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アルバート・ラスカー基礎医学研究賞

アルバート・ラスカー基礎医学研究賞(アルバート・ラスカーきそいがくけんきゅうしょう)は、アルバート・ラスカー医学研究賞の一部門。ラスカー財団によって授与される国際的な医学賞の一つで、障害の原因を取り除くための技術・情報・概念をもたらす基礎的な発見を成し遂げた科学者を対象とする[1]

アルバート・ラスカー基礎医学研究賞
Albert Lasker Basic Medical Research Award
受賞対象 障害や死の原因を取り除くための技術・情報・概念をもたらす基礎的な発見
アメリカ合衆国
授与者 ラスカー財団
初回 1946年
最新回 2018年
最新受賞者 チャールズ・デビッド・アリス
マイケル・グルンスタイン
公式サイト http://www.laskerfoundation.org/awards/

ノーベル生理学・医学賞の受賞者がそれに先行して本賞を受賞している場合が多く、その割合は約50%に達する。

目次

歴代受賞者編集

1940年代編集

年度 受賞者 国籍 受賞理由
1946年   カール・コリ
Carl Ferdinand Cori
  アメリカ合衆国
  チェコ出身)
炭水化物の代謝経路(コリ回路)解明に対する貢献
1947年   オズワルド・アベリー
Oswald Avery
  アメリカ合衆国
  カナダ出身)
細菌の化学組成に関する研究
  ホーマー・スミス
Homer W. Smith
  アメリカ合衆国 心血管系および腎臓生理学に関する研究
1948年   ヴィンセント・デュ・ヴィニョー
Vincent du Vigneaud
  アメリカ合衆国 動物の栄養吸収におけるメチル基転移に関する研究、およびビオチンならびにペニシリンの合成
  セルマン・ワクスマン
Selman Waksman
  アメリカ合衆国
  ウクライナ出身)
土壌微生物の抗菌活性に関する研究、および(ワクスマンのみ)ストレプトマイシンの発見
ルネ・デュボス
René Dubos
  アメリカ合衆国
  フランス出身)
1949年 アンドレ・フレデリック・クルナン
André Frédéric Cournand
  アメリカ合衆国
  フランス出身)
心血管疾患に関する研究および心臓カテーテル法の開発
ウィリアム・S・ティレット
William S. Tillett
  アメリカ合衆国 ストレプトキナーゼの発見と単離
L・ロイヤル・クリステンセン
L. Royal Christensen
  アメリカ合衆国

