能越ケーブルネット
能越ケーブルネット株式会社(のうえつケーブルネット)は、富山県氷見市に本社を置き、テレビ放送・インターネット・直収電話・IP電話・MVNO事業を行うケーブルテレビ局である。略称はCNH[1]。
能越ケーブルネット本社 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | CNH |
本社所在地 |
日本 〒935-0021 富山県氷見市幸町8番7号 北緯36度51分31.9秒 東経136度58分55.9秒 / 北緯36.858861度 東経136.982194度座標: 北緯36度51分31.9秒 東経136度58分55.9秒 / 北緯36.858861度 東経136.982194度 |
設立 |
1991年(平成3年)2月2日[1][2] (株式会社ケーブルネット氷見) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 2230001011541 |
事業内容 |
有線テレビジョン放送事業 電気通信事業 |
代表者 | 杉岡信之(代表取締役社長)[1] |
資本金 |
3億9600万円 (2020年6月30日時点)[1] |
売上高 | 10億8580万円(2020年3月期)[1] |
従業員数 | 39人(2020年時点)[1] |
主要株主 |
トナミホールディングス 13.3% 北日本新聞社 6.7% (2020年6月30日時点)[1] |
外部リンク | https://www.cnh.ne.jp/ |
ケーブルインターネットサービスは、「ひみHinet」という名称で提供している。
事業所所在地
編集サービスエリア
編集沿革
編集- 1991年(平成3年)2月2日 - 株式会社ケーブルネット氷見(ケーブルネットひみ)として会社設立[2]。
- 1992年(平成4年)7月20日 - 富山県氷見市の人口集中地区を対象に開局[2][7]。
- 2001年(平成13年)4月 - インターネット接続サービス開始[1]。
- 2003年(平成15年)4月 - IP電話サービス開始。
- 2004年(平成16年)
- 3月 - 社名を氷見・羽咋ケーブルネット株式会社(ひみ・はくいケーブルネット)に変更。
- 10月 - 地上デジタル放送サービス開始。
- 12月 - 石川県羽咋市でのサービスを開始。
- 2006年(平成18年)
- 3月 - 氷見市有線テレビジョン放送事業の指定管理者となる。
- 7月 - 社名を能越ケーブルネット株式会社に変更。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 石川県珠洲市でのサービスを開始[8][9]。
- 2008年(平成20年)
- 7月 - 氷見エリアで北陸朝日放送の地上デジタル放送サービス開始。
- 11月 - ミニデジコース・デジタルコースの専門チャンネルを一部変更。また、各エリアにてコミュニティチャンネルのデジタル放送サービス開始。
- 2009年(平成21年)4月1日 - 石川県鳳珠郡穴水町でのサービスを開始[10]。
- 2010年(平成22年)7月24日 - 珠洲エリアで地上デジタル放送をアナログ信号に変換して放送するデジアナ変換サービスを開始[11][12]。
- 2011年(平成23年)
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)4月 - 石川県羽咋郡宝達志水町の宝達志水町ケーブルテレビの施設維持管理業務を受託。
- 2017年(平成29年)
- 2022年(令和4年)4月 - 珠洲エリアで「ケーブルネット光」および「ケーブルプラス電話」サービス開始。
- 2023年(令和5年)3月 - 氷見エリアにおいて同軸ケーブルを用いたCATVサービスを終了(予定)[15]。
放送チャンネル
編集地上波
編集- 地上波はパススルー方式で放送している為、市販のテレビなどの地上デジタルチューナー内蔵機器で視聴可能。
系列別再送信局
編集エリア | NHK-G | NHK-E | NNN/NNS | ANN | JNN | TXN | FNN/FNS | JAITS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
氷見 | NHK富山 | 北日本放送 | 北陸朝日放送 | チューリップテレビ | 富山テレビ | |||
羽咋・珠洲・穴水 | NHK金沢 | テレビ金沢 | 北陸放送 | 石川テレビ |
テレビ局
編集チャンネル | 放送局 | |
---|---|---|
氷見 | 羽咋・珠洲・穴水 | |
011 | 北日本放送 | NHK金沢・総合 |
021 | NHK富山 Eテレ | NHK金沢 Eテレ |
031 | NHK富山・総合 | |
041 | テレビ金沢 | |
051 | 北陸朝日放送 | |
061 | チューリップテレビ | 北陸放送 |
081 | 富山テレビ | 石川テレビ |
091 | ひみチャン9 | 羽咋チャンネル(羽咋) すずチャンネル(珠洲) 穴水チャンネル(穴水) |
092 | ちりはまカメラ(羽咋) 情報掲示板(珠洲・穴水) | |
093 | 情報掲示板(羽咋) |
- かつては氷見エリアでも、テレビ金沢・北陸放送・石川テレビの再送信を実施していた[16]。
BS・CS放送
編集- BSおよびBS4K・8K放送は光テレビサービスかつ光BS以上のコースの場合はパススルー方式で放送している為、市販のチューナー内蔵機器で視聴可能(パススルー方式の場合は下記に加え、BS234ch(グリーンチャンネル)以降の有料チャンネルも別途申し込みにより視聴可能)。
