杉村三郎シリーズ

杉村三郎シリーズ』(すぎむらさぶろうシリーズ)は、宮部みゆき推理小説のシリーズ。

目次

概要編集

児童書専門の出版社「あおぞら書房」の編集者から一転、日本屈指の大グループ企業・今多コンツェルン会長の娘婿となり、同コンツェルングループ広報室、さらには離婚を経て私立探偵となる杉村三郎を主人公としたシリーズで、その彼が遭遇することになった事件を描く。

三郎の立ち位置は探偵役と同時に、事件全体を見届ける傍観者としての役割が強く、三郎の眼を通じて事件の裏に潜む悪意が顕れていくのが特徴である。また著者自身がシリーズを『昭和名曲歌謡シリーズ』と呼称しているように、「車屋さん」(歌:美空ひばり)や「丘を越えて」(歌:藤山一郎)や「テネシーワルツ」(歌:江利チエミ)と1作品毎に昭和の楽曲やその歌詞が用いられており、劇中のテーマとなったり、人物描写の要素として用いられている[1]。また、シリーズはマイクル・Z・リューインの「アルバート・サムスンシリーズ」からイメージされている[2]

2018年4月現在までに長編『誰か Somebody』『名もなき毒』『ペテロの葬列』の3作、短編集『希望荘』が刊行されており、文庫版『ソロモンの偽証』第6巻に短編「負の方程式」が所収されている。また、『オール讀物』2017年11月号に「絶対零度」が、2018年3月号に「華燭」が掲載された。

また、映像化作品としては、小泉孝太郎が杉村三郎を演じた連続テレビドラマが2作品作られている(『名もなき毒』〈2013年/『誰か Somebody』と『名もなき毒』の映像化〉、『ペテロの葬列』〈2014年〉)。

