レッドブル・ジュニアチーム

レッドブル・ジュニアチーム (Red Bull Junior Team) は、オーストリアエナジードリンクメーカー、レッドブルが運営するレーシングドライバー育成プログラムである。オーストリア出身の元F1ドライバー、ヘルムート・マルコが責任者を務める。

ユーロF3参戦時のセバスチャン・ベッテル(2006年)

概要 編集

レッドブルは1995年よりF1ザウバーへの支援を開始。1999年よりヘルムート・マルコのチーム(RMSマルコ)と提携し、国際F3000選手権に「Red Bull Junior Team」として参戦。2001年に「未来のF1チャンピオンを探す」という目的でジュニアチームが発足した[1]。これと並行して、2002年から2005年までアメリカ人F1ドライバーの卵を発掘するレッドブル・ドライバーサーチ(Red Bull Driver Search)も行われた。

ジュニアチームに選ばれた若手ドライバーはレッドブルが提携するレーシングチームに所属し、ヨーロッパ各国(各地域)で行われているジュニアフォーミュラシリーズに参戦する。初期はオーストリアやアメリカの出身者が多く選ばれたが、その後はヨーロッパに限らず南米・オセアニア・アジアにも対象を広げている。日本人では黒田吉隆(2006年)と角田裕毅(2019年)、岩佐歩夢(2021年)が選ばれて、特に角田は2021年からF1にステップアップを果たしている。

レッドブルは2005年にジャガー、2006年にミナルディを買収し、レッドブル・レーシングスクーデリア・アルファタウリ(旧スクーデリア・トロ・ロッソ)という2つのF1チームを保有している。ジュニアチーム所属者はこれらのチームのリザーブドライバーやテストドライバーを経験してから、先ず中堅チームのトロ・ロッソでF1デビューを果たし、実力と運があればトップチームのレッドブル・レーシングへ昇格するチャンスを得る。カート時代の1998年よりレッドブルの支援を受け、2010年から2013年まで4年連続F1ドライバーズチャンピオンに輝いたセバスチャン・ベッテル[2]は、このプログラムの最大の成功例といえ、他にも2021年2022年のF1ドライバーズチャンピオンのマックス・フェルスタッペンダニエル・リカルドカルロス・サインツJr.といったトップドライバーを輩出し、F1以外にもセバスチャン・ブエミブレンドン・ハートレイアントニオ・フェリックス・ダ・コスタといったドライバーもレッドブルジュニアの出身である。

特徴 編集

様々な自動車メーカーやレーシングチームが若手ドライバー育成プログラムを運営しているが、レッドブルの様にトップカテゴリまで完全自前主義を標榜しているところは珍しく、その組織の中からベッテルやマックス・フェルスタッペンダニエル・リチャルドのような成功例が生まれている。年齢やキャリアにこだわらないのも特徴的で、2017年現在のF1最年少出走記録の上位3名(フェルスタッペン、ダニール・クビアトハイメ・アルグエルスアリ)はいずれもジュニアチームからトロ・ロッソ経由で10代でF1デビューしている。フェルスタッペンの場合はジュニアチーム入りと同時にF1参戦が内定し、17歳という異例の若さでF1デビューを果たした。

一方で、期待されたパフォーマンスを示せない者は1〜2年で支援を打ち切られるケースが多く、F1昇格目前で進路を断たれた者もいる。アントニオ・フェリックス・ダ・コスタマカオGPを制覇して次期F1ドライバーの候補になったが、フォーミュラ・ルノー3.5でタイトルを逃したことで昇格を見送られた[3][4]。マカオGPを連覇したダニエル・ティクトゥムも、スーパーフォーミュラでの成績が芳しくなかったことを理由に放出された[5]

F1昇格組ではアルグエルスアリは当時史上最年少(19歳125日)でF1デビューし、2011年シーズンには当時のトロ・ロッソの歴史においてベッテルに次ぐ成績を記録したにもかかわらずシートを喪失し[6]、2015年には25歳でレーサーを引退した[7]ジャン=エリック・ベルニュは入賞数やポイントでチームメイトを上回ったシーズンがあったにもかかわらず、リチャルドやクビアト昇格が優先されたことや後輩に押し出される形でF1のシートを喪失した。 そのうち、クビアトは、2013年にGP3のタイトル獲得後、2014年からトロ・ロッソでF1へ参戦し、2015年にはレッドブルへ昇格。だが、2016年シーズン序盤にフェルスタッペンと交代でトロ・ロッソへ降格させられ、2017年シーズン終盤にはトロ・ロッソからも放出された[8]が、2018年のフェラーリの開発ドライバーを経て、2019年に再びトロ・ロッソのシートを得たものの、2020年は後輩となる角田裕毅の起用に合わせ同チームのシートを喪失した。

