うずしお (列車)

岡山および高松から徳島間で運行されている、四国旅客鉄道および西日本旅客鉄道の特急列車

うずしおは、四国旅客鉄道(JR四国)および西日本旅客鉄道(JR西日本)が岡山駅高松駅 - 徳島駅間を宇野線本四備讃線予讃線瀬戸大橋線)・高徳線経由で運行する特急列車である。

うずしお
2700系気動車による特急「うずしお」
2700系気動車による特急「うずしお
概要
日本の旗 日本
種類 特急列車
現況 運行中
地域 岡山県・香川県・徳島県
前身 急行「阿波」「むろと」
運行開始 1988年4月10日
運営者 四国旅客鉄道(JR四国)
西日本旅客鉄道(JR西日本)
路線
起点 高松駅岡山駅
終点 徳島駅
営業距離 74.5 km (46.3 mi) (高松 - 徳島間)
146.3 km (90.9 mi) (岡山 - 徳島間)
運行間隔 16.5往復
列車番号 3000D+号数(高松発着)
5000D+号数(岡山発着)
使用路線 JR西日本:宇野線本四備讃線瀬戸大橋線
JR四国:本四備讃線・予讃線(瀬戸大橋線)・高徳線
車内サービス
クラス 普通車
座席 普通車指定席:1号車(半室、16号は全室)
普通車自由席:1 - 3号車(1号車半室、16号は1号車除く)
その他 「ゆうゆうアンパンマンカー」:2号車(185系・増結)
技術
車両 185系気動車
2600系気動車
2700系気動車
(JR四国高松運転所
軌間 1,067 mm
電化 直流1,500 V(岡山 - 高松間)[注釈 1]
非電化(高松 - 徳島間)
最高速度 最高130 km/h (81 mph)(2700系)
最高120 km/h (75 mph)(2600系)
最高110 km/h (68 mph)(185系)
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高徳線で運転されていた優等列車の沿革についても記述する。

概要編集

基本的に高松市徳島市の輸送を担う列車で、1988年4月10日に本四備讃線(瀬戸大橋線)の開通に伴い、それまで高松駅 - 徳島駅間で運転していた急行「阿波」をすべて特急に格上げするかたちで運転を開始した。1990年11月には、本四備讃線の開通時に「むろと」から改称された「阿波」も「うずしお」に吸収されている。

列車名は徳島県鳴門市兵庫県南あわじ市淡路島)の間にある鳴門海峡で発生する渦潮を平仮名表記したものである。「うずしお」の名称は1961年から1972年まで、大阪駅1964年以降は新大阪駅) - 宇野駅間を運行する特急の名称として使用されていた。この列車の沿革についてはマリンライナー#四国連絡列車沿革を参照のこと。

運行概況編集

2018年3月17日現在、高松駅 - 徳島駅間に14.5往復(下り15本・上り14本)、岡山駅 - 徳島駅間に2往復の計16.5往復(下り17本・上り16本)が運転されている。これは、気動車特急の運行本数としては同じくJR四国が運行する「宇和海」と共に日本最多である。なお、岡山駅発着の2往復(下り13・29号、上り6・22号)は、2001年3月3日からは宇多津駅 - 岡山駅間で「南風」と併結して運転されているが、線形の関係上、高松駅と宇多津駅で列車の進行方向が変わる。これらは現在では日本で定期運行を行う特急列車としては珍しく二回方向転換する列車である[注釈 2]

停車駅編集

2019年3月16日現在。

  • ●:全列車が停車
  • △:下りのみ停車
  • ▽:上りのみ停車
  • ★:過半数が停車
  • ◾️:一部列車が停車(過半数が通過)
  • -:通過
運行本数\駅名 岡山 児島 宇多津 高松 栗林 屋島 志度 オレンジタウン 讃岐津田 三本松 讃岐白鳥 引田 板野 池谷 勝瑞 徳島
下り1本/上り1本
下り1本/上り1本
下り13本/上り12本 ◾️ ◾️ ◾️ ◾️
下り2本/上り2本
(下り停車本数) 2 2 2 17 17 16 17 5 7 17 6 15 17 11 8 17
(上り停車本数) 2 2 2 16 16 13 16 5 6 16 6 12 16 11 7 16

