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飛鳥交通株式会社(あすかこうつう、: Aska Traffic Inc.)は、東京都埼玉県千葉県神奈川県にて、主にタクシーを運行する事業者である。その他にも関連会社にてハイヤー事業・自動車教習所を運営しており、2014年には既存事業者を買収し、観光バス事業へ参入した。本社は東京都新宿区新宿六丁目。ΛskΛ(AsukAではない)が目印である(ただし都区内の日本交通仕様車の社名表記は都区外車の英字表記の「ASKA TRAFFIC」ではなく「ASUKA KOTSU」となっている)。社長の川野繁は一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会(旧・東京乗用旅客自動車協会)の副会長。

飛鳥交通株式会社
Aska Traffic Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
160-0022
東京都新宿区新宿6-27-48
設立 1949年(昭和24年)12月7日
業種 陸運業
法人番号 8011101040050
事業内容 一般乗用旅客自動車運送事業
代表者 代表取締役社長 川野 繁
資本金 9,950万円
外部リンク http://www.aska-web.co.jp/
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東京都23区以外の営業所は自社無線を使用する。東京都23区内の営業所は以前は東京無線協同組合に加盟し、規定により同無線を使用していたが、2016年に日本交通とフランチャイズ提携を発表[1]、2016年末には日本交通仕様に改めた第一陣が営業を開始、2017年4月までに完了した[2]

車両編集

 
飛鳥交通のタクシー(神奈川)
 
飛鳥交通のタクシー(神奈川)
 
飛鳥交通のタクシー(日本交通加盟後の四社カラー)
 
飛鳥交通のタクシー(東京無線時代)
 
飛鳥交通のワゴンタクシー(東京無線時代)

車体色は日本交通に加盟しない営業所はすべて黒となる(なお、車体表記は前扉の前方側下端にTAXIの表記があったり前扉と前輪のホイールアーチの間に帰庫地の表記がある等東京無線の一般車の表記方法に類似する)。車種は基本的に日産・セドリックのオリジナルだが、2017年現在、東京都内においては代替車両は日本交通の四社カラーに同スーパーカスタムおよびクラウンセダンスーパーデラックス、黒色にセドリッククラシックSV及びクラウンセダンスーパーデラックスGパッケージを導入している。また、横浜市内の事業所ではクラウンセダンの導入が多い。吸収前の会社に他車種がある場合はそれも使用しており、船橋営業所では白いクラウンコンフォートも使用していた。なお、東京無線加盟時代クラウンコンフォートを使用していたが日本交通加盟に伴い新車に代替したり独自営業エリアのクラウンセダンとトレードして淘汰した。また、東京無線時代の黒色車や前述のトレードで移籍してきた黒色車のうちクラウンセダンスーパーデラックスの車両は表記こそ黒色車のものだが扱い上は黄色同然となっている。ワゴンタクシーとしてトヨタ・アルファード、ユニバーサルデザインタクシーとして日産・NV200タクシーも使用する。かつては三菱・デリカスペースギアも在籍していたが、これはけいひんボラグからの移籍車であった[3]