しかし、ジュニアチーム(およびレッドブル傘下)から放出されたのち、キャリアを再構築して、別カテゴリーで成功を収めたドライバーもいる。ニール・ジャニは1年限りで放出されたが、スポーツカーレースに転向し、2014年からポルシェのワークスドライバーとしてル・マン24時間レース制覇やFIA 世界耐久選手権 (WEC) ドライバーズチャンピオン獲得を経験した。ベルニュは放出当時新シリーズとして発足したフォーミュラEでトップドライバーの地位を確立し、2シーズン連続チャンピオンを獲得した。また、セバスチャン・ブエミはトロ・ロッソから放出された後も開発能力を買われてレッドブルの開発ドライバーを務めながら、WECではトヨタ、フォーミュラEではe.damsルノー日産)の主力ドライバーとして活動し、両カテゴリーでのタイトル獲得も達成している。前述のダ・コスタもレッドブルの育成を外された後もフォーミュラEやWECで実績を重ねており、ティクトゥムはジュニアチームを解雇された後も自力でF2のシートを獲得し、2020年からはウィリアムズF1の開発ドライバーを勤めている。

また、放出後の他カテゴリーでの実績が評価され、レッドブル傘下に呼び戻されF1デビューを果たすケースも一時期あった。ブレンドン・ハートレイはジャニと同じくスポーツカーへ転向し、ポルシェのワークスドライバーとしてWECのドライバーズタイトルを2度獲得。ポルシェのWEC撤退に伴いレッドブルと接触したところ、そのまま2018年のトロ・ロッソのシートを得た[9]アレクサンダー・アルボンも2012年の成績不振から放出されたものの[10]、2018年のFIA F2での活躍が認められて2019年にトロ・ロッソからF1デビューし[11]、さらに、シーズン途中からレッドブルへの昇格も果たした。ただし、ハートレイは成績不振によりシートを喪失。アルボンは前述のとおり2019年のレッドブル昇格から2020年も同シートに起用されたが、マシンなどのチーム側の問題[12]などの影響もあるが、チームに貢献できない結果となってしまったこともあり、リザーブドライバーへ降格する結果となった[13]

放出組の再起用に関しては、国際自動車連盟 (FIA) のスーパーライセンス発給条件が厳しくなり[14]、2018年のピエール・ガスリー以降、ジュニアプログラムにスーパーライセンスの条件を満たすドライバーが不足している状況も関係している。2018年には成績不振のハートレイを途中解雇して、マクラーレンの育成ドライバーランド・ノリスをレンタルするという噂もあった[15]。レッドブルの育成方針も変化し、2018年のジュニアチームに13-14歳のカート選手4人を選んだ[16]。また、2018年から傘下のトロ・ロッソにホンダ製PUを搭載することをきっかけに、両者関係を深め、日本人F1ドライバーの育成やガスリーが参戦していたスーパーフォーミュラに対する関心を高め、同シリーズに参戦するチーム無限B-MAXとタッグを組み[17]、育成ドライバーを送り込むなど、ヨーロッパにも拘らない姿勢を見せている。そのうち、日本人F1ドライバーの育成の成功例となったのは角田裕毅となる。

フェルスタッペンのような才能を輩出するプロセスにおいて、アルグエルスアリのような存在が多く残される状況を「大虐殺[18]」と批難する意見もある。一方、資金力が問われるモータースポーツの世界で裕福ではない若手選手にチャンスを与えている面や、放出されたドライバーが他のカテゴリーで活躍していることから、プログラムを評価する見方もある[19]

