ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧

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ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧では、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の人物について述べる。

名前は初登場時の「通常用いられる呼び名・(結婚後の)姓」に統一し、ミドルネームを省略したものと、フルネームを併記(例:ロン・ウィーズリー / ロナルド・ビリウス・ウィーズリー)。ただし、いくつかの例外もある(例:フィニアス・ナイジェラス・ブラック - 作中では一貫してフィニアス・ナイジェラスと呼ばれるため)。また、旧姓が明記されている人物については文中で付記する。

主要人物および、ホグワーツ魔法魔術学校教職員生徒ゴースト絵画)、不死鳥の騎士団魔法省死喰い人に属する人物、魔法生物のキャラクターについては、それぞれの項目で詳述する。これらのうち、物語上とりわけ重要な役割を担うキャラクターは、本項目でもその概略を記す。

主要人物編集

ハリー・ポッター / ハリー・ジェームズ・ポッター
本作の主人公。11歳の誕生日に自分が魔法使いであることを知り、ホグワーツ魔法魔術学校グリフィンドール寮に入ることになる。赤ん坊のころにヴォルデモートに命を狙われたが、歴史上唯一生き残り、ヴォルデモートを消滅させたことから「生き残った男の子」や「選ばれし者」と呼ばれる。額には当時受けた呪いのためにできた稲妻型の傷がある。くしゃくしゃの黒髪と母譲りの緑の目が特徴で、丸い眼鏡を掛けている。
ロン・ウィーズリー / ロナルド・ビリウス・ウィーズリー
ハリーと同学年でグリフィンドール寮に入り、親友となる人物。魔法族のなかでも純血の家系であるウィーズリー家の六男。ムードメーカー的な存在だが、兄たちが全員優秀なためひけ目を感じている。
ハーマイオニー・グレンジャー / ハーマイオニー・ジーン・グレンジャー
ハリーと同学年でグリフィンドール寮に入る、マグル(非魔法族)生まれの魔女。両親は歯医者。はじめはハリーやロンとそりが合わないが、のちに命を救われ親友となる。頭脳明晰で、ホグワーツでも学年一の秀才となる。

ホグワーツ魔法魔術学校編集

ハリーたちが入学することになるイギリスの魔法学校。

教職員編集

肩書きは物語開始(ハリーのホグワーツ入学)時点のもの。

アルバス・ダンブルドア / アルバス・パーシバル・ウルフリック・ブライアン・ダンブルドア
ホグワーツの校長。20世紀でもっとも偉大といわれる魔法使い。
ミネルバ・マクゴナガル
ホグワーツの副校長で、「変身術」の教授。グリフィンドールの寮監を務める。厳格ながらも生徒思いの人物。
セブルス・スネイプ
ホグワーツの「魔法薬学」教授。スリザリンの寮監を務める。闇の魔術に対する造詣も深い。ホグワーツ生時代はハリーの両親らと同学年で、因縁浅からぬ関係にあった。
ルビウス・ハグリッド
ホグワーツの森番。巨人を母にもつ魔法使いで、動物をこよなく愛する。

生徒編集

ウィーズリー家の人物については後述の「ロンの家族・親戚」を参照。

ドラコ・マルフォイ
スリザリン寮に入ることになる、ハリーと同学年の生徒。純血の名家マルフォイ家の出身。高慢な純血主義者で、ハリーたちとは敵対関係となる。
ネビル・ロングボトム
ハリーたちと同学年で、グリフィンドール寮に入ることになる生徒。純血の魔法族ながら魔法が苦手で、自分に自信がもてない性格だが、勇敢な心を秘めており、在学中に目覚ましい成長をみせる。
ルーナ・ラブグッド
ハリーの1学年下で、レイブンクロー寮に所属する生徒。父は魔法界の雑誌「ザ・クィブラー」の編集長、ゼノフィリウス・ラブグッド。第5巻『不死鳥の騎士団』でハリーたちと友人になる。

ゴースト・絵画編集

ロンの家族・親戚編集

ロンの家族は両親と6男1女からなり、イングランドデヴォン州のオッタリー・セント・キャッチポールに「隠れ穴」と呼ばれる住居を構えている。両親はともに純血の魔法族であるが、マグルや、マグル生まれの魔法族に対しても差別することなく接する。ヴォルデモートの復活後、両親と長男・次男は不死鳥の騎士団のメンバーとなる。

アーサー・ウィーズリー
ロンたちの父。魔法省の職員で、マグル製品不正使用取締局の局長。第6巻『謎のプリンス』からは偽の防衛呪文ならびに保護器具の発見ならびに没収局の局長を務める。
モリー・ウィーズリー
ロンたちの母。世話好きな性格の主婦。純血の魔法族であるプルウェット家の出身。
ビル・ウィーズリー / ウィリアム・アーサー・ウィーズリー
ウィーズリー家の長男。ホグワーツ生時代は首席でグリフィンドールの監督生を務め、卒業後はエジプトグリンゴッツ魔法銀行の「呪い破り」として働いている。
チャーリー・ウィーズリー / チャールズ・ウィーズリー
ウィーズリー家の次男。ルーマニアドラゴンを研究している。
パーシー・ウィーズリー
ウィーズリー家の三男。グリフィンドールの監督生を務める。真面目ながら野心家でもあり、卒業後は魔法省職員となる。
フレッド・ウィーズリー、ジョージ・ウィーズリー
ウィーズリー家の四男と五男。グリフィンドール寮に所属する悪戯(いたずら)好きな双子の兄弟。のちに悪戯グッズの店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ(WWW)」を開く。
ジニー・ウィーズリー / ジネブラ・モリー・ウィーズリー
ウィーズリー家の長女で、ロンの妹。グリフィンドール寮に入り、クィディッチの才能を見せる。のちにハリーと恋愛関係になる。
ミュリエル・プルウェット
演 - マテロック・ギブス(映画版)
日本語吹き替え - 沢田敏子(映画版)
ロンの母方の大叔母。第7巻の時点で107歳。同巻でビルの結婚式に参加する。ウィーズリー兄妹のなかではビルを可愛がっており、新婦のフラー・デラクールに所蔵のティアラを貸す。

不死鳥の騎士団編集

アルバス・ダンブルドアがヴォルデモートに対抗すべく結成した秘密組織。

シリウス・ブラック
大量殺人犯とされてアズカバンに収監されていた人物。ハリーの亡き父ジェームズの親友で、ハリーの後見人(名付け親)でもある。
リーマス・ルーピン / リーマス・ジョン・ルーピン
ハリーが3年生のとき、ホグワーツに「闇の魔術に対する防衛術」の教師として赴任する。正体は狼人間。ジェームズやシリウスとはホグワーツ生時代からの親友。
アラスター・ムーディ
もとは魔法省の闇祓い。通称は「マッド-アイ」。透視能力のある義眼「魔法の目」を着用している。ハリーが4年生のときの「闇の魔術に対する防衛術」教師に任命されるが、死喰い人バーテミウス・クラウチ・ジュニアに監禁され成り代わられる。
ニンファドーラ・トンクス
魔法省の闇祓い。「七変化」の能力をもつ。のちにルーピンと結婚する。
キングズリー・シャックルボルト
魔法省の闇祓い。トンクスの先輩。
アバーフォース・ダンブルドア
アルバス・ダンブルドアの弟。後述の事故による妹アリアナの死を巡ってアルバスと仲違いしていた。その後は仲直りし、不死鳥の騎士団に加わる。ホグズミード村のパブ「ホッグズ・ヘッド」のバーテンダーも務める。
ジェームズ・ポッター
ハリーの亡き父。ホグワーツ卒業後、不死鳥の騎士団に加わり、ヴォルデモートの手によって命を落とす。
リリー・ポッター
ハリーの亡き母。マグルのエバンズ家出身。ホグワーツ卒業後に不死鳥の騎士団に加わる。死の直前にハリーに魔法をかけ、ヴォルデモートの手から守った。

