南くんの恋人

日本の漫画・テレビドラマ作品

南くんの恋人』(みなみくんのこいびと)は、内田春菊漫画作品、またそれを原作としたテレビドラマ

漫画:南くんの恋人
作者 内田春菊
出版社 青林堂
文藝春秋(文春文庫)
青林工藝舎(改訂版)
掲載誌 月刊漫画ガロ
発表号 1986年10月号 - 1987年6月号
巻数 全1巻
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

概要 編集

平凡な高校3年生の南くんと、突然身長15cmになってしまったちよみの恋と同棲生活を描いた連作。

写真時代ジュニア』1985年4月号掲載の読切漫画「言いなりになりたい」(単行本『春菊』に収録)を元に、1985年『アニメージュ増刊OZ』で第1話「悲しんだりもしたい」を掲載。第2話から舞台を『ガロ』に移して1986年10月号から1987年6月号まで連載され、描き下ろしの最終話を加えた単行本が1987年7月青林堂から刊行された。1998年7月には文藝春秋より文春文庫として刊行、2004年6月には青林工藝舎より「改訂版」が刊行された。

原作 編集

原作漫画はドラマ版と違い、掲載誌の性質上寓話的な要素が強い。また、原作は登場人物も少なく、ドラマのストーリーも「小さくなった恋人との同棲生活」程度の共通点しかない。また、漫画の内容は決して「プラトニックな恋愛」を描いたわけではなく、あくまで「ガロ系のラブストーリー」といったものであり、青年期の生々しい心情描写や大胆な性描写などが描かれ、恋愛漫画における綺麗事を一切排除した特殊な恋愛作品となっている。[独自研究?]

最終話は南くんとちよみが温泉旅行に出かけるが、旅行の帰り際に転落事故に遭い、南くんはかすり傷で済んだものの、ポケットの中にいたちよみが死亡してしまう残酷であっけないものだった。最後のページには「ちよみは小さいから生きられなかった」という本作品の構造に対しての皮肉も描かれている。また、「なぜちよみが小さくなったのか」といった理由や説明が本編で明示されることは一切なかった。

作者の内田春菊は『ガロ』1994年2月号のインタビューで、残酷な結末を描いた経緯について次のように回想している。

こーんな小さなちよみの子宮の中で生理が起こってる、とかいうのもいつまでもやっていたらおかしくなるな、と思ってこの話を終わらそうと決心したんですよ。それから話を思い出すたびにシクシク泣いて、やめればいいのにね。自分で勝手に世界を作って自分でそれを壊すことを決めて、でもそれに自分が悲しんでってもうおかしいよねぇ。なんてナルシスティックな商売なんだろう。あのころ、私は子どもを産める気がしていなかった、ちよみを殺してしまったのなんかは、子どもを諦めようという一連の作業だったんじゃないのかもしれない。

また、彼女は「あとがき」で、「この作品、自分は『小美人ポルノ』だと思ってたのに、読者からは『これってプラトニックな恋ですよね?』と手紙が来る」と述べており、読者と自分の認識のギャップを語っている。

初出 編集

作品名 初出
言いなりになりたい 写真時代ジュニア 1985年
南くんの悩み B-BOY 1985年
悲しんだりもしたい アニメージュ増刊OZ 1985年
野村さんの写真 ガロ 1986年10月号
たのしいおふろ ガロ 1986年11月号
こわい夢 ガロ 1986年12月号
ちよみのごはん ガロ 1987年1月号
実験 ガロ 1987年2・3月号
ちよみの心配 ガロ 1987年4月号
南くんの浮気 ガロ 1987年5月号
出発の日 ガロ1987年6月号
おもいでの旅行 描き下ろし

続編 編集

ガロ』連載終了から実に25年を経て『Cocohana』(集英社)誌上で2013年1月号より6月号にかけて続編『南くんは恋人』が連載された。

本作品では『南くんの恋人』とは立場が逆転しており、高校生のちよみと、突然小さくなってしまった南くんの恋と同棲生活を描いた連作となっている。第1話冒頭に於けるちよみのモノローグにより、本作品中設定では、『南くんの恋人』はちよみの見た夢であったことが示唆されている。

  • 内田春菊『南くんは恋人』 集英社〈愛蔵版コミックス〉、2013年8月28日第1刷発行(2013年8月23日発売)、ISBN 978-4-08-782707-1

