海津市

日本の岐阜県の市

海津市(かいづし)は、岐阜県南西部にある西濃地域に含まれる。旧南濃町区域に山地があるが、旧海津町と旧平田町域はほぼ全域が海抜ゼロメートル地帯であり、輪中が数多く見られる。

かいづし ウィキデータを編集
海津市
Chobo inari shrine , 千代保稲荷神社 - panoramio (7).jpg
海津市旗 海津市章
海津市旗 海津市章
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 岐阜県
市町村コード 21221-1
法人番号 9000020212211 ウィキデータを編集
面積 112.03km2
総人口 31,639[編集]
推計人口、2022年12月1日)
人口密度 282人/km2
隣接自治体 羽島市養老郡養老町安八郡輪之内町
愛知県愛西市稲沢市
三重県桑名市いなべ市
市の木
市の花 みかんの花
海津市役所
市長 横川真澄
所在地 503-0695
岐阜県海津市海津町高須515
北緯35度13分14秒 東経136度38分11秒 / 北緯35.22056度 東経136.63647度 / 35.22056; 136.63647座標: 北緯35度13分14秒 東経136度38分11秒 / 北緯35.22056度 東経136.63647度 / 35.22056; 136.63647
海津市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

海津市位置図

― 市 / ― 町・村

市庁舎位置
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地理編集

 
海津市歴史民俗資料館に再現されている堀田
 
木曽三川公園展望タワー
 
長良川国際レガッタコース

西側の岐阜県・三重県境には南北に養老山地が連なる。濃尾平野の三大河川(木曽三川)である揖斐川長良川木曽川が合流する地点にあり、水害を防ぐための輪中がよく見られる。

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河川編集

主な河川

人口編集

 
海津市と全国の年齢別人口分布(2005年) 海津市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 海津市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

海津市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


地名・町名編集

海津市の地名を参照

歴史編集

 
木曽三川分流工事前の海津市中心地の様子

縄文時代編集

南濃町羽沢に貝塚羽沢貝塚)があり、土器・石器・人骨・甕棺が出土していることから、遅くとも縄文晩期後半(約2500年前)には海津一帯に縄文人が定住していたと考えられる。なお、この時代の海津は海に面しており、貝塚からはヤマトシジミなどが見つかっている。

中世編集

1606年慶長11年)ごろ[1][2] - 標高が低いために高潮などによる水害に苦しんだ農民たちが、それまで下流側に堤防がない「尻無堤」に堤防を追加し、集落全体を囲う最初の輪中である高須輪中が完成した。その後周辺の集落もこれに習い、周辺地域には数十の輪中が形成された。木曽川長良川の強力な水流が作りかけの堤防を流してしまうことも多く、川に人柱が捧げられることもあった。

近世編集

1700年元禄13年) - 尾張藩徳川光友の二男松平義行高須に封じられた時、行基創建の寺院跡といわれていた場所に、松平家菩提寺として1705年宝永2年)に再建されて行基寺と命名された。地元産の河戸石を用いた城郭造りで、濃尾平野を一望できる山腹にある。

木曽三川の全てが集中するという地理上の理由と、「堤を作るときは尾張藩の御囲堤(おかこいづつみ)より3尺(約91cm)低く堤防を作らなければならない」という幕府の命令により、江戸時代の海津市周辺は洪水が多発していた。これを改修するために薩摩藩士が動員され、そのうち33名が病死、平田靱負をはじめとする51名が引責、または、幕府への抗議のため自害した(宝暦治水)。治水神社は彼らを祭神とする。

宝暦治水は絶大な効果を挙げるように思われていたものの、完成した堤が川底への土砂の堆積を促したため実際には輪中地帯の洪水の回数はむしろ増加した。したがって明治期のお雇い外国人であるヨハネス・デ・レーケによる木曽三川分流工事が行われるまで、輪中地域はたびたびの洪水被害に苦しんだ。

近代・現代編集

 
高須四兄弟(明治11年9月撮影)
左から松平定敬松平容保徳川茂栄徳川慶勝

高須藩から、徳川慶勝松平容保をはじめ高須四兄弟を輩出した。彼らは後に、全員が主要な藩の跡目を継ぎ、旧幕府と新政府の両政府で中心的な役割を果たした。彼らは、それぞれ新政府側、旧幕府側に分かれたとはいえ兄弟間の関係は良く、1878年(明治11年)には4人揃って撮影された記念写真が現存している。

1883年(明治16年)11月1日、三重県桑名郡の金廻村・油島新田・江内村を岐阜県下石津郡が編入。

自治体域の変遷編集

  • 1889年(明治22年)7月1日 - 町村制施行(1町34村)
    • 高須町、高須村、萱野村、札野村、内記村、馬目村、福岡村、日下丸村、西小島村、東小島村 (高須町 → 海津町 → 海津市)
    • 稲山村、安田村、安田新田、本阿弥新田、沼新田、帆引新田、深浜村 (西江村 → 海津町 → 海津市)
    • 万寿新田 (西江村及び大江村 → 海津町 → 海津市)
    • 福江村、金廻村、油島村、古中島村 (大江村 → 海津町 → 海津市)
    • 西駒野村、徳田村、徳田新田、庭田村、奥条村、羽沢村、山崎村、上野河戸村 (城山町 → 南濃町 → 海津市)
    • 太田村、吉田村、田鶴村、松山村、境村 (石津村 → 南濃町 → 海津市)
  • 1897年(明治30年)4月1日 - 海西郡、安八郡の一部(今尾町、高田村、三郷村、仏師川村、平原村、土倉村、脇野村、西島村)と合併して海津郡となった[3]
  • 1954年(昭和29年)
    • 11月3日 - 城山町が池辺村のうち大字駒野新田、釜段字徳島を編入
    • 11月5日 - 城山町、石津村、下多度村が合併、南濃町を設置
  • 1955年(昭和30年)
    • 1月15日 - 高須町、吉里村、東江村、大江村、西江村が合併、海津町を設置
    • 2月1日 - 海津町が今尾町字平原を編入
    • 2月1日 海西村、今尾町(字平原を除く)が合併、平田町を設置
  • 1966年(昭和41年)12月2日 - 海津町と平田町大字脇野の境界変更
  • 2005年(平成17年)3月28日 - 海津郡の3町、海津町平田町南濃町が合併、海津市を設置