魔法省編集

魔法界の政府機関。

コーネリウス・ファッジ / コーネリウス・オズワルド・ファッジ
魔法大臣。のちにルーファス・スクリムジョールにその座を譲り、魔法省の大臣顧問となる。
ドローレス・アンブリッジ / ドローレス・ジェーン・アンブリッジ
魔法大臣付上級次官。第5巻でダンブルドアを警戒する魔法省によってホグワーツに派遣され「闇の魔術に対する防衛術」の教師を務め、さらにホグワーツ高等尋問官に就任して学校を支配する。第7巻では「マグル生まれ登録委員会」の委員長としてマグル出身者を迫害する。

闇の魔法使い編集

ヴォルデモート卿 / トム・マールヴォロ・リドル
魔法界の歴史上において最強と言われる魔法使いのひとり。あまたの闇の魔法使い、闇の生物を従え、魔法界に暗黒時代を招いた。その名を口に出すことさえ恐れられ、「例のあの人」、「名前を言ってはいけないあの人」、「闇の帝王」などと呼ばれる。その強さと邪悪さは、一世代前に史上最強の闇の魔法使いと評されたゲラート・グリンデルバルドの所業を人々の記憶から完全に拭い去ったほどである。
死喰い人
ヴォルデモートに仕える闇の魔法使いや魔女のなかでも、とくに上位の者たちを指す。総じて戦闘に長けている。
ルシウス・マルフォイ
ドラコ・マルフォイの父。マルフォイ家の当主で、ホグワーツの理事のひとりでもある。妻はブラック家出身のナルシッサ・マルフォイ
ピーター・ペティグリュー
小心者の死喰い人。グリフィンドール寮出身で、ジェームズやシリウス、ルーピンとは親友であったが、裏切ってヴォルデモートに仕える身となった。
ベラトリックス・レストレンジ
残忍でとりわけ戦闘に長けた死喰い人。ブラック家の出身で、シリウスの従姉にあたる。
ゲラート・グリンデルバルド
 
ゲラート・グリンデルバルドに扮したジョニー・デップ(2018年、コミコン・インターナショナルにて)
演 - マイケル・バーン(映画版・老年時代)、ジェイミー・キャンベル・バウアー(映画版・青年時代)、ジョニー・デップ(映画『ファンタスティック・ビースト』・中年時代)
日本語吹き替え - 大木民夫(映画版・老年時代)、平田広明(映画『ファンタスティック・ビースト』・中年時代)
闇の魔法使いのなかでもヴォルデモートに次いで強力と言われている人物。ヴォルデモートの出現までは「歴史上最も危険な闇の魔法使いのリスト」で王座に君臨しており、ヨーロッパやアメリカなどで活動を広げていた。容姿は美形で金髪の巻き毛が特徴。ダンブルドアも認める秀才であり、自由自在に姿を消せたといわれている。戦闘に関しても並の魔法使いよりはるかに秀でていたといわれるが、決闘の腕前という意味あいにおいては、ダンブルドアが恐れるほどの存在ではなかったとされている。
標語は「より大きな善のために」であり、抵抗者を投獄するために作った監獄「ヌルメンガード」にはその標語が刻まれている。これはダンブルドアの着想によるものであり、若き日のダンブルドアが考えたマグル支配の正当性がその言葉であり、グリンデルバルドは後年もそれを利用しつづけ、多くの悪事を正当化してきた。
学生時代はダームストラング専門学校で過ごし、在学中はハンサムな秀才で通っていたが、人道を軽視する面があり、同級生を攻撃したために16歳で学校を退学させられる。その後、死の秘宝を探すために渡英し、大叔母のバチルダ・バグショットの家に身を寄せる。この時バグショット家の近所に住んでいたアルバス・ダンブルドアと出会い、意気投合するが、アリアナ・ダンブルドアの死に関与したため、イギリスから逃亡する。
逃亡後はグレゴロビッチからニワトコの杖を盗み、勢力拡大の過程でビクトール・クラムの親類を含む大勢の人間を殺戮する。しかし、ダンブルドアを恐れたグリンデルバルドはニワトコの杖を手に入れてからも、イギリスではいっさい事件を起こさなかった。しかしグリンデルバルドの悪行が最盛期を迎えた1945年、ついにダンブルドアとの決闘に際し、これに敗北。ニワトコの杖を没収されたうえで自らが作った監獄「ヌルメンガード」に収容され、ヴォルデモートに殺害されるまでをその監獄で過ごすこととなる。
第7巻『死の秘宝』での登場時は痩せ衰え骸骨のような姿になっており、ヴォルデモートにニワトコの杖の在り処を尋ねられるも、死を受け入れてヴォルデモートに彼の無知と敗北を宣言し、最後まで口を割らなかったため殺害される。この行動に対しダンブルドアは「過去の行いに悔悟の念を示したため」、ハリーは「ヴォルデモートからダンブルドアを守るため」だとそれぞれ推測する。
映画版は、第7作『死の秘宝 PART1』に登場。原作ではニワトコの杖のありかを最後まで明かさなかったために死亡するが、映画版では逆にニワトコの杖のありかを教え、殺される描写はない。
映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では、事件の黒幕として登場。無数の闇祓いを相手に手も足も出させない実力を見せるが、ニュートの不意打ちには対応できず捕縛される。続編『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』にも登場し、脚本を担当したローリングは「今後もデップ演じるグリンデルバルドをたっぷり目にすることができるだろう」と宣言している[1]

ダーズリー一家編集

ハリーの母方の伯母で、マグルであるペチュニア・ダーズリーの一家。1981年、ヴォルデモートの襲撃により両親を亡くした赤ん坊のハリーを預けられ、冷遇しながら養育してきた。1991年、ハリーに入学案内が届いた際は、一家は可能な限り逃亡するが、最終的には入学を認める。以後も、ハリーは休暇のたびに嫌々ながら帰省し、17歳(魔法使いの成人年齢)になるまで、ダーズリー家を「実家」とする。第7巻ではリリーが遺したハリーの保護魔法が切れることにともない、死喰い人の手から逃れるために家を離れて不死鳥の騎士団の保護下に入る。