主な登場人物編集

杉村 三郎すぎむら さぶろう
本シリーズの主人公。初登場時35歳。温和な性格で、妻の菜穂子や娘の桃子のことを大切に想う良き家庭人。何らかの問題を抱え困った人物に対してはどこまでも親身になるところがあり、その性分により事件の裏まで踏み込んでしまう。
山梨県の山間の小さな町の出身。大学から東京都に出てきて、卒業後は児童書出版社「あおぞら書房」で編集者をしていたが、菜穂子の父からの結婚の条件として、巨大グループ企業・今多コンツェルングループの広報室編集者兼記者に転職した。あくまでも一社員という立場で、今多コンツェルンに関する実権を持たされてはいない。財界の実力者の妾の子である菜穂子との結婚に関して自身の家族の説得に難航した経緯があり、 (菜穂子と離婚するまで) 実家と絶縁状態となる。今多家の人間になってからは、あまりに違いすぎる境遇や価値観に戸惑い、自らを平凡視することもあり、また今現在の幸せに対して言い知れぬ不安や怖れを抱いていた。本人には全く野心がないこともあってか、岳父の嘉親と彼の二人の息子一家とは良好な関係を築いていた。対称的に今多家の親戚筋からはいつになっても認められることなく、「どこの馬の骨とも分からん男」として扱われ、挨拶さえしてもらえずにいた。結婚から何年たっても岳父に対しては気後れしてしまい、岳父の前では菜穂子の名前を呼び捨てにすることができないでいた。
2008年12月末、ある事件の責任を取って今多コンツェルンを辞職。2009年1月離婚して今多家を出て帰郷。地元の産直グループの直営店で働いていたが、父を看取った後、ある事件の調査の協力をした縁で知り合った調査会社・オフィス蛎殻の所長の勧めで再上京して探偵業を営むことにし、2010年1月、東京都北区に古い借家を借りて事務所を開いた。その借家が東日本大震災で半壊したため、家主である大地主の竹中家の好意でその屋敷の一角を間借りすることになった。主にオフィス蛎殻の下請けで生計を立てている。
杉村 (今多) 桃子すぎむら (いまだ) ももこ
三郎の娘。初登場時4歳。病弱な菜穂子がかかりつけの医師に一人だけと許可を貰った末に産まれたため、杉村夫妻にとってかけがえのないということもあって大事にされている。両親の離婚後は母が親権を取り、松濤の今多邸でその庇護の下で暮らしている。
今多 嘉親いまだ よしちか
桃子の母方の祖父。初登場時79歳。財界の要人の一人として名を連ねる今多コンツェルン会長。5歳年上の正妻は菜穂子を引き取る2年前に他界した。長男・泰孝は社長、次男・孝之は専務取締役として様々な傘下企業の役職を兼務しながら、今多コンツェルンの要職に就いている。小柄で華奢な体躯に日本人離れした鉤鼻、切れ上がった目じりと険しい目つきの容姿で、若い頃は「猛禽」と渾名されていた。
杉村 (今多) 菜穂子すぎむら (いまだ) なほこ
桃子の母で嘉親の非嫡出子。初登場時29歳。嘉親とその愛人だったギャラリー経営者の絵描きの女性の間に産まれ、嘉親の認知も受けていたが、15歳の頃に母を亡くしてから今多家に引き取られた。母親からの遺伝か、心臓が生まれつき人より大きいため、普通の風邪での高熱でも命取りとなる病弱体質で、休学続きで小学校を7年通い、大学も中退してしまったという。嘉親にはいたく可愛がられており、今多コンツェルンに対する実権を持たされていない代わりに、莫大な財力で世間の煩わしさから離れ、平穏に過ごせる環境で育てられた。そうした経緯から温室育ちのお嬢様として育てられ、性格は純粋で天然な一面を持つ。今多コンツェルンに関する実権を全く持たないことを条件に父から莫大な株式を生前贈与されている。映画館内で遭遇した痴漢から救ってもらったことがきっかけで出逢った三郎との交際を実らせ結婚した。三郎曰く「笑うと24歳、化粧をすると31歳、素顔だと20歳に見え、どんな時でも美人」。自身の不貞行為から三郎と離婚した後は父とその一族と暮らしている。
園田 瑛子そのだ えいこ
今多コンツェルングループ広報室編集長。大学卒業後から今多コンツェルンに入社し、幾多の部署で事務職を務め、関連・傘下企業への出向経験を重ねてきた28年目のベテラン。憎まれ口で思ったことをはっきりと言うさばけた性格。基本的に大まかだが、机の上の整理整頓には行き届いていない大雑把なところもある。2009年4月、ある騒動の責任を取って、労連の事務局に異動した。
遠山とおやま
会長の第一秘書。淡々とした事務的な態度と語り口の女性で、三郎は心中で“氷の女王”の異名で呼んでいる。ドラマ版では名前は美緒子みおこ
水田 大造みずた たいぞう
社屋内の喫茶店・睡蓮(すいれん)のマスター。一所で長く客商売をしているため、今多コンツェルンとその周辺の事情通になっている。三郎が何度も事件を解決するのを見ており、今多家を出た三郎から事務所を開いた旨の通知を受け取ると、その近くに移り、2010年5月、喫茶店・侘助(わびすけ)を開店した。
窪田 喜代子くぼた きよこ
三郎の3歳年上の姉。ドラマ版では名前は麻子あさこ。杉村兄弟の母校の小学校で教師をしており、同じく兄弟の母校の中学校の教頭を務める11歳年上の男性と結婚している。父母と違い、必ず三郎の会社か携帯に連絡を寄越している。子供はおらず、雄の柴犬・ケンタロウを飼っている。
杉村 一男すぎむら かずお
三郎の5歳年上の兄。地元の町役場に勤務しながら、家業の小さな果樹園を経営している。妻・和美かずみとの間に息子と娘・麻美あさみを儲けており、父母と同居している。
杉村 寿子すぎむら ひさこ
三郎の母。「口にの毒がある」と評されるほどの毒舌家。女性の家族の財力に依るような三郎の結婚には反対し、結婚後は三郎を死んだ者だと思うと嘯いているが、稀に連絡を取ったり夏の季節には梨を送ったりしている。ドラマ版では名前は正子まさこ
三郎の父
ドラマ版では真一しんいちの名前が付けられている。妻と同じく、当時は三郎の結婚には反対しており、稀に三郎の自宅に電話をかけることがあるようだが、三郎からの電話には出ないため、まともに会話をしていない。2009年10月末、で闘病の末に死去。
蛎殻 昴かきがら すばる
調査会社・オフィス蛎殻の所長。20代。様々な業界に進出している父が創業した調査会社を引き継いで経営している。左足が不自由で杖に頼っているが、イケメンで頭が良くて料理が得意。三郎にある事件の調査の手伝いを頼み、探偵業にスカウトした。

