瑞穂区
瑞穂区(みずほく)は、名古屋市を構成する16区のうちのひとつである。名古屋市の中東部に位置する。
みずほく 瑞穂区 | |
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国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 愛知県 |
市 | 名古屋市 |
市町村コード | 23108-8 |
面積 |
11.22km2 |
総人口 |
107,791人 [編集] (推計人口、2024年9月1日) |
人口密度 | 9,607人/km2 |
隣接自治体 隣接行政区 | 名古屋市(熱田区、昭和区、天白区、南区) |
区の木 | サクラ |
区の花 | サクラ |
瑞穂区役所 | |
所在地 |
〒467-8531 愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通3丁目32番地 北緯35度7分53.1秒 東経136度56分5.8秒 / 北緯35.131417度 東経136.934944度座標: 北緯35度7分53.1秒 東経136度56分5.8秒 / 北緯35.131417度 東経136.934944度 |
外部リンク | 名古屋市瑞穂区 |
ウィキプロジェクト |
概要
編集古くは旧制第八高等学校(名古屋大学の前身校の一つ)、現在では名古屋市立大学をはじめとする高等教育施設を有する文教地区としての顔を持つ。公園の数より学校の数の方が多いと喩えられる位である。
同区の教育機関としては愛知県立第五中学校(現愛知県立瑞陵高等学校)の創立(1907(明治40)年)が最古である。旧制八高(創立1908(明治41)年)の校地は、元は五中の校地であった。
地名の由来
編集「瑞穂」は「みずみずしい稲穂」を表す言葉で、区成立時に日本の美称である「豊葦原千五百秋瑞穂国」から採ったとされているが、元々は区の中心部にあった村の名称である。なお「瑞穂村」の名前は、1868年(明治元年)に明治天皇が東京奠都のために移動していた際、同地で収穫に励む農民を視察した随行の岩倉具視が、稲穂を献上したという話から来たとも伝えられている。1944年(昭和19年)に昭和区・熱田区の一部より現在の区域が成立した。
地理
編集概ね山崎川より東は丘陵地(八事丘陵)となっているが、全体的には比較的平坦な土地である。区を南北に流れる山崎川は桜の名所として名高く、日本さくら名所100選にも選ばれている。
地形
編集河川
編集- 主な川
地域
編集区内の町名
編集人口
編集瑞穂区の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より[1] |
隣接行政区
編集- 名古屋市内
歴史
編集古代
編集- 縄文時代
- 古墳時代
- 奈良時代
- 平安時代
中世
編集- 鎌倉時代
近代
編集- 明治時代
- 1907年(明治40年)- 同区内最古である愛知県立第五中学校(現愛知県立瑞陵高等学校)の創立。
近現代
編集- 昭和時代(戦前)
現代
編集- 平成時代
- 1993年(平成5年)
- 3月10日 - キリンカップサッカー1993のハンガリー対アメリカ戦が名古屋市瑞穂公園陸上競技場で開催される。
- 8月21日~9月4日 - 1993 FIFA U-17世界選手権が名古屋市瑞穂公園ラグビー場で開催される。
- 2013年(平成25年)8月20日~8月22日 - 第40回全日本中学校陸上競技選手権大会が名古屋市瑞穂公園陸上競技場で開催。
- 2016年(平成28年)6月24日~6月26日 - 第100回日本陸上競技選手権大会が名古屋市瑞穂公園陸上競技場で開催。3日間で61,800人の観客数を記録した。女子200mの福島千里が日本新記録を樹立した。
出先機関・施設
編集国家機関
編集国土交通省
編集財務省
編集- 名古屋国税局昭和税務署
施設
編集警察
編集- 警察署
- 交番
消防
編集- 消防署
- 名古屋市瑞穂消防署
- 出張所
- 堀田出張所(瑞穂区塩入町13-11)
- 特殊消防隊
- 名古屋市消防局特別消防隊 第四方面隊(田辺通)
医療
編集- 主な病院
郵便局
編集- 集配郵便局
文化施設
編集- 図書館
- 生涯学習施設
- 名古屋市瑞穂生涯学習センター
- 博物館
- 劇場
運動施設
編集- 名古屋市瑞穂公園
- 陸上競技場(パロマ瑞穂スタジアム) - 名古屋グランパスエイトのホームグラウンド。
経済
編集第三次産業
編集商業