所属ドライバー 編集

  • レッドブル・ジュニアチーム公式サイトのドライバー一覧[20]を参照。
  • 太字は現在のジュニアチーム所属者。氏名欄の(*)はウィキペディア他言語版記事へのリンク。
  • フォーミュラ・ルノー2.0各シリーズの略称表記は、EC=ユーロカップ、NEC=ノーザンヨーロピアンカップ、WEC=ウエストヨーロピアンカップ。
  • F1所属チームはグランプリ決勝に出走した場合のみとし、テストドライバーやリザーブドライバー、フリープラクティス走行は含まない。
ドライバー レッドブル・ジュニアチームでの成績 F1所属チーム
所属年度 参戦カテゴリ 獲得タイトル
  ジョセップ・マリア・マルティ () 2023 - FIA F3
FIA F2
  エンツォ・デリニー () 2023 - スペインF4
  エンツォ・タルンヴァニチュル 2023 - カート
  アイザック・ハジャー () 2022 - FRヨーロッパ
FIA F3
FIA F2
  アービッド・リンドブラッド 2021 - カート
イタリアF4
F4UAE
  岩佐歩夢 2021 - FIA F3
F3アジア
FIA F2
スーパーフォーミュラ
  セバスチャン・モントーヤ () 2023 FIA F3
FR中東
  ゼイン・マロニー () 2023 FIA F2
  エンツォ・フィッティパルディ () 2023 FIA F2
  荒尾創大 2022 - 2023 フランスF4
GB3選手権
  野村勇斗 2022 フランスF4
  佐藤蓮 2022 スーパーフォーミュラ
  ノエル・レオン () 2022 FRヨーロッパ
  イゴール・フラガ () 2020 FIA F3
  ユアン・ダルバラ () 2020 - 2022 FIA F2
F3アジア
  ジャック・クロフォード () 2020 -2023 FRヨーロッパ
FIA F3
FIA F2
FR中東
  リアム・ローソン () 2019 - 2023 FIA F3
ユーロフォーミュラ・オープン
FIA F2
DTM
スーパーフォーミュラ
アルファタウリ(2023)
  角田裕毅 () 2019 - 2020 FIA F3
ユーロフォーミュラ・オープン
FIA F2
アルファタウリ / RB(2021 - )
  ルーカス・アウアー () 2019 スーパーフォーミュラ
  パトリシオ・オワード () 2019 インディカー
FIA F2
スーパーフォーミュラ
  ユーリ・ビップス () 2018 - 2022 FIA F3
スーパーフォーミュラ
FRヨーロッパ
FIA F2
  ジャック・ドゥーハン () 2018 - 2021 イギリスF4
F3アジア
ユーロフォーミュラ・オープン
FIA F3
FIA F2
  デニス・ハウガー () 2018 -2023 イギリスF4
ドイツF4
イタリアF4
FIA F3
FIA F2
イタリアF4 (2019)
FIA F3 (2021)
  ジョニー・エドガー () 2018 - 2022 カート
イタリアF4
ドイツF4
FIA F3
ドイツF4 (2020)
  ハリー・トンプソン () 2018 - 2019 カート
  福住仁嶺 () 2018 FIA F2
  ダニエル・ティクトゥム[21] () 2017 - 2019 フォーミュラ・ルノー2.0
GP3
ヨーロッパF3
スーパーフォーミュラ
  ニール・ヴァーヘイゲン[21] () 2017 - 2018 フォーミュラ・ルノー2.0
  リチャード・フェルシュホー[21] () 2016 - 2017 トヨタ・レーシングシリーズ
フォーミュラ・ルノー2.0
SMP F4 (2016)
スペインF4 (2016)
  ニコ・カリ () 2016 - 2017 ヨーロッパF3
GP3
SMP F4(2015)
  セルジオ・セッテ・カマラ () 2016 ヨーロッパF3
  ルイス・リーズ () 2016 MSAフォーミュラ
  ディーン・ストーンマン () 2015 フォーミュラ・ルノー3.5
  カラム・アイロット () 2015 ヨーロッパF3
  ピエール・ガスリー () 2014 - 2017 フォーミュラ・ルノー3.5
GP2
スーパーフォーミュラ
GP2(2016) トロ・ロッソ / アルファタウリ(2017 - 2018、2019 - 2022)
レッドブル(2019)
アルピーヌ(2023 - )
  アレックス・リン () 2014 GP3 GP3(2014)