劇中設定編集

今多コンツェルン
嘉親が会長として統治している大グループ企業。父親から継いだ関東圏の運送会社を嘉親が一代で発展させ、今では運送会社時代から続く物流業を要に、幾多の会社を吸収し傘下に収めている。東京メトロ銀座線新橋駅から徒歩2分の場所にある地上22階立ての本社ビル(3分の1は店子が入っている)と、本社ビルの裏側にかつて嘉親が一部を私邸として使った別館と呼ばれる建物があり、別館には2階に出版社「東晋社」を含む3つの傘下企業と3階のグループ広報室以外にも、1階に喫茶店「睡蓮」とフラワーショップ「アビシオン」が構えられている。
グループ広報室
今多コンツェルン別館内にある、三郎が勤務する会長室直属の部署。今多コンツェルンの事業拡大に伴い、従業員相互のコミュニケーション不足を懸念した嘉親の意向によって、10年前(『誰か―』時点)に発足した。今多コンツェルン全社員に配布する、奇しくも三郎の以前の勤務先と同じ名前の社内報「あおぞら」を発行しており、「『あおぞら』編集部」とも呼称される。開設の経緯から「会長のゲシュタポ」というデマが根付いてしまっている。
社員6名の小規模な部署ながらも異動による人の出入りが激しく、開設からは編集長の園田しか広報室に留まっていない。女性のアルバイトもまた、大学生の椎名(通称:シーナ)が学業の都合で辞めたことで後任に原田いずみを採用したが、彼女は度重なるトラブルを起こし解雇。その後、ひょんなことから三郎と知り合った女子大生の五味淵まゆみが新たに雇われることとなった(『名もなき毒』)。
ドラマ版では椎名はボストンへの留学を理由に退職したものの、留学金を騙し取られたため、まゆみと共に雇われている。
その後も人員を入れ替え、社員・準社員4名に男性アルバイト1名と更に規模を縮小しながら存続しているが、うち一人は本社財務部でお荷物社員となってしまっていた井手正男であり、まったく戦力になっていない(『ペテロの葬列』)。

書誌情報編集

誰か Somebody
単行本:2003年11月13日、実業之日本社ISBN 978-4408534497
ノベルス:2005年8月20日、光文社ISBN 978-4334076177
文庫:2007年12月10日、文春文庫ISBN 978-4167549060
名もなき毒
単行本:2006年8月25日、幻冬舎ISBN 978-4344012141
ノベルス:2009年5月21日、光文社、ISBN 978-4334076832
文庫:2011年12月10日、文春文庫、ISBN 978-4167549091
ペテロの葬列
単行本:2013年12月20日、集英社ISBN 978-4087715323
文庫:2016年4月8日、文春文庫、上巻 ISBN 978-4167905842 / 下巻 ISBN 978-4167905859
ソロモンの偽証 第III部 法廷 下巻
文庫:2014年10月28日、新潮社ISBN 978-4101369402
文庫版「ソロモンの偽証」の最終巻にのみ、杉村三郎を主人公とする「負の方程式」が収録されている[3][4]
希望荘
単行本:2016年6月25日、小学館ISBN 978-4093864435

テレビドラマ編集

名もなき毒編集

名もなき毒
ジャンル テレビドラマ
放送時間 月曜日20:00 - 20:54(54分)
放送期間 2013年7月8日 - 9月16日(11回)
放送国   日本
制作局 TBS
演出 塚原あゆ子
金子文紀
山本剛義
竹村謙太郎
原作 宮部みゆき
脚本 神山由美子
プロデューサー 橋本孝(チーフ)
鈴木早苗
橘康仁
出演者 小泉孝太郎
深田恭子(第1話 - 第5話)
真矢みき(第6話 - 第11話)
国仲涼子
平幹二朗
音声 ステレオ放送
字幕 文字多重放送
外部リンク 公式サイト
テンプレートを表示

