ピクサー・アニメーション・スタジオ
ピクサー・アニメーション・スタジオ(Pixar Animation Studios)は、アメリカ合衆国のアニメーション制作会社[1][2]。CGIアニメーションを産業としており[3]、それを用いて主に長編作品や短編作品などを制作している[注 1]。2006年よりウォルト・ディズニー・カンパニーの完全子会社である[4]。また、レンダリング用のソフトRenderManの開発も行っている[5]。
![]() | |
![]() ピクサー本社の入口 | |
種類 | 公開会社でない株式会社 |
---|---|
略称 | ピクサー |
本社所在地 |
![]() カリフォルニア州エメリービル |
設立 | 1986年2月3日 |
事業内容 | CGIアニメーション制作 |
代表者 | |
従業員数 | 1,200人 |
所有者 | ウォルト・ディズニー・スタジオ |
主要株主 | ウォルト・ディズニー・カンパニー |
関係する人物 | 「#関連人物」を参照 |
外部リンク |
pixar |
歴史編集
ルーカスフィルムの1部門として編集
1979年、ルーカスフィルムが特殊効果を担当するILMに、ニューヨーク工科大学からエドウィン・キャットマルを雇用し創立したコンピュータアニメーション部門が、ピクサーの前身である。この部門は、『スタートレックII カーンの逆襲』や『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎』などに携わった[6]。『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎』では、長編映画に初めて登場したCGキャラクターを手がけ、ILMに第58回アカデミー賞視覚効果賞ノミネートをもたらした[7]。1984年には短編作品『アンドレとウォーリーB.の冒険』を制作し、ディズニーが長年培ってきたキャラクターに演技をさせるという手法をCGで表現した画期的な作品として評価された[7]。
システム会社として編集
その後1986年、当時Apple Computer[注 2]を退社したスティーブ・ジョブズが、同社の株を売り払った資金の一部を流用し1000万ドルで買収[注 3]、「ピクサー」と名付けて独立会社とした。買収の背景として、ルーカスフィルムがCG作成ツールの研究による現金流出を止めたかったことと、ルーカスフィルムの視点がCG作成ツールよりむしろ映画制作に移っていたことがあった。独立当時の経営陣は、キャットマル[注 4]、アルヴィ・レイ・スミス[注 5]、ジョブズ[注 6]であった。
当初のジョブズの目的は、政府や企業にピクサー・イメージ・コンピュータというCG制作用の専用コンピュータを売ることであったため、ピクサーはハードウェアとCG用のソフトを開発、販売する会社としてスタートした[7]。その顧客の1つにウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオがあった。当時、マイケル・アイズナーCEOのもと新しい体制となったウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオは、従来まで行っていた手間のかかるインクによるアニメーションの作画手法を、コンピュータとソフトを使った効率的な手法に切り替えており、CAPSというソフト開発の契約をピクサーと結んだ。この手法は『ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!』から全面的に用いられ、『美女と野獣』ではCGを駆使した画期的なダンスシーンも生まれた。その後、ピクサーはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとの関係を継続し、同社のCAPSの重要な技術参加企業になった。
ピクサー・イメージ・コンピュータの売り上げは芳しくなかった。自社製品の優れた性能を宣伝するため、デモンストレーション短編CGアニメーションを制作していたピクサーのスタッフジョン・ラセターは、1986年のSIGGRAPHで短編作品『ルクソーJr.』の公開およびレンダリングプロトコルRenderManの提案をした。ピクサー・イメージ・コンピュータとソフトウェアを分離してソフトウェア部分を改良し、PhotoRealistic RenderManとして販売を開始する。
コンピュータおよびソフトウェアの売り上げは少なく会社の業績が悪化したため、ラセターのアニメーション開発部門は外部企業のためのCGアニメーションのコマーシャル制作を始めた。ソフトウェアの開発にはお金がかかるうえハードウェアは思ったように売れず、単独では劇場公開されない短編作品では興行収入も得られず、毎年100万ドルにものぼる赤字であった。ピクサー・イメージ・コンピュータ部門は、1990年にビコム・システムに200万ドルで売却されアニメーション制作会社となり、社名も現在の「ピクサー・アニメーション・スタジオ」となった[7]。その後、ピクサーとディズニーはCG長編アニメーション映画の制作のため、2600万ドルの契約を行った。
映画スタジオへ編集
1995年、ディズニーとの共同制作で世界初の長編フルCGアニメーション映画『トイ・ストーリー』を発表し、3億7000万ドル以上の興行収入を記録。1998年に公開された2作目の長編作品『バグズ・ライフ』も成功を収め、改めてピクサーの実力を証明した。2001年に公開された『モンスターズ・インク』では前3作で主に脚本作りに関わったピート・ドクターが監督を務め、以後ラセター以外の才能が開花、それぞれの監督の個性が反映された作品が生まれていく。2003年に公開された『ファインディング・ニモ』は、アニメーション映画歴代最高の8億7000万ドル以上の興行収入を記録するなど、CGアニメーションのトップランナーとして、ピクサーの名を不動のものにしていった。
2010年には、カナダのバンクーバーに支社ピクサー・カナダを新しく開設した[8]。そこでは『飛行機メーター』や『ニセものバズがやって来た』などの短編作品を制作していたが、開設から3年後の2013年に閉鎖した[9]。
2011年にジョブズが死去。2018年のスタッフに対する不適切なハグなどのセクハラ行為が原因となったラセターの退社や、2019年のキャットマルの映画業界からの引退により、ピクサーには創立者が不在となった[10]。ドクターがラセターの後任としてCCOに就任し[11]、キャットマルの後任としてジム・モリスが就任した[12]。
ディズニーとピクサーの関係編集