テレビドラマ 編集

本作品は4度テレビドラマ化されており、本記事ではそれぞれ第1作 - 第4作とする。

エピソードとして、ドラマ版を知った後に原作を読んで残酷な結末に衝撃を受けた視聴者が続出したという逸話がある。これに関して内田自身の「ちよみは本来存在すべきでない」という持論に対しても賛否両論があり、内田に対しても批判があった。内田の弁によると「もうあのページはノリで貼り付けてやりたい」という投書まで送られてきたという[1]

内田によれば、第1作を手掛けたTBSからドラマ化の依頼があった際、フジテレビからも映画化の企画が来たというが、その依頼は断ったという。その経緯について内田は『ガロ』1994年2月号のインタビューで次のように明かしている。

フジのほうはハイビジョンを全編に使って、ヒロインも募集して大事業みたいにするって言うのね。でもずっと話をしていても、作品に対する話というのが出てこないんですよ。TBSのほうはその辺はすごく愛情を持ってくれていたんだけれど、でも好きでやってくれるんだったら両方受ければいいか、と思ってたんですけどね。でもフジの人が「ちよみは処女じゃないといやだ」って言い始めましてね。で、そのうち「うちだけに使わせろ」みたいな話になってきて、でもそこまで言うのに作品に対する手ごたえっていうものがなかったんですよ。それでフジのほうは断ったんです。

1994年1月、高橋由美子武田真治主演によるテレビドラマ(第2作)がテレビ朝日月曜ドラマ・イン』枠で放映され、高視聴率を獲得した。しかし、月曜20時台という時間帯の関係で主たる視聴者層が低年齢化し、主に子供たちから「(最終回の結末を踏まえて)ちよみがかわいそうだ」との投書が寄せられた。それを契機として原作にないアナザーストーリー(厳密には続編)を追加することとなり、1995年4月にスペシャルドラマ「もうひとつの完結編」が放映された。本作品の設定上から映像はブルーバック合成という手法がとられ、そのために高橋の収録分の大半はブルーシートを背にしてひたすら一人芝居をするというものだった。他の出演者との絡みがあるのは、ちよみが小さくなる前の回想シーンの収録くらいであり、「何のために女優になったんだろう?」などといった葛藤を抱えながらの撮影だったことを高橋自身が後に回想して語っている[2]

2004年7月、二宮和也深田恭子主演によりテレビ朝日系列の『木曜ドラマ』枠でリメイクされた(第3作)。同一放送局による10年振りのテレビドラマ化であった。

2015年5月、山本舞香中川大志を主演に、『南くんの恋人〜my little lover』(第4作)のタイトルで4度目のドラマ化がされ[3]。11月からフジテレビ他で放映された。

第1作 編集

  • 1990年4月28日TBS系列土曜日22:00-23:54(JST)、ドラマチック22枠(単発ドラマ)。視聴率は13.3%。
  • ちよみが小さくなるのは家系(ちよみのおばあちゃんも若いころ小さくなった)で、ラストは行方不明になったちよみが風船につかまって戻ってくる。

キャスト(第1作) 編集

スタッフ(第1作) 編集

  • 脚本:斎藤博
  • 演出:原隆仁
  • プロデューサー:田辺隆史、竹本克明、片島謙二
  • 制作:ギャラクシーワン、TBS

第2作 編集

南くんの恋人(第2作)
ジャンル テレビドラマ
原作 内田春菊
脚本 岡田惠和
演出 中山史郎ザ・ワークス
今井和久(ザ・ワークス)
出演者 高橋由美子
武田真治
音楽 寺嶋民哉
エンディング 高橋由美子「友達でいいから
シリーズ数 連続ドラマ:1期
SPドラマ:1話
製作
プロデューサー 高橋浩太郎
黒田徹也(テレビ朝日)
照喜名隆(渡辺企画)
編集 青柳信司(ザ・チューブ
制作 テレビ朝日
渡辺企画
放送
放送局テレビ朝日系列
映像形式NTSC横縦比4:3
放送国・地域  日本
連続ドラマ
放送期間1994年1月10日 - 3月21日
放送時間月曜 20:00 - 20:54
放送枠月曜ドラマ・イン
放送分54分
回数10
南くんの恋人スペシャル
もうひとつの完結編
出演者井出薫
放送期間1995年4月10日
放送時間月曜 20:00 - 21:48
放送分108分
回数1
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キャスト(第2作) 編集

