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トロント・ラプターズToronto Raptors)は、カナダオンタリオ州トロントに本拠を置く全米プロバスケットボール協会 (NBA) のチーム。イースタン・カンファレンス、アトランティック・ディビジョン所属。チーム名の"Raptor"とは恐竜の一種ラプトルを表す。チーム設立当時は映画「ジュラシックパーク」が大ヒットしていたためこの名前が付けられた。NBA30チーム中、現在アメリカ合衆国以外の国に拠点のあるただ一つのチーム。

トロント・ラプターズ
Toronto Raptors
チームロゴ ラプター(恐竜)の爪痕の付いたバスケットボール。
所属リーグ アメリカ合衆国の旗  NBA 
カンファレンス  イースタン・カンファレンス 
ディビジョン  アトランティック 
創設 1995年
チーム史 トロント・ラプターズ
(1995年 - )
本拠
トロント・ラプターズの位置(アメリカ合衆国内)
トロント・ラプターズ

カナダの旗 カナダ
オンタリオ州の旗 オンタリオ州トロント
アリーナ スコシアバンク・アリーナ
チームカラー Red, silver, black, gold, white
                        
オーナー メイプルリーフスポーツ&エンターテイメント
社長 マサイ・ウジリ
GM ボビー・ウェブスター
ヘッドコーチ ニック・ナース
優勝歴 1回NBA FINAL CHAMP.png
2019年
ファイナル進出 1回
2019年
ディビジョン優勝 6回
2007年, 2014年, 2015年, 2016年, 2018年, 2019年
NBADL提携チーム ラプターズ・905
公式サイト http://www.nba.com/raptors/
ユニフォーム
Kit body torontoraptorsh.png
Homeのジャージ
Kit shorts torontoraptorsh.png
チームカラー
Home
Kit body torontoraptorsa.png
Awayのジャージ
Kit shorts torontoraptorsa.png
チームカラー
Away
Kit body torontoraptors3.png
Alternateのジャージ
Kit shorts torontoraptors3.png
チームカラー
Alternate
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目次

歴史編集

1990年代にNBAが成長を続ける中、カナダでの市場開拓を意識して1995年に2チームが新設され、その1つがトロント・ラプターズである。ラプターズの所有はNHLトロント・メープルリーフスも所有するメープルリーフ&エンターテインメント社。また、同時期にもう1つバンクーバーに本拠を置くバンクーバー・グリズリーズが作られた。カナダに出来たNBAチームとしては、1946-47年のトロント・ハスキーズ以来であった。

1995-96編集

1995年ゼネラルマネージャーに任命されたアイザイア・トーマスのもと、拡張ドラフトで得た選手によってトロント・ラプターズは結成された。 コイントスの結果、先に指名権を得たラプターズは、まずシカゴ・ブルズポイントガードで3ポイントシュートの名手、B.J.アームストロングを指名。しかしアームストロングはチームに加わることを拒否、そのためにトーマスはゴールデンステート・ウォリアーズのパワーフォワード、カルロス・ロジャーズヴィクター・アレクサンダー、ドラフト2巡目指名権と引き換えにアームストロングをトレードした。他に拡張ドラフトではベテランのジェローム・カーシーウィリー・アンダーソン、トーマスのピストンズ時代のチームメートのジョン・サリーを指名した。 ラプターズが拡張ドラフトで先に選手を指名する権利を得たため、その年のNBAドラフトではバンクーバー・グリズリーズに次ぐ指名権を与えられることとなった。そのドラフトの1巡目ではデーモン・スタウダマイアーを指名。この年のドラフトは地元トロントのスカイドームで開催されたがスタウダマイアーが指名されたとき、ブーイングが沸き起こった。NCAAのその年最優秀選手、ファイナルフォーMVPのUCLAエド・オバノンが指名されることを期待していた。(なおオバノンはニュージャージー・ネッツに指名されたが、その後NBAで活躍することなく引退した。) 1995-96シーズン、スタウダマイアーは1試合あたり19得点、9.3アシストで新人王を受賞した。ラプターズの1年目は21勝61敗で終わったが、シーズン72勝10敗だったシカゴ・ブルズを破ったことが知られている。

1996-97編集

前季より9つ勝ち星を増やし、30勝52敗でシーズンを終えた。順調に観戦客数も伸ばした。この年のドラフト1巡目2位で指名されたマーカス・キャンビーは期待外れに終わった。

