メインメニューを開く

成田空港交通株式会社(なりたくうこうこうつう)は、千葉県成田市に所在するバス会社。京成グループに属し、京成電鉄の子会社である。成田国際空港を発着する空港連絡バスおよび空港ターミナル間連絡バスのほか、高速バス、一般路線バスを運行する。京成バスからの移管路線、京成バスおよび京成グループのバス会社各社との共同運行路線も多い。

成田空港交通株式会社
Narita Airport Transport Co.,Ltd.
本社
本社
種類 株式会社
略称 成空
本社所在地 日本の旗 日本
286-0121
千葉県成田市駒井野山の台1368-22
業種 陸運業
法人番号 8010601013961
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業、一般貸切旅客自動車運送事業、広告代理業、労働者派遣業、自動車運転代行及び自動車管理請負業務
代表者 代表取締役社長 田口 健
資本金 6000万円
純利益 1億5487万5000円(2019年03月31日時点)[1]
総資産 14億8205万2000円(2019年03月31日時点)[1]
従業員数 94人(平成29年7月現在)
決算期 3月
主要株主 京成電鉄株式会社(83.3%)
京成バス株式会社(16.7%)
外部リンク http://www.nariku.co.jp/
テンプレートを表示

本社所在地は、千葉県成田市駒井野山の台1368-22。付近に公園成田市さくらの山」がある。

現行路線編集

ターミナル間連絡バス編集

成田空港第1ターミナル・第2ターミナル・第3ターミナルと、京成東成田線芝山鉄道東成田駅を結ぶ。貸切扱いで運賃無料である。

空港連絡バス編集

 
成田空港に向かう321号車(稲毛海岸駅にて撮影)

成田空港発着の空港連絡バス(高速バス)を運行している。

夜行高速バス編集

仙台線編集

松島仙台線・仙台線ともに、原則としてトイレ付き3列独立シート車両で運行。予約・発券は京成バス高速バス予約センターで行い、成田空港交通は運行業務のみ行っている[2]

松島仙台線編集
 
仙台線(松島海岸駅にて)

千葉県成田市船橋市柏市宮城県仙台市宮城郡松島町を結ぶ夜行高速バス

宮城交通と共同運行であったが、当面の間は成田空港交通の単独運行となる[2]

便名はポーラスター号[3]。元々京成バスが運行していたものを移管した。

主な運行経路
成田空港 - 西船橋駅 - 柏駅 - 仙台駅前(宮交仙台高速バスセンター) - 松島海岸駅
路線沿革
  • 1989年(平成元年)3月21日 - 京成電鉄・宮城交通の2社により、成田空港 - 仙台駅前間で運行開始。
  • 1991年(平成3年)頃 - 成田空港駅(現:東成田駅)での乗降取り扱いを開始。当時のパンフレット
  • 199x年 - 西船橋駅・松戸駅での乗降取り扱いを開始。 成田空港 - 西船橋駅 - 松戸駅 - 仙台駅前 となる。
  • 1993年(平成5年)頃 - 成田空港から東京ディズニーランド(TDL)まで延長。
  • 1994年(平成6年)3月15日 - 仙台側を国道45号線経由で石巻まで延長。本塩釜駅前・松島案内所(五大堂前)・石巻駅前・石巻営業所の順に停車。
  • 1999年(平成11年)5月 - 千葉側の運行担当を成田空港交通に移管。京成は予約等の運行支援業務のみの担当となる。
  • 2001年(平成13年)9月4日 - 東京ディズニーシー(TDS)開園に伴いTDS停留所を追加。
  • 2004年(平成16年)4月17日 - 仙台 - 石巻間廃止により、仙台発着に戻る。
  • 2005年(平成17年)3月28日 - 松戸駅停車を廃止。柏駅・海浜幕張駅停車を開始。経路も成田空港 - 海浜幕張駅 - TDL/TDS - 西船橋駅 - 柏駅 - 仙台駅前に変更。
  • 2006年(平成18年)6月30日 - 海浜幕張駅・東京ディズニーランド・東京ディズニーシー経由を廃止し、千葉駅(東口)経由に変更、現行の運行経路となる。
  • 2010年(平成22年)7月1日 - 仙台駅東口バスターミナルに延長乗り入れ。
  • 2013年(平成25年)2月1日 - 宮城交通便が運休、当面は成田空港交通の単独運行となる。
  • 2014年(平成26年)4月1日 - 運賃改定[4]
  • 2018年(平成30年)3月16日 - この日の出発便より松島海岸駅まで延伸。JR千葉駅、仙台駅東口停車を廃止。運賃を一部改定[5]
  • 2018年(平成30年)9月1日 - この日の出発便より、成田空港発の便に限り西船橋駅での降車が可能になる。
使用車両
利用状況
年度 運行日数 運行便数 年間輸送人員 1日平均人員 1便平均人員
2002(平成14)年度 365 748 13,714 37.6 18.3
2003(平成15)年度 365 738 12,656 34.7 17.1
2004(平成16)年度 365 732 12,816 35.1 17.5
2005(平成17)年度 365 730 10,499 28.8 14.4
2006(平成18)年度 365 732 10,663 29.2 14.6
2007(平成19)年度 366 732 10,256 28.0 14.0
仙台線編集
運行経路
成田空港 - 東京ディズニーランド - 仙台駅東口
路線沿革