ペチュニア・ダーズリー
演 - フィオナ・ショウ(映画版) / アリエラ・パラダイス(映画版・幼少期)
日本語吹き替え - さとうあい(映画版) / 諸星すみれ(映画版・幼少期)
ハリーの伯母で、リリーの姉[注 1]。痩せ型で馬のような顔と長い首が特徴で、整った容姿をしていた妹のリリーとはまったく似ておらず、美人とは言いがたい。噂話が好きで、つねに体裁を気にしており、長い首で近所を覗き見ることが趣味となっている。潔癖な一面もあり、寝る前にキッチンを磨いているためキッチンにはしみひとつない。近隣の住人であるアラベラ・フィッグと交流があり、よくハリーを嫌がらせを兼ねて預けていた。
マグルのエバンズ家出身。かつてはリリーとの仲は非常によく、リリーには「チュニー」と呼ばれていた。しかし、リリーが魔法力の兆候を示し、セブルス・スネイプと親友になったことで徐々に悪化する。リリーのもとにホグワーツの入学案内が届いた際には、当時校長職にあったダンブルドアに「自分も入学させて欲しい」と手紙を送り、返事も受け取っている。同年9月、両親とともにリリーの見送りで、ダンブルドア宛の手紙をリリーとスネイプに知られていることを知って激しく動揺し、リリーを「生まれそこない」と罵った。これ以降、姉妹の仲は決定的に悪化したが、リリーが亡くなるまで最低限の交流はあった。
その後バーノン・ダーズリーと結婚し、息子のダドリーが誕生。1981年にハリーを引き取り、その際に夫妻は魔法族と縁を絶つことを誓いあう。以後、ダドリーを溺愛する一方でハリーを冷遇するが、それでも11歳になるまで自宅で育てていた。
第5巻でヴォルデモートの復活を知ると、恐怖に満ちた表情を見せ、ハリーを追い出そうとするバーノンに対し、ペチュニアはダンブルドアからの「吼えメール」を受け取ったあと、かたくななまでにハリーを家に置くことを主張する。第7巻でのハリーとの最後の別れの際には、何か言いたげな素振りを見せるが、言えないまま立ち去る[注 2]
バーノン・ダーズリー
演 - リチャード・グリフィス(映画版)
日本語吹き替え - 楠見尚己(映画版)
ペチュニアの夫でダドリーの父。穴あけドリルの製造会社「グランニングズ社」の社長。学生時代は息子と同じ「スメルティングズ男子校」に通っていた。でっぷりとした体付きで、首はほとんどない。赤ら顔で口髭が特徴的。妻と同じく息子を溺愛しているが、事情によっては叱ることもある。根っからの現実主義者で、魔法を含む非現実的な概念を「まともでないもの」として嫌っており、実際の出来事であってもその存在をいっさい認めず、原作ではハリーが「空を飛ぶオートバイの夢を見た」という何気ない発言に対してすら激昂するほどである。一家のなかでもハリーに対する当たりはとくに強く、「いないふりを強要する」「些細な理由で物置に閉じ込める」といった理不尽な仕打ちを与えることも一度や二度ではない。
ダドリー・ダーズリー
演 - ハリー・メリング(映画版)
日本語吹き替え - 忍足航己(映画版)
ハリーの従兄。名門「スメルティングズ男子校」に在学しているが、成績は非常に悪い。学校ではいじめっ子で、ダドリー軍団という5人組のいじめグループを率いている。両親に甘やかされて育ったため、わがままかつ意地悪な性格。自分の思いどおりにならないとすぐに怒る。縦より横の方が長いと言われるほどの肥満体形で運動も嫌いだが、いじめを率先しているだけあって腕っ節は強い。親の影響からハリーとは互いに軽蔑しあっており、ダドリー軍団と一緒になってハリーを執拗にいじめる。
ハリーが魔法使いであることが明らかにされてからは、魔法界でハリーの味方となるルビウス・ハグリッドフレッド・ウィーズリーによって散々な目に遭わされる。
第5巻ではダイエットの効果が表れ、英国南東部ボクシングジュニアヘビー級のチャンピオンになる。同巻では未成年であるにもかかわらず、喫煙や器物破損をする不良学生になる。
物語が進むごとに、ハリーの魔法と魔法界の人脈(凶悪犯罪者として知られるシリウス・ブラックなど)を恐れ、良くも悪くも対話を重んじるかたちで、ハリーをいじめることはなくなり、かなり対等な関係になる。ハリーもダドリーを心底嫌っているわけではなく、ダドリーが吸魂鬼に襲われた際は迷わず助ける。第7巻では、ハリーと別れる際、自分を救ったことに感謝を示し、別れの握手を交わして和解する。物語終了後は、クリスマスカードを送りあう間柄となる。
マージョリー・ダーズリー
演 - パム・フェリス(映画版)
日本語吹き替え - 磯辺万沙子(映画版)
バーノンの姉妹[注 3]でダドリーの伯母。外見もバーノンと似通っており、原作では女性でありながら口ひげを蓄えている。ハリーとの血縁はないが、たびたびダーズリー家を訪れるため「伯母さん」と呼ばされている。ハリーのことを一家以上に忌み嫌う一方、ダーズリー夫妻とは仲が良く、ふたりには「マージ」と呼ばれ、甥のダドリーにもやはり甘い。独身。狭量かつ傲慢不遜な性格で、気に入らない相手に対しては容赦無く罵倒する。職業はブルドッグのブリーダーで、自宅でも犬を12匹飼っている。バーノン同様金持ちで、ダドリーに20ポンドの束を小遣いに与える。
第3巻『アズカバンの囚人』でダーズリー一家のところに1週間遊びに来るが、滞在最終日にハリーに散々悪態をついたあげく、彼の両親を「出来損ない」呼ばわりして真っ向から侮辱したため、堪忍袋の緒が切れたハリーが魔法を暴走させ、風船のように膨らませられ天井に飛ばされる。その後、魔法省の魔法事故リセット部隊が駆けつけて彼女の記憶を修正し、実害は発生せずに済む。なお、その後ハリーはマージに会うことはなかったとされる。第1巻『賢者の石』でも名前のみが登場し、この時点でも「マージはこの子(ハリー)を嫌っている」とペチュニアが語り、これまでにもマージが家に来るたびにハリーは陰湿な嫌がらせを受けていたという。
ファブスターという退役軍人の知り合いがおり、マージは彼に対して好意を持っているという裏設定がある。しかし外面・内面ともに醜悪であるがゆえに決して相手にされることはなく、そのことがマージの傍若無人な振る舞いを助長しているという。
映画版は『アズカバンの囚人』に登場。原作ではハリーの魔法により天井へ飛ばされるが、映画版では部屋を飛び出して上空まで飛ばされる。

魔法界の店編集

ダイアゴン横丁編集

ギャリック・オリバンダー
演 - ジョン・ハート(映画版)
日本語吹き替え - 小林勝也(映画版) / 緒方賢一(ゲーム版)
月のように輝く薄く淡い色をした大きな目を持つ、超一流の杖作り。ダイアゴン横丁にある杖専門店「オリバンダーの店」の店主であり、今まで売った杖は、買った人から杖の材質・長さ・特徴まですべて覚えている。多くの魔女や魔法使いが、この店で杖を買っている。第1巻でヴォルデモートの行ないを「形が違えど偉大だったかも知れない」と称した[2]ことから、ハリーにはよい印象を持たれないが、実際は正義感の強い人物で、第7巻でヴォルデモートと対面したときは不快感を示す。
第4巻『炎のゴブレット』で開催される三大魔法学校対抗試合では、各校の代表選手の杖調べのためにホグワーツに来校する。第6巻『謎のプリンス』でネビルに杖を売った翌日、行方不明となるが、第7巻でヴォルデモートによりマルフォイ家の地下牢に監禁されていたことが判明する。ヴォルデモートに拷問され、ヴォルデモートとハリーの杖の芯に関する情報や、ニワトコの杖の情報を語らされるが、その後ハリーたちによって救出され、ビルの家に匿われてハリーたちの質問に答える。体調が回復したあとは、ビルの大叔母のミュリエルの家に匿われる。
映画版は『賢者の石』、『死の秘宝』2部作に登場。『死の秘宝 PART2』では原作と違ってニワトコの杖のことを知っており、最初にハリーたちに尋ねられたときには知らないと嘘をつく。
フローリアン・フォーテスキュー
ダイアゴン横丁「フローリアン・フォーテスキュー・アイスクリーム・パーラー」の店主[3]。第3巻では夏休みのあいだ、ハリーの魔法史の宿題を手伝う。第6巻で死喰い人に襲撃され、行方不明になる。
トム
演 - デレク・デッドマン(映画『賢者の石』)→トム・ダヴァレ(映画『アズカバンの囚人』)
ダイアゴン横丁の入り口であるパブ「漏れ鍋」のマスター[4]。はげて歯の抜けたクルミのような顔をしている。
ドリス・クロックフォード
ハリーが初めて漏れ鍋に来店したときにいた魔女。ハリーに出会えたことを光栄に思う。
マダム・マルキン
ダイアゴン横丁「マダム・マルキンの洋装店」の店主。
ベリティ
ダイアゴン横丁の悪戯用品専門店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」を経営するフレッドとジョージの助手。