  マックス・フェルスタッペン () 2014 ヨーロッパF3 トロ・ロッソ(2015 - 2016)
レッドブル(2016 - )
  ベイスク・フィッセール () 2013 フォーメル・マスターズ
  トム・ブロンクビスト () 2013 ヨーロッパF3
  カラン・オキーフ () 2012 - 2013 フォーミュラ・BMW
フォーメル・マスターズ
  アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ () 2012 - 2013 GP3
フォーミュラ・ルノー3.5
  ルイス・ウィリアムソン () 2012 フォーミュラ・ルノー3.5
  ステファン・ワッカーバウアー () 2012 フォーミュラ・ルノー2.0
  アレクサンダー・アルボン () 2012 フォーミュラ・ルノー2.0 トロ・ロッソ(2019)
レッドブル(2019 - 2020)
ウィリアムズ(2022 - )
  カルロス・サインツJr. () 2010 - 2014 フォーミュラ・BMW
フォーミュラ・ルノー2.0
ユーロF3
イギリスF3
GP3
フォーミュラ・ルノー3.5
フォーミュラ・ルノー2.0 NEC(2011)
フォーミュラ・ルノー3.5(2014)
トロ・ロッソ(2015 - 2017)
ルノー(2017 - 2018)
マクラーレン(2019 - 2020)
フェラーリ(2021 - )
  ダニール・クビアト () 2010 - 2013 フォーミュラ・BMW
フォーミュラ・ルノー2.0
GP3
ヨーロッパF3
フォーミュラ・ルノー2.0アルプス(2012)
GP3(2013)
トロ・ロッソ / アルファタウリ(2014、2016 - 2017、2019 - 2020)
レッドブル(2015 - 2016)
  ミルコ・ボルトロッティ () 2009 F2
  ダニエル・リカルド () 2008 - 2011 フォーミュラ・ルノー2.0
イギリスF3
フォーミュラ・ルノー3.5
フォーミュラ・ルノー2.0 WEC(2008)
イギリスF3(2009)
HRT F1(2011)
トロ・ロッソ(2012 - 2013)
レッドブル(2014 - 2018)
ルノー(2019 - 2020)
マクラーレン(2021 - 2022)
アルファタウリ / RB(2023 - )
  ジャン=エリック・ベルニュ () 2008 - 2011 フォーミュラ・ルノー2.0
イギリスF3
GP3
フォーミュラ・ルノー3.5
イギリスF3(2010) トロ・ロッソ(2012 - 2014)
  ダニエル・ジュンカデラ () 2008 - 2009 フォーミュラ・BMW
  カルン・チャンドック () 2008 GP2
GP2アジア
HRT F1(2010)
ロータス(2011)
  ミカ・マキ () 2007 - 2009 フォーミュラ・ルノー2.0
ユーロF3
フォーミュラ・ルノー2.0イタリア(2007)
  トム・ディルマン () 2007 - 2008 ユーロF3
  ジャン=カール・ベルネイ () 2007 - 2008 ユーロF3
  ペドロ・ビアンキーニ () 2007 フォーミュラ・BMW
  ケビン・ミロハ () 2007 フォーミュラ・BMW
  ブレンドン・ハートレイ () 2006 - 2010 フォーミュラ・ルノー2.0
イギリスF3
ユーロF3
フォーミュラ・ルノー3.5
フォーミュラ・ルノー2.0EC(2007) トロ・ロッソ(2017 - 2018)
  ロバート・ウィケンズ () 2006 - 2009 アトランティック・チャンピオンシップ
フォーミュラ・ルノー3.5
ユーロF3
FIA-F2
  ハイメ・アルグエルスアリ () 2006 - 2009 フォーミュラ・ルノー2.0
イギリスF3
スペインF3
フォーミュラ・ルノー3.5
イギリスF3(2008) トロ・ロッソ(2009 - 2011)
  オリバー・オークス () 2006 - 2007 フォーミュラ・ルノー2.0
  エドアルド・ピスコポ () 2006 - 2007 フォーミュラ・ルノー2.0
ユーロF3
  ナイアル・クイン () 2006 フォーミュラ・BMW
  黒田吉隆 () 2006 フォーミュラ・BMW
  ネイサン・アントゥネス () 2006 フォーミュラ・ルノー2.0
  セルゲイ・アファナシエフ () 2006 フォーミュラ・ルノー2.0