行政編集

市長編集

姉妹都市・提携都市編集

日本国外編集

姉妹都市

日本国内編集

姉妹都市
提携都市
その他
  •  全国門前町サミット
    全国の神社仏閣を中心に発展してきた門前町を有する自治体・観光協会・商業関係者などが集まり地域活性、街作り推進のため開催する会議。

議会編集

市議会編集

  • 定数:15人
  • 任期:2017年9月26日 - 2021年9月27日
  • 議長:服部寿(無会派)
  • 副議長:伊藤誠(政和会・清流くらぶ)
会派名 議席数 議員名
政和会・清流くらぶ 6 赤尾俊春、飯田洋、里雄淳意、水谷武博、橋本武夫、伊藤誠
市民の声 2 川瀬厚美、六鹿正規
海津市議会公明党 1 浅井まゆみ
幸福実現党 1 伊藤久恵
日本共産党 1 松岡唯史
for かいづ 1 二ノ宮一貴
無会派 2 松田芳明、服部寿
14

衆議院編集

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
棚橋泰文 58 自由民主党 108,755票
大谷由里子 58 国民民主党 40,179票
三尾圭司 45 日本共産党 16,374票

施設編集

市役所・支所編集

警察編集

消防編集

医療編集

郵便局編集

図書館編集

公園編集

その他施設編集

経済編集

トヨタ自動車(通称:トヨタ車体)関係では海津市南濃町山崎にある株式会社中部NL山崎センターのみ。 株式会社中部NLの本社は愛知県あま市にある。

トラック輸送会社編集

出発会社→株式会社中部NL山崎センター*IRIMARU(本社愛知県春日井市

また、岐阜自動車(通称:岐阜車体)関係では海津市海津町にアサノ化成海津工場があり、丸八運輸社のトラックで株式会社中部NL山崎センターへ輸送をしている。

アサノ化成海津工場→中部NL山崎センターへのトラック輸送会社編集

トヨタ車体いなべ工場→中部NL山崎センターへのトラック輸送会社編集

キョーラクテクノ(株)→中部NL山崎センターへのトラック輸送会社編集

ツカサ加工株式会社→中部NL山崎センターへのトラック輸送会社編集

池田製作所→中部NL山崎センターへのトラック輸送会社編集

三栄工業株式会社→中部NL山崎センターへのトラック輸送会社編集

中部NL中央配送センター(安城)→中部NL山崎センターへのトラック輸送会社編集

教育編集

高等学校編集

特別支援学校編集

中学校編集

小学校編集

2024年4月から海津町内の全ての小学校を統合して、新しく海津市立海津小学校が新設予定。 海津市内の小学校で初の統合。 また、海津市立海津小学校の歌詞の作詞作曲は海津市出身のシンガーソングライター・歌手の足立佳奈さんが作ると海津市が発表した。

指定自動車教習所編集

交通編集

鉄道編集

  • 中心となる駅:駒野駅

南濃地区を通っている。市役所のある海津地区及びお千代保稲荷のある平田地区に鉄道は通っていない。海津地区および平田地区の最寄駅は東海道新幹線岐阜羽島駅及び名鉄羽島線新羽島駅

バス編集

海津市内の全域で運行 インターネットまたは電話からの完全予約制 養老町桑名市(養老町・桑名市は2022年9月下旬から運行)

道路編集

高速道路編集

東海環状自動車道に属する海津スマートインターチェンジ[4]が設置される予定である。名神高速道路岐阜羽島インターチェンジまたは大垣インターチェンジを利用する。南部地区は東名阪自動車道桑名東インターチェンジまたは弥富インターチェンジを利用する。

一般国道編集

県道(主要地方道)編集

道の駅編集

名所・旧跡・観光スポット編集

 
千代保稲荷神社の門前町
 
今尾の左義長

名所・旧跡編集

城郭
寺院
神社
陣屋

観光スポット編集

温泉
その他

祭事・催事編集

著名な出身者編集

その他編集

  • 市外局番は市内全域で0584大垣MA)が使用される。
    • 市内局番は、旧海津町・南濃町が50番台を、旧平田町が60番台を主に使用する。
  • 本市を担当する中部電力の営業所は、大垣営業所である[6]
  • テレビはほとんどの家が大垣ケーブルテレビと契約している。

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ 安藤萬寿男: “輪中に関する二,三の考察(1) (PDF)”. 2022年7月5日閲覧。
  2. ^ 青木哲哉: “輪中の地形学的再検討 (PDF)”. 2022年7月5日閲覧。
  3. ^ 揖斐郡志』、揖斐郡教育会、1924年12月、292-295頁
  4. ^ パーキングエリアを併設する。
  5. ^ 長良川国際トライアスロン大会公式サイト 2020年3月8日閲覧
  6. ^ "停電情報 大垣営業所"”. 中部電力. 2019年12月11日閲覧。

外部リンク編集