1997-98編集

チームは多くの負傷者を出した。デーモン・スタウダマイアーマーカス・キャンビーに続いてトレイシー・マグレディを指名するなど、優秀な若手選手の獲得に力を発揮したアイザイア・トーマスであったが、チームは彼を解雇しグレン・グランウォルドを同職に就けた。また、1998年2月13日には、スタウダマイアーを大型トレード[1]ポートランド・トレイルブレイザーズに放出、この年は16勝66敗で終わった。

1998-99編集

ドラフト1巡目全体5位でゴールデンステート・ウォリアーズに指名されたヴィンス・カータートレイシー・マグレディのいとこでもある)を、全体4番目に指名していたアントワン・ジェイミソンとのトレードで獲得。さらにこのオフに、タフでプレーオフの経験豊富で若い選手の助けとなるチャールズ・オークリーをキャンビーとの交換で、またケビン・ウィリスをトレードでそれぞれ獲得した。このトレードは将来の成長が見込まれる若手と先の短いベテランをトレードとしたと理解され、周囲からは大きな損失であると考えられたが、オークリーの優れたリーダーシップはまもなく証明されることとなった。一方でダグ・クリスティが守備を重視するためのポイントガードへと成長し、アルヴィン・ウィリアムスによる攻撃力もアップした。もう一人のベテラン、ケビン・ウィリスセンターをがっちりと埋めた。ポイントガードとセンターに穴のあったチームはそれまで以上に勝てるようになり、新任のヘッドコーチ、ブッチ・カーターはマグレディたち若手の成長も大いに助けた。チームはプレーオフには進出できなかったが、新人王になったヴィンス・カーター、大きく成長したマグレディによって将来に期待をもたせた。ロックアウトで短くなったこのシーズンは23勝27敗と5割目前だった。

1999-2000編集

ドラフト全体5位の指名権と交換でアントニオ・デイビスを獲得し、さらにインサイドを補強した。カーターを中心にチームは躍進し、45勝37敗と初めて勝率5割を超え、チーム初のプレーオフ進出を果したが、ニューヨーク・ニックスに3戦全敗。そしてカーターとマグレディの主導権争いが泥沼化した。

2000-01編集

マグレディがフリーエージェントオーランド・マジックへ、クリスティはトレードによりサクラメント・キングスへとそれぞれチームを離れるが、監督にレニー・ウィルケンズ、ガードにベテランのマーク・ジャクソンを加える(シーズン途中にクリス・チャイルズとトレードした)という変化があり、47勝35敗と好成績を残した。プレーオフでは2回戦まで進み、NBAファイナルまで進出したフィラデルフィア・セブンティシクサーズと好勝負を演じたが3勝4敗で敗れた。第7戦はわずか1点差での敗戦だった。

2001-02編集

“ドリーム”の異名を持つ名センターアキーム・オラジュワンを獲得するも、そのオラジュワンは衰えと腰痛で戦力にならず、カーターは膝の負傷でシーズンアウト。それでもチームは42勝40敗でプレイオフ進出したが1回戦で敗退した。

2002-03編集

リーグトップクラスのスコアラーに成長し、チームの顔でもあるヴィンス・カーターが怪我で長期離脱し24勝58敗と大きく負け越した。

2003-04編集

 
2004年ヴィンス・カータートレード後は, 2010年までクリス・ボッシュがチームの顔となった。

2003年のNBAドラフトクリス・ボッシュを4位で指名するも、このシーズンもチーム成績は5割以下と低迷し、ゼネラルマネージャーのグランウォルドは解雇された。

2004-05編集

数年にわたりチームの中心だったカーターは、やる気のないチームにトレードを要求し、その年12月にニュージャージー・ネッツに放出された。ラプターズはアロンゾ・モーニングらを獲得したものの、そのモーニングはラプターズでのプレーを拒否したために、直ぐ様契約を解消するなどメリットは無きに等しく、結果的にカーターを失っただけの失敗トレードであり、NBA史上最悪のトレードと酷評された。

