クリストファー・ノーラン

イギリスの映画監督 (1970-)

サー・クリストファー・ノーラン(Sir Christopher Nolan, 1970年7月30日 - )は、イギリス系アメリカ人脚本家映画監督映画プロデューサー

クリストファー・ノーラン
Christopher Nolan
Christopher Nolan
2018年
生年月日 (1970-07-30) 1970年7月30日(53歳)
出生地 イングランドの旗 イングランドロンドン
国籍 イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業
活動期間 1989年 -
配偶者 エマ・トーマス(1997年 - )
著名な家族 ジョナサン・ノーラン(弟)
主な作品

 
受賞
アカデミー賞
作品賞
2023年オッペンハイマー
監督賞
2023年『オッペンハイマー』
ニューヨーク映画批評家協会賞
監督賞
2023年『オッペンハイマー』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
脚本賞
2001年メメント
放送映画批評家協会賞
監督賞
2023年『オッペンハイマー』
オリジナル脚本賞
2001年『メメント』
アクション映画賞
2008年ダークナイト
2010年インセプション
SF/ホラー映画賞
2014年インターステラー
MTVムービー・アワード
新人監督賞
2002年『メメント』
AFI賞
脚本賞
2001年『メメント』
英国アカデミー賞
作品賞
2023年『オッペンハイマー』
監督賞
2023年『オッペンハイマー』
ゴールデングローブ賞
監督賞
2023年『オッペンハイマー』
セザール賞
名誉賞
2023年
日本アカデミー賞
最優秀外国語作品賞
2008年『ダークナイト』
ブルーリボン賞
  • 外国作品賞
  • 2008年『ダークナイト』
その他の賞
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1970年生まれロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ卒業長編映画脚本から監督製作までを務める映画製作者である。制作会社・シンコピー・フィルムズを率いており、製作(出資や本国での配給)は2020年の『TENET テネット』まではワーナー・ブラザース・ピクチャーズが、2023年の『オッペンハイマー』からはユニバーサル・ピクチャーズが担っている。

自身の弟ジョナサンとの共同脚本も多く、2001年の『メメント』ではジョナサンによる当時未公開の小説英語版をもとに、2005年から2012年の『ダークナイト トリロジー』や2014年の『インターステラー』ではジョナサンによる脚本の原案をもとに、それぞれ執筆した。製作1997年短編映画Doodlebug英語版』以降、自身の妻エマ・トーマスと共同で務めている。

経歴 編集

ロンドンコピーライターの父と客室乗務員の母のもとに生まれる[1][2]。父親はイングランド人、母親はアメリカ人であるため、イギリスアメリカの国籍を持つ。幼少の頃はロンドンシカゴの両方で過ごした。その後ハートフォードシャーインデペンデント・スクールであるヘイリーベリー・アンド・インペリアル・サービス・カレッジを卒業後、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン大学に入学。英文学を学ぶ傍ら、短編映画の制作をはじめる。映画製作ではなく英文学を専攻した理由については「視野を広げるため」と語っている。大学を選んだ理由は映画製作施設の整っていることも挙げており、同大学の映画ソサエティの部長を務めた。

デビューとブレイク 編集

子供の頃から8ミリで撮影を始め、1989年に短編「tarantella」が公共放送サービスで放映される。1999年脚本撮影・共同編集監督・共同製作を担った『フォロウィング』で長編映画にデビュー。2001年の『メメント』では弟のジョナサン・ノーランの短編を原作にしており、低予算ながらも時系列を逆行したストーリーが全米の口コミで話題を呼び、興行的には異例の成功を収める。また、弟と共にアカデミー脚本賞にもノミネートされた。

『ダークナイト トリロジー』での成功 編集

メメント』の成功により一気にハリウッドでも注目を浴びるようになると、2002年の『インソムニア』では監督として雇われ、成功を再び収める。更には『バットマン』シリーズの脚本・監督に抜擢され、2005年公開の『バットマン ビギンズ』では期待に反し平凡な興行成績に留まるも、2008年公開の続編『ダークナイト』は公開6日で『バットマン ビギンズ』の興行収入を超えて『バットマン』シリーズ最大のヒットとなり、最終的に全米興行収入歴代2位、世界興行収入歴代4位を記録した(全て公開時)。また、悪役「ジョーカー」を演じたヒース・レジャー第81回アカデミー賞助演男優賞を死後受賞したが、その年のアカデミー作品賞にノミネートされなかったことが物議を醸した(この議論を受け、翌年からアカデミー賞は作品賞の候補作品数を5作品から最大10作品にまで引き上げた)。この作品の成功によりノーランが脚本・監督したこのシリーズは『ダークナイト トリロジー』と呼ばれるようになった。2012年公開の完結作『ダークナイト ライジング』でも監督を務めた。