1950年代編集

年度 受賞者 国籍 受賞理由
1950年 ジョージ・ウェルズ・ビードル
George Wells Beadle
  アメリカ合衆国 代謝過程の調節における遺伝子の重要性に関する基礎研究
1951年   カール・F・マイヤー
Karl Friedrich Meyer
  アメリカ合衆国
  スイス出身)
寄生虫学への貢献
1952年   フランク・マクファーレン・バーネット
Frank Macfarlane Burnet
  オーストラリア ウイルスの遺伝情報伝達に関する研究
1953年   ハンス・クレブス
Hans Adolf Krebs
  イギリス
  ドイツ出身)
尿素回路およびクエン酸回路の発見
  マイケル・ハイデルベルガー
Michael Heidelberger
  アメリカ合衆国 免疫化学的定量法に関する新たな分野の開発
  ジョージ・ワルド
George Wald
  アメリカ合衆国 ヒトの視覚に関する生理学的研究
1954年 エドウィン・アストウッド
Edwin B. Astwood
  アメリカ合衆国 甲状腺機能亢進症の治療法開発につながる、内分泌機能の基本的理解に対する貢献
ジョン・フランクリン・エンダース
John Franklin Enders
  アメリカ合衆国 急性灰白髄炎(ポリオ)・流行性耳下腺炎(おたふく風邪)・麻疹の原因ウイルスの培養法確立
  セント=ジェルジ・アルベルト
Albert Szent-Györgyi
  アメリカ合衆国
  ハンガリー出身)
アクトミオシンの発見を含む、心血管疾患に関する研究
1955年 カール・P・リンク
Karl Paul Link
  アメリカ合衆国 血栓の形成機序解明および血栓塞栓症の治療法開発
カール・J・ウィガーズ
Carl J. Wiggers
  アメリカ合衆国 心血管系の生理学に対する多大な貢献
1956年 カール・マイヤー
Karl Meyer
  ドイツ 関節炎リウマチに対する新たな理解をもたらす、結合組織の構成要素に関する先駆的研究
フランシス・シュミット
Francis O. Schmitt
  アメリカ合衆国
1957年 アイザック・スタール
Isaac Starr
  アメリカ合衆国 心臓循環系に関する基礎研究および心弾動計の開発
1958年 ペイトン・ラウス
Francis Peyton Rous
  アメリカ合衆国 発がんの原因、抗体の起源、および血球産生と破壊のメカニズムに関する新たな知見獲得への貢献
セオドア・パック
Theodore Puck
  アメリカ合衆国 哺乳類細胞の純粋培養法の開発
  アルフレッド・ハーシー
Alfred Hershey
  アメリカ合衆国 ウイルスの複製過程における核酸の役割と伝達機構の発見
ゲルハルト・シュラム
Gerhard Schramm
  ドイツ
  ハインツ・フレンケル=コンラート
Heinz Fraenkel-Conrat
  アメリカ合衆国
  ドイツ出身)
アーヴァイン・ページ
Irvine Page
  アメリカ合衆国 高血圧の基本機構解明への多大な貢献
1959年 アルバート・クーンズ
Albert Coons
  アメリカ合衆国 感染症研究の有用な手段となった、免疫蛍光法の開発
ジュール・フロイント
Jules T. Freund
  アメリカ合衆国
  ハンガリー出身)
結核マラリア狂犬病ポリオなどに対する免疫学アレルギー分野での新たな発見

1960年代編集

年度 受賞者 国籍 受賞理由
1960年 エルンスト・ルスカ
Ernst Ruska
  ドイツ 電子顕微鏡の開発
  ジェームズ・ヒリアー
James Hillier
  カナダ
ジェームズ・ニール
James V. Neel
  アメリカ合衆国 ヒト遺伝学研究の発展に対する貢献、および(Neelのみ)サラセミア鎌状赤血球症に関する研究
ライオネル・ペンローズ
Lionel S. Penrose
  イギリス
  モーリス・ウィルキンス
Maurice H.F. Wilkins
  イギリス DNAの構造解明における貢献
  フランシス・クリック
Francis Crick
  イギリス
  ジェームズ・ワトソン
James D. Watson
  アメリカ合衆国
1962年 チョー・H・リー(李卓皓)
Choh Hao Li
  アメリカ合衆国
  中華民国(国民政府)
6種類のホルモンの分離同定を含む、下垂体前葉由来ホルモンの化学特性理解への貢献
1963年 ライマン・C・クレイグ
Lyman C. Craig
  アメリカ合衆国 化学物質の分離手法開発および抗生物質の構造研究
1964年   レナート・ドゥルベッコ
Renato Dulbecco
  アメリカ合衆国
  イタリア出身)
腫瘍ウイルスと発がんの関係についての基礎的な貢献
ハリー・ルービン
Harry Rubin
  アメリカ合衆国
1965年   ロバート・W・ホリー
Robert W. Holley
  アメリカ合衆国 アミノ酸転移RNA(Amino acid transfer RNA)の化学構造決定
1966年 ジョージ・エミール・パラーデ
George Emil Palade
  アメリカ合衆国
  ルーマニア出身)
電子顕微鏡による細胞生物学への貢献
1967年 バーナード・ブローディ
Bernard Brodie
  イギリス アセトアニリドプロカインアミドの研究を含む、生化学的薬理学における偉大な貢献
1968年   ハー・ゴビンド・コラナ
Har Gobind Khorana
  アメリカ合衆国
  インド(現  パキスタン)出身)
遺伝暗号の解読に対する貢献
  マーシャル・ニーレンバーグ
Marshall Warren Nirenberg
  アメリカ合衆国
ウィリアム・ウィンドル
William Windle
  アメリカ合衆国 脳への傷害とその影響についての研究を含む、発生生物学における基本原理の発見
1969年   ロバート・メリフィールド
Robert Bruce Merrifield
  アメリカ合衆国 タンパク質およびペプチド固相合成法の開発