ピクサーのすべての主要作品は、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズと共同制作している。開発やアニメーション制作、ポストプロダクションなどの制作面はピクサーによって行われ、配給や販売促進の配給面はディズニーによって行われ、またそのコストを負担している。ピクサー最初の長編作品『トイ・ストーリー』公開後の1997年、両社は今後10年間5作品の映画で制作費と興行収入を均等に2分配する契約を行った。また契約の際、映画およびキャラクターの著作権はディズニーが有し、分配後の10%から15%の興行収入をディズニーに支払うことも契約内容に含まれた。両社にとってこの契約は非常に有益であり、ピクサーの契約後の主要5作品は合計で25億ドル以上の利益を上げている。これは1作品当たりの興行でもっとも高い平均総収入に相当する。また、ディズニー本体の映画制作が振るわなかったこともあり、ディズニーの総売上の半分近くをピクサー関連が占めるまでになった。ディズニーとの不調和は、1999年に公開された『トイ・ストーリー2』の制作時から始まった。この作品はもともとビデオ作品として作られていたが、制作中に劇場用作品に昇格された。そのため当初契約に含まれる5作品とは考えられておらず、ピクサーはこの作品を5作品のうちの1つと数えるよう要求したが、ディズニーはこれを拒否した。
2004年の早い時期に、両社は新たな契約合意に向けて協議を始めた。ピクサーは制作した作品の著作権管理を目指していたが、協議は配給に関することのみであった。ディズニーとの配給交渉の局面で、ピクサーは『Mr.インクレディブル』や『カーズ』を含め、過去に制作した作品の著作権を引き渡すよう要求した。さらに、ピクサーは経済的自立を望んでおり、自社が制作した作品に対する融資と興行収入のうち、ディズニーに対する配給料15%を除くすべてをピクサーの収入とすることを要求した。ディズニー、特に当時のCEOであったアイズナーはこれを受け入れなかったが、これにピクサーも譲歩せず他のスタジオとの提携も模索していた。
これで両者の関係は終局するかと思われたが、すでに稼ぎ頭となっていたピクサーを手放すことにディズニーの株主たちが反発、2004年にアイズナーが2006年の任期切れをもってディズニーのCEOを退任することを表明したが、実際にはアイズナーの退任は2005年に前倒しされた。一方のピクサーでは高騰した株価に対してヒット作頼りの経営という不安を抱えており、事業多角化か大手への身売りという道を模索をしていた中でこのCEO交代が大きな転機となる[13]。そして、2006年に後任のボブ・アイガーとジョブズが、ディズニーが同年夏までにピクサーを買収することで同意したと発表した。5月5日、買収金額74億ドルでピクサーはディズニーの完全子会社となりディズニーの傘下に入った[14][15]。ピクサーにとっても結果ジョブズはディズニーの個人筆頭株主となり[注 7]、同時に役員に就任した。また、ピクサーの社長であったキャットマルはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの社長を兼務することになり、ラセターはCCOとして両社のアニメーション作品を統括することになった。さらに、ピクサー作品の著作権はディズニーが所有することになり、これにともないディズニーが独自に企画していた『トイ・ストーリー3』もピクサーにより制作された。一方、『カーズ』のスピンオフ作品『プレーンズ』および『プレーンズ2/ファイヤー&レスキュー』はディズニートゥーン・スタジオによって制作された。
作品編集
長編作品編集
『トイ・ストーリー』以降の各作品の冒頭と末尾では、1986年公開の短編作品『ルクソーJr.』に登場する同名のキャラクター[注 8]が画面右から飛び跳ねながら現れ、ロゴのIの字を潰したあと、自分がIの字に扮するという社名ロゴの映像が流れるのが恒例となっている[16]。『ウォーリー』、『トイ・ストーリー4』、『インクレディブル・ファミリー』では各々にアレンジしたものが流れる[注 9]。
ピクサーは脚本を12人で分業しており、シーン毎に担当者をディレクターのような人が割り当てて行っている。それに加えて脚本を練り込むのに時間をかけることで有名で、平均で1本2年から3年かかる。また、日本人も多く就労しており、2007年からは堤大介が美術監督として就任し、『トイ・ストーリー3』などを手がけている[17]他、『カーズ2』にも声の出演をしている。
# | 邦題/原題 | 公開日 | 日本公開日 | 監督 |
---|---|---|---|---|
1 | トイ・ストーリー Toy Story |
1995年11月22日 | 1996年03月23日 | ジョン・ラセター |
2 | バグズ・ライフ A Bug's Life |
1998年11月25日 | 1999年03月13日 | ジョン・ラセター |
3 | トイ・ストーリー2 Toy Story 2 |
1999年11月24日 | 2000年03月11日 | ジョン・ラセター |
4 | モンスターズ・インク Monsters, Inc. |
2001年11月02日 | 2002年03月02日 | ピート・ドクター |
5 | ファインディング・ニモ Finding Nemo |
2003年05月30日 | 2003年12月06日 | アンドリュー・スタントン |
6 | Mr.インクレディブル The Incredibles |
2004年11月05日 | 2004年12月04日 | ブラッド・バード |
7 | カーズ Cars |
2006年06月09日 | 2006年07月01日 | ジョン・ラセター |
8 | レミーのおいしいレストラン Ratatouille |
2007年06月29日 | 2007年07月28日 | ブラッド・バード |
9 | ウォーリー WALL-E |
2008年06月27日 | 2008年12月05日 | アンドリュー・スタントン |
10 | カールじいさんの空飛ぶ家 Up |
2009年05月29日 | 2009年12月05日 | ピート・ドクター |
11 | トイ・ストーリー3 Toy Story 3 |
2010年06月18日 | 2010年07月10日 | リー・アンクリッチ |
12 | カーズ2 Cars 2 |
2011年06月24日 | 2011年07月30日 | ジョン・ラセター |
13 | メリダとおそろしの森 Brave |
2012年06月22日 | 2012年07月21日 | マーク・アンドリュース ブレンダ・チャップマン |
14 | モンスターズ・ユニバーシティ Monsters University |
2013年06月21日 | 2013年07月06日 | ダン・スキャンロン |
15 | インサイド・ヘッド Inside Out |
2015年06月19日 | 2015年07月18日 | ピート・ドクター |