  ミカイル・アレシン () 2005 - 2009 フォーミュラ・ルノー2.0
フォーミュラ・ルノー3.5
GP2
FIA-F2
  ステファノ・コレッティ () 2005 - 2008 フォーミュラ・BMW
フォーミュラ・ルノー2.0
ユーロF3
  セバスチャン・ブエミ () 2005 - 2008 フォーミュラBMW
ユーロF3
フォーミュラ・ルノー2.0
GP2
GP2アジア
トロ・ロッソ(2009 - 2011)
  ニール・ジャニ () 2005、2007 GP2
チャンプカー
  フェリペ・アルブケルケ () 2005 - 2007 フォーミュラ・ルノー2.0
GP2
  ジョン・エドワース () 2005 - 2007 フォーミュラ・ルノー2.0
アトランティック・チャンピオンシップ
  フィリップ・エング () 2005 - 2006 フォーミュラ・BMW
  マティアス・ミラ () 2005 フォーミュラ・ルノー2.0
  ジム・カ・トー () 2005
  テーム・ニーマン () 2005 フォーミュラ・ルノー2.0
  エイドリアン・ザウグ () 2004 - 2007 フォーミュラ・BMW
フォーミュラ・ルノー2.0
フォーミュラ・ルノー3.5
  ミハエル・アメルミューラー () 2004 - 2007 フォーミュラ・ルノー2.0
GP2
フォーミュラ・ルノー3.5
  コリン・フレミング () 2004 - 2006 フォーミュラ・ルノー2.0
フォーミュラ・ルノー3.5
  メモ・ロハス () 2004 フォーミュラ・ルノーV6
  アッテ・ムストネン () 2004
  ナレイン・カーティケヤン () 2004 ワールドシリーズ・バイ・ニッサン ジョーダン(2005)
HRT F1(2011 - 2012)
  マット・ジャスコル () 2004 フォーミュラ・BMW
フォーミュラ・ルノー2000
  ドミニケ・クレイセンス () 2004 フォーミュラ・ルノー2.0
  スコット・スピード () 2003 - 2005 イギリスF3
フォーミュラ・ルノー2000
GP2
フォーミュラ・ルノー2000 EC(2004)
フォーミュラ・ルノー2000 ドイツ(2004)
トロ・ロッソ(2006 - 2007)
  ノルベルト・シードラー () 2003 - 2004 ワールドシリーズ・バイ・ニッサン
ユーロ3000
  マティアス・ラウダ () 2003 - 2004 ワールドシリーズ・ライト
ユーロ3000
国際F3000
  ジョエル・ネルソン () 2003 イギリスF3
ユーロ3000
  グラント・マイマン () 2003 フォーミュラ・ルノー2.0
  ポール・エドワース () 2003 ワールドシリーズ・バイ・ニッサン
  セバスチャン・ベッテル () 2002 - 2007 フォーミュラ・BMW
ユーロF3
フォーミュラ・ルノー3.5
フォーミュラ・BMW ADAC(2004) BMWザウバー(2007)
トロ・ロッソ(2007 - 2008)
レッドブル(2009 - 2014)
フェラーリ(2015 - 2020)
アストンマーティン(2021 - 2022)
  ヴィタントニオ・リウッツィ () 2002 - 2004 ドイツF3
国際F3000
ワールドシリーズ・バイ・ニッサン
国際F3000(2004) レッドブル(2005)
トロ・ロッソ(2006 - 2007)
フォース・インディア(2009 - 2010)
HRT F1(2011)
  マルティン・ラッギンガー () 2002 - 2006 フォーミュラ・BMW
  クリストファー・ワッサーマン () 2001 - 2004 フォーミュラ・BMW
  ラインハルト・コフラー () 2001 - 2004 フォーミュラ・BMW
フォーミュラ・ルノー2000
  ベルンハルド・アウインガー () 2001 - 2003 ドイツF3
ユーロF3
国際F3000
  パトリック・フリーザッハー () 2001 - 2003 国際F3000 ミナルディ(2005)
  クリスチャン・クリエン () 2001 - 2003 フォーミュラ・BMW
フォーミュラ・ルノー2.0
フォーミュラ・ルノー2.0ドイツ(2002) ジャガー(2004)
レッドブル(2005 - 2006)
HRT F1(2010)
  リカルド・マウリシオ () 2001 - 2002 国際F3000