レギュラー出演者 編集

(タイトルバックでのキャスト紹介順に掲載)

主なレギュラー

堀切 ちよみ(ほりきり ちよみ)
演 - 高橋由美子
セントルイス学園高等学校に通う普通の女子高生だったが、事故の衝撃で、身長15センチの小ささになってしまう(この時点で死亡扱いとなる)本編で一旦、姿を消す形で天に召されている。完結編では、間もなく父の後妻の娘として生まれ変わることになり「自分の記憶が消される前に」として浩之に会いにゆくが、トラウマを抱える範子を心配。再び自殺を図ろうとした彼女を救うように浩之を説得する。恋人同士でありながら、浩之を最後まで苗字で呼んでいた(浩之の方はちよみを名で呼んでいる)。
南 浩之(みなみ ひろゆき)
演 - 武田真治
本編ではやはりセントルイス学園高の生徒で、恋人のちよみが小さくなってから、ずっと守り続けて来たが、ラストで彼女との別れにショックを受ける。完結編では卒業後、セントポーリア大学へと進学。押し切る形で接近して来た範子を気に掛けるうちに親しくなったころ、天国からやって来たちよみと再会。最終的にちよみと結ばれることになる。心優しい性格。
野村 リサコ(のむら リサコ)
演 - 千葉麗子
浩之・ちよみのクラスメート。美人でおっとりした雰囲気だが、やや情緒不安定で突然キスをしたりなど、何かと浩之に色目を使う。勘が鋭い。両親は離婚していて一人暮らし。両親を嫌っている。
南 涼子(みなみ りょうこ)
演 - 中村綾
浩之の姉。浩之のことを『』と呼ぶ。好奇心旺盛。
竹原 直人(たけはら なおと)
演 - 岡田秀樹
浩之の友人で、ちよみに片思いをしている。真面目な性格で成績優秀だが、思い込みが激しく極端な一面がある。
榎本(えのもと)
演 - 石塚英彦
浩之・ちよみの高校での担任。体育担当で常にジャージ姿。手芸部の顧問でもある。生徒たちに何かを注意や発言しても言い返されたり無視されることが多い。名は設定されていない。
朝倉 真知子(あさくら まちこ)
演 - 響野夏子
ちよみの父の婚約者。信太郎の盲腸手術をきっかけに知り合った元看護師
南 暁子
演 - 岡本麗
浩之の母。基本的に陽気だが、ちよみを忘れられない息子を心配し、平手打ちの後に号泣したこともある。多趣味。
南 隆之
演 - 高田純次
浩之の父。のんびりした性格で料理が得意。いざという時は父親らしく振る舞う時も。
堀切 信太郎(ほりきり しんたろう)
演 - 草刈正雄
ちよみの父。カフェ「ROUTE66」のマスター。『男はな、南くん』が口癖。本編最終回で、浩之から真相を知らされ思わず殴り倒す。その後に涙ながらに浩之の襟首を掴み「ちよみは……幸せだったのか?」と質し、浩之が必死に頷くと、納得する。完結編では再婚しており、後妻が妊娠。医師からは女児と伝えられていたが、男児の父となる。

その他レギュラー

  • やまざき みちえ:木之下綾
  • 吉田潤之祐
  • 芦田真奈
  • 東海林龍
  • 富岡美奈
  • 石塚隆夫
  • 岩井裕扶子
  • 梅田奈央美
  • 木原久美
ゲスト出演者 編集