和歌山線編集

千葉県千葉市和歌山県和歌山市を結ぶ夜行高速バス。和歌山バスと共同運行で、便名はサウスウェーブ号。仙台線と同様に、元々京成バスの運行していたものが移管され(2009年4月16日)、予約・発券は京成バスで行い、成田空港交通は運行業務のみ行っている。路線の変遷等についてはサウスウェーブ号の項参照のこと。

主な運行経路
海浜幕張駅 - 西船橋駅 - 東京ディズニーシー - 東京ディズニーランド - 東京テレポート駅 - 横浜駅 (YCAT) - 堺東駅前 - 堺駅前 - 泉ヶ丘駅 - JR和歌山駅 - 南海和歌山市駅

長野線編集

千葉県成田市と長野県長野市を結ぶ夜行高速バス。アルピコ交通長野支社と共同運行。他の夜行高速バスと同様、予約・発券は京成バスが行い、成田空港交通は運行業務のみ行う。2012年2月1日運行開始[7]

2013年12月2日より、成田空港発着となり、千葉中央駅、海浜幕張駅は経由しなくなった[8]

主な運行経路
成田空港 - 東京ディズニーシー - 東京ディズニーランド - 西船橋駅 - 京成上野駅 - 浅草雷門 - 中央道茅野- 長野道みどり湖 - 長野道広丘野村 - 長野道神林 - 松本インター前 - 松本駅松本バスターミナル[9] - 長野道安曇野 - 長野インター前 - 長野バスターミナル - 長野駅

一般路線バス編集

  • 南部線
    • 成田空港第2旅客ターミナル - 臨空ビル前 - 南部貨物地区 - 博物館入口 - 南部工業団地
  • 博物館線
    • 成田空港第2旅客ターミナル → 臨空ビル前 → 南部貨物地区 → 博物館入口 → 南部工業団地 → AMB南三里塚 → 三里塚 → 南部貨物地区 → 臨空ビル前 → 成田空港第2旅客ターミナル ※平日朝運転
    • 成田空港第1旅客ターミナル - 成田空港第2旅客ターミナル - 芝山千代田駅 - 南部貨物地区 - 航空科学博物館 - 三里塚 - AMB南三里塚 ※土休日は航空科学博物館 - AMB南三里塚間運休
  • さくらの山線
    • 成田空港第2旅客ターミナル - さくらの山
    • さくらの山 → 住宅入口 → 博物館入口 → にしてつ → バンテック ※土曜・日祭日の夕方1本のみ

深夜急行バス編集

廃止路線編集

高速バス編集

  • 阪急線
    • 成田空港第2旅客ターミナル - 登戸台 - 阪急カーゴ
      • 2010年8月31日限りで廃止された[12]
  • 成田空港駅・空港ターミナル連絡バス
    • 成田空港駅(現:東成田駅) - 成田空港旅客ターミナル
      • 1978年(昭和53年)5月の成田空港開港・京成電鉄成田空港駅開業に伴い、京成電鉄経由の空港利用客の輸送のため運行を開始した。
      • 運行開始から3年後の1981年(昭和56年)当時は、側面に大型方向幕を装備した長尺3扉の専用車を使用して運行され、所要時間6分・運賃130円であった[13]。京成電鉄のスカイライナーとの接続利用を主眼に、バスはスカイライナーと同一の塗色を施していた[13]
      • 成田空港駅が空港ターミナルから離れた場所に設置されたことから、連絡輸送のために開設された路線であった[13]が、乗換えの不便さから京成電鉄の利用客が伸びず、開業以来利用の低迷が続いた。1980年代後期頃からリムジンバス等が道路混雑の影響を受けるようになり、京成電鉄の利用が見直されるようになるとこの路線の利用者も増加が見られるようになった。
      • 1991年3月の空港ターミナルビル地下への京成電鉄線・JR線乗入れ後は、空港利用客の多くが新線に移行し、この路線の運行本数は約1/3に減便となった[14]。その後は空港第1・第2旅客ターミナルの整備に伴い、貸切形態の無料ターミナル間連絡バス(上記)に機能を移行して廃止となった。
  • 成田空港 - 誉田駅・鎌取駅・鎌取インター
    • 千葉中央バスと共同運行(2012年12月13日開業)
    • 2014年3月31日をもって運行休止。
  • 成田空港・東京ディズニーリゾート(TDR) - 金沢線
    • 北陸鉄道と共同運行
    • 仙台線とほぼ同時期に京成バスから移管されたが、こちらは移管後1年ほどで廃止された。

