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やすらぎの刻〜道』(やすらぎのとき みち)は、テレビ朝日系「帯ドラマ劇場」枠(第2期)にて2019年4月8日から2020年3月27日(予定)まで毎週月曜 - 金曜12時30分 - 12時50分に放送されている日本テレビドラマ[1]。テレビ朝日開局60周年記念作品。倉本聰の脚本。

やすらぎの刻〜道
ジャンル テレビドラマ
脚本 倉本聰
出演者 石坂浩二
清野菜名
風吹ジュン
風間俊介
橋爪功
岸本加世子
宮田俊哉
平山浩行
浅丘ルリ子
いしだあゆみ
板谷由夏
伊吹吾郎
大空眞弓
丘みつ子
加賀まりこ
上條恒彦
草刈民代
倉田保昭
笹野高史
ジェリー藤尾
名高達男
藤竜也
松原智恵子
水野久美
ミッキー・カーチス
山本圭
八千草薫
時代設定 『道』昭和11年 - 平成令和
制作 テレビ朝日
放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 2019年4月8日 - 2020年3月27日予定(全235話・予定)
放送時間 月曜 - 金曜 12:30 - 12:50
放送枠 帯ドラマ劇場
放送分 20分
公式サイト

目次

あらすじ編集

高級老人ホーム「やすらぎの郷」に住む脚本家・菊村栄石坂浩二)は、以前"ボツ"になったシナリオを思い起こす。白川冴子浅丘ルリ子)、水谷マヤ加賀まりこ)らが見守る中、菊村はそのドラマをモチーフに、今は亡き"姫"こと九条摂子八千草薫)をモデルに捉え、最後の作品としてどこにも発表する当てのないシナリオ『道』を綴りはじめる。

その作品は山梨のとある山間の村の養蚕農家を舞台に、昭和、平成を生き抜いた無名の夫婦の出会いから亡くなるまでを、昭和初期から現代に至るまでの80年間に渡る壮大なスケールで描くもので、テーマは"ふるさとの原風景"。物語は養蚕農家の四男・公平(風間俊介)の13歳の少年時代(昭和11年)から始まり、また、物語上の重要な場所として満州が出てくる。

菊村が執筆するシナリオ『道』は劇中劇ならぬ脳内劇で映像化されていき、さらに『やすらぎの郷』のその後も描かれていく。

製作編集

帯ドラマ劇場」枠(第1期)の第1弾として2017年4月期・7月期の2クールにかけて放送された『やすらぎの郷』の続編で、「テレビ朝日開局60周年記念作品」として製作される。1年間(4クール)を通して放送する大作となることから、「帯ドラマ劇場」枠は2018年1月期の『越路吹雪物語』をもって第1期を終了し、2018年度の1年間は一時廃枠扱いとなり[2][3]、シナリオハンティングやロケなど本作の製作準備にあてられた[4]

菊村が執筆するシナリオが「劇中劇」ならぬ「脳内劇」として映像化され、並行して『やすらぎの郷』のその後が描かれる二重構造となる。

昭和初期から現代に至る80年におよぶ長大な物語を描くにあたり、時代の変遷に伴って多数の登場人物が予定されることから、若手俳優を積極的に登用することを目的に出演者のオーディションを2018年5月に実施。応募総数は4,965名を数えた。