16 | アーロと少年 The Good Dinosaur |
2015年11月25日 | 2016年03月12日 | ピーター・ソーン |
17 | ファインディング・ドリー Finding Dory |
2016年06月17日 | 2016年07月16日 | アンドリュー・スタントン |
18 | カーズ/クロスロード Cars 3 |
2017年06月16日 | 2017年07月15日 | ブライアン・フィー |
19 | リメンバー・ミー Coco |
2017年11月22日 | 2018年03月16日 | リー・アンクリッチ |
20 | インクレディブル・ファミリー Incredibles 2 |
2018年06月15日 | 2018年08月01日 | ブラッド・バード |
21 | トイ・ストーリー4 Toy Story 4 |
2019年06月21日 | 2019年07月12日 | ジョシュ・クーリー |
22 | 2分の1の魔法 Onward |
2020年03月06日 | 2020年08月21日 | ダン・スキャンロン |
23 | ソウルフル・ワールド[注 10] Soul |
2020年12月25日 | 2020年12月25日 | ピート・ドクター |
24 | あの夏のルカ[注 10] Luca |
2021年06月18日 | 2021年06月18日 | エンリコ・カサローザ |
25 | 私ときどきレッサーパンダ[注 10] Turning Red |
2022年03月11日 | 2022年03月11日 | ドミー・シー |
26 | バズ・ライトイヤー Lightyear |
2022年06月17日 | 2022年07月01日 | アンガス・マクレーン |
公開予定の作品編集
# | 邦題/原題 | 公開予定日 | 日本公開予定日 | 監督 |
---|---|---|---|---|
27 | マイ・エレメント Elemental |
2023年06月16日[18] | 2023年08月04日[19][20] | ピーター・ソーン |
28 | エリオ Elio |
2024年03月01日[21] | エイドリアン・モリーナ | |
29 | インサイド・ヘッド2 Inside Out 2 |
2024年06月14日[21] | ケルシー・マン | |
30 | タイトル未定 | 2025年06月13日[22] | ||
31 | タイトル未定 | 2026年03月06日[22] | ||
32 | タイトル未定 | 2026年06月19日[22] |
短編作品編集
一部を除いたピクサーの長編作品に、同社の短編作品が同時上映された[注 11][23]。また、2002年の『マイクとサリーの新車でGO!』以降は、長編作品の映像ソフトにおけるボーナス・コンテンツ用として、スピンオフの新作短編作品[注 12]を制作することも多くなっている。
大抵の短編作品は同時上映された長編作品の映像ソフトにボーナス・コンテンツとしてそれぞれ収録されるが、2007年に発売された『ピクサー・ショート・フィルム&ピクサー・ストーリー 完全保存版』に、『アンドレとウォーリーB.の冒険』から『リフテッド』までの短編作品がまとめて収録されている[24]。さらに、2012年には『ユア・フレンド・ザ・ラット』から[注 13]『月と少年』までの短編作品が収録された『ピクサー・ショート・フィルム Vol.2』が[25]、2018年には『レックスはお風呂の王様』から『Bao』までの短編作品が収録された『ピクサー・ショート・フィルム Vol.3』が発売された[26]。
2019年には、『SparkShorts』という短編作品シリーズを順次公開することが発表された[27]。これはピクサーに所属するアーティストやディレクターが制作した、独立した短編作品を集めたシリーズである[28]。同年1月にエル・キャピタン劇場でこのシリーズ最初の3作品『心をつむいで』、『ハイタッチ』、『猫とピットブル』を発表したあと、2月にYouTubeにてこれらを公開した。また、11月にアメリカ合衆国でサービスが開始されたDisney+でも配信されている[29]。
# | 邦題/原題 | 公開年 | 監督 |
---|---|---|---|
1 | アンドレとウォーリーB.の冒険[注 14] The Adventures of André & Wally B. |
1984年 | アルヴィ・レイ・スミス |
2 | ルクソーJr. Luxo Jr. |
1986年 | ジョン・ラセター |
3 | レッズ・ドリーム Red's Dream |
1987年 | ジョン・ラセター |
4 | ティン・トイ Tin Toy |
1988年 | ジョン・ラセター |
5 | ニックナック Knick Knack |
1989年 | ジョン・ラセター |
6 | ゲーリーじいさんのチェス Geri's Game |
1997年 | ヤン・ピンカヴァ |
7 | フォー・ザ・バーズ For the Birds |
2000年 | ラルフ・エグルストン |
8 | マイクとサリーの新車でGO! Mike's New Car |
2002年 | ピート・ドクター ロジャー・L・ゴールド |
9 | バウンディン Boundin' |
2003年 | バッド・ラッキー |
10 | ジャック・ジャック・アタック! Jack-Jack Attack |
2005年 | ブラッド・バード |
11 | ワン・マン・バンド One Man Band |
2005年 | アンドリュー・ヒメネス マーク・アンドリュース |
12 | メーターと恐怖の火の玉 Mater and the Ghostlight |
2006年 | ジョン・ラセター |
13 | リフテッド Lifted |
2007年 | ゲイリー・ライドストロム |
14 | ユア・フレンド・ザ・ラット[注 15] Your Friend the Rat |
2007年 | ジム・カポビアンコ |
15 | マジシャン・プレスト Presto |
2008年 | ダグ・スウィートランド |
16 | レスキューチーム メーター Rescue Squad Mater |
2008年 | ジョン・ラセター |
17 | メーター ザ・スタントカー Mater the Greater |
2008年 | ジョン・ラセター |
18 | 闘牛士 メーター El Materdor |
2008年 | ジョン・ラセター |
19 | バーニー BURN-E |
2008年 | アンガス・マクレーン |
20 | メーターの東京レース Tokyo Mater |
2008年 | ジョン・ラセター |
21 | 晴れ ときどき くもり Partly Cloudy |
2009年 | ピーター・ソーン |
