美馬市

日本の徳島県の市

美馬市(みまし)は、徳島県の北西地域に属し、北部の中央に位置する

みまし ウィキデータを編集
美馬市
Wakimachi Minami-machi in Mima Tokushima pref01.jpg
美馬市旗 美馬市章
美馬市旗 美馬市章
2005年3月1日制定
日本の旗 日本
地方 四国地方
中国・四国地方
都道府県 徳島県
市町村コード 36207-7
法人番号 4000020362077 ウィキデータを編集
面積 367.14km2
総人口 27,506[編集]
推計人口、2021年9月1日)
人口密度 74.9人/km2
隣接自治体 三好市阿波市吉野川市美馬郡つるぎ町名西郡神山町那賀郡那賀町
香川県高松市さぬき市仲多度郡まんのう町木田郡三木町
市の木 シダレヤナギ
市の花 百日紅
市の鳥 アカゲラ
美馬市役所
市長 藤田元治
所在地 777-8577
徳島県美馬市穴吹町穴吹字九反地5番地
北緯34度3分11.9秒 東経134度10分11.3秒 / 北緯34.053306度 東経134.169806度 / 34.053306; 134.169806座標: 北緯34度3分11.9秒 東経134度10分11.3秒 / 北緯34.053306度 東経134.169806度 / 34.053306; 134.169806
美馬市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

美馬市位置図

― 市 / ― 町・村

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穴吹川
美馬ICの南にある碑。美しい馬をかたどっている
馬のデザインされたマンホール。旧美馬町喜来地区
美馬市内を流れる吉野川

地理編集

 
美馬市主要部付近の空中写真。吉野川を挟んで北西に脇町地区、南東に穴吹地区。
2009年5月9日撮影の4枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

当市から半径50km圏内には徳島県及び香川県本土のほぼ全域が収まり、40km圏内には東に徳島市鳴門市東部、西に三好市西部、北に香川県高松市がある。また、市役所間の直線距離では、東四国における主要都市の高松市(34.2km)及び徳島市(35.6km)からほぼ等距離に位置している。

吉野川の下流域に位置している。平野部(北部)では雨が少ない瀬戸内式気候、山間部(南部)では雨が多い太平洋側気候となっている。特に山間部では、冬季は路面凍結や積雪も珍しくない。

徳島県西部の山間地域には急峻な斜面が多く、カヤをすき込む土壌流出防止法や独特な農具の利用など特徴的な急傾斜地農耕が継承されており、「にし阿波の傾斜地農耕システム」として美馬市を含む地域が2018年3月に国連食糧農業機関(FAO)から世界農業遺産に認定された[1][2]

山岳編集

河川編集

歴史編集

沿革編集

美馬市制前編集

美馬市制後編集

  • 2005年(平成17年)
  • 2006年(平成18年)3月 - 行財政システム改革基本方針を策定。
  • 2007年(平成19年)
    • 3月19日 - 市の花木鳥を制定。美馬市総合計画を策定。
    • 10月 - 第22回国民文化祭とくしま2007の開催。美馬市では「能楽の祭典」「吉野川文化探訪フェスティバル」「映像フェスティバル」を実施。
    • 11月 - 華道展「うだつをいける」を初開催。
  • 2008年(平成20年)
    • 10月1日 - にし阿波観光圏が観光庁から認定。
    • 10月16日~18日 - 第24回全日本グラススキー選手権の開催。
    • 10月18日~19日 - 第15回高円宮杯グラススキージャパンオープンの開催。
  • 2009年(平成21年)
    • 4月 - 喜来地区農業集落排水処理施設完成。
    • 5月 - 水辺の楽校中鳥川公園が開校。
    • 6月 - 地域情報化基盤整備が完了。
  • 2010年(平成22年)
  • 2011年(平成23年)
    • 6月1日 - 美馬市デマンドバス「美馬ふれあいバス」の運行を開始。
    • 6月 - 切久保地区営農飲雑用水施設完成。
  • 2012年(平成24年)
    • 4月1日 - 江原認定こども園が開園。
    • 10月27日 - 皇太子さま美馬市に行啓。
    • 11月 - 第27回国民文化祭とくしま2012の開催。美馬市では「能楽の祭典」「市町村連携コンサートまちが奏でるクラシックin美馬市」を実施。
    • 12月19日 - 大塚製薬の工場立地にかかる覚書調印。
  • 2013年(平成25年)
    • 3月31日 - 多世代交流センター・初草ふれあい館完成[4]
    • 4月1日 - にし阿波~剣山・吉野川観光圏が観光庁から認定。
    • 6月19日- 初代副市長の河野尚二氏が退任。(2期8年)
    • 8月20日 - 二代目副市長に栗栖昭雄氏が就任。
  • 2014年(平成26年)
    • 3月 - 美馬市穴吹庁舎の増築工事が完成。
    • 5月7日 - 美馬市穴吹庁舎が本庁舎となり、分庁舎の一部の課が本庁舎へ移転し、業務開始。
    • 10月1日 - 美馬地区消防指令センターが運用を開始。
    • 10月 - 脇中央地区営農飲雑用水施設完成。
    • 11月1日 - 四国大学西部地区スーパーサテライトオフィスを旧脇町庁舎に開設。
  • 2015年(平成27年)
    • 3月 - 第2次美馬市総合計画を策定。
    • 7月4日 - 美馬市制10周年記念式典挙行。