特定輸送編集

 
ボートピア習志野送迎バス

習志野市周辺の工場従業員の契約輸送を行っていた。また2011年10月1日より、京成バス船橋営業所より津田沼駅京成津田沼駅からボートピア習志野(場外舟券売場)来場者の送迎バスが移管され、2015年4月3日にちばシティバスに移管されるまで運行された。また同時に習志野市内の工場の契約輸送も京成バスに移管し、習志野市内からは撤退した。

ボートピア習志野の送迎バスには、日野・ブルーリボンシティハイブリッドが使用されていた。

車両編集

三菱ふそうトラック・バス製の車両が中心である。空港内循環バスには三菱ふそう・エアロスターCNGノンステップバスや、関東地区では数少ないエアロスターの3扉ノンステップ車が導入されている。

以前の空港内循環バスには、ネオプラン製のサンライナーも使用されていた。ランプバス向けに設計された横置きエンジンFF車で、後輪もシングルタイヤである。

2008年には、日野自動車製のブルーリボンシティハイブリッドやセレガも導入されている。並行して京成グループから転入した車両もあり、いすゞ自動車製の車両も少数が存在している。

契約輸送には、元京成バスと元千葉内陸バス日野・ブルーリボンと、元東京ベイシティ交通いすゞ・キュービックを、社名のみを変更して使用している。

ボートピア習志野の送迎バスには、日野・ブルーリボンシティハイブリッドを使用している。

開業当初の成田空港駅・空港ターミナル連絡バスの塗装は、スカイライナーAE形電車登場時の塗装に準じたクリームとマルーンの塗り分けだった。その後スカイライナーの塗色変更に合わせてアイボリーベースに赤と青のストライプに変更された。

脚注編集

[ヘルプ]
  1. ^ a b 成田空港交通株式会社 第47期決算公告
  2. ^ a b 夜行高速バス仙台線のご案内 成田空港交通公式サイト、2019年7月13日閲覧。
  3. ^ 高速バス 成田・西船橋-仙台【ポーラスター号】(予約制) 宮城交通公式サイト
  4. ^ 【宮城交通】 高速バス 主な区間の運賃表(2014年4月1日改正) (PDF)
  5. ^ 【成田線】平成30年3月16日停留所新設とダイヤ改正と運賃改定のお知らせ”. 宮城交通 (2018年3月12日). 2018年3月21日閲覧。
  6. ^ 【高速バス・新規路線】2019年4月16日より「東京ディズニーランド(R)」・成田空港線の運行を開始します”. ジェイアールバス東北 (2019年4月3日). 2019年4月27日閲覧。
  7. ^ 【成田空港交通】夜行高速バス「千葉・長野線」運行開始 (PDF)
  8. ^ 【成田空港交通】平成25年12月2日(月)より夜行高速バス「成田空港・長野線」運行開始 (PDF)
  9. ^ 松本駅・松本バスターミナル のりばご案内 アルピコグループの時刻表ポータルサイト アクセス信州
  10. ^ a b c コミュニティバス 成田市公式サイト
  11. ^ サークルバス 2018年6月1日ルート変更! サークルバスで成田を楽しもう!成田ホテルバス連合会ホームページ
  12. ^ バス路線に関する「生活交通維持・確保計画」についてのお知らせ (PDF)[リンク切れ]
  13. ^ a b c 鉄道ジャーナル』1981年8月号(No.174)pp.92-93
  14. ^ 『鉄道ジャーナル』1991年6月号(No.296)p.142

関連項目編集

外部リンク編集