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エマニエル夫人』(エマニエルふじん、Emmanuelle)は、1974年フランス映画である。

エマニエル夫人
Emmanuelle
監督 ジュスト・ジャカン
脚本 ジャン=ルイ・リシャール
製作 イヴ・ルッセ=ルアールフランス語版
出演者 シルヴィア・クリステル
音楽 ピエール・バシュレ
撮影 リシャール・スズキ
配給 ヘラルド
公開 フランスの旗 1974年6月26日
日本の旗 1974年12月21日
上映時間 91分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
配給収入 15億6000万円[1] 日本の旗
次作 続・エマニエル夫人
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概要編集

エマニュエル・アルサン小説『エマニュエル夫人』を映画化したもので、当時のフランス映画独特の演劇的な演出と作品全体に漂うアンニュイな雰囲気が絶妙にマッチして大ヒットを収めた。シルビア・クリステルはこの作品で世界的な名声を獲得する。

監督は元々ファッションフォトグラファーだったジュスト・ジャカンが務め、当時はファッションモデルとして活動しており、女優としては全く無名だったシルビア・クリステルをヒロイン役に抜擢する。大々的に初の女性向きソフトコアポルノとして宣伝され、特に日本で女性中心に大ヒットした。1975年には富士写真フイルムと東映の提携で発売された『富士フイルム・東映8mm映画劇場』[2]の1作として本作のハイライトが日本でビデオソフト化され、当時の日本におけるビデオソフトとしては異例の2万5000本を売り上げた[3]

以後シリーズ化され、後年になってからリメイクもされている。

なお一般的に本作品がエマニュエル・アルサンのエマニュエル・シリーズの初映像化と思われているが、実際は本作品発表から5年前の1969年イタリアで製作された『アマン・フォー・エマニュエル』(A Man for Emmanuelle、日本未公開)が最初である。こちらはエマニエルをエリカ・ブランが演じた。

ストーリー編集

バンコクに住む外交官の妻であるエマニエルは、それなりに幸福ではあるが平穏すぎる日常に何処か退屈さを感じていた。そんなある日、エマニエルは知人の紹介で「性の儀式」を受け入れることになる。初めのうちは大人しかった彼女だが、次第に内に秘めた欲望を開花させ、性の解放とその真理を追求するため大胆な女性へと変貌していく…。

スタッフ編集

キャスト編集

役名 俳優 日本語吹替
テレビ朝日 テレビ東京
エマニエル シルビア・クリステル 山口いづみ 岡本麻弥
マリオ アラン・キューニー 横森久 佐々木勝彦
ジャン ダニエル・サーキー 羽佐間道夫 小川真司
マリアンジュ クリスティーヌ・ボワッソン 藤田淑子 伊藤美紀
ビー マリカ・グリーン 平井道子 一柳みる
アリアーヌ ジャンヌ・コレティン 鳳八千代

※ 2015年12月18日発売の『ユニバーサル思い出の復刻版 ブルーレイ』にはテレビ朝日版の日本語吹き替えが収録(放映時のカット部分は原語音声+字幕で対応)[4]

脚注編集

  1. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)332頁
  2. ^ 富士フイルムのあゆみ AV市場への進出、富士フイルム公式サイト - 2019年3月17日閲覧。
  3. ^ 検証日本ビデオソフト史 5章 ハード機種混迷の中で 7. 8ミリフィルムとその後、日本映像ソフト協会。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
  4. ^ 「さらば友よ」野沢那智×大塚周夫&「エマニエル夫人」山口いづみの吹替を収録したブルーレイ・DVDが発売”. Stereo Sound ONLINE. ステレオサウンド (2015年10月21日). 2017年11月15日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集