登場人物編集

『道』編集

浅井(根来)しの(あさい(ねごろ) しの)
演 - 思春期、青年期(昭和編):清野菜名→晩年(平成編):風吹ジュン[注 1]
山梨県の山間の集落に生きる少女。養蚕農家・根来家の同業者の娘。14歳の時分、訳あって根来家に引き取られてきた。底抜けに明るく、お転婆な性格。細かいことは気にせず、どこか抜けている。度胸も満点で特技は薙刀(県大会で2位に輝いたほどの腕前)。男子相手の喧嘩にも怯まずに立ち向かい、度々騒動を起こしてしまう。
やがて、家族同然に育った公平と結ばれ、激動の人生を歩んでいく。
根来公平(ねごろ こうへい)
演 - 青年期(昭和編):風間俊介→晩年(平成編):橋爪功
山梨県のとある集落に暮らす、養蚕農家・根来家の四男。小さい頃から“ついてない”ことばかり起きるため、13歳にして「うまくいかないのが人生」と達観し、夢や希望を持たずに生きていた。そんな折、同業者の娘・しのが根来家に引き取られて来て、家族に加わった彼女に一瞬で恋をする。口癖は「ついてない…」。気が弱く口が軽い。
人生うまくいかないことばかりだったが、紆余曲折を経て初恋の相手・しのと結ばれ、家族を築く。
ストーリーテラーとして『道』の物語を導いていく。
根来アヤ(ねごろ アヤ)
演 - 岸本加世子
公平の母。四男二女を育てる、大らかな母。行き場のなくなったしのを、家族として温かく受け入れる。
根来冴次(ねごろ さえじ)
演 - 佐戸井けん太
公平の父。優秀な養蚕農家だったが、ある日突然亡くなる。
根来公一(ねごろ こういち)
演 - 佐藤祐基
根来家長男。父亡き後は家長として、先祖代々の土地を守るべく、一家をまとめる。
根来公次(ねごろ こうじ)
演 - 宮田俊哉
根来家次男。公平の兄(登場時は17歳)。生真面目な面があり、口下手だが、働き者で家族思い。
戦争が激しくなるにつれ、海軍(航空隊)に志願し、三平に家族を託す。
根来三平(ねごろ さんぺい)
演 - 風間晋之介
根来家三男。口数は少ないが、成績は優秀で絵が得意。
根来信子(ねごろ のぶこ)
演 - 幼少期:栗本有規井上希美
根来家長女。しっかり者。
根来幸子(ねごろ さちこ)
演 - 幼少期:遠藤璃菜木下愛華
根来家次女。甘えん坊。歌が得意。
根来鉄兵(ねごろ てっぺい)
演 - 平山浩行
公平たち根来家の本家の長男(本家と言っても現在は没落しており、彼自身は年老いた母との2人暮らし)。炭焼きと猟師を生業としている。硬派でケンカが強く、暴れん坊として界隈の町にもその名を轟かせている。このため、公平たちにとっては頼りになる兄貴分のような存在。
ハゲ
演 - 両角周
小野が沢の住人。公平の親友。
ニキビ(甲田 正之)
演 - 関口アナム
小野が沢の住人。公平の親友。
青っ洟(あおっぱな)
演 - 若林元太
小野が沢の住人。公平の親友。
荒木(あらき)
演 - 須森隆文
小野が沢の住人。集落の世話係。子沢山で貧しい。
最終的には貧しさに負けて、りんを身売りした。
荒木りん(あらき りん)
演 - 豊嶋花
荒木家の長女。兄弟たちの世話と農作業に追われて学校に通えていない。口数は少ない。公平に恋心を抱いているらしく、しのが来るまでは公平もまんざらではなかった。
ある日、「満州鉄道の重役の家で働く」とのことで村を出ていくことになるが、それは表向きで実際は公次いわく「女郎屋に身売りされたため」とのこと(のちに、しのの口から満州の女郎屋へ売り渡されたようだと語られる)。
犬山の旦那(いぬやま)
演 ‐ デビット伊東
武田の大旦那(たけだ)
演 ‐ 篠塚勝
浅井常吉(あさい つねきち)
演 ‐ 水野智則
しのの父。しのは彼と先妻の間に生まれたが、両親の離婚に際して母方に引き取られ、その後、しのの母が亡くなり、母の血縁者がいなかったことから父を頼るものの、既に再婚しており、後妻がしのを引き取るのを反対した結果、根来家に引き取られることとなった。
後にしのを残し、他の家族と一緒に家と土地を手放して蒸発した。
甲田友介
演 ‐ 伊藤正之
ニキビの父。
甲田茂
演 ‐ 古川がん
ニキビの祖父。
米倉トメ
演 ‐ 東山明美
室井先生(むろい)
演 ‐ 真山勇樹
国民学校の教師。小夜子先生と結婚している。鉄平とは同級で三平と親交がある。
日本が中国大陸にて勢力を伸ばしている関係で、中国と事実上の戦争状態であるにもかかわらず「戦争は良くない」などといった言動から特高警察から目を付けられた末に、遂には国民学校に乗り込んできた彼らにより連行される。厳しい取り調べの末に釈放されたが、監視され続け、さらには突然の異動を命じられ、根来家以外の見送りがない中、小野が沢を去っていく。
室井小夜子(むろい さよこ)
演 - 小林涼子
国民学校の音楽教師。通称「小夜子先生」。三平たちから慕われている。夫が特高警察から目を付けられた関係で彼女も目を付けられ、片山教頭からも叱責される。
最終的には夫共々、小野が沢を去ることとなってしまう。
かつて、鉄平が想いを寄せていたらしい。
郡司先生(ぐんじ)
演 ‐ 吉本菜穂子 
国民学校の教師。小夜子先生の後任。アコーディオンができるらしいが、腕はイマイチ。
片山(かたやま)
演 ‐ 青山勝
国民学校の教頭。室井先生を快く思っていない。
小沼(おぬま)
演 - 大貫勇輔

