三角八朗

日本の俳優(1935−2016)
三角八廊から転送)

三角 八朗(みすみ はちろう、1935年12月3日[1] - 2016年8月29日[2])は、日本俳優。旧芸名:三角 八郎、三角 八廊、本名:芝橋 直保[注 1]

みすみ はちろう
三角 八朗
本名 芝橋 直保
別名義 三角 八郎
三角 八廊
生年月日 (1935-12-03) 1935年12月3日
没年月日 (2016-08-29) 2016年8月29日(80歳没)
出生地 日本の旗 日本愛知県名古屋市
職業 俳優
活動期間 1958年 - 2016年
活動内容 テレビドラマ映画
配偶者 あり
事務所 アートプロモーション
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愛知県[1]名古屋市出身。法政大学文学部中退[注 2]大映出身[1]。宗方事務所[1]を経て、アートプロモーションに所属していた。

人物・来歴

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大学中退後に大映へ入社。

当初は本名で活動していたが、1958年頃、丸井太郎とピン・ボケコンビを結成した際に永田秀雅の命名により、三角八郎に改名[3]

刑事ドラマでは犯人役、元悪人役、刑事役などをこなし、時代劇では三枚目役や悪徳商人で多く起用された。

長い間、三角八郎名義で活躍していたが、現在確認できる限りでは、所属事務所のホームページ並びに2006年平成18年)放送の『水戸黄門スペシャル』で、芸名の郎の部分が、になっている。

2016年8月29日、虚血性心不全により死去。80歳没[2]