名もなき毒』(なもなきどく)のタイトルでテレビドラマ化。2013年7月8日から9月16日まで月曜20:00 - 20:54にTBS系「月曜ミステリーシアター」枠で放送された。小泉孝太郎はドラマ化にあたって宮部みゆきによって指名され、主演に起用された[5]。小泉は『コールセンターの恋人』(2009年)以来4年ぶりの連続ドラマ主演であり、TBSの連続ドラマ初主演となる[5]

シリーズ1作目『誰か Somebody』と2作目『名もなき毒』を原作に、前半の第1話から第5話で『誰か―』を、後半の第6話から第11話で『名もなき毒』の物語を展開する2部構成となっており、ヒロイン役も前半は深田恭子、後半は真矢みきへとリレー形式で変更される[6]。(場面の入れ替えはあるものの)内容は原作に沿ったものとなっているが、グループ広報室のメンバーに関して、ドラマのみ登場の同僚編集者・手島雄一郎てしまゆういちろうと『名もなき毒』が初出の若手社員の加西や副編集長の谷垣が初登場時点で三郎が配属される前から在籍しているという差異があり、原作では『誰か―』のみに登場するアルバイトの椎名が後半以降も登場する。また原作では二つの事件の間は一年ぐらいあるがドラマでは誰かの終盤で名もなき毒の事件が発生している。劇中ではタイトル画面を含め「毒」が落ち染み渡る描写が取り入れられている[7][8]

第1話では、TBSに限り、直前の19:55 - 20:00[9]に予告番組『もうすぐ名もなき毒』が放送された。

詳細な人物説明・あらすじは『誰か Somebody』『名もなき毒』を参照。

本作を最後に、1956年4月以来ナショナルゴールデンアワー→ナショナル劇場パナソニック ドラマシアター→月曜ミステリーシアターと57年6ヶ月続いたTBS系月曜20時台におけるパナソニックグループの一社提供は終焉を迎えた。