夜の闇横丁(ノクターン横丁)編集

ボージン
「夜の闇横丁」の店で、かつてホグワーツを卒業した直後のヴォルデモートが働いていた「ボージン・アンド・バークス」の店主。死喰い人であるマルフォイ一家に媚び、つねにねっとりした作り笑いを浮かべる。ドラコに「輝きの手」を売る。
カラクタカス・バーク
「ボージン・アンド・バークス」の創設者のひとり(もうひとりはボージン)。第2巻『秘密の部屋』の時点では店を切盛りしているのはボージンだけである。メローピー・ゴーント所有のスリザリンのロケットを不当な安値で買い取ったり、まだ若かったトム・リドルをこき使ったりしていた。ヘプジバ・スミスと交友関係にあり、スリザリンのロケットをスミスに高値で売り渡すが、ロケットはのちにメローピーの息子であったリドルに奪い返される。

ホグズミード村編集

マダム・ロスメルタ
演 - ジュリー・クリスティ(映画版)
日本語吹き替え - 弥永和子(映画版)
ホグズミード村三本の箒」の主人。小粋な顔をした美しい曲線美をもつ女性[5]。ロンが長年憧れている女性でもある。第3巻では魔法大臣のコーネリウス・ファッジやホグワーツ副校長のミネルバ・マクゴナガルらとともにシリウス・ブラックについて語る[6]。第6巻では服従の呪文によってドラコに操られ、ケイティ・ベルに呪いのかけられたネックレスを渡す。

魔法学校編集

ダームストラング専門学校編集

イゴール・カルカロフ
演 - ペジャ・ビヤラク(映画版)
日本語吹き替え - 清水明彦(映画版)
元死喰い人。銀髪で背が高く、貧相な顎を先の縮れた山羊髭で隠している。
アラスター・ムーディに逮捕されてアズカバンに収監されていたが、その後魔法省司法取引を行ない、ほかの死喰い人(オーガスタス・ルックウッドバーテミウス・クラウチ・ジュニア)を告発して釈放される。その後はダームストラング専門学校の校長に就任し、第4巻で「三大魔法学校対抗試合」のためにホグワーツを訪れる。第4巻終盤、ヴォルデモートの復活に際しこれを感知するが、報復を恐れて失踪する。第6巻では、その後に死喰い人に殺されていたことが明らかになる。
映画版は、『炎のゴブレット』に登場。ゴブレットの置かれている部屋に入っていくシーンがある(一説[要出典]ではバーテミウス・クラウチ・ジュニアがポリジュース薬でカルカロフに変装したとも言われている)。消息は描かれていない。
ビクトール・クラム
演 - スタニスラフ・アイエネフスキー(映画版)
日本語吹き替え - 坂詰貴之(映画版) / 堀越省之助(ゲーム版)
1977年生まれ。若くしてクィディッチのブルガリア代表チームのシーカーを務めるかたわら、第4巻ではダームストラング専門学校の7年生としてホグワーツに来校し、三大魔法学校対抗試合のダームストラングの代表となる。初めて彼を見たハリーは「育ちすぎた猛禽類」とたとえる。箒(ほうき)に乗っているときは格好いいが、地上ではO脚気味に加えて猫背で、ぱっとしない(原作のみ)。家族とはブルガリア語で会話しているが、英語も話せる(ただし、少々なまりがある)。
容姿、口数の少なさから誤解を招きやすいが、実際は他者への感謝や賞賛を惜しみなく表す心優しい青年であり、原作ではハリーの飛行技術を賞賛し、ダームストラングの生徒である自分に対しても礼儀正しく接したセドリックにも好意を示し、彼の死を嘆く。また、闇の魔術の風潮が強いダームストラングの生徒だが、親族をグリンデルバルドに殺されたこともあり、闇の魔法使いには反感を持っている。
ハーマイオニーに魅かれ、三大魔法学校対抗試合が終わってからもハーマイオニーと文通を続ける。そのため、ロンはクラムの話題が出るたびに機嫌を悪くするが、クラムのほうも第7巻でビルとフラーの結婚式に出席した際、ロンとハーマイオニーが仲良くしているのを見て嫉妬する。その際、変身していたハリーに対し「いくら有名になっても可愛い子が自分に振り向いてくれないのなら意味がない」と正体に気づかず愚痴をこぼす。
映画版は、『炎のゴブレット』のみに登場。

ボーバトン魔法アカデミー編集

オリンペ・マクシーム
演 - フランシス・デ・ラ・トゥーア(映画版)
日本語吹き替え - 久保田民絵(映画版)
ボーバトン魔法アカデミーの校長。洗練されたフランス人であり、話しかたもフランス訛り。ハグリッド並みの大柄な女性で、巨人の血を引いていると思われるが、ハグリッドに言われた際には本人は「骨が太いだけ」と怒って否定する。ハグリッドには上の名前の「オリンペ」と呼ばれ、仲のよい様子を見せる。
ダンブルドアの要請を受け、ハグリッドとともに巨人の説得を試みる。好戦的な性格で、同じく巨人の説得を行っていた死喰い人に何度も攻撃を仕掛けようとして、ハグリッドに制止される。魔法の実力も優秀で、死喰い人の説得を受け入れ、攻撃してきた巨人をいとも簡単に組み伏せる。
映画版は『炎のゴブレット』と『死の秘宝 PART1』に登場。
フラー・デラクール / フラー・イザベル・デラクール
演 - クレマンス・ポエジー(映画版)
日本語吹き替え - 小笠原亜里沙(映画版) / 本多知恵子(ゲーム版)
ボーバトン魔法アカデミーの生徒。「息を呑むほどの美しさ」「非の打ち所がない」と形容される美女で、自身もその自覚があり、若干ナルシストぎみなところもある。髪は腰まであるシルバーブロンドで、瞳は深い青色。祖母はヴィーラであり、杖の芯には祖母の髪の毛が使われている。
1994年、ボーバトンの7年生としてホグワーツへ来校し、三大魔法学校対抗試合の代表選手に選出される。当初はハリーのことを快く思わないが、第二の課題でハリーが彼女の妹であるガブリエールを救ったことを境に、親しくなる。
ボーバトン卒業後、英語の学習を兼ねてグリンゴッツ魔法銀行に就職し、同僚となったビル・ウィーズリーと交際するようになる。彼女の話す英語はフランス語訛りで、ビルと交際を始めてからはビルが英語の個人教授をする。
第6巻冒頭(1996年夏)までにビルと婚約し、ウィーズリー家に住むようになるが、モリーやジニー、ハーマイオニーら女性陣に煙たがられ、とくにジニーには「ヌラー」(粘液質)呼ばわりされる。第6巻終盤、ビルが人狼であるフェンリール・グレイバックに噛まれ、顔面に傷を負うが、それでもビルへの変わらぬ愛を示したことで、モリーにも認められるようになる。
第7巻では、七人のポッター作戦に参加する。その後ビルと結婚式を挙げ、「貝殻の家」と呼ばれる海沿いの家に移り住む。終盤でのホグワーツ最終決戦にも、ビルとともに参戦する。その後、ビクトワール、ドミニク、ルイの3子を設ける。第7巻では性格がモリーに似てきているとハリーに評される。
映画版は『炎のゴブレット』、『死の秘宝』2部作に登場。原作に比べ出番はかなり少ない。原作のようなナルシストではなく、女性陣に嫌われる描写もない。
ガブリエル・デラクール
演 - アンジェリカ・マンディ(映画版)
フラーの妹。第4巻の時点では8歳。ボーバトンの一員としてホグワーツを訪れ、三大魔法学校対校試合の第2の課題で人質になるが、ハリーによって救助される。そのことでハリーに好意を持ったような様子を見せ、第7巻前半で姉の結婚式に出席するために隠れ穴に来訪してハリーに再会した際、頬を赤らめる。