脚注 編集

  1. ^ "About | Red Bull Junior Team". Red Bull Junior Team. 2016年2月13日閲覧。
  2. ^ ベッテルのF1デビューはBMWザウバー2007年アメリカGPスポット参戦)からで、同年ハンガリーGPよりトロ・ロッソのレギュラードライバーに起用された。
  3. ^ "クビアト、デビューは実力の証?". Topnews. (2013年10月25日) 2016年2月16日閲覧。
  4. ^ "アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ「F1の夢は消えた」". Topnews. (2014年9月16日) 2016年2月日閲覧。
  5. ^ レッドブルF1代表、ティクトゥム解雇の理由を語る「結果がすべて。スーパーフォーミュラでの不振から、次期F1候補として不適切と判断」”. AUTOSPORTweb (2019年7月5日). 2019年7月5日閲覧。
  6. ^ 2010年以降の10位入賞基準で限定すれば、2015年のフェルスタッペンに破られるまではチーム最高記録保持者でもあった。
  7. ^ "【引退】25歳でモータースポーツ引退を決めた元最年少F1ドライバー". Topnews. (2015年10月2日) 2016年2月13日閲覧。
  8. ^ “レッドブル「クビアトにはガスリーやハートレーより才能があった」”. motorsport.com. (2017年12月16日). https://jp.motorsport.com/f1/news/%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%AB-%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%88%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%84%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%88%E3%82%8A%E6%89%8D%E8%83%BD%E3%81%8C%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%9F-989027/ 2018年5月23日閲覧。 
  9. ^ “トロロッソ、アメリカGPでのハートレー起用を正式発表。ガスリーはSF王座賭け鈴鹿へ”. AUTOSPORTweb. (2017年10月14日). https://www.as-web.jp/f1/170579?all 2017年10月16日閲覧。 
  10. ^ 他にも彼の母のカンカモルが詐欺事件で逮捕されたことの影響もある。Toro Rosso vergibt zweites Cockpit an Thailänder Alexander Albon”. www.rtl.de (2012年11月27日). 2021年1月16日閲覧。
  11. ^ “トロロッソ・ホンダ加入のアルボン、レッドブルからの2度目のチャンスを喜ぶ「一時はレースをやめることも考えた」”. AUTOSPORTweb. (2018年12月3日). https://www.as-web.jp/f1/435874?all 2019年6月30日閲覧。 
  12. ^ 「課題はアルボンではなくチームにある」レッドブルの主任エンジニアが率直な心境語るjp.motorsport.com(2020年8月2日)2021年1月16日閲覧。
  13. ^ アルボンのF1でのキャリアは、なぜ潰えたのか? しかし今や”完璧”な立ち位置にjp.motorsport.com(2020年12月28日)2021年1月16日閲覧。
  14. ^ スーパーライセンス資格のポイント方式を改訂 - ESPN F1(2015年7月11日)2018年8月22日閲覧。
  15. ^ “トロロッソ・ホンダ、ハートレーの代役としてランド・ノリス起用を検討…マクラーレンにレンタルを要望”. Formula1-Data. (2018年7月30日). https://formula1-data.com/article/toro-rosso-made-move-to-sign-lando-norris 2019年10月21日閲覧。 
  16. ^ “レッドブルの若手育成プログラムに4人の新人が加入。全員がカート参戦中の超若手”. AUTOSPORTweb. (2017年9月25日). https://www.as-web.jp/f1/163644?all 2018年8月22日閲覧。 
  17. ^ “レッドブルF1のヘルムート・マルコがもてぎを電撃訪問「2019年のスーパーフォーミュラのドライバーをチョイスしにきた」”. AUTOSPORTweb. (2018年8月19日). https://www.as-web.jp/f1/401695?all 2018年9月26日閲覧。 
  18. ^ レッドブルのドライバー人事、背後には多くの犠牲者?(2016年5月17日)
  19. ^ F1特集 | レッドブルの育成プログラムは冷酷と言えるのか? f1-gate.com (2019年8月21日)2019年8月22日閲覧
  20. ^ "Drivers". Red Bull Junior Team. 2016年2月16日閲覧。
  21. ^ a b c Red Bull Junior Team:2017年参戦プランが決定”. Redbull.com (2017年). 2017年4月5日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集