2005-06編集

クリス・ボッシュモリス・ピーターソンらが主力としてチームを引っ張った。ボッシュは体格・スキル共に着々と成長を続け、ラプターズのエースとしてNBAオールスターゲームにも出場。2006年バスケットボール世界選手権アメリカ代表にも選ばれた。シーズン途中の2月、前フェニックス・サンズゼネラルマネージャーのブライアン・コランジェロがGMに就任。チームの大改革が始まる。以降、コランジェロはサンズを強豪チームへと仕立て上げた手腕を発揮させ、チーム再生のキーマンと評価された。

2006-07編集

2006年オフには、2006年のNBAドラフト全体1位でアンドレア・バルニャーニを指名するなどの補強を行い、リーグ有数の多国籍軍となった。そしてミルウォーキー・バックスからトレードで獲得したPGのT・J・フォードがチームに完全にフィットし、チーム史上初のディビジョン優勝に輝いた。ヘッドコーチのサム・ミッチェルNBA最優秀コーチ賞、GMのブライアン・コランジェロがNBA最優秀役員賞を獲得している。

2007-08編集

2007年オフに、前年度の3ポイントコンテスト・チャンピオンジェイソン・カポノマイアミ・ヒートから獲得した以外に目立った補強はなくシーズンを迎えた。シーズン途中にクリス・ボッシュT・J・フォードを怪我で欠いたり、課題のディフェンス面に向上が見られなかったり、前年度を下回る5割ちょうどの勝率でシーズンを終了する。プレイオフもオーランド・マジックに1勝4敗。前年同様、初戦敗退という結果となった。

2008-09編集

2008年オフに、T・J・フォードラドスラフ・ネステロヴィッチらをインディアナ・ペイサーズに放出し、見返りにジャーメイン・オニールを獲得した。オニールが加入したことで、ボッシュとの強力なフロントコートが形成され前年度よりも躍進するかに見えた。しかし、シーズンインすると期待されたほど成績が上がらず、ヘッドコーチのサム・ミッチェルはシーズン途中で解任された。さらに、オフで獲得したオニールも、ショーン・マリオンマーカス・バンクスとのトレードでジャマリオ・ムーンとともにマイアミ・ヒートに放出された。その後、移籍してきたマリオンがチームに溶け込み、シーズン終盤に巻き返しをみせたが、2シーズンぶりにプレーオフを逃した。

2009-10編集

40勝42敗、イースタンカンファレンス9位で2年連続プレーオフを逃した。

2010-11編集

FAとなったクリス・ボッシュマイアミ・ヒートに移籍し、2年目のデマー・デローザンの躍進は見られたものの22勝60敗と大きく負け越した。

2011-12編集

ロックアウトにより短縮されたシーズンを若干のディフェンス力向上によって、23勝43敗の成績で、勝率を昨年の2割台から3割台まで戻したが、イースタン11位に終わった。

2012-13編集

主要メンバーの転出などはほとんどなく、オフェンス強化に向けカイル・ロウリーを獲得し、シーズン中にメンフィス・グリズリーズからルディ・ゲイを獲得、34勝48敗と勝率は4割台に改善されたものの、プレイオフの進出はならなかった。

2013-14編集

若手成長株のデマー・デローザンテレンス・ロスヨナス・ヴァランチューナスを残しながら、ルディ・ゲイサクラメント・キングスに放出するトレードで、戦力を大きく入れ替え、また前年の補強のカイル・ロウリーもチームに溶け込んだことが功を奏し、48勝34敗と大きく戦績を伸ばし、カンファレンス3位でプレーオフ進出。地区優勝も果たした。1回戦はブルックリン・ネッツとの対戦し、3勝4敗で敗退した。

2014-15編集

開幕ダッシュに成功し、チーム史上最高のスタートを切った。途中デマー・デローザンカイル・ロウリーを怪我で失うハプニングもありながら、アトランティックディビジョンの低調にも助けられ、2年連続でディビジョン優勝を決めたが、プレーオフ1回戦でワシントン・ウィザーズに4戦全敗のスイープで敗れて、2年連続で1回戦敗退に終わった。

2015-16編集

夏にデマール・キャロルルイス・スコラビスマック・ビヨンボコーリー・ジョセフなどを獲得し、脇役陣を強化した2015-16シーズンは、難なく3年連続でディビジョン優勝を決めた。デマー・デローザンカイル・ロウリーのガードコンビは揃ってエア・カナダ・センターで開催されたNBAオールスターゲームに出場、チーム史上最高の56勝26敗でシーズンを終えた。プレーオフは1回戦でインディアナ・ペイサーズを4勝3敗で退け、2001年以来のカンファレンスセミファイナルに進出。更にマイアミ・ヒートも4勝3敗で下し、初のカンファレンスファイナルに進出した。初のカンファレンスファイナルでクリーブランド・キャバリアーズに2勝4敗で敗れ、初のファイナル進出はならなかった。