『やすらぎの刻』編集

「やすらぎの郷 La Strada」の入居者と関係者編集

菊村栄(きくむら さかえ)
演 - 石坂浩二
国民的ドラマを何本も生み出したシナリオライター。あるきっかけから、どこにも発表する当てのない新たなシナリオ『道』を書きはじめる。
自分が保管していた古いシナリオの中に、かつて10年ほど前に脚本を手掛けるもボツになった終戦記念日の大型ドラマスペシャル『機(はた)の音』を見つけたことから、過去の情熱と落胆や怒りを覚えた当時の出来事を思い出す。
白川冴子(しらかわ さえこ)
演 - 浅丘ルリ子
往年の大女優。愛称は「お嬢」。10代で芸能界に入ったため世間の常識には疎いが、生来のカンの鋭さは、度々、栄を驚かせる。
10年ほど前、満蒙開拓団に参加した末に過酷な目に遭いながらもなんとか生き延びて日本へと戻ってきた姉妹と直接会ったのが縁で、湾岸テレビが翌年の終戦記念日に放送する予定の大型ドラマスペシャル『機の音』の企画が立ち上がり、彼女が主演を務めるという方向で話がまとまって行くが…。
マロの84歳を祝う誕生日会をサプライズで行ったが、仕込んでいた美女に興奮しすぎたマロが卒倒してしまい、名倉夫妻からは厳しく灸を据えられた。
原田剛(はらだ つよし)
演 - 伊吹吾郎
元大部屋俳優。
水谷マヤ(みずたに マヤ)
演 - 加賀まりこ
16歳でデビューし、数々の作品で活躍してきた大女優。若い頃に贅沢をしてきたため、現在は何もない暮らしを好んでおり「生活の無駄はすべて捨てる」という思想に凝っている(部屋にあった調度品を処分してしまった)。
10年ほど前、冴子と共に湾岸テレビの大型ドラマスペシャル『機の音』に重要な役で出演することが決まっていたが…。
冴子とともにマロの84歳の誕生日会をサプライズで行ったが、マロが卒倒してしまったため、名倉夫妻から厳しく咎められる。
白鳥洋介(しらとり ようすけ)
演 - 上條恒彦
有名なトランペッター兼作曲家。アメリカでスタジオを開いていたが、妻を亡くして気力を失って帰国して「やすらぎの郷」に入居した。
那須十三郎(なす じゅうざぶろう)
演 - 倉田保昭
元殺陣師。
高井秀次(たかい ひでじ)
演 - 藤竜也
通称「(高井の)秀さん」。任侠映画で一世を風靡した伝説の大スター。寡黙で男も惚れる男。美大出身で、現在は入居者の顔に刻まれたシワを描くことに余生を捧げている(のちに、死にゆく人の横顔を描くことに時間を割いている)。
『機の音』の中国ロケに先駆けてのロケーションハンティングの日程が決まったと財前から栄が告げられた当時は中国の映画に出演するために北京に滞在しており、その旨を律子にメールで知らせていた。
真野六郎(まの ろくろう)
演 - ミッキー・カーチス
通称「マロ」。個性派俳優として人気を博した。賭博行為で何度も逮捕された過去を持つ。女優陣のスキャンダル事情に詳しく、大の噂好き。曰く「未だに現役」とのこと。かつて、コンシェルジュの松岡伸子との大恋愛を実らせたが、過去に妻と離婚するといった数々の問題を抱えていたことから、周囲が予想した通り、交際1年半で破局した。
第6話にて84歳の誕生日を迎えた。そのサプライズとして冴子とマヤが準備していた美女に興奮しすぎて倒れてしまい、郷の住人やスタッフを慌てさせた。第7話にて、自分の生まれた年がちょうど昭和10年であることから、「自分の今の歳に10を足すだけで今が昭和で何年なのかがすぐに分かる」という特技を明かした。
大納言の見舞いには頻繁に行っているらしく、栄に大納言の様子をたびたび伝えている。
岩倉正臣(いわくら まさおみ)
演 - 山本圭
通称は「大納言」。70年代、時代劇“大納言シリーズ”が当たってブレークしたスター。「やすらぎの郷」では栄、マロとよく釣りをしている仲だったが、ある日、新聞を読みながら歩いている最中にうっかり転んで骨折したのを機にすっかり衰え、現在は病院棟に移って車椅子生活を送っている(日時や曜日を思い出すのにも一苦労している状態)。
のちに癌を患っていることが判明、さらに癌が骨にまで転移しているとのことでモルヒネを打たれながら延命措置を施されている。
菊村律子(きくむら りつこ)
演 - 風吹ジュン(二役)
栄の亡き妻。元舞台女優。晩年は認知症を発症し、金婚式を前に他界した。
本作では認知症を患う前の現役女優だった時点においては、夫を「栄ちゃん」と呼んでいる。

