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やすらぎの刻〜道』(やすらぎのとき みち)は、テレビ朝日系「帯ドラマ劇場」枠(第2期)にて2019年4月8日から2020年3月27日(予定)まで毎週月曜 - 金曜12時30分 - 12時50分に放送されている日本テレビドラマ[1]。テレビ朝日開局60周年記念作品。倉本聰の脚本。

やすらぎの刻〜道
ジャンル テレビドラマ
脚本 倉本聰
出演者 石坂浩二
清野菜名
風吹ジュン
風間俊介
橋爪功
岸本加世子
宮田俊哉
平山浩行
浅丘ルリ子
いしだあゆみ
板谷由夏
伊吹吾郎
大空眞弓
丘みつ子
加賀まりこ
上條恒彦
草刈民代
倉田保昭
笹野高史
ジェリー藤尾
名高達男
藤竜也
松原智恵子
水野久美
ミッキー・カーチス
山本圭
八千草薫
時代設定 『道』昭和11年 - 平成令和
『やすらぎの刻』現代(2019年)
制作 テレビ朝日
放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 2019年4月8日 - 2020年3月27日予定
放送時間 月曜 - 金曜 12:30 - 12:50
放送枠 帯ドラマ劇場
放送分 20分
回数 (全235話・予定)
公式サイト
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あらすじ編集

高級老人ホーム「やすらぎの郷」に住む脚本家・菊村栄石坂浩二)は、以前"ボツ"になったシナリオを思い起こす。白川冴子浅丘ルリ子)、水谷マヤ加賀まりこ)らが見守る中、菊村はそのドラマをモチーフに、今は亡き"姫"こと九条摂子八千草薫)をモデルに捉え、最後の作品としてどこにも発表する当てのないシナリオ『道』を綴りはじめる。

その作品は山梨のとある山間の村の養蚕農家を舞台に、昭和、平成を生き抜いた無名の夫婦の出会いから亡くなるまでを、昭和初期から現代に至るまでの80年間に渡る壮大なスケールで描くもので、テーマは"ふるさとの原風景"。物語は養蚕農家の四男・公平(風間俊介)の13歳の少年時代(昭和11年)から始まり、また、物語上の重要な場所として満州が出てくる。

菊村が執筆するシナリオ『道』は劇中劇ならぬ脳内劇で映像化されていき、さらに『やすらぎの郷』のその後も描かれていく。

製作編集

帯ドラマ劇場」枠(第1期)の第1弾として2017年4月期・7月期の2クールにかけて放送された『やすらぎの郷』の続編で、「テレビ朝日開局60周年記念作品」として製作される。1年間(4クール)を通して放送する大作となることから、「帯ドラマ劇場」枠は2018年1月期の『越路吹雪物語』をもって第1期を終了し、2018年度の1年間は一時廃枠扱いとなり[2][3]、シナリオハンティングやロケなど本作の製作準備にあてられた[4]

栄が執筆するシナリオ『道』が「劇中劇」ならぬ「脳内劇」として映像化され、並行して『やすらぎの郷』のその後が『やすらぎ』の名で描かれる二重構造となる。なお、後者に関しては前作と同様に、現在のテレビの在り方に対する批判も織り交ぜられている。

昭和初期から現代に至る80年におよぶ長大な物語を描くにあたり、時代の変遷に伴って多数の登場人物が予定されることから、若手俳優を積極的に登用することを目的に出演者のオーディションを2018年5月に実施。応募総数は4,965名を数え、34名が合格した[5][6]

