 (Wii)[13]
ファミ通24/40点 (SFC)[14]
24/40点 (MD)[15]
GameFan348/400点 (MD)[16]
GamePro5/5点 (NG)[17]
NintendoLife           (Wii)[13]
Maximum      (NG)[18]
ファミリーコンピュータMagazine21.07/30点 (SFC)[4]
(総合130位)
Aktueller Software Markt9/12点 (SFC)[19]
メガドライブFAN23.1/30点 (MD)[20]
Sega Force89/100点 (MD)[21]
Mean Machines84/100点 (MD)[21]
受賞
媒体受賞
第6回ゲーメスト大賞大賞10位[2]
ベストアクション賞7位[2]
ベストVGM賞8位[2]
年間ヒットゲーム4位[2]
プレイヤー人気4位[2]
アーケード版

ゲーム誌『ゲーメスト』の企画「第6回ゲーメスト大賞」(1992年度)において、大賞10位、ベストアクション賞7位、ベストVGM賞8位、年間ヒットゲーム4位、プレイヤー人気4位、ベストキャラクター賞では「テリー・ボガード」が13位を獲得した[2]

スーパーファミコン版

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計24点(満40点)[14]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、21.07点(満30点)となっている[4]。この得点はスーパーファミコン全ソフトの中で130位(323本中、1993年時点)となっている[4]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.88 3.58 3.32 3.77 3.23 3.29 21.07
メガドライブ版

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、6・7・6・5の合計24点(満40点)[15]、『メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、23.1点(満30点)となっている[20]。また、同雑誌1993年7月号特別付録の「メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」では、「登場するキャラクタは2人減ったものの、完全移植に近い出来ばえ」、「派手な必殺技がバンバン出せるのが楽しい」と紹介されている[5]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.1 3.6 3.7 4.0 4.2 3.5 23.1

漫画編集

餓狼伝説 -新たなる闘い-(『ゲーメスト』版)
雲緒霞(原作)・LEO ADVER(作画)著。全1巻(絶版)。オリジナルキャラクターのメディア・クメール(ヒロイン)とスラッシュ・ローゼンマイヤー(事件の黒幕)が登場し、初代『餓狼伝説』の後日談としてオリジナルストーリーが展開されている。この作品にはサイボーグ化したギースが登場するが、彼は前述のスラッシュの配下でしかなかった。
『ゲーメスト』での連載には『餓狼2』のプロモーション的な側面もあり、テリーのコスチューム(ジャンパー)は当初『餓狼伝説』に準じたものだったのがギースとの戦いで袖を破られてベスト状になったり、スラッシュとの戦いにおいて(未完成の)超必殺技・パワーゲイザーを繰り出したりと、『餓狼2』で表現された要素に繋がる描写も盛り込まれている。
SNK公式ストーリー 餓狼伝説2(『ゲーメスト』版)
MONDO.恵著。全2巻(絶版)。SNK監修による公式ストーリーであり、『餓狼2』のストーリーをなぞって『餓狼伝説3』に繋がる内容となっている。
餓狼伝説SPECIAL(『ゲーメスト』版)
TAMON(原作)・MONDO.恵(作画)著。全1巻(絶版)。こちらは『餓狼SP』のストーリーをなぞっている。
餓狼伝説(『コミックボンボン』版)
細井雄二著。ゲームシリーズの推移に伴い『餓狼伝説2』と『餓狼伝説3』も連載された。
『餓狼伝説』と『餓狼伝説2』はタカラ発売のSFC版『餓狼伝説』シリーズを、『餓狼伝説3』はAC版を原作としている。
基本的なストーリーは原作をなぞっているが、漫画オリジナルの技・設定・展開も多い。また『サムライスピリッツ』の覇王丸服部半蔵ガルフォードナコルルの子孫らと共闘する展開も描かれているが、この話は担当編集者がSNKに許可を取らずに案を出した事から、後に抗議が来る事になり単行本未収録となった[22]
単行本は『餓狼伝説』全2巻、『餓狼伝説2』全4巻、『餓狼伝説3』全2巻(いずれも絶版)。雑誌掲載時の原稿の描き直しや、『ボンボン』増刊号掲載のエピソードを本誌掲載分と繋げるためのストーリー変更などが若干存在する。
餓狼伝説 戦慄の魔王街(『コミックボンボン』増刊号版)
石川賢著。テリー・アンディ・ジョー・不知火舞・ビッグベアの5人が、中国の奥地で武帝王の復活を企むギースや百鬼衆と対決するというオリジナルストーリー。本作においては上記の6人の他はジェフとタンが回想で登場したのみで、それ以外の原作キャラクターは登場しない。ギースの配下や民間人などは全て漫画オリジナルキャラクターとなっている。
単行本は全2巻。後に大都社からも全1巻で復刻された(いずれも絶版)。
餓狼伝説スペシャル(『月刊コロコロコミック』版)
山下高弘著。『餓狼SP』に登場するキャラクターたちの4コマギャグ漫画。
題材となった『餓狼SP』に登場するキャラクターの内、ビリー・カーン、アクセル・ホークローレンス・ブラッドチン・シンザン、タン・フー・ルーの5人は登場しない。
餓狼伝説3(リイド社版)
関口シュン著。『餓狼伝説3』の内容をなぞった内容。単行本はSPコミックスより全1巻(絶版)。
ギース・ハワード外伝(『ゲーメスト』版)
天獅子悦也著。シリーズを代表する悪役・ギースが、いかにしてサウスタウンで成り上がっていったのかを描く。
単行本は『ギース・ハワード外伝』と『闇のギース』の2冊が出版された(いずれも絶版)。