ジャーナリスト編集

リータ・スキーター
演 - ミランダ・リチャードソン(映画版)
日本語吹き替え - 勝生真沙子(映画版)
フリーライター。中傷記事を書くのが得意。金髪で、いつも爪を赤く塗り、宝石をちりばめた眼鏡をかけ、自動速記羽ペンQQQを所有する。日本語版では「 - ざんす」という語尾が特徴。取材相手以外には高圧的な口調で話し、ハーマイオニーを「馬鹿な小娘」、ビル・ウィーズリーを「長髪のアホ」呼ばわりする。執筆する記事の多くは、断片的な事実を興味本位で繋ぎ合わせたうえにでっち上げを付け加え、真実を歪曲したものである。またリータは無登録の動物もどきコガネムシ)であり、これを活かした盗聴によって情報を集める。
第4巻では三大魔法学校対抗試合を取材するためにホグワーツを訪れ、その過程でハリーやハグリッド、ハーマイオニーに関する記事を執筆して3人の名誉を傷つけるが、終盤ではハーマイオニーに無登録の動物もどきであることを見破られ、1年のあいだ記事の執筆を禁じられる。第5巻では、協力しないと無登録の動物もどきであることを魔法省に通報するとハーマイオニーに脅され、ヴォルデモートの復活に関するハリーへのインタビュー記事を無償で書かされる。その記事はルーナ・ラブグッドを通じて「ザ・クィブラー」3月号に掲載され、数か月のあと「日刊予言者新聞」にも掲載される。
第7巻では、アルバス・ダンブルドアが語らなかった過去を暴きだした中傷記事を「日刊予言者新聞」に掲載、さらにそれを自身の著書「アルバス・ダンブルドアの真っ白な人生と真っ赤な嘘」として出版する。のちの作者ローリングへのインタビュー[要文献特定詳細情報]では、第7巻の終了後も執筆活動を続けているとされた。
映画版は第4作『炎のゴブレット』と第7作『死の秘宝 PART1』に登場。こちらでは「日刊予言者新聞」の記者という設定。原作と同じく人の話を聞かない性格だが、映画版では暴言を吐かず、露骨な悪意を出すことはない。
ゼノフィリウス・ラブグッド
演 - リス・エヴァンス(映画版)
日本語吹き替え - 佐々木睦(映画版)
ルーナ・ラブグッドの父で、雑誌「ザ・クィブラー」編集長。幻の魔法生物をすべて信じる動物愛護家。死の秘宝の存在を確信しており、死の秘宝の印をつけてフラーとビルの結婚式に出席する。同席していたビクトール・クラムは、自分の祖父を殺したゲラート・グリンデルバルドもその印を着けていたため、ゼノフィリウスをグリンデルバルドの仲間だと思い、論戦を吹っかける。
「ザ・クィブラー」でハリー擁護の論陣を張っていたため死喰い人に目を付けられ、ルーナを人質にとられる。娘かわいさのあまり、ハリーをヴォルデモートに売り渡そうとするが失敗し、アズカバンへ投獄される。その後はアズカバンを出所して「ザ・クィブラー」の編集を続ける。
映画版は『死の秘宝 PART1』に登場。

その他編集

オーガスタ・ロングボトム
ネビル・ロングボトムの祖母で、かつての闇払いだったフランク・ロングボトムの母。厳格かつ実力を重視する人物で、学力や魔法の優秀さを第一に求めており、ハリーやハーマイオニーを高く評価する。一方で孫のネビルのことは昔は「一族の恥」と叱るが、第5巻以降の著しい成長ぶりも評価し、第7巻では「一族の誇り」とネビルを称える。戦闘能力も高く、第7巻ではネビルの抵抗活動を辞めさせるために闇の陣営から送り込まれた、闇祓いでダンブルドアが一流と認める実力者のドーリッシュを返り討ちにし、聖マンゴ病院に長期入院するほどのダメージを負わせる。第7巻終盤のホグワーツの戦いにも参加する。
ニコラス・フラメル
演 - ブロンティス・ホドロフスキー(映画『ファンタスティック・ビースト』)
日本語吹き替え - 岩崎ひろし(映画『ファンタスティック・ビースト』)
錬金術賢者の石を作った人物で、ボーバトン魔法アカデミー出身。妻のペレネレとともにデボン州に居住するオペラ愛好家で、第1巻の時点では665歳。第1巻終盤でハリーがクィレルを倒したあとには、ダンブルドアと協議のうえで賢者の石を破壊する。
スタン・シャンパイク
演 - リー・イングルビー(映画版)
日本語吹き替え - 岸尾だいすけ(映画版)
夜の騎士バスの車掌[7]。ロンドン下町訛り(日本語版では江戸っ子訛り)の口調で話す[8]。4巻ではクィディッチ・ワールドカップの会場で、男を誘惑する魔法生物ヴィーラに対し「自分は次の魔法大臣になる」と宣言する。第6巻では自分が死喰い人であると嘘をつき、それが原因でアズカバンに収容され、無実の罪で収監中となる。第7巻ではふたたび起こった集団脱走により脱走。死喰い人に服従の呪文をかけられ、ハリーを襲うが武装解除される。その後の消息は描かれていない。
映画版は、第3作『アズカバンの囚人』にのみ登場。
アーニー・プラング
分厚い眼鏡を掛けた年配の魔法使いで、夜の騎士バスの運転手[9]。スタンには「アーン」と呼ばれる。
映画版は、『アズカバンの囚人』に登場。
フランク・ブライス
演 - エリック・サイクス英語版(映画版)
日本語吹き替え - 佐々木勝彦(映画版)
リドルの館に勤める庭番。頑固で短慮だが勇敢な人物であり、殺人者(ヴォルデモート)に対しても果敢な態度を崩さない。1943年にリドル一家がヴォルデモートに殺害されたとき、鍵を持っていたのがフランクだけだったので殺人容疑で逮捕されるも、あまりに不自然な死だったために釈放された。その後、77歳の誕生日を迎えようとしていたころ、リドルの館に滞在していたヴォルデモートとピーター・ペティグリューの密談(映画版ではバーテミウス・クラウチ・ジュニアも参加)を聞いたため、ヴォルデモートに「死の呪い」で殺害される。
第4巻の終盤にポッター夫婦(ジェームズ・ポッターリリー・ポッター)やバーサ・ジョーキンズセドリック・ディゴリーとともに霊として現れ、墓場でヴォルデモートと対峙するハリーを後押しする。
オブランスク
ブルガリアの魔法大臣。
ヴァルブルガ・ブラック
シリウスの母。ブラック家に肖像画として残っている。肖像画では、涎を垂らし、白目を剥き、黄ばんだ顔の皮膚が引きつっている。名前の由来は、聖女ヴァルブルガおよびそれに由来する小惑星から。家訓に忠実な次男レギュラスを可愛がる一方、家訓に忠実でない長男シリウスとの関係は悪く、シリウスが家出したあと、息子を家系図から抹消したのも彼女である。シリウスはそんな母に批判的で、皮肉をこめて「お優しい母上様」と呼ぶ。
マグルの首相
イギリスのマグル界における首相。就任したとき、当時の魔法大臣だったファッジやスクリムジョールに魔法界のことをいろいろ知らされる。第7巻では秘書官に就いたキングズリー・シャックルボルトの警護を受ける。
グレゴロビッチ
演 - ラデ・シェルベッジア(映画版)
日本語吹き替え - 外谷勝由(映画版)
ブルガリアの杖職人。優れた職人だが、オリバンダーは製法に少し気に入らない部分があったようすである。かつて若き日のグリンデルバルドに、所有していた「ニワトコの杖」を奪われた。最期は、第7巻でニワトコの杖を求めたヴォルデモートに殺される。
映画版は、第7作『死の秘宝 PART1』に登場。
メアリー・カターモール
演 - ケイト・フリートウッド(映画版)
魔法ビル規制管理部に勤務する、レジナルド・カターモールの妻。第7巻では「マグル生まれ」であったため魔法省の尋問を受けるが、潜入していたハリーたち3人によって運よく助けられ、夫や家族のもとへ帰る。
バチルダ・バグショット
演 - ヘイゼル・ダグラス(映画版)
ゲラート・グリンデルバルドの大叔母で、ゴドリックの谷に住んでいた。「魔法史」の著者[10]。さまざまな人脈を持つ。第7巻前半でハリーとハーマイオニーのまえに登場するが、正体は彼女に化けたナギニで、ハリーたちを襲撃する。本人は闇の魔術によって殺害されている。