沿革編集

  • 1949年 - ウカワ自動車株式会社として創業。
  • 1952年 - 井土ヶ谷営業所を新設。
  • 1955年 - 京王交通株式会社に改称(京王電鉄グループとは無関係)。
  • 1961年 - 井土ヶ谷営業所を母体とし、神奈川地区分離子会社の京王交通第二を設立。東京城西旅客自動車事業協同組合(現:東京無線協同組合)に加盟。
  • 1970年 - 浦島交通を買収、第二傘下へ収める(現:新横浜営業所)。
  • 1990年 - 日興交通を買収、京王交通第三へ改組(現:成城営業所)。
  • 1994年 - 西八交通(現:八王子営業所)を買収。(旧)高井戸営業所が品川区東品川に移転、品川営業所となる。長瀬タクシー(現:毛呂山営業所)・地産トーカン(のち:ジェネラスコーポレーション、2009年解散)の系列会社であるチサンタクシー(現:川口営業所)を吸収合併。東横自動車(チェッカーキャブ無線グループ)を吸収合併し大田営業所とする。
  • 1998年 - 八千代営業所を新設。日通ひまわり交通(東京無線系・日本通運グループ)を吸収、大田営業所に統合。
  • 1999年 - 中央無線グループ(現:信和事業協同組合)で映画配給大手松竹の子会社であった松竹事業から旅客事業を譲受し品川営業所に統合。子会社の京王キャブが杉並区和田から板橋区舟渡に移転。
  • 2000年 - 東タクシーを買収(現:柏営業所)。アポロ交通(東京相互無線グループ)を買収し京王アルファ交通へ改組。
  • 2001年 - 京王電鉄との間の類似商号訴訟敗訴を受け、飛鳥交通株式会社に社名変更。品川営業所と大田営業所を統合。京王キャブ→飛鳥交通第二、京王アルファ交通→飛鳥交通第六へそれぞれ社名変更。京浜運送から旅客部(けいひんボラグ・大田区京浜島)を譲受し飛鳥交通第五へ改組。昭和交通(東京相互無線グループ)を買収し飛鳥自動車へ改組(→砂町営業所)。
    京王交通第二が飛鳥交通神奈川へ社名変更。同時にラジオタクシーグループの共同配車体制から離脱し、自社による顧客管理・無線配車に移行。川崎市の共同交通を買収し飛鳥交通川崎へ改組。
  • 2003年 - 日停モータース(中央無線グループ)を買収し飛鳥自動車小茂根営業所に改組。ヘルスセンター交通(船橋市 ららぽーと系列)を買収し飛鳥交通船橋へ改組。
  • 2005年 - 本社が新宿区へ移転(それまでの登記上の本店所在地は杉並区和泉、本社機能は品川営業所内に存在)。
  • 2006年 - 与野営業所を廃止。
  • 2010年 - 砂町営業所を廃止。品川営業所を分割し、大森営業所を新設。
  • 2011年 - 飛鳥交通第三のうち、多摩地区の事業所を分離し飛鳥交通多摩設立。小金井営業所が国立市谷保へ移転、国立営業所となる。
  • 2012年 - 小茂根営業所を北区浮間に移転、赤羽営業所とする。大森営業所を飛鳥交通第七へ改組。
  • 2013年 - 飛鳥交通神奈川のうち、新横浜営業所を分離し飛鳥交通横浜設立。
  • 2014年 - 内山観光バス(現・東京パッセンジャー)の全株式を取得、一般貸切旅客自動車運送事業へ参入。川崎鶴見臨港バスのタクシー子会社である臨港交通を買収する[4]。埼玉県の太平自動車交通(さいたま市)・松栄川元交通(越谷市松伏町)都交通(越谷市)・大成交通・緑交通・昭和交通(所沢市)・みずほ昭和(所沢市富士見市坂戸市)・朝日タクシー(朝霞市)・ダイイチ交通(東松山市)・吉川交通(吉川市)を買収し、吉川交通を飛鳥交通吉川へ改組。
  • 2015年 - 臨港交通を飛鳥交通川崎中央に改組。新規事業所として飛鳥交通横浜中央を設立。多摩地区の大手事業者であったカンツリー交通(町田市)及びニュータウン交通(多摩市)を買収、それぞれ飛鳥交通カンツリー・飛鳥交通ニュータウンへ改組。東日本キャブ(八王子市)を買収。
  • 2016年 - 飛鳥交通第六を分割し、(新)高井戸営業所を新設。日本交通とのフランチャイズ提携を表明[1]。飛鳥交通横浜中央が中区長者町から南区井土ヶ谷下町へ移転。日本交通仕様の第一陣の営業開始[2]
  • 2017年 - 飛鳥交通第六江東営業所が江戸川区小松川に移転[5]。4月より武三特別区営業車が日本交通グループに完全移行。緑交通と大成交通が合併し飛鳥交通所沢となる[6]。東日本キャブが飛鳥交通キャブに改称[7]。協栄交通が飛鳥交通八潮営業所となる[8]。大宮タクシー株式会社イースタンと無線業務提携[9]
  • 2018年 - 飛鳥交通多摩国立営業所が日本交通とフランチャイズ提携しサンキュー無線から離脱、日本交通立川と無線を統合[10]。松栄川元交通が飛鳥交通松伏営業所・同社松栄川元営業所となる[11]。都交通が飛鳥交通都営業所となる[12]。ダイイチ交通を飛鳥交通毛呂山営業所へ統合[13]。みずほ昭和坂戸営業所を廃止[14]