出演

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テレビドラマ

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NHK

NTV

TBS

  • そそりと参ろう(1963年)
  • 七人の刑事 第2シリーズ 第53話「冷たい風」(1965年)
  • てっぺん野郎 主演(1965年 - 1966年)
  • おれの番だ! 第14回「一等賞」(1966年)
  • 土曜日の虎 第20話(1966年)
  • ああ! 夫婦 第2シリーズ 第5話「おかめ・ひょっとこ」(1966年)
  • コメットさん 第1期(1967年 - 1968年)
  • ゆば(1967年 - 1968年)
  • 第29話「若き祈り」(1968年)
  • ポーラテレビ小説 / 三人の母(1968年 - 1969年) - 栄さん
  • フジ三太郎 第31話「旅は道づれ」(1969年)
  • 青空にとび出せ! 第15話「こそこそバンバン」(1969年)
  • 大岡越前
    • 第1部
      • 第4話「慕情の人」(1970年4月6日) - 竜吉
      • 第12話「すっとび辰の片思い」(1970年6月1日) - 竜吉
    • 第4部 第14話「巷談 縛られ地蔵」(1975年1月6日) - 丑三
    • 第6部 第24話「死体が歩いた長屋露地」(1982年8月16日) - 伊助
    • 第8部(1984年)
      • 第17話「らくだが死んだ」 - 魚八
      • 第23話「殺しを見ていた千両富」 - 伍助
    • 第11部 第16話「三方納めた一両損」(1990年8月6日) - 政五郎
    • 第13部(1993年)
      • 第9話「秋刀魚の煙が目にしみた」 - 治平
      • 第25話「大工と左官の意地比べ」 - 弥五郎
  • 水戸黄門
    • 第1部 第15話「わしは天下の風呂番だ -今治-」(1969年11月10日) - 三吉
    • 第2部 第24話「悪い奴ら -宮津-」(1971年3月8日) - 暗闇の半助
    • 第3部 第3話「雲助珍道中 -箱根-」(1971年12月13日) - 茂
    • 第6部(1975年)
      • 第9話「偽黄門さまの助太刀・福岡」 - 庄太
      • 第27話「箱根の山は天下の嶮・箱根」 - 権六(雲助役)
    • 第7部(1976年)
      • 第5話「何の因果で若旦那 -花巻-」 - 万吉
      • 第22話 「つけ馬連れた若旦那 -新潟-」 - 馬さん(馬之助)
    • 第15部 第23話「鬼庄屋にされた黄門様 -篠山-」(1985年7月1日) - 小市
    • 第20部 第15話「女度胸の玄海節 -小倉-」(1991年2月18日) - 佐吉
    • 第23部 第32話「酒にのまれて人殺し -兵庫-」(1995年3月20日) - 梵天丸の久六
    • 第24部
      • 第10話「盗まれた三葉葵の印籠 -高知-」(1995年11月20日) - 竜神の甲子蔵
      • 第25話「天下の名医は敵持ち -松本-」(1996年3月11日) - 鬼塚の団蔵
    • 第25部 第10話「涙涙の父娘櫛 -岸和田-」(1997年2月24日) - 大貫屋
    • 第26部 第2話「涙の母の祝唄 -高野-」(1998年2月16日) - 鬼引の四郎兵衛
    • 第27部 第18話「嫁を取るか 家訓を取るか -伊勢崎-」(1999年2月24日) - 岩蔵
    • 第28部 第15話「狸になった若旦那 -信楽-」(2000年6月26日) - 鬼熊の権三
    • 第33部 第20話「地獄酒場は金山の入口 -佐渡-」(2004年9月6日) - 種五郎
    • ナショナル劇場50周年記念特別企画スペシャル(2006年) - 権三
  • キイハンター
    • 第175話「真夏の海底黄金大作戦」(1971年) - ジョー
    • 第223話「幽霊たちの海底納涼大会」(1972年) - 虻田
    • 第230話「殺し屋グラマー大行進!」(1972年) - 井森
  • シークレット部隊 第5話「子連れガンマン! 阿蘇山に地獄を見た」(1972年)
  • 隠密剣士 突っ走れ! 第11話「火焔天狗を裂く信太郎」、第12話「空魔を撃つ信太郎」(1974年) - トン松
  • バーディー大作戦
    • 第12話「縛り首の木のある恐い町」(1974年)
    • 第36話「追出刑事暗殺計画!」(1975年)
    • 第54話「バーディー真昼に死す」(1975年) - 古田
  • Gメンシリーズ
    • Gメン'75
      • 第15話「密輸死体」(1975年) - 中原刑務所看守
      • 第19話「デカ部屋の悪霊」(1975年) - 中華料理店「好好」店主
      • 第26話「冬のヨットハーバーの殺人」(1975年) - ヤングエビスクローク係
      • 第49話「土曜日21時のトリック」(1976年) - 巡査
      • 第58話「樹海に消えた白骨死体」(1976年) - ギャング主犯
      • 第80話「暗闇の中の密室殺人」(1976年) - 岡刑事
      • 第85話「'77元旦デカ部屋ぶっ飛ぶ!」(1977年) - 中里署巡査
      • 第100話「北の国から来た遺骨」(1977年) - 姫田刑事
      • 第121話「パトロール警官と女性連続殺人の謎」(1977年) - 柴田
      • 第135話「死んだ人からの緊急電話」(1977年) - 小林
      • 第155話「浴槽に浮かんだ死体」(1978年) - 浜岡
      • 第190話「真犯人はこうして作られる」(1979年) - 沖警部補
      • 第201話「Gメン対香港カラテ軍団」、第202話「Gメン対香港カラテ軍団PART2」(1979年) - 陳警部
      • 第215話「白バイに乗った痴漢」(1979年) - 影山刑事
      • 第233話「金髪女性連続殺人事件」(1979年) - 最上警部
      • 第241話「囚人護送」(1980年) - 捜査主任
      • 第260話「悪魔の結婚式」(1980年) - 武藤哲夫(刑事)
      • 第275話「警官の妻たちの連続殺人」(1980年) - 梶間明(刑事)
      • 第317話「女の裏窓 24時間」、第318話「女の裏窓 24時間PART2」(1981年) - 横山満
      • 第336話「エレベーター連続殺人事件」(1981年) - 宮野坂署捜査主任
      • 第354話「吾輩は人食い猫である」(1982年) - 亀山
    • Gメン'82 第7話「指のないサンタクロース(1982年) - 宇田川
  • 江戸を斬る(C.A.L)
  • 隠し目付参上 第1話「天にのぼったか地にもぐったか」(1976年、MBS
  • 江戸特捜指令 第3話「変幻自在! 動くサイコロ」(1976年、MBS) - 佐吉
  • 噂の刑事トミーとマツ
    • 第1シリーズ 第19話「女抱きつきスリ大騒動」(1980年)
    • 第2シリーズ(1982年)
      • 第1話「絶望! やっぱり駄目だ このコンビ」 - 鬼江組組長
      • 第20話「絶望! 火葬場行き死の特急便」 - 麻薬組織ボス
      • 第33話「トミマツの『喜劇・ターザン拳』」 - 桃山組組長
  • ウルトラマン80 第27話「白い悪魔の恐怖」(1980年) - 酔っ払い男
  • 幸福の黄色いハンカチ 第3話(1982年)
  • ザ・サスペンス / 女囚第3監房の脱走(1982年)
  • スクール☆ウォーズ(1984 - 1985年) - 吉田健太郎
  • 毎度おさわがせします 第1シリーズ 第12話「走れポコチン」(1985年) - 刑事
  • スーパーポリス 第10話「フラッシュダンス殺人事件」(1985年)
  • ポニーテールはふり向かない 第14話「悪魔が棲むライブ」(1986年)
  • 水曜ドラマスペシャル月曜ドラマスペシャル月曜ミステリー劇場
    • 山陰殺人事件(1986年)
    • かあさんはドン 第3作(1993年)
    • 徳田刑事シリーズ 第2作「追跡のオホーツク」(1994年)
    • おやじのヒゲ 第17作(1994年)
    • 交通刑務所・刑務官 第2作(1996年)
    • 佐賀・有田、龍文壺の殺意(1996年)
    • 税務調査官・窓際太郎の事件簿 第1作(1998年) - 大塚和雄
    • 検視官江夏冬子 第3作「京都奥嵯峨殺人絵巻」(1998年) - 永峰隆三
    • 早乙女千春の添乗報告書 第7作「函館湯けむりツアー殺人事件」(1998年) - 神戸忠雄
    • 実演販売人・轟安二郎(2000年) - 高倉
  • 花王 愛の劇場 / 子子家庭は危機一髪(1993年) - 角谷刑事
  • 東芝日曜劇場 / サラリーマン金太郎 第1期 第3話「これが男の喧嘩だぜ!」(1999年)

