千曲市

日本の長野県の市

千曲市(ちくまし)は、長野県の北部、北信地方千曲川中流域に位置する人口約6万人の

ちくまし
千曲市
Togura-Kamiyamada Onsen survey.jpg
千曲市旗 千曲市章
千曲市旗
2004年2月6日制定
千曲市章
2004年2月6日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方甲信越地方信越地方
都道府県 長野県
市町村コード 20218-5
法人番号 2000020202185 ウィキデータを編集
面積 119.79km2
総人口 58,851[編集]
推計人口、2020年10月1日)
人口密度 491人/km2
隣接自治体 長野市上田市東筑摩郡麻績村筑北村埴科郡坂城町
市の木 アンズ
市の花 アンズ、セツブンソウ
千曲市役所
市長 小川修一
所在地 387-0011
長野県千曲市大字杭瀬下2丁目1番地
北緯36度31分51秒 東経138度06分54秒 / 北緯36.5306959度 東経138.1149067度 / 36.5306959; 138.1149067
Chikuma City Office 2020-09 1.jpg
外部リンク 公式ウェブサイト

千曲市位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

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概要編集

旧・埴科郡戸倉町更級郡上山田町は全国的に戸倉上山田温泉として知られ、善光寺詣りの精進落としの湯として明治期の開湯から100年余りの歴史を有する名湯の地。

旧・更埴市は、古墳時代には科野国造が置かれた地域と推定され、科野国豪族墳墓とされる東日本最大級の前方後円墳である森将軍塚古墳有明山)を含む埴科古墳群を有する。また、江戸期善光寺街道最大の宿場町として、また明治期に北信地方随一の商都として栄えた稲荷山宿があり、事実上の北国街道北国西街道の合流点であり、さらに善光寺街道から谷街道(北国街道の脇道松代道)が分岐する交通の要衝であった。現在も長野自動車道上信越自動車道の合流点である更埴ジャンクションが置かれている。他に江戸期の松代藩により植えられた林がある森地区は「あんずの里」として知られ、南の冠着山(別名「姨捨山」)は、古今和歌集(905年序)の和歌にも登場する平安時代からの名勝地で、深沢七郎楢山節考(1956年)の基とした姨捨伝説が残る。

2003年の合併の際、合併特例法の在任特例を使い、合併前市町の議員56名がそのまま残った。この状態に対し、住民グループが疑問を抱き「議会解散の直接請求」を行うための住民投票を行うべく活動を行い、翌2004年5月28日までに有権者の3分の1を上回る19,738人の署名を集め、7月11日に住民投票が行われることが決定したが、6月15日に47名の全議員が辞職して市議会は自主解散、住民投票は中止になった。定数24の出直し市議選は7月18日告示、投票25日で実施された。この事象は後の全国の合併事例に大きな影響を与えた。

地理編集

隣接する自治体編集

人口編集

 
千曲市と全国の年齢別人口分布(2005年) 千曲市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 千曲市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

千曲市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


行政編集

市長編集

氏名 就任年月日 退任年月日 備考
初代 宮坂博敏 2003年10月5日 2007年10月4日 旧更埴市長
2-3代 近藤清一郎 2007年10月5日 2012年10月17日 病気療養のため任期途中で辞任[1]
4-5代 岡田昭雄 2012年11月11日 2020年11月10日
6代 小川修一 2020年11月11日 現職

議会編集

千曲市議会編集

  • 定数:22人
  • 任期:2016年7月25日 - 2020年7月24日[2]
  • 議長: 荻原光太郎(自由民主クラブ)
  • 副議長:小玉新市(一志会)

長野県議会編集

  • 選挙区:千曲市・埴科郡選挙区
  • 定数:2人
  • 任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
  • 投票日:2019年4月7日
  • 当日有権者数:62,854人(千曲市50,464人、坂城町12,390人)[3]
  • 投票率:47.79%(千曲市46.15%、坂城町54.46%)
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
竹内正美 52 自由民主党 11,381票
荒井武志 67 無所属 10,324票
小川修一 51 無所属 8,015票

衆議院編集

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
井出庸生 39 希望の党 127,542票
木内均 53 自由民主党 74,722票
小金沢由佳 34 日本共産党 34,462票
及川幸久 57 幸福実現党 3,687票

歴史編集

沿革編集

 
千曲市役所更埴庁舎(旧・更埴市役所)

姉妹都市・提携都市編集

国内編集

産業編集

千曲市に本社機能を置く主な企業編集

千曲市に主力工場・事業所を置く主な企業編集

かつて存在したホテル編集

建物は廃墟化している。

学校編集

特別支援学校編集

小学校編集

中学校編集

高等学校編集

社会教育編集

ホール・集会場編集

図書館編集

  • 千曲市立更埴図書館
  • 千曲市立戸倉図書館
  • 千曲市立更埴西図書館(田毎ふれあい図書館)
  • 上山田公民館図書室
  • 屋代駅市民ギャラリー図書コーナー(しなの鉄道屋代駅内)