編集- 主な繁華街
- 主な商店街
- 雁道通商店街
- 堀田本町商店街
-
雁道通商店街
-
牛巻商店街
-
賑町商店街
- 主な商業施設
- パレマルシェ堀田(新開町)[4]
- ヤマナカ瑞穂店(十六町)[5]
- フィール堀田店(惣作町)[6]
- フィールみかん山店(密柑山町)[7]
- コメダ珈琲店本店(上山町)[8]
- ウオダイ瑞穂店(田光町)[9]
- 2017年に緑区鹿山に移転しウオダイプラスとして営業。
- ヤマダイ瑞穂店(大喜町)[10]
- 三洋堂書店新開橋店(新開町)[11] - 三洋堂書店の本社が置かれている。
- カインズホーム堀田店(新開町)[12]
- 成城石井石川橋店(上山町)[13]
- iiNEマルシェ(iiNEタウン瑞穂内、大喜新町)
本社を置く企業
編集上場企業
- AVANTIA
- 三洋堂書店(新開町)[14]
- ダイセキ環境ソリューション(明前町)[15]
- 中央製作所(内浜町)[16]
- 日本碍子(須田町)[17]
- 日本特殊陶業(高辻町)[18]
- ブラザー工業(苗代町)[19]
その他の主な企業
- エクシング(桃園町)[20]
- シーテック(洲雲町)[21]
- トヨトミ(桃園町)[22]
- パロマ(桃園町)[23]
- 愛知日野自動車(神穂町)[24]
- 東海マツダ販売(二野町)[25]
- フジパングループ本社(松園町)[26]
- フルタ電機(堀田通)[27]
労働組合
編集情報・生活
編集マスメディア
編集放送局
編集- ラジオ
- Radio NEO(2020年6月30日に閉局)
ライフライン
編集電力
編集ガス
編集上下水道
編集電信
編集交通
編集鉄道
編集鉄道路線
編集- 名古屋鉄道(名鉄)
※区の南西部の浮島町に名鉄常滑線が通っているが駅は無い(新堀川の南約100mのみ通る。最寄駅は南区の豊田本町駅)。また、JR東海道本線も通るが駅は無い(最寄駅はJR熱田駅)。区の中心駅は名鉄堀田駅と地下鉄新瑞橋駅。利用は分散している。他に区域から徒歩圏内の駅として、名鉄呼続駅(南区)、名鉄神宮前駅(熱田区)などがある。
地下鉄
編集- 名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)
- 名城線:(名古屋市昭和区)- 総合リハビリセンター駅 - 瑞穂運動場東駅 - 新瑞橋駅 - 妙音通駅 - 堀田駅 -(名古屋市熱田区)
- 桜通線:(名古屋市昭和区)- 桜山駅 - 瑞穂区役所駅 - 瑞穂運動場西駅 - 新瑞橋駅 -(名古屋市南区)
区の中央部を桜通線が南北に通過しており、区役所も沿線にある。名城線は概ね区の南西部にある堀田から新瑞橋へ向かい、そこから北東方向へ向きを変えて八事方面へ向かっている。
バス
編集路線バス
編集- バスターミナル
道路
編集高速道路
編集国道
編集県道
編集- 主要地方道
- 一般県道
市道
編集- 主要地方道
- 名古屋市道堀田高岳線(空港線)
- 名古屋市道名古屋環状線(環状線)
幹線道路の道路通称名
編集- <南北の道路>
- <東西の道路>
教育
編集大学
編集- 市立
- 名古屋市立大学
- 川澄キャンパス
- 山の畑キャンパス
- 田辺通キャンパス
- 私立
専修学校
編集- 私立
高等学校
編集- 県立
- 私立
中学校
編集- 市立
- 私立
小学校
編集- 市立
観光
編集名所・旧跡
編集- 主な寺院
- 主な神社
- 主な史跡
観光スポット
編集- 文化施設
文化・名物
編集スポーツ
編集- チームスポーツ
チーム | スポーツ | リーグ | 本拠地 | 設立 |
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名古屋サッカークラブ | サッカー | 東海社会人サッカーリーグ | 名古屋市瑞穂公園陸上競技場 | 1950年 |
名古屋グランパス | サッカー | J1リーグ | パロマ瑞穂スタジアム | 1991年 |
出身・関連著名人
編集- 三遊亭圓丈(落語家)
- 高橋治朗(名古屋商工会議所会頭)
- 長野雅弘(教育者)
- 能世あんな(元ファッションモデル、元女優)
- 葉山レイコ(女優・タレント)
- 矢沢みのり(女優、タレント)
- 田島慎二(プロ野球選手・中日ドラゴンズ投手)
- 岩田剛典(EXILE、三代目J Soul Brothers)
ゆかりのある人物
編集脚注
編集- ^ 「毎月1日現在の世帯数と人口(全市・区別)」
- ^ 瑞穂区誌 1994, p. 111.