1970年代編集

年度 受賞者 国籍 受賞理由
1970年   エール・サザランド
Earl Wilbur Sutherland Jr.
  アメリカ合衆国 環状アデノシン一リン酸(cAMP)およびそのホルモン作用機序における重要な役割の発見
1971年   シーモア・ベンザー
Seymour Benzer
  アメリカ合衆国 分子遺伝学に対する顕著な貢献
シドニー・ブレナー
Sydney Brenner
  南アフリカ共和国
チャールズ・ヤノフスキー
Charles Yanofsky
  アメリカ合衆国
1974年   ルドヴィク・グロス
Ludwik Gross
  アメリカ合衆国
  ポーランド出身)
哺乳類白血病ウイルス腫瘍ウイルスの発見、およびその生物学的・疫学的評価
  ハワード・E・スキッパー
Howard E. Skipper
  アメリカ合衆国 がんの化学療法確立に対する貢献
  ソル・スピーゲルマン
Sol Spiegelman
  アメリカ合衆国 分子ハイブリダイゼーション手法の開発および最初の感染性核酸の合成
  ハワード・マーティン・テミン
Howard Martin Temin
  アメリカ合衆国 RNA腫瘍ウイルスの生物学的特性およびその作用機序に関する研究
1975年   ロジェ・ギルマン
Roger Guillemin
  フランス 視床下部内分泌系の相互作用に対する知識の拡大
  アンドリュー・ウィクター・シャリー
Andrew Schally
  アメリカ合衆国
  ポーランド出身)
フランク・J・ディクソン
Frank J. Dixon
  アメリカ合衆国 新たな医学分野としての免疫病理学の導入に対する貢献
ヘンリー・G・クンケル
Henry G. Kunkel
  アメリカ合衆国
1976年   ロサリン・ヤロー
Rosalyn S. Yalow
  アメリカ合衆国 ラジオイムノアッセイの原理の発見および技術開発
1977年   スネ・ベリストローム
Sune Bergström
  スウェーデン プロスタグランジンの単離およびその化学構造決定における業績
ベンクト・サミュエルソン
Bengt I. Samuelsson
  スウェーデン プロスタグランジン生合成・代謝機構の解析および測定手法の開発における優れた業績
  ジョン・ベーン
John Vane
  イギリス 血栓形成阻害作用を有するエイコサノイドの1種、プロスタサイクリンの発見
1978年 ハンス・コステリッツ
Hans Kosterlitz
  イギリス
  ドイツ出身)
オピオイド受容体と内因性エンケファリンとの関係を明らかにした先駆的研究
ジョン・ヒューズ
John Hughes
  イギリス エンケファリンの特異構造決定およびその起源の同定
  ソロモン・スナイダー
Solomon H. Snyder
  アメリカ合衆国 オピオイド受容体の発見およびエンケファリンとの相互作用に関する先駆的業績
1979年   ウォルター・ギルバート
Walter Gilbert
  アメリカ合衆国 高速DNAシークエンシングを可能とする新技術開発
  フレデリック・サンガー
Frederick Sanger
  イギリス
  ロジャー・スペリー
Roger W. Sperry
  アメリカ合衆国

