HIKAKIN

日本のYouTuber

HIKAKIN(ヒカキン、1989年4月21日[1][2] - )は、日本YouTuberヒューマンビートボクサーである。UUUMファウンダー最高顧問

HIKAKIN
HIKAKIN at UFES2017.jpg
U-FES.2017にて(2017年11月)
人物
生誕 (1989-04-21) 1989年4月21日(28歳)
新潟県の旗 新潟県妙高市[1][2]
国籍 日本の旗 日本
居住地 東京都の旗 東京都
職業 YouTuber
ヒューマンビートボクサー
ファウンダー
最高顧問
身長 174 cm (5 ft 9 in)[3]
YouTube
チャンネルID HikakinTV
活動期間 2006年 -
ジャンル コメディ
音楽
登録者数 HikakinTV 5,657,260人
HikakinGames 3,321,347人
HIKAKIN 1,966,481 人
HikakinBlog 438,911 人
総再生回数 HikakinTV 3,789,729,898回
HikakinGames 2,609,981,599回
HIKAKIN 423,252,655回
Hikakin Blog 27,323,081回
事務所(MCN) UUUM
チャンネル登録者数、総再生回数は2018年1月28日22時00分時点。
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目次

来歴

生い立ち

1989年4月21日、新潟県妙高市で次男として生まれる[1]。小さい頃は、教室のすみっこにいるちょっと変わった少年だったという[4]。雪の多い妙高市で育ったことから、小学生の頃の夢は「スキージャンプでオリンピックに出場すること」で高校生までスキージャンプをしていた[1][5]。『力の限りゴーゴゴー!!』のハモネプの影響で、小学生の頃にヒューマンビートボックスに興味を持つ[1][6]

妙高市立妙高高原中学校を経て新潟県立新井高等学校に進学し、上越でのライブ活動などを開始[1][7]。そして、2006年12月にYouTubeにて自身の公式チャンネル「HIKAKIN」を開設する[1]。当初は海外のビートボクサーの動画を閲覧する目的で始めたが、自分で投稿すれば逆に見てもらえるのではと思い動画投稿を始めたと語っている[7]。開設してすぐ動画を投稿したが、下手すぎて恥ずかしくなり削除してしまい、現存している最古の動画は2007年に浴室で撮影したビートボックスである。当時は高校3年生だった[6]

高校卒業後

2007年に新潟県立新井高等学校を卒業。その後、上手いビートボクサーが集中する東京に活動拠点を移し、スーパーマーケットの店員の仕事をしながら生計を立てていた[8][9]。当時は自分の銀行口座を持っていなかったため貯金はなく、親から貰った2万円のみで上京したという。勤め先のスーパーには社員寮があり、毎月の給料から家賃が引かれるため住む場所に困ることはなかった[9]。それからは、浴室や自室などで安いマイクを使って動画を撮影し、月1・2本ずつ動画をアップロードしていた[6]。上京から2年程は特に大きな出来事は起こらなかったが、少しずつ閲覧数が増えていき当時一番伸びていた動画で約20万再生だった。当時、日本ではYouTubeはあまり知られておらず、殆どが海外からの閲覧で日本からの閲覧は1・2割程だったという[6]

そして、2010年にアップロードした動画「Super Mario Beatbox」がYouTubeにおける日本国内月間アクセス一位を記録し、アメリカ合衆国の『CBS News』のトップニュースで取り上げられる[10]。2010年度YouTube世界ベストパートナートップ500人に選出し[11][12]、さらに「WOWスタープロジェクト2010」で優勝し、ラスベガスに招待された[13]。それをきっかけに、テレビの出演依頼が度々来るようになったと同時に、パフォーマーとしてライブのオファーも少しずつ来るようになったという[6]。当時は動画を投稿して生活するという考えさえなかったが、同時期にアメリカのトップYouTuberであるミシェル・ファンが来日し、講演会で演説を聞いたことが転機となり本格的に動画投稿を始める[14][6]