人口編集

 
美馬市と全国の年齢別人口分布(2005年) 美馬市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 美馬市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

美馬市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


行政編集

市役所・支所編集

  • 1つの本庁と2つの市民サービスセンターと1つの総合支所が設置されている。
    • 美馬市役所
      • 脇町市民サービスセンター(旧美馬市役所脇町庁舎・旧脇町役場)
      • 美馬町市民サービスセンター(旧美馬市役所美馬庁舎・旧美馬町役場)
      • 木屋平総合支所(旧木屋平村役場)

市長編集

2005年美馬市長選挙は2005年3月27日告示、4月3日投開票。
2009年美馬市長選挙は2009年3月8日告示、3月15日投開票。
2013年美馬市長選挙は2013年3月3日告示、3月10日投開票。
2016年美馬市長選挙は2016年6月12日告示、6月19日投開票。
2020年美馬市長選挙は2020年5月17日告示、5月24日投開票。
代位 市長氏名 任期 肩書き 所属政党 備考
就任年月日 退任年月日
- 佐藤宏史 2005年平成17年)3月1日 2005年(平成17年)4月3日 元旧穴吹町 無所属 市長職務執行者
初代 牧田久 2005年(平成17年)4月3日 2009年(平成21年)4月2日 元徳島県職員 無所属 投票率82.69%(1期)
第2代 2009年(平成21年)4月3日 2013年(平成25年)4月2日 無投票(2期)
第3代 2013年(平成25年)4月3日 2016年(平成28年)5月16日 無投票(3期)
不祥事により任期途中で辞職
- 栗栖昭雄 2016年(平成28年)5月16日 2016年(平成28年)6月19日 美馬市副市長 無所属 市長職務執行者
第4代 藤田元治 2016年(平成28年)6月19日 2020年(令和2年)6月18日 元徳島県議会議員 無所属 無投票(1期)
第5代 2020年(令和2年)6月19日 2024年(令和6年)6月18日(予定) 無投票(2期)

国の主な行政機関編集

県の主な行政機関編集

  • 徳島県西部総合県民局美馬庁舎
  • 徳島県西部総合県民局美馬保健所

警察編集

消防編集

議会編集

美馬市議会編集

  • 定数:18人
  • 任期:2018年4月23日 - 2022年4月22日[5]
  • 議長:川西仁(美馬未来の会)
  • 副議長:林茂(公明)
会派名 議席数 議員名(◎は代表者)
美馬政友会 3 ◎武田喜善、武田保幸、谷明美
相和会 3 ◎郷司千亜紀、前田良平、原政義
みま創明会 3 ◎藤野克彦、久保田哲生、立道美孝
美馬未来の会 3 ◎中川重文、川西仁、都築正文
政正会 2 ◎西村昌義、片岡栄一
剣の会 2 ◎田中義美、井川英秋
水沙起会 1 ◎田中みさき
公明 1 林茂
18

徳島県議会編集

  • 選挙区:美馬選挙区
  • 定数:2人
  • 任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
  • 投票日:2019年4月7日
  • 当日有権者数:32,970人
  • 投票率:63.36%
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
浪越憲一 49 無所属 7,386票
南恒生 60 自由民主党 6,771票
木下賢功 28 自由民主党 6,311票

衆議院編集

選挙区名 議員名 政党名 当選回数 備考
徳島県第2区(美馬市、鳴門市吉野川市阿波市三好市板野郡つるぎ町東みよし町 山口俊一 自由民主党 10 選挙区

地域編集

町名一覧編集

教育編集

高等学校編集

中学校編集

小学校編集

幼稚園編集

  • 美馬市立江原南幼稚園
  • 美馬市立江原北幼稚園
  • 美馬市立清水幼稚園
  • 美馬市立江原東幼稚園
  • 美馬市立脇町幼稚園
  • 美馬市立岩倉幼稚園
  • 美馬市立川原柴幼稚園

その他編集

  • 美馬認定こども園
  • 江原認定こども園

公民館・教育集会所編集

  • 脇町公民館
  • 脇町公民館猪尻分館
  • 美馬公民館
  • 穴吹公民館
  • 川井公民館
  • 谷口公民館
  • 脇町教育集会所
  • 拝原教育集会所
  • 岩倉教育集会所
  • 美馬教育集会所
  • 三島教育集会所

郵便編集

集配を担当する郵便局は、以下の2局である(局名の後に記述している数字は郵便番号)。このほか、集配を担当しない郵便局が10箇所[注釈 1]、簡易郵便局が4箇所[注釈 2]置かれている。