1980年代編集

年度 受賞者 国籍 受賞理由
1980年   ポール・バーグ
Paul Berg
  アメリカ合衆国 組換えDNA技術の開発
  ハーバート・ボイヤー
Herbert Boyer
  アメリカ合衆国 酵素プラスミド・DNA合成への組換えDNA技術の応用
  スタンリー・ノルマン・コーエン
Stanley Norman Cohen
  アメリカ合衆国 組換えDNA技術への広範な貢献および細胞間での遺伝子移植の達成
A・デール・カイザー
A. Dale Kaiser
  アメリカ合衆国 一本鎖DNAの研究を通じた、組換えDNA技術開発への決定的役割
1981年   バーバラ・マクリントック
Barbara McClintock
  アメリカ合衆国 DNA内での位置を移動できる塩基配列トランスポゾン)の発見
1982年   J・マイケル・ビショップ
J. Michael Bishop
  アメリカ合衆国 癌遺伝子の解析およびそれらが正常細胞に存在することの発見
レイモンド・エリクソン
Raymond Erikson
  アメリカ合衆国 癌遺伝子によって作られるタンパク質の同定と機能解析
花房秀三郎
Hidesaburo Hanafusa
  日本 RNA腫瘍ウイルスによる発癌機構およびウイルスゲノム内に存在する癌遺伝子の役割に関する研究
  ハロルド・ヴァーマス
Harold E. Varmus
  アメリカ合衆国 細胞性癌遺伝子とその制御に関する追究
  ロバート・ギャロ
Robert Gallo
  アメリカ合衆国 ヒト白血病リンパ腫の原因となるRNA腫瘍ウイルスの発見を導いた先駆的研究
1983年   エリック・カンデル
Eric Kandel
  アメリカ合衆国 細胞生物学的技術を適用した、学習記憶のメカニズム解明
ヴァーノン・マウントキャッスル
Vernon B. Mountcastle
  アメリカ合衆国 脳における情報の把握と構成、知覚刺激を行動に変換する能力に関する諸発見
1984年 マイケル・ポッター
Michael Potter
  アメリカ合衆国 ハイブリドーマ作製に道を開いた、免疫グロブリン分子に関する基礎研究
  セーサル・ミルスタイン
César Milstein
  イギリス
  アルゼンチン
ハイブリドーマ作製の初成功
ジョルジュ・J・F・ケーラー
Georges J. F. Köhler
  ドイツ 骨髄腫細胞を用いてのハイブリドーマ作製の成功
1985年   マイケル・ブラウン
Michael S. Brown
  アメリカ合衆国 心血管疾患治療に新たな道を開く、コレステロール代謝における基本機構の発見
  ジョーゼフ・ゴールドスタイン
Joseph L. Goldstein
  アメリカ合衆国
1986年   リータ・レーヴィ=モンタルチーニ
Rita Levi-Montalcini
  イタリア 細胞の成長は可溶性物質に制御されるという概念の確立、および神経成長因子(NGF)の発見
  スタンリー・コーエン
Stanley Cohen
  アメリカ合衆国 上皮成長因子(EGF)の発見および生化学的解析
1987年   ルロイ・フッド
Leroy Hood
  アメリカ合衆国 免疫系の体細胞組換えに関する研究
フィリップ・レダー
Philip Leder
  アメリカ合衆国 発癌に関する遺伝学的研究およびトランスジェニック動物の開発
  利根川進
Susumu Tonegawa
  日本 抗体の多様性が遺伝子再構成によって生じていることの鮮やかな証明
1988年   トーマス・チェック
Thomas Cech
  アメリカ合衆国 RNAによる触媒機能の研究
  フィリップ・シャープ
Phillip A. Sharp
  アメリカ合衆国 RNAスプライシング機構に関する一連の発見
1989年 マイケル・ベリッジ
Michael Berridge
  イギリス イノシトールトリスリン酸(IP3)による細胞内カルシウム濃度の調節ならびに細胞活動制御機構に関する研究
  アルフレッド・ギルマン
Alfred G. Gilman
  アメリカ合衆国 細胞内シグナル伝達における先駆的研究およびその主要な調節因子であるGタンパク質の発見
エドヴィン・クレープス
Edwin G. Krebs
  アメリカ合衆国 酵素活性化におけるリン酸化の重要性およびプロテインキナーゼの役割に関する発見
  西塚泰美
Yasutomi Nishizuka
  日本 シグナル伝達経路解明への貢献、および発癌物質によるプロテインキナーゼC活性化を介した細胞増殖誘導の発見