(本編の途中には)CMが一切入らない昼の帯ドラマを維持してきた「帯ドラマ劇場」枠だったが[7]、8月1日からは木・金曜に関してはその例外[注 1]となった。

登場人物編集

『道』編集

劇中の設定では、『道』の物語の登場人物を演じるのは栄が思いのままに構想した人々で、郷の入居者や職員もその中に含まれており、栄自身は「やすらぎ一座」と呼んでいる。

浅井(根来)しの(あさい(ねごろ) しの)
演 - 思春期、青年期(昭和編):清野菜名→晩年(平成編):風吹ジュン[注 2]
山梨県西部の山間の集落「小野ケ沢」に生きる少女。養蚕農家・根来家の同業者の娘。B型。3歳の時に実母が死去。6歳で韮崎の本家の祖母宅に預けられるが、その祖母が死去して居づらくなる。家出を経て14歳の時分、訳あって根来家に引き取られてきた。底抜けに明るく、お転婆。細かいことは気にせず、どこか抜けている点がある。度胸は満点で特技は薙刀(県大会で2位に輝いたほどの腕前)。男子相手の喧嘩にも怯まずに立ち向かい、度々騒動を起こしてしまう。
やがて年頃になり、三平と密かに文通をし合う仲になる。
戦中の昭和16年には国防婦人会(大東亜戦争の開戦後に大日本婦人会へと改められる)からの依頼により、近隣の女子たちに薙刀を教える。
アヤの死後、公平がたまたま見つけた公次からの手紙によると、元々は公次の妻となるために根来家に引き取られたとのこと。
成長するにつれ、道場で剣道の師範代を務めていた良吉にも心惹かれてゆく。
当初は戦争に肯定的で、戦争に行くことを躊躇う三平や公平を「弱虫」と突き放す。その後、「国のために働きたい」と根来家を離れ、横須賀の楠ヶ浦町にある海軍病院で働き始める。しかし、そこに運ばれて来る傷病兵の姿を目の当たりにし、次第に戦争への恐怖を感じるようになる。
公次と三平の死去後、海軍病院を辞め、再び根来家で暮らし始める。
根来家で再び暮らし始めてから三平の子どもを妊娠していることが発覚し、1人で育てるつもりだったが、公平と結婚する運びとなり、昭和18年10月に剛を出産。激動の人生を歩んでいくことになる。
栄の当初の構想では、キャスティングは昭和編のしのを演じるのはアザミ、平成編のしのを演じるのは摂子である。
根来公平(ねごろ こうへい)
演 - 青年期(昭和編):風間俊介→晩年(平成編):橋爪功
山梨県西部の山間の集落「小野ケ沢」に暮らす、養蚕農家・根来家の四男。大正13年1月1日生まれ[9]。O型。小さい頃から“ついてない”ことばかり起きるため、13歳にして「うまくいかないのが人生」と達観し、夢や希望を持たずに生きていた。そんな折、同業者の娘・しのが根来家に引き取られて来て、家族に加わった彼女に一瞬で恋をする。口癖は「ついてない…」。気が弱く、口は軽い(祖父譲りらしい)。しのからは「弱虫」と言われている。
三平らと共に暮らす家の住所は「山梨県西巨摩郡山淵村字小野ケ沢一二六」[10]
人生うまくいかないことばかりだったが、三平の死など紆余曲折を経て、1歳上の初恋の相手・しのと結ばれて家族を築く。
ストーリーテラーとして『道』の物語を導いていく。
栄の構想では、平成編の公平を演じるのは六郎である。なお、栄が『道』を作るにあたって最初に思い浮かべた光景は、ロクにとっての原風景である昭和19年ころの写真と全く同じ道を、ロクと同じ顔をした大人の公平が歩いている様子であったが、直後に栄は物語の開始時点における公平について「彼はまだ大人ではない」と考えを改め、若々しい顔立ちの公平へと姿を変えた。
根来アヤ(ねごろ アヤ)
演 - 岸本加世子
公平の母。四男二女を育てる、大らかな母。行き場のなくなったしのを家族として温かく受け入れる。
第46話にて、公次へ贈る裂き織りを作るための機織り中に倒れ、そのまま帰らぬ人となる(冴次の死から1年ほどしか経っていなかった)。なお、集落の人々は満蒙開拓団の準備のために忙がしく、葬儀は身内のみで行われた。
根来冴次(ねごろ さえじ)
演 - 佐戸井けん太
公平の父。声を荒げることは少なく、穏やかな物腰の優秀な養蚕農家である。不況によって生糸の値が下がり、元に戻る当てのない状況にはどうにもならず、苦悩していた。
第21話にて、公平と三平、アヤやしのを連れて根来家の墓参りをした際、犬山の旦那から国策による食糧増産のために桑畑を潰してイモやカボチャを作らねばならなくなると言われたことを明かし、かつて自身の祖父としのの祖父が小野ケ沢に新種の桑である「一ノ瀬桑」を持ち込んで栽培を始め、小野ケ沢が「シルクの里」と持て囃される礎を作ったこと、公次が海軍航空隊に志願する気でいることも話した上で、三平が墓参りの最中でさえ絵に夢中になっているのを叱責した直後、突然心臓発作と思しき状態となり、しのと三平が懸命に心臓マッサージを行い、公平は助けを求めに走ったものの、それから10分もしない内に亡くなった。
アヤの葬儀に駆け付けた親戚の内、母方の伯母からの評判は良くなかった。
根来公一(ねごろ こういち)
演 - 佐藤祐基
根来家長男。A型。父亡き後は家長として、先祖代々の土地を守るべく、一家をまとめる。口数は少ないが、感情的になると一転して饒舌になる。
三平が戦争に行きたくないために鉄兵と同じように山へ逃げると言った際には「そんなことをすれば絶対に捕まって拷問を受けることになり、根来の家も非国民と見なされて、自分を含む全員も捕まって拷問を受ける」と怒鳴って反対した。しかし、その果てに三平が自殺を選んだのに対しては、真っ先に亡骸を抱きしめて涙を流し、その後は自分の言ったことが三平を追い詰めたのを後悔するかのように無口となった。それから程なくして、紀子が亡くなったとの知らせを聞いた際には公平と共に水沼村へと駆け付け、鮫島家の意向で小屋ごと彼女の遺体を焼こうとしていた村の住人達を制して彼女を弔おうと試み、その姿勢に感化された住人達の手助けもあって無事に人並に弔うことが出来た。農家の当主や長男は兵役免除と事実上なっていたが、45歳までの成人男子を対象とする「根こそぎ動員」が導入されて、昭和20年に赤紙が届き、家の後の事を公平に託して6月に出征する。
根来公次(ねごろ こうじ)
演 - 宮田俊哉
根来家次男。公平の兄(登場時は17歳)。生真面目な人柄で、口下手だが、働き者で家族思い。
生糸の値が下がったまま戻らず、加えて日本を取り巻く情勢が厳しくなるにつれ、海軍(航空隊)へ志願し、三平に家族を託す。公平に対し、自身が海軍を志すきっかけの一つが、在りし日の冴次から聞いた「日本では見ることの出来ない、南半球の星空に浮かぶ南十字星」をこの目で見ようとの思いであることを示唆する発言をしている。
公平がアヤの死後に発見した若き日の冴次がアヤ宛に送った手紙とは別にあった公次自らがアヤに送った手紙によると、しのが根来家に引き取られた際に「もしかしたら、将来、自分の妻にしようとアヤや冴次が考えていたのでは」と察しており、加えて両親の望みが自分たち兄弟皆がそろって桑畑を耕して穏やかに暮らすことであったのを分かってはいたが、先述の状況故に海軍を志し、加えてしのとの結婚も「軍人ならいつ死ぬのかわからないから、彼女を悲しませてはいけない」と断っていたことが明かされた。
アヤの葬儀には間に合わなかったが、配属先の霞ヶ浦から無事に(一時的ではあるが)小野ケ沢へ戻って来る。
第68話にて、再び小野ヶ沢へ戻って来る(その頃には気持ちを落ち着けるために煙草を吸うようになっていた)。
第69話で根来家の墓参りを済ませ、家族それぞれとも言葉を交わした。その様子から、皆、口には出さなかったものの、公次なりの根来家への別れの挨拶であったことに気付いていた。また、本人の言によると「訓練生に毛の生えた程度」ながらも零戦の操縦士として、外地のラバウルへの転属が決まった、とのこと。
ある夜、信子や幸子が飛行服姿の公次と思わしき人影を家の前で目撃し、2人に呼ばれた公平もこれを目の当たりにしたのに対して、敬礼してさらに顔に笑みを浮かべてから幽霊のごとく姿を消す。これに対して根来家では南方で戦死した公次が霊となって家に帰って来たのではとの憶測が生じるが、それから程なくして公次からの手紙が届いたことで一同は安堵したものの、それは例によって軍による検閲が入ったあちこち塗り潰されたものであった。しかし、その文面から一同はしのが公次に「お国のため働くにはどうすればいいのか?」という内容の手紙を送っていたことを察する。それから年が明けた昭和18年のある日、先年の8月7日にガダルカナル島で戦死したことが死亡通知によって根来家に伝えられた。奇しくも戦死した日付は人影を見た日と同じであった。また、戦死時の階級は飛行兵長であった。
根来三平(ねごろ さんぺい)
演 - 風間晋之介
根来家三男。大正11年4月6日生まれ。A型。口数は少ないが、成績は優秀で絵が得意。喧嘩には弱い。室井先生を慕っている。
室井先生が特高に連行された件では、彼と親交があることに目をつけられ、ガキ大将の犬山からいじめられる一幕もあった。
美大へ行く夢を持っていたが、家に進学するだけの経済的余裕が無かったことから諦め、農業に従事する。
年頃になると、しのと文通し合う仲になるが、次第に戦争に肯定的なしのとの間には摩擦が生まれ、文通は途絶え、会話も少なくなってしまう。
軍事教練を前にしての軍より同世代の男子一同が呼び出された場においては、お国のために命を捨てる覚悟の無い理由を「死ぬのが怖いから」と正直に言ったことがきっかけで、教官らから目を付けられて苛烈な扱いを受けるが、それでも戦争に反対の立場を変えず、本心を曲げなかった。「俺より年上なのに要領が悪いよ」と評した公平には「お前は賢いよ。でも、それは卑怯者だ」と言った。
第98話の昭和18年1月初旬の時点にて戦争が激化し、同月の10日に甲府第四十九連隊への入営が迫る中、家族の前で改めて戦争に行くことを拒否するも公一から猛反対される。そして、第99話の1月7日にて家の屋根の上で服毒自殺を遂げ、物言わぬ遺体となった姿を公平や公一が目の当たりにする。しかし、徴兵拒否が理由での自殺も戦時下においては大罪に当たる行為であるため、公一の提案により表向きは前々から手掛けていた雨漏りのする屋根の修理中に足を滑らせて転落死した「ただの事故死」であるかのように偽装された。偽装工作を成功はさせたものの、本心では誰もが「あの時山へ逃げるのを反対さえしなければ、三平は今も山の中のどこかを生きて自分の足で歩いているだろう」と罪悪感を抱くことになる。
根来信子(ねごろ のぶこ)
演 - 幼少期:栗本有規井上希美
根来家長女。しっかり者。
三平が家族の前で戦争に行くことを拒否する中、泣きながら「生きて帰って」と言った。
根来幸子(ねごろ さちこ)
演 - 幼少期:遠藤璃菜木下愛華
根来家次女。甘えん坊な面があり、公平曰く「変わったところがある」。
幼少から歌が得意だったが、成長するにつれ、1度聴いた曲を諳じられるようになる。
根来剛(ねごろ たける)
演 - 幼少期:原田野路
三平としのの長男。昭和18年10月生まれ。しのが命名し、呼ぶ時は「ゴウ」としている。
根来鉄兵(ねごろ てっぺい)
演 - 平山浩行
公平たち根来家の本家の一人息子(本家と言っても現在は没落しており、彼自身は年老いた母との2人暮らし)。炭焼きと猟師を生業としている。硬派でケンカが強く、暴れん坊として界隈の町にもその名を轟かせている。このため、公平たちにとっては頼りになる兄貴分のような存在。なお、死別した父親の鉄郎と冴次が兄弟である関係で、公平ら6人兄弟姉妹にとっては父方の従兄弟同士でもある。
第18話にて母と死別。通夜の時も葬儀の時も一滴も涙を見せず、落ち着いて振舞っていた。しかし、アヤが亡くなった際には単に「アヤが倒れた」とだけ伝えられていたのか彼女に迫るや「死んだらいかん!」と叫びながら手を握るが、そこでようやく彼女が既に亡くなっているのに気付き、枕元で号泣していた。
戦況の激化に伴い、召集令状が届くが破り捨ててしまう。それを咎めにやって来た公平や公一に別れを告げ、1人で山に消えていった。なお、徴兵拒否は当時の時代背景からすれば重罪にあたるとされ、警察ばかりか町の青年団に加えて、軍による多くの兵員や軍用犬をも投入した大規模な山狩りが行われたものの、誰も彼を見つけることは出来なかった。
第98話の公一と三平に対する山おじの話によると、山中で三日三晩の説得を試みたが応じず、自ら果てたかのように偽装し、山おじに切り落とした自分の髪に狸の血をたっぷりとつけたものを手渡して「役所にこれを証として死んだと届けてくれ」と頼み、さらに山の奥の方に逃げて行ったとのこと。
根来ギン(ねごろ ギン)
鉄兵の母。長らく連れ添った夫の鉄郎を日清戦争で亡くしてからは腰が曲がり、老いが深くなっていた。が、それでも若い時分と同じように大酒飲みで、鉄兵と一緒に野良仕事に精を出したりしていた。
民謡がとても上手く、その歌声は「小野ケ沢の住人が恐れている牝熊のハナコでさえもじっと聞いていた」という逸話の持ち主だった。
しかし、昭和11年の時点では体調が悪化して寝たきりとなっており、第18話にて亡くなった(なお、ギンの亡骸を目にした公平の心情を描写する際、栄は律子を亡くした際の自身の心情を重ねていた)。
ハゲ
演 - 両角周
小野ケ沢の住人。若松家の息子。公平の親友で、仲間内からは頭の一角に丸型のハゲがあることから「ハゲ」の愛称で呼ばれている。のちに家族共々満蒙開拓団に参加し、小野ケ沢を離れる。
ニキビ / 甲田正之
演 - 関口アナム
小野ケ沢の住人。甲田家の息子。公平の親友で、仲間内からはニキビ面であることから「ニキビ」の愛称で呼ばれている。のちに家族共々満蒙開拓団に参加し、小野ケ沢を離れる。その後、公平へ送った手紙で、戦局悪化による「根こそぎ徴兵」で赤紙が来たことを告げるが、その手紙は検閲によって満州での戦況についての部分が全て塗り潰されていた。
青っ洟(あおっぱな) / 村山大助
演 - 若林元太
小野ケ沢の住人。村山家の息子。公平の親友で、仲間内からはいつも鼻から青っぽい汁を垂らしていることから「青っ洟」の愛称で呼ばれている。のちに家族共々満蒙開拓団に参加し、小野ケ沢を離れる。
荒木勇(あらき いさお)
演 - 須森隆文
小野ケ沢の住人で、大まかな住所は「山淵村字鰍沢」である。AB型。集落の世話係で、口髭・顎髭・もみあげと繋がった頬髭の3拍子揃った髭面が特徴。子沢山で貧しい。
最終的には貧しさに負けて、りんを身売りした。
それから5年後の昭和16年時点でも世話係を務めており、満蒙開拓団の説明会では説明役を務めたりしている。が、りんの一件と合わせて戦中には日本軍に取り入っているとされ、評判は良くない。
荒木りん(あらき りん)
演 - 豊嶋花