「やすらぎの郷 La Strada」の職員編集

名倉修平(なくら しゅうへい)
演 - 名高達男
「やすらぎの郷 La Strada」理事長で、みどりの夫。医大病院の院長を務めた経歴もあり、施設内にある病室棟に週5日詰めている。
名倉みどり(なくら みどり)
演 - 草刈民代
「やすらぎの郷 La Strada」の創立者で元大手芸能プロダクション『加納グループ』の総帥だった加納英吉の娘。『やすらぎの郷』総務理事。
有坂エリ(ありさか えり)
演 - 板谷由夏
「やすらぎの郷 La Strada」で新たに働きはじめたコンシェルジュ。元CAで、理事長の妻・名倉みどりの後輩に当たる。亡き母が律子の幼なじみだった縁で、幼い頃に栄と会ったことがある。
ホッピー
演 - 草刈麻有
「やすらぎの郷 La Strada」の敷地内にあるバー「カサブランカ(Casablanca)」に勤めているバーテンダー。かつてそこでバーテンダーを務めていたハッピーこと財前ゆかりの後任で、その愛称とは一文字違いの「ホッピー」と皆から呼ばれている。
風間ぬい子(かざま ぬいこ)
演 - 広山詞葉
秘書。
三枝奈々(さいぐさ なな)
演 - 東松史子
アシスタント・コンシェルジュ。
宮下一馬(みやした かずま)
演 - 平野勇樹
総務。
中里正(なかざと まさる)
演 - 加藤久雅
保安部主任。元入居者の三井路子の現在の夫。
橋本忠吉(はしもと ちゅうきち)
演 - 納谷真大
食堂主任。
野村伊三郎(のむら いさぶろう)
演 - 芳野史明
介護主任。
進藤秀夫(しんどう ひでお)
演 - 山下澄人
施設主任。
冲正之(おき まさゆき)
演 - 熊澤洋幸
保安部。
千倉和夫(ちくら かずお)
演 - 森谷勇太
保安部。
菅野平助(かんの へいすけ)
演 - 西岡ゆん
料理人。
村松豊(むらまつ ゆたか)
演 - 福崎峻介
料理人。
荒木実(あらき みのる)
演 - 関健介
介護士。
正岡治(まさおか おさむ)
演 - 池田絢亮
施設。
田辺三郎(たなべ さぶろう)
演 - 湯川尚樹
施設。

