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国道417号

日本の岐阜県から福井県に至る一般国道

概要編集

徳山ダム建設工事に関連し全住民が退去して廃村となった旧徳山村(現・揖斐川町)や、岐阜県と福井県の2つの池田町を通る。このうち、揖斐川源流域を通り抜ける岐阜・福井県境は未開通区間(交通不能区間)となっているが、林道冠山線を経由して通行可能。2017年現在、この未開通区間の解消のため冠山峠道路国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所により事業中である。

福井県丹生郡越前町の織田北交差点(国道365号交点)から終点までは国道365号・国道305号重複区間であるため表記がないこと、その終点が重複する国道305号と同じ南越前町であっても場所が異なること(国道305号の終点は桜橋交差点ではなく今庄IC)から、どこまでが国道417号に指定されているのかが分かりにくい。正確なルートを把握するには道路時刻表などを用いる必要がある[1]

路線データ編集

以下は「道路統計年報2017 道路の現況」(国土交通省、2016年4月1日時点)による。

一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)に基づく起点、終点及び重要な経過地は以下の通り(政令に記載されている市町村名であり、平成の大合併後の名称とは限らない)。

  • 起点:岐阜県大垣市
  • 終点:福井県南条郡河野村
  • 重要な経由地:岐阜県揖斐郡揖斐川町、同郡藤橋村、福井県今立郡池田町、同郡今立町、鯖江市、同県丹生郡織田町、同郡越前町

年表編集

  • 1982年昭和57年)4月1日
    • 一般国道417号(大垣市 - 福井県南条郡河野村)として指定施行[3]

路線状況編集

岐阜県と福井県の県境にある冠山峠によって分断されているが、塚林道を経由して迂回することができる[4]。岐阜県側からは、徳山ダムの建設で付け替えられた新道区間があり、ダムの手前で橋梁やトンネルが連続する[4]。計画から50年をかけた徳山ダム建設によって付け替えられた旧道は、徳山村の全村とともにダム湖に沈んでいる[4]。付け替え道路の最後のトンネルを抜けると、道路は直角にカーブして、川沿いにセンターラインがない狭隘道路が続く[4]。県境の分断区間をトンネルで結ぶ「冠山峠道路」が着工されており、2025年完成予定である[4]

バイパス編集

別名編集

重複区間編集

道路施設編集

トンネル編集

  • 池太沢夜叉隧道(岐阜県揖斐郡揖斐川町)
  • 境の尾一里岩隧道(同上)
  • 大徳之山隧道(同上)
  • 道場山隧道(同上)
  • 漆原乙女隧道(同上)
  • 洞山鬼岩隧道(同上)
  • 本郷カンタク隧道(同上)
  • カンノセ合掌隧道(同上)
  • 櫨原義徳隧道(同上)
  • 塚白椿隧道(同上)
  • 田代第三トンネル(福井県今立郡池田町)
  • 田代第二トンネル(同上)
  • 板垣トンネル(福井県今立郡池田町 - 越前市)
  • 鳥越トンネル(福井県越前市)

主な橋梁編集

道の駅編集

地理編集

国道417号は、揖斐川沿いから日本最大の貯水量を誇る徳山ダムに向かって延びている[4]

通過する自治体編集

交差する道路編集

通過する峠編集

脚注編集

参考文献編集

  • 鹿取茂雄「国道417号〈冠山峠〉」『酷道大百科』〈ブルーガイド・グラフィック〉、実業之日本社、2018年12月28日、 44頁、 ISBN 978-4-408-06392-8

関連項目編集