西村朋紘

日本の男性声優 (1961-)
西村智博から転送)

西村 朋紘(にしむら ともひろ、1961年2月2日[3] - )は、日本声優俳優シンガーソングライター演出家音響監督である。北海道旭川市出身[3]。本名・旧芸名は西村 智博(読み同じ)[2][1]フリー

にしむら ともひろ
西村 朋紘
プロフィール
本名 西村 智博(にしむら ともひろ)[1][2]
性別 男性
出身地 日本の旗 日本北海道旭川市[3]
生年月日 (1961-02-02) 1961年2月2日(63歳)
血液型 O型[3]
職業 声優俳優シンガーソングライター演出家音響監督
事務所 フリー
公式サイト 西村 朋紘|OMO
公称サイズ(時期不明)[1]
身長 / 体重 167[3] cm / 58 kg
活動
活動期間 1981年 -
デビュー作 チビ(初代)(『うる星やつら』)[2][4]
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

経歴 編集

大学の受験に失敗して、がやりたくて「じゃあミュージシャンをやろう」ということで北海道から東京に上京[2][4]トルバドール音楽事務所の前身を結成し、シンガーソングライターとして、主に関東でのライブ活動を行っていた[4]。生活のため声優としての活動を行い、『うる星やつら』のチビ役でデビューするが、当時声優として未熟であったため、同役は二又一成に変更される。番組自体にはその後もレギュラーとして参加し、コタツネコ役を得る。コタツネコは台詞がなく、「こんなおいしい仕事ですみませんね」と笑っていたものの、自分の感性で演じなくてはならないため、逆に難しかったと語る[4]。この時に知り合った千葉繁を師匠として、長いつきあいが始まる[4]TARAKOとはトルバドール時代から仲が良く、本人曰く「何でも話せる男友達のような感じ」[4]

ラジオパーソナリティとしても主にラジオたんぱを中心に活躍、林原めぐみ小森まなみとの番組では「OMO(おも)」の愛称で、OMO(おも)の意味は、「面白い」の「おも」ではなく、小さい時からの本人のあだ名である。幼児の時自分の名前、智ちゃん(智博)をうまく言えず、ともちゃんをおもちゃんと言っていたのが元。後にラジオに出る機会は減少している。

以前はトルバドール音楽事務所81プロデュース[5]に所属していた。

それいけ!アンパンマン』では、富山敬が1995年に死去してからSLマン役を引き継ぎ、現在も担当している。

2003年より「有限会社OMO」の代表として、ゲームやOVA、CDドラマの音響監督を務めるなど多彩な活動を行っている。

人物 編集

少しかすれたような声とイキな感じのしゃべりが魅力的[6]

役柄としては三枚目的な役柄が多く、番組中で歌う役も多い[6]

出演 編集

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ 編集

1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2011年
  • HUNTER×HUNTER(2011年 - 2014年、キリコ、シークアント、小男、進行、道場主) - 第2作
2013年
2016年
2017年

劇場アニメ 編集

1984年
  • 名探偵ホームズ 青い紅玉の巻/海底の財宝の巻(船員)
1986年
1987年
1988年
1989年
1991年
1992年
1994年
1995年
1997年
1998年
1999年
2000年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2014年
2017年

OVA 編集

1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1993年
1994年
1995年
  • 精霊使い(飛沫)
  • 覇王大系リューナイト アデュー・レジェンドII(1995年 - 1996年、カゼマル)
  • Lesson XX(東尾純平)
1996年
1997年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2008年
2009年

ゲーム 編集

1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
  • シャドウハーツIIヨアヒム・ヴァレンティーナ
  • ベルセルク 千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章(コルカス)
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2015年
2019年
2023年

吹き替え 編集

映画 編集

ドラマ 編集

アニメ 編集

特撮 編集

ラジオ 編集

CD 編集

CD(vocal&making) 編集

  • 西村智博ファースト・アルバム【Vo.全作詞作曲】(キング)
  • 西村智博セカンド・アルバム【Vo.全作詞作曲】(キング)
  • 西村智博サード・アルバム【Vo.全作詞作曲】(キング)(ロサンゼルス録音)
  • 西村智博ライヴ盤アルバム【Vo.全作詞作曲】(キング)
  • TARAKOサードアルバム(1曲)【作詞作曲】(キャニオン)
  • シングル「翼」(ビデオ、TokyoCityメルヘン主題歌)【Vo.作詞作曲】(キング)
  • アニメサムライトルーパーシリーズ多数【Vo.作詞作曲】(キング)
  • N.G.FIVE「First&Final」【Vo.全作曲】(キング)
  • 「オラトリオスケープI」アルバムプロデュース【Vo.作曲】(キング)
  • 「オラトリオスケープII」アルバムプロデュース 【Vo.作曲】(キング)
  • シングル「MEGUMI」【Vo.作曲】(アニックス)
  • アニメビデオ「ビデオたまて箱」シリーズ主題歌 【作曲】(主婦の友社)
  • CDドラマ「レッスン」挿入歌 【Vo.作詞作曲】
  • 「大都会にほえろ」【Vo.作詞作曲】(シックスティ)
  • 「VAL・Project」【Vo.作詞・全作曲】
  • 「MY Dream」【Vo. 作詞作曲】(ポニーキャニオン)
  • ゲーム3×3EYES主題歌【作曲】(日本クリエイト)
  • 「強者語り」【Vo.作曲】(キング)