荒木家の長女。兄弟たちの世話と農作業に追われて学校に通えていない。口数は少ない。公平に恋心を抱いているらしく、しのが来るまでは公平もまんざらではなかった。
昭和11年のある日、「満州鉄道の重役の家で働く」とのことで村を出ていくことになるが、それは表向きで実際は公次曰く「女郎屋に身売りされたため」とのことだった。
5年後の昭和16年時点の公平は通い慣れた道を歩くたびに、同じ道を通って小野ケ沢を離れてゆく彼女の姿を思い浮かべては「周りの大人たちに騙されて、満州の女郎屋へ売られていった」と感傷的になっていた。
後に海軍に志願した公次の壮行会の夜に、しのの口から「満州へ行った人から聞いた話」として、本当に満州の女郎屋へ売り渡され、かつその話によると「格子の向こうで俯いていた」と聞き、当初想像した以上の苦しい境遇にあることが語られた。
吉村(よしむら)
演 - 千原せいじ
昭和11年のある日、小野ケ沢にぶらりとやって来た男。
公平らと顔を合わせるや養蚕業の衰退や、好景気の甲府で工場労働者になったり、満州で一花咲かせるのもありなどと小野ケ沢の住人をバカにしているかのような物言いをしてから去って行った。その本業は人買いで、貧しいと目を付けた家に取り入って主にその家の娘を買い取っては、女郎屋といったしかるべきところに売って儲けようとする狡猾で強欲な人物。
彼が小野ケ沢に姿を現してから程なくしてりんは彼に売られ、そのやりとりの様子は直接には描かれないものの、りんが彼の手で村から連れて行かれたことが公平に兄たちの口から語られている。それから5年後の時点で公平は身売りされたりんが村を離れる様子を思い浮かべる際に、りんを連れて行く彼の姿も思い浮かべていた。
犬山ヒョウロク
演 ‐ 澄人[11][12]
公平の上級生。ガキ大将的存在。
犬山の旦那(いぬやま)
演 ‐ デビット伊東
ヒョウロクの父。小野ケ沢から下った所に位置する山淵村に家を構える、小野ケ沢一帯の大地主。住人達からは「犬山の旦那」の敬称で呼ばれている。
武田の大旦那(たけだ)
演 ‐ 篠塚勝
犬山の旦那を上回る規模の土地を有する大地主。国策である満蒙開拓団には乗り気であり、その縁もあってニキビたちが加わった開拓団は「武田開拓団」と名付けられた。
浅井常吉(あさい つねきち)
演 ‐ 水野智則
しのの父。しのは彼と先妻のツヤ子[13]との間に生まれたが、両親の離婚に際して母方に引き取られ、その後、しのの母が亡くなり、母の血縁者がいなかったことから父を頼るものの、既に再婚しており、後妻がしのを引き取るのを反対した結果、根来家に引き取られることとなった。
後にしのを残し、他の家族と一緒に家と土地を手放して蒸発した。
甲田友介
演 ‐ 伊藤正之
ニキビの父。
甲田茂
演 ‐ 古川がん
ニキビの祖父。通称は「甲田のじっちゃん」。
米倉トメ
演 ‐ 東山明美
室井淑郎(むろい よしろう)
演 ‐ 真山勇樹
山淵村にある、公平たちが通う分校(後に法的な立ち位置上では昭和16年に国民学校へと改められる)の教師。通称「室井先生」。小夜子先生と結婚しており、鉄兵とは同級で三平と親交がある。
日本が中国大陸にて勢力を伸ばしている関係で、中国と事実上の戦争状態であるにもかかわらず「戦争は良くない」などといった言動から特高警察から目を付けられた末、遂には分校に乗り込んできた彼らにより連行される。厳しい取り調べの末に釈放されたが、監視され続け、さらにはより山奥にある分校への突然の異動を命じられ、根来家以外の見送りがない中、小野ケ沢を去っていく。
昭和16年に公次が海軍に志願したのと同時期に召集令状が届き、家や職場を離れる羽目になり、その事を鉄兵に伝えていた。それを三平に伝えた鉄兵によると「三平を案じていた」とのこと。
その後、小沼の口からしのに、戦地へ送られたことが語られ、小夜子が三平と再会した際に「戦地から郵便が届いてくるが、文面はそんなに長くないのに、検閲が入ってあちこち塗り潰されている」と語っていた。
第66話にて、鉄兵の口から戦死したことが語られ、第67話では小夜子の口から三平に「軍から伝えられたのは、中支戦線で戦死しただけ」と、詳細については教えてもらえなかったこと、小夜子へと引き渡された遺体の内情がわずかばかりの遺髪と爪だけであったことが語られる。
室井小夜子(むろい さよこ)
演 - 小林涼子
分校の音楽教師。通称「小夜子先生」。三平たちから慕われている。夫が特高警察から目を付けられた関係で彼女も目を付けられ、片山教頭からも叱責される。
最終的には夫共々、小野ケ沢を去ることとなってしまう。
かつて、鉄兵が想いを寄せていたらしい。
のちに昭和16年時点では甲府で暮らしており、住所は「山梨県甲府市城西町二丁目三九ノ十」[14]。三平とは甲府の美術展で会いたいと手紙を送り、再会を果たす。
第67話にて、夫の戦死を知った三平と甲府にて再会する。
郡司先生(ぐんじ)
演 ‐ 吉本菜穂子 
分校の教師。小夜子先生の後任。アコーディオンができるらしいが、腕はイマイチ。
片山(かたやま)
演 ‐ 青山勝
分校の教頭。室井先生を快く思っていない。
小沼良吉(おぬま りょうきち)
演 - 大貫勇輔
小沼道場の道場主。先代の道場主である父の跡取り(父親はかつて分校で剣道を教えていたらしく、自身も剣道5段の実力者)。素手での喧嘩も強い様子。鉄兵とは顔馴染みらしく、「昔一度殴り合ったが、決着はつかなかった」と語られる。
道場主として近所の少年たちに剣道を教える一方で警察に勤めており、登場時の昭和16年時点では甲府署の特高課に属する刑事である。その関係から室井先生のことを知っており「とても真面目でいい人間」「反国家的な考えを持っていなかったら、友人になっていただろう」と評す。
しのには「もっとしとやかに優しい女におなりなさい」と助言した。
ヨシコ
演 - 真凛
青っ洟の嫁。かつてはヒョウロクと交際していた。
佐野ゆず[15]
演 - 児島美ゆき
O型。青っ洟の筆下ろし相手である後家。山淵村川上の自宅で産婆をしている。昭和18年の剛誕生の際に携わった。
名倉誠(なくら まこと)
演 - 芳野正朝[16]
山淵村の製糸会社「望月製糸」の手代。小野ケ沢で養蚕が盛んだった頃は、リアカーを引っ張って各家の庭先で生糸に加工される前の材料である繭を買い付けに来る「庭先取引」がいつもの光景であった。
磯崎(いそざき)
自転車で小野ケ沢へ郵便物を届けに来る郵便配達人。昭和16年のある日に小夜子先生が三平宛に出した手紙を届けに来るが、この時応対したしのに「娘がお世話になっています」と、自身の娘がしのから薙刀の指導を受けている教え子であると説明した。その後、大東亜戦争が開戦した時点では徴兵されており、郵便配達人の役目も荒木が務めることとなった。
石松(いしまつ)
演 - 浜田学
小野ケ沢の近隣の飯場のタコ部屋から逃げ出した、陸軍から貸し出された朝鮮人労働者3人を捜索する役目を命じられた陸軍士官。同じく捜索に当たっていた飯場を仕切るやくざ者達と諍いの末、彼らを鉄兵らが叩きのめしたその場に現れるが、実は鉄兵の古馴染みである上に、元々やくざ者達の横暴ぶりを快く思っていなかったことから根来家の面々に対しては特に処罰はせずに大目に見た。また、鉄兵の母のギンとも親しくしていたようで、「おばさんは元気か?」と鉄兵に尋ねるが、そこで彼女が5年前に亡くなっていたことを初めて知り、「葬式にも出られず、すまなかった」と謝った。
リ・キマチ / 生松和平(いきまつ わへい)[17][18]
演 - 久保隆徳
タコ部屋から逃げ出した、陸軍から借り出された朝鮮人労働者3人の中の1人。先に追っ手の警官隊に見つかって袋叩きにされた2人(1人は自力で動けないほど叩きのめされ、板の上に乗せて運ばれ、もう1人はかろうじて自力で歩ける程度に痛めつけられていた)の件によって同情したしのによって匿われ、事情を聞いた根来家の面々によって食事を与えられ、さらには鉄兵から「もし捕まっても、この家の人々の事は決して喋らない」という条件で山奥へと逃がされた。その後、1週間ほど山中で潜伏していたが、鉄兵によって山奥で暮らす人々の元に引き渡された。またこの際、鉄兵に対して彼から手渡された山刀一本で木を彫って作った根来家の面々の彫像を渡し、それは鉄兵の手で根来家へ届けられるが、それは鉄兵をして「まだ戦争が始まる前の、この村の結があった頃の皆(直接顔を合わせていない、公次の彫像まで作っていた)の姿」と評されるほどの見事な出来栄えであった。
朝鮮人としての本名は「リ・キマチ」で、それを聞いた公一からは「イキマツさん」と呼ばれた。また、朝鮮総督府の意向によって日本人としての名も有しており、そちらは「生松和平」。出身地は本人いわくチョルラナムド南部のチャンプン(ポソン近く)とのこと。
大本営発表の声
演 - 岐部公好[19]
アナウンサー
演 - 小高三良
ラジオで戦局を伝えるアナウンサー(の声)。
荒垣(あらがき)
甲府第四十九連隊の士官で階級は中尉。自らの名で小野ケ沢を含む一帯の住人の内16歳から19歳までの男子全員に高山神社へ集結するよう、書面を介して通達し、当日に集った公平や三平を含む男子たちに帝国陸海軍の戦況について伝え、さらに「お国のために命を差し出す心根がある者、一歩前へ!」と命ずる。これに対し、男子たちの多くが前に足を踏み出すも、三平を含む数名がその場から動かず、とっさに前に出るも三平が動かなかったのに気付いてとっさに足を戻した公平を含む面々がその場に居合わせた憲兵から名前と住所と前に出なかった理由を口々に尋ねられる。だが、公平を含む多くの者達が「国策による食糧生産の最中なのに、自分がいなくなってはその務めを果たせなくなる」という一応理に沿った回答をしたのに対し、三平だけが「死ぬのが怖いからであります!」と正直に答えた結果、三平だけが憲兵から殴られ、以降の軍事教練でも教官たちから目を付けられることとなった。
下士官・士官
演 - 石田尚巳
西条五介(さいじょう ごすけ)
演 ‐ 小久保寿人
小滝村の農家の出身。公平らとともに軍事教練に参加し、三平の友人になる。
中村修(なかむら おさむ)
演 ‐ 塩見大貴
大滝村の元養蚕農家の出身。公平らとともに軍事教練に参加し、三平の友人になる。
貫井司郎(ぬくい しろう)
演 ‐ 谷遼
大学生(音楽学校の声楽科の生徒)。公平らとともに軍事教練に参加し、三平の友人になる。昭和18年秋、学徒出陣で出征。
肥田(ひだ)
演 - 春海四方
軍上層部に繋がりのある大物。
有馬(ありま)
演 - 坂本真
帝国海軍の研究所の研究員。
鮫島紀子(さめじま のりこ)
演 - 佐久間麻由
ニキビの実姉。かつては公一と恋仲であり、互いに「公(こう)ちゃん」「紀(のり)ちゃん」と呼び合う仲であった。公平も幼い頃に顔を見ていた。甲田家の財政事情により無理やり別れさせられ、甲田家の本家である水沼村の質屋・鮫島家に嫁いでいた(この件で公一は無口になってしまったらしい)。
のちに満蒙開拓団に参加したが、肺病を患ったために帰郷。世間体を気にした鮫島家の意向で村外れの粗末な小屋に一人で隔離され、訪ねて来る者もおらず、治療も施されずに、ただ寝かされている状態だった。
公一からの小野ヶ沢に帰る勧めは笑いながら断った。
後に亡くなり、鮫島家の意向によって小屋ごと焼かれそうになるが、知らせを聞いて駆け付けた公平と公一によって荼毘に付され、普通の人と同じ様に丁重に弔われる。
鮫島家の老女
演 - 仲野元子
紀子の件で公平が訪れた、鮫島家の営む質屋にして自宅にて公平と対面した老女。紀子に会いたいと訴える公平に「病気がうつる」と難色を示すも、最終的には公平の懇願に折れて、紀子を隔離していた村はずれの小屋の地図を作って渡した。
愛煙家の様で、公平との会話の最中に煙管を手に喫煙していた。
老人
演 - 花王おさむ
鮫島の大旦那に頼まれて、紀子に一日二回食糧を届けている近所の農家の人物。かなりの高齢らしく、頭頂部が禿げ上がった白髪頭で、体の動きが覚束ない様でなおかつ言葉を発するのもままならないのが見て取れるが、紀子のことを「若奥さん」の敬称で呼び、かつ彼女を「顔も心もきれいな人」と評している。紀子が亡くなった際は公一の元へ報せに来た。
特高の刑事
演 - 加山徹
特高の刑事
演 - 小手山雅
山おじ
演 - 麿赤兒
鉄兵の狩りの師匠である、このあたりの山についてとても詳しい古老。
役所の女性
演 ‐ 有馬稲子
山淵村の役場である「西巨摩郡山淵村役場」にて働いている女性で、大日本婦人会の一員でもある。しのと公平が婚姻届を提出した際、しのの大きく膨らんだお腹を見て「その子は将来何かの機会で戸籍を見た際、自分は親が結婚するよりも先に出来た子供なのかと困惑する」と懸念し、気を利かせてしのが結婚後すぐに身ごもったかのように婚姻の日付を実際よりもずっと前にずらしてくれた。
松岡千代
演 ‐ 横山めぐみ
通称は「松岡夫人」。公平曰く「いい匂いがした」。夫は南洋で戦死。A型。昭和18年の終わりに東京から子供2人を連れて疎開して来て、かつてハゲが住んでいた若松家の空き家に住む。亡き夫共々クリスチャンで、それは子供2人も同じ。
松岡百合子(まつおか ゆりこ)
演 ‐ 小川未祐
千代の娘。昭和18年時点で16歳。A型。取り調べを受けた松岡夫人の言によると、既に洗礼を済ませているとのこと。
松岡清(まつおか きよし)
演 ‐ 原田敬太
千代の息子。昭和18年時点で7歳。ある日、同じく疎開してきた子供2人と共に出かけた先で道に迷い、立ち入り禁止の軍の施設に入り込んだことから3人全員それぞれの家にて軍により家族からも事情を聞かれることとなるが、家に入れたところでクリスチャンの証である十字架を見られたことで母が甲府にて取り調べを受けることとなった。
才賀(さいが)
演 ‐ 木村龍
マーシャル諸島で負傷し両足切断に至った傷病兵(陸軍兵長)。南巨摩にある陸軍病院の分院にて、公平と同室になる。戦地での過酷な経験や、どこからか仕入れてくる大本営発表とは異なる実際の戦況の情報から、日本の敗戦はそう遠くないと考えている。
士官
演 ‐ 古舘寛治
甲府憲兵分隊の士官。松岡夫人への取調べの最後に、自身も元々クリスチャンであることを語った。
立田秋夫
演 ‐ 狩野見恭兵
「立田三兄弟」の長男。四番沢の酒井のおばあさんの家へ、三兄弟のみで疎開してきた。その間、昭和20年3月10日の東京大空襲によって、浅草で鉄工所を営む両親を失う。
立田春彦
演 ‐ 三谷麟太郎
同、次男。
立田夏夫
演 ‐ 山田刃
同、三男。
後妻
演 ‐ 蒻崎今日子
常吉の後妻で、しのの継母。しのをいじめて実家から追い出した過去を持つ。昭和20年6月、根来家にしのを訪ねて食糧を求めに来る。横浜の家を焼け出されて、甲府の湯田にある友人宅に夫婦で身を寄せていること、常吉が会いたがってることも伝える。

