タイガーマスクW

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タイガーマスクW』(タイガーマスクダブル)は、2016年10月2日未明(1日深夜)[1]からテレビ朝日ほかで随時放送(詳細は後述)されている、東映アニメーション(東映動画から社名変更)が制作するテレビアニメ

タイガーマスクW
ジャンル プロレス格闘アニメ
アニメ
原作 梶原一騎辻なおき
シリーズディレクター 小村敏明
シリーズ構成 千葉克彦
キャラクターデザイン 香川久
音楽 高梨康治(Team-MAX)、刃-yaiba-
アニメーション制作 東映アニメーション
製作 テレビ朝日、東映アニメーション
放送局 テレビ朝日系列
放送期間 2016年10月2日 -
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

キャッチコピーは、「最強の虎は 俺かお前か」。

目次

概要編集

本作は、梶原一騎原作・辻なおき作画によるプロレス漫画『タイガーマスク』を原典として1969年 - 1971年(昭和44年 - 昭和46年)に制作・放送された連続テレビアニメ『タイガーマスク』(以下「第1作目」)の続編として制作されている。

タイガーマスクと題されたアニメ作品が放送されるのは、第1作目の後に作られた『タイガーマスク二世』(以下『二世』)以来、約34年半ぶりとなる。なお、『二世』にも漫画版が存在しているが、本作の漫画版は存在せず、本作で描かれたストーリーは原典をベースにしている部分もあるが基本的にはアニメ独自のものである(#過去作との関わりも参照)。メインストーリー以外では、ギャグ作品に定評のある脚本家・浦沢義雄(ほか数名)によるコメディ中心の回が数回あることや、2クール(第13話)以降の女子プロレスラー登場などが代表的な独自要素である。これらは男性レスラーたちの戦いのみをシリアスかつストイックに描いていた第1作目とは一線を画し、物語にバラエティ豊かな色を添えている。

本作でも新日本プロレスが『二世』の当時同様に全面協力し、同団体に所属する実在のプロレスラーも実名で登場する[2][3]。一部のレスラーは、声の吹き替えも本人自身が行っている。

テレビ放送は、テレビ朝日系列フルネット24局すべてをカバーしている。他系列放送も扱うクロスネット局福井放送テレビ宮崎)では未放送である。

過去2作と違って、現時点では全局で深夜帯の放送(深夜アニメ)となっている(メ〜テレでは第1話 - 第11話まで早朝帯にて放送していた)。

テレビ朝日は『プロレスアワー』、ABCは『マッスルサンデー』という名称で、本作とプロレス中継番組ワールドプロレスリング』(『ワープロ』)の2番組によるコンプレックス編成となり、一部の局を除いて放送時間は『ワープロ』の前(第1部)か後(第2部)の枠に置かれ[注 1]、同番組とも連動する形となる[1]。この連動企画の最大の目玉として、かつて『二世』放送時に現実のレスラーとしての「タイガーマスク」が登場したように「タイガーマスクW」と名乗るプロレスラーが新日本プロレスの興行に登場し、不定期ながら現実のリングで戦っている(現実の「タイガーマスクW」の詳細は、プロレスラーとしての「タイガーマスク」の項などを参照)。

制作略歴編集

2016年3月、新日本プロレスのオーナーを務める木谷高明ブシロード[注 2]社長)が「タイガーマスクの新作アニメ企画が進行中である」ことを明らかにする[4]。同月25日には東映アニメーションも同社創立60周年記念企画の一環として製作することを発表[5]。同年7月22日に正式タイトルとキービジュアル、およびストーリー概要とメインスタッフが公開、同年8月17日に「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」にて行われたイベントで主要キャラクターの配役が発表[6]。その後も本放送開始までに登場人物と配役者が随時公開。ミスターXやアニメ第1作目に登場したオリジナルキャラクター・高岡拳太郎に当時と同じ声優が声をあてて再登場することもその際に発表された。
映像面においても「第1作目」の荒々しい劇画チックな作画を現在のデジタル2DCGアニメで出来るだけ再現しようとしており、撮影スタッフの努力もあって独特の雰囲気を出している。

第6話ではアニメ第1作目で最終話を含め19回演出を手掛けた勝間田具治が『二世』第12話以来35年ぶりにタイガーの演出を行った。

過去作との関わり編集

概要で述べたように、本作品は「(アニメ版)第1作目」の続編として設定されており、時系列的には「第1作目」の時代から約半世紀(40数年)後の話となっている(劇中でも「半世紀ほど前〜」というセリフがある)。
「第1作目」最終回で初代タイガーマスク=伊達直人(以下「初代」)は虎の穴の最高幹部タイガー・ザ・グレートをリングの試合で倒し、組織を壊滅に追いやったものの、その試合中に伊達直人としての素顔を明らかにされた[注 3]ことを機に失踪。以後一切の消息を絶ちプロレス界から姿を消したとされている。だが十数年後に虎の穴は何者かによって組織の活動方針を微妙に変化させて復活、『W』の物語へと続く。
この流れから『二世』と本作は話が直接続かなくなっており(『二世』は「伊達直人が交通事故で死んだ」という漫画版のラストを受けた設定になっている)、いわゆるパラレルワールドの関係になる。

なお漫画版固有の設定も一部受け継がれている。劇中で高岡拳太郎がナオトを特訓した富士山麓の施設は、漫画版『タイガーマスク』に登場した「みなしごランド」建築予定地の地下にあった施設を初代から受け継いだものであり、地上に崩壊したタイガーマスク像があるのはその名残りとされている[7]

ストーリー編集

この物語は、数奇な運命により「虎」となった二人の若きプロレスラーの闘いを描く。一人は光の、もう一人は闇の道を征くが、その道は時に交差し、やがてプロレス界に巨大な「W」の嵐を吹き荒らすことになる。

序章(1話・3話)
ある日、海外プロレス界にその名を轟かすメジャー組織「GWM(グローバル・レスリング・モノポリー)」が国内の中堅団体「ジパングプロレス」の興行に招聘され対抗戦を開催。そのメーンイベントで悲劇は起こった。GWMトップ悪役(ヒール)「イエローデビル」が団体の代表レスラー・藤井大助を徹底的に痛めつけ再起不能にしたのだ。団体の長を失ったジパングプロレスからは次々と選手が去り、大助の息子「藤井タクマ」すらも消息を絶った。唯一人練習場にはデビューしたてのレスラー「東ナオト」が取り残される。呆然とするナオトの前に初老の男「高岡拳太郎」が現れ、いずこかへとナオトを連れていく。
新たなる「虎」たち(1 - 4話)
「あの悲劇」から数年後、GWMはワールドツアーの一環として日本へ再上陸するが、そのメーンイベントに突如、伝説の覆面レスラー・タイガーマスクが乱入し、立ちはだかったメーンイベンター「オーディン」をスペシャルホールドで鮮やかに倒し去った。
このタイガーの正体は、初代タイガーマスク=伊達直人と共にリングで活躍した拳太郎から「虎の遺産」を受け継ぎ、かつて直人が使用していた富士の裾野の秘密鍛錬場で過酷な特訓を乗り越え生まれ変わったナオトであった。ナオトは拳太郎から、イエローデビルやGWMのバックにかつて初代タイガーマスクや拳太郎自身を養成し、一度は初代タイガーがその存在と引き換えに壊滅させるも復活を遂げた闇のプロレス組織「虎の穴」がいることを教えられ、彼と共に新生「虎の穴」をまとめて潰滅させる「計画」を始動したのだ。
そして、その場には「もう1人の虎」タイガー・ザ・ダークもいた。彼の本当の名前は「藤井タクマ」。あのタクマである。父を倒したイエローデビルの挑発的なスカウトにあえて乗り過去の全てを捨て「虎の穴」に入り、凄絶な生存競争に打ち勝って「闇の虎のマスク」を与えられていたのだ。かつて同じ道場で共に競い合ったナオトとタクマだったが、虎となった今、一瞬の邂逅では互いの正体を知る術も無かった。
タイガーの伝説を蘇らせたナオトはGWMのレスラーたちを倒し目的を果たすため、ダークとなったタクマはGWMで伸し上がり、あの日以来行方不明のイエローデビルが自分と闘うため姿を現したくなるほどの強者になるため戦いに身を投じる。
覆面ワールドトーナメント〜虚構の勝利〜(8 - 13話)
その後GWMはタイガーに差し向けた刺客・レッドデスマスクが返り討ちにあい、しばらく鳴りを潜めていたがメガ常設会場・MAXドームのオープングマッチとして「覆面ワールドトーナメント」の開催を発表。エントリーした覆面レスラーの中にイエローデビルもいると知ったタイガーも参戦した。
タイガーは謎のレスラー・ミスタークエスチョンやダークとの闘いに勝利しファイナルマッチに進出、宿願のイエローデビルと闘う。圧倒的な強さに膝を屈しかけるタイガーだが、ついにその試合で完成させた「名無しの必殺技」を見舞い優勝する。だが、このトーナメントで倒したイエローデビルの正体は、大助を負傷させたイエローデビルとは別人であることが判明。ナオトの戦いは振り出しに戻ってしまった。
ヘル・イン・ザ・ホール〜地獄からの脱出〜(19 - 20話)
覆面ワールドトーナメントでタイガーに負けたダークは素顔のタクマに戻り本国へ強制送還、同じく負けた盟友ケビンと共に「虎の処刑」を受ける身になっていたが、起死回生のチャンスを掴める唯一の場と聞いた地下プロレス「ヘル・イン・ザ・ホール」にケビンとタッグを組みエントリーする。同じような境遇のレスラーたちが完全なノールールで戦いあう野試合は知略・裏切り渦巻く混戦となったがこれを何とか乗り切りゴール地点に待つ地獄の門番「ブラックアウト」に挑む。実はロボ兵器だったブラックアウトの強さは文字通り人間離れしたものであり窮地に追い込まれる。しかし期せずして放たれたオーディンの攻撃が結果的に加勢となり、活路が開かれ倒すことができた。二人は晴れて表舞台へ復帰。桁外れの強さを持つGWM世界ヘビー級チャンピオン「ザ・サード」と共に再び日本へ向かう。
ウォーゲーム〜虎の正体〜(23 - 25話)
GWMジャパンのビッグマッチ第二弾「ウォーゲーム」が開催。二人のタイガーをはじめ強豪たちが世界中から集結。そしてザ・サードも緊急参戦した。
奇想天外なトーナメント方式にタイガーやダークは翻弄されるが、やがて引き合うように二人は再戦、今回はダークに軍配が上がり、順当にファイナルマッチに進んでいたサードと戦う。その最中、タクマはサードが「三年前のイエローデビル」であったことを本人の口から聞き、積年の感情を叩きつける猛攻でサードを追い詰める。
だがサードという壁はタクマの想像を超え堅牢で、越えようと登れども頂は遥か高みにあった。タクマはサードに「王者の必殺技」・サクリファイスを喰らい敗北・重症。さらに事前に双方が合意していたとおりマスクを剥ぎ取られ衆目に素顔を晒される。
ICUに緊急搬送されるタクマに駆け寄るタイガーは自分がナオトだと明かし、二人は「数年ぶりの再会」を果たした。彼らの闘いは、まだ終わらない。

登場人物編集

主人公編集

本作では「二頭の虎」とも称される、二人の「タイガー」が登場する。彼らは過去には友人同士だったが、マスクマンとなってからは、前述したとおりお互いの正体は知らないままであったが、タイガー・ザ・ダークがザ・サードに敗れ重傷を負った直後、互いにその正体を知ることになる。