22 | ダグの特別な1日 Dug's Special Mission |
2009年 | ロニー・デル・カルメン |
23 | ジョージとAJ George and A.J. |
2009年 | ジョシュ・クーリー |
24 | UFM 未確認飛行メーター Unidentified Flying Mater |
2009年 | ジョン・ラセター |
25 | デイ&ナイト Day & Night |
2010年 | テディ・ニュートン |
26 | モンスタートラック メーター Monster Truck Mater |
2010年 | ジョン・ラセター |
27 | ヘヴィ メタル メーター Heavy Metal Mater |
2010年 | ジョン・ラセター |
28 | ムーン メーター Moon Mater |
2010年 | ロブ・ギブス |
29 | 名探偵 メーター Mater Private Eye |
2010年 | ロブ・ギブス |
30 | 月と少年 La Luna |
2011年 | エンリコ・カサローザ |
31 | ハワイアン・バケーション Hawaiian Vacation |
2011年 | ゲイリー・ライドストロム |
32 | 飛行機メーター Air Mater |
2011年 | ロブ・ギブス |
33 | ニセものバズがやって来た Small Fry |
2011年 | アンガス・マクレーン |
34 | タイムトラベル メーター Time Travel Mater |
2012年 | ロブ・ギブス |
35 | レックスはお風呂の王様 Partysaurus Rex |
2012年 | マーク・ウォルシュ |
36 | モルデューの伝説 The Legend of Mor'du |
2012年 | ブライアン・ラーセン |
37 | ブルー・アンブレラ The Blue Umbrella |
2013年 | サーシャ・アンセルド |
38 | マックィーンのしゃっくり Hiccups |
2013年 | ジェレミー・ライスキー |
39 | レッドと小さな友達 Bugged |
2013年 | ジェレミー・ライスキー |
40 | グイドは看板ダンサー Spinning |
2013年 | ジェレミー・ライスキー |
41 | モンスターズ・パーティ Party Central |
2013年 | ケルシー・マン |
42 | ラジエーター・スプリングス 500 ½ The Radiator Springs 500 ½ |
2014年 | ロブ・ギブス スコット・モース |
43 | 南の島のラブソング Lava |
2014年 | ジェームズ・フォード・マーフィー |
44 | ボクのスーパーチーム Sanjay's Super Team |
2015年 | サンジェイ・パテル |
45 | ライリーの初デート? Riley's First Date? |
2015年 | ジョシュ・クーリー |
46 | ひな鳥の冒険 Piper |
2016年 | アラン・バリラーロ |
47 | 突撃!海中インタビュー Marine Life Interviews |
2016年 | ロス・ホールデン・スティーブンソン |
48 | LOU Lou |
2017年 | デイブ・マリンズ |
49 | 生徒募集!ミス・フリッターのレーシング・スクール Miss Fritter's Racing Skoool |
2017年 | ジェームス・フォード・マーフィー |
50 | Bao Bao |
2018年 | ドミー・シー |
51 | ジャック・ジャックとエドナおばたん Auntie Edna |
2018年 | テッド・マト |
52 | 心をつむいで Purl |
2019年 | クリステン・レスター |
53 | ハイタッチ Smash and Grab |
2019年 | ブライアン・ラーセン |
54 | 猫とピットブル Kitbull |
2019年 | ロサーナ・サリバン |
55 | 宙を舞う Float |
2019年 | ボビー・ルビオ |
56 | お金って何? What Is Money? |
2019年 | ボブ・ピーターソン |
57 | 友達って何? What Is a Friend? |
2019年 | ボブ・ピーターソン |
58 | 芸術って何? What Is Art? |
2019年 | ボブ・ピーターソン |
59 | 時間って何? What Is Time? |
2019年 | ボブ・ピーターソン |
60 | 愛って何? What Is Love? |
2019年 | ボブ・ピーターソン |
61 | 風に乗る Wind |
2019年 | エドウィン・チャング |
62 | コンピューターって何? What Is a Computer? |
2019年 | ボブ・ピーターソン |
63 | リーダーって何? What Is a Leader? |
2019年 | ボブ・ピーターソン |
64 | ペットって何? What Is a Pet? |
2019年 | ボブ・ピーターソン |
65 | チーズって何? What Is Cheese? |
2020年 | ボブ・ピーターソン |
66 | ループ Loop |
2020年 | エリカ・ミルソム |
67 | 読むって何? What Is Reading? |
2020年 | ボブ・ピーターソン |
68 | ボー・ピープはどこに? Lamp Life |
2020年 | バレリー・ラポイント |
69 | 殻を破る Out |
2020年 | スティーブン・ハンター |
70 | 夢追いウサギ Burrow |
2020年 | マデリーン・シャラフィアン |
71 | フィットネスのかなたへ To Fitness and Beyond |
2021年 | アダム・ロドリゲス |
72 | みんなで駐車大会 Unparalleled Parking |
2021年 | ジェームズ・フォード・マーフィー |
73 | ドリーと落とし物 Dory Finding |
2021年 | マイカル・マカレヴィッチ |
74 | ソウルフル・シティ Soul of the City |
2021年 | クリストファー・チュア |
75 | ダッキー&バニー:こどものお気に入り Fluffy Stuff with Ducky and Bunny: Love |
2021年 | ロバート・H・ラス |
76 | インクレディブルなお掃除 Chore Day the Incredibles Way |
2021年 | アラン・バリラーロ |
77 | 死者たちの一日 A Day in the Life of the Dead |