キャスト編集

  • 杉村 三郎(今多コンツェルングループ広報室編集者・嘉親の娘婿) - 小泉孝太郎
  • 杉村 菜穂子(三郎の妻・嘉親の娘) - 国仲涼子
  • 椎名 遥(グループ広報室編集アシスタント) - 岡本玲
  • 手島 雄一郎(グループ広報室編集者) - ムロツヨシ
  • 加西 新(グループ広報室編集者) - 森崎ウィン
  • 谷垣 太一(グループ広報室副編集長) - 山崎大輔
  • 園田 瑛子(グループ広報室編集長) - 室井滋
  • 水田(喫茶「睡蓮」マスター) - 本田博太郎
  • 杉村 桃子(三郎と菜穂子の娘) - 矢崎由紗
  • 杉村 正子(三郎の母親) - 木野花
  • 遠山 美緒子(会長の第1秘書) - 佐藤直子
  • 今多 嘉親(今多コンツェルン会長) - 平幹二朗
誰か Somebody(第1話 - 第5話)編集
  • 梶田 聡美(信夫・弥生の長女) - 深田恭子(幼少期:平澤宏々路[10]
  • 梶田 梨子(信夫・弥生の次女) - 南沢奈央
  • 浜田 利和(聡美の婚約者) - 高橋光臣
  • 梶田 弥生[11](信夫の妻) - 相築あきこ
  • 野瀬 祐子[注釈 1](トモノ玩具元事務員) - 伊藤かずえ
  • 卯月 勝利(城東中央警察署刑事) - 菅原大吉
  • 梶田 信夫(今多嘉親の専属運転手・自転車ひき逃げ事件被害者) - 平田満
  • 杉村 一郎(三郎の兄) - 犬飼若博(第1話)
  • 杉村 麻子(三郎の姉) - 村岡希美(第1話)
  • 杉村 真一(三郎の父親) - 野添義弘(第1・3・最終話)
  • 木内(「遊楽会館」スタッフ) - 長野里美(第1話)
  • 田辺(三郎夫妻に派遣された家政婦) - 三谷悦代(第1・3話)
  • 友野 栄次郎(梶田信夫の全職場「トモノ玩具」元社長) - 織本順吉(第2話)
  • 友野 文子(栄次郎の義娘) - 池谷のぶえ(第2話)
  • 久保(マンション「グレスデンハイツ石川」管理人) - 小宮孝泰(第3話)
  • 工藤(「グレスデンハイツ石川」管理組合理事長) - 日野陽仁(第3話 - 第4話)
  • お婆さん(エプロンさんの母) - 久松夕子(第2話 - 第3話)
  • エプロンさん - 弘中麻紀(第3話)
  • 関口(トモノ玩具元事務職の責任者) - 柳家小さん(第4話)
名もなき毒(第6話 - 第11話)編集
  • 古屋 暁子(明俊の娘) - 真矢みき
  • 古屋 美知香(暁子の娘・明俊の孫) - 杉咲花
  • 原田 いずみ(グループ広報室編集アシスタント) - 江口のりこ(第5話 - 最終話)
  • 秋山 省吾(フリージャーナリスト) - 平山浩行
  • 五味淵 まゆみ(秋山の従妹・グループ広報室編集アシスタント) - 中西美帆(第8話 - 最終話)
  • 古屋 明俊(連続無差別毒殺事件4人目の被害者) - 森次晃嗣(第5話 - 最終話)
  • 奈良 和子(明俊の愛人) - 烏丸せつこ
  • 萩原 弘(コンビニ「ララ・パセリ」店長) - 斎藤歩
  • 外立 研治(「ララ・パセリ」店員) - 君嶋麻耶(少年期:城戸恵斗[12]
  • 萩原社長(弘の父親・萩原運送社長) - でんでん(第8話 - 最終話)
  • 芦田(警視庁刑事) - 大高洋夫
  • 森川(警視庁刑事) - 井坂俊哉
  • 近藤(所轄刑事) - 松本岳
  • 北見 一郎(探偵・元警察官) - 大杉漣
  • 沼田(いずみの前職場だった編集プロダクション「ハードアクト」社長) - 新井康弘(第6話)
  • 黒井 寛治(今多物流次長) - 矢柴俊博(第6話)
  • 原田 克也(いずみの父親・道友エンジニアリング札幌支社長) - 前田吟(第9話)
  • 橋本(遠山の部下) - 平沼紀久(第9話)
  • 松井(刑事) - 近江谷太朗(第9話)
  • 外立 幸恵(研治の祖母) - 星野晶子(第10・最終話)

スタッフ編集

  • 原作 - 宮部みゆき『誰か Somebody』『名もなき毒』(文春文庫)
  • 脚本 - 神山由美子
  • 音楽 - 横山克
  • 演出 - 塚原あゆ子金子文紀、山本剛義、竹村謙太郎
  • 音楽コーディネーター - 溝口大悟、池田修平
  • 演出補 - 村尾嘉昭、西野成亮、松丸博隆、大宮いろは
  • タイトルCG - 岸本威
  • CG - 田中浩征、井田久美子、中村淳
  • スタントコーディネーター・擬闘 - 高槻祐士、カラサワイサオ
  • 法律監修 - 関秀忠
  • 医療監修 - 横井宏和
  • 映像提供 - ブレーントラスト
  • 企画協力 - 河野治彦
  • 制作 - 那須田淳
  • チーフプロデューサー - 橋本孝
  • プロデューサー - 鈴木早苗、橘康仁
  • プロデューサー補 - 吉村剛弘、相羽めぐみ
  • 制作協力 - ドリマックス
  • 製作著作 - TBS

主題歌編集

  • 近藤晃央「あい」(アリオラジャパン
    • 近藤にとって初めての連続ドラマタイアップとなった。近藤はドラマの台本から浮かんだ想いからメッセージを込めて本楽曲を制作したという趣旨のコメントを残している。また2013年7月2日に行われた制作発表にて本楽曲を披露した[13]