東 ナオト(あずま ナオト) / タイガーマスク
声 - 八代拓[6]
本作の主人公。年齢21歳(第1話開始時点)。体重102kg。
#ストーリーで述べた経緯を経て新たなるタイガーマスクとなり、GWMのトップレスラーを倒したことでプロレス界に彗星のごとく現れた「伝説の名を継ぐレスラー」として俄然注目を浴びる存在となった。
衝撃のデビューを飾った後は新日の永田裕志から熱烈なオファーもあったことや実戦経験の乏しさを埋めるためフリーレスラーとして新日の興行に参加することもあるが、あくまでも彼の目的は打倒イエローデビル・打倒「虎の穴」であり、GWM絡みの試合は最優先となる(「覆面ワールドトーナメント」開催時にも初日が新日の興行と重なったため、選手たちに詫びを入れている)。
トーナメントチャンピオンとなった後は上記の事情に加えて契約でGWMの指定した数試合に出る義務(#ミスXの節を参照)も生じているため、GWMの興行への参加が多くなっている(対キングタイガー戦をもって満了となった)。
初代タイガー(伊達直人)と彼は直接的な関わりは無く、孤児でも無かったが、ジパングプロレスに入る以前(大体17〜8歳ごろ)に住んでいたある地方が大災害に遭って家族も全て喪い天涯孤独の身となっている。呆然とする日々を送っていたがジパングの興行がやってきた時、トップレスラー藤井大助の試合を見て心に火が付き、その場で彼に団体入りを志願、文字通り身一つで練習生となった(ジパング解散後どこにも行かなかったのは、行き場がなかったせいもある)。
藤井大助が入院している病院にお見舞いを重ねるうち看護師のルリコと親しくなり、ほのかに情を抱くようになっているが、自分がタイガーだとは明かしていない。
ザ・サードへの挑戦権をかけたウォーゲームの戦いでダーク(タクマ)とケビンの連携の前に敗れてしまった後、ふくわらマスクからザ・サードこそが仇敵のイエローデビルであることを知らされ[注 4]、さらにダークの正体が旧友のタクマであることを知って煩悶の思いを噛み締め、ザ・サードへの挑戦を焦る余り、GWMのミラクルズに参入し、自ら虎の穴の手駒となってしまう。
だがその一連の行動で新日レスラーたちとの関係は破壊され、その直後に現れたザ・サードに逆上して襲い掛かってしまい、瞬く間に虎の穴の裏切り者として制裁試合の対象となってしまう。しかしミラクル3との戦いで新日勢力の援護を受けて和解にこぎつけることができ、以後新日側のレスラーとしてGWMの日本市場制覇を阻止することでザ・サードとの戦いの機会を伺う立場に立つことになる。
藤井 タクマ(ふじい タクマ) / タイガー・ザ・ダーク
声 - 梅原裕一郎[6]
本作のもう一人の主人公。21歳。身長185cm、体重105kg(第11話時点)。ナオトとはかつてジパングプロレス二人だけの練習生で、デビュー戦の相手でもあった。顔の眉間に、イエローデビル(ザ・サード)に付けられた大きな傷跡がある。
ストーリーで述べた経緯によって「虎の穴」に入り、過酷な訓練の結果卒業試験をトップで合格、「闇のタイガー(タイガー・ザ・ダーク)」となる。
地獄の特訓を生き抜いたことで実力は練習生時代から飛躍的に上昇したが、同様の経緯でGWMに所属するレスラーは大勢いるため、「ポッと出の新人」程度の扱いからスタート。一刻も早くイエローデビルを倒したいという一念から先輩後輩の区別なく相手レスラーを攻める姿勢が(ケビンとマイクを除き)他の所属レスラーに生意気と思われており、試合でも必要以上にシメられた。しかし本国のチャンピオン・ボスマンを二回倒して王座を奪取、新チャンピオンとして日本に「再来日」、覆面ワールドトーナメントに参戦する。
ふくわらマスクを倒しセミファイナルマッチでタイガー(ナオト)と「初対決」するも敗北。本来ならば「虎の処刑」を執行される身となるがこれを良しとせず起死回生をはかる唯一の手段として、本部へ帰還後「ヘル・イン・ザ・ホール」(ザ・ホール)にエントリー[注 5]。脱出を果たし、第一線のレスラーとして復帰。
ウォーゲームでタイガーマスク(ナオト)を倒してザ・サードへの挑戦権を得た後、来間ヒカリからザ・サードこそが父・大助を再起不能にしたイエローデビルの正体であることを示唆され、新たに闘志を燃やして試合に臨むものの、その実力差は容易に超えられるものではなく、また、直前でのタイガーマスクとの闘いで大きなダメージを受け万全な体調でないままザ・サードとの闘いに臨んでいたため惨敗。正体を晒され、病院送りの身となる。現在は現役復帰が危ぶまれるほどの重傷を父と同じ場所で癒していたが、療養所勤務に戻ったルリコの親身な助けを得て急速に回復しつつあり、その過程で献身的なルリコに心を開き、親しい関係となる。

主人公を取り巻く人々編集

高岡 春奈(たかおか はるな)
声 - 三森すずこ
ケン高岡こと高岡拳太郎の姪[注 6]。年齢19歳。新たなるタイガーがナオトであることを知る数少ない人物で、タイガーマスクの「若くてキュートな(自称)エージェント」役として対外的な窓口役となる(タイガーの試合ブッキングは彼女が一手に引き受けている)。またタイガーのキャラクターグッズを作って新日の会場で売り活動資金を作っている。
本来は高校を卒業後は高岡モータースで拳太郎を手伝うつもりで、プロレスに興味は無かったが、拳太郎の節に記した経緯で店が開店休業状態になってしまった後、勝手にエージェントとなった。ナオトと共にプロレス興行に帯同し試合観戦を重ねるうち徐々に自分でも体を動かすことに興味が出てきており、(誰にも内緒で)伯父の影響で身に付けたプロレス技に磨きをかけながらトレーニングをしている[注 7]
設定的には「ナオトに憧れているが表面には出さない」[8]とあり、実際の劇中でも思慕をストレートに表すような描写はあまりないが、ナオトとルリコの接近にはさびしい思いを感じている様子も描写されている。なお、自身の携帯電話にはナオトを「タイガー」の名前で登録しており、アイコンにはタイガーマスクのデフォルメイラストを使っている。
スプリングタイガー
ディーバ(女子レスラー)において日本チームへの助っ人として緊急参戦し、女覆面レスラー・スプリングタイガーのリング名でデビューを飾る(伯父の高岡拳太郎には内緒である[注 8])。派手な大技を使わず、関節技で相手のウイークポイントを一点集中で攻めるファイトスタイルで、試合を見た高岡拳太郎は高く評価している。反面、打撃技においてはデビュー戦でXウーマンやクイーンにリードされており、関節技ほど得意ではない模様。
高岡拳太郎(たかおか けんたろう)
声 - 田中亮一
アニメ第1作で「虎の穴」の悪役レスラー・イエローデビルとして登場し、「虎の穴」脱退後に正統派レスラー・ケン高岡として初代タイガーマスクと共に戦った元プロレスラー。今作ではすでに初老の域に入っており片足が不自由で[注 9]、歩行時にはロフストランドクラッチ(杖状の医療具)が必要だが、それ以外の身体は至って元気。
過去の経緯から初代タイガー・伊達直人の志を受け継ぎ[注 3]、物語が始まるまでは秘密鍛錬場の存在を知る唯一の人であった。「虎の穴」復活をどこからか聴きつけ、ジパングプロレス崩壊後、行き場の無くなったナオトを新たなる「タイガーマスク」として鍛え上げる。タイガー復活後は「影のコーチ」的な存在として虎の穴潰滅「計画」を進めている。
小さなバイクショップ「高岡モータース」を経営していたが、ナオトと出会ってからは店どころではなくなってしまったため、現在は開店休業状態。店のマークが付いたツナギは今でも普段着としている。
姪の春奈が「エージェント」役を買って出ていることについては明確にその役目を与えているわけではないが「やるな」とも言っておらず事実上黙認。ただ彼女の活動の数々には関心を寄せている模様。
犯罪組織じみた昔の虎の穴を知る男として、タイガーマスク(ナオト)が自ら虎の穴の軍門に下ったことに不満の色を見せるが、その契約自体がタイガーを新日勢力から分断し、(ザ・サードへの怒りのあまり、迂闊な敵対行動をとったときに)裏切り者として制裁対象に追いやる罠であったことを察し、ナオトを一層支えていく決心を固める。
藤井大助(ふじい だいすけ)
声 - 草尾毅
タクマの父親でナオトの恩人でもある人物でジパングプロレスを経営していた壮年男性。と同時に団体の勇猛果敢なトップレスラーでもあった。GWMの刺客レスラー・イエローデビルによって再起不能なまでに肉体を破壊され、現在とある病院で療養中。
ナオトが新たなるタイガーとなったことは直接彼から聞いてはいないが行動から察し、「復讐のための行為ならやめろ」と言っていたが、ナオトの「レスラーとしてイエローデビルを許せないから戦いたい」という決意を知り、以後は陰ながら見守る。息子がダークであることは、後のウォーゲームでダーク×ザ・サード戦を観戦時、ザ・サードこそが自分を再起不能にしたイエローデビルであったと[注 10]察した後、ダークがマスクを剥ぎ取られた際、驚愕と共に知る。しかし父の仇を討とうと命がけの戦いに明け暮れてきた息子の心情を思いやり、同室となったタクマに優しい言葉をかけた。
後にタクマが(ナオトのガールフレンドとなりつつあった)ルリコと親しくなったことで幾分ナオトに負い目を感じている模様。
山科ルリコ(やましな ルリコ)
声 - 千葉千恵巳
大助が入院する病院の看護師で巨大医療法人グループオーナーの娘。大助を日々看ているが、時おり様子を見に来るナオトのことが気になっている。名を秘して父の様子を見に来たタクマとも数回ほど会ったことがある。
大助と一緒にプロレス中継を見る機会が多くなった影響でタイガーマスクのファンになり、その流れで後にGWMのメディカルスタッフとしてMAXドームに勤務することとなり、そこで出会ったタイガー・ザ・ダーク(タクマ)のストイックな姿勢にも惹かれ、後にザ・サードとの戦いに敗れたタクマの回復を助けるべく療養所勤務へ戻り、そのリハビリを支援する。
イエローデビル(ザ・サード)との戦いをあせるあまり自分の味方だった新日プロを敵に回したタイガーの姿勢に残念なものを感じていた。

新日本プロレス編集

日本最大のプロレス団体(この節では以下「新日」と略す)。英称は「NEW JAPAN PRO-WRESTLING」。
本来なら新日とは全く関係ないGWMとタイガーマスクの闘いに永田裕志が割って入り、なし崩し的にGWMレスラーVSタイガー(ナオト)戦を新日の興行で実施するしたたかさを見せている。以後もタイガーがGWM興行に出ない時期にはフリーレスラーとして興行に参加してもらっている。
その後もGWMとは基本的に「他所はよそ、ウチはウチ」の姿勢を取り、団体ぐるみの直接対決は避けていたが、ウォーゲーム開催時に満を持してオカダや棚橋など主力選手を惜しみなく参戦させた。