主なゲスト

校長
演 - 福田豊土(3,7,8,9話)
ちよみと浩之が通うセントルイス学園高等学校の校長。
野村 百合子
演 - 田島令子(3,5,6,7,8,9,10話)
野村リサコの母。セントルイス学園高等学校に多額の寄付をしている教育評論家。リサコに嫌われているが、僅かながらリサコを心配している。
東山 真理絵(ひがしやま まりえ)
演 - 西田ひかる(4,6話)
家出したちよみを見つけた一人暮らしの女子大生。初めてちよみを見た際も驚かずに保護した。喧嘩した浩之・ちよみの和解のきっかけを作る。
野村 健三
演 - 西田健(5,6話)
野村リサコの父。会社経営が上手くいかず、百合子の慰謝料捻出のためリサコが暮らすマンションを売り払おうとする。
清水
演 - 清水ミチコ(7話)
世界史の先生。
中原 範子
演 - 井出薫(完結編)
浩之が合コンで知り合った女子大生。高2のころ、既婚者だった担任教師と不倫の末に海岸での入水心中をはかり、自分のみが生き残るという事件を起こしている。大学進学後も周囲から後ろ指を指され、誹謗中傷を受けていることもあり、精神的に不安定で陰気な印象。浩之との出会いで次第に明るさを取り戻しつつあったが、命日に墓に手向ける花を購入した直後、死亡した愛人の妻と鉢合わせ。連れられていた幼い息子に「パパを殺した女」と説明されたショックで、浩之に予告電話をし、当時の同じ海岸で自殺を図る。しかし到着した浩之の呼びかけと、愛人の息子の許しで思い留まった。完結編のみの登場。
範子の元愛人の妻
演 - 波希かずえ(完結編)
夫と不倫をし、心中の末に生き残った範子を激しく憎悪。命日のころに息子を連れて彼女をつけまわし花屋の前で罵倒。落とした花束を踏みつけて去ってゆく。地味で真面目な印象を持つ。
範子の元愛人の息子
演 - 内田萌(完結編)
物心がつく前に父と死別。母に連れられて範子の後ろをついて回り、中傷を吹き込まれるが、海岸で自殺を図った範子に「お姉ちゃん! パパのお話を聞かせて!」と無邪気に歩み寄る。

その他ゲスト

  • 芹澤健(1話)
  • 海宝茜(現:海宝あかね)(1話)
  • 蓮池貴人(1話)
  • 山口真侑(1話)
  • マリーニノ(1話)
  • 佐久間:BOB藤原(1,7,10話)
トラック運転手。居眠り運転でちよみにぶつかった張本人。
  • 今井治(1話)
  • 金子浩子(2話)
  • 横澤美智香(2話)
  • 大塚洋(3話)
  • 鈴木祥恵(4話)
  • 田島幸代(4話)
  • 渡辺幸恵(4話)
  • 天谷規由季(4話)
  • 中山由香理(4話)
  • 櫃割みゆき(4話)
  • 本庄佐知子(4話)
  • 石橋秀太郎(4話)
  • 須藤学(5話)
  • 渋谷竹春(5話)
  • ちよみの母:久我美智子(6話)※写真のみ
  • 拓郎(たくろう):土谷一貴(子役)(7,8,10話)
野村リサコの母の連れ子。

主題歌(第2作) 編集

友達でいいから
歌:高橋由美子
作詩・作曲:TAMTAM
(ビクターエンタテインメント)

サブタイトル(第2作) 編集

各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
Lesson 1 1994年1月10日 誕生日に、あげる 中山史郎 18.0%
Lesson 2 1月17日 15センチのおさな妻… 15.0%
Lesson 3 1月24日 悲しい別れの決意 今井和久 14.7%
Lesson 4 2月07日 バレンタインに誓って… 15.9%
Lesson 5 2月14日 南くん倒れる! 中山史郎 16.5%
Lesson 6 2月21日 わたしもとに戻りたい! 15.8%
Lesson 7 2月28日 ヒミツが明かされた日… 今井和久 14.0%
Lesson 8 3月07日 ずっと一緒にいたいのに 14.4%
Lesson 9 3月14日 二人きりの卒業式 中山史郎 16.0%
Final Lesson 3月21日 望みが全部かなった日に 15.7%

平均視聴率 15.6%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
スペシャル 1995年4月10日 南くんの恋人スペシャル
もうひとつの完結編
今井和久 15.6%
(108分)