カセット 編集

テレビドラマ 編集

テレビ番組 編集

映画 編集

人形劇 編集

ラジオドラマ 編集

舞台演出 編集

  • 「僕の心の天使たち'98」山田智明プロデュース:新宿スペース107(作・演出・出演)
  • 「天使候補生物語'96」橘たまき事務所:新宿スペース107(作・演出・出演)
  • 「僕の心の天使たち」劇団スタミナ倶楽部:新宿スペース107(作・演出・出演)
  • 「眠れる星の街の輪舞-哀しみのインセントバンパイア-」(脚本・月足都望※当時のチラシには月之原愛と表記)
  • 劇団スタミナ倶楽部:銀座みゆき館劇場(演出・出演)
  • 「天使候補生物語 -背中越しからメモリーズ-」劇団バーストマン:銀座みゆき館劇場(作・演出・出演)
  • 「裏町に流れた赤い花」 築地本願寺ブディストホール(演出・出演)
  • ミュージカル「POWER For the PEACE」
  • 八王子いちょうホール(演出)・曳舟文化センター(演出)・品川区きゅりあん大ホール(演出)・江戸川文化センター(演出)・岩手県一関文化センター(演出)
  • 「地下室のクリスマス」劇団ワンナイトパラダイス公演(作・演出:月足都望)(スカイバード・スーパースター)

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 初期の頃は公式サイトでは旧芸名表記であった。

シリーズ一覧

  1. ^ 第1作(1987年)、第2作『2』(1988年)
  2. ^ 第1作(1996年)、第2作『J to X』(1998年)
  3. ^ 第1作(1998年)第2作『Bビーダマン爆外伝V』(1999年)
  4. ^ 第1期(1999年)、第2期(2000年)
  5. ^ 第1期(1999年)、第2期『だいすき! ぶぶチャチャ』(2001年)
  6. ^ 第1期(2004年)、第2期『Max Heart』(2005年)
  7. ^ 第3シリーズ『Stream』(2005年)、第4シリーズ『BEAST』(2006年)

出典 編集

  1. ^ a b c 『日本タレント名鑑(1997年版)』VIPタイムズ社、1997年、302頁。 
  2. ^ a b c d 鈴木倫太郎(編)「ジ・インタビュー 西村智博」『月刊OUT』1990年4月号、みのり書房、1990年4月1日、30-31頁、雑誌01587-4。 
  3. ^ a b c d e 西村 朋紘|OMO”. 2024年3月10日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g 倉田幸雄(編)「今さら友だちのWA!!(西村智博→?)」『アニメV』1993年11月号、学習研究社、1993年11月1日、42頁、雑誌01591-11。 
  5. ^ 西村朋紘|81プロデュース”. 81プロデュース. 2023年8月10日閲覧。
  6. ^ a b 小川びい『こだわり声優事典'97』徳間書店〈ロマンアルバム〉、1997年3月10日、107頁。ISBN 4-19-720012-9 
  7. ^ 「イタダキマン」全話いっき見ブルーレイ”. フロンティアワークス. 2022年5月28日閲覧。
  8. ^ 作品データベース イタダキマン”. タツノコプロ. 2022年5月28日閲覧。
  9. ^ まじかるハット”. スタジオぴえろ 公式サイト. ぴえろ. 2023年6月25日閲覧。
  10. ^ 覇王大系リューナイト”. サンライズワールド. サンライズ. 2022年11月26日閲覧。
  11. ^ マクロス7”. 株式会社 葦プロダクション 公式サイト. 葦プロダクション. 2022年11月26日閲覧。
  12. ^ アリスSOS”. ジェー・シー・スタッフ. 2024年2月15日閲覧。
  13. ^ ピポパポパトルくん”. 東映アニメーション. 2024年4月8日閲覧。
  14. ^ 手配者リスト STOUT”. KING OF BANDIT JING. アニプレックス. 2017年3月26日閲覧。
  15. ^ キャラクター/キャスト”. 東映アニメーションラインナップ. キン肉マンII世. 東映アニメーション. 2023年1月26日閲覧。
  16. ^ キャスト・スタッフ”. ごくせん. 2023年6月27日閲覧。
  17. ^ サルゲッチュ 〜オンエアー〜”. メディア芸術データベース. 2016年11月25日閲覧。
  18. ^ スタッフ&キャスト”. TVアニメ「銀の匙」 公式サイト. 2013年5月24日閲覧。
  19. ^ STAFF & CAST”. TVアニメ「侍霊演武:将星乱」公式サイト. 2016年8月4日閲覧。
  20. ^ “和田ラヂヲ「猫も、オンダケ」テレビ愛媛でアニメ化!ニコニコ動画でも配信”. コミックナタリー. https://natalie.mu/comic/news/180809 2016年4月14日閲覧。 
  21. ^ Cast”. TVアニメ「十二大戦」公式サイト. 2017年6月12日閲覧。
  22. ^ ルパン三世 風魔一族の陰謀”. メディア芸術データベース. 2016年8月5日閲覧。
  23. ^ 『電撃PlayStationG2』メディアワークス、1996年5月10日、139頁。 
  24. ^ ゲーム内隠しモードの声優のコメントボイス。
  25. ^ 『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風のすべて』集英社、2002年9月4日、292頁。ISBN 978-4087791884 
  26. ^ CHARACTERS”. デモンエクスマキナ 公式Webサイト. マーベラス. 2019年9月10日閲覧。
  27. ^ "『マクロス7』の登場キャラクターを公開!". 「マクロス -Shooting Insight-」公式WEBサイト. ブシロード. 18 October 2023. 2023年10月18日閲覧

外部リンク 編集