『やすらぎ』編集

「やすらぎの郷 La Strada」の入居者と関係者編集

菊村栄(きくむら さかえ)
演 - 石坂浩二
昭和14年10月7日生まれ[20]。国民的ドラマを何本も生み出したシナリオライター。あるきっかけから、どこにも発表する当てのない新たなシナリオ『道』を書きはじめる。
自分が保管していた古いシナリオの中に、かつて10年ほど前に脚本を手掛けるもボツになった終戦記念日の大型ドラマスペシャル『機(はた)の音』を見つけたことから、過去の情熱と落胆や怒りを覚えた当時の出来事を思い出す。
新コンシェルジュのエリの母とは顔見知りであり、個人的に連絡先を交換したり2人きりで律子らの墓参に出掛けたりと、アザミとの出会い以来の舞い上がりぶりを見せてしまう(夢の中では、律子と摂子から下心を見抜かれていた)。
マロが流した噂話で郷内が持ちきりだった頃には、名倉理事長からマヤとともに呼び出されてみどりから噂の調査を厳命されたうえ、初期の前立腺がんの疑いまで告げられてしまう。
乃木坂テレビの60周年記念番組への出演の是非を名倉理事長から相談された際には柳専務の言動に立腹する。
前立腺の件に加え、さくらに誘われた人形展を見てからは「こんなテンポで書いていては大変だ(終わらない)」と焦り出し、再び創作と向き合う。
白川冴子(しらかわ さえこ) / 小倉信子(おぐら のぶこ)
演 - 浅丘ルリ子
往年の大女優。愛称は「お嬢」。「白川冴子」の名は女優としてデビューしてから名乗っている芸名で、本名は「小倉信子」。10代で芸能界に入ったために世間の常識には疎いが、生来のカンの鋭さは、度々、栄を驚かせる。
10年ほど前、満蒙開拓団に参加した末に過酷な目に遭いながらもなんとか生き延びて日本へと戻ってきた姉妹と直接会ったのが縁で、湾岸テレビが翌年の終戦記念日に放送する予定の大型ドラマスペシャル『機の音』の企画が立ち上がり、彼女が主演を務めるという方向で話がまとまって行く。しかし、「白川冴子と水谷マヤでは若者の認知度が低く視聴率がとれない」とのテレビ局の判断により、企画そのものがボツになる。後日、ボツになった理由を聞かされた際には激しく動揺し、落ち込んでいた。
マロの84歳を祝う誕生日会をサプライズで行ったが、仕込んでいた美女に興奮しすぎたマロが卒倒してしまい、名倉夫妻からは厳しく灸を据えられた。
大納言の死に対する秀次の言動を「失礼だ」と評する一方、自身は「貸していたお金があるんだった」などと発言していた。一方、「カサブランカ」では「私たちもまもなくそっちへ行くから」と涙しながら死を悼んでいた。
化粧をしていないすっぴんの顔は誰にも見せない主義であり、郷中に緊急地震速報が流れた際も慌てて化粧をしてから避難するほどであった。
大河ドラマの主演である竹芝柳介のスキャンダルが世間を騒がせていた頃、指名手配中の柳介を匿っていたことが分かる。しかも、柳介が実の孫であることまでが判明し、ひと騒動起きてしまう。
原田剛(はらだ つよし)
演 - 伊吹吾郎
元大部屋俳優。代表作は『格斗王竜』。
乃木坂テレビ60周年記念番組に出演した際には豊臣軍団の無礼な態度に怒り、秀次らと大暴れする。
水谷マヤ(みずたに マヤ)
演 - 加賀まりこ
16歳でデビューし、数々の作品で活躍してきた大女優で、後述の怜子によるとその中の1つは『月曜日のユカちゃん』。若い頃に贅沢をしてきたため、現在は何もない暮らしを好んでおり「生活の無駄はすべて捨てる」という思想に凝っている(部屋にあった調度品を処分してしまった)。
10年ほど前、冴子と共に湾岸テレビの大型ドラマスペシャル『機の音』に重要な役で出演することが決まっていたが、「白川冴子と水谷マヤでは若者の認知度が低く視聴率がとれない」とのテレビ局の判断により、企画そのものがボツになる。後日、理由を聞かされた際にはショックを受けていた。
冴子とともにマロの84歳の誕生日会をサプライズで行ったが、マロが卒倒してしまったため、名倉夫妻から厳しく咎められる。
大納言が亡くなった際には秀次の言動に対しては「変な人」と評していたが、自身は「不謹慎だけど」と言いながらも「やすらぎの郷」の入居待ちの状況についての話題を冴子らに提供する。一方、「カサブランカ」では大納言に対して献杯することで死を悼んでいた。
新入居者が判明し始めると「下品な郷になっちゃう」などと嘆き、入居者への好き嫌いを言い始めるが、六郎や白鳥から過去に自分たちに対して失言があり、郷への入居が嫌だったと抗議を受ける(が、マヤ本人はそのことはすっかり忘れていた)。
新入居者が次々にやって来るが、年上への敬意を示さずに失礼な発言を繰り返すさとみには、戒めのために「井深凉子(後述)の幽霊が現れた」とお化け騒動を引き起こす。
栄の前立腺がんの手術前に段ボールを整理していた様子を見た際には「生前整理」だと誤解してしまい、話が大きくなってしまう。
白鳥洋介(しらとり ようすけ)
演 - 上條恒彦
有名なトランペッター兼作曲家。栄が脚本を書いたドラマの曲を作曲した縁で、彼と親交がある。
アメリカでスタジオを開いていたが、妻を亡くして気力を失い、そのまま帰国して郷に入居した。
地震騒ぎが収まった直後「最初は北朝鮮のJアラートだと思った」と語ったところで揺れを感じ、それを指摘したことで本当に地震が起こったのかと冴子に思われていた。
宗匠からは「ハクチョウさん」と呼ばれている(姓名の「白鳥」に由来)。
那須十三郎(なす じゅうざぶろう)
演 - 倉田保昭
元殺陣師。代表作は『夕陽のカンフー』。
乃木坂テレビ60周年記念番組に出演したが、豊臣軍団からの無礼な振る舞いに立腹して秀次らと大暴れする。
中井竜介(なかい りゅうすけ)
演 ‐ 中村龍史
コミックバンド「ファンキー・ドッグ」の元メンバー。新入居者である修とは顔見知り。
チン平
演 ‐ 大門伍朗
ラジオドラマなどで活躍した音効マン。オネエ口調でスキンヘッド。
史葉(しよう)
演 - 山谷初男
第96話から登場。マンションの62号室に入居している。
高井秀次(たかい ひでじ)
演 - 藤竜也
通称「(高井の)秀さん」。任侠映画で一世を風靡した伝説の大スター。寡黙で男も惚れる男。美大出身で、現在は入居者の顔に刻まれたシワを描くことに余生を捧げている。
『機の音』の中国ロケに先駆けてのロケーションハンティングの日程が決まったと財前から栄が告げられた当時は中国の映画に出演するために北京に滞在しており、その旨を律子にメールで知らせていた。
大納言が亡くなる数ヵ月前から肖像画を描かせてもらっており、亡くなった直後にも描いていた。
館内機器の誤作動による緊急地震速報の誤報騒ぎでは、1人だけ車で逃げたのではないかと栄らから疑われた。
竹芝柳介の一件で栄と説得にあたり、柳介の甘えに対して強烈なビンタを浴びせて「簡単に男の美学を語るな」と叱責する。
新入居者のめぐみとは懇意であり、彼女の初期認知症の可能性も肯定的に受け止めている。
乃木坂テレビ60周年記念番組にはめぐみを想って出演を決めるが、豊臣軍団の振る舞いに我慢ができず、番組内で大暴れしてしまう。
真野六郎(まの ろくろう)
演 - ミッキー・カーチス
通称「マロ」。個性派俳優として人気を博し、過去の出演作品である映画『毒舌王子』でブレイクした。賭博行為で何度も逮捕された過去を持ち、自他共に認める不良老人。女優陣のスキャンダル事情に詳しく、大の噂好き。曰く「未だに現役」とのこと。かつて、コンシェルジュの松岡伸子との大恋愛を実らせたが、過去に妻と離婚するといった数々の問題を抱えていたことから、周囲が予想した通り、交際1年半で破局した。現在は「バツ2.5」を自称している。
第6話にて84歳の誕生日を迎えた。そのサプライズとして冴子とマヤが準備していた美女に興奮しすぎて倒れてしまい、郷の住人やスタッフを慌てさせた。第7話にて、自分の生まれた年がちょうど昭和10年であることから、「自分の今の歳に10を足すだけで今が昭和で何年なのかがすぐに分かる」という特技を明かした。
大納言の見舞いには頻繁に行っているらしく、栄に大納言の様子をたびたび伝える。大納言の死に対しては「根深い人だった」と人柄を表現していたが、「カサブランカ」では大納言の名台詞である「いかにも」を引き合いに出して死を悼んでいた。
地震騒ぎに際しては避難先で栄らが津波を気にして海を注視する中、自身は落下物を恐れてテーブルの下に避難していた。
思いつきで「郷内の噂が出回る速さを確認する」などと称して「名倉みどりは加納英吉の娘ではなく愛人である」との作り話を流し、みどりを怒らせてしまう。
程なく、懲りずに六郎と「マヤや冴子の派閥(主流派)と怜子の一派(新興勢力)のどちらにつくべきなのか」などと噂話をしていた。
栄の前立腺がんの手術前に息子夫婦が訪ねてきたところを偶然に目撃してしまい、「最期の挨拶」だと勘違いしてしまう。
新入居者の修のことは快く思っていない。
岩倉正臣(いわくら まさおみ)
演 - 山本圭
通称は「大納言」。70年代、時代劇“大納言シリーズ”が当たり、「いかにも」が流行語にもなったスター。郷内では、栄、マロとよく釣りをしている仲だったが、ある日、新聞を読みながら歩いている最中にうっかり転んで骨折したのを機にすっかり衰え、現在は病院棟に移って車椅子生活を送っている(日時や曜日を思い出すのにも一苦労している状態)。
のちに癌を患っていることが判明、さらに癌が骨にまで転移しているとのことでモルヒネを打たれながら延命措置を施されている。
第34話にて、栄やマロ、マヤや冴子などの親しかった住人らに見守られながら、最期には流行語になった「いかにも」の名台詞を口にし、静かに息を引き取った。
亡くなって以降も栄の夢に登場する。
菊村律子(きくむら りつこ)
演 - 風吹ジュン(二役)
栄の亡き妻。元舞台女優。晩年は認知症を発症し、金婚式を前に他界した。
本作では認知症を患う前の現役女優だった時点において、夫を「栄ちゃん」と呼んでいる。
たびたび栄の夢や回想にて登場しており、栄のコテージの自室には若い時の律子の写真が遺影として飾られている。その横には位牌もあり、そこに記された戒名は「芳優院妙淑日律大姉」。