2016-17編集

2016-17シーズンは、チーム初の2年連続50勝を記録するも、地区優勝をボストン・セルティックスに奪われ、51勝31敗で終了。シーズン途中にサージ・イバーカP・J・タッカーを獲得するなど、ディフェンスの強化を計るも成果は出ず、プレーオフカンファレンスセミファイナルでクリーブランド・キャバリアーズに4戦全敗を喫した。

2017-18編集

2018年1月1日に行われたミルウォーキー・バックス戦でデマー・デローザンがチーム記録となる52得点を記録、試合はラプターズがオーバータイムの末、131-127で勝利しチーム記録となるホーム戦12連勝を達成した。デローザンはこの試合によりビンス・カーターテレンス・ロスに次いでチーム史上3人目の1試合50得点以上を記録した選手となった。それまでの1試合最多得点はカーター、ロスの51得点だった[2]。2018年3月7日に行われたデトロイト・ピストンズ戦に121-119で勝利した。これにより、今季リーグで最も早くプレーオフ進出を決めたチームとなった。また、64試合目でのプレーオフ進出資格獲得は新たなチーム記録となった[3]。2018年4月6日に行われたインディアナ・ペイサーズ戦に92-73で勝利し、チーム史上初となるレギュラーシーズンのカンファレンス王者となった。最終的なシーズン成績は59勝23敗で、2シーズン前のチーム最高記録をさらに更新した。プレーオフ1回戦はカンファレンス8位のワシントン・ウィザーズに4勝2敗で勝利した[4]。続く2回戦は3年連続の顔合わせとなるクリーブランド・キャバリアーズと対戦したが、2年連続の4戦全敗、2015-16シーズンから通算してプレーオフ10連敗を喫した。ドウェイン・ケイシーHCは最優秀コーチ賞を受賞しながら解雇された。また、長らくエースを務めたデローザンと、若手センターのヤコブ・ポートルサンアントニオ・スパーズにトレードで放出し、代わってカワイ・レナードダニー・グリーンを獲得した。

2018-19編集

イースタン制覇を期待されて始まったシーズンは、11月までに6連勝以上を3回記録し力強くスタートする。当初からプレーオフに備え、チームはロード・マネジメントとしてレナードを時々休ませる方針を取った(60試合出場)。ラウリーも17試合を欠場し、ノーマン・パウエルヨナス・ヴァランチューナスフレッド・ヴァンブリートがそれぞれ負傷で1~2か月戦線を離脱するなど、全員が揃うことはほとんど無かった。そのため、このシーズン中に編成したスターターのラインナップは22通りに上る。

それでも、昨オフに加わったレナードとグリーン、さらにシーズン中にトレードで加入したマルク・ガソルが活躍し、そしてスターターに定着したパスカル・シアカムが急成長して、チームは大崩れすることなく白星を重ねる。2連覇中のゴールデンステート・ウォリアーズに対しては、ホームで勝利しカード8連敗を止めると、ビジターでは15年ぶりの勝利を挙げた。シーズン中盤でミルウォーキー・バックスに先行を許すも、58勝24敗のイースタン2位で6年連続のプレーオフ進出を決めた。

プレーオフ1回戦はオーランド・マジックとの対戦となった。守備力に優れたチーム同士の勝負となったが、ラプターズはガソルを中心にディフェンスを固め優位に立つ。初戦を3点差で落とすも、第2戦から4連勝して2回戦に駒を進めた。1敗以下でのシリーズ突破はチーム史上初である。