1990年代編集

年度 受賞者 国籍 受賞理由
1991年 エドワード・ルイス
Edward B. Lewis
  アメリカ合衆国 ホメオティック遺伝子の役割を解明し、現代の胚発生研究への道を開いたBithorax複合体の基礎研究
  クリスティアーネ・ニュスライン=フォルハルト
Christiane Nüsslein-Volhard
  ドイツ 生物の基本的な体の構造を作り出すための遺伝子発見を導いた、発生生物学における新分野の開拓
1993年   ギュンター・ブローベル
Günter Blobel
  ドイツ シグナルペプチドによる細胞内タンパク質の輸送・局在化機構の発見
1994年   スタンリー・B・プルシナー
Stanley B. Prusiner
  アメリカ合衆国 神経変性疾患の原因となる、新たなタイプの感染因子(プリオン)の発見
1995年   ピーター・ドハーティー
Peter C. Doherty
  オーストラリア 主要組織適合遺伝子複合体(MHC)拘束性の発見
ジャック・ストロミンガー
Jack L. Strominger
  アメリカ合衆国 MHCクラスI・クラスIIタンパク質およびそのペプチド複合体の単離と構造解明
エミル・ウナヌー
Emil R. Unanue
  キューバ MHCペプチド結合と抗原提示に関する独創的な発見
ドン・ワイリー
Don C. Wiley
  アメリカ合衆国 MHCおよび抗原複合体の三次元構造の可視化
  ロルフ・ツィンカーナーゲル
Rolf M. Zinkernagel
  スイス MHC拘束性およびaltered-self hypothesisに関する重要な発見
1996年   ロバート・ファーチゴット
Robert F. Furchgott
  アメリカ合衆国 血管内皮由来弛緩因子(EDRF)の発見および心血管疾患治療との関連研究
  フェリド・ムラド
Ferid Murad
  アメリカ合衆国 EDRFとしての一酸化窒素の発見およびサイクリックGMPを介したそのシグナル伝達経路の解明
1997年   マーク・プタシュネ
Mark Ptashne
  アメリカ合衆国 転写因子による遺伝子発現機構の解明
1998年 リーランド・ハートウェル
Leland H. Hartwell
  アメリカ合衆国 酵母カエルヒトなど、すべての真核生物に共通する細胞分裂調節機構に関する研究
増井禎夫
Yoshio Masui
  日本
  ポール・ナース
Paul Nurse
  イギリス
1999年 クレイ・アームストロング
Clay Armstrong
  アメリカ合衆国 細胞の膜電位を制御するイオンチャネルの機能および構造の解明
バーティル・ヒル
Bertil Hille
  アメリカ合衆国
  ロデリック・マキノン
Roderick MacKinnon
  アメリカ合衆国

2000年代編集

年度 受賞者 国籍 受賞理由
2000年   アーロン・チカノーバー
Aaron Ciechanover
  イスラエル ユビキチンを介したタンパク質分解経路の発見
  アブラム・ハーシュコ
Avram Hershko
  イスラエル
アレクサンダー・バーシャフスキー
Alexander Varshavsky
  アメリカ合衆国
  ロシア出身)
2001年   マリオ・カペッキ
Mario Capecchi
  アメリカ合衆国
  イタリア出身)
ヒト疾患の動物モデル作出を可能とする、画期的なマウス遺伝子操作技術の開発
  マーティン・エヴァンズ
Martin Evans
  イギリス
  オリヴァー・スミティーズ
Oliver Smithies
  アメリカ合衆国
  イギリス出身)
2002年 ジェームズ・ロスマン
James Rothman
  アメリカ合衆国 細胞内膜輸送(小胞輸送)を調節する機構の発見
  ランディ・シェクマン
Randy Schekman
  アメリカ合衆国
2003年 ロバート・ローダー
Robert G. Roeder
  アメリカ合衆国 真核生物RNAポリメラーゼ転写機構に関する先駆的な研究
2004年 ピエール・シャンボン
Pierre Chambon
  フランス 胚発生や多様な代謝経路調節に関与する核内受容体の発見
ロナルド・エヴァンス
Ronald M. Evans
  アメリカ合衆国
  エルウッド・ジェンセン
Elwood V. Jensen
  アメリカ合衆国
2005年 アーネスト・マコラック
Ernest McCulloch
  カナダ 造血幹細胞の発見
ジェイムズ・ティル
James Till
  カナダ
2006年   エリザベス・H・ブラックバーン
Elizabeth Blackburn
  アメリカ合衆国
  オーストラリア
テロメアを伸長し、ゲノムの安定性を保持する酵素テロメラーゼの発見
  キャロル・W・グライダー
Carol W. Greider
  アメリカ合衆国
  ジャック・W・ショスタク
Jack W. Szostak
  アメリカ合衆国
2007年 ラルフ・スタインマン
Ralph M. Steinman
  カナダ 免疫系の重要な構成要素である樹状細胞の発見
2008年   ヴィクター・アンブロス
Victor Ambros
  アメリカ合衆国 動植物の遺伝子発現を調節する微小なRNAマイクロRNA)の発見
  デイヴィッド・ボールコーム
David Baulcombe
  イギリス
ゲイリー・ラブカン
Gary Ruvkun
  アメリカ合衆国
2009年   ジョン・ガードン
John Gurdon
  イギリス 分化した成熟細胞を初期の幹細胞へと誘導する、細胞核再プログラミング(nuclear reprogramming)に関する発見
  山中伸弥
Shinya Yamanaka
  日本