引用作品編集

第1・5話
第2話
  • 絵本協力 - 作:本間正樹 / 絵:みやもとただお『こぎつねキッコ』 / 工藤ノリコ『ピヨピヨハッピーバースデー』

放送日程編集

各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率[14]
第1話 7月8日 28年の闇―姉妹の秘密と父の死の謎 塚原あゆ子 13.1%
第2話 7月15日 蘇る28年前の記憶―誘拐犯の正体 10.5%
第3話 7月22日 姉の毒、妹の毒―姿を現した誘拐犯と第二の犠牲者 金子文紀 10.1%
第4話 7月29日 父と母が犯罪者…犯人からの謎の脅迫電話 山本剛義 11.6%
第5話 8月05日 第一部 最終話 毒にまみれた衝撃の結末
新たな連続毒殺事件が始まる―
竹村謙太郎 08.2%
第6話 8月12日 謎の無差別連続毒殺事件と恐怖のストーカー 金子文紀 07.7%
第7話 8月19日 遺産を巡る二人の女‥犯人は娘か愛人か? 迫りくるストーカー 竹村謙太郎
第8話 8月26日 毒をもられた…第5の事件発生!
衝撃の被害者は? 絞られた3人の容疑者―
金子文紀 07.6%
第9話 9月02日 父の告白、ストーカー女の衝撃の過去!
明かされる愛人の正体と悲劇の結末
塚原あゆ子 08.3%
第10話 9月09日 最終章〜真犯人が衝撃の告白!
ストーカーの毒牙が杉村家に襲いかかる!
竹村謙太郎 08.4%
最終話 9月16日 ストーカーから家族を守れ!杉村の逆襲が今、始まる! 金子文紀 08.7%
平均視聴率 9.3%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

脚注編集

注釈編集

[ヘルプ]
  1. ^ 初出の第2話から第3話まではクレジットで「トモノ玩具の女」と表記されていた。

出典編集

[ヘルプ]
  1. ^ 『宮部みゆき全小説ガイドブック』、62 - 67項より。
  2. ^ 『このミステリーがすごい!』2007年版、12項より。
  3. ^ 宮部さん「これで完結」あのベストセラーに続編”. 本よみうり堂. 読売新聞(YOMIURI ONLINE) (2014年10月23日). 2015年3月8日閲覧。
  4. ^ 新潮文庫 2014年10月20日の発言2015年3月8日閲覧。
  5. ^ a b “小泉孝太郎、宮部みゆきのご指名「素直にうれしい」“杉村三郎シリーズ”連ドラ化”. ORICON STYLE. (2013年5月31日). http://www.oricon.co.jp/news/movie/2025103/full/ 2014年9月7日閲覧。 
  6. ^ スポーツニッポン』2013年6月10日、18項より。
  7. ^ 週刊TVガイド』2013年7.26号、22頁より。
  8. ^ ドラマ『名もなき毒』公式サイト セット紹介 喫茶室「睡蓮」 絵 より。
  9. ^ 通常は月曜19時枠番組『私の何がイケないの?』の次回予告番組『来週の私の何がイケないの?』。
  10. ^ 第1部クランクアップ・前編”. 『名もなき毒』スタッフ日誌. TBSテレビ (2013年7月31日). 2014年9月7日閲覧。
  11. ^ yahooテレイガイド Archived 2016年3月5日, at the Wayback Machine. 役名出典。
  12. ^ 城戸恵斗プロフィール”. 芸能1部(ティーン). スターダストプロモーション. 2014年9月7日閲覧。
  13. ^ 【イベントレポート】近藤晃央、ドラマ『名もなき毒』主題歌「あい」を生披露”. NEWS. BARKS (2013年7月3日). 2014年9月7日閲覧。
  14. ^ 全放送回の出典。名もなき毒-Sponichi Annex 芸能、2013年12月17日参照。

外部リンク編集

TBS 月曜ミステリーシアター
前番組 番組名 次番組
確証〜警視庁捜査3課
(2013.4.15 - 2013.6.24)
名もなき毒
(2013.7.8 - 2013.9.16)
※ここまでパナソニックグループ一社提供
刑事のまなざし
(2013.10.7 - 2013.12.16)
※ここから複数社提供
TBS 月曜ミステリーシアター
前番組 番組名 次番組
ペテロの葬列
(2014.7.7 - 2014.9.15)
SAKURA〜事件を聞く女〜
(2014.10.20 - 2014.12.22)