スタッフ(第2作) 編集

  • プロデューサー:高橋浩太郎、黒田徹也(テレビ朝日)、照喜名隆(渡辺企画)
  • 原作:内田春菊青林堂刊)
  • 脚本:岡田惠和
  • 音楽:寺嶋民哉 アルバム「南くんの恋人」より(ソニーレコード
  • 技術プロデューサー:小関進
  • TD:笹村彰
  • カメラ:栗林克夫
  • 照明:白石雄二
  • 音声:八木明広
  • MA : 前島真一(ザ・チューブ
  • 音効:鈴木晴夫(1 - 6・10話)、太田亜紀(7 - 9話)
  • VE:勝又章浩、勝屋一朗
  • CGタイトル:F:DRIVE Ltd.,Ld、KAN DAVA、電影工房
  • 編集:青柳信司(ザ・チューブ
  • 美術デザイン:北谷岳之
  • 美術制作:林潤一
  • 大道具:松岡美都司
  • 装飾:相田伸一
  • 持道具:水田貴紀
  • 衣裳:山田秀夫
  • メイク:ストロベリーキッズ
  • スタイリスト:曽根和子
  • 演出補:松井哲彦
  • 記録:岸田純子(1・2話)、石塚早苗(3 - 5・8・9話)、舘野弘子(6・7話)、志村実恵子(10話)
  • 制作担当:植野亮
  • 広報:上田めぐみ(テレビ朝日)
  • スチール:田部井満
  • ビジュアルプランナー:樋口真嗣※1・2話では「樋口信司」表記
  • プランニングスタッフ:楠本浩美
  • アソシエイツプロデューサー:小橋孝裕
  • プロデューサー補:佐藤富宏
  • 美術協力:アップルコンピュータ株式会社、WHY CO., LTD.、UP BEAT GALLERY、BREE、RALLY(1 - 3・5 - 10話)、EPSON(4話)
  • 衣裳協力:J.CREW(4話)、pou dou dou(4話)、CHUCK.CHAQET.CHIKIT(5・6話)、CELLULOID(5・6話)、ホコモモラ、MORGAN(1話)、Jane Marple(2 - 5話)、イタリヤード株(1・2・9・10話)、KOOKAI(3・5話)、EQUAL(3話)、yoko(6 - 10話)、StrawBerry Fields(10話)、青山 伊万里、RORA-RORA、I,MARIO、pour la frime ainee(1 - 8・10話)、村田長(株)、ラブエル.、コード服装、PERSON'S、ハウステンボス・フォトジェニック(10話)
  • 音楽協力:テレビ朝日ミュージック
  • 協力:ハウステンボス(10話)、株式会社NHVホテルズインターナショナル(10話)、ZEEクルーズ株式会社(10話)、タカラ、パオ(2・8話)、富士重工(3 - 10話)、JAS 日本エアシステム(9・10話)、NARIKAWA多摩大学(1話)、たま日吉台病院(2話)、株式会社四季の旅社(3話)、パルテノン多摩(3話)、新都市センター開発株式会社(4話)、BEAUX-ARTS(4話)、PRESEΛ ROOM(5話)、Bird Land(6話)、INTERIOR SPACE 彩(6話)、多摩中央病院(7話)、多摩市聖ヶ丘商店街(7話)、SEGA(8話)、BERKELEY(8話)、大中 渋谷店(8話)、山野美容芸術短期大学(9話)、にっかつ撮影所(9・10話)、(株)イースト・ウェスト トラベル(9話)、嬉野温泉 山水(10話)、カーヴ・ドゥ・カツヌマ(10話)
  • 映像協力:「稲村ジェーン(株)アミューズ(8話)
  • 写真協力:菅原千代志
  • 車輌:オフィスK
  • カースタント:スーパードライバーズ
  • 技術協力:テイクシステムズ
  • 演出:中山史郎ザ・ワークス)、今井和久(ザ・ワークス)
  • 制作:テレビ朝日渡辺企画

関連商品(第2作) 編集

オリジナル・サウンドトラック
VHS
DVD
  • 南くんの恋人 DVD-BOX(2002年3月20日、ポニーキャニオン) 上記VHS作品をまとめて収録

第3作 編集

キャスト(第3作) 編集

主題歌(第3作) 編集

瞳の中のGalaxy

歌: (ジェイ・ストーム)

作詞作曲藤井フミヤ

サブタイトル(第3作) 編集

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 7月08日 彼女は身長16センチ 11.2%
第2話 7月15日 涙の電話 9.0%
第3話 7月22日 浮気発覚 10.1%
第4話 7月29日 新婚初夜 10.5%
第5話 8月05日 浴衣で愛して… 10.4%
第6話 8月12日 海がくれたキス 9.4%
第7話 8月19日 幸せになる誓い 8.1%
第8話 8月26日 運命の家族写真 7.4%
第9話 9月02日 恋敵との対決… 8.0%
第10話 9月09日 最期の望み、純白の花嫁 8.4%
最終話 9月16日 二人分の心臓 10.9%