高松駅 - 徳島駅間で上下全列車が停車するのは栗林・志度・三本松・板野の4駅のみで、それ以外の7駅の停車パターンに規則性がない(運行本数16.5往復に対して停車パターンが16通り存在する)ことから、多くの特急停車駅に掲出される時刻表では、特急の時刻とともに、その先の停車駅が頭文字で表記されている。

使用車両・編成編集

2018年3月17日現在の編成図
うずしお
← 徳島・宇多津
岡山・高松 →
22・29号
6 7
(自)
6・13号
6 7 8
(自)
2・3・7・10・16・19・25・28・31号
1 2 3
(自)
1・5・8・11・12・14・15・17・18・20・21・23・24・26・27・30・33号
1 2
(自)
4号
1 2 3 4 5
(自) (自)
9・32号
1 3
  • 全車禁煙
  • 16号の1号車は全席指定席。
  • 座席種別や両数が変更になる場合がある。
  • 6・13・22・29号は宇多津駅 - 高松駅間逆向き
凡例
指=普通車座席指定席
自=普通車自由席
()=バリアフリー対応設備設置車(2600系、2700系)

基本的には高松運転所に所属する車両が使用される。使用車両によって、ヘッドマークの色は異なる。

一列車あたりの車両数は、朝ラッシュ時の通勤・通学列車として利用の多い「うずしお4号」(高松駅 - 徳島駅間、5両編成)をのぞき、2両または3両編成で運転されている。ただし、阿波踊り期間中は5両編成に増結される列車もある。全列車が普通車のみで、グリーン車が連結されることはなく、指定席は常に1/3両から1両の設定で、自由席よりも多くなる列車はない[注釈 3]。これは高松駅 - 徳島駅間の運行距離が100 km未満であり、短距離利用の乗客が多く、頻繁に乗り降りがあるため自由席でも簡単に座れることなどの理由による。同じ車両で指定席と自由席に分かれる場合、「南風」などと同じく指定席部分には青色の座席カバーが装着される。

なお、高松駅・栗林駅・徳島駅以外の停車駅はホーム有効長が4両分しかないため、5両編成以上で運転される場合はドアカットを行う。

キハ185系気動車
剣山」や「むろと」の高松運転所からの送り込み運用を兼ねて、高松駅発着の1往復(9・32号)のみに充当されている[1]。このうち、9号は土休日などにキロハ186形を改造したイベント車両「ゆうゆうアンパンマンカー」が連結され、3両編成での運転になる。また、この車両の連結日には折り返しとなる32号も3両編成の運転になるが、「ゆうゆうアンパンマンカー」の営業は行わない。最高速度は110km/hである。
2600系気動車
2017年(平成29年)12月2日より使用されている。2018年(平成30年)3月17日以降は、「うずしお1・8・11・14・17・20・23・26号」で運行している[2]。なお、車両検査等の都合上、2000系やN2000系による代走を行う場合もある[2]。最高速度は120km/hである。
2700系気動車
2019年 (令和元年) 8月6日より使用されている。2019年 (令和元年) 9月28日以降は、「うずしお 4・5・7・10・12・15・18・21・24・25・27・28・30・31・33号」で運行されている。N2000系と同じ、最高速度は130km/hである。

過去の使用車両編集

キハ181系気動車
1993年(平成5年)に香川県と徳島県で開催された東四国国体秋季大会開催時期に2往復の定期列車に臨時運用で入り、5両または7両編成で運転された。同年3月の時点ですでに一般営業から離脱しており、この臨時運用で運転された「うずしお」がJR四国所有のキハ181系の特急列車としてのラストランとなった。
なお、先頭車のキハ181形にトイレが設置されていないこと、運転室後部に機械室が設置されているため座席数が確保できなかったこと、2両編成での運転が不可能であったことから、定期列車には使用されなかった。
2000系気動車2000系(N2000系)気動車
2011年(平成23年)3月のダイヤ改正以降は、最高速度130 km/h運転に対応するN2000系が限定使用されていた。
2000系気動車は、2011年(平成23年)3月のダイヤ改正で「南風」の一部と運用が入れ替えられ、定期運用からは撤退した。ただしダイヤが乱れた際やN2000系やキハ185系が緊急入場した場合、多客時(増結用含む)[3]には運用に就くことがあった。
2両編成の2号車(7号車)、3両編成の3号車(8号車)には、車いす対応座席が設置されていた。5両編成の4号は3・5号車に設置されていた。
岡山駅発着の列車は2001年(平成13年)以降「南風」と併結運転を行うため、号車番号は6 - 8号車が付番されていた。N2000系が導入された当初は4両編成だったが、利用者の減少などもあって2008年(平成20年)以降は3両編成となり、2011年(平成23年)3月以降は2両編成も存在した。
2020年(令和2年)7月の運用変更で、うずしおの定期運用から撤退した。