2012年にはスーパーの仕事を退職し、動画の投稿を通じた広告収入で生活する道を進むことになる[15]。それから、ビートボックスの動画だけでなく購入した商品の紹介など動画の幅を広げていき、タカラトミーとタイアップして作ったPR動画では、紹介した商品の動画公開日から4日で300万再生され商品の売り上げが上昇する等、経済効果にも影響するようになる[15]

2013年5月のシンガポール滞在中ではエアロスミスと共演をし、1万5000人規模の会場で「Walk This Way」を共に演奏した[16][17]。その後もNE-YOアリアナ・グランデ[18]などの海外アーティストとの共演を行っている。同年6月にはYouTuberの事務所「UUUM」の設立と共に同社のファウンダー、最高顧問に就任する[19][20]

人物

YouTuberとして

動画での挨拶は「ブンブン、Hello YouTube!どうもHIKAKINです」。YouTubeにて4つのチャンネルを保有しており、2018年1月現在、全チャンネルの合計登録者は約1130万人、合計再生回数は59億回に達している[21]。自身のファン層について、小学生や中学生がメインだと語っており、家族みんなでご飯を食べながらでも見ることのできるコンテンツをやっていきたいと語っている[6]

HIKAKIN」チャンネルでは主にビートボックスの動画、「HikakinTV」チャンネルでは商品紹介などの動画、「HikakinGames」チャンネルではゲームの実況動画、「HikakinBlog」チャンネルでは自身のプライベートなどの気軽な動画を投稿している[21]

ヒューマンビートボックス

誰かにヒューマンビートボックスを習った事はなく、YouTubeで見られるビートボックス動画を参考にするなどして、独学により今のスタイルが出来上がったという[1]。特に影響を受けたビートボクサーとして国内ではAFRA、海外だとRahzelを挙げている[21]。当初は「ビートボックス=ヒップホップ」だと思っていたが、上京してクラブでパフォーマンスをしていくうちに日本人にも聞きやすい音源の方が受け入れやすいのではと思い、スーパーマリオブラザーズAKB48といった、お茶の間で流れるような誰もが口ずさめる音を取り入れるようになった[21]

名前の由来

HIKAKINという名前の由来は、小3から高3まで行っていたスキージャンプの先輩に本名のヒカルをもじってヒカキンと呼ばれ始めたことから[22]。小学生の時に一時期呼ばれていたアダ名で、「キン」がどこから来ているかは分からないという。中学生の頃に「HIKAKIN」という名前で掲示板にビートボックスの音声を投稿していたら少しずつ名前が広まってきたので、このまま定着したと語っている[4]

私生活

自宅の専用スタジオで、企画・撮影・編集を全て一人で行い動画を投稿している[23]。多忙で、飲みに行ったり食べに行ったりすることが少ない為コンビニで食事を済ませることが多く、週刊誌に撮られた際もTシャツに短パン姿のラフな格好でコンビニを訪れ、栄養ドリンクやスイーツなどを購入していた[24]

慈善活動にも積極的であり、2011年に起きた東日本大震災の際にはチャリティー握手会イベントで集まった募金200万円を公益財団法人東日本大震災復興支援財団に寄付した。2017年に起きた九州北部豪雨の際も赤い羽根共同募金を通して100万円を募金し、視聴者にも動画で募金を呼びかけた[25]

対人関係

2歳年上の実兄は、同じくYouTuberのSEIKIN[26]。また、同じくYouTuberのMasuoは幼稚園時代からの幼馴染である[27]。ヒューマンビートボックス関係ではDaichiとはビートボックス仲間であり、ビートボックスで共演[28]したりDaichi主催のライブではゲストで参加している[29]。また、音楽プロデューサーTeddyLoidとは高校生の時にビートボックスを投稿できるサイト「レッツアカペラ」で知り合い、自身の楽曲のプロデュースも手掛けている[30]

著書

単著

所属事務所UUUM代表取締役、鎌田和樹と執筆。

作品

シングル

発売日 タイトル 規格
2015年8月13日 HIKAKIN & SEIKIN「YouTubeテーマソング デジタル・ダウンロード
2017年10月19日 HIKAKIN & SEIKIN「雑草 デジタル・ダウンロード