新入居の方々編集

水沼六郎(みずぬま ろくろう)
演 - 橋爪功(二役)
愛称は「ロク(さん)」。「やすらぎの郷」の新たな入居者。歌舞伎名門の嫡男として生まれたが、テレビドラマ界で人気を博して本業を怠り、さらに女性問題を起こし、それが"お家騒動"にまで発展。結果、歌舞伎界から放逐され、妻との離婚や多額の慰謝料を支払うために家屋敷を手放すなどし、その後も不運に見舞われ続け、現在は前立腺肥大による頻尿にも悩まされており、いつしか「ツイテナイ」が口ぐせに。運に見放されつつも、どこか喜劇的な彼のキャラクターに触発され、菊村はロクを投影した公平という男の物語を書き始める。
歌舞伎界から放逐はされたものの、例外的に自らが最も得意とする女形に関しては、顔に白化粧を施すと絶世の美女へと化け、多くの女性ファンを獲得していたため活動を続けられたが、本人はこの関係から栄に対し、俗にアサガオと呼ばれる男性用の小便器に用を足すのに抵抗があり、その点では男女両用の洋式便器を備えている「やすらぎの郷」のトイレが気に入っていると語っている。
中川玉子(なかがわ たまこ)
演 - いしだあゆみ
怜子の“妹分”的存在の元女優。自身をテレビの世界に引っ張ってくれた怜子に恩を感じているのか、60年近くの間、付き人のように怜子に寄り添い、面倒を見てきた。怜子と共に、「やすらぎの郷 La Strada」のヴィラ棟に入居する。
桂木怜子(かつらぎ れいこ)
演 - 大空眞弓
テレビ草創期の“よろめきドラマ”『鎌倉夫人』で大ブレークし、“視聴者女王”の異名をとった大女優。その後、ギリシャに移住して船舶王と結婚し、ヨーロッパ社交界の華として名を売ったが、夫の破産と共に一時、姿を消していた。異常なほど話が長く、入居者はもちろんスタッフまでをも辟易させる。
香川さくら(かがわ さくら)
演 - 丘みつ子
明るく健康的なキャラクターでお茶の間の人気者だった、元スター女優。若い時分は、菊村の書いたドラマでも活躍した。新たな入居者の中ではダントツで礼儀正しく常識人なため、冴子やマヤも彼女だけは入居を歓迎する。
蒟蒻亭乙葉(こんにゃくてい おとは)
演 - 笹野高史
かつて大喜利番組で活躍した落語家。俳句の嗜みがあり、「やすらぎの郷」では毎週土曜に行われる"夜の句会"を主宰。入居者たちから"宗匠"とよばれる。
辛坊修(しんぼう おさむ)
演 - ジェリー藤尾
"ハートの修"とよばれた元スター。乗馬が趣味だったが、落馬して負傷したため現在、車椅子生活を送っている。下ネタが大好きで、冴子やマヤからは「スケベジジイ」として嫌われている。
九重めぐみ(ここのえ めぐみ)
演 - 松原智恵子
かつての大スター。"乃木坂テレビ"のワンマン専務の"愛人"だったため、同局では彼女専用の楽屋がしつらえられるほどの高待遇を受けていた。若い頃、"大根役者"という言葉を知らず、「ダイコンよりトマトの方が好き」と答えたことがあり、それ以来、陰で"トマト"とよばれている。秀次のことが好き。
岸井さとみ(きしい さとみ)
演 - 水野久美
元人気女優。よく言えば大らか、悪く言えばデリカシーに欠ける性格。大声で無神経な発言を繰り返すため、冴子やマヤの怒りを買い、度々トラブルの元となる。

その他編集

九条摂子(くじょう せつこ)
演 - 八千草薫[注 1]
「姫」と呼ばれた、今は亡き大スター。度々、栄の枕元に現れ…。
井深凉子(いぶか りょうこ)
演 - 野際陽子
律子の親友でもあり、栄とは家族ぐるみで親交があった。元女優。濃野佐志美のペンネームでやすらぎの郷内で聞いた話を小説にしていた。
姫の死後、後を追うように鬼籍に入る。
三井路子(みつい みちこ)
演 - 五月みどり
元女優。元入居者。やすらぎの郷のスタッフ・中里と相思相愛の仲になり、80を過ぎてめでたく結婚。元気にやすらぎの郷を退所してゆく。
及川しのぶ(おいかわ しのぶ)
演 - 有馬稲子
郷の元入居者。認知症の悪化でやすらぎの郷とは別の介護施設へ移され、以降連絡はない。