続く2回戦はフィラデルフィア・セブンティシクサーズと激突する。初戦をレナード45得点、シアカム29得点で快勝するが、高さに優れたシクサーズの前にラプターズのガード陣が軒並み不調に陥り2連敗を喫する。第4戦ではガソルとサージ・イバカのセンター同時起用に活路を見出し、僅差で勝利。ホームに戻っての第5戦では、プレーオフにおけるチーム最高記録の36点差で圧勝し王手をかけるが、ロードの第6戦を落とし勝負の行方は第7戦に持ち越しとなった。両チームともに決定的なリードを奪えないまま試合は進み、残り4.2秒で同点となる。そしてラプターズの最後の攻撃、レナードが右サイドから放った高いシュートはリムの上をバウンドした後にリングを潜り抜けた[5]。この瞬間、ラプターズは3年ぶり2度目のカンファレンスファイナル進出を決めた。

そして、この年リーグ最多勝を挙げたミルウォーキー・バックスとのカンファレンスファイナルが始まる。休養十分のバックスに第1戦は終盤に逆転され、第2戦は大差で連敗スタートとなった。ホームでの第3戦は、ラウリーとパウエルの2人をファウルアウトで欠きながらも再延長の末に勝利した。このシリーズでは、シクサーズ戦で不調だった控えガードのパウエルとヴァンブリートの活躍が目立った。ベンチ陣の大量得点で第4戦も勝利し2勝2敗のタイに戻すと、ロードの第5戦ではヴァンブリートが全て3Pシュートで21得点を挙げて接戦をものにする。スコシアバンク・アリーナの外まで大観衆が集まったホームの第6戦では、第3クォーターのラスト2分で15点ビハインドを5点まで詰めると第4クォーターで逆転し8点をリード。バックスの最後の追撃を振り切り100-94で勝利、創立24年目にして初のNBAファイナルに進出した。この試合はちょうどプレーオフ通算100試合目だった。

NBA史上初めてアメリカ国外で行われるファイナルは、3連覇に挑むゴールデンステート・ウォリアーズとの対戦となった。1勝差でホームコート・アドバンテージを手に入れたラプターズは、第1戦をシアカムの32得点で制する。第2戦は後半開始直後の18連続失点から巻き返しきれず僅差で敗れるも、ロードの第3戦、第4戦ともに2桁リードで勝ち先に王手をかけた。多くの負傷者を出しながらも王者らしい地力と経験を持つウォリアーズに対し、ここまでの激戦で成長したラプターズはベンチ陣も含めた全員の連携と要所で得点するレナードの活躍で、互角以上の戦いを見せた。勝てば優勝の第5戦は1点差で敗れるも、続く第6戦では4人が20得点以上を挙げ接戦の末に勝利を手にする[6]。エース同士のトレードから始まり、チーム史上最大の勝負を仕掛けた1年は、初優勝という最高の結果で完結を迎えた。

シーズンごとの成績編集

Note: 勝 = 勝利数, 敗 = 敗戦数, % = 勝率

シーズン % プレーオフ 結果
トロント・ラプターズ
1995-96 21 61 .256
1996-97 30 52 .366
1997-98 16 66 .195
1998-99 23 27 .460
1999-2000 45 37 .549 1回戦敗退 ニックス 3, ラプターズ 0
2000-01 47 35 .573 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ラプターズ 3, ニックス 2
シクサーズ 4, ラプターズ 3
2001-02 42 40 .512 1回戦敗退 ピストンズ 3, ラプターズ 2
2002-03 24 58 .293
2003-04 33 49 .402
2004-05 33 49 .402
2005-06 27 55 .313
2006-07 47 35 .573 1回戦敗退 ネッツ 4, ラプターズ 2
2007-08 41 41 .500 1回戦敗退 マジック 4, ラプターズ 1
2008-09 33 49 .402
2009-10 40 42 .488
2010-11 22 60 .268
2011-12 23 43 .348
2012-13 34 48 .415
2013-14 48 34 .585 1回戦敗退 ネッツ 4, ラプターズ 3
2014-15 49 33 .598 1回戦敗退 ウィザーズ 4, ラプターズ 0
2015–16 56 26 .683 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝敗退
ラプターズ 4, ペイサーズ 3
ラプターズ 4, ヒート 3
キャバリアーズ 4, ラプターズ 2
2016–17 51 31 .622 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ラプターズ 4, バックス 2
キャバリアーズ 4, ラプターズ 0
2017–18 59 23 .720 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ラプターズ 4, ウィザーズ 2
キャバリアーズ 4, ラプターズ 0
通算勝敗 844 994 .459
プレイオフ 32 50 .390