アルバム

発売日 タイトル 規格
2012年12月26日 坂本英城 x HIKAKIN「えちゃんねる SOUND CHANNEL デジタル・ダウンロード

参加作品

発売日 タイトル 規格品番 収録曲
2008年11月12日 DEEPEN OMOCD-0047 7. Hikakin - Human Beatbox Break
2011年4月27日 YU-DAI「FUNDAMENTAL」 HPJ-0008 11. skit - HIKAKIN & YU-DAI -
2014年6月4日 キマグレン「最後の夏」 UMCK-5476 4. LIFE (HIKAKIN Remix)

受賞歴

  • カスペ!青春アカペラ甲子園全国ハモネプリーグ11『ボイパ日本一決定戦』準優勝(フジテレビ
  • カスペ!青春アカペラ甲子園全国ハモネプリーグ12『ボイパ日本一決定戦』優勝(フジテレビ)
  • YouTubeチャンネル登録者数10万人突破記念銀の楯(Google
  • YouTubeチャンネル登録者数100万人突破記念金の楯(Google)
  • Yahoo!検索大賞 2014・スペシャル部門[31]

出演

テレビアニメ

CM

映画

インターネットテレビ

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g h ハモネプに出たHIKAKINさんは妙高市出身”. 上越タウンジャーナル. 2014年11月23日閲覧。
  2. ^ a b 『僕の仕事はYouTube』(2013年7月19日、主婦と生活社ISBN 978-4391143799 の奥付
  3. ^ ヒカキン自己紹介!質問コーナー!Self-Introduction!”. YouTube. 2017年12月7日閲覧。
  4. ^ a b HIKAKIN、世間のYouTuber批判も成長のバネに「僕は打たれ強いタイプなのかな」”. Livedoor ニュース. 2015年12月1日閲覧。
  5. ^ 妙高市出身の HIKAKIN さんの成功ストーリーが「週刊少年マガジン」に掲載”. 上越タウンジャーナル. 2017年12月7日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g 目指すは中高生の身近なヒーロー YouTuber HIKAKINさん”. BLOGOS. 2015年5月20日閲覧。
  7. ^ a b 国内No.1ユーチューバー・HIKAKIN、テレビだと「萎縮しちゃう」”. ORICON STYLE. 2014年10月6日閲覧。
  8. ^ 明石家さんま 初共演HIKAKINのリアクションに「なんやそれ?」マツコ「幸せ?」”. ガジェット通信. 2017年9月28日閲覧。
  9. ^ a b ヒカキンの上京当時のまじめな話”. YouTube. 2017年1月4日閲覧。
  10. ^ Super Mario Beatbox:Viral Video Hit - CBS News”. CBS News. 2014年9月26日閲覧。
  11. ^ YouTube Stars Get $500,000 in Video Equipment Google will award $1,000 to 500 Top Partners on YouTube Upgrading Video Equipment”. Digital Sky. 2014年10月6日閲覧。
  12. ^ YouTube Invests Again in Video Creators”. The New York Times. 2014年10月6日閲覧。
  13. ^ WOW FES!2010”. WOWOW. 2014年10月6日閲覧。
  14. ^ 上越タイムス - タイムスニュース”. 上越タイムス. 2014年11月23日閲覧。
  15. ^ a b ユーチューバー 商品PR動画 浸透中 関連ビジネス 企業が熱視線”. 東京新聞. 2017年12月7日閲覧。
  16. ^ ワクワク動画を世界に…HIKAKINさん”. 読売新聞YOMIURI ONLINE). 2015年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月25日閲覧。
  17. ^ 【海外反応】NE-YOとコラボのHIKAKIN 登録者数は合計で約500万へ”. E-TALENTBANK. 2017年9月28日閲覧。
  18. ^ NE-YO アルバム「ノン・フィクション」発売決定、新曲をHIKAKINと世界初コラボ”. ガジェット通信. 2015年4月25日閲覧。