漫画オリジナルキャラクター編集

メディア・クメール
『新たなる闘い』に登場。同作のヒロイン。『餓狼2』のテリーのエンディングにゲスト出演しているが、『餓狼SP』のエンディングでは別のキャラクターに差し替えられている。
スラッシュ・ローゼンマイヤー
『新たなる闘い』に登場。同作の最後の敵。
シェリー
『新たなる闘い』に登場。メディアがイース・ヴィレッジに住んでいた頃の友人で、ギースのファン。
赤面(レッドマスク)
細井雄二版『餓狼伝説』に登場。ギース親衛隊の殺人部隊長であり、他の親衛隊と違って赤い仮面を被っている。
リヒャルト・シュトロハイム
細井雄二版『餓狼伝説2』に登場。クラウザーの実の息子であり、故人。容姿はアンディに酷似している。
ロブ
細井雄二版『餓狼伝説3』に登場。食堂を経営している。警察官だった頃、同僚をハリーに殺された過去を持つ。
ジミー
細井雄二版『餓狼伝説3』に登場。ロブと一緒に過ごしている少年で、スティーブの息子。ロブから聞かされたテリー・ボガードに憧れている。
チビ
細井雄二版『餓狼伝説3』に登場。ジミーの飼っている犬。ジミーを守るためハリーの手下に飛びかかるも、返り討ちにされ死亡した。
スティーブ
細井雄二版『餓狼伝説3』に登場。故人。ロブの警察官時代の同僚だったが、ハリーに惨殺された。
ハリー
細井雄二版『餓狼伝説3』に登場。街を牛耳る無法者の集団「マッドドッグ団」のリーダー。
呂 仁丹(ろ じんたん)
『戦慄の魔王街』に登場。ギースによって魔王街に集められた民間人の少年。
自雷坊(じらいぼう)
『戦慄の魔王街』に登場。ギースの側近で、幻覚の使い手。
ホム・チャック
『戦慄の魔王街』に登場。ムエタイの超ヘビー級チャンピオン。
馬頭竜(ばとうりゅう)
『戦慄の魔王街』に登場。人間を武器として使用する技を使う巨漢。
リュオ・ヒムラー
『戦慄の魔王街』に登場。魔王街第四竜工場区の工場長で、身体をサイボーグに改造している。
鬼竜幽心(きりゅう ゆうしん)
『戦慄の魔王街』に登場。古くより武帝王に仕える百鬼衆の総帥であり、熱波を操る。
乱雀(らんじゃく)
『戦慄の魔王街』に登場。百鬼衆の一員。
狂獣豪(きょうじゅうごう)
『戦慄の魔王街』に登場。百鬼衆の一員。
武帝王(ぶていおう)
『戦慄の魔王街』に登場。次元の狭間を彷徨う悪霊のエネルギーを取り込んでいる。
3000年間眠りについていたが、ギースが復活の儀式を行ったことによって復活した。
孤島の鬼
『ギース・ハワード外伝』に登場。鬼哭岳特別刑務所に収監されている殺人犯。
70歳を超える老齢でありながら、強力な殺気を操ることで素手で人間の頭を吹き飛ばすほどの力を持ち、その圧倒的な力から刑務所を私物化し実質的な日本国お抱えの殺し屋として活動していた。
ジュリア反町
『闇のギース』に登場。山崎竜二を慕っていた女性。