平均視聴率 9.4%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

スタッフ(第3作) 編集

  • 企画プロデューサー:高橋浩太郎(テレビ朝日)
  • 脚本:中園ミホ、福間正浩
  • 音楽:住友紀人(FILL IN)
  • 音響効果:阿比留奈穂子
  • デザイン:きくちまさと
  • 美術プロデューサー:杉川廣明
  • 制作担当:菖蒲昌弘
  • プロデューサー:黒田徹也(テレビ朝日)・照喜名隆、布施等(ザ・ワークス)
  • 監督:佐藤嗣麻子新城毅彦5年D組)、木内麻由美(テレビ朝日)、大垣一穂(ザ・ワークス)
  • 制作協力:ザ・ワークス
  • 制作著作:テレビ朝日

関連商品(第3作) 編集

DVD
  • 南くんの恋人 第1巻~第5巻(2004年12月23日メディアファクトリー) それぞれ2話ずつ(第5巻のみ3話分)収録
  • 南くんの恋人 DVD-BOX(2004年南くんの恋人 DVD-BOX、メディアファクトリー) 上記5巻をまとめたもの

第4作 編集

南くんの恋人〜my little lover』(みなみくんのこいびと マイリトルラバー)のタイトルで、2015年11月10日から2016年2月2日までフジテレビMナイト枠にて放送(全10話)[3][4]

これにさきがけ、同年9月9日早朝(『Tナイト』枠の最終パート)に関東ローカルで特別番組『身長差163センチの恋!「南くんの恋人〜my little lover」に密着!』を放送予定[4]であったが、前夜のバレーボール中継の大幅延長に伴い、『Tナイト』の最終パートがカットされるため、後日振替放送予定。

主人公の南くんは、原作ではおっとりした性格だが、本作品では成績優秀なイケメンというキャラクター設定となる。また、ラストシーンは原作から変わることが開始前より明言されている[3]

関東ローカルの番組であったが、サンテレビでの放送が決定し関西でも2017年4月7日から毎週金曜の15時から放送がスタートした。

キャスト(第4作) 編集

メインキャスト
館山第一高校
南家
  • 南 昇 - 宮川一朗太:瞬一の父。瞬一が中学生のときに失踪。
  • 南 笑子 - 有森也実:瞬一の母。野村病院に看護師として勤めている。
  • 南 登美子 - 角替和枝:瞬一の祖母、昇の実母。
堀切家
カフェ「花泥棒」の常連客

主題歌(第4作) 編集

  • オープニングテーマ - 「虹の向こうへ」

   歌:天月-あまつき / 作詞 - 天月-あまつき-×タルタノリキ / 作曲 - タルタノリキ / 編曲 - 佐々木裕

  • エンディングテーマ - 「ただ、あなたのそばで」

   歌:上野優華[5] / 作詞・作曲 - 遠藤直弥

サブタイトル(第4作) 編集

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 2015年11月10日 閉じ込めていた幼い恋 0.8%
第2話 11月17日 いきなり同棲生活 0.9%
第3話 11月24日 恋の打ち出の小づち 0.5%
第4話 12月01日 負けないで南くん 2.6%
第5話 12月08日 ちよみの大冒険 2.1%
第6話 12月15日 私じゃダメだってわかってる 2.0%
第7話 2016年01月12日 18年目のプロポーズ
第8話 1月19日 青いフェアリー
第9話 1月26日 二人きりの温泉旅行
最終話 2月02日 グッバイちよみ グッバイ南くん

平均視聴率 %(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

スタッフ(第4作) 編集

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集

テレビ朝日 月曜ドラマ・イン
前番組 番組名 次番組
愛してるよ!
(1993年10月11日 - 12月20日)
南くんの恋人(第2作)
(1994年1月10日 - 3月21日)
クニさんちの魔女たち
(1994年4月11日 - 6月27日)
テレビ朝日 木曜ドラマ
電池が切れるまで
(2004年4月22日 - 6月24日)
南くんの恋人(第3作)
(2004年7月8日 - 9月16日)
松本清張 黒革の手帖
(2004年10月14日 - 12月9日)