ゲスト編集

第1週編集

財前茂(ざいぜん しげる)
演 - 柳葉敏郎
テレビ局「湾岸テレビジョン(通称、湾岸テレビ)」のドラマプロデューサー。かつて、終戦記念ドラマスペシャル『機の音』の脚本の執筆を栄に依頼した人物。この企画の発端となった冴子に加えて、マヤにも出演をオファーしていた。しかし、この企画が先に制作に向けて進行中の段階で、栄と共に舞台となる山梨へシナリオハンティングのため足を運ぶものの、後から湾岸テレビとビジネス上の付き合いのある代理店が強く推した企画『李香蘭物語』の方が次第に局の上層部の間で「若者層の高視聴率を確保できる」という思惑から優勢になってゆき、財前自身は『機の音』を制作する方向で上層部に抵抗を続けていたものの、結局最後には上層部の判断に従い、不本意ながらも栄や冴子、マヤを裏切る形となった。
椎名和彦(しいな かずひこ)
演 ‐ 高杉亘
「湾岸テレビ」のディレクターで数々の社会派番組を手がけた「社会派ディレクター」として鳴らしている人物。財前共々『機の音』の制作には前向きで、「作品のスケール感を出すには、中国ロケが不可欠」と主張し、局の上層部に掛け合ったところそちらも実現する方向と栄に説明した。しかし、最終的には財前共々上層部の判断に従い、栄に何も告げないまま財前と共に『機の音』ではなく『李香蘭物語』のための中国ロケを行うべく現地に向かった。
桃(もも)
演 - 浅丘ルリ子(二役)
栄が構想した『機の音』の主人公。明治38年(1905)年生まれで、物語冒頭の昭和22年(1947年)時点では42歳。満州で妹の梅共々全てを失い、その経験から少し頭がおかしくなった梅を見守りながら生まれ育った山梨の村へと戻るところから、『機の音』の物語が始まっていく。
栄は冴子が演じるのを前提に人物像を構築する中で、彼女と同様に「野良仕事の時であっても、必ず顔に厚化粧をする」という設定を加えた。
梅(うめ)
演 - 加賀まりこ(二役)
栄が構想した『機の音』の重要人物。明治40年(1907年)生まれの、桃の2歳違いの妹。満州での過酷な体験から少し頭がおかしくなり、物語後半の満蒙開拓団の話を聞こうと一人の男が訪ねてくる場面においては、当初は「リンゴの唄」を延々と口ずさんでいたが、男が満蒙開拓団の事を口に出した途端表情が硬くなり、男が渡した名刺を即座に破り捨てるなど、当時の出来事に触れられるのを極端に嫌がる様子を見せた。
栄はマヤが演じるのを前提に人物像を構築する中で、彼女自身の冴子に対する対抗心から、全体的には大雑把な人物であるとのイメージを固めた。
三井(みつい)
演 ‐ 飯田基祐
「湾岸テレビ」の編成局長。
坂上(さかがみ)
演 ‐ 石井英明
「湾岸テレビ」の制作部長。
佐伯(さえき)
演 ‐ 瑞木健太郎
「湾岸テレビ」の編成ドラマ担当。

スタッフ編集

放送日程編集

  • 上記以外に番販遅れネット局あり。
  • 放送期間は制作局のテレビ朝日基準。
放送期間 演出
01週 001 - 005話 2019年04月08日 - 04月12日 藤田明二
02週 006 - 010話 04月15日 - 04月19日
03週 011 - 015話 04月22日 - 04月26日
04週 016 - 020話 04月29日 - 05月03日
05週 021 - 025話 05月06日 - 05月10日 阿部雄一
06週 026 - 030話 05月13日 - 05月17日
07週 031 - 035話 05月20日 - 05月24日 池添博

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ a b しの役で出演を予定していた八千草薫が体調不良により静養することになり、しの役については、菊村の妻・律子役でもある風吹ジュンが引き受けた。なお、八千草は前作『やすらぎの郷』のキャラクター、“姫”こと九条摂子としては予定どおり出演する。[5]

出典編集

関連項目編集

外部リンク編集

テレビ朝日系列 帯ドラマ劇場
前番組 番組名 次番組
(一時廃枠)
やすらぎの刻〜道
(2019年4月8日 - 2020年3月予定)
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テレビ朝日系列 月曜 - 金曜12:30 - 12:50枠
ワイド!スクランブル・第2部
※12:30 - 13:40
【『大下容子ワイド!スクランブル・第2部』と
いうMC冠つき番組名に変更のうえ、
20分繰り下げ・短縮して継続】
やすらぎの刻〜道
(2019年4月8日 - 2020年3月予定)
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