  19. ^ UUUMの原点は「YouTuberのお悩み解決」だ”. 東洋経済オンライン. 2017年11月18日閲覧。
  20. ^ 大物ユーチューバー・ヒカキン「アイスの大人買い」動画への批判は的外れ?”. アサ芸プラス. 2017年12月23日閲覧。
  21. ^ a b c d 【インタビュー】ヒカキンがファッション界に興味津々!? トップユーチューバーが語る今後の展開”. WWD Japan. 2015年12月10日閲覧。
  22. ^ ヒカキンの名前の由来と発音!”. YouTube. 2017年12月7日閲覧。
  23. ^ ヒカキン、億単位で稼ぐも「食事はコンビニ。飲みにも行けない」 過酷な生活に「長生きはしないと思う」と識者”. キャリコネニュース. 2017年12月23日閲覧。
  24. ^ ヒカキンの好感度、もはやストップ高! 出るのは「いい人」エピソードばかり”. @nifty ニュース. 2017年9月28日閲覧。
  25. ^ HIKAKINがネット民から賞賛を集めた理由 Switchプレゼントは募金への伏線?”. KAI-YOU. 2017年9月28日閲覧。
  26. ^ 【対談】HIKAKIN & SEIKIN が語る、YouTubeへの想い。”. TUNECORE. 2017年10月3日閲覧。
  27. ^ HIKAKINが花火大会、「大人も笑顔にしやがって」 一方、あのYouTuberは...”. Infoseek. 2017年10月3日閲覧。
  28. ^ Daichi、本日から1カ月毎日コラボ動画公開に挑戦”. ナタリー. 2015年4月25日閲覧。
  29. ^ ヒューマンビートボクサーDaichiが明和電機らと競演”. ナタリー. 2015年4月25日閲覧。
  30. ^ YouTubeで、総再生数1,000万回突破!!HIKAKIN & SEIKIN 『YouTubeテーマソング』が待望のリリース!!プロデュースは、まさかのTeddyLoid!?【前編】”. TUNECORE. 2015年10月18日閲覧。
  31. ^ “今年、Yahoo!で最も検索されたのは「羽生結弦」さん 「Yahoo!検索大賞2014」発表”. 財経新聞. (2014年12月8日). http://www.zaikei.co.jp/article/20141208/225563.html 2014年12月8日閲覧。 
  32. ^ “HIKAKIN & SEIKIN がアニメ声優デビュー決定! 10月1日開始の『デジモン』最新作にて”. ガジェット通信. http://getnews.jp/archives/1528715 2017年8月18日閲覧。 
  33. ^ ヒカキンついにCMデビュー!スカルプD CM!”. YouTube. 2017年8月18日閲覧。
  34. ^ チャリ走のテレビCMにヒカキン出演!YouTuberだけでCM作ってみた!”. YouTube. 2017年8月18日閲覧。
  35. ^ 好きなことで、生きていく HIKAKIN YouTube TVCM”. YouTube. 2017年8月18日閲覧。
  36. ^ “ふなっしー×HIKAKINが奇跡のコラボ!? バンダイの新商品「DXふなごろーの触角」の動画がYouTubeで公開に!”. 電ホビ. http://hobby.dengeki.com/news/94147/ 2017年8月18日閲覧。 
  37. ^ “パナップTV Produced by ヒカキン|グリコ”. 江崎グリコ. http://www.glico.co.jp/ice/panapp/movie.html 2017年8月18日閲覧。 
  38. ^ “HIKAKIN、映画『呪怨』で俳優デビュー「本当に緊張」”. ORICON STYLE. http://www.oricon.co.jp/news/2051271/full/ 2015年5月2日閲覧。 
  39. ^ “映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』にHIKAKINと瀬戸弘司が出演!”. UUUM. https://www.uuum.jp/posts/4828 2017年8月18日閲覧。 
  40. ^ “NEWS|映画『亜人』公式サイト”. 映画『亜人』. http://ajin-movie.com/news.htmltatebou 2017年8月18日閲覧。 

参考文献

外部リンク