2010年代 編集

 
2013年

2010年代に入ると、製作費1億ドル超(所謂ビッグバジェット)のオリジナル作品を連発していくようになる。2010年のSFアクション映画インセプション』では、その年の全世界興行成績4位となる約8億ドルを記録。第83回アカデミー賞では作品賞を含む8部門にノミネートされると、撮影賞を含む技術部門で4冠を獲得した。2014年のSF映画インターステラー』でも、全世界興行収入で約6億ドル強を記録。2017年公開の『ダンケルク』では、自身としては初となる歴史物に挑戦。第二次世界大戦におけるダンケルク大撤退を陸海空の3視点で描き、全世界で約5億ドルの興行成績を叩き出した。また、第90回アカデミー賞では作品賞を含む8部門にノミネートされ、技術部門で3冠を受賞し、自身も初の監督賞ノミネートを果たした。

2020年代 編集

2019年1月25日には、次回作『TENET テネット』の公開日が2020年7月17日であるとワーナー・ブラザースが発表した。しかし新型コロナウィルス感染拡大の影響でアメリカ国内では映画館が閉鎖されている状況を受け、公開日は7月31日、8月12日と延期され、最終的には8月26日に欧州から段階的に世界で公開し、全米公開は9月2日となった(日本国内公開は当初の予定通り9月18日)。この影響で、『TENET テネット』の全米興収は約5700万ドルと大きく低迷、興行としては失敗に終わった(ただし2020年の全世界興行収入としては5位である[3])。

2021年9月、ノーランは次回作の製作と配給をこれまでのワーナーからユニバーサル・ピクチャーズに変えることが決まったと報じられた。これにより、ノーランは2002年公開の『インソムニア』から約20年間続いてきたワーナーとの関係が解消することになる[4]

2023年7月21日、ユニバーサルの配給で『オッペンハイマー』が公開。脚色(オリジナル脚本ではなくバードとシャーウィンの原作に基づく)・監督・製作を兼任し、製作費1億ドルを投じた三時間の大作である。タイトルロールを演じるキリアン・マーフィーをはじめ、マット・デイモンケネス・ブラナーマシュー・モディーンデヴィッド・ダストマルチャンなど、過去ノーラン監督作品に出演歴のある俳優がキャスティングされた。フィルムによる撮影と関連技術の洗練を図るノーランの意向[5]からコダック、IMAX、パナビジョンと現像所のフォトケムが連携し、撮影は65mmフィルムが全面的に使われ(デジタル撮影ゼロではない)、現像やデジタル処理で色彩を抜く工程を採らずIMAXカメラで白黒フィルムを使いたいというノーランの求めに応じ、コダックは特別な生産ラインを仕立て製品ラインナップに無いモノクロームネガ"Double-X/5222"の65mm版を提供[6]。IMAXフィルム撮影を白黒で敢行した史上初の作品となった。やはり1憶ドル規模で製作されワーナーが配給した映画『バービー』と同日公開された[7]が、上映時間や公開直前に開始された全米俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキでプロモーション活動が充分に行えなかった状況も不利に働かず、2023年内に全世界で10憶ドル近い収益を上げた。評価も高く、ノミネート13部門のうちノーラン自身が監督および作品賞含め7部門で受賞した第96回アカデミー賞をはじめ、6度目のノミネートで受賞に至ったゴールデングローブ賞の監督賞など、個人/作品の両面で得賞が続いている。 この功績を受けてナイトの称号が与えられることになった。妻のエマにもデイムの称号が与えられる。[8]