魔法生物編集

ドビー
マルフォイ家に仕える屋敷しもべ妖精。ハリーとの出会いをきっかけに自由の身となる。
クリーチャー
ブラック家に仕える屋敷しもべ妖精。
ナギニ
ヴォルデモートに飼われている蛇。分霊箱のひとつでもある。

過去の人物編集

ヴォルデモートの血縁者編集

マールヴォロ・ゴーント
モーフィンとメローピーの父親で、ヴォルデモートの祖父。リトル・ハングルトンの反対の谷にある荒小屋に住んでいた。パーセルマウスであり、純血主義者でもある。ウィゼンガモット法廷への召喚状を届けに来た魔法省の役人から息子を守るために暴力を振るい、6か月間アズカバンに収監される。出所後、自宅に戻ると娘は手紙を残したまま失踪しており、このショックとアズカバン収監による衰えから、息子の出所を待たずに1927年ごろに死亡する。
マールヴォロは蘇りの石が埋め込まれた指輪を持っており、自身をペベレル家の子孫であると主張していた。この指輪は、のちに孫のヴォルデモートによって分霊箱にされる。なお、孫トム・マールヴォロ・リドル(ヴォルデモート)のミドルネームは彼の名前を取っている。
モーフィン・ゴーント
マールヴォロの息子でメローピーの兄、ヴォルデモートの伯父。髪は埃塗れで目は小さく外斜視であり、歯が数本欠けているという不気味な風貌の男。パーセルマウスであるが、作中でパーセルタング以外での会話はなく、父もわざわざ彼にはパーセルタングで話すことから、英語は話せないようである。
トム・リドルを魔法で蕁麻疹にした罪で逮捕され、マグルを魔法で襲った前科があったことから3年間アズカバンに収監された。そのあいだに父マールヴォロが死亡。出所後の1943年8月ごろ、ヴォルデモートの来訪を受けるが、杖とマールヴォロの指輪を奪われ、挙句に記憶を改竄されてリドル一家殺害の濡れ衣を着せられ、アズカバンに収監される。
再度収監されたアズカバンでは指輪を失ったことだけを気にする。その後獄中で死亡する。死の直前にアルバス・ダンブルドアとの面会で記憶を提供し、ダンブルドアは彼が無実であると推測するも、釈放は間に合わなかった。
メローピー・ゴーント
マールヴォロの娘でモーフィンの妹。ヴォルデモートの母親で、名前はギリシア神話に登場するメロペーに由来する。髪に光沢はなく、目は外斜視。顔は青白く、ぼってりとしているなど、その外見は美人とは言いがたい。加えて、父や兄から虐待を受けながら育ったため、表情が打ちひしがれている。
近隣のリトル・ハングルトンに住むマグル、トム・リドルに恋をするが、純血主義のモーフィンは妹の恋に反対し、トムに危害を加える。これが原因で父と兄がアズカバンに投獄され、生まれて初めて家族から解放されたメローピーは、「愛の妙薬」を使ってトムと駆け落ちし、子供を身篭った。
しかしその数か月後、トムは妊娠中の彼女を捨ててリトル・ハングルトンへ帰郷し[注 4]、夫を失ったショックから魔法を使えなくなり、収入源でもあったトムが去ったことで生活が困窮する。そのため先祖伝来のスリザリンのロケットを手放したが、生活が好転することはなかった。そして1926年12月31日、マグルの孤児院に飛び込んで男の子を出産し、トム・マールヴォロ・リドルと名付けたあと、約1時間後に死亡する。
トム・リドル・シニア
ヴォルデモートの父。マグルの家の生まれで、ハンサムだが傲慢で礼儀知らずだったため、両親ともども村人に嫌われていた。当時セシリアというマグルの女性と婚約していたが、近隣のゴーント家に住むメローピー・ゴーントに「愛の妙薬」を飲まされたことで、彼女と駆け落ちする。その後は2人でロンドンで暮らしていたが、やがて懐妊した彼女を棄て両親のもとに帰る[注 4]
帰郷後は棄てた妻子の行方を探そうともしなかったが、のちに成長しリドル家にやって来た息子のヴォルデモートによって、両親とともに殺害された。このとき、ヴォルデモートは彼を生贄として「マールヴォロ・ゴーントの指輪」を分霊箱にし、第4巻では自身の肉体を復活させる際の材料として、その遺骨を使用する。

ヴォルデモートの関係者編集

ミセス・コール
ロンドンの孤児院の院長。酒に強くジンが好みで、かなり鋭い人物。かつてメローピー・ゴーントに出産直後のヴォルデモートを預けられ、以来孤児となったリドルを11歳のときまで育てていた。
ヘプジバ・スミス
ヘルガ・ハッフルパフの末裔である資産家で、魔法具の収集家。でっぷりとしており、赤毛の鬘にけばけばしいピンク色のローブを纏っている。由緒正しい骨董品を収集しており、ボージン・アンド・バークスで働いていたトム・マールヴォロ・リドルに、ハッフルパフのカップスリザリンのロケットを見せたその2日後に、突如死亡した。
彼女の死については、彼女に仕えていた屋敷しもべ妖精ホキーが誤って夜食用のココアに猛毒を入れたということで処理されたが、ハッフルパフのカップとスリザリンのロケットはどこを探しても見つからなかった。このことからハリー・ポッターやアルバス・ダンブルドアは、リドルが彼女を殺してカップとロケットを強奪し、魔法を使ってホキーの記憶を改竄し、罪を着せたのではないかと推測する。
映画版には未登場。