「やすらぎの郷 La Strada」の職員編集

名倉修平(なくら しゅうへい)
演 - 名高達男
「やすらぎの郷 La Strada」理事長。みどりの夫。医大病院の院長を務めた経歴もあり、施設内にある病室棟に週5日詰めている。
マロの誕生日会の一件に際しては、冴子とマヤに厳しく灸を据える。
大納言が亡くなる直後に栄らを呼び、以前に大納言が尊厳死協会から資料を取り寄せていたことを明かす。そして、自身の「延命治療はできるが人道的かどうかは疑問である」との考えを打ち明け、大納言の最期に立ち会わせる。
地震騒ぎに際しては少しでも情報を得ようと、テレビのチャンネルを回していた。
怜子の長話問題に続き、他の新入居者の部屋割に頭を悩ませる中、怜子の万引き騒動が伝わった際には「どうすりゃいいのさ、この私」と発言した。
名倉みどり(なくら みどり)
演 - 草刈民代
「やすらぎの郷 La Strada」の創立者で元大手芸能プロダクション『加納グループ』の総帥だった加納英吉の娘。『やすらぎの郷』総務理事。
地震騒ぎに際しては、気象庁が緊急地震速報をそもそも出していなかったことをエリに伝え、かつ機械の誤作動による誤報であったと伝えるように指示した。
怜子の万引き騒動の際には名倉理事長の冗談とも本気とも取れる発言に腹を立てていた。
万引き騒動が落ち着いた頃、マロが思いつきで流した噂が出回る。この件に相当立腹しており、理事長室に呼び出した栄とマヤに追跡調査(期限は1週間)を厳命する。調査の結果、郷内の入居者の半数が知っていたことが分かり、しかも名倉理事長が噂の真偽を疑っていたことも判明してしまう。
有坂エリ(ありさか えり)
演 - 板谷由夏
「やすらぎの郷 La Strada」で新たに働きはじめたコンシェルジュ。元CA。名倉みどりの後輩に当たる。マヤ曰く「バツ1」。
亡き母・小森幸江が律子の幼なじみだった縁で、幼い頃には栄と会ったことがあった。栄と個人的に連絡先を交換し、なおかつ2人きりで出掛けたことで栄を舞い上がらせることになる。
地震騒ぎに際しては放送室から入居者一同に対して避難指示を出していたが、中里から機械の誤作動と伝えられてから、みどりの指示により誤報であったことを一同に伝えた。
大浜市に大型100円ショップがオープンして買い物をしていたときに、万引き騒動の一部を偶然にも目撃し、名倉夫妻に伝える。
マロが流した噂話の経緯を栄から聞いた際には、「バカですねぇ!」と心底呆れていた。
一方、乃木坂テレビの柳の発言に栄が機嫌を損ねた際には同情的だった。
ホッピー
演 - 草刈麻有
「やすらぎの郷 La Strada」の敷地内にあるバー「カサブランカ(Casablanca)」に勤めているバーテンダー。かつてそこでバーテンダーを務めていた「ハッピー」こと財前ゆかりの後任。その愛称とは一文字違いの「ホッピー」と呼ばれている。
風間ぬい子(かざま ぬいこ)
演 - 広山詞葉
秘書。
三枝奈々(さいぐさ なな)
演 - 東松史子
アシスタント・コンシェルジュ。
宮下一馬(みやした かずま)
演 - 平野勇樹
総務。
地震騒ぎの際には敷地内に駐車していた愛車を秀次に勝手に使われてしまい、頭を抱え、「車検から帰って来たばっかなのに。ひっでえなあ」と嘆いていた(愛車のナンバープレートの表記は上段が「湘南 580」、下段が「を 18-71」)。
中里正(なかざと まさる)
演 - 加藤久雅
保安部主任。元入居者の三井路子の現在の夫。52歳。
地震騒ぎの原因が機械の誤作動であると突き止め、その事をエリに伝えた。
橋本忠吉(はしもと ちゅうきち)
演 - 納谷真大
食堂主任。
怜子が厨房に立ち入り、延々と長話を繰り広げたことを名倉夫妻に報告する。
野村伊三郎(のむら いさぶろう)
演 - 芳野史明
介護主任。
進藤秀夫(しんどう ひでお)
演 - 山下澄人
施設主任。
冲正之(おき まさゆき)
演 - 熊澤洋幸
保安部。
千倉和夫(ちくら かずお)
演 - 森谷勇太
保安部。
地震騒ぎの最中には秀次が一馬の愛車に勝手に乗って出て行くのを目撃しており、それを中里らに説明した。
菅野平助(かんの へいすけ)
演 - 西岡ゆん
料理人。
村松豊(むらまつ ゆたか)
演 - 福崎峻介
料理人。
荒木実(あらき みのる)
演 - 関健介
介護士。
正岡治(まさおか おさむ)
演 - 池田絢亮
施設。
田辺三郎(たなべ さぶろう)
演 - 湯川尚樹
施設。
貫井秀平(ぬくい しゅうへい)
演 - 小野了
医師。
井口恭子
演 - 黒川なつみ[21]
看護師。