利用状況編集

2010年3月13日現在、日本の気動車特急で一番本数が多いとはいえ、列車1本あたりの利用者数は少ない。一日の平均利用者数は約3,500人で、四国内を走り、新幹線乗換駅を擁する岡山市と愛媛県高知県県庁所在地を結ぶ「しおかぜ」や「南風」に比べると少ない。

明石海峡大橋・高松自動車道開通以前編集

高徳線の高速化工事を施工して1988年に登場してから10年ほどは、増発や、割引乗車券類の発売、スピードアップ、急行の廃止を実施した関係もあり高徳線内の駅へのこまめな停車などで利便性を高め、利用者はわずかながら増加傾向にあった。当時、高松市と徳島市を結ぶ幹線道路は国道11号しかなく、しかも牟礼町(当時)から鳴門市にかけては全線片側1車線であり、高松・徳島両市の市街地流入部(特に徳島市街に入る吉野川大橋)での渋滞が頻発していたために2時間程度を要し、同区間を1時間15分程で結ぶ「うずしお」は所要時間で大きな優位性を持っていた。岡山駅発着列車は高松駅での乗換えが不要で、指定席は満席になる日も多く、常時4両編成で運転されていた。

明石海峡大橋・高松自動車道開通後編集

高速道路に対抗するため、明石海峡大橋開通前の1995年度から高徳線のさらなる高速化工事に着手し、1998年からは最高速度110km/hのキハ185系に代わって最高速度130km/hの振り子式気動車N2000系を投入するなどスピードアップを図り[4]、高松駅 - 徳島駅間の最速所要時間は55分となった。しかし、同年に明石海峡大橋が開通すると、徳島から京阪神への高速バスが設定されたことで、岡山を経由して大回りとなる鉄道を利用した徳島市 - 京阪神地区の利用客は減少した。さらに、2001年高松自動車道板野IC - 高松中央IC間が開通すると、高松市 - 徳島市間は自動車で1時間半程の所要時間となったほか、同区間の運賃を「うずしお」利用時の半額とした高速バス「高徳エクスプレス」も運行を開始し、自動車に対する優位性は失われ始めた。その後、本列車の利用客は年々減少の一途をたどっており、JR四国も対策を打ち出してはいるものの、高速道路網の急速な整備の中で利用客数の減少を防ぐことはできなかった。

現状編集

このような状況の中、JR四国はさまざまな巻き返しを図っている。徳島から距離の面で京阪神方面は高速バスが圧倒的に優位であることから、中国・九州方面への利用者増を狙って、「広島のぞみ往復きっぷ」、「博多のぞみ往復きっぷ」、「岡山・倉敷フリーきっぷ」などの割引乗車券を発売している。また徳島駅を5時台に発車する列車と高松駅を23時台に発車する列車を増発し、福岡広島での滞在時間の拡大を図った。しかし、徳島県東部は四国他県や中国・九州地方とのつながりが希薄である(この点は徳島県の項目を参照のこと)こともあり(後に高松駅23時台に発車の列車は廃止)、大幅な利用増には繋がっていない。

また、これまでも「Sきっぷ」と称する往復割引乗車券を発売するなどしてきたが、2005年7月には徳島 - 高松間にも新たな割引乗車券「週末自由席早トクきっぷ」を発売した。この切符は前日までに購入すれば同区間を往復2,720円と、通常運賃・料金のおよそ半額で利用でき、高速バスの往復運賃とほぼ同額で、片道あたりに換算すると普通運賃よりも安い。週末のみの利用で有効期限が2日とはいえ、今までにない大幅な割引で対抗しているが、一方の高速バス側も週末限定で運賃の上限を1,100円(平日は上限1,650円)に値下げして応戦している。「高徳エクスプレス」は高松・徳島とも最終便が19時台と早いという弱点を抱えていることから、遅い時間帯の列車を充実させている。また、一部の列車に「ゆうゆうアンパンマンカー」を連結し、子供連れの家族の利用促進を図っている。