2010年代編集

年度 受賞者 国籍 受賞理由
2010年 ダグラス・コールマン
Douglas L. Coleman
  カナダ 食欲体重を調節するホルモンレプチンの発見
  ジェフリー・フリードマン
Jeffrey M. Friedman
  アメリカ合衆国
2011年 フランツ=ウルリッヒ・ハートル
Franz-Ulrich Hartl
  ドイツ タンパク質折りたたみ機構に関する発見
アーサー・ホーウィッチ
Arthur L. Horwich
  アメリカ合衆国
2012年   マイケル・シーツ
Michael Sheetz
  アメリカ合衆国 細胞内での運搬、筋収縮、および細胞の移動を可能にするモータータンパク質に関する発見
James Spudich
James Spudich
  アメリカ合衆国
  ロナルド・ベール
Ronald Vale
  アメリカ合衆国
2013年 リチャード・シェラー
Richard H. Scheller
  アメリカ合衆国 神経伝達物質の急速な放出の基礎となる、分子機構および調節システムに関する発見
  トーマス・スードフ
Thomas C. Südhof
  アメリカ合衆国
  ドイツ出身)
2014年 森和俊
Kazutoshi Mori
  日本 小胞体において折りたたみを誤った有害なタンパク質を検出し、ストレスを解消するためのシグナルをに伝える細胞内品質保持システム、小胞体ストレス応答に関する発見
  ピーター・ウォルター
Peter Walter
  アメリカ合衆国
2015年 スティーブン・エレッジ
Stephen J. Elledge
  アメリカ合衆国 すべての生物のゲノムを保護する基本的機構である、DNA損傷応答に関する発見[2]
  エベリン・ウィトキン
Evelyn M. Witkin
  アメリカ合衆国
2016年 ウィリアム・ケリン
William Kaelin Jr.
  アメリカ合衆国 細胞の生存に必須のプロセスである、酸素利用率の変化を感知し適応するための経路の発見[3]
  ピーター・ラトクリフ
Peter J. Ratcliffe
  イギリス
グレッグ・セメンザ
Gregg L. Semenza
  アメリカ合衆国
2017年   マイケル・ホール
Michael N. Hall
  アメリカ合衆国
  スイス
ラパマイシン標的タンパク質(TOR)および細胞成長の代謝調節におけるその中心的役割に関する発見[4]
2018年   チャールズ・デビッド・アリス
Charles David Allis
  アメリカ合衆国 ヒストンの化学修飾による遺伝子発現への影響に関する発見[5]
マイケル・グルンスタイン
Michael Grunstein
  アメリカ合衆国
  ルーマニア出身)

国籍欄に二つ表示のある者は二重国籍者。

出典・脚注編集

  1. ^ The Lasker Awards Overview”. Lasker Foundation. 2011年11月12日閲覧。
  2. ^ Award Description”. Lasker Foundation. 2015年9月8日閲覧。
  3. ^ Award Description”. Lasker Foundation. 2016年10月9日閲覧。
  4. ^ Award Description”. Lasker Foundation. 2017年9月12日閲覧。
  5. ^ Award Description”. Lasker Foundation. 2018年9月15日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集