オカダ・カズチカ
声 - 森田成一[6]
新日のチャンピオン。新日の本隊と対抗するレスラー軍団(ユニット)「CHAOS」のリーダーを務めたり若手レスラー若松龍のマスター的存在でいるなど、各方面で存在感を放つ。
GWMを脅威に感じてはいるが、新日の興行で自分の仕事をキッチリ果たすことが第一だと考えている。しかしタイガー(ナオト)の熱い思いにも感じ入っており、棚橋や若松と共にタイガーに助力する。
棚橋弘至(たなはし ひろし)
声 - 鈴村健一[6]
新日のエースレスラー。タイガー(ナオト)が新日の興行に参加後、しばしばタッグを組むようになり親密度を上げる。タイガーがGWMの覆面ワールドトーナメントに出場することになった際には自分よりも向こうの試合を取るのかと少々感情的になるがタイガーの内に秘めた並々ならぬ決意を知り、以降もタイガーの必殺技開発に協力する。タイガーの裏切り行為に怒りを抱いてはいたが、GWMの苛烈なやり方に対する怒りや孤立したタイガーを思いやる心情はそれ以上だったらしく、若松と共にタイガー救出へ動く。
イッツザエース
覆面ワールドトーナメント戦に参加するため即席マスクマンとなった姿(同日に新日のタッグチャンピオン戦でタイガーと共に試合する予定だったが、タイガー不出場により出番が無くなったため、新日フロントに直談判し正体を隠して参戦)。
第1回戦でポセイドン(三笠海王)を倒し、セミファイナルでイエローデビル(ビリー)と対戦するが、直前にタイガーと特訓中に負傷しコンディションが不調だったことや、自身の正体がバレるようなオリジナル必殺技が使えない縛りがあったため、苦戦の末イエローデビルにアルゼンチンバックブリーカーをキメられてしまい、危険な状態に陥ったためドラゴンヤングがタオルを投入しTKO敗け。
若松龍(わかまつ りゅう)
声 - 岸尾だいすけ
本作オリジナルキャラクターである、「ヤングライオン」と呼ばれる新日の若手レスラーのひとり。キャリア3年目。師と慕うオカダや棚橋と行動を共にすることが多い。ブラック・パイソン&ダーク(タクマ)戦でタイガー(ナオト)とタッグを組み試合に臨む。タイガーがパイソンにロコモーション式ジャーマンスープレックスを見舞い相当のダメージを与える「お膳立て」のあと、パイソンからフォールを奪い勝利した。
高岡春奈のことが出会った当初から何となく気になっているようで、それとなくモーションをかけているが本気にされていない。
これまでの友誼を捨てて新日プロを裏切ったタイガーに怒りを抱いてはいたが、GWMとの孤独な戦いでつぶされかけたタイガーへの加勢を決意し、一気に新日とタイガーとの関係を修復するきっかけをつくる。
ドラゴンヤング
棚橋に付き合う形で覆面トーナメントに参戦するためマスクマンとなった姿。第1回戦でいきなりイエローデビルと対戦することになってしまい、本人なりに全力を尽くしたが実力の差が圧倒的過ぎ、ほとんど相手にもされぬままKO負けとなった。
その後、ウォーゲームには参戦資格(GWMのリングに上がったことがある)を満たしていなかったために留守番を申し付けられたが、ドラゴンヤングとしてなら資格があることに気付き、隠密に参戦。棚橋の窮地を救うも、直後に相対したザ・サードのバーティカルスープレックスを食らいKO負け。
永田裕志(ながた ゆうじ)
声 - てらそままさき
新日のリーダー格。経営にも携わっており、常に客入りを気にしている。
アニメで描かれた自身の試合ではあまり勝利しておらず、実況アナウンサーと共にタイガーの試合を解説しているシーンも多い。
真壁刀義(まかべ とうぎ)
声 - 真壁刀義(本人)
新日のヒールレスラーではあるが、GWMのような非道はせず、誇り高くワルの道を往く男。ゴツい風貌や声とは裏腹にスイーツが好きで、タイガー(ナオト)を「同好の士」と思い込んでいる。ある地方の巡業ではタイガーと春奈を引き連れて名物スイーツを食べ歩こうとする(その顛末は#ケニー・オメガの記述などを参照)。
本間朋晃(ほんま ともあき)
声 - 高塚正也
新日所属。人呼んで「こけしファイター」。特徴的な声を持つ。真壁とは相棒的な存在なのだが、彼のほうが若干引いた感じで接している。
石井智宏(いしい ともひろ)
声 - 乃村健次
格闘スタイルは「ブルファイター」。「虎」とは少し縁があるらしい。
YOSHI-HASHI
声 - 岡本寛志
「CHAOS」メンバー。手に持つ棒は(ルール的にはアウトだが)いざという時に役立つ相棒的存在。
ケニー・オメガ( Kenny Omega )
声 - 堀秀行
新日のヒールチーム「バレットクラブ」のリーダー。新日の地方興行にて、スイーツが好きな真壁に対して後述のタマやファレと共に洋菓子店へ先回りし、その店の名物スイーツを全部買占め食べてしまったりと、子供のようなイタズラをしかけたりする。
タマ・トンガ ( Tama Tonga )、バッドラック・ファレ ( Bad Luck Fale )
声 - 今村直樹(タマ)、平井啓二(ファレ)
新日のヒールチーム「バレットクラブ」に属するトンガ出身のレスラー二人組(白いフェイスペイントをしている方がタマ)。棚橋&タイガー組とタッグマッチを行ったり、ケニーに協力してスイーツを食べまくったりする。
内藤哲也(ないとう てつや)
声 - 山口勝平
新日ではアウトロー的な立ち位置にいるレスラー。団体内ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のリーダー格でもある。
タイガーが新日道場を借りオカダ・棚橋・若松と必殺技を開発中、ブラリと見物に訪れ彼流にアドバイスしたりすることも(「トランキーロ、あっせんなよ」を参照)。
ウォーゲームには乗り気でない風体を取りつつもさり気なく参戦。上手く立ち回りザ・サードを倒せばファイナルマッチへ進出する所までは行ったが、健闘及ばず負ける。
ふくわらマスクの自主興行で、借りる予定であった団体のリングが間に合わず、永田の判断で急遽新日のリングを借りたさい、会場に現れ、挑発しつつつもメインの試合に出場し、ふくわらマスクに協力している。
EVIL
声 - 落合福嗣
「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のメンバーで、内藤と共にふくわらマスクの自主興行に現れ、メインの試合に出場する。
矢野通(やの とおる)
声 - 深川和征
「CHAOS」誕生時から在籍するメンバー。ファイトスタイル(芸風)は独特の立ち位置を確立している。YOSHI-HASHIと組んでタイガー・棚橋とタッグマッチを行う。
外道(げどう)
声 - 竹本英史
プロ選手としては古株の部類に入るレスラー。オカダのマネージャーを任じており付かず離れずの関係。ウォーゲームにも参戦するが、運悪くザ・サードの初戦相手になってしまい、あっさりと負ける。
ライガーキャプテン
GWMとの興行戦争勃発時、永田と選手たちの会話に名前だけ登場。
尾崎仁彦
声 - 田中健大
新日所属のリングアナウンサー。

虎の穴編集

かつて、数多くの悪役レスラーを育成・輩出し、世界中のマットを席巻した組織。英称は「TIGERS DEN」。復活した現在は国際的な巨大プロレス団体GWMを統括、命懸けの鍛錬で養成した強豪レスラーを直接送り込むスタイルをとっている。しかし、あくまでも闇の組織であるため、復活したことは部外者以外には秘密とされている[注 11]

ミスX(ミスエックス)
声 - 小林ゆう
「虎の穴」のマネージャーであるグラマラスな美女。立場的にはミスターXの部下にあたる。表の顔はGWM日本進出の最高責任者だが、広報担当兼リングアナウンサー兼エージェントとして一人で数役の役職を担当している。仕事中はウィップ(ムチ)をよく手に持っており、時おり威嚇の意味で使うこともある[注 12]。人材登用にも意欲的で、GWMのプログラムに乱入してきたミスター?の特異な能力に注目し、GWMへ勧誘しようとさえした。これは上司であるミスターXに「日本プロレス界独占」という絶対至上ノルマを課せられているためである。
オーディンがタイガー(ナオト)に倒されて以降、「忌まわしい過去の亡霊」として苛立ちを見せ、刺客レスラーを送り込んだり覆面ワールドトーナメントにタイガーをおびき出したりしている。ただしタイガーに個人的な憎しみを抱いている様子は無く、タイガーをコールする際に露骨に差をつけることもあったりするものの、彼およびエージェント(春奈)への対応はビジネスライクに徹している。
覆面ワールドトーナメントでタイガーマスクにダーク(タクマ)やイエローデビル(ビリー)などを倒されて有力なレスラーを失った上、日本人受けのするレスラーが不在な影響でMAXドームの経営に陰りが出ると、ミスターXの命を受け覆面ワールドトーナメント出場者と交わした契約書に記載してあった拘束条項を盾に[注 13]タイガーマスクをMAXドーム集客用の人気レスラーとして活用している。
ダーク(タクマ)のハングリースピリットを気に入っており、彼を売り出すため色々なプロモーションもしていたので、ダークがタイガーに負けて虎の処刑を受ける身となって[注 14]も「このまま終わる男ではない」と、這い上がることを期待し、彼が生還後には相応に満足した模様(表層上は今まで通りで彼のファイトスタイルについて「(強いだけで)まだ客のハートを掴めていない」との苦言)だったが、そのダークがザ・サードとの試合で選手生命に関わるほどの怪我を負わされると立場を省みずにザ・サードに抗議したものの、その過酷過ぎる返答と、ザ・サードの正体を知らされて愕然とする。
後にタイガーマスクがキングタイガーを破った後、ザ・サードとの対戦への焦りに付け込むようにミラクルズの新メンバーに参入させ、GWMの日本市場制覇のための手駒に使おうとするが、その間もないうちにザ・サードへの怒りで虎の穴の裏切り者となって完全に孤立したタイガーの立場を嘲りつつもミラクル4や、ミラクル3との制裁試合をマッチングする。しかし、土壇場で新日レスラーたちとタイガーの関係が修復されて事実上タイガーが新日側に迎えられたことで、思惑が完全に破綻したことを知り、臍をかむことになる。
Xウーマン
レスラーとしての自己鍛錬も怠り無いようで、後にディーバ(女子レスラー)において日本チームへの助っ人として緊急参戦した高岡春奈ことスプリングタイガーに対し(日頃の生意気な態度への意趣返しの意味をこめて)Xウーマンのリング名で立ちはだかるが、スプリングタイガーに足への集中攻撃を受け、片足を負傷。しばらく足にギプスを付け過ごさねばならなくなって業務にも支障をきたしてしまい、「もう試合はこりごり」とぼやいていた。
レディ
声 - 森下由樹子
ミスXの秘書的な立場の女性。感情が希薄で我を出さず、日々の業務を粛々と行う。ふくわらマスクと気脈を通じている気配がある。
ミスターX(ミスターエックス)
声 - 柴田秀勝[注 15]
現「虎の穴」マネージャー。第1作のミスターXに容貌・声共に酷似しているが、全くの別人である[注 16]
組織の方針として「プロレス界独占制覇」を最優先としており、新たに現われたタイガーマスクが虎の穴にとって因縁深い存在であることは承知しているが、虎の穴出身者ではない[注 17]こともあり、今のタイガーの活躍は「日本制圧時に生じたアクシデント」という認識を持つ。覆面ワールドトーナメントを制して客を呼べる人気レスラーとなった後ミスXに「(タイガーを)経営難のMAXドーム集客に利用せよ」と命じた一件は、彼の考えをよく表すものと言える。