通勤・通学での特急利用の促進にも力を入れている。特急利用の定期券「快てーき」は着実に利用者を増やしており、通勤・通学時間帯を走る「うずしお」4号は、5両編成で運転されるほか、「うずしお」29号は、岡山駅始発に加えて夕方のラッシュ時に重なることから、高松駅発車時点で立ち客が出るほどである。また、JR四国は、発足当初から通常の定期券利用者も自由席特急券を購入すれば、特急列車自由席に乗車できるようにしていたが、さらに定期券併用用の特急回数券、「快てーき回数券」を発売することで、増収に努めている。

JR四国では自由席特急料金も25kmまで330円、50kmまで530円と短距離では廉価に設定されており、高松駅 - 志度駅間や徳島駅 - 板野駅間など短区間での特急利用も多い。

臨時列車編集

阿波踊り号編集

徳島市で阿波踊りが開催される期間中は、定期「うずしお」の最終列車の後に、徳島駅→高松駅間で臨時特急列車として、「阿波踊り号」を運転している。予讃線の最終特急「ミッドナイトEXP高松」運転開始後は、同列車を徳島駅始発として「阿波踊り号」の列車名で運転し、高松駅以西は時刻が繰り下げとなっていた。2016年以降は高松までの運転になり、高松でミッドナイトEXP高松に乗り換えとなった。過去には団体輸送のため松山まで延長されたことがあり、その際松山駅到着は2時を過ぎていた。

2017年は従来の上り1本に加えて、新たに1往復が同年に登場した2600系気動車で運転された。送り込みのため、初めて下り列車「阿波踊り1号」が設定され、この列車が一般客が乗車できる初の2600系の運用となった。上りは新たに新設された列車が2号、従来からのものが4号となった[5]。なお。この追加された1往復はこの年限りとなった。

停車駅
徳島駅 - 池谷駅 - 板野駅 - 引田駅 - 三本松駅 - 讃岐津田駅 - 志度駅 - 屋島駅 - 栗林駅 - 高松駅

阿波踊り1・2号は太字の駅のみ停車。なお、2015年以前の高松駅以遠の停車駅は次の通り。

高松駅 - 坂出駅 - 宇多津駅 - 丸亀駅 - 多度津駅 - 詫間駅 - 高瀬駅 - 観音寺駅 - 川之江駅 - 伊予三島駅 - 新居浜駅 - 伊予西条駅

やくおうじ号編集

四国八十八箇所の23番札所薬王寺(最寄り駅は日和佐駅)への初詣参拝客のために、高松駅 - 日和佐駅間を高徳線・牟岐線経由で正月三が日に運行する臨時特急列車として「やくおうじ号」が運行される。以前は、臨時急行「やくし号」として運転され、「むろと」「阿波」と併結していた。「阿波」の廃止後は特急「やくし号」や「初詣やくし号」、「やくおうじ号」などとして運転され、「うずしお」と併結したり単独で運転したりしていた。2003年以降は「やくおうじ号」になっている。

1往復が運転されるが、2014年までは下りは高松駅→徳島駅間で「うずしお」7号と併結運転し、上りは志度駅で「うずしお」20号を待避するダイヤを組んでいた。2015年以降は、上りが徳島駅までの運転になり、更に、2020年のダイヤ(1月1日から1月5日までの1日1往復で運転)では下りも徳島からの運転及び運転時間の大幅な変更もされている。キハ185系気動車を使用し、普通車のみ2両編成で全車自由席である。「やくし号」、「初詣やくし号」時代は全車指定席で運転される場合もあった。

停車駅
徳島駅 - 南小松島駅 - 羽ノ浦駅 - 阿南駅 - 由岐駅 - 日和佐駅 - 牟岐駅
  • 一時期(2008年‐2019年)日和佐駅発着に戻されたことがあったが、現在は牟岐駅発着となっている。

高徳線優等列車沿革編集

 
急行「阿波」(1986年、高松駅)