パチスロ・パチンコ編集

パチスロ
  • 餓狼伝説(2006年、SNKプレイモア)
  • 餓狼伝説Special(2008年、SNKプレイモア)
  • 餓狼伝説☆双撃(2012年、SNKプレイモア)
パチンコ

サウンドトラック編集

脚注編集

注釈編集

  1. ^ 当時は4つのゲームを切り替えるMVSでの稼働が主流だったので、作品を示すパネル以外にインストカードを掲示する店は皆無で、この3つの初期技を知らずにゲームを進めていく事例が多かった。
  2. ^ 必殺技のモーションとコマンドしか公開されないので、インストラクションカードに掲載されていない技の名称は当時不明だった。
  3. ^ 毎試合ごとに乱入のような形で2人プレイができるが、最終ボスのギース戦ではできない。また、二人とも体力がパーフェクトだとさらにボーナスが入る。
  4. ^ ROM容量はパッケージに記載。
  5. ^ ただし移植元が同じということだけで、一部のキャラクターの必殺技コマンドに国内販売版とは差異がある。

出典編集

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  1. ^ a b c 株式会社QBQ編 『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118704 p40-41
  2. ^ a b c d e f g 「ゲーメスト大賞11年史」『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、 14 - 15頁、 ISBN 9784881994290
  3. ^ 『ALL ABOUT SNK対戦格闘ゲーム』 369頁。
  4. ^ a b c d 「8月情報号特別付録 スーパーファミコンオールカタログ'93」『SUPER FAMICOM Magazine』、徳間書店、1993年8月1日、 9頁。
  5. ^ a b 「7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」『メガドライブFAN』第5巻第7号、徳間書店、1993年7月15日、 10頁。
  6. ^ SNKプレイモアプレスリリース - Wii(R)のゲームソフト配信サービス“バーチャルコンソール”向け配信タイトルの決定について
  7. ^ a b c 『スーパーファミコンクソゲー番付』 96-97頁。
  8. ^ 『懐かしスーパーファミコン パーフェクトガイド]』 16頁。
  9. ^ 当時の雑誌『ファミリーコンピュータMagazine』などに記載。
  10. ^ 『メガドライブ・MEGA-CD オールソフトカタログ』(ソフトバンクムック)の紹介ページより。
  11. ^ https://archive.org/stream/computer-video-games-magazine-124/CVG124_Mar_1992#page/n63/mode/1up
  12. ^ Computer and Video Games, issue 138, pages 62-63
  13. ^ a b Fatal Fury for Wii (2007) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年11月5日閲覧。
  14. ^ a b 餓狼伝説 宿命の闘い まとめ [スーパーファミコン]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2017年11月5日閲覧。
  15. ^ a b ファミコン通信』、アスキー、1993年4月30日。
  16. ^ GameFan, volume 1, issue 5 (April 1993), pages 14 & 24-25
  17. ^ GamePro, issue 34 (August 1992), page 66
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  19. ^ Fatal Fury for SNES (1992) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年11月5日閲覧。
  20. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 832頁、 ISBN 雑誌26556-4/15{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。
  21. ^ a b Fatal Fury for Genesis (1993) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年11月5日閲覧。
  22. ^ 突撃ボンボン第12回(ゲスト:細井雄二先生)”. コミクリ!. 講談社 (2018年7月3日). 2018年7月3日閲覧。

関連項目編集

参考文献編集

外部リンク編集