四天王編集

ザ・サード ( The Third )
声 - 島田敏
GWM世界ヘビー級チャンピオンとして所属レスラーの頂点に君臨する「白い虎」のマスクマン。その姿は後述する「タイガー・ザ・グレート」に酷似しており(来日後に彼の姿を見た拳太郎は「虎の穴はあんなものまで復活させたのか」と驚愕した)、のちに自身を虎の穴の後継者[注 18]「タイガー・ザ・グレート・ザ・サード(三世)」と称する(一方で、「私は祖父(初代グレート)とは違う」と語っている)。
ヘル・イン・ザ・ホールを観る賓客が集う会場において、ミスターXと共に初登場。その筋骨隆々とした体躯とタイガーマスク抹殺を事も無げに宣告する沈着な態度から並々ならない存在感を放ち、実力もダーク(タクマ)やケビン二人がかりでも敵わなかったロボット兵器ブラックアウトを一撃で倒してしまうほど超人的。
ダークとケビンが復帰したあと共に来日し、ウォーゲームに参戦。日本の観客にもその圧倒的な実力を見せつける。ふくわらマスクと相対した時、お互いマスクを付けているにも関わらず正体に気付いたようで、ふくわらのことを「ケイジ」と呼ぶ。
正体は3年前に姿を眩ましたイエローデビル(後述)。さらに真の出自は、アニメ第1作で初代タイガー最後の刺客として登場し当時の虎の穴のボスでもあったタイガー・ザ・グレートの孫。ウォーゲームでのダーク(タクマ)との対戦で序盤はあえてダークに攻撃を仕掛けさせる。しばらく攻撃を一方的に受け続けた後に「(ダーク〈タクマ〉の「お前は『イエローデビル』なのか?」問われたことに対する)答えを教えてやる」と宣告すると同時に反撃に転じ、「イエローデビル」と名乗っていた頃にダーク(タクマ)の父・大助を再起不能に追い込んだ「デビルズクラッシュ」を仕掛けようとする。しかし、ダークが咄嗟にコーナーロープに両足を引っ掻けたために失敗し、逆に雪崩式ネックブリーカーでリングに仰向けの状態で叩きつけられ受け、その後もダークから3年前に自身が再起不能に陥った直後の大助に行ったのと同じ仕打ちを受ける。それでもなお、ダークが必殺技・ダークネスドライバーの体勢に入ったところを、身体が逆さまになった状態で蹴り技を繰り出して強引に振り払い、自身が「イエローデビル」としての消息を絶っている間ににタクマが着実に成長したことを認めながらも、「お前は『イエローデビルの必殺技』を破ったに過ぎない」と余裕を見せる。そして最後は「ザ・サード」として新しく生み出した必殺技「サクリファイス[注 19]」でダークに勝利し、試合開始前にダーク(タクマ)が提案した「覆面剥ぎマッチ」のルールに則り、ダークの正体を大衆の面前に晒した。
ウォーゲーム終了後は一旦本国に戻っていたが新日がミラクルズと戦っている最中、会場に突然登場。ミスXに新日への宣戦布告をさせるが、タイガーが制裁試合を生き延びて新日勢力に合流したことを知るとザ・セカンドとタイガー・ザ・ブラックを新日レスラー潰しの試合に派遣する。
イエローデビル ( Yellow Devil )
声 - 島田敏
当代のイエローデビル。3年前、執拗かつ残酷な連続技で対戦相手の藤井大助に再起不能なほどの重傷を負わせ、ジパングプロレスを壊滅に追い込む。タクマが強くなると見込んで「『虎の穴』出身の自分を倒したければ、『虎の穴』に入るしか道はない」と、挑発するような形で彼を虎の穴へいざなう。
ウォーゲームでタイガー(ナオト)との戦いに勝利した直後に来間ヒカリがダーク(タクマ)に話した内容によると、イエローデビル(当代)は藤井大助との戦いを終えた直後から3年間、公式試合の出場記録は一切無く、イエローデビル(当代)が消息を絶ったのと同じ時期に現れたのがザ・サードであり、ファイトスタイル自体は異なるものの、「イエローデビル(当代)」と「ザ・サード」は体格や背格好が似ているとのこと。
ザ・サードがなぜイエローデビルと名乗っていたのか、そしてなぜマスクを脱ぎ変えたのかは現在のところ不明。
偽イエローデビル[注 20]
GWM「覆面ワールドトーナメント」開催の折、「イエローデビル」のマスクを被り「インターコンチネンタルチャンピオン」として来日したレスラー。詳細は#ビリーザキッドマンを参照。
「ウォーゲーム」でも上記2名とは別人のイエローデビルがエントリーしたが格段に弱く、ダークに瞬殺。その正体は#三笠海王であった(理由については三笠の記述を参照)。
キングタイガー ( King Tiger )
声 - 西脇保
初代アニメに登場した虎の穴の幹部レスラー「虎の穴の三人の支配者」の同名レスラーのリメイクキャラクター。初代アニメでは幹部の肩書き以外の特徴が不明だったが、本作では打撃系の技が得意な総合格闘家となっている。タイガー以上の巨躯を持ちながら目にも留まらぬ連続技を繰り出し、隙の無い試合運びでタイガーマスクを追い詰める。
タイガー・ザ・セカンド
声 - 石塚運昇
タイガー・ザ・ブラック
声 - 檜山修之

GWM(グローバル・レスリング・モノポリー)編集

世界各国で興業戦争を仕掛け、テリトリーを拡大している巨大プロレス団体。劇中では「モノポリー」と略して呼ばれることが多い。
「虎の穴」の直轄団体[注 21]であるため所属レスラーの7割は虎の穴出身。また上位選手はほとんど全員がマスクマン[注 22]で、かつ悪役(ヒール)レスラーが多いが、新人レスラーだとケビンのように完全なヒールには成りきっていない者もいる。
ジパングプロレスへ対抗戦形式で所属レスラーを派遣した際、対戦相手を次々と怪我させた上、エースである藤井大助をイエローデビルが凄惨なやり方で再起不能の重傷を負わせたことが各方面から問題となり、日本から一時撤退せざるを得なくなっていた。
日本市場再上陸後に開催したスペシャルマッチ・覆面ワールドトーナメントやウォーゲームは成功しているが、通常興行は日本のプロレスファンに今一つウケが悪い。ミスXは対策として敵的存在のタイガーマスクを、あえて「客寄せタイガー」として使ったり日本人女子レスラー「キャンディペア」を投入するなど各種テコ入れを図っており、徐々に日本市場で勢力を増している。

ケビン・アンダーソン ( Kevin Anderson )
声 - 福山潤
GWMの若手レスラー。持ち前の陽気な性格でダーク(タクマ)やマイクとフランクに接する。ワーグナーとして出場直前にミスター?に手酷い敗北を喫し、「虎の処刑」執行の身となるが同じ身となったタクマの不屈の意志を知り、ヘル・イン・ザ・ホールへのエントリーを決意。タクマと組んで「地獄からの脱出」を目指し、最終戦のロボット兵器との戦闘で殺されかけたがオーディンの乱入と彼の使った火炎放射器による隙を突いて脱出に成功し、表舞台に復帰。タクマと地獄を共に生き抜いたことで文字通り「戦友」となり結束を強め、再来日後ウォーゲームに参戦、タクマと共に勝利を掴むために戦う。
ダーク(タクマ)がザ・サードに敗れたのは直前の試合でタイガー(ナオト)に負傷させられたことが原因だと思っており、病院へ搬送されるタクマを追いかけてきたタイガー(ナオト)を罵り、その後もタイガーに対して深い怒りと憎しみを抱いており、マスクマン「ミラクル2」としてタイガーマスクを叩きのめす機会を伺っていたが「ミラクル3」と共に現れた新たなミラクルズのメンバーとしてそのタイガーマスクが参加したことに驚き、試合で倒せなくなったことへの憤懣からさらに怒りを募らせていた。親友のタクマを傍で支える女性(ルリコ)が出たことに寂しさを感じている様子。
ワーグナー
見た目はレトロヒーローのような、GWMのユーロチャンピオンという触れ込みのレスラー。正体は、覆面ワールドトーナメントに参加するために、ミスXの命令でケビンが変身した急造マスクマンである。タイガー(ナオト)との戦いが組まれていたが、乱入してきたミスタークエスチョンに試合の権利を奪われそうになり、怒って叩き出そうとするも逆に返り討ちに遭ってしまった。その後、公式には「ミスタークエスチョンにKO[注 23]され母国に帰国(二度と表舞台に現れることはない)」したということになった。
ミラクル2 ( Miracle Two )
ケビンが「ミラクルズ」の一員として他団体で戦う際の姿。マスクやスーツは後述する「ミラクル1・3」に準ずる(スーツの色はブルー主体)。

タイガーマスクと戦ったレスラー編集

オーディン ( Odin )
声 - 竹本英史
GWMパシフィックチャンピオンのレスラーであり、ナオトがタイガーマスクとして初めて戦った相手。粗暴な性格で、ミスXも彼の態度には良い感情を持っていない。
ミスXの「タイガーマスクを名乗る者は虎の穴にとって敵(であり倒さねばならない)」との命令に従い相対するが、肩を脱臼させられKOされる(ただし、試合終了を待たずにタイガーがその場を立ち去ったため、形の上ではリングアウト勝ち)。無様な醜態を晒した懲罰として、「虎の穴」本部に強制送還、「虎の処刑」を受ける身と成り果てる。
後にタクマやケビンが自分と同じ境遇に落ちても躊躇いもせずヘル・イン・ザ・ホール(ザ・ホール)へのエントリーを決意したのを見て、「ヤツらの好きにはさせん」と勢いで出場を決意。かつてタッグパートナーだったこともあるビリーと組んで表舞台への復活を目指す。その戦いで複数の凶器を手に姿を見せたレッドデスマスクの誘いに乗ったふりをするものの、その直後にレッドデスマスクに叩きのめされてしまい、気絶するがすぐに回復し、ロボット兵器に殺されかけたタクマたちを助ける形で最終戦に乱入。凶器の小型火炎放射器でロボット兵の行動を妨害するなど決定的な役割を果たす。
タクマたちと共にヘル・イン・ザ・ホールからの脱出に成功するが、ロボット兵の攻撃で片足を負傷し、療養のため生まれ故郷に帰郷した模様(#キャスリンも参照)。
ブラック・パイソン ( Black Python )
声 - 高塚正也
アニメ第1作目に登場したブラック・パイソンとは別人のGWMイギリスチャンピオン。関節技の戦いを得意とする。「虎の穴」がタイガーとの一騎討ちをさせるため緊急来日させたが、腕慣らしのつもりの前哨戦でダークとタッグを組み若松&タイガー組と戦った際にKOされてしまった。
のちにザ・ホールに出場するが、ケビンとタクマの合体技に一人では分が悪く負けた。
レッドデスマスク ( Red Death Mask )
声 - 三浦祥朗
「虎の穴」が明確にタイガーを潰すために戦わせた事実上の刺客第1号。アニメ第1作目に登場した「赤き死の仮面」のリメイクレスラー。初代のような反則魔ではないが、大人の頭蓋を掴み潰しかねない握力と、そのままその体を片手で軽々と持ち上げるほどのパワーを活かしたクロー技で、相手を血に染める残忍な戦いを得意とする。
タイガーに負けた後、「ザ・ホール」にエントリー、一人で頂点を目指すもののその冷笑的かつ残酷な言動でタクマやビリーの怒りを買ってしまい、3人を同時に相手にする羽目となって叩き潰されてしまう。
ビリーザキッドマン ( Billy The Kidman )
声 - 安元洋貴
「偽イエローデビル」の節に記載していたとおり、覆面ワールドトーナメントでイエローデビルとして戦っていたレスラー。劇中では過去ミスターXにマスクを与えられた場面が彼の回想として描かれており、その時より彼がイエローデビルという扱いになっていた模様。ジパングプロレスとGWMの対抗戦興行では(当時の)イエローデビルと共に素顔で出場していた。
覆面ワールドトーナメントではドラゴンヤング(若松龍)を赤子の手をひねるように苦も無く倒し、イッツザエース(棚橋弘至)にも、彼が負傷していたということを差し引いても易々と勝利、その実力を衆目に見せつける。本家イエローデビルの得意技であるデビルトルネードやアルゼンチンバックブリーカーを使いこなす他、オリジナル技の「ハングマンクラッシュ」を持つ。
ファイナルマッチでは当初タイガーを圧倒するも、起死回生の「名無しの必殺技」を見舞われ敗北。興奮状態にあったタイガーがマスクを剥いで観客たちの面前で素顔を暴かれる(この際、観戦していた大助が自分を倒したイエローデビルではないことを確認している)。激昂するタイガーにミスXは「マスクマンの中身が変わることはよくあること」と(後に真実を語っていたことが分かるが)、なあなあで済ませた。
その後、「ザ・ホール」にビリーとして素顔で参戦、オーディンと組み再び復活を目指すが、レッドデスマスクを倒すと同時に襲い掛かったタクマとケビンに倒されてしまう。
ビッグフット ( Bigfoot )
声 - 福原耕平
覆面トーナメント終了後、虎の穴がタイガーへの刺客として久々に用意した「超大型」マスクマンレスラー。身長2m20cm体重240kgという常識はずれの圧倒的な体躯とスタミナを誇り、これまで何人ものレスラーを試合開始から5分以内に得意技のベアハッグでKO決着、病院送りにしてきた。拳太郎はかつて初代タイガーが戦った巨漢レスラー・ゴリラマンと同じようなパワー一辺倒のタイプと見定め、ナオトにスピードとテクニックを重視した対策を指示したが、意外にグラウンドテクニックも優れており苦戦する。だが、とっさにタイガーが繰り出したバックドロップにより自重の衝撃をモロに喰らって負けた。
その後、本国でザ・サードと試合をするが、いとも簡単にあしらわれて負ける。
エル・カラカス
声 - 蟹江俊介
メキシコプロレス界出身のマスクマン。タイガーと試合をするが敗北(特に刺客の命を与えられた訳ではなく、普通の試合)。GWMには引き抜かれる形で入っており、この情報を聞いたタイガーは試合後に「地元に帰ってやれ」と(ナオト的には好意で)進言するが偶然やり取りを聞いたダークには勝者の驕りにしか聴こえず、ついタイガーに口を挟んで手も出して小競り合いに発展。タイガーとの間に明確な確執が生まれるきっかけとなった。
ユニバーサルマスク ( Universal Mask )
声 - 高塚正也
アニメ第1作目に登場した同名マスクマンのリメイクレスラー。体操的な体技を使い、彼の周囲にだけ重力が存在しないかのように飛び舞うファイトスタイルから、「宇宙仮面」の異名を持つ。当初は後述する「ミラクルズ」の一員「ミラクル4」として新日のマットで戦っていたが、MAXドームで組まれたタイガー戦において真の姿を現す。
この戦いでは、タイガーが少し前サードに対し暴力行為を行ったことへの制裁的要素が付加されていたため、あからさまに彼に有利なギミック[注 24]が施されたスペシャルリング「スノードームスタジアム」が組まれた。当初はこれを使いタイガーを一方的に叩きのめしていたが、(試合の解説役として臨席していた)ふくわらマスクがタイガーに進言を与え攻略のヒントを得たことにより、ギミックを逆に利用されてしまう。最後は超高々度エルボードロップを見舞われ、敗れ去った。