国鉄時代編集

  • 1959年昭和34年):高松駅 - 徳島駅間を運行する準急列車阿波」(あわ)運転開始。
  • 1961年(昭和36年):「阿波」の一部列車に「なると」・「眉山」(びざん)の名称を与える。
    • 別名称を与えられた「なると」・「眉山」は宇高連絡船を介して宇野駅で接続する列車が決まっているため、その誘導のためとされている。[要出典]
  • 1962年(昭和37年):高松駅 - 牟岐駅間を運行する準急列車「むろと」運転開始。また、「眉山」・「なると」の名称を廃止。「阿波」に統合。
  • 1966年(昭和41年):準急「むろと」を急行列車に昇格。
  • 1968年(昭和43年):準急「阿波」を急行に昇格。
  • 1969年(昭和44年):急行「むろと」の一部を高徳本線内をノンストップとして、牟岐線区間への速達化を図る。(高徳間1時間22分)
  • 1975年(昭和50年):「阿波」の一部列車にグリーン車の連結を行う。その際、キロハ28 1を導入する。
  • 1980年(昭和55年)10月1日このときのダイヤ改正により、四国島内の急行列車へのグリーン車連結を廃止。
  • 1982年(昭和57年)11月15日ダイヤ改正で、急行「阿波」「むろと」にあった高徳本線内ノンストップ運行を終了。

民営化後編集

  • 1988年(昭和63年)
    • 4月10日:高松駅 - 徳島駅間運転の急行「阿波」をすべて特急列車に昇格し、全列車座席自由席列車である「うずしお」11往復で運転開始。1往復は瀬戸大橋線開業に伴い、岡山駅まで乗り入れ。「むろと」を「阿波」に名称変更。
      • 当初は、岡山駅発着列車も含めた全列車が2両編成(全車普通車自由席)での運転が計画されていた。これは日本国有鉄道(国鉄)・JRグループの特急列車史上最短編成となったが、瀬戸大橋線の開業ブームにより、運転開始当日から岡山駅発着列車で1両が増結され、これが恒常的に行われるようになった。そのため、すぐに全列車が3両編成に増強され、しばらくして岡山駅発着列車以外は2両編成で運転されるようになった。
    • 9月:「うずしお」の岡山駅乗り入れを2往復に増発。
  • 1989年平成元年)7月:瀬戸大橋上の騒音対策の関係で児島駅を通過とし、JR四国の乗務員が岡山駅まで乗務するようになる。
  • 1990年(平成2年)
    • 7月:「うずしお」の岡山駅乗り入れの2往復に指定席を連結。
    • 11月21日:急行「阿波」を「うずしお」に格上げし、13往復に。3往復が牟岐線に乗り入れを開始し、海部駅までは上り2本・下り1本となる。これにより、高徳線・牟岐線の優等列車は特急「うずしお」に統一。
  • 1992年(平成4年)3月:阿佐海岸鉄道阿佐東線開業で甲浦駅まで乗り入れ開始。
  • 1993年(平成5年)
    • 10月:「うずしお」の高松駅 - 徳島駅間が全列車3両編成での運転となり、指定席1両を連結。
    • 10月24日 - 29日に開催された東四国国体秋季大会に合わせて、2往復の定期列車に臨時運用としてキハ181系気動車が充当される。また、キハ185系でも一部がグリーン車(キロハ186形)を連結した4両から7両編成となり、うち下り3本・上り2本が岡山駅まで延長運転されたほか、臨時列車として上り「うずしお」86号(高松駅 - 岡山駅間)が運転された。
  • 1996年(平成8年)3月:「うずしお」の岡山駅乗り入れ2往復を含む6往復に、グリーン車指定席を連結。
  • 1998年(平成10年)
    • 3月14日:「うずしお」の岡山駅 - 徳島駅間2往復、高松駅 - 徳島駅間1往復にN2000系気動車を導入[4]。1往復増発し、14往復に。児島駅に停車するようになり、JR西日本とJR四国の乗務員交代も再び児島駅で行われるようになった。牟岐線優等列車は「うずしお」が上り1本・下り2本、「剣山」が上り2本・下り1本となる。また、高松駅 - 徳島駅間の最速達列車は、途中、志度駅・三本松駅のみ停車として、55分で運転した。
    • 10月3日:「うずしお」の高松駅 - 徳島駅間5往復にN2000系気動車を導入。1往復増発し、15往復になる。キハ185系のグリーン車の連結を中止。
  • 1999年(平成11年)3月13日:「うずしお」のほとんどの列車を2000系気動車とする。徳島駅で系統分離され、徳島駅 - 甲浦駅間が上り1本・下り2本、徳島駅 - 牟岐駅間1往復は特急「むろと」となる。牟岐線に入る「剣山」は上り1本となる。