主な選手編集

現役選手編集

プレーヤー スタッフ
Pos. # 名前 国籍 年齢 身長 体重 出身
F 3 OG・アヌノビー (OG Anunoby)   21 (1997/07/17) 6ft8in(2.03m) 235lb(107kg) インディアナ大学 
F 25 クリス・ブーシェー (Chris Boucher)   26 (1993/1/11) 6ft10in(2.08m) 200lb(91kg) オレゴン大学 
C 33 マルク・ガソル (Marc Gasol)   34 (1985/1/29) 7ft1in(2.16m) 255lb(116kg) ローザン高校 
G/F 14 ダニー・グリーン (Danny Green)   31 (1987/06/22) 6ft6in(1.98m) 215lb(98kg) ノースカロライナ大学 [1]
F/C 9 サージ・イバーカ (Serge Ibaka) 6th   29 (1989/09/18) 6ft10in(2.08m) 235lb(107kg) スペイン 
SF 2 カワイ・レナード (Kawhi Leonard)   27 (1991/06/29) 6ft7in(2.01m) 230lb(104kg) サンディエゴ州立大学 [2]
G 17 ジェレミー・リン (Jeremy Lin)   30 (1988/08/23) 6ft3in(1.91m) 200lb(91kg) ハーバード大学 
G 7 カイル・ロウリー (Kyle Lowry)     33 (1986/3/25) 6ft1in(1.85m) 196lb(89kg) ビラノバ大学 
G 8 ジョーダン・ロイド (Jordan Loyd)     23 (1995/7/27) 6ft4in(1.93m) 210lb(95kg) インディアナポリス大学 
G 1 パトリック・マッカウ (Patrick McCaw) +   23 (1995/10/25) 6ft7in(2.01m) 185lb(84kg) ネバダ大学ラスベガス校 
G 20 ジョディ・ミークス (Jodie Meeks)   31 (1987/8/21) 6ft4in(1.93m) 210lb(95kg) ケンタッキー大学 
F 13 マルコム・ミラー (Malcolm Miller)   26 (1993/3/6) 6ft7in(2.01m) 210lb(95kg) ホーリークロス大学 
F/C 15 エリック・モアランド (Eric Moreland)   27 (1991/12/24) 6ft10in(2.08m) 238lb(108kg) オレゴン州立大学 
G/F 24 ノーマン・パウエル (Norman Powell)   26 (1993/3/25) 6ft4in(1.93m) 215lb(98kg) UCLA 
F 43 パスカル・シアカム (Pascal Siakam)   25 (1994/04/04) 6ft10in(2.08m) 227lb(103kg) ニューメキシコ州立大学 
G 23 フレッド・ヴァンブリート (Fred VanVleet)   25 (1994/02/25) 6ft0in(1.83m) 195lb(88kg) ウィチタ州立大学 

記号説明

外部リンク

更新日:2019年06月16日


年代別主要選手編集

太文字…殿堂入り選手 (C)…優勝時に在籍した選手 (M)…在籍時にMVPを獲得した選手 (50)…偉大な50人

コーチ、その他編集

歴代ヘッドコーチ編集

栄誉編集

雑学編集

チーム記録編集

脚注編集

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  1. ^ トレードで加入するはずのケニー・アンダーソンが移籍を拒否したことで、最終的にボストン・セルティックスチャンシー・ビラップスなどを含めた3チーム間の大型トレードが2月18日に行われた。
  2. ^ DeRozan scores franchise-high 52, Raptors beat Bucks 131-127”. ESPN.com (2018年1月1日). 2018年1月1日閲覧。
  3. ^ Game Preview: Raptors vs. Rockets”. nba.com (2018年3月9日). 2018年3月10日閲覧。 “This is the earliest date Toronto has ever qualified for the postseason and the fewest number of games played (64) to qualify”
  4. ^ Down at half, Lowry's 24, bench help Raps top Wiz 102-92” (英語). ESPN.com (2018年4月27日). 2018年4月28日閲覧。
  5. ^ プレーオフのシリーズ最終戦で決勝点となるブザービーターを決めたのは、過去にはマイケル・ジョーダンのみ(1989年、シカゴ・ブルズ)。当時プレーオフ1回戦は5試合制だったため、第7戦という条件も加えればNBA史上初となる。
  6. ^ このシーズン、ロードのウォリアーズ戦はレギュラーシーズンも含め4戦全勝した。

外部リンク編集