2021年 | アリソン・ラトランド |
78 | ダッキー&バニー:ヒツジのトリオ Fluffy Stuff with Ducky and Bunny: Three Heads |
2021年 | ロバート・H・ラス |
79 | ダンシング・ウィズ・ザ・カーズ Dancing with the Cars |
2021年 | ファン・カルロス・ナヴァロ・カリオン |
80 | クッキーは誰の手に? Cookie Num Num |
2021年 | ジェイ・ヒョンジュ・キム |
81 | 22番 vs 人間の世界 22 vs. Earth |
2021年 | ケビン・ノルティング |
82 | リス Squirrel! |
2021年 | ボブ・ピーターソン |
83 | 子イヌとの一日 Puppies |
2021年 | ボブ・ピーターソン |
84 | 謎のにおい Smell |
2021年 | ボブ・ピーターソン |
85 | 夜空の花々 Flowers |
2021年 | ボブ・ピーターソン |
86 | 自然の声 Science |
2021年 | ボブ・ピーターソン |
87 | 誕生日シンドローム Twenty Something |
2021年 | アフトン・コービン |
88 | おばあちゃんの特別な日 Nona |
2021年 | ルイ・ゴンザレス |
89 | アルベルトの手紙 Ciao Alberto |
2021年 | マッケナ・ハリス |
90 | 恐竜公園 Dino Park |
2022年 | スティーヴ・パーセル |
91 | 悪夢 Lights Out |
2022年 | スティーヴ・パーセル |
92 | 高速レース Salt Fever |
2022年 | ブライアン・フィー |
93 | 伝説 The Legend |
2022年 | ブライアン・フィー |
94 | ショータイム Show Time |
2022年 | ボビー・ポデスタ |
95 | トラック Trucks |
2022年 | ボビー・ポデスタ |
96 | B級映画 B-Movie |
2022年 | ブライアン・フィー |
97 | 荒野の戦い Road Rumblers |
2022年 | スティーヴ・パーセル |
98 | 結婚式 Gettin' Hitched |
2022年 | ボビー・ポデスタ |
99 | カールじいさんのデート Carl's Date |
2023年 | ボブ・ピーターソン |
テレビスペシャル作品編集
# | 邦題/原題 | 放送日 | 日本放送日 | 監督 |
---|---|---|---|---|
1 | トイ・ストーリー・オブ・テラー! Toy Story of Terror! |
2013年10月16日 | 2015年07月02日 | アンガス・マクレーン |
2 | トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド Toy Story That Time Forgot |
2014年12月02日 | 2015年07月18日 | スティーヴ・パーセル |
アニメーションシリーズ作品編集
# | 邦題/原題 | 配信日 | 日本配信日 | 監督 |
---|---|---|---|---|
1 | ウィン・オア・ルーズ Win or Lose |
2023年秋 | キャリー・ホブソン マイケル・イェーツ |
フランチャイズ編集
この項目では、ディズニートゥーン・スタジオによって制作された『カーズ』のスピンオフ作品『プレーンズ』および『プレーンズ2/ファイヤー&レスキュー』は取り扱わない。
# | 邦題/原題 | 長編作品数 | 期間 |
---|---|---|---|
1 | トイ・ストーリー Toy Story |
5作品 | 1995年 - 2022年 |
2 | モンスターズ・インク Monsters, Inc. |
2作品 | 2001年 - 2013年 |
3 | ファインディング・ニモ Finding Nemo |
2作品 | 2003年 - 2016年 |
4 | Mr.インクレディブル The Incredibles |
2作品 | 2004年 - 2018年 |
5 | カーズ Cars |
3作品 | 2006年 - 2017年 |
6 | インサイド・ヘッド Inside Out |
2作品 | 2015年 - 2024年 |
評価編集
作品の特徴と評価編集
一見、子供向けの第一印象を受けるものが多いピクサー作品であるが、手間暇かけて練り込まれた脚本や個性豊かなキャラクター、世界最高峰のCG技術など、子供向けの群を抜いているのがピクサー作品の特徴とも言える。ストーリーに子供目線だけでなく大人目線も持ち合わせており、幅広い世代の観客に感動を与え深く考えさせることで、非常に定評がある。また、他社の作品では字幕で補うことが多い劇中に登場する看板などの文字を、各国の言語の文字にローカライズしたり、エンドロール用の映像を殊更手間をかけて制作したりと、サービス精神にも充溢している。
日本においても、やはりその評価は高い。Yahoo!映画のレビューでは『トイ・ストーリー3』がピクサーの長編作品においてもっとも高く、4.5[注 16]という高評価を記録している[30]。さらに、『インサイド・ヘッド』では、ライリーの嫌いな食べ物が字幕版ではブロッコリーであるのに対し、日本語吹き替え版ではピーマンに変更され、該当箇所の映像も描き直されている。これは、アメリカ合衆国では子供の嫌いな食べ物の定番がブロッコリーであるが、日本ではピーマンが定番であるためで、日本の観客に作品を自分の物語として楽しんでもらいたいという意図から変更された[31][32]。
批評家のレビュー編集
# | 作品 | Rotten Tomatoes | Metacritic | CinemaScore |
---|---|---|---|---|
1 | トイ・ストーリー | 100% | 95 | A |
2 | バグズ・ライフ | 92% | 77 | A |
3 | トイ・ストーリー2 | 100% | 88 | A+ |
4 | モンスターズ・インク | 96% | 79 | A+ |
5 | ファインディング・ニモ | 99% | 90 | A+ |
6 | Mr.インクレディブル | 97% | 90 | A+ |
7 | カーズ | 74% | 73 | A |
8 | レミーのおいしいレストラン | 96% | 96 | A |
9 | ウォーリー | 95% | 95 | A |
10 | カールじいさんの空飛ぶ家 | 98% | 88 | A+ |
11 | トイ・ストーリー3 | 98% | 92 | A |
12 | カーズ2 | 40% | 57 | A− |