2000年代の動き編集

  • 2001年(平成13年)3月3日:ダイヤ改正により、次のように変更。
    • 1本のみ予讃線伊予西条発の列車が設定される。
    • 岡山駅発着列車は従来停車していた坂出駅を通過とし、宇多津駅に停車するようになる。同時に、岡山駅 - 宇多津駅間で「南風」と併結運転を行うようになる。
  • 2002年リバイバルトレインとして西日本旅客鉄道(JR西日本)のキハ181系国鉄特急色編成による「うずしお」が高松駅→徳島駅間で運転。
     
    リバイバルトレイン キハ181系「うずしお」
  • 2003年(平成15年)10月1日:伊予西条発の列車が高松駅で系統分離され、伊予西条駅 - 高松駅間は「いしづち」となる。
  • 2005年(平成17年)3月1日:「うずしお」を1往復増発し、16往復になる。
  • 2008年(平成20年)3月15日:全車禁煙になる[6]

2010年代の動き編集

  • 2011年(平成23年)3月12日:ダイヤ改正により、次のように変更[7]
    • エル特急の呼称を廃止。
    • 讃岐白鳥駅への停車が1往復増加。
    • 「うずしお」4号を毎日5両編成、折り返しとなる「うずしお」3号(平日は5両、土曜・休日は3両)を毎日2両編成での運転に変更。これによって捻出した3両を活用することで、新たに「うずしお」5号を増発し、上り16本・下り17本になる。
  • 2012年(平成24年)3月17日:ダイヤ改正により、次のように変更[8]
    • 栗林駅・屋島駅・引田駅・板野駅・勝瑞駅への停車を拡大(勝瑞駅のみ臨時停車扱い)。これにより、栗林駅と板野駅に全列車が停車するようになる。
    • 「うずしお」4号の土休日を4両編成に、「うずしお」5号の土休日・「うずしお」31号の金曜・土曜・休前日を2両編成に変更。
  • 2014年(平成26年)3月15日:「うずしお」29号が讃岐白鳥駅に停車するようになる[9]
  • 2016年(平成28年)3月26日:「しおかぜ」及び「いしづち」への8600系投入により「しおかぜ」と「宇和海」の運転を完全に分離したことにより、「宇和海」の運転本数が増加。「宇和海」と共に気動車による最多運転本数の特急列車となる。
  • 2017年(平成29年)12月2日: 「うずしお」9・14・15・20・21・26号で 2600系が営業運転を開始[2]
  • 2018年(平成30年)3月17日:ダイヤ改正により、次のように変更[10]
    • 2600系充当列車を4往復に増発。
    • 高松駅6:12発の「うずしお」1号増発。
    • 高松駅23:20発の「うずしお」33号廃止。
  • 2019年令和元年)9月28日:「うずしお4号、5号、7号、10号、12号、15号、18号、21号、24号、25号、27号、28号、30号、31号、33号(一部9/27から)」に2700系気動車が導入され、定期運用を開始[11]

2020年代の動き編集

関連項目編集

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ この区間も気動車を使用。
  2. ^ 他に「九州横断特急・あそ・あそぼーい!」が立野駅で2回方向転換する。
  3. ^ 「ゆうゆうアンパンマンカー」を連結して営業している場合を除く。

出典編集

  1. ^ 『列車編成席番表 2010冬』交通新聞社
  2. ^ a b c 新型特急気動車「2600 系」の営業運転開始について (PDF)”. 四国旅客鉄道 (2017年9月25日). 2017年9月25日閲覧。
  3. ^ 『徳島市阿波おどり』にあわせて増結運転 - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース 2016年8月15日
  4. ^ a b 鉄道ジャーナル』第32巻第3号、鉄道ジャーナル社、1998年3月、 89頁。
  5. ^ 夏の臨時列車運転のお知らせ四国旅客鉄道ニュースリリース2017年5月19日
  6. ^ “平成20年3月ダイヤ改正について” (プレスリリース), 四国旅客鉄道, (2007年12月20日), オリジナルの2007年12月23日時点におけるアーカイブ。, http://web.archive.org/web/20071223144803/http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/07-12-20/03.htm 2007年12月23日閲覧。 
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