ダンブルドアの家族編集

アルバス・ダンブルドアアバーフォース・ダンブルドアの家族。ある事件がきっかけで家族じゅうが不幸に見舞われる。

パーシバル・ダンブルドア
アルバスの父。後述の事件で娘のアリアナに暴行したマグルの少年に報復を行なったことで、アズカバンに収容されたあとに獄死した。
ケンドラ・ダンブルドア
アルバスの母。アルバスがホグワーツを卒業した直後、アリアナの発作による事故で死亡した。
アリアナ・ダンブルドア
アルバスとアバーフォースの妹。心優しい少女だったが、6歳のころに魔法を使っているところをマグルの少年たちに見られ、暴行を受ける。それが原因で精神的に不安定となり、自分を抑えきれなくなると感情が爆発し、魔力が暴走する「発作」を起こすようになった。それを隠すため、一家はゴドリックの谷に引っ越し、アリアナは軟禁状態に置かれた。
14歳のころアバーフォースが留守のあいだに「発作」を起こした彼女を静めることができず、母のケンドラが死亡。残されたアルバスとアバーフォースはどちらがアリアナを世話するかで争ったが、結局はアルバスが妹を世話することになった。
しかし数週間後にグリンデルバルドがゴドリックの谷に訪れたことで、アルバスはグリンデルバルドと行動をともにするようになる。その後、グリンデルバルドとアルバス、アバーフォースのあいだで暴力による争いが起こり、この最中に「発作」を起こしたアリアナは、誰かが放った呪いによって命を奪われる。3人が気づいたときには彼女は息絶えていた。

ペベレル家の三兄弟編集

遠い昔の、何世紀にも前に姓名が絶えた純血の家系・ペベレル家の三兄弟。「吟遊詩人ビードルの物語」に登場する三兄弟はこの家の三兄弟がモデルである。

アンチオク・ペベレル
三兄弟の長男。強力な杖(ニワトコの杖)を手に入れたために、力に飢えて杖を求めた人間に殺害された。
カドマス・ペベレル
三兄弟の次男。蘇りの石を手に入れたために死者への執着を断てなくなり、かつて「妻にと望んだ女性」と添い遂げるために自殺した。この時点で誰かと結婚しており、残された子供はゴーント家の先祖となった。
イグノタス・ペベレル
三兄弟の三男。透明マントを手に入れ、死に際にそれを息子に譲った。物語どおり生前の時点で誰かと結婚しており、残された子供はポッター家の先祖となった。ゴドリックの谷の墓地には彼の墓がある。

本の著者編集

ニュート・スキャマンダー / ニュートン・アルテミス・フィド・スキャマンダー
幻の動物とその生息地」の著者[10]
ケニルワージー・ウィスプ
クィディッチ今昔」、「奇跡のウィグタウン・ワンダラーズ」、「飛ぶときゃ飛ばすぜ(「危険な野郎」ダイ・ルウェリンの伝記)」、「ブラッジャーをぶっ飛ばせ-クィディッチの防衛戦略研究」の著者。クィディッチの専門家で熱狂的ファン。ノッティンガムシャーの自宅と、ウィグタウン・ワンダラーズの毎週変わる遠征先とのあいだを行き来している。趣味はバックギャモン、ベジタリアン料理研究、クラシック箒の収集。
カッサンドラ・トレローニー
占い学の教科書「未来の霧を晴らす」の著者[10]。シビル・トレローニーの曾祖母で、偉大な予言者とうたわれていた。旧姓はバブラッキー。
カンケンタラス・ノット
「間違いなく純血の血筋」である28の純血の名家・「聖28一族」を認定した「純血一族一覧」という本の著者とされている人物(この本は匿名で執筆された)。彼自身も、自身が制定した「聖28一族」のひとつ、ノット家の出身の人物。
ビードル
15世紀の魔法使いで、「吟遊詩人ビードルの物語」の作者。詳しい生涯は不明であるが、ヨークシャー生まれで、豊かなあごひげを蓄えていたとされる。

19年後の登場人物編集

第7巻のエピローグおよび、『ハリー・ポッターと呪いの子』の登場人物。

ポッター家編集

ハリー・ポッターはジニー・ウィーズリーと結婚し、2男1女をもうける。子供たちはポッター家、ウィーズリー家、ブラック家、ペベレル家の血を引く。また、ルーピン夫妻の息子、テディ・リーマス・ルーピンの後見人も務める。

ジェームズ・シリウス・ポッター
演 - ウィリアム・ジューン(映画版)
長男。ハリーの父ジェームズ・ポッターと、ハリーの名付け親シリウス・ブラックのファーストネームから名付けられている。性格も学生時代の2人に近く、加えて伯父のロン同様の鈍感さも持ち合わせている。ホグワーツでは、グリフィンドール寮に所属。
アルバス・セブルス・ポッター
演 - アーサー・ボーエン(映画版)
次男。ハリーの恩師で母校の校長でもあったアルバス・ダンブルドアとセブルス・スネイプのファーストネームから名付けられている。ホグワーツ入学以前のハリー同様、自分に自信がない描写があり、スリザリン寮に入ることに不安を感じるが、父であるハリーから組分け帽子が生徒の希望を考慮することを聞いて安心し、ホグワーツ特急に乗り込む。ハリーの子供たちのなかでは唯一祖母リリーと父ハリーの緑色の目を受け継いでおり、3人の子供のなかでは最もリリーとハリーに似ている。
第8巻『呪いの子』では、スリザリン寮に所属することになる。父親の名声から、先入観と期待の目で見られていることで、自信を喪失しており、世界を変えたいと願っている。父親と犬猿の仲であったドラコ・マルフォイの息子、スコーピウス・ヒュペリオン・マルフォイと親友になる。
リリー・ルーナ・ポッター
長女。ハリーの母であるリリー・ポッターと、ジニーの親友のルーナ・ラブグッドのファーストネームから名付けられている。ホグワーツではグリフィンドール寮に所属。

ウィーズリー家編集

ホグワーツの戦いで戦死したフレッドを除く5人の兄弟のうち、チャーリーだけは結婚をせず独身を貫くが、その他の兄弟はそれぞれ結婚し、子供をもうける。

ビル・ウィーズリーの子
ビル・ウィーズリーは第7巻で、以前から婚約していたフラー・デラクールと結婚し、2女1男をもうける。
ビクトワール・ウィーズリー
長女。テディ・リーマス・ルーピンと恋仲にある。
ドミニク・ウィーズリー
次女。
ルイ・ウィーズリー
長男。
パーシー・ウィーズリーの子
パーシー・ウィーズリーは物語終了後にオードリーという女性と結婚し、2女をもうける。
モリー・ウィーズリー
長女。パーシーたちの母モリー・ウィーズリーのファーストネームから名付けられている。
ルーシー・ウィーズリー
次女。
ジョージ・ウィーズリーの子
ジョージ・ウィーズリーはアンジェリーナ・ジョンソンと結婚する。アンジェリーナはもともとフレッドに好意があったが、フレッドはホグワーツの戦いで死亡する。ジョージとアンジェリーナとのあいだには1男1女がもうけられる。
フレッド・ウィーズリー
長男。ジョージの双子の兄弟であったフレッド・ウィーズリーから名付けられている。
ロクサーヌ・ウィーズリー
長女。
ロン・ウィーズリーの子
ロン・ウィーズリーはハーマイオニー・グレンジャーと結婚し、1男1女をもうける。
ローズ・ウィーズリー
長女。アルバス・セブルス・ポッターやスコーピウス・マルフォイとは同学年。母譲りで聡明らしい。終章に登場し、両親やハリーとジニーに見送られながら、ホグワーツ特急に乗り込む。ホグワーツでは、グリフィンドール寮に所属。第8巻では、スコーピウスにアプローチをかけられる。
ヒューゴ・ウィーズリー
長男。終章に登場。キングス・クロス駅での見送りでは、父のロンにしがみつく。

マルフォイ家編集

ドラコ・マルフォイはホグワーツの戦いのあと、アステリア・グリーングラスと恋愛結婚し、子供をもうける。アステリアは、「間違いなく純血の血筋」とされる「聖28一族」のひとつ、グリーングラス家の出身の女性ではあったが、ドラコ同様にマグルに対する差別思想を脱した人物であったため、その後のマルフォイ家の集まりは、しばしば緊張をはらんだものとなる。第8巻ではアステリアが呪いの影響で早くに亡くなる。