経済編集

商業編集

食品スーパー編集

家電量販店編集

ホームセンター編集

交通編集

空港編集

市内に空港はない。

近隣の空港として、市役所より約35kmの位置に高松空港国道193号経由で所要時間は約40分)のほか、同じく約52kmの位置に徳島空港徳島自動車道経由で所要時間は約50分)がある。

鉄道編集

市役所の最寄駅は穴吹駅であり、徳島線のほぼ中間に位置する。穴吹駅には全特急列車が停車する他、一部の普通列車も徳島-穴吹駅間で折り返し運転を行っている。特急「剣山」を利用した場合、徳島駅までの所要時間は約35分から44分、阿波池田駅までの所要時間は約32分から34分である。

路線バス編集

高速バス編集

一般路線バス編集

徳島西部交通(2018年にことでんバスに吸収合併)が運行していた穴吹 - 塩江 - 高松線は2012年4月1日で休止、2013年4月1日で廃止となった。

  • 美馬市営バス[1]
    • 穴吹 - 木屋平(こやだいら)線
      • 木屋平村営バス(全国でも珍しい黒字経営の村営バスだった)
      • 穴吹駅 - 川井 - 川上
    • 滝の宮 - 剣山線
      • 春夏・紅葉時期に穴吹 - 木屋平線と接続して臨時運行
      • 滝の宮 - 見ノ越(三好市)
    • 穴吹 - 道の駅うだつ線
美馬市営バス廃止路線編集

※すべて2011年10月1日廃止。

  • 穴吹 - 西村線
    • 徳島西部交通の受託運行
    • 穴吹駅 - 脇町 - 喜来 - 美馬町西村
  • 野田ノ井線
  • 石仏線
    • 藤西阿観光の受託運行
    • 貞光駅 - 喜来 - 川原町 - 石仏 - 石仏学校前
上記3路線は委託先事業者名で運行されていた(各種案内、バス停なども委託事業者名のものとなっていた)ため、案内上などでは各受託事業者名での案内となることが多かった。

道路編集

幹線道路は市域北部の吉野川沿に徳島自動車道(北岸)や徳島県道12号、および国道192号(南岸)が通っている。北側の香川県高松市方面へは国道193号が通じており、これらの道路は整備されており車線が確保されている。市域南部の旧木屋平村に通じる道路は国道492号だが、こちらは狭隘な区間が残っている。

文化編集

スポーツ編集

ケーブルテレビ編集

観光編集

 
うだつのある町並み(脇町)
 
脇町劇場
 
旧美馬町、青木家住宅
 
木屋平、三木家住宅

歴史的・文化的価値を有する道路として歴史国道が、観光モデル地域として阿波歴史文化道がそれぞれ町内にも設定されている。

美馬市観光協会のマスコットキャラクターとして、うだつまるが設定されている。

美馬市観光大使として假屋崎省吾矢田清巳林家三平の三名が就任している。

観光地編集

  • 脇町南町伝統的建造物群保存地区(うだつの町並み)
江戸時代にはづくりが阿波の代表的産業として急速に広がり、陸上交通と水運に恵まれた脇町は藍の集散地として栄え各種の商人達はその繁栄ぶりを顕示するように豪勢な「卯建(うだつ)」をあげた町屋を建てた。その後鉄道が吉野川の対岸(穴吹町)に開通し、産業の中心が対岸に移ったことで歴史的な建物が残ることになった。重要伝統的建造物群保存地区日本の道百選日本風景街道に選定されている。

キャンプ場編集

市出身の有名人編集

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ 美馬・清水・穴吹・口山・重清・木屋平・岩倉・江原・三島・脇町うだつの各郵便局。
  2. ^ 石佛・拝原・三ツ木・古宮の各簡易郵便局。
  3. ^ 779-37xx が該当する区域は江原郵便局、771-21xx が該当する区域は美馬郵便局、777-00xx が該当する区域は穴吹郵便局がそれぞれ集配業務を行っていたが、2003年に江原郵便局、2016年に美馬・穴吹の各郵便局がそれぞれ無集配局化された際に脇町郵便局へ移管された。

出典編集

  1. ^ “静岡の伝統的ワサビ栽培、世界農業遺産に 徳島の急傾斜地農耕も”. 中日新聞. (2018年3月9日). http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018030901002329.html 2018年3月10日閲覧。 
  2. ^ 認定された地域の概要”. 農林水産省. 2018年3月10日閲覧。
  3. ^ 図典 日本の市町村章 p191
  4. ^ 『初草ふれあい館完成 美馬市休校中の校舎改修』徳島新聞2013年4月1日 16面 地域面
  5. ^ 任期満了日一覧”. 徳島県庁. 2019年1月12日閲覧。

関連項目編集

  • 岐阜県美濃市 - 同市美濃町もうだつの町並みを観光振興に生かしている。

外部リンク編集