学習施設編集

博物館・美術館・アートギャラリー編集

公民館・観光会館編集

体育施設編集

千曲市体育施設[6]
  • 更埴体育館(ことぶきアリーナ千曲、杭瀬下二丁目4番地)
  • 勤労者体育センター(大字稲荷山2086番地2)
  • 東部体育館(大字生萱120番地)
  • 桑原体育館(大字桑原1340番地)
  • 戸倉体育館(大字磯部1406番地1)
  • 更埴テニスコート(大字稲荷山2131番地2)
  • 東部テニスコート(大字森86番地)
  • 千曲市弓道場(大字稲荷山2086番地9)
  • 更埴ゲートボール場(大字杭瀬下1255番地3)
  • 八幡屋内ゲートボール場(大字八幡3311番地)
  • 上山田ゲートボール場(大字新山631番地4)
  • 大田原マレットパーク(大字桑原877番地2)
  • 戸倉体育館マレットゴルフ場(大字磯部1406番地1)
  • さらしなの里マレットパーク(大字羽尾2734番地)
  • 萬葉の里スポーツエリアマレットゴルフ場(大字上山田3813番地27先)
  • 土口運動広場(大字土口143番地)
  • 倉科運動広場(大字倉科1043番地)
  • 森運動広場(大字森1348番地1)
  • 桑原運動広場(大字桑原16番地)
  • 大田原運動広場(大字桑原3458番地1)
  • 戸倉体育館Aグラウンド(大字磯部1406番地3)
  • 戸倉体育館Bグラウンド(大字磯部1406番地3)
  • 千本柳運動場(大字千本柳1417番地1先)
  • 萬葉の里スポーツエリア野球場A(大字上山田3813番地27先)
  • 萬葉の里スポーツエリア野球場B(大字上山田3813番地27先)
  • 萬葉の里スポーツエリア少年野球場(大字上山田3813番地27先)
  • 萬葉の里スポーツエリア陸上競技場(大字上山田3813番地27先)
  • 萬葉の里スポーツエリアサッカー場(大字上山田3813番地27先)
  • 上山田多目的運動場(大字上山田3633番地)
  • 戸倉レストハウス(大字磯部1406番地1)
  • 千曲市サッカー場(大字磯部1406番地12)
千曲市都市公園 有料公園施設[7]
  • 更埴中央公園市民プール
  • 千曲橋緑地グラウンド
  • 更埴中央公園グラウンド
  • 平和橋緑地グラウンド
  • 雨宮緑地グラウンド
  • 平和橋緑地ゲートボール場
  • 千曲橋緑地マレットゴルフ場
  • 平和橋緑地マレットゴルフ場
  • 雨宮緑地マレットゴルフ場
  • 大西緑地公園野球場
  • 大西緑地公園運動場
  • 大西緑地公園マレットゴルフ場
  • 戸倉千曲川緑地公園マレットゴルフ場
その他
  • 千曲市戸倉上山田つばさ体育館(大字戸倉1948番地)[8]
  • 千曲市科野の里ゲートボール場(大字屋代260番地3)[9]

交通編集

 
屋代駅
 
更埴IC

鉄道編集

市の中央をしなの鉄道線(旧・信越本線)が縦断し、北西部をJR篠ノ井線が通る。

東日本旅客鉄道・篠ノ井線
姨捨駅 - (桑ノ原信号場
しなの鉄道・しなの鉄道線
戸倉駅 - 千曲駅 - 屋代駅 - 屋代高校前駅

中心となる駅:屋代駅

かつて信越本線の特急「あさま」が戸倉駅にほぼ全列車、屋代駅に約半数停車していたが、1997年北陸新幹線長野先行開業(長野新幹線)に伴い廃止となり、以後東京から乗り換えなしで市に至る公共交通機関高速バスのみとなっている。

その他、北陸新幹線上田駅 - 長野駅間で当市を通過している。旧更埴市当時より同市・戸倉町・上山田町他により新幹線駅「更埴駅」(仮称)を誘致する運動が行われており、2009年から千曲市は同新幹線五里ヶ峰トンネル長野駅方出口より長野自動車道更埴IC付近までの区間内に「新千曲駅」(仮称)を請願駅として建設する計画を構想していた[10][11][12]2017年10月、JR東日本側から「技術的に設置困難」との回答があり、費用も当初予測より高額となることが明らかとなったことから、同年12月、岡田市長は新駅誘致を断念する考えを示した。長野県も了承し、2018年3月をもって各団体も誘致活動を終了する。