その他のGWM男性レスラー・関係者編集

マイク・ロドリゲス ( Mike Rodríguez )
声 - 内匠靖明
ケビン・ダーク(タクマ)とは虎の穴で概ね同期だったレスラー。他のGWMレスラーと対立しがちなダークを放っておけず、ケビンと共に気に掛ける。マスクマンでは無いためワールドトーナメント本戦には絡まなかったが前哨戦などで順当に勝利を重ね、タクマとケビンが虎の処刑送りとなった後も日本に残り、MAXドームの興行に参戦し続けた。しかし復帰し日本に戻ったダークとの一騎打ちに敗北する。
人当たりの良い好漢でもあり、タイガーへの憎しみを暴走させるケビンを不安視する。
ミラクルズ ( MIRACLES )
GWMが本格的に日本マットを制圧するため、他団体へ殴り込みをかける先兵として結成したマスクマンレスラー軍団。当初は「ミラクル1」だけだったが「俺たちは増殖する」という1のアピール通り、「2」・「3」・「4」とメンバーを増やし続け、一時期はタイガーマスクまでも軍団入りしていた。
ミラクル1 ( Miracle One )
声 - 三浦祥朗
ミラクルズメンバー第1号(スーツの色はレッド主体)。新日がGWMの息がかかっていると知らずに招いた。当初は陽気なレスラーという触れ込み通りの明るいキャラクターだったが、ある時を境に、まるで別人のようなワイルドなキャラクターに変貌。リーダー的存在として他のメンバーたちと共に暴れまわる。
ミラクル2 ( Miracle Two )
声 - 福山潤
詳細は#ケビン・アンダーソンを参照。
ミラクル3 ( Miracle Three )
声 - 武虎
ミラクルズメンバー第3号。マスクやスーツは「ミラクル1・2」に準ずる(スーツの色はグリーン主体)。その正体は虎の穴本部で働くGWMコーチのオコーナーだった。「レスリングマスター」の二つ名通り、あらゆるレスリング技を知りつくした知識と長年の戦歴に裏打ちされた技の応酬を得意とする。
ミラクル4 ( Miracle Four )
声 - 高塚正也
ミラクルズメンバー第4号。マスクやスーツは他のメンバーに準ずる(スーツの色はライトブラウン主体)。
真の姿であるユニバーサルマスクについては上記を参照。
ボスマン ( Bosman )
声 - 浜田賢二
「虎の穴」出身。鍛え上げたマッシブな肉体と、ドラム缶を抱き潰すほどの怪力を誇る。最近頭角を現してきたダークを生意気だと感じ、本国で開催された興行で「シメて」やろうとする。しかしダークに2度も試合で敗れ、ミスXよりローカルテリトリー行き(いわゆる「2軍落ち」)を通告された。
その後、ウォーゲームに参戦。遺恨あるダークをドッグ&ブルと3人がかりで集中的に攻め立てるもケビンに邪魔され、これと言った結果を残せずに終わった。
ドッグ ( Dog )、ブル ( Bull )
声 - 根本幸多(ドック)、榎木淳弥(ブル)
非・「虎の穴」出身。2人ともダークの先輩筋にあたるが、無愛想な上に対戦相手を潰すようなファイトをするダークを快く思っておらず、良くも悪くも虎の穴出身ではない「普通のプロレスラー」らしい考え方の持ち主。ボスマンと共にウォーゲームに参戦している。
ボビー・ニュートン、アレク・マイヤー
声 - 赤羽根健治(ボビー)、私市淳(アレク)
虎の穴でタクマ・ケビン・マイクと同期で卒業試験に合格した若手レスラー。GWMではミスX直属の部下として様々な対戦を行う(一例としてはGWM覆面ワールドトーナメントの前座試合など)。
コックス ( Cox )、ファントム ( Phantom )
ザ・ホールに参加していたレスラー。何らかの理由で虎の穴を裏切ったらしい。
米国アナウンサー
声 - 乃村健次
GWMの試合を実況するアナウンサー。『GWMニュース』のキャスターも担当。常に明るくエキサイトな実況をし、タイガーを始めとする非GWM選手に対しても特に分け隔てはしない。
レフリー(米国)
声 - 落合福嗣
GWM覆面ワールドトーナメントのレフリー。
オコーナー
声 - 武虎
GWMのコーチ。虎の穴本部の地下にいる禿頭の男であり、虎の処刑を受けるレスラーの監視・仕置きを担当するレスラーへのコーチングなどを担当している。

ディーバ(女子レスラー)編集

GWMには女子レスラー(いわゆる「ディーバ」)も所属しており、主に男性レスラー戦の幕間的な試合を担当。身体もレスラーとして遜色ないレベルに鍛えあげ、殺伐としたリングの上で華麗な戦いを繰り広げる。

クイーン・エリザベス ( Queen Elizabeth )、ペイン・フォックス ( Paine Fox )
声 - 前田愛(クイーン)、永野愛(ペイン)
覆面ワールドリーグ戦ではファイナルマッチ前の幕間戦に登場。レディにあらかじめ10分間と通告設定された試合時間[注 25]をハイスパートな展開で客を沸かせて5分半程度で決着、ペインを倒しクイーンが勝利した(だがクイーンも直後にダウン)。
その後、新たに創設された女子タッグ王座の決定戦でタッグを組み出場、対戦相手のキャンディペアに圧勝し王座に就く。その後の再戦においては体調を崩したミルクに替わってスプリングタイガーが出場する中、クイーンのタッグを組む相手も急遽Xウーマンに変更されるが、試合はXウーマンがスプリングタイガーとの勝負で疲弊したところをミントに敗れる形で敗北に終わった。
ミルク ( Milk )、ミント ( Mint )
声 - 飯塚雅弓(ミルク)、池澤春菜(ミント)
タッグユニット「キャンディペア」を組む日本人女子レスラー二人組[9]。プリティなコスチューム[注 26]を着て激しいバトルをすることで日本の男性プロレスファンなどに人気がある。タッグ王座決定戦にてクイーン&ペインと対戦するが、体格の差は如何ともし難く良いところを見せられず惨敗。バックヤードで悔し涙に濡れた[注 27]
その後クイーン&ペインと再戦が組まれた際、試合直前にミルクが体調を崩し、代わりのレスラーの確保もできなかったため、急遽春奈がスプリングタイガーとして出場した。この件により春奈と親しくなり、プライベートでも良き友人関係を築いている。

その他のレスラー・関係者編集

ふくわらマスク
声 - 塩屋浩三
フリーの覆面レスラー。「おたふく福笑い」を模したコミカルなマスクを被り、ひょうきんなファイトスタイルで広く人気を得ている[注 28]。タイガーとは新日の興行に参加した際に初めて相対し、流血すると普段とは打って変わった高度な格闘の実力を垣間見せるが、本人はそれを隠すような態度をとっている。
GWMの覆面ワールドトーナメントにも参戦しダーク(タクマ)と初戦で相対した際にも勝利より自身のスタイルを貫き敗れるが、観客にはおおいにウケた。
ウォーゲームにもタイガーのたっての願いによりチームを組んで参戦。ザ・サードと組み合った時、お互いマスクを付けているにも関わらず、サードのことを「(やはり)アンタか」と呼び、彼が真のイエローデビルだと察してタイガーにその事実を告げている(本人によると昔にイエローデビルと戦ったことがあるそうだが、実はそのイエローデビルら虎の穴のレスラーたちのコーチを務めていた過去がある)。
ホームグラウンドとしている、ひなびた某・地方の温泉街の寂れた商店街を盛り上げるために自主興行を開催したこともあり、タイガーやスプリングタイガー(春奈)のみならず新日レスラーまで事後承諾で参加をでっちあげ、選手たちの機嫌を少々悪くさせるが、結局は許されてしまう得な人柄を持っている(自主興行は大成功をおさめている)。
三笠海王(みかさ かいおう)
声 - 川津泰彦
かつてジパングプロレスに所属していたレスラー。一応ナオトとタクマの先輩だが、威張っている割に実力は今一つというのが二人の評。ジパング解散後フリーになりGWM日本再進出興行第一弾のメインイベントに招聘、オーディンの対戦相手となるが、控室で不相応な大試合にビビリまくる。そこに現れた高岡拳太郎の「タイガーマスクに試合を譲れ」との誘いに乗っかり、表向きは「体調不良」という形でそそくさと会場から去っていった。
以後も優勝賞金目当てで「ポセイドン」になったり(後述)、ザ・サードの計略でダークやタイガー用の囮として「イエローデビル」のマスクを付けウォーゲームにエントリーするなど、金のためなら何でもする三流レスラー的な扱いで登場している。
ポセイドン
海王が覆面ワールドトーナメントに参加するために急きょなった即席マスクマン。1回戦でイッツザエースと対戦するが、いいところ無くあっさりと敗北。バックヤードでマスクを床に叩きつけるかのように投ぎ捨て会場を去った。その後トーナメントに敗退した者同士の対戦カードが組まれたことにより、ドラゴンヤングとタッグを組み出場するが、急造タッグのため全く良いところなく負けた。
ミスター?(ミスタークエスチョン)
声 - 西村知道
覆面ワールドトーナメントに乱入、タイガー(ナオト)に戦いを挑んだインドのマスクマン。半世紀ほど前に同名のマスクマンが存在し[注 29]、初代タイガーと戦ったこともある。
ヨガを応用し骨が無いかのような軟体を駆使するファイトスタイルにタイガーは関節技を封じられ苦戦したが、急速に疲労の色が濃くなり一瞬のスキができたため、タイガーにすかさずロコモーション式ジャーマンスープレックスをキメられ、敗北。
試合後タイガーと二人きりで歓談、自身の正体を「先代の弟子」と明かす(本名は不明。高齢のベテランレスラーであった)。老骨にムチを打ち参戦したのはタイガーマスク復活の報がインドにも届き、新たなるタイガーの実力を見極めたいとの思いからであった。その際、タイガーに「必殺技」の会得を進言する(#必殺技も参照)。
ゴリラージェットシン ( Gorilla Jeet Singh )
声 - 江川央生
GWMとは関係ない外国人レスラー。中近東の海賊のような恰好で半月刀を振り回し対戦相手のみならず観客までも恐怖のどん底に叩き込む。「ドバイの怪人」「狂えるゴリラ」とも形容される暴力的なキャラクター設定は公私の別なく徹底しており、控室に生ハムと焼うどんの二人が挨拶に来た時も会場と全く同じように接し二人を怖がらせた。
ザ・サボテン ( The Saboten )
声 - 岩田光央
メキシコから新日の興行へ参加するために来日したレスラー。リングネームの通り、サボテンを模したマスクを着けている。
マミーの命令(後述)でタイガーにあの手この手の策を仕掛けるがことごとく失敗。最後の手段としてサボテンを凶器にし反則プレイで一矢報いろうとするが、あっさりタイガーにかわされリング上にいたマミーの臀部にトゲが刺さる。彼女は激怒し試合どころではなくなりノーコンテストに終わったが客には大いにウケ、会場にカネの雨(おひねり)が降った。日本の牛丼を気に入り、移動時のバスに大量の弁当を持ち込んで飽食していた。
マミー ( Mammy )
声 - 堀越真己
メキシコの中年女性プロモーター。息子であるザ・サボテン(以下「息子」)のエージェントも兼ねる。本名は劇中で呼ばれず、息子が「母親」の意で「マミー」と呼ぶ。息子の試合ではセコンドとしてマリポーサ(蝶)の仮面を付け、リングにも上がる(動きやすいようにレスラースーツを着る)。
新たなるタイガーマスクが日本で人気と知り、GWMの侵攻で壊滅状態にあるメキシコプロレス界を蘇らせるため自国に呼ぼうと息子の来日に同行。春奈と「タイガーと息子の試合でコッチが勝てば格安のギャラ(1マッチ交通宿泊込みで5万ペソ)でメキシコに来てもらう」という口約束を交わす[注 30]
勝利を確実なものとするため、息子にタイガーを事前にケガさせる工作をするよう命令するが前述のとおり失敗に終わった。
バイパー高城
声 - れいみ
ふくわらマスクの自主興行において、スプリングタイガーとタッグを組んだ女子レスラー。体格が良い。
うなぎマスク
声 - 深川和征
インディ系団体「はまなこプロレス」所属レスラー。ふくわらマスクの自主興行に参加する際、自分の団体のリングも貸す予定で興行会場に向かっていたが渋滞に巻き込まれ、参加を断念(なお興行は永田裕志が新日のリングを超特急で会場に運ばせたので、無事開催できた)。