新入居の方々編集

以下の面々は、摂子が亡くなった後に、新たに入居した人々。

水沼六郎(みずぬま ろくろう)
演 - 橋爪功(二役)
愛称は「ロク(さん)」。「やすらぎの郷」の新たな入居者。歌舞伎名門の嫡男として生まれたが、テレビドラマ界で人気を博して本業を怠り、さらに女性問題を起こし、それがお家騒動にまで発展。結果、歌舞伎界から放逐され、妻との離婚や多額の慰謝料を支払うために家屋敷を手放すなどし、その後も不運に見舞われ続け、現在は前立腺肥大による頻尿にも悩まされており、いつしか「ツイテナイ」が口ぐせに。運に見放されつつも、どこか喜劇的な彼のキャラクターに触発され、菊村はロクを投影した公平という男の物語を書き始める。
歌舞伎界から放逐はされたものの、例外的に自らが最も得意とする女形に関しては、顔に白化粧を施すと絶世の美女へと化け、多くの女性ファンを獲得していたため活動を続けられたが、本人はこの関係から栄に対し、俗にアサガオと呼ばれる男性用の小便器に用を足すのに抵抗があり、その点では男女両用の洋式便器を備えている「やすらぎの郷」のトイレが気に入っていると語っている。
大納言の死に対しては「寂しい」「昔から気が合っていた」と悼んでいた。
乙葉入居後に句会に参加しており、題材は自身の頻尿が多く、評価はイマイチである。
人形展以降の栄の言動に違和感を感じ、認知症を疑って名倉理事長を呼んだため、またまた郷内が騒がしくなる。
中川玉子(なかがわ たまこ)
演 - いしだあゆみ
桂木怜子の妹分的存在だった元女優。愛称は「玉子さん」「玉ちゃん」。当初は映画界で小津安二郎らから寵愛されていたが、映画の衰退に伴って徐々に売れなくなり、怜子に引っ張られてテレビの世界へ進出。『純白の風』の乳母役で人気が出た。怜子には恩を感じたらしく、60年近くの間、付き人のように面倒を見てきた。
怜子と共に、かつて摂子が入居していたヴィラA号室に入居する。
現在まで怜子の介護ノートを正確に記録しているらしく、名倉夫妻に怜子の病状を伝える。
怜子の長話を止めるどころか、一緒に延々と付き合っていたことに立腹していたマヤからは「どっかで見たことがあるババア」呼ばわりされる。
怜子の万引き騒動に協力してはいるが、心を痛めており、止めるように忠告する。
一旦万引き騒動が落ち着いて以降も変わらず怜子と行動をともにしている。
桂木怜子(かつらぎ れいこ)
演 - 大空眞弓
松竹蒲田で一世を風靡し、テレビ草創期のよろめきドラマ『鎌倉夫人』でも大ブレークした他、玉子と共演した『純白の風』もヒットした。「視聴者女王」の異名をとった大女優。その後、ギリシャに移住して船舶王と結婚し、ヨーロッパ社交界の華として名を売った。が、夫の破産と共に一時的に姿を消し、死亡説も流れていた。通称は「(桂木)夫人」。口癖は「ごきげんよう」。
浮世離れした言動が目立ち、おまけに異常なほど話が長い。スタッフまでをも辟易させており、栄は「桂木夫人はかなり壊れていた」と感想を述べている。玉子いわく「月・水・金が良くない」とのことで、その他の日は「火・木・土が正常」で、日曜日に至っては完全に正常な言動である。
認知症を抱えている身でありながら、過去には役所から要介護認定に来た担当者からは「要介護認定は認められない」という実情とはかけ離れた判定をされたことがあるらしく、玉子によると「最近は調子の悪い日における認知症の症状の酷さが前よりもひどくなっている」とのこと。
郷に入居し、月曜日には冴子やマヤを相手にとんちんかんな長話を延々としていたが、火曜日には入居者はおろか職員にまで丁寧に入居の挨拶と高級和紙に包んだ贈り物をしていた(が、その中身は100円ショップで売っているアイディア商品であり、一同を驚かせた)。その後は郷の厨房でも長話を繰り広げたことが食堂主任の橋本から語られる。
郷が新入居者の話題で盛り上がる中、ひそかに東京の100円ショップにて万引き騒動を引き起こし、続けて大浜市の100円ショップにて万引き騒動を引き起こす。
万引き騒動がひとまず一段落した頃には、郷でのあらゆる物事に首を突っ込んでは仕切っており、マヤや冴子から怒りを買い、さらに、乃木坂テレビの60周年記念番組への出演も勝手に引き受けてしまい、郷内を騒然とさせる。
香川さくら(かがわ さくら)
演 - 丘みつ子
明るく健康的なキャラクターでお茶の間の人気者だった元スター女優。お嫁にしたい女優ナンバーワンとされ、『夏子の午后』で賞も獲った。「さくら」「先生」と呼び合う仲で、50年程前の若い時分、栄の書いたドラマでも活躍した。
路子がいた304号室に入居が決まるが、お化け騒動のため、208号室への入居となる(本人曰く「幽霊って、嫌いじゃない」)。
6歳の頃に広島郊外で原爆投下に遭遇しており、母親と姉を失っている(本人は大きな木の陰にいて、不思議と何の影響も出なかった、とのこと)。
新たな入居者たちの中ではダントツで礼儀正しく常識人なため、冴子やマヤも彼女だけは入居を歓迎する。入居前には色々あってテレビ出演は減っており、「京都でカツカツの生活をしながら涙会なる組織でバイトをしていた」らしい。
与勇輝に影響されて人形作りに凝っており、栄を展覧会へ誘った。この展覧会が栄に創作に対する影響を新たに与える。
蒟蒻亭乙葉(こんにゃくてい おとは)
演 - 笹野高史
かつて大喜利番組で活躍した落語家。愛称は「宗匠」。
俳句の嗜みがあり、毎週土曜日に行われる「夜の句会」を主宰している。季語の何たるかを熟知している分、要素が欠けた句は「川柳の域を出ない」と評している。また、句題がボケだった回では、昨今のテレビがボケという単語を差別的だとしていることに「『ボケ』は立派に季語です!」と不満を述べた。
怜子の万引き騒動によって郷内が持ちきりだった際には100円ショップを盛り込んだ句が詠まれたが、略称の「ヒャッキン」を含めて知らなかった。
白鳥を「ハクチョウさん」と呼んでいる。
噂好きらしく、マロや六郎と行動をともにしていることが多い。
辛坊修(しんぼう おさむ)
演 - ジェリー藤尾
「ハートの修」と呼ばれた元スター。乗馬が趣味だったが、落馬して負傷したため、現在は車椅子生活を送っている。202号室への入居が決まる。
下ネタが大好きらしく、マヤからは「スケベジジイ」と嫌われており、マロからも快く思われていない。
入居早々、朝のやすらぎ体操時に女性職員の臀部を触るなどしており、相変わらずの模様。
九重めぐみ(ここのえ めぐみ)
演 - 松原智恵子
かつての大スター。乃木坂テレビの昼のメロドラマで人気を得た。ワンマン専務・鬼沢(故人)の愛人だったため、同局では彼女専用の楽屋がしつらえられるほどの高待遇を受けていた(一応、現在も顔が利く)。好物は一風堂のどら焼き。
若い頃、大根役者という言葉の意味を知らずに「ダイコンよりトマトの方が好き」と答えたことがあり、それ以来、陰で「トマト」と呼ばれている。
マヤは気が合わないらしく、冴子とともに入居時の出迎えに現れなかったが、本人は「新入りなのに挨拶に行かなかったから」と気にしており、栄に相談を持ちかける。
入居後、時折、7年前に亡くなったはずの鬼沢が生きているかのような話し振りをしており、周囲から認知症を疑われる。そして、実際、名倉理事長による初期の認知症テストの結果は芳しくなかったが、「どうでもいいことはすぐ忘れてしまったほうが幸せ」との境地に至る。
秀次とは昔からの顔見知りで、気がある。
岸井さとみ(きしい さとみ)
演 - 水野久美
元人気女優。悪女役で名を馳せ、「昭和を彩った悪の徒花」とも評せられた。名倉理事長曰く「よく喋る」、マヤ曰く「家具の趣味が悪い」。
服装は派手で声は大きい。良く言えば大らかで飾らない人柄、悪く言えば無神経でデリカシーに欠ける。
入居初日、マヤに「老けた」と言い、出迎えを見て「ジジイとババアの博覧会」と言った。さらに冴子のつけまつげには「無駄な抵抗」など、大声で無礼な発言を繰り返したため、冴子やマヤの怒りを買った(本人は郷への入居は気に入ったらしく、上機嫌だった)。
凉子がいた208号室に入居が決まったが、天衣無縫な振舞いを行い、我慢の限界を迎えたマヤと冴子からのお化け騒動に巻き込まれてしまい、これ以降は騒動時に親切に対応した怜子と親しくしている。

その他編集

九条摂子(くじょう せつこ)
演 - 八千草薫[注 2]
「姫」と呼ばれた、今は亡き大スター。度々、栄の枕元に現れる(口癖の「ねぇ」もそのまま)。
彼女が暮らしていたヴィラA号室は彼女亡き後、ずっと空き部屋として残されていたが、それから約2年の時を経て怜子と玉子が入ることとなった。
井深凉子(いぶか りょうこ)
演 - 野際陽子
律子の親友でもあり、栄とは家族ぐるみで親交があった元女優。活発な人柄で、日々の運動を欠かさず、濃野佐志美のペンネームでやすらぎの郷内で聞いた話を小説にしており、作品の一つは芥川賞候補にも選ばれていた。
姫の死後、後を追うように鬼籍に入る。
208号室は空き部屋として家具もそのまま残されていたが、さとみが入居することとなっていた。ところが、さとみの態度に腹を立てたマヤと冴子が引き起こした幽霊騒動のネタにされ、その後さとみが戻ろうとしなかったため、結局さくらが自らのコテージと交換する形で入居することとなった。
三井路子(みつい みちこ)
演 - 五月みどり
元女優。元入居者。やすらぎの郷のスタッフ・中里と相思相愛の仲になり、80歳を過ぎてめでたく結婚。元気にやすらぎの郷を退所してゆく。
第59話にて、マヤと久々に郷にて再会する(中里に弁当を届けに来た模様)。そして、偶然にやって来た怜子の長話の犠牲者となった。
及川しのぶ(おいかわ しのぶ)
演 - 有馬稲子
郷の元入居者。摂子の死も影響したのか、認知症が悪化し、郷とは別の介護施設へ移されており、以降連絡はない。
菊村栄一(きくむら えいいち)
演 - 梅宮辰夫
すでに他界した栄の実父。愛煙家で酒好き。
摂子同様、栄の枕元に現れ、郷での出来事や執筆中のシナリオについて栄に語らせる。
当初の台本にはなかったが[22]、放送開始後、総集編の狂言回しとして新規に登場した。
菊村一郎(きくむら いちろう)
演 - 水津聡
栄と律子の息子。
菊村加奈子(きくむら かなこ)
演 - 森上千絵
一郎の妻。