私生活 編集

1997年に大学の同級生であり映画プロデューサーのエマ・トーマスと結婚。4人の子供と共にロサンゼルス在住。

作風 編集

  • インターネット嫌いを公言しており、『インターステラー』にはパソコン携帯電話などインターネットを想起させるものは出さなかった。その理由として「ネットのせいでみんな本を読まなくなった。書物は知識の歴史的な体系だ。ネットのつまみ食いの知識ではコンテクストが失われてしまう」[9]と語っている。
  • ダークナイト』ではCGではない本物のビルを丸ごと1棟爆破して撮影を行った。『インターステラー』で使われている一部の地球の映像はCGではなく実際にジェット機の先端にIMAXカメラを搭載し成層圏で撮ったものである[10]。また、『TENET テネット』では退役した飛行機(ボーイング747)を購入し、実際に倉庫に激突させて撮影をした。大掛かりな撮影が困難な時はミニチュアなどによる特撮を起用し極力CGの使用を避けている。とはいえ背景合成やワイヤー消しといったデジタル画像処理は欠かせず、本来CGI主体のプロダクションであるDNEGとニューディール・スタジオにアカデミー視覚効果賞3つをもたらしている。
  • 撮影現場では第二班(本編撮影とは別に、背景やアクションシーンなど、ドラマシーケンス間を構成する、つなぎのシーケンスを担当する撮影チーム)監督をほとんど使わず、自らカメラの横に立って撮影を行う姿勢を貫いている。
  • 同じ俳優を積極的に起用することで知られる。特にマイケル・ケインは『バットマン ビギンズ』以降8作品に続けて出演した(『ダンケルク』はカメオ出演、『オッペンハイマー』には出演せず)。
  • 主要な製作スタッフを固定することでも知られ、『プレステージ』以降の監督作全てで音響設計を担当(デヴィッド・フィンチャー作品におけるレン・クライス同様に)しているリチャード・キングは、アカデミー音響編集賞をノーラン作品で3回受賞している。音楽をハンス・ジマー(『バットマン ビギンズ』以降の監督作6作品)、編集をリー・スミス(『バットマン ビギンズ』から7作品)、美術をネイサン・クロウリー(『バットマン ビギンズ』から6作品)が担当。『TENET テネット』と『オッペンハイマー』では音楽をルドウィグ・ゴランソン、編集をジェニファー・レイムに依頼している。撮影は『メメント』以降『ダークナイト ライジング』まで一貫してウォーリー・フィスターを起用していたが、フィスターが映画監督を志向したため、『インターステラー』以降はオランダの撮影監督であるホイテ・ヴァン・ホイテマを起用。2018年ワーナーの依頼で『2001年宇宙の旅』の修復プロジェクトを主導した際にもホイテマを引き入れた。
  • IMAXを初めて長編映画で使用した監督である。最初の作品は『ダークナイト』。IMAX以外のラージフォーマットと35mmフィルムのシネマスコープ、スーパー35も併用されており、以降作品はみな一貫した画面アスペクト比を持たず、映画館やホームメディアの条件によって複数の画郭が切り替わる。
  • 現在の映画界ではほとんどの監督がデジタルカメラで撮影しているが、彼はフィルムを使った撮影を行っている。2014年8月には、他の数人の映画監督と共に映画スタジオに働きかけ、フィルムメーカーのコダックから今後 一定量のフィルムを購入する契約を締結させたため、経営難だったコダックはフィルム製造の継続が可能になった[11]
  • 音響面では「無限音階(シェパード・トーン)」を多用していて、ほぼ全作品で使われている。
  • 超大作ながらも脚本はオリジナルであることが多く、作家主義と大作主義の両立に最も成功している一人と評される[12]
  • 『007』シリーズのファンであり、2010年の『インセプション』公開時に初めて「いつかボンド映画を監督したい」と発言しており、現在もシリーズのプロデューサーと話し合いを続けている。特に『女王陛下の007』が気に入っていると述べている[13]。また、『バットマン』シリーズや『インセプション』がボンド映画の影響を受けていることも明かしている[14]。『バットマン』3部作を監督するにあたって最も影響を受けた映画として、リチャード・ドナー監督の『スーパーマン』と「007」シリーズ、特に『007 ロシアより愛をこめて』を挙げ[15]、『ダークナイト』ではヒース・レジャー演じるジョーカーが『ロシアより愛をこめて』に登場するナイフ付きの靴を使用するシーンがある。また『私を愛したスパイ』以来「007」シリーズでフィジカル・エフェクトやミニチュア撮影を担当しているクリス・コーボールドを特技監督に起用し、『007 サンダーボール作戦』末尾のフルトン回収システムを『ダークナイト』に「スカイフック」として登場させ、『消されたライセンス』冒頭の飛行機を飛行機で釣り上げる場面は『ダークナイト ライジング』でそっくりな見せ場を作っている。
  • 2013年には「Sight and Sound マガジン」にて、好きな映画として『殺し屋たちの挽歌』(1984年)、『十二人の怒れる男』(1957年)、『シン・レッド・ライン』(1998年)、『怪人マブゼ博士』(1933年)、『ジェラシー』(1980年)、『戦場のメリークリスマス』(1983年)、『宇宙へのフロンティア』(1989年)、『コヤニスカッツィ』(1983年)、『アーカディン/秘密調査報告書』(1955年)、『グリード』(1925年)の10本を挙げている[16]