その他編集

伊達直人(だて なおと) / タイガーマスク(初代)
『W』の時代から遡ること半世紀ほど前、「タイガーマスク」を最初に名乗って闘った青年。
本作でも彼の生きざまを友誼のあった高岡拳太郎が東ナオトに語ったりするなど、その存在は随所に登場する。
タイガー・ザ・グレート ( Tiger The Great )
初代タイガーと最後に戦った、旧・虎の穴ボス。ザ・サードは前述の通り自身を彼の孫と称している。
来間ヒカリ(くるま ひかり)
声 - 橘田いずみ
プロレス雑誌「月刊プロレスワールド」の女性記者。当代のタイガーに初代タイガーとの関係についてインタビュー後、同時期にデビューしたタイガー・ザ・ダークにもインタビューしたことで、徐々に「二頭の虎」を意識して取材を行うようになっていく。
実況アナウンサー
声 - 島田敏
今作での実況アナウンサー。メガネをかけている。主に新日主催の興行に登場するため、GWM主催試合の多い本作では出番は少な目。
生ハムと焼うどん
声 - 西井万理那(本人) / 東理紗(本人)
第6話に登場した(実在する)異色のアイドルユニット。新日の興行ゲストとして呼ばれた際、SNSに少々ネタっぽく「プロレスには興味がないけど仕事で仕方なく歌うことになった」と書き込んだら、観客の女性プロレスファンがそれを見付け、会場の雰囲気が険悪になる(その後はゴリラーの乱闘騒ぎやオカダさんの取り成しでどうにか落ち着く)。本来はそれなりに真面目な娘たちであり、仕事が終わった後はキチンと関係者に挨拶をした。
彼女たちの出演はテレビ朝日の深夜帯アイドル音楽番組・『アイドルお宝くじ』で本作の宣伝企画として実施した「タイガーマスクWのキャラクターになれる権」を獲得したことにより実現したもの[10]
琉那
声 - 下地紫野
沖縄県在住。祖父(声 - 中博史)と新日の地方興行を見に来た少女。祖父は初代タイガーマスクの現役時代にはプロレスが大好きだったらしい。
エヴァンス ( Evance )
声 - 沢木郁也
ヘル・イン・ザ・ホールを観戦する大富豪の一人。リピーター(常連客)のようでミスターXやザ・サードとも顔なじみの模様。老境の域にあるが達観などとは全く無縁で、貪欲に愉悦を追及する。今回もレスラーたちの生死をかけた戦いを喜々として楽しんでいる。
ハイテク兵器産業キャピタル・ダイナモ社のオーナーでもあり、ヘル・イン・ザ・ホールにおいて人間に偽装したロボット兵器「ブラックアウト」を投入するが予想外の事態により暴走したブラック・アウトに殴打され、吹き飛ばされた。
キャスリン
声 - 白石涼子
オーディンの故郷に住んでいる恋人らしき女性。オーディンはザ・ホールのエントリー選手待機部屋(ほぼ牢屋)に届けられた彼女からの手紙を読み、思わず感極まっていた[注 31]。すべてが終わり帰郷した彼を優しく抱擁する。
半田一誠(はんだ いっせい)
声 - 真殿光昭
武道「嵐柔剣流」の祖・嵐虎之助の技と精神を受け継ぐという噂の男。新しい必殺技を模索するナオトが、初代タイガーに修行を付けた虎之介の存在を知り、何か掴めるかもと思い道場のある京都に赴いた際、最初に(タイガーとして)出会った。その際は高徳が柔剣流三代目と知って適当にお茶を濁し退席したが、後に高徳が見掛け倒しと判り、改めてタイガーは野試合を挑む。彼は普段の飄々とした態度を一瞬だけ変えて奥義「払捨刀」(おっしゃとう、ほっしゃとう)を放ち、勝利することで相手の油断を誘った上で虚をついて勝ちを制する戦い方を教えた。
嵐高徳(あらし ごうとく)
声 - 麻生智久
嵐柔剣流の三代目師範。道場を訪問してきたタイガー一行に対し、いかにも「達人」然とした態度で相対し講釈を述べるが、本当は武よりも詐術のほうが達者な男。上手いことを言ってタイガー・ふくわらに金を無心[注 32]するなど素行の悪さが目に余ったため、柔剣流幹部連の総意により師範を降ろされ、破門の憂き目に遭う(後継には半田が就いた)。
嵐虎之介と酷似した容貌で嵐姓を名乗るが本名は馬野オサムといい、虎之助の実子ではない。
次回予告ナレーション
これまでのシリーズでは実況アナウンサー役の声優が次回などのナレーションも兼ねていたが、今作では基本的に東ナオト(役の八代拓)が担当する。ただし回によって主役的立ち位置のキャラクターがタイガー以外の場合は、そのキャラクターが行う場合もある。
後者のパターンでは藤井タクマ(役の梅原裕一郎)が必然的に多いが、 第16話では真壁刀義が、第17話では高岡春奈(役の三森すずこ)が次回予告を行っている。

用語編集

虎の遺産(とらのいさん)
東ナオトが高岡拳太郎から譲り受けた、タイガーマスクの覆面[注 33]とマント。および、それに付随した富士山麓にある鍛錬所(#過去作との関わりを参照)の使用許可。
初代タイガーマスク・伊達直人が消息を絶ってから半世紀近く経った現在、鍛錬所の巨像は朽ちて倒れ、付近は熊も出没するほどの荒れ野と化しているが、地下の施設は虎の穴復活に備えて拳太郎が近代的設備に改修し、維持していた。
ジパングプロレス壊滅後に拳太郎と知り合ったナオトは、「虎の穴」とGWMの関わりやタイガーマスクの大まかな伝説を聞いた後、地下施設に秘蔵されていた覆面を引き継ぎ、「虎になる」ことを決意した。
男の根性(おとこのこんじょう)
本作におけるキーワードの一つ。元々は第1作目オープニングでの2番(フルコーラス版では3番)の歌詞の一部である[注 34]。劇中での初出は第1話の対イエローデビル戦で藤井大助が発したものであり、その闘志を受け継ぐかのように、度々ナオトも心中で「男の根性、見せてやる!」のような言い回しで唱え、窮地を脱している。
黄色い悪魔(きいろいあくま)
英語にすると「Yellow Devil 」だが、日本語にした場合はタイガーマスクを蔑するニュアンスで用いられる。これは初代タイガーが虎の穴レスラーだった頃、組織で教え込まれた「反則おかまいなしのファイトスタイルとその無類の強さから[注 35]」誰ともなく侮蔑と畏怖を込めて「黄色い悪魔」と呼んでいたことに由来する。
初代タイガーが虎の穴を抜け正統派レスラーに転じた後は死語化していたが、ナオトがGWMと契約し、ラフファイトを連発するようになった[注 36]ことで「黄色い悪魔」は時を超えて蘇り、観客からの罵声を浴びるようになる。
ナオトのバイク
オンロード用の大型バイクでレーシングカウルを装着しており、ボディカラーは赤。基本的にプライベート用の移動手段として使用しており、タイガーになっている時は乗らない(『二世』の愛車「プラズマGT / タイガーハリケーン」のような変形もしない)。
性能的には特に市販のものと変わらないようだが、高岡モータースで手入れをしてもらっている。
ロシモフ
富士山麓の鍛錬所に備え付けてある、拳太郎が独自に造った練習用ロボット。外部からのプログラミング操作で本物のレスラーには及ばないがそれなりに動ける[注 37]。ナオトがタイガーマスクとしてデビューする前は主にロシモフを相手として技を磨いていたが、新日と縁を持ち人間のレスラーと練習できるようになってからは使用することも少なくなった(ナオトよりボディが大柄なので、対ビッグフット戦を想定した体さばきのシミュレートなどで時おり使用)。
ブラックアウト
「ザ・ホール」(後述)において、外界に通じるゲートのカギを持つ「地獄の門番」役。人間ではなくエヴァンスの所有する企業が開発した自立歩行型兵器(エヴァンスいわく「わかりやすく言えばロボット」)。
その行状と顛末については#ストーリーの節や#エヴァンスなどの記述に詳しく書いてあるのでここでは省略。
虎の処刑(とらのしょけい)
虎の穴に所属するレスラーが大試合で外部組織の所属レスラーに敗北したり、組織に対して何らかの問題行為を行った際に執行される懲罰的な仕置き。劇中ではオーディンがタイガー(ナオト)に無様な敗北を喫したことで本国に強制送還された後に執行。
仕置きの方法は様々あるようだが、一例としては有望な虎の穴出身レスラー(劇中ではタクマ・ケビン・マイク)が強烈な技を四六時中(休憩・リカバリー無しで)かけまくる(一応、彼らが新しい技を編み出すため我が身を差し出すという名目になっている)。もちろん反撃は一切認められない。
ヘル・イン・ザ・ホール
「虎の処刑」を受ける身となったレスラーたちが再び表舞台に立てるチャンスを得られる唯一の方法(ザ・ホールと略されることも)。
存在が劇中で明かされた当初は虎の処刑すら生ぬるく感じる「地獄」とのみ示唆されていたが、タクマとケビンがエントリーした際に彼らの勝敗を賭博の対象としてデスマッチの連続試合を強いられるノールールで相手を倒すごとに凶器が渡され、それの使用もありの過激で過酷なバトルロイヤルと明かされた。その戦いは「観客は大金を、選手は命を賭けた」地下プロレスとして開催。闇の試合であるため出場レスラーは試合の結果が生死に関わるものであっても罪に問われない。
なお実際の試合場は某国の荒涼とした山全体が使われ、別々の位置に放たれた選手同士は、相手に遭遇したら戦うも良し(逃げ切れるものならば逃げるも良し)、組んで他者に挑むも良し(と見せかけて裏切るも良し)。とにかく山の頂上にたどり着いてそこにいる「門番」を倒せばクリア。晴れて自由の身となれる(なお賞金も出る)。
MAXドーム(マックスドーム)
GWMが本格的な日本プロレス界の制圧拠点として千駄ヶ谷に建設した、巨大な常設会場。
オープニングツアー(こけら落とし興行)として「覆面ワールドトーナメント」が開催された。
覆面ワールドトーナメント(ふくめんワールドトーナメント)
英称「 THE MASKED WORLD TOURNAMENT
MAXドームのオープニングツアーとして開催されたトーナメント。マスクマンレスラーであることがエントリーの最低条件で第1作目で開催された「ふく面ワールドリーグ」を彷彿とさせる名称のため、ミスタークエスチョンが乱入時「いっそリーグ戦にでもするか?」と発言している。
様々な事情により参加したレスラーの半分は即席マスクマンであるが、トーナメントを開いた真の理由は必ずエントリーしてくるであろうタイガーマスクをGWMレスラーに徹底的に叩きのめしてもらうためだったので、タイガー戦のほかはさほど重要ではない。
最終的にタイガーが優勝し賞金10万ドルを手にしたが、それが目的でなかったナオトは全額寄付してしまい、そのことを後で知った春奈は大いにガッカリした。
平成の墨田川決戦(へいせいのすみだがわけっせん)
覆面ワールドトーナメントの開催初日は新日も両国アリーナでIWGPタッグチャンピオン戦を開催する日であったため、東京では二大団体が同時に大規模興行を打つ、いわゆる「興行戦争」状態が起こった。これを高岡拳太郎が現役時代の記憶から、「平成の墨田川決戦」と印象を述べた(「墨田川決戦」の詳細は「興行戦争」の項に記載があるので、そちらを参照)。
ウォーゲーム
GWMジャパンが開催したビッグトーナメント第2弾。「究極のトーナメントバトル」という触れ込みで優勝賞金も破格の100万ドルが用意され、世界中から総勢80名近くのレスラーが参戦した。
特設リングは八層のバトルフィールド[注 38]が重なったピラミッドのような状態になっており、レスラーは一つ勝つごとに層を登り、最終的には頂上で試合が行われ[注 39]生き残ったものがトーナメントを制する。
当初、優勝者はザ・サードへの挑戦権を得られることになっていたが、彼の強い希望により自身も参戦。その際、「自分に勝った者には(GWM世界ヘビー級チャンピオン)ベルトを与える」と観客に宣言、チャンピオンの座を争奪する側面も付与されている。これはサードの独断で発言したものでミスXは彼の勝手な振る舞いに苦渋しつつも「チャンプの発言は絶対」としてこれを追認しているが、サードが優勝しチャンピオンの座は揺るがず終了。この約束は空手形に終わった(なおサードが100万ドルを手にしたかどうかは劇中で描かれていないので不明)。
必殺技(ひっさつわざ)
いわゆるフィニッシュホールド。大技を序盤から双方とも連発しては受けるか返すかの連続になることが多い21世紀のプロレス(ハイスパートレスリング)において、トップレスラーは相手に返されることが少ないオリジナルの必殺技を持つことが必須(来間ヒカリの見解による)。仮に技を破られても、再び新たなる必殺技を編み出せるのが、トップの証とも言える。
ナオトはタイガーと成ってからはプロレスの基本的な技(バックドロップなど)でフィニッシュをキメることが多かったが、ミスタークエスチョン(の正体である男性)から「GWMのレスラーに勝ち続けるには、先代タイガーが使っていたウルトラタイガードロップのような強力な必殺技が必要不可欠である」と、ナオトにオリジナル必殺技を編み出すことをアドバイスした。
タイガーマスクの必殺技
ミスタークエスチョンのアドバイスを受けたナオトが後述する「炎の槍特訓」の際に出したサマーソルトジャンプ(木やリングのコーナーポストを使い相手の頭上を飛び越える)を基に発展させたオリジナル必殺技(なお現時点では正式な名称が付いていない)。
ナオトは頭よりカラダを動かして思考するタイプなので練習では納得のいく技を完成できなかったが、タイガー・ザ・ダーク戦で窮地に追い込まれた際サマーソルトから両ひざを相手に叩き込む技を(ダブルフライングニードロップ)とっさに繰り出して勝利。この「未完成版」を経て、イエローデビル(ビリー)戦でも同様の展開でWFニードロップを見舞い、そのままの態勢で首を掴み(ネックホールド)マットに倒れこみ、落下の衝撃を相手の胸板と頸にダブルで与える3つの技のコンボを出せたことで「完成版」に至った。
ビリーは「未完成版」を一度見ていたため、この技は見切ったと思っていたが、発展する技だとは見抜けず、まともに衝撃を喰らいついに敗北した。
その後も様々な試合で無敵のフィニッシュホールドとして使われたが、ウォーゲームにおいてダークとの再戦時、WFニードロップを見舞う際にダークにカウンター技を喰らい(途中ケビンのアシストを挟まれつつ)逆にダークネスドライバーを受け3カウントを取られる。これにより無敵技ではなくなり、タイガーは手痛い「初敗北」を喫することとなった。
サクリファイス
ザ・サードの必殺技。相手の両足を「4の字固め」にした状態で真上に持ち上げ、跳躍と同時に前進して相手の上半身を床に叩きつけた後、相手の両足を「4の字固め」の形に固定したまま前方に押し込む。ウォーゲームでこの必殺技を受けたダーク(タクマ)は、両足の骨を折るなどの重傷を負った。
裏技(うらわざ)
本作では「プロレスの反則技の中でも、あまりにフザけている(のでヒールレスラーですら使う気が引ける)攻め技」といった意味で用いられる。
劇中では一例として、ふくわらマスクがウォーゲーム中、タイガーが二人のタッグに攻められているのをアシストする目的で敵の虚を突き、いわゆる「カンチョー」を行ったことがある。相手は悶絶。これを取材観戦していた来間ヒカリは「天国でプロレスの神様が拍手喝采[注 40]」と評した。
炎の槍特訓(ほのおのやりとっくん)
タイガー必殺技開発に協力するため棚橋・若松が行った「新日伝統の特訓[注 41]」。「槍」とあるが実際には木の棒の先端にボロ布を巻き付けたもの。これに油を染み込ませたあとで着火して相手(この場合タイガー)を突く。
大火傷するかも知れない極限状況に身を置くことで、カラダを頭ではなく本能的に動かし、そこからインスピレーションを得ようという趣旨である(大変危険な行為であり素人は決して真似をしてはいけない)。