ゲスト編集

第1週編集

財前茂(ざいぜん しげる)
演 - 柳葉敏郎
テレビ局「湾岸テレビジョン(通称、湾岸テレビ)」のドラマプロデューサー。栄や冴子、マヤとは仕事上の付き合いだけでなく、プライベートでも麻雀を打ち合う仲。かつて、冴子から聞いた話を切っ掛けに、終戦記念ドラマスペシャル『機の音』の脚本の執筆を栄に依頼した人物。この企画の発端となった冴子に加えて、マヤにも出演をオファーしていた。しかし、この企画が先に制作に向けて進行中の段階で、栄と共に舞台となる山梨へシナリオハンティングのため足を運ぶものの、後から湾岸テレビとビジネス上の付き合いのある広告代理店が強く推した企画『李香蘭物語』の方が次第に局の上層部の間で「若者層の高視聴率を確保できる」という思惑から優勢になってゆき、財前自身は『機の音』を制作する方向で上層部に抵抗を続けていたものの、結局最後には上層部の判断に従い、不本意ながらも栄や冴子、マヤを裏切る形となった。
なお財前は「何が何でも『機の音』を作る」という思いが強かったために、『李香蘭物語』の件については栄に何も伝えておらず、中国ロケとにそれの前準備であるロケーションハンティングが決定したその翌日に上司(詳細は後述)から局の正式決定として『李香蘭物語』の方が作られると伝えられた時も、自身は責任を以って栄に自分の口で伝えると答えておきながら、当の栄に伝える勇気を持てないまま椎名と共に中国へと旅立ち、そろそろ栄も真実を察する頃合いだろうと考えた上でようやく真実を記した手紙を中国から国際郵便で栄の自宅へと送った。
冴子の妹
冴子が戦時中に山梨の村へと疎開していた当時、冴子と一緒に疎開していた彼女の妹。当時の冴子にとって、妹の手を引いて町の分校に通うのが彼女の日課であった。
椎名和彦(しいな かずひこ)
演 ‐ 高杉亘
「湾岸テレビ」のディレクターで数々の社会派番組を手がけ、受賞歴もある人物。財前共々栄とは何度か仕事を共にしたことがあり、その縁から財前をして栄に「彼になら安心して任せられる」と太鼓判を押され、自身も『機の音』の制作には前向きなばかりか「作品のスケール感を出すには、中国ロケが不可欠」と主張し、局の上層部に掛け合ったところそちらも実現する方向と栄に説明した。しかし、最終的には財前共々上層部の判断に従い、栄に何も告げないまま財前と共に『機の音』ではなく『李香蘭物語』のための中国でのロケーションハンティングを行うべく現地に向かった。
社会派番組を手掛けるにあたっては、「伝えたいメッセージを視聴者にしっかりと伝えるのが大切」というこだわりを持っており、栄が戦時中に苦労を重ねた世代の人々に配慮して『機の音』の第2稿を「直接的に戦禍を被るような場面は描かず、視聴者の想像にのみ委ねる、おとなしい内容」で仕上げた際には、特に不満の無かった財前とは対照的に「戦争の残虐性を視聴者に伝えるには、刺激が弱すぎる」と指摘した。
桃(もも)
演 - 浅丘ルリ子(二役)
栄が構想した『機の音』の主人公。明治38年(1905)年生まれで、物語冒頭の昭和22年(1947年)時点では42歳。満州で妹の梅共々全てを失い、その経験から少し頭がおかしくなった梅を見守りながら生まれ育った山梨の村へと戻るところから、『機の音』の物語が始まっていく。
栄は冴子が演じるのを前提に人物像を構築する中で、彼女と同様に「野良仕事の時であっても、必ず顔に厚化粧をする」という設定を加えた。
梅(うめ)
演 - 加賀まりこ(二役)
栄が構想した『機の音』の重要人物。明治40年(1907年)生まれの、桃の2歳違いの妹。満州での過酷な体験から少し頭がおかしくなり、物語後半の満蒙開拓団の話を聞こうと一人の男が訪ねてくる場面においては、当初は「リンゴの唄」を延々と口ずさんでいたが、男が満蒙開拓団の事を口に出した途端表情が硬くなり、男が渡した名刺を即座に破り捨てるなど、当時の出来事に触れられるのを極端に嫌がる様子を見せた。
栄はマヤが演じるのを前提に人物像を構築する中で、彼女自身の冴子に対する対抗心から、全体的には大雑把な人物であるとのイメージを固めた。
山根公平(やまね こうへい)
栄が『機の音』を構想する中で、作中の時代における日本人の結婚年齢が今よりも若かったことから桃ないし梅の夫として構築した人物。桃や梅とは異なり、人物像については特に触れられていないが、栄の記憶の片隅にその名前は残っていたようで、最終的に栄は『道』を作るに際し、彼とよく似た名前の「根来公平」という人物を構築した。
三井(みつい)
演 ‐ 飯田基祐
「湾岸テレビ」の編成局長。栄に『機の音』がボツになったという重要な決定が伝わっていなかったことを知り、坂上らと共に謝罪した。また、先述の事情もあって栄には既に財前の方から説明があったものとばかり思っており、それについて「財前はああ見えて気の弱い男です。『機の音』がお蔵入りになったことを言い出せなかったのでしょう」と説明した。その上で栄に『李香蘭物語』の件について説明し、かつその中で「最後まで『機の音』を作ろうとしていた財前を説得したのは私です」と発言したが、財前が栄に送った手紙によるとその説得の中身は「『機の音』は作らず『李香蘭物語』の方を作るが、主演予定だった白川さんは改めて重要な登場人物である男装の麗人こと川島芳子で出演させる」という妥協案であり、財前はそれを「たとえそれで白川さんが納得しても、水谷さんが納得するとは思えない」という理由で撥ね退けていた。
坂上(さかがみ)
演 ‐ 石井英明
「湾岸テレビ」の制作部長。財前が栄に送った手紙によると、編成会議の席で最初に広告代理店から『李香蘭物語』が提案された際に財前と一緒に反対してくれたとのこと。
佐伯(さえき)
演 ‐ 瑞木健太郎
「湾岸テレビ」の編成ドラマ担当。冴子やマヤからの話を聞いて湾岸テレビの動きに不信感を抱いた栄が局を訪れた際に対応し、話を聞いた上で「それが事実なら、ひどい話ですよ」と憤り、三井らに報告した。
西条さゆり(さいじょう さゆり)
演 ‐ 永池南津子
元宝塚歌劇団の女優。冴子やマヤに比べて若者層の知名度が格段に高く、広告代理店が「若者層の視聴率を期待できる女優」として『李香蘭物語』の主演に抜擢した。このため、せっかくの晴れ舞台を奪われる形となった冴子やマヤからは嫌われ、ことにマヤからは「素人の大根女優」呼ばわりされた。
それから10年の時を経た現在も冴子やマヤからは嫌われており、共演者との不倫疑惑が報じられた時も2人からは散々に言われていた。なおこの時、さゆり自身は夫のいる既婚者で、共演者も妻帯者であったことからW不倫として騒がれたが、さゆりはマスコミの追及に対して不倫については否定し、「台本の読み合わせのために顔を合わせていて、その最中に体調を崩して介抱してもらっただけ」と説明したが、最終的には「世間をお騒がせしたことを、心からお詫びします」と謝罪した。
常務
「湾岸テレビ」の営業担当の常務。財前に対して「局の決定事項」として『機の音』ではなく『李香蘭物語』の方が制作されることになったと自ら呼び出して伝え、加えて栄に関しては「伝えずらいなら自分か三井の方から説明する」と伝えたが、財前が「私の口から伝えます」と答えたことで自ら栄に連絡をすることは無かった。

第2週編集

榊原アザミ(さかきばら アザミ)
演 - 清野菜名(二役)
かつて女優として活躍した安西直美の孫娘である、脚本家志望の若い女性。栄を神の様に尊敬している。
自身の作品であると栄に説明した『手を離したのは私』を巡る一件が終わった後は栄との連絡を絶っていたが、昨年の秋から再び栄とメールのやりとりをするようになった。
栄は『道』を構想するに当たって、彼女を昭和編のしの役にキャスティングしている。
羽村俊一郎(はむら しゅんいちろう)
演 - 神木隆之介
アザミの交際相手で、大学でシナリオを専攻している学生。アザミと同等かそれ以上に栄のファンである。最近はアザミと上手くいっていない様子で、この件でアザミは再び栄とメールのやりとりをするようになったが、栄は表面上は「若い頃の苦労は肥やしになる」とアザミに助言する一方で本心では彼を「いけ好かない彼氏」呼ばわりしていた。

第11週編集

竹芝柳介(たけしば りゅうすけ)
演 - 関口まなと
歌舞伎界の大御所であった故・竹芝柳翁の孫。大河ドラマ『山波』の主演だったが、大麻取締法違反の容疑で指名手配されている。
実は、白川冴子の孫にあたり、そのこともあって冴子は彼を自分のコテージにこっそり匿っていた。
栄から事態について知らされた理事長達は、栄と秀次に説得を依頼。まずは栄が説得を試みるも「男の美学が許さないから」と自首を拒否。しかし、秀次から「簡単に男の美学を語るな」との説得を受けて自首する事を決意。郷のスタッフの協力のもと、アパートの一室から警察に連絡し、逮捕された。
広中しのぶ(ひろなか しのぶ)
演 - 黒川智花
柳介と共に大麻を使用し、大麻取締法違反の容疑で逮捕された女優。大河ドラマ『山波』の主演を務めていた。
保釈後にマンションの自室で服毒自殺をはかるも、一命は取り留める。

第12週編集

高砂一平(たかさご いっぺい)
演 ‐ でんでん
「レインボー警備 株式会社」に勤務する敏腕の万引きGメン。肩書は「万引き対策チーム 主任」。
かつては湾岸テレビの衣装部で働いており、その当時の愛称はハンチング帽を愛用していたために「(ハンチングの)高やん」。が、不況の煽りによって遡ること3年前にリストラされ、現在に至る。
律子とはまだ栄と結婚する前の頃から縁があったため、栄とも縁がある。かつて栄が律子を亡くした後で「やすらぎの郷」へ入居する際にも、その事は手紙で伝えられていた。
田中公介(たなか こうすけ)
演 ‐ 六角慎司
東京の100円ショップの店長。
堺茂(さかい しげる)
演 ‐ 日向丈
万引きGメン。高砂の部下。
米内
演 ‐ 永島和明
大浜市に新しくオープンした100円ショップ「kokono」の店長。

第18週編集

柳年男(やなぎ としお)
演 ‐ 小木茂光
「乃木坂テレビ」執行役員編成局長。
めぐみとは、かつて秘書課に在籍していた当時に彼女を担当していた縁で面識があるが、郷で久しぶりに対面した際には思い出してもらえず、自分について説明してからようやく思い出してもらえた。
若い頃に揉み手ばかりしていたらしく、当時の専務の鬼沢からは「指紋のない人」と呼ばれていた。本人曰く、栄とは過去にパーティーの席で顔を合わせたことがあるとのこと(まだ鬼沢は存命中の頃であったらしい)。
めぐみとの縁から乃木坂テレビの60周年記念として、彼女とそれ以外の郷のメンバーの出演を依頼してくる。出演に前向きな姿勢の怜子と独自に出演交渉を進め、さらに栄に「明るくなけりゃテレビじゃない」「視聴率は公正」と発言したため、栄の機嫌を損ねる原因を作ってしまう。
石坂兵三(いしざか へいぞう)
演 ‐ 吉満寛人
「乃木坂テレビ」専務取締役。本人によると「この春に出世したばかり」。
柳とは違い、めぐみと郷で対面した際には覚えられており、専務への出世も「鬼ちゃんの後釜になった」と喜んでもらえた。