- ^ 名古屋市教育委員会 1998, p. 307.
- ^ “チラシ・店舗情報 パレマルシェ 堀田店”. 株式会社オークワ. 2015年12月2日閲覧。
- ^ “店舗詳細情報 ヤマナカ瑞穂店”. 株式会社ヤマナカ. 2015年12月2日閲覧。
- ^ “店舗情報 堀田店”. 株式会社フィールコーポレーション. 2015年12月2日閲覧。
- ^ “店舗情報 みかん山店”. 株式会社フィールコーポレーション. 2015年12月2日閲覧。
- ^ “本店”. 株式会社コメダ. 2015年12月3日閲覧。
- ^ “店舗情報”. フードパークウオダイ. 2015年12月3日閲覧。
- ^ “店舗情報”. 株式会社スーパーヤマダイ. 2015年12月3日閲覧。
- ^ “新開橋店”. 株式会社三洋堂書店. 2015年12月3日閲覧。
- ^ “店舗情報 カインズホーム名古屋堀田店”. 株式会社カインズ. 2015年12月3日閲覧。
- ^ “店舗情報 石川橋店”. 株式会社成城石井. 2016年2月8日閲覧。
- ^ “企業情報”. 株式会社三洋堂書店. 2015年10月27日閲覧。
- ^ “概要・沿革”. 株式会社ダイセキ環境ソリューション. 2018年12月31日閲覧。
- ^ “会社概要”. 株式会社中央製作所. 2015年10月27日閲覧。
- ^ “会社概要”. 日本ガイシ株式会社. 2015年10月27日閲覧。
- ^ “会社概要”. 日本特殊陶業株式会社. 2015年10月27日閲覧。
- ^ “ブラザー工業 会社情報”. ブラザー. 2015年10月27日閲覧。
- ^ “会社概要”. 株式会社エクシング. 2015年10月27日閲覧。
- ^ “会社概要”. 株式会社シーテック. 2015年10月27日閲覧。
- ^ “会社概要”. 株式会社トヨトミ. 2015年10月27日閲覧。
- ^ “会社概要”. 株式会社パロマ. 2015年10月27日閲覧。
- ^ “会社概要”. 愛知日野自動車株式会社. 2015年10月27日閲覧。
- ^ “会社概要”. 東海マツダ販売株式会社. 2015年10月27日閲覧。
- ^ “会社概要”. フジパン株式会社. 2015年10月27日閲覧。
- ^ “会社概要”. フルタ電機株式会社. 2015年10月27日閲覧。
- ^ 瑞穂区制施行50周年記念事業実行委員会 1994, p. 554.
- ^ a b 瑞穂区制施行50周年記念事業実行委員会 1994, p. 551.
- ^ 瑞穂区制施行50周年記念事業実行委員会 1994, p. 553.
- ^ a b c 瑞穂区制施行50周年記念事業実行委員会 1994, p. 552.
- ^ a b c 瑞穂区制施行50周年記念事業実行委員会 1994, p. 550.
- ^ a b 瑞穂区制施行50周年記念事業実行委員会 1994, p. 549.
- ^ a b c 瑞穂区制施行50周年記念事業実行委員会 1994, p. 546.
- ^ a b c 瑞穂区制施行50周年記念事業実行委員会 1994, p. 548.
- ^ a b 瑞穂区制施行50周年記念事業実行委員会 1994, p. 545.
- ^ a b c 瑞穂区制施行50周年記念事業実行委員会 1994, p. 547.
参考文献
編集- 瑞穂区制施行50周年記念事業実行委員会 編『瑞穂区誌―区制施行50周年記念―』名古屋市瑞穂区役所、1994年2月11日。
関連項目
編集外部リンク
編集- 名古屋市瑞穂区
- 瑞穂区役所 (@mizuho_nagoya) - X(旧Twitter)
- みずほん(瑞穂区情報ページ)
ウィキメディア・コモンズには、瑞穂区に関するカテゴリがあります。