スタッフ編集

主題歌編集

オープニングテーマ「行け!タイガーマスク」
作詞 - 木谷梨男 / 作曲 - 菊池俊輔 / 編曲 - 湘南乃風篤志 / 歌 - 湘南乃風
第1作目オープニングのカバー。イントロで使われた有名なセリフは、『W』オープニングでも1番が終わった後に柴田秀勝のナレーションでボイスオーバーされる。
なお、劇中でもタイガーマスク(ナオト)の入場曲として、本曲のオフボーカルバージョンが使用される(湘南乃風ver.とは違う編曲のもの)。
エンディングテーマ「KING OF THE WILD
作詞・作曲・編曲・歌 - 湘南乃風
挿入歌「みなし児のバラード」
作詞 - 木谷梨男 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔
第1作目エンディングのオフボーカルバージョン。「直人とナオト」(第7話)で、伊達直人の回想シーンで使用。

各話リスト編集

話数 サブタイトル 脚本 (絵コンテ)
演出
作画監督 総作画監督 美術
第1話 二頭の虎 千葉克彦 小村敏明 浅沼昭弘 香川久 中林由貴
木賊美香
第2話 虎とライオン 角銅博之 小泉昇
第3話 虎の遺産 芝田浩樹 大西陽一 中林由貴
第4話 赤き死の仮面 米村正二 鎌谷悠 渡邉巧大 杦浦正一郎
斉藤信二
中林由貴
第5話 ふくわらマスクの謎 あみやまさはる (角銅博之)
後藤康徳
なまためやすひろ 西山正矩
木賊美香
第6話 アイドル×ヒール 浦沢義雄 勝間田具治 井上栄作 中林由貴
第7話 直人とナオト あみやまさはる 角銅博之 太田晃博 杦浦正一郎
斉藤信二
木賊美香
第8話 牙剥く虎の穴 千葉克彦 芝田浩樹 阿部弘樹 井上栄作 西山正矩
中林由貴
第9話 波乱の開幕戦 地岡公俊 小泉昇 - 木賊美香
第10話 謎のミスター? 玉井★豪 園田誠 浅沼昭弘 中林由貴
第11話 虎の必殺技 米村正二 角銅博之 大西陽一 杦浦正一郎
斉藤信二
第12話 タイガー×タイガー 千葉克彦 西田正義
後藤康徳
中野彰子 香川久 西山正矩
中林由貴
第13話 虚構の勝利 あみやまさはる 鎌谷悠 ノエル・アンニョンヌエボ[注 42]
大西亮
中林由貴
第14話 クロスロード 千葉克彦 (角銅博之)
山口暁生
なまためやすひろ - 杦浦正一郎
斉藤信二
木賊美香
第15話 激闘!ビッグフット戦! 米村正二 芝田浩樹 井上栄作 西山正矩
中林由貴
第16話 優秀なプロモーター 浦沢義雄 (地岡公俊)
後藤康徳
阿部弘樹 木賊美香
第17話 甘ったれんじゃねぇ! 玉井★豪 角銅博之 太田晃博 杦浦正一郎
斉藤信二
中林由貴
第18話 誕生!スプリングタイガー あみやまさはる (西田正義)
広嶋秀樹
香川久、小林一三
斎藤和也、羽山淳一
木賊美香
第19話 地獄からの脱出 千葉克彦 園田誠 浅沼昭弘 西山正矩
第20話 地獄の門番 角銅博之 小泉昇 杦浦正一郎
斉藤信二
第21話 再会! 米村正二 (西田正義)
境宗久
なまためやすひろ 中林由貴
第22話 ふくわらマスクの野望! 玉井★豪 (角銅博之)
後藤康徳
小林一三、羽山淳一 香川久 西山正矩
木賊美香
第23話 ウォーゲーム開幕! あみやまさはる 芝田浩樹 井上栄作 - 杦浦正一郎
斉藤信二
中林由貴
第24話 再びの猛虎激突! 米村正二 鎌谷悠 渡邉巧大、こかいゆうじ
羽山淳一
木賊美香
第25話 虎の正体 千葉克彦 角銅博之 太田晃博 西山正矩
中林由貴
第26話 謎のミラクル1(ワン) (西田正義)
広嶋秀樹
浅沼昭弘 杦浦正一郎
斉藤信二
木賊美香
第27話 死闘!キングタイガー戦[注 43] 米村正二 畑野森生 大西陽一、香川久 中林由貴
第28話 黄色い悪魔 千葉克彦 柳沢テツヤ、地岡公俊)
中野武蔵
なまためやすひろ 西山正矩
木賊美香
第29話 孤独の虎 あみやまさはる (スタジオモリコーネ、園田誠)
園田誠
井上栄作、島崎望 杦浦正一郎
斉藤信二
中林由貴
第30話 虎の制裁! 玉井★豪 角銅博之 小泉昇 木賊美香
第31話 対決!嵐柔剣流 米村正二 (西田正義)
芝田浩樹
こかいゆうじ 杦浦正一郎
斉藤信二
第32話 ランバージャック 千葉克彦 (柳沢テツヤ、鎌谷悠)
鎌谷悠
大西亮、香川久 西山正矩
中林由貴
第33話 過去の刺客 米村正二 角銅博之 太田晃博 木賊美香

放送局編集

テレビ朝日系列 / 放送期間および放送時間[11]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [12] 備考
2016年10月2日 - 12月25日
2017年1月8日 -
日曜 2:45 - 3:15(土曜深夜)
日曜 2:30 - 3:00(土曜深夜)
テレビ朝日 関東広域圏 制作局 / プロレスアワー 第1部
2016年10月3日 - 2017年4月3日
2017年4月9日 -
月曜 1:10 - 1:40(日曜深夜)
日曜 2:30 - 3:00(土曜深夜)
福島放送 福島県
2016年10月7日 - 木曜 2:50 - 3:20(金曜深夜) 広島ホームテレビ 広島県
2016年10月9日 - 12月25日
2017年1月8日 -
日曜 2:15 - 2:45(土曜深夜)
日曜 2:30 - 3:00(土曜深夜)
山口朝日放送 山口県
日曜 2:20 - 2:50(土曜深夜)
日曜 2:30 - 3:00(土曜深夜)
東日本放送 宮城県
日曜 2:45 - 3:15(土曜深夜)
日曜 3:00 - 3:30(土曜深夜)
大分朝日放送 大分県
2016年10月9日 - 12月25日
2017年1月8日 -
日曜 6:30 - 7:00
日曜 3:18 - 3:48(土曜深夜[13]
メ〜テレ 中京広域圏
2016年10月10日 - 月曜 1:28 - 1:58(日曜深夜) 静岡朝日テレビ 静岡県
月曜 1:28 - 1:58(日曜深夜)[注 44] 瀬戸内海放送 香川県・岡山県 第2日曜の翌日未明は1:45 - 2:15
月曜 1:40 - 2:10(日曜深夜) 秋田朝日放送 秋田県
長野朝日放送 長野県
月曜 1:53 - 2:23(日曜深夜) 山形テレビ 山形県
月曜 1:58 - 2:28(日曜深夜) 朝日放送 近畿広域圏 マッスルサンデー 第1部[14]
月曜 2:05 - 2:35(日曜深夜) 愛媛朝日テレビ 愛媛県
2016年10月13日 - 木曜 2:45 - 3:15(水曜深夜) 熊本朝日放送 熊本県
2016年10月14日 - 金曜 2:25 - 2:55(木曜深夜) 新潟テレビ21 新潟県
2016年10月16日 - 12月25日
2017年1月8日 -
日曜 2:45 - 3:15(土曜深夜)
日曜 3:00 - 3:30(土曜深夜)
岩手朝日テレビ 岩手県
鹿児島放送 鹿児島県
日曜 4:17 - 4:47(土曜深夜)
日曜 4:20 - 4:50(土曜深夜)
九州朝日放送 福岡県
2016年10月17日 - 月曜 3:05 - 3:35(日曜深夜) 長崎文化放送 長崎県
2016年10月19日 - 水曜 1:20 - 1:50(火曜深夜) 琉球朝日放送 沖縄県
2016年10月23日 - 日曜 2:15 - 2:45(土曜深夜) 北陸朝日放送 石川県
2016年10月27日 - 木曜 2:15 - 2:45(水曜深夜) 青森朝日放送 青森県
2016年10月30日 - 木曜 2:15 - 2:45(水曜深夜) 北海道テレビ 北海道
2017年2月4日 - 土曜 23:00 - 翌0:00 (#1-26)
土曜 23:30 - 翌0:00 (#27-)
テレ朝チャンネル 日本全域 CS放送 / 1~26話までは2話連続放送[15]
日本国内 インターネット放送 / 放送期間および放送時間[16]
配信期間 配信時間 配信サイト 備考
2016年10月6日 - 木曜 0:00 更新 ニコニコチャンネル
東映アニメオンデマンド
テレ朝動画
U-NEXT
楽天ショウタイム
ひかりTV
バンダイチャンネル
GYAO!ストア
DMM動画
VIDEX
ビデオパス
J:COMオンデマンド
TSUTAYA TV
VideoMarket
dアニメストア
dTV
UULA
Amazonビデオ
2016年10月17日 - 毎週月曜 夜 ライブ配信 AbemaTV