第19週編集

豊臣家康(とよとみ いえやす)
演 ‐ 木下ほうか
自らを頂点とするお笑い芸人達の一団である「豊臣軍団」の「大将」で、世間における若年層を中心とするお笑い人気もあって気や態度が大きい。
ニラギョーザ
演 ‐ 小松利昌
豊臣軍団の「参謀」。短気で時に喧嘩腰になる性格。
司会者
演 ‐ 横山ルリカ
乃木坂テレビ開局60周年前夜祭第一弾『特番!! 笑いの大将〜あの人たちは今〜』の番組司会者。
ゆい
演 ‐ 鈴川琴音[23]
ニラギョーザの楽屋に会いに来たアイドル。ニラギョーザの携帯電話での会話によると彼との密会の様子をどこぞの雑誌にスクープされたらしい。
根岸(ねぎし)
演 ‐ 宮本大誠
乃木坂テレビの社員で、冴子・マヤ・栄と面識がある。『笑いの大将』特番収録当日、3人の来局を笑顔で出迎えた。
伊吹(いぶき)
演 ‐ 桜井聖
『笑いの大将』のプロデューサー。
小倉(おぐら)
演 ‐ かないしゅう
『笑いの大将』の演出担当。
赤木花
演 ‐ 加弥乃
『笑いの大将』のアシスタントプロデューサー。
スタッフ
演 ‐ 喜多貴幸
『笑いの大将』のスタッフ。
衣装スタッフ
演 ‐ 桐島ココ
めぐみが着替えをしに来た際、冷たい対応をする。また、彼女が鬼沢について言及した際に「知りません」と返したことから彼の死後にこの仕事に就いた模様。

第20週編集

ヤクザ
演 ‐ 白竜阪田マサノブ真柴幸平
「大日本魂心会」を名乗る。秀次は「俺たちの神様」であると豊臣軍団に対して語る。
来館客
演 ‐ 野村昇史
2019年8月13日、杉並区武蔵ヶ丘にある「武蔵野の丘ミュージアム」で開催されていた「与勇輝 -人形展- 〜懐かしき道〜」で、乃木坂テレビ帰りの栄と出会う。4日間ここに通っていると語る。
高嶋紀子
演 ‐ あべまみ
ワイドショーのコメンテーター。
長澤一道
演 ‐ 山本修夢
ワイドショーのコメンテーター。
大西綾乃
演 ‐ 笹丘明里
ワイドショーのコメンテーター。

スタッフ編集

放送日程編集

  • 上記以外に番販遅れネット局あり。
  • 放送期間は制作局のテレビ朝日基準。
放送期間 演出
01週 001 - 005話 2019年04月08日 - 04月12日 藤田明二
02週 006 - 010話 04月15日 - 04月19日
03週 011 - 015話 04月22日 - 04月26日
04週 016 - 020話 04月29日 - 05月03日
05週 021 - 025話 05月06日 - 05月10日 阿部雄一
06週 026 - 030話 05月13日 - 05月17日
07週 031 - 035話 05月20日 - 05月24日 池添博
08週 036 - 040話 05月27日 - 05月31日
09週 041 - 045話 06月03日 - 06月07日 唐木希浩
第10週 046 - 050話 06月10日 - 06月14日
第11週 051 - 055話 06月17日 - 06月21日 藤田明二
第12週 056 - 060話 06月24日 - 06月28日
第13週 061 - 065話 07月01日 - 07月05日 阿部雄一
第14週 066 - 070話 07月08日 - 07月12日
第15週 071 - 075話 07月15日 - 07月19日 藤田明二
阿部雄一
池添博
唐木希浩
第16週 076 - 080話 07月22日 - 07月26日 池添博
第17週 081 - 085話 07月29日 - 08月02日 池添博
唐木希浩
第18週 086 - 090話 08月05日 - 08月09日 唐木希浩
第19週 091 - 095話 08月12日 - 08月16日
第20週 096 - 100話 08月19日 - 08月23日 阿部雄一
第21週 第101 - 105話 08月26日 - 08月30日 藤田明二
阿部雄一
池添博
唐木希浩
第22週 第106 - 110話 09月02日 - 09月06日 藤田明二
第23週 第111 - 115話 09月09日 - 09月13日 藤田明二
池添博
第24週 第116 - 120話 09月16日 - 09月20日 池添博
第25週 第121 - 125話 09月23日 - 09月27日

その他編集

本作の放送後は『ワイド!スクランブル・第2部』の生予告に接続しており、そちらは本作を観たMCの大下容子(テレビ朝日アナウンサー)が感想を語った(「昼ドラ受け」)後に第2部の宣伝を行う形式となっている[25]。なお、『帯ドラマ劇場・第1期』でも『ワイスク・第2部』の冒頭で出演者が感想を述べる演出が時折行われていたほか、大下の休業時において代理MCの下平さやか(テレビ朝日アナウンサー)は「昼ドラ受け」を行わない。

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 原則として2019年7月までの全曜日・及び8月以後の月―水曜日は番組開始から約16分間CMなしで本編を流したのち、協賛各社(火曜日のみ1社、他は2-4社)のCM→当日ゴールデンタイム枠の番組案内1-2本を挟み、予告編という形だが、2019年8月以後の木・金曜日はオープニングタイトル・協賛社提供クレジット読み上げののちCM→本編→番組スポット→予告編というスタイルに変更された。
  2. ^ a b しの役で出演を予定していた八千草薫が体調不良により静養することになり、しの役については、菊村の妻・律子役でもある風吹ジュンが引き受けた。なお、八千草は前作『やすらぎの郷』のキャラクター、“姫”こと九条摂子としては予定どおり出演する。[8]
  3. ^ 第1作「やすらぎの郷」の主題歌でもあり、今作も「やすらぎの郷」を舞台としたエピソード回の主題歌として使用する。
  4. ^ a b 脳内劇『道』を舞台としたエピソード回の主題歌として交互に放送する。

出典編集

  1. ^ 倉本聰、1年間のドラマ初執筆『やすらぎの刻』は「十月十日で仕上げた」 ORICON NEWS 2019年3月13日発行、同日閲覧。
  2. ^ 倉本氏新作「やすらぎの刻」が来年4月スタート!”. テレ朝芸能&ニュース. テレビ朝日 (2018年1月24日). 2019年2月10日閲覧。
  3. ^ “テレ朝開局60周年番組に倉本聡氏「やすらぎの刻」”. 日刊スポーツ. (2018年1月23日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201801230000706.html 2019年2月9日閲覧。 
  4. ^ “テレ朝で倉本聰さん1年ぶっ通しドラマ 平成31年度「やすらぎの刻〜道」”. 産経ニュース (産経デジタル): p. 2. (2018年1月23日). https://www.sankei.com/entertainments/news/180123/ent1801230016-n2.html 2019年2月9日閲覧。 
  5. ^ 応募総数、4965名!倉本聰も「スゴイなぁ」と新たなスター誕生に期待!!『帯ドラマ劇場』出演者オーディション、いよいよ審査へ…!? - テレビ朝日 やすらぎの刻~道 ニュース、2018年5月17日
  6. ^ 合格者数34/4965名 『やすらぎの刻~道』オーディション合格者発表! - テレビ朝日 やすらぎの刻~道 ニュース、2018年11月29日
  7. ^ 石坂浩二さん、死ぬまで安らげないから「やすらぎの郷」 朝日新聞デジタル 2019年9月8日、西村綾華
  8. ^ “八千草薫、体調不良で「やすらぎの刻~道」ヒロイン降板 代役は風吹ジュン”. サンケイスポーツ. (2019年2月9日). https://www.sanspo.com/geino/news/20190209/geo19020905030015-n1.html 2019年2月10日閲覧。 
  9. ^ 第64話の公平のモノローグにおける、「年が明け、僕は18歳になった」より。
  10. ^ 第39話の小夜子が三平宛に送って来た手紙の宛先部分の記載より。
  11. ^ 澄人|俳優 株式会社エ・ネスト
  12. ^ 澄人(スミちゃん)やすらぎの刻〜道さんのツイート
  13. ^ 第104話でしのと公平が村役場に提出した婚姻届の記載より。
  14. ^ 第39話の三平宛の手紙における、差出人部分の記載より。
  15. ^ 第104話の名札の記載より。
  16. ^ SeichoYoshino - Modeling Office AMA
  17. ^ ドラマ「やすらぎの刻〜道」【2019年6月14日 テレビ朝日】 ザテレビジョン(0000948694-50)
  18. ^ 第63話テロップのフルネームより。
  19. ^ ドラマ「やすらぎの刻~道」麻鈴 声の出演NEW 有限会社 プロダクション・タンク
  20. ^ 第115話の「やすらぎクリニック」電子カルテの記載より。
  21. ^ tanajun7247のツイート(1161141185961836544)
  22. ^ 『やすらぎ』に第3のパート誕生!石坂浩二の亡き父役で梅宮辰夫が出演!倉本聰氏と12年ぶりタッグ!天国では『やすらぎ』は視聴率85%!?それでも2位…はたして1位の番組は!? - テレビ朝日 やすらぎの刻~道 ニュース、2019年7月9日
  23. ^ 「やすらぎの刻〜道」 の第19週にアイドルのゆいちゃん役で出演致します。 - 鈴川琴音 Instagram
  24. ^ テレビドラマ 放送中・近日放送作品紹介 - 株式会社京映アーツ
  25. ^ 大下容子アナの「昼ドラ受け」に話しかけるやすらぎタイム,週刊新潮,2019年6月27日

関連項目編集

外部リンク編集

テレビ朝日系列 帯ドラマ劇場
前番組 番組名 次番組
(一時廃枠)
やすらぎの刻〜道
(2019年4月8日 - 2020年3月予定)
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テレビ朝日系列 月曜 - 金曜12:30 - 12:50枠
ワイド!スクランブル・第2部
※12:30 - 13:40
【『大下容子ワイド!スクランブル・第2部』
に改題の上20分繰り下げ・短縮して継続】
やすらぎの刻〜道
(2019年4月8日 - 2020年3月予定)
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