13 | メリダとおそろしの森 | 78% | 69 | A |
14 | モンスターズ・ユニバーシティ | 80% | 65 | A |
15 | インサイド・ヘッド | 98% | 94 | A |
16 | アーロと少年 | 76% | 66 | A |
17 | ファインディング・ドリー | 94% | 77 | A |
18 | カーズ/クロスロード | 69% | 59 | A |
19 | リメンバー・ミー | 97% | 81 | A+ |
20 | インクレディブル・ファミリー | 93% | 80 | A+ |
21 | トイ・ストーリー4 | 97% | 84 | A |
22 | 2分の1の魔法 | 88% | 61 | A− |
23 | ソウルフル・ワールド | 95% | 83 | |
24 | あの夏のルカ | 91% | 71 | |
25 | 私ときどきレッサーパンダ | 94% | 83 | |
26 | バズ・ライトイヤー | 75% | 60 | A− |
興行収入編集
# | 作品 | 制作費 | 興行収入 | ||
---|---|---|---|---|---|
世界 | アメリカ合衆国 | 日本 | |||
1 | トイ・ストーリー | $30,000,000 | $373,554,033 | $191,796,233 | 15.0億円 |
2 | バグズ・ライフ | $120,000,000 | $363,258,859 | $162,798,565 | 19.6億円 |
3 | トイ・ストーリー2 | $90,000,000 | $497,374,776 | $245,852,179 | 34.5億円 |
4 | モンスターズ・インク | $115,000,000 | $632,316,649 | $289,916,256 | 93.7億円 |
5 | ファインディング・ニモ | $94,000,000 | $871,014,978 | $339,714,978 | 110.9億円 |
6 | Mr.インクレディブル | $92,000,000 | $631,606,713 | $261,441,092 | 52.6億円 |
7 | カーズ | $120,000,000 | $461,983,149 | $244,082,982 | 22.3億円 |
8 | レミーのおいしいレストラン | $150,000,000 | $623,726,085 | $206,445,654 | 39.0億円 |
9 | ウォーリー | $180,000,000 | $521,311,860 | $223,808,164 | 40.0億円 |
10 | カールじいさんの空飛ぶ家 | $175,000,000 | $735,099,082 | $293,004,164 | 50.0億円 |
11 | トイ・ストーリー3 | $200,000,000 | $1,066,969,703 | $415,004,880 | 108.0億円 |
12 | カーズ2 | $200,000,000 | $559,852,396 | $191,452,396 | 30.1億円 |
13 | メリダとおそろしの森 | $185,000,000 | $538,983,207 | $237,283,207 | 9.5億円 |
14 | モンスターズ・ユニバーシティ | $200,000,000 | $743,559,607 | $268,492,764 | 89.6億円 |
15 | インサイド・ヘッド | $175,000,000 | $857,611,174 | $356,461,711 | 40.4億円 |
16 | アーロと少年 | $175,000,000 | $332,207,671 | $123,087,120 | 17.0億円 |
17 | ファインディング・ドリー | $200,000,000 | $1,028,570,889 | $486,295,561 | 68.3億円 |
18 | カーズ/クロスロード | $175,000,000 | $383,930,656 | $152,901,115 | 18.0億円 |
19 | リメンバー・ミー | $175,000,000 | $807,082,196 | $209,726,015 | 50.0億円 |
20 | インクレディブル・ファミリー | $200,000,000 | $1,242,805,359 | $608,581,744 | 49.0億円 |
21 | トイ・ストーリー4 | $200,000,000 | $1,073,394,593 | $434,038,008 | 100.9億円 |
22 | 2分の1の魔法 | $200,000,000 | $141,950,121 | $61,555,145 | 8.7億円 |
23 | ソウルフル・ワールド | $150,000,000 | $120,957,731 | ||
24 | あの夏のルカ | $49,750,471 | |||
25 | 私ときどきレッサーパンダ | $175,000,000 | $20,122,621 | ||
26 | バズ・ライトイヤー | $200,000,000 | $226,425,420 | $118,307,188 | 12.0億円 |
受賞編集
アカデミー賞では、長編アニメーション賞をはじめ短編アニメーション賞や歌曲賞などを多数受賞している。1988年に発表した短編作品『ティン・トイ』は、第61回アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した[33]。1995年に公開された『トイ・ストーリー』の成功により、翌年1996年にはジョン・ラセターはそのリーダーシップが評価され、第68回アカデミー賞特別業績賞を受賞[34][35]。アンドリュー・スタントン監督の『ファインディング・ニモ』は、第76回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した[36]。続くブラッド・バード監督の『Mr.インクレディブル』も同賞を連続受賞。その後も快進撃は続き、ピート・ドクター、スタントン、バードがそれぞれ監督2作目を手がけ、『レミーのおいしいレストラン』、『ウォーリー』、『カールじいさんの空飛ぶ家』がすべて長編アニメーション賞を受賞した。同賞は、リー・アンクリッチの初監督作となる『トイ・ストーリー3』まで4年連続でピクサーの独壇場となった。
1999年に公開された『トイ・ストーリー2』では、第57回ゴールデングローブ賞最優秀作品賞を受賞している[37]。そして、2009年の第66回ヴェネツィア国際映画祭ではピクサーのアニメーション界への貢献を称え、ラセター、ドクター、スタントン、バード、アンクリッチらに栄誉金獅子賞が贈られた[38]。