フィルモグラフィ 編集

長編映画 編集

公開年 タイトル 配給会社 RTスコア IMDbスコア 興行収入
(全世界)
クレジット
1998 フォロウィング
Following
モメンタム・ピクチャーズ 76% 7.6 $48,482 脚本撮影・共同編集監督・共同製作
2000 メメント
Memento
ニューマーケット・フィルムズ 93% 8.6 $40,047,078 脚本・監督
2002 インソムニア
Insomnia
ワーナー・ブラザース 92% 7.2 $113,758,770 監督
2005 バットマン ビギンズ
Batman Begins
85% 8.3 $374,218,673 脚本・監督
2006 プレステージ
The Prestige
タッチストーン・ピクチャーズ
ワーナー・ブラザーズ
76% 8.5 $109,676,311 脚本・監督・製作
2008 ダークナイト
The Dark Knight
ワーナー・ブラザーズ 94% 9.0 $1,006,234,167 原案・脚本・監督・共同製作
2010 インセプション
Inception
87% 8.8 $836,848,102
2012 ダークナイト ライジング
The Dark Knight Rises
87%[17] 8.8 $1,084,939,099
2014 インターステラー
Interstellar
ワーナー・ブラザーズ
パラマウント映画
73% 8.6 $701,729,127 脚本・監督・製作
2017 ダンケルク
Dunkirk
ワーナー・ブラザーズ 92% 7.9 $527,268,280
2020 TENET テネット
Tenet
70% 7.5 $365,304,105
2024 オッペンハイマー
Oppenheimer
ユニバーサル・ピクチャーズ 93% 8.6 $957,537,905

短編映画 編集

公開年 タイトル クレジット 備考
1989 Tarantella 脚本・製作・監督 未公開
1995 Larceny
1997 Doodlebug 脚本・撮影・編集・美術・監督 初監督作品
2015 Quay 監督 ドキュメンタリー

製作 編集

公開年 タイトル クレジット
2013 マン・オブ・スティール
Man of Steel
製作・原案
2014 トランセンデンス
Transcendence
製作総指揮
2016 バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
Batman vs Superman: Dawn of Justice
2017 ジャスティス・リーグ
Justice League
2021 ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット
Zack Snyder's Justice League


出演 編集

公開年 タイトル 役名
2012 サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ
Side by Side
本人役

参考文献 編集

  1. ^ Can't get him out of our heads” (英語). The Age (2002年9月8日). 2023年8月4日閲覧。
  2. ^ Ariel Leve at the Wayback Machine (archived 2010-03-14)
  3. ^ 2020 Worldwide Box Office” (英語). Box Office Mojo. 2021年11月12日閲覧。
  4. ^ 「映画館での上映」にこだわるC・ノーラン監督、新作では20年にわたるワーナーとの関係を解消”. MOVIE WALKER PRESS (2021年9月20日). 2021年9月21日閲覧。
  5. ^ 株式会社インプレス (2022年3月24日). “IMAX、次世代フィルムカメラの開発発表。2023年後半投入”. AV Watch. 2023年8月8日閲覧。
  6. ^ Cinematographer Hoyte van Hoytema NSC FSF ASC gets up-close &…” (英語). Kodak. 2023年8月8日閲覧。
  7. ^ 『バービー』に関しては英語版wikiで「製作費以外にマーケティングで1.5億ドルが投じられた」というVariety誌の記事が紹介されている。
  8. ^ https://www.cinematoday.jp/news/N0142225
  9. ^ 町山智浩『映画と本の意外な関係!』集英社、2017年1月。ISBN 978-4-7976-8005-8 
  10. ^ Lussier, Germain (2013年11月18日). “Christopher Nolan Installed An IMAX Camera On A Learjet For 'Interstellar'” (英語). /Film. 2023年8月4日閲覧。
  11. ^ J・J・エイブラムス監督、クリストファー・ノーラン監督らがフィルムを救う : 映画ニュース”. 映画.com. 2023年8月4日閲覧。
  12. ^ “大監督”クリストファー・ノーランの作家性ーー映像作家と劇作家、ふたつの側面から徹底考察”. Real Sound|リアルサウンド 映画部. 2019年1月13日閲覧。
  13. ^ Jolin, Dan (2010年7月). “Crime of the Century”. Empire: pp. 91 
  14. ^ クリストファー・ノーラン、ボンド映画監督への意欲に再言及 : 映画ニュース”. 映画.com. 2023年8月4日閲覧。
  15. ^ C・ノーラン監督、故ヒース・レジャーにバットマン役をオファーしていた : 映画ニュース”. 映画.com. 2023年8月4日閲覧。
  16. ^ クリストファー・ノーラン監督、大島渚監督「戦場のメリークリスマス」を6位に選出 : 映画ニュース”. 映画.com. 2023年8月4日閲覧。
  17. ^ The Dark Knight Rises” (英語). Rotten Tomatoes (2012年7月20日). 2023年8月4日閲覧。

関連項目 編集

関連文献 編集

  • トッド・マガウアン『クリストファー・ノーランの嘘/思想で読む映画論』(井原慶一郎訳、フィルムアート社、2017年)、ISBN 978-4845916221
  • イアン・ネイサン『クリストファー・ノーラン 時間と映像の奇術師』(阿部清美訳、フィルムアート社、2023年)、ISBN 978-4845921423
  • マーク・コッタ・ヴァズ『クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE』 (阿部清美訳、DU BOOKS、2021年)、ISBN978-4866471365

外部リンク 編集