※ このほか、ニコニコ生放送で適宜まとめて集中配信を実施。

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ テレビ朝日では2016年10月 - 2017年3月までは第1部で放送、同年4月以降は『ワープロ』の放送時間が60分早まったため第2部で放送した。
  2. ^ ブシロードはテレビ放送において新日本プロレスと共にスポンサーになっている。
  3. ^ a b 「月刊プロレスワールド」記者・来間ヒカリがタイガー(ナオト)へのインタビュー時に「初代タイガーの正体は伊達直人」と明言しており、『W』の時代の頃には高岡拳太郎以外にも初代の正体は明らかになっている。
  4. ^ この時点では、タイガー(ナオト)はダークの正体が友人でもある大助の息子・タクマであることは知らなかったため、ダークに必殺技を決められ気絶したタイガーは控え室で意識を取り戻した際、自身がウォーゲームに参加した目的でもある「ザ・サードへの挑戦」をダークに阻まれたことへの苛立ちから「なぜダークは俺の邪魔ばかりするんだ!?」と声を荒げたり、ロッカーの扉を殴り付けるなどをしていた。
  5. ^ ザ・ホールにおいては素顔の「タクマ」名義で戦った。
  6. ^ 両親については明言されていないが、高岡拳太郎の妹・洋子がアニメ第1作で登場している。
  7. ^ その肉体は腹筋に力を込めて締めるとしっかりと割れているのがわかるレベルにまで達しており、これを見たミントはさらに直に体の各所を触れてから称賛した。
  8. ^ 高岡拳太郎と春奈の母との間で「春奈をプロレスラーにはしない」という約束をしているため。
  9. ^ アニメ第1作にて、タイガー・ザ・グレートとの闘いで重傷を負っているが、これがその時の怪我の後遺症なのかどうかは不明。
  10. ^ サードがデビルトルネードなど、イエローデビルの必殺技を次々と繰り出した際に。
  11. ^ 来間ヒカリがダーク(タクマ)へインタビューした際のセリフから、初代タイガーの正体同様「虎の穴と呼ばれる組織が過去に存在した」という点については周知の史実になっている。
  12. ^ オーディンが「虎の処刑」を受けている際、癇に障った発言をした際には彼にムチ打ちをしたこともある。
  13. ^ この件を高岡春奈に電話で説明した際、レディが「契約書の隅に小さく書いてあった」と不正スレスレなやりかたを明かしている(もっともタイガー側は条項自体ほとんど目を通していなかった模様)。
  14. ^ この時期、対外的には「ファーム(2軍)で調整中」ということにしていた(来間ヒカリに取材を受けた際のコメントより)。
  15. ^ 柴田はオープニングナレーションも担当している(#主題歌の節参照)。
  16. ^ アニメ第1作のミスターXは劇中で事故死しており、本作の第7話においても当代のミスターX自身がそれを認めている。また当代のミスターXの執務室には、第1作のXのものと思われる杖とシルクハット、ひびの入ったモノクルが飾られており、先代への思い入れの深さが伺われる。
  17. ^ 旧・虎の穴では「裏切者許すまじ」という鉄の掟があり、初代タイガー(伊達直人)へ明確な殺意を持って執拗に刺客を送ったのは直人が組織を裏切ったことに対して制裁を課すという側面が強くあった。
  18. ^ ミスターXの執務室には、ザ・サードの祖父である初代グレートの肖像画が飾られている。
  19. ^ 技の仔細は「#サクリファイス」を参照。
  20. ^ ビリーザキッドマンは端的に「偽」と言えないが、ここでは便宜上「偽」であることが明白な「ウォーゲームのイエローデビル」と一括りにする。
  21. ^ 設定では「ザ・サードが(元々存在していた団体を)乗っ取った」とされている
  22. ^ タクマが虎の穴卒業試験でトップ成績で合格しダークのマスクをミスXから受け取った際「虎の穴の伝統あるマスクを授ける」という趣旨の発言をしており、GMWのレスラーにとってマスクマンになることは言わば「強者の証」とも言える。
  23. ^ 本当は割とすぐに回復しており、セミファイナルマッチの前座試合では素顔でマイクとコンビを組みドラゴンヤング&ポセイドン組とタッグ試合を行った。
  24. ^ リングの上空(数mほど)に鉄パイプが柵状に組まれており、大車輪などの体操技を使えば遠心力でキックなどを通常の数倍に高めることができる。
  25. ^ 当初は30分を予定していたが、ダーク戦を終え疲労したタイガーに回復の時間を与えないため、ミスXが急きょ短縮した。
  26. ^ ミルクはフリル多めでホワイト主体の、ミントは薄青緑色主体(アクセントとしてブラックも使用)のスポーティなものを着ている。
  27. ^ キャラクターデザイン・香川久によるとモデルはブリバトの沙紀と瑞希香川久Twitter(8:35 - - 2017年1月19日)
  28. ^ 都市部の試合会場へ向かう際は、スウェットスーツ上下にサンダル履きのラフな格好で手提げ紙袋を持ち、さらに覆面を着けたまま電車に乗るフランクな移動を好む。
  29. ^ 当時の正体は「インドの太陽王」と称され尊崇されていた、「グレート・ズマ」というレスラー。その時点で約80歳の高齢だった。
  30. ^ タイガーが勝った場合、春奈はマミーが母国に所有するアカプルコのホテルを一つプレゼントしてもらうということになっていたが前述したとおり試合はノーコンテストに終わったため、うやむやとなった。
  31. ^ この手紙によるとオーディンの本名は「ヘンリー」で、ハイスクールのレスリング選手からプロレスラーとしてGWMに入り、スター選手になったという。
  32. ^ タイガーは実際に三十万円を払ってしまったが、彼の言うことにはそれなりに感じ入る所があったので、騙されたとは思っていなかった。
  33. ^ アニメ版第1作のラストで、拳太郎はジャイアント馬場から「タイガーが君に渡して欲しいと言った」とタイガー・ザ・グレート戦での血染めの覆面を託されているが、この覆面がそれであるかは不明。
  34. ^ 『W』のオープニング(TVサイズ版)ではカットされている。
  35. ^ 原作版タイガーマスクの項>伊達直人の記述より。
  36. ^ ナオトは高岡から相手が反則技を仕掛けてきた際に対処するためラフファイトを教わっていたが、これは反撃技の一つとしてであり、自身から仕掛けるために教えたつもりはなかったので、このことも高岡が憤慨する一因となった。
  37. ^ 完全自立型ではなく背部に大型アームが接続されており、これで立・屈を制御する。
  38. ^ 下4層は石状で、床も含めてここまでは自由にバトルロイヤルが可能。上4層のうち3層はリング状に作られているが上が重なってるので通路のように狭い。最上段のみが一般的なスクエアリングとなる。
  39. ^ 二名が頂上に上がった時点で他のバトルは終了。20分のインターバルの後ファイナルマッチとなる。
  40. ^ “ プロレスの神様 ”と称されているゴッチはその称号に値する正統派のレスラーというイメージが強いが、一方でエンタメより勝利を優先するシューターレスラーという側面もあり、試合の状況次第では反則技も使い場合によっては鍛えようのない人体の部位(肛門のほか口の中など)への攻撃もしたとされる。
  41. ^ 現実世界では新日の創始者・アントニオ猪木が槍を使った特訓を考案し、のちに橋本真也が竹槍に炎を付けて実行した。
  42. ^ 本放送での表記ママ。他作品では「ノエル・アンニョヌエボ」表記が多い。
  43. ^ この回以降、エンディングで「Special Thanks AnimeJapan 2017 ステージ参加の皆さん」とクレジットされており、本作のイベント時に収録した観客の歓声などが使われている。
  44. ^ 放送局の都合で休止になる場合あり。休止になった回は振替放送は一切行わない。

出典編集

  1. ^ a b タイガーマスクW、新日本プロレスと「完全連動」,日刊スポーツ,2016年9月7日
  2. ^ 今秋開始「タイガーマスクW」は2匹の虎の復讐劇!ビジュアルやPVも公開,コミックナタリー
  3. ^ タイガーマスク:34年ぶり新作アニメ「W」今秋放送 現代を舞台に2人のタイガーマスクが活躍,毎日新聞デジタル,2016年7月22日
  4. ^ 「タイガーマスク」アニメ化企画進行 木谷高明氏が明かす、新日本プロレス選手も登場 - アニメ!アニメ!(イード)、2016年3月4日配信
  5. ^ 梶原一騎、辻なおきの名作を新たにテレビアニメ化! 『タイガーマスク』(仮題) 東映アニメーション60周年企画の一環として製作決定,東映アニメーション株式会社,2016年3月25日
  6. ^ a b c d e TigerMaskWのツイート (765804249494290432)
  7. ^ アニメ「タイガーマスクW」公式Twitter(16:49 - 2016年10月13日),アニメ「タイガーマスクW」公式Twitter(17:13 - 2016年10月13日)
  8. ^ タイガーマスクW | キャラクター | - 東映アニメーション
  9. ^ ビッグフットやミルク&ミントが初登場!『タイガーマスクW』1・21OA第15話”. TVLIFE web - テレビがもっと楽しくなる! (2017年1月20日). 2017年2月17日閲覧。
  10. ^ 人気急上昇中のアイドル「生ハムと焼うどん」が本人役で11月5日(土)のアニメ6話に登場!- 『タイガーマスクW』サイト(東映アニメーション株式会社)” (2016年10月7日). 2016年10月17日閲覧。
  11. ^ ON AIR”. 2016年9月29日閲覧。
  12. ^ テレビ放送対象地域の出典: 放送分野の動向及び規制・制度(資料2)”. 政府規制等と競争政策に関する研究会通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2 (2009年10月9日). 2016年8月12日閲覧。 基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号 (1988年10月1日). 2016年8月12日閲覧。 地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2016年8月12日閲覧。
  13. ^ アニメ・ヒーロー|今日の番組 - 名古屋テレビ【メ〜テレ】”. 2016年9月29日閲覧。
  14. ^ 番組紹介|朝日放送 6チャンネル - Asahi Broadcasting Corporation”. 2016年9月29日閲覧。
  15. ^ タイガーマスクW|アニメ・特撮|テレ朝チャンネル”. 2017年1月24日閲覧。
  16. ^ タイガーマスクW 放送情報”. 東映アニメーション (2016年10月3日). 2016年10月7日閲覧。

外部リンク編集

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あるある議事堂
※2:15 - 2:45
【15分繰り上げて継続】
【ここまでバラエティ枠】
タイガーマスクW
-
テレビ朝日 日曜 2:45 - 3:00(土曜深夜)枠
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【ここまでバラエティ枠】
タイガーマスクW
-
テレビ朝日 日曜 3:00 - 3:15(土曜深夜)枠
まとめないで!!
※2:45 - 3:15
【ここまでバラエティ枠】
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【15分繰り上げて継続】
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