スコーピウス・マルフォイ
長男。外見はドラコと瓜ふたつだが、その性格は学生時代のドラコとはほぼ正反対である。ドラコとアステリアの唯一の子で、終章に登場。両親に見送られながら、ホグワーツ特急に乗り込む。第8巻では、スリザリン寮に所属し、父親と犬猿の仲であったハリー・ポッターの息子、アルバス・セブルス・ポッターと唯一無二の親友となることが描かれる。「魔法歴史」に詳しい。ヴォルデモートの子であるという噂をかけられ、中傷を浴びせられる。

ルーピン家編集

テディ・リーマス・ルーピン
リーマス・ルーピンとニンファドーラ・トンクスの息子。本名はエドワード。ファーストネームは、母方の祖父テッド・トンクスから(テッドはエドワードの愛称)、ミドルネームは父から取られた。
父リーマスは、テディが狼人間としての特徴を受け継ぐことを何よりも恐れていたが、母ニンファドーラの「七変化」(外見を自由自在に変えられる能力)だけを受け継いだ。両親と同じく学業は優秀で、ハッフルパフ寮の首席に選ばれる。
ホグワーツの戦いの終了後は、両親が戦いで死亡したため、母方の祖母アンドロメダ・トンクスに引き取られ、養育された。また、両親の友人であった不死鳥の騎士団のメンバーの家に滞在することも多く、同じく孤児だった名付け親のハリーや、祖母に育てられたネビルとは異なり、多くの人々に囲まれて育った。
成長後はホグワーツに入学し、母と同じくハッフルパフ寮に組分けされる。6年生の時点では、リータ・スキーターの記事によれば、青い髪のひょろりとした青年に成長しており、ビルとフラーの長女、ビクトワール・ウィーズリーとキスをしていたと書かれている。
終章にも登場し、キングス・クロス駅の9と4分の3番線ホームにビクトワールを見送りに来るが、その際にもビクトワールとキスをしている姿がハリーの長男ジェームズに目撃される。このとき、テディの後見人であるハリーは「テディは今でも週に4度はうちに夕食を食べにくる」と発言する。

スキャマンダー家編集

ロルフ・スキャマンダー
ニュート・スキャマンダーの孫。ルーナ・ラブグッドと結婚し、双子の男児をもうける。
ローカン・スキャマンダー
ロルフとルーナの息子で、ライサンダーの双子の兄。
ライサンダー・スキャマンダー
ロルフとルーナの息子で、ローカンの双子の弟。

その他(19年後)編集

デルフィーニ・ディゴリー
表向きはエイモス・ディゴリーの姪とされているが、じつはヴォルデモートとベラトリックス・レストレンジの娘。その出自のためにホグワーツに通うことはなかったが、育ての親であるロドルファスによって闇の魔術を教え込まれた。

『ファンタスティック・ビースト』シリーズの登場人物編集

魔法ワールド > ファンタスティック・ビーストシリーズ > ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧
ニュート・スキャマンダー
演 - エディ・レッドメイン
日本語吹き替え - 宮野真守
魔法生物学者。ホグワーツ生時代に故意ではないものの過失で魔法動物で人間の命を危機にさらした罪で一度追放され、ダンブルドアの計らいで復帰し、のちに魔法省に入った経緯を持つ。

アメリカ魔法界編集

ポーペンティナ(ティナ)・エスター・ゴールドスタイン
演 - キャサリン・ウォーターストン
日本語吹き替え - 伊藤静
MACUSA勤務の魔女。かつては闇祓いだったが、1926年においてはある事情から降格され、魔法の杖認可局職員となっている。のちにニュート・スキャマンダーの妻となる。
クイニー・ゴールドスタイン
演 - アリソン・スドル
日本語吹き替え - 遠藤綾
ポーペンティナの妹で、開心術が使える。
パーシバル・グレイブス
演 - コリン・ファレル
日本語吹き替え - 津田健次郎
MACUSA所属の闇祓い。しかし、その正体はゲラート・グリンデルバルドが変身した姿である。
クリーデンス・ベアボーン
演 - エズラ・ミラー
日本語吹き替え - 武藤正史
メアリー・ルーの2番目の養子。内向的で精神面も非常に脆く、養母の虐待も甘んじて受け入れている。
セラフィーナ・ピッカリー
演 - カルメン・イジョゴ
日本語吹き替え - 深見梨加
MACUSA議長。ジョージア州南東部のサバンナ出身。

ノー・マジ(非魔法族)編集

ジェイコブ・コワルスキー
演 - ダン・フォグラー
日本語吹き替え - 間宮康弘
ノー・マジの男性。缶詰工場で働くかたわら、自分の手でパン屋を経営する夢を持っている。ある偶然で、ニュートのトランクから逃げ出した魔法動物を捕獲する手伝いをしたことで、魔法界の存在を知る。
メアリー・ルー・ベアボーン
演 - サマンサ・モートン
日本語吹き替え - 佐々木優子
魔法使いや魔女の根絶を掲げる過激団体「新セーレム救世軍」の代表を務める女性。
ヘンリー・ショー・シニア
演 - ジョン・ヴォイト
日本語吹き替え - 堀勝之祐
アメリカの新聞王。

その他(ファンタスティック・ビースト)編集

リタ・レストレンジ
演 - ゾーイ・クラヴィッツ、テア・ラム(学生時代)、ルビー・ウールフェンデン(幼少期)
日本語吹き替え - 森なな子
ニュートの兄テセウスの婚約者。ホグワーツ生時代はニュートと親しい間柄だった。
テセウス・スキャマンダー
演 - カラム・ターナー
日本語吹き替え - 江口拓也
ニュートの兄。英国魔法省の闇祓い。
ユスフ・カーマ
演 - ウィリアム・ナディラムフランス語版、アイザック・ドミンゴス(12歳)
日本語吹き替え - 田村真
アフリカ系フランス人で、一族で最後の純血だという魔法使い。リタの異父兄にあたる。

魔法動物編集

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ 原書においては長らくハリーのおばであることしか記述されていなかったが、2007年7月に刊行された原書『ハリー・ポッターと死の秘宝』33章ではじめて「ペチュニアが年上」と明確に記述された。日本語版では当初、松岡佑子の判断でペチュニアを姉としたが、その後、著者に確認を取ったうえで[要出典]リリーが姉、ペチュニアが妹と訳し、携帯版・映画版ともすべて統一された。
  2. ^ これについて作者のローリングは、「ペチュニアはハリーの幸運を願おうとし、魔法界への嫌悪は嫉妬によるものだと言おうとしたが、まともが一番という振りを長年してきて頑固になってしまったため、言えなかった」とコメントしている[要出典]
  3. ^ 日本語版では当初、バーノンの「姉」と表記されていたが、のちに翻訳者が著者に確認し「妹」と修正された。しかし、「ポッターモア」のローリング書き下ろしコンテンツでは、マージが姉であるという記述がなされている。
  4. ^ a b ダンブルドアは、罪悪感に耐えられなくなったメローピーが「愛の妙薬」の使用をやめたために魔法が解けたと推測する。

出典編集

  1. ^ 「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」J・K・ローリング、ジョニー・デップ演じるグリンデルバルドにコメント - IGN
  2. ^ 第1巻、130頁。
  3. ^ 第3巻、66頁。
  4. ^ 第1巻、105頁。
  5. ^ 第3巻、259 - 260頁。
  6. ^ 第3巻、259 - 272頁。
  7. ^ 第3巻、46頁。
  8. ^ 第3巻、46 - 58頁。
  9. ^ 第3巻、49頁。
  10. ^ a b c 第1巻、102頁。

外部リンク編集