- コースごとの視聴の可否、別途契約が必要なオプションチャンネルについては公式サイトの光テレビ(氷見)・コース別チャンネルラインナップ・オプション(有料)チャンネル(羽咋)・光テレビ(珠洲)・コース別チャンネルラインナップ・オプション(有料)チャンネル(穴水)を参照。
- CS放送は日本デジタル配信の地上配信サービスを採用(2017年5月まではジャパンケーブルキャストのJC-HITSサービス)[1]。
ラジオ局
編集MHz | 放送局 | |
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氷見 | 羽咋・珠洲・穴水 | |
79.0 | 放送大学 | |
81.5 | NHK富山FM | |
82.7 | FMとやま | |
83.0 | NHK金沢FM | |
85.5 | エフエム石川 |
コミュニティチャンネル
編集コミュニティチャンネルの詳細は、公式サイトの各エリアのページを参照。
富山県
編集自社制作番組または富山県ケーブルテレビ協議会の加盟局が制作する番組が放送される。
石川県
編集自社制作番組または金沢ケーブルが制作する『まちスタ330』『北國新聞ニュース』(ネット受け、いずれも土日祝日は休止)が放送される。
主な番組
編集現在の番組の詳細は、公式サイトの各コミュニティチャンネルのページまたは番組表を参照。
現在
編集富山県・石川県共通
編集- 能越トピックス
富山県
編集石川県
編集- 羽咋チャンネル
- はくいニュース
- なぎさかわら版
- 羽咋のむかしばなし
- すずチャンネル
- 週刊ピックアップ!すず
- きらめき☆チャンネル
- すずスペシャル
- 穴水チャンネル
- 週刊あなみずアーカイブス
- ときめき☆チャンネル
- 穴水スペシャル
過去の番組
編集氷見チャンネル・ひみチャン9
編集- シェフひろしのかんたんクッキング
サービス内容
編集テレビ
編集- HFC(同軸サービス) ※括弧内は視聴可能な放送
- チューナー無しコース(地上波)
- ライトコース(地上波・BS・CSの一部チャンネル[注 1])
- デラックスコース(地上波・BS・CS)
- レギュラーコースは2022年(令和4年)3月末にサービスを終了した。
- 光テレビ ※氷見・珠洲のみ
- 光コミュニティコース(地上波)
- 光BSコース(地上波・BS・4K・8K)
- 光デラックスコース(地上波・BS・4K・8K・CS)
インターネット
編集- HFC(同軸サービス) ※括弧内は最大速度
- スタンダード(4Mbps 羽咋は8Mbps)
- スーパー(8Mbps 羽咋は12Mbps)
- エキスパート(30Mbps)
- プレミアム(120Mbps)
- プラチナ(120Mbps) ※羽咋・穴水のみ
- 光ネット ※氷見・珠洲のみ
- 光5Mコース(5Mbps)
- 光100Mコース(100Mbps)
- 光300Mコース(300Mbps)
- 光1Gコース(1Gbps)
電話
編集- IP電話
- ケーブルスマホ ※氷見のみ
- ケーブルプラス電話 ※氷見・珠洲のみ
脚注
編集注釈
編集- ^ ウェザーニュース、ショップチャンネル、QVC、ジュエリー☆GSTV
出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m 『ケーブル年鑑2021』サテマガ・ビー・アイ、2020年10月15日、168頁。ISBN 978-4-901867-78-8。
- ^ a b c d e 会社概要 - 能越ケーブルネット
- ^ 珠洲市産業センターの設置及び管理に関する条例
- ^ a b 北陸管内のケーブルテレビ事業者一覧 - 総務省北陸総合通信局
- ^ “氷見市公の施設の指定管理者一覧表” (PDF). 氷見市財務課 (2021年4月1日). 2022年6月2日閲覧。
- ^ サービスエリア - 金沢ケーブル
- ^ 『北日本新聞社百二十年史』北日本新聞社、2004年12月20日、268頁。
- ^ 「能越ケーブルネット 珠洲市CATV施設開局 「地域づくりに貢献」」『北日本新聞』朝刊2007年4月2日、27面。
- ^ “市制施行からの歴史”. 珠洲市 (2022年1月17日). 2022年5月19日閲覧。
- ^ 「穴水に放送センター」『北日本新聞』朝刊2009年4月2日、21面。
- ^ “石川県珠洲市で2010年7月24日に地アナ放送完全停波”. AV Watch (2009年10月2日). 2022年6月2日閲覧。
- ^ “〈メディア激変222〉どうなる地デジ - 11 先行した珠洲では”. 朝日新聞. (2011年3月4日). オリジナルの2017年6月4日時点におけるアーカイブ。 2022年6月2日閲覧。
- ^ a b “広報ひみ 2011年2月号” (PDF). 氷見市. p. 7 (2011年2月1日). 2022年6月2日閲覧。
- ^ a b 会社概要 - 金沢ケーブル
- ^ 「同軸ケーブル方式」によるサービスの終了および「光ケーブル方式」への変更手続きのお願い 氷見エリア - 能越ケーブルネット株式会社 2022年5月27日
- ^ 能越ケーブルネット株式会社 氷見エリア 視聴コース案内 - ウェイバックマシン(2010年10月18日アーカイブ分)
- ^ “サンデーひみ3月号の放送は3月6日~!”. 氷見市秘書広報課 (2022年3月3日). 2022年5月19日閲覧。
- ^ “氷見市が新番組 市民と情報共有 ケーブルTV、来月から”. 北陸中日新聞Web. (2021年3月28日) 2022年5月19日閲覧。
- ^ “土居 博(1957〜2012年) 富山県氷見市 氷見カレー学会初代会長”. 北陸中日新聞Web. (2022年3月16日). オリジナルの2022年3月16日時点におけるアーカイブ。 2022年5月19日閲覧。