路線バス編集

道路編集

姨捨SA - 更埴IC - 更埴JCT
屋代BS - 更埴JCT

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名所・旧跡・観光スポット編集

 
荒砥城
 
万葉橋西側の袂にある万葉公園

祭事・催事編集

  • あんずまつり – 森地区を中心に4月初旬の花見、6月下旬から7月上旬の果実の収穫時期に開催。
  • 森将軍塚まつり - 1991年の第1回開催より毎年開催。
  • 信州千曲市 千曲川納涼煙火大会
  • 戸倉上山田温泉夏祭りと大煙火大会
  • 信州さらしな おばすて観月祭
  • 千曲どんしゃんまつり - (旧更埴市どんしゃんまつり)1979年の第1回市民祭開催より2010年まで毎年開催、以後休止中。
  • 千曲夏祭り - 2011年、千曲どんしゃんまつりの休止を受け第1回開催。屋代駅前通り商店街で開催される夏祭り。
  • 千曲市ふれあい広場 - 1984年の第1回更埴市ふれあい広場(教育問題研究会)開催より毎年開催。
  • 荒砥城まつり - 1996年の第1回開催より毎年開催。
  • 科野のムラお田植えまつり
  • 牛に引かれて善光寺参り
  • 大池の百八灯 - (市の無形民俗文化財)徳川家天領だった大池地区に伝わる送り盆の行事。初代真田藩主に嫁いだ徳川家康の養女小松姫を偲ぶ。
  • 武水別神社の大頭祭(国の選択無形民俗文化財
  • 雨宮の御神事 – 国の重要無形民俗文化財。3年に1度(4月29日)の雨宮坐日吉神社の奇祭。橋から万作川に逆さに人を吊るして怨霊を鎮める。[13]
  • 八幡とんとん - 毎年、八幡の武水別神社で行われる歴史ある仕掛け花火の大祭。
  • 屋代ヨイヨイ(お花市)
  • 稲荷山祇園祭
  • 森の御柱祭大宮神社春季大祭)
  • 粟狭神社の御柱祭
  • 水上布奈山神社の御柱祭
  • 古大穴神社の御柱祭
  • 知識寺春季例大祭
  • 一重山不動尊縁日
  • 須須岐水神社茅の輪くぐり
  • 佐良志奈神社かたくりまつり
  • ジャーマンアイリスまつり
  • 情報館ふれあいフェスタ
  • 千曲川地域ブランドフェア(千曲川マルシェ)

スポーツイベント編集

  • おばすてマラソン大会 - 1972年、第1回大会開催(旧更埴市)より毎年開催。
  • 千曲川駅伝競争大会 - 2001年、第1回大会開催より毎年開催。
  • 千曲川ハーフマラソン - 2015年、第1回大会開催。
  • 千曲川ロードレース大会 - 1980年、第1回大会開催(旧戸倉町)より毎年開催。
  • ちびっこ選抜ハンドボール大会 - 2009年、第1回大会開催より毎年開催。
  • 寿野球全国大会 - 1976年、第1回大会開催(旧上山田町)より毎年開催。

スポーツチーム編集

著名出身者編集

五十音順

参考画像編集

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ 近藤市長が退任千曲市
  2. ^ 市町村議会議員の任期満了一覧 (PDF)”. 長野県庁 (2019年10月1日). 2019年10月20日閲覧。
  3. ^ 平成31年4月7日執行長野県議会議員一般選挙 市町村別投票結果確定速報 (PDF)”. 長野県庁 (2019年4月9日). 2019年10月20日閲覧。
  4. ^ “千曲市庁舎の一帯冠水 「霞堤から水が流入」 市長見解”. 信濃毎日新聞 (信濃毎日新聞社). (2019年10月30日). https://www.shinmai.co.jp/feature/typhoon19/article/201910/30024841.html 2020年10月26日閲覧。 
  5. ^ 台風19号による水害の状況(埴生・屋代地区)”. 千曲市 (2019年10月17日). 2020年10月26日閲覧。
  6. ^ 千曲市体育施設条例”. 千曲市 (2019年10月1日). 2020年10月15日閲覧。
  7. ^ 千曲市都市公園条例”. 千曲市 (2019年10月1日). 2020年10月15日閲覧。
  8. ^ 千曲市戸倉上山田つばさ体育館条例”. 千曲市 (2003年9月1日). 2020年10月15日閲覧。
  9. ^ 千曲市科野の里ゲートボール場条例”. 千曲市 (2019年10月1日). 2020年10月15日閲覧。
  10. ^ 千曲市に新幹線新駅設置の実現を目指して千曲市
  11. ^ 新幹線対策室千曲市
  12. ^ 選挙 千曲市長選 250票差で岡田氏再選 新幹線新駅誘致を推進 /長野『毎日新聞』2016年11月1日 長野版
  13. ^ 雨宮の神事芸能八十二文化財団
  14. ^ 求龍堂. “書籍情報 柿崎順一作品集 あたらしい生命━揺りかごからの胎動”. 足立欣也. 2018年3月16日閲覧。
  15. ^ 第21回 うえだ城下町映画祭”. ゲスト紹介. 2017年11月18日閲覧。
  16. ^ 公民館報ちくま. “もっと知りたいふるさと 30「花栽培の新技術」平成24年12月1日”. 千曲市. 2018年3月17日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集