半田健人

日本の俳優、タレント

半田 健人(はんだ けんと、1984年6月4日 - )は、日本の俳優作曲家タレント歌手コラムニスト兵庫県出身[1]。以前はウッドオフィスに所属していた。現在の業務提携はぐあんばーる[3]

はんだ けんと
半田 健人
生年月日 (1984-06-04) 1984年6月4日(40歳)
出身地 日本の旗 日本兵庫県
身長 177 cm[1][2]
血液型 O型[1][2]
職業 俳優タレント歌手コラムニスト
ジャンル テレビドラマ映画音楽バラエティ番組
活動期間 2002年 -
活動内容 2002年:俳優デビュー
2003年:『仮面ライダー555
2006年:歌手デビュー
事務所 ぐあんばーる(業務提携)
公式サイト 半田健人オフィシャルサイト
主な作品

テレビドラマ
仮面ライダー555
新・科捜研の女
おとり捜査官・北見志穂』シリーズ


映画
劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト
平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊
スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号
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来歴

2001年ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの最終選考会出場者(ファイナリスト)に選ばれたことをきっかけに芸能界入りした[4]

2002年、『ごくせん』 第5話のゲスト出演でドラマデビュー。下記の『555』で共演する生徒役の泉政行と対面はないが共演。

2003年平成仮面ライダーシリーズ仮面ライダー555』の乾 巧(いぬい たくみ) / 仮面ライダーファイズ役で初主演を飾る。『史上最年少のイケメンライダー』(当時)として知名度を上げた。

2004年、『タモリ倶楽部』への出演を機に、高層ビル好きであることが知られるようになる。その後、同番組や、バラエティ番組などへの出演を通じ、鉄道、昭和歌謡といったジャンルへの造詣の深さも、徐々に明らかになっていった。

2008年4月から作曲家林哲司と共に、ラジオ番組『林哲司&半田健人 昭和音楽堂』のパーソナリティを担当。またこの年にスーパー戦隊シリーズの「炎神戦隊ゴーオンジャー」の映画作品に主要人物としてゲスト出演し同年のTVシリーズにも出演した。

2014年3月29日公開の『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』において10年ぶりに乾巧を演じる。なお、この時の撮影では久しぶりの変身シーンに挑むも失敗してしまう姿がメイキングに収録されている。また、翌年2015年3月21日公開の『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』において再び乾巧を演じたほか、ライダーマンの声も担当した。

2014年5月28日、オリジナル・アルバム『せんちめんたる』をリリース。

2015年、田中清司・Jun DogGodとユニット「Rose Cult(ローズ・カルト)」を結成[5][6]、6月4日にdues新宿にて「ROSE-CULTの誕生」と題して生演奏を行った[7]

2016年10月26日、初のメジャーデビューシングル「十年ロマンス」をビクターよりリリース[8]

2017年11月1日、全曲宅録(自宅録音)による自身の楽曲(一部既存曲)で構成されたアルバム、「HOME MADE」をビクターエンタテインメントよりリリースした[9]

人物

  • 趣味は高層ビル鑑賞・レコード収集(60~70年代歌謡曲)。特技は楽器演奏絵画サッカーものまね[2]
  • 尊敬するボーカリストは尾崎紀世彦。雑誌「団塊パンチ 5号」(飛鳥新社)誌上にて尾崎との対談が実現した際、半田は持参した全アルバムを傍らに置き、尾崎さえも忘れていたアルバム収録曲をも引っ張り出してきて語った[10]
  • 昭和の名曲を後世に伝えたいという思いから「歌謡見聞録」と銘打ったライブを渋谷のクロコダイルで2006年8月から月に1度のペースで開催[11]。また、亡くなった阿久悠を偲び2007年12月22日に「時代に生きた歌たち〜All song for 悠〜」と銘打った阿久悠追悼ライブを新橋のSOMEDAYで開催[12]
  • 2009年4月20日、JTB時刻表1000号を記念して、時刻表親善大使に任命され、鉄道博物館で開かれた「JTB時刻表」1000号記念トークショーに参加。印象的な時刻表について聞かれると、「ヨンサントオと呼ばれた昭和43年のダイヤ改正号でしょうね」と答えた[13]
  • 昭和歌謡の他に、ヘヴィメタル浜崎あゆみも好きだという[14]
  • 2017年9月20日空の日)に高層建築好きの立場から高層タワーの楽しみ方として「東京スカイツリー」の魅力について解説した[15]
  • グループ・サウンズ(GS)の愛好家であり、ライブストリーミング・チャンネルDOMMUNEの番組「半田健人のGS!GS!GS!」(2021年7月16日開始)でレギュラーを務める。第1回は「グループ・サウンズと昭和四十三年を語る」というテーマでサミー前田とトークを繰り広げ、ゲスト出演したパープル・シャドウズの今井久と「小さなスナック」を演奏した[16]