営業所 (車庫) の所在地編集

◆のついた営業所(特別区・武三交通圏内)は2016年12月まで東京無線に加盟、2017年1月から日本交通と提携(8営業所)

飛鳥交通

飛鳥交通第二

飛鳥交通第三

飛鳥交通第五

飛鳥交通第六

飛鳥交通第七

飛鳥自動車

飛鳥交通多摩

飛鳥交通キャブ

飛鳥交通カンツリー

飛鳥交通ニュータウン

飛鳥交通神奈川

飛鳥交通横浜

  • 新横浜(神奈川県横浜市都筑区川向町)

飛鳥交通横浜中央

  • 横浜中央(神奈川県横浜市南区井土ヶ谷下町)

飛鳥交通川崎

飛鳥交通川崎中央

飛鳥交通春日部

飛鳥交通千葉

飛鳥交通吉川

飛鳥交通所沢

なお、飛鳥交通第四は存在しない。

グループ会社の営業所編集

太平自動車交通

昭和交通

みずほ昭和

朝日タクシー

  • 朝日(埼玉県朝霞市北原

関連会社編集

  • 東京リムジン - 中央区銀座にあるハイヤー会社。品川営業所に存在した「ハイヤー課」を法人化し独立させたもの。
  • 東京パッセンジャー - 足立区にある観光バス会社。旧「内山観光バス」を2014年に買収、2015年に社名変更。
  • 関東メカニック - 車両整備部門。センター2箇所と整備工場7箇所の配置。
  • 飛鳥ガス - LPGスタンド(アストモスブランド)、品川営業所と同じ所在地にある。
  • 飛鳥管理 - 自動車教習所飛鳥ドライビングカレッジ」を八王子市日野市川口市川崎市川崎区で運営する。戸田市西東京市にもあったが閉鎖した。
  • 飛鳥特装(旧・菱相自動車工業)・飛鳥車体(旧・鉄道車輛工業車体事業部)[15] - 特装自動車の開発・改造などを行う。
  • アスカテクノス(旧・ヨコハマテクノス) - アリソンのトランスミッション、MCDの特殊車両用シャッター、ユナイテッド・ロータリー・ブラシのスイーパーブラシ、マンシー・パワー・プロダクツの油圧ポンプ・PTOの取り扱い。

かつての関連会社編集

  • 鉄道車輛工業[16] - 環境装置(脱臭措置)や鉄道車両向けマフラーの製造などを行う。2016年3月をもってケメット・ジャパングループ入りする。

脚注編集

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  1. ^ a b 日本交通グループに飛鳥交通が加盟~業界大手のフランチャイズ提携で、都内最大規模のグループが誕生~ (PDF)”. 飛鳥交通 (2016年10月27日). 2016年10月28日閲覧。
  2. ^ a b 日本交通グループ仕様の車両第1号が営業を開始いたしました。 (HTML)”. 飛鳥交通 (2016年12月26日). 2016年12月26日閲覧。
  3. ^ けいひんボラグでは「ユニバーサルタクシー」と呼称されていた。
  4. ^ ハイパーニュース(2014年12月22日)”. 株式会社東京交通新聞社. 2015年1月12日閲覧。
  5. ^ [1]
  6. ^ [2]
  7. ^ [3]
  8. ^ [4]
  9. ^ [5]
  10. ^ [6]
  11. ^ [7]
  12. ^ [8]
  13. ^ [9]
  14. ^ [10]
  15. ^ http://web.archive.org/web/20150405034856/http://www.askaautobody.com/organization.html
  16. ^ http://web.archive.org/web/20120110235622/http://www.tessha.com/company/

外部リンク編集