トリビア編集
- A113 - ピクサーの長編作品すべてにおいて、A113という文字がさまざまなパターンで登場している[注 17][39]。これは、ピクサーのスタッフの多くが卒業したカリフォルニア芸術大学の教室番号である。
- ジョン・ラッツェンバーガー - 大抵のピクサーの長編作品において、アメリカ合衆国の俳優ジョン・ラッツェンバーガーが声の出演をしている[40][41]。『カーズ』のエンドロールでは、これを題材にしたパロディ映像が流れる。
- ルクソーボール - 大抵のピクサーの長編作品において、『ルクソーJr.』に初登場した黄色い星のデザインのルクソーボールが登場している[42]。
- ピザ・プラネットのトラック - 大抵のピクサーの長編作品において、『トイ・ストーリー』に初登場したピザ・プラネットの配達トラックが登場している[43]。
- 次回作のキャラクター - 大抵のピクサーの長編作品において、同社の長編次回作のいずれかのキャラクターが登場している[44]。
- ダイナコ - 『トイ・ストーリー』や『カーズ』において、ダイナコという架空の石油会社が共通して登場している[45][46]。
- BNL[注 18] - 『ウォーリー』や『トイ・ストーリー3』において、BNLという架空の巨大企業が共通して登場している[47]。
その他、ピクサー作品には多数のトリビアネタが存在する。例としては、『バグズ・ライフ』でバグ・シティがあるトレーラーハウスは『モンスターズ・インク』でランドールが追放された人間界と同じ位置であったり、『レミーのおいしいレストラン』に登場するグストーというレストランが『カーズ2』にも登場していたりと、パターンはさまざまである。
関連人物編集
創立者編集
監督編集
その他の人物編集
脚注編集
注釈編集
- ^ 短編作品の中には、2Dアニメーションで制作された作品もいくつか存在する。
- ^ 現在は「Apple」に改称されている。
- ^ 内訳は、ジョージ・ルーカス自身に500万ドル、ルーカスフィルムに500万ドル。
- ^ 職務は社長兼CEO。
- ^ 職務はエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼制作監督。
- ^ 職務は会長。
- ^ 保有率は7%。
- ^ 電気スタンドの姿をしており、「ピクサーランプ」などと呼ばれることもある。
- ^ 『ウォーリー』では、ルクソーJr.の電球が切れてしまったのをウォーリーが現れて交換し、帰り際にRの字を倒してしまい代わりに自分がRの字に扮するというアレンジが、『トイ・ストーリー4』では、ルクソーJr.がいつも通りIの字を潰したあと、雷が鳴り豪雨に見舞われるというアレンジが加えられている。さらに、『インクレディブル・ファミリー』の社名ロゴは、他作品と比べて色味が赤いデザインになっている。
- ^ a b c もともとは劇場公開される予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、Disney+での配信となった。
- ^ 『リメンバー・ミー』にはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作の短編作品『アナと雪の女王/家族の思い出』が同時上映され、『2分の1の魔法』には20世紀アニメーション制作の短編作品『マギー・シンプソンの初恋大奮闘』が同時上映されたが、日本では公開されずその後Disney+にて配信された。さらに、もともと劇場公開が予定されていた『ソウルフル・ワールド』には『夢追いウサギ』が同時上映される予定であった。
- ^ いわゆるビデオスルー作品。
- ^ 日本版は『マジシャン・プレスト』から。
- ^ ピクサーの前身であるルーカスフィルムのCG部門時代に制作された作品であるが、制作に関わったスタッフの多くはのちにピクサーへ移っているため、ピクサーの短編作品とみなされている。
- ^ 日本では未公開。
- ^ 2022年時点でのレビュー。
- ^ 車のナンバープレートや、部屋の番号など。
- ^ 「Buy N Large(バイン・ラージ)」の略称。
- ^ 創立者の1人であるが、『トイ・ストーリー』や『バグズ・ライフ』などの監督も務めている。
出典編集
- ^ “第1限:ピクサーってこんな会社!:ピクサー訪問記『モンスターズ・ユニバーシティ』編|シネマトゥデイ”. シネマトゥデイ. 2022年7月26日閲覧。
- ^ “ピクサー社員はどんな環境で働いている? ピクサー・アニメーション・スタジオ潜入レポ”. Real Sound|リアルサウンド 映画部. 2020年10月28日閲覧。
- ^ CNJ. “続・オタクをピクっとさせる10の発言(2)”. WIRED.jp. 2020年10月28日閲覧。
- ^ “ピクサーの9か年計画!“質より量”のアニメ業界に警鐘”. シネマトゥデイ. 2019年7月18日閲覧。
- ^ “「無駄なアイデアなどない」可能性の宝庫 ピクサーの“秘密の場所”に潜入”. ORICON NEWS. 2019年7月17日閲覧。
- ^ 実録!天才プログラマー. 株式会社アスキー. (1987年7月11日). ISBN 4871483630
- ^ a b c d ピクサークロニクル全史. 講談社. (2019年7月26日). ISBN 9784065162873
- ^ “ピクサーがバンクーバーにスタジオ新設 | ビジネス短信 - ジェトロ”. www.jetro.go.jp. 2018年5月15日閲覧。
- ^ “ピクサーのカナダ支社が閉鎖 : 映画ニュース”. 映画.com. 2019年7月25日閲覧。
- ^ “ピクサー共同設立者のエド・キャットマル氏引退”. ニコニコニュース. 2018年10月30日閲覧。
- ^ “ジョン・ラセター後任はピート・ドクター&ジェニファー・リー : 映画ニュース”. 映画.com. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “ピクサーの共同設立者が引退を表明 : 映画ニュース”. 映画.com. 2019年6月17日閲覧。
- ^ PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話. 文響社. (2019年3月15日). ISBN 9784866511139
- ^ 日経クロステック(xTECH). “ディズニー、ピクサーを買収”. 日経クロステック(xTECH). 2020年4月9日閲覧。
- ^ “ディズニー、ピクサーの買収を正式発表--買収額は74億ドルに”. CNET Japan. 2020年4月9日閲覧。