エピソード

『仮面ライダー555』関連

『仮面ライダー555』で主役を務めることになったものの、幼いころから特撮ヒーローものを一切観たことが無かったため、『555』の出演が決まった時は模範もなく、「どういう気持ちでヒーローを演じるか悩んだ」とのこと。オーディションに合格後、クランクイン前にパイロット監督である田﨑竜太に「先代の藤岡(弘)さん世代のライダーシリーズを観たほうがいいんですか?」と質問したところ「観るんだったら終わってから観て」「あえて観ないでくれ」と言われ、「変な先入観なく、全く新しいものを作りたいんだな」という意思が伝わってきたという[17]

オーディションの時、プロデューサーの白倉から「今の髪型、巧のイメージにピッタリだから変えないでね」と指示されたが、半年足らずで勝手に変えてしまった。しかしプロデューサー達からは怒られることもなく、武部プロデューサーに至っては「あら、似合ってるじゃない」と褒められ安心したものの、やや複雑な気持ちだったという[18]

放送10周年記念の雑誌仮面ライダーのインタビューで本人が答えているが、このころの半田はまだ未成年だったがゆえに、飲み会では酒を飲めなかった。そのためよくキャストやスタッフたちから「健人は付き合いが悪い」と冗談で言われていたが、今でも共演者であった芳賀優里亜溝呂木賢泉政行我謝レイラニ唐橋充村上幸平山崎潤栗原瞳らで結成した「555会」なる集まりで彼らと親しくしているそうである[19]。また、2015年に35歳で死去した泉政行に対してはラジオで追悼のコメントを出している。

出演

テレビドラマ

バラエティ番組など

映画

オリジナルビデオ

Webドラマ

舞台

MV

インターネット配信

  • 半田倶楽部(2015年4月24日 - 2017年7月23日、ニコニコ動画[31]
  • 半田健人presents「歌のビックターイム」(2017年04月29日 - )[1][2]
  • 半田健人のGS!GS!GS!(2021年7月16日 - DOMMUNE[16]

CM

ラジオ

テレビアニメ

OVA

  • Prayersプレイヤーズ(2005年) - 主演・タスク 役

ゲーム

その他

音楽

CDシングル

  • かっこいいブーガルー(2006年12月20日、渚ようこ×半田健人名義)
    • カップリング曲として半田が作詞・作曲・編曲を手がけた「新宿、泪しらず」が収録されている。
  • 十年ロマンス(2016年10月26日、作詞・作曲半田健人)

CDアルバム

  • せんちめんたる(2014年5月28日)
    • 昭和歌謡を強く意識したオリジナル・アルバム。
  • HOMEMADE(2017年11月1日)
  • 生活(2018年5月30日)

アナログ盤

  • せんちめんたる(2014年5月28日)

