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スワンボート: Swan boat)は、以下のいずれかのボートを指す名称である。

  • 人力でペダルを漕いで推進するボート:小型の動力なし船舶)の一種。観光・レジャー用が主で、主に二人乗りである(一人で乗っても動かせる)。
  • 白鳥を模した船首を持つボートの総称。

目次

足漕式のスワンボート編集

 
上野不忍池でボートから景色を楽しむ行楽客

日本において一般に「スワンボート」と呼ばれるボートは、ペダルによる足漕式のものを指す場合が多い。

これらのボートは、20世紀後半よりFRP製のものが一般に見られ、ペダルを漕ぐことで側面ないし後方に取り付けられた円筒状の推進器が回転、これによって前進する。またとしてハンドルが取り付けられており、これによって方向転換、またペダルを逆回転させることで後進することができるものも見られる。

名称はその多くが白鳥を模した形状になっていることに由来する。しかし特に白鳥の形をしていないが構造的に同一のレジャーボートもみられる。これらは通例、公園観光地に配備され、専ら観光客や行楽客に有償で貸し出されている。屋根があるものと無いものがある。

なお人力外輪による推進器はあまり強力ではなく、このため流れの速い河川などでは利用することは難しく、また浅く広い船底のために波やうねりのでの利用も困難である。ただ足で漕ぎハンドルで操作するという様式から、櫂(オール)を使ったボートよりも操作し易く、また底面が広く波の無い水面では安定性が良いことから、初心者でも扱い易い。

日本国内で足漕式スワンボートに乗れる主な場所編集

 
大濠公園のスワンボート。
2007年9月5日に「第1回中禅寺湖スワンボートレース」開催。
アヒルボートの名だが、塗装が異なるだけでスワンボートと変わらない。湖に浮かぶ琵琶島へ渡れる。

手漕式のスワンボート編集

観光用レジャーボートとしてのスワンボート以外にも、スワンボートの名を冠する手漕式のボートがある。タイ王国チャオプラヤ川では毎年9月に大規模な国際大会「タイ国国際スワンボートレース」が開催されている。

こちらは観光地の湖や池に浮かんでいるのどかなものではなく、細身の船体で複数の選手が乗って短いオールで水面を一斉にかいで進むもので、船首部分が水鳥を模している。競技や使用されるボート自体は長崎市ペーロン沖縄県爬竜(ハーリー)に似る、ドラゴンボート様の競争用ボートである(→英:Swan boat (racing))。

なおタイ国国際スワンボートレースでは、同国と観光協定にある仙台市福島市山形市がタイ王国との国交120年を記念する事業として選手を派遣、2007年9月9日に開催された第19回大会に参加した[1]

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集