- ^ “知られざる『ピクサー』トリビア61選 「あのランプの名前は?」「トイ・ストーリー2のデータは一度全て消えていた」など (2014年5月19日)”. エキサイトニュース. 2020年7月22日閲覧。
- ^ “NP Travel: TSUTSUMI #01”. www.newpeople.jp. 2018年5月15日閲覧。
- ^ D'Alessandro, Anthony (2019年11月16日). “Disney Dates A Ton Of Pics Into 2023 & Juggles Fox Releases With Ridley Scott’s ‘The Last Duel’ To Open Christmas 2020, ‘The King’s Man’ Next Fall – Update” (英語). Deadline. 2019年11月27日閲覧。
- ^ “ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』火と水の出会いを描く特報公開 舞台はエレメントたちの世界|シネマトゥデイ”. シネマトゥデイ. 2022年12月23日閲覧。
- ^ “『マイ・エレメント』8月4日(金)、新たな“もしもの世界”が映画館に! <日本公開日決定&もしもの特別映像解禁‼>”. ディズニー. 2023年3月30日閲覧。
- ^ a b “Disney’s Live-Action ‘The Little Mermaid’ to Open on Memorial Day Weekend in 2023” (英語). The Hollywood Reporter. 2021年9月12日閲覧。
- ^ a b c “Disney Adds a Ton of 'Untitled Disney' Movies, Including One This Year” (英語). CNET. 2023年2月4日閲覧。
- ^ “ディズニー映画『トイ・ストーリー4』、ピクサー恒例の短編上映なし ─ シリーズ第1作以来24年ぶり、米報道”. THE RIVER (2019年6月17日). 2019年6月29日閲覧。
- ^ Pixar Short Films Collection: Volume 1 Blu-ray 2019年6月17日閲覧。
- ^ Pixar Short Films Collection: Volume 2 Blu-ray 2019年6月17日閲覧。
- ^ Pixar Short Films Collection: Volume 3 Blu-ray 2019年6月17日閲覧。
- ^ “Pixar Animation Studios” (英語). Pixar Animation Studios. 2019年2月27日閲覧。
- ^ “ピクサー製作の自由を求め奔走するロボット達を描いたショートムービーが公開!”. ViRATES [バイレーツ]. 2019年2月27日閲覧。
- ^ “Disney Pixar's 'Wind': The SparkShorts film blends magic with realism and leaves you with a beautiful cliffhanger” (英語). meaww.com. 2019年12月30日閲覧。
- ^ “トイ・ストーリー3 - 作品”. Yahoo!映画. 2021年10月15日閲覧。
- ^ “ブロッコリーをピーマンに変更! ディズニー/ピクサーのこだわり発見”. ORICON NEWS. 2021年10月15日閲覧。
- ^ “ピクサー、日本のためだけに本編映像を一部変更!|シネマトゥデイ”. シネマトゥデイ. 2021年10月15日閲覧。
- ^ “ティン・トイ : 作品情報”. 映画.com. 2019年7月18日閲覧。
- ^ “米CGアニメ界の大物ラセター氏、セクハラ謝罪し半年間休職へ”. ロイター. 2020年2月25日閲覧。
- ^ “ジョン・ラセターが語る、ディズニー/ピクサーの精神と未来展望 : 映画ニュース”. 映画.com. 2019年6月17日閲覧。
- ^ “ファインディング・ニモ : 作品情報”. 映画.com. 2019年7月18日閲覧。
- ^ “トイ・ストーリー2 : 作品情報”. 映画.com. 2019年7月18日閲覧。
- ^ “ヴェネチア国際映画祭栄誉金獅子賞に『カールじいさんの空飛ぶ家』のスタッフが!:第66回ヴェネチア国際映画祭”. シネマトゥデイ. 2019年7月18日閲覧。
- ^ “ピクサー映画に「A113」というコードが埋め込まれているのはなぜ?”. ハフポスト (2014年5月5日). 2021年2月19日閲覧。
- ^ “ジョン・ラセター&監督が絶賛!歴代全15作品参加の“ピクサーの隠し玉”登場”. cinemacafe.net. 2021年2月19日閲覧。
- ^ “「トイ・ストーリー」ハム役声優、『ソウルフル・ワールド』にカメオ登場していた”. THE RIVER (2020年12月28日). 2021年2月19日閲覧。
- ^ Disney•Pixar (2017-09-22), Luxo Ball Easter Eggs | Disney•Pixar 2018年3月4日閲覧。
- ^ “こんなにいっぱい!『トイ・ストーリー4』隠れアイテムまとめ|シネマトゥデイ”. シネマトゥデイ. 2021年2月19日閲覧。
- ^ “ピクサー作品には次回作のキャラクターが隠れてる!?「アーロと少年」のヒントはあの作品にあった! | cinemas PLUS”. cinema.ne.jp. 2021年2月19日閲覧。
- ^ “Screen capture from Toy Story”. 2021年5月11日閲覧。
- ^ Sean (2008年1月25日). “Pixar Easter Eggs and Self-Referential Inside Jokes”. FilmJunk.com. 2010年2月27日閲覧。
- ^ “ネタバレ注意!「トイ・ストーリー4」登場の“隠しネタ”超解説 - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)”. screenonline.jp. 2021年2月19日閲覧。
関連項目編集
- RenderMan - ピクサーによって開発されたレンダリング用のソフト。
- A113 - ピクサーの長編作品すべてに見ることができる仲間内ジョーク。
- スカイウォーカー・サウンド - ピクサーの長編作品すべてで音響効果編集を担当している。
- 三幕構成 - ピクサーの採用している脚本様式。
- 映画の達人 - 番組でピクサーの特集が組まれ、スタッフが出演した。
- 24時間テレビ 「愛は地球を救う」 - 第32回のチャリTシャツを制作した。