脚注

  1. ^ a b c 半田健人”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2021年5月27日閲覧。
  2. ^ a b c 半田健人プロフィール 仮面ライダー555(東映公式) - ウェイバックマシン(2007年4月10日アーカイブ分)
  3. ^ 業務提携のお知らせ”. 半田健人オフィシャルブログ (2021年4月1日). 2022年12月15日閲覧。
  4. ^ TASCAMのマイクプリアンプで録音した半田健人の新曲『都会』をティアックストア限定にてリリース。ライブ配信特番も放送”. プレスリリース (2021年5月21日). 2021年5月24日閲覧。
  5. ^ JDG愛の猫にゃんブログ(2015年1月1日)
  6. ^ Rose Cultの公式ホームページ
  7. ^ TBSラジオ「たまむすび」(2015年5月29日放送)
  8. ^ 半田健人、ニューシングルは“ロマンスカー歌謡””. 音楽ナタリー (2016年10月6日). 2021年5月27日閲覧。
  9. ^ 半田健人、全曲宅録アルバムに自信「僕以外の手が入っていない」”. ORICON MUSIC. オリコン (2017年11月1日). 2021年5月27日閲覧。
  10. ^ 半田健人が憧れの尾崎紀世彦と対談! - ORICON STYLE 2007年4月16日
  11. ^ 渚ようこ かっこいいブーガルー”. テイチクエンタテインメント. 2015年9月13日閲覧。
  12. ^ 2007年12月23日 日刊スポーツ 芸能面 他各紙紙面
  13. ^ 時刻表1000号記念 貴重な表紙がズラリ! 鉄道博物館コレクション展”. 日経トレンディネット (2009年4月22日). 2015年9月13日閲覧。
  14. ^ 半田健人のオールナイトニッポン 2009年6月20日「浜崎あゆみ」#22”. ニッポン放送 (2009年6月20日). 2015年9月13日閲覧。
  15. ^ 高層タワーの楽しみ方 yahooライフスタイル
  16. ^ a b “「半田健人のGS!GS!GS! vol.1」 検証、グループ・サウンズと昭和四十三年を語る”. DOMMUNE. (2021年7月16日). https://www.dommune.com/streamings/2021/071601/ 2021年7月17日閲覧。 
  17. ^ 語ろう!555・剣・響鬼(レッカ社 編著)p.199 - 236
  18. ^ 半田健人『仮面ライダー555 半田的レビュー ♯31 折り紙の涙』”. 半田健人オフィシャルブログ「生活の柄」Powered by Ameba. 2023年9月11日閲覧。
  19. ^ THE仮面ライダー WINTER 2013年2月号(小学館)半田健人インタビュー
  20. ^ “『仮面ライダージオウ』に『555』から乾巧と草加雅人が参戦決定!”. マイナビニュース. (2018年8月28日). https://news.mynavi.jp/article/20180830-686061/ 2018年8月28日閲覧。 >
  21. ^ handakentoのツイート- X(旧Twitter)
  22. ^ 10ytvのツイート- X(旧Twitter)
  23. ^ J-COM・関西エリア「おちゃのこ Sai Sai」
  24. ^ “河崎実による特撮「電エース」初の劇場版公開、主演は小林さとしとタブレット純”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年10月17日). https://natalie.mu/eiga/news/545281 2023年10月24日閲覧。 
  25. ^ “「仮面ライダー555」Vシネクストが来年上映、超特報に“新型ファイズ”登場”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年5月5日). https://natalie.mu/eiga/news/523469 2023年5月5日閲覧。 
  26. ^ パンフレット 2024
  27. ^ 大阪府/ステップ!(平成16年度)”. 大阪府 教育庁 市町村教育室地域教育振興課 社会教育グループ. 2021年12月18日閲覧。
  28. ^ “高岩成二の主演作に賀集利樹、半田健人、出合正幸、ケイン・コスギ、渡邉美穂が出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年3月7日). https://natalie.mu/eiga/news/515529 2023年3月7日閲覧。 
  29. ^ “『仮面ライダー555殺人事件』制作決定 探偵は草加雅人で怪しくささやく?「乾巧って奴の仕業」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年9月13日). https://www.oricon.co.jp/news/2294589/full/ 2023年10月24日閲覧。 
  30. ^ キャスト・スタッフ”. 音楽朗読劇「ヘブンズ・レコード~青空篇~」. 2021年12月18日閲覧。
  31. ^ 半田健人オフィシャルサイト(NEWS、2015年4月23日)
  32. ^ アニメ「とーがね!おまつり部」公式 [@togane_omatsuri] (2022年3月29日). "【追加キャスト】 半田健人【@handakento】さん 『仮面ライダー555』以来、半田さんと鈴村監督19年振りのお仕事です。6話からのレギュラー出演となります! #とーがねおまつり部 #仮面ライダー555". X(旧Twitter)より2022年3月29日閲覧
  33. ^ “半田健人×鈴村展弘「仮面ライダー555」以来19年振りタッグ!”. ORICON NEWS (oricon ME). (2022年3月29日). https://www.oricon.co.jp/pressrelease/1147334/ 2022年3月29日閲覧。 
  34. ^ DCD_GANBARIDEの2021年10月6日のツイート2021年10月7日閲覧。
  35. ^ CHARACTER”. 仮面ライダー バトライド・ウォー 創生 公式サイト. バンダイナムコエンターテインメント. 2016年1月8日閲覧。
  36. ^ クラフト賞|2020年入賞作品|ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS”. 一般社団法人 ACC (2020年10月30日). 2024年3月31日閲覧。

参考文献

  • 『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』パンフレット 2024年2月2日発行 / 編集・執筆:用田邦憲 / 発行所:東映ビデオ

外部リンク