CX

NET→ANB→EX

MBS

  • 仮面ライダー 第59話「底なし沼の怪人ミミズ男!」(1972年) - 野上辰三

CBC

  • ドラマ30 / みちのく温泉逃避行(1994年) - 倉田幸二

12ch→TX

  • 女殺し屋 花笠お竜 第16話「子三匹子ノ刻参上」(1970年)
  • ワン・ツウ アタック!(1971年)
  • 大江戸捜査網
    • 第1話「江戸の灯をたやすな!」(1973年) - 佐吉
    • 第213話「火花散る隠密七変化」(1975年) - 半助
    • 第294話「流転! 浮世絵の女」(1977年) - 香取の惣吉
    • 第346話「無差別殺人の陰謀」(1978年)
    • 第367話「遺産に群がる狐と狸」(1978年) - 八五郎
    • 第391話「大奥の紅い陰謀」(1979年) - 役者
    • 第415話「鉄火女 涙の情け肌」(1979年)
    • 第436話「そこつ長屋に春が来た」(1980年) - 与太郎
    • 第459話「夫婦飛脚の子守唄」(1980年) - 江戸屋太兵衛
    • 第470話「恐怖の美女誘拐魔 赤い罠」(1980年) - 銀兵衛
    • 第489話「おんな湯殺人事件」(1981年) - 長屋の住人
    • 第500話「涙で嫁ぐ盗賊の娘」(1981年) - 回向院の貞次
    • 第529話「掟に泣く隠密同心」(1982年) - 相澤
    • 第548話「花一輪 哀しく舞う白い肌」(1982年) - 西海屋
    • 第562話「おんな武士道 赤い暗殺網」(1982年) - 渡海屋源造
    • 第594話「危険な吐息 闇に誘う妖女」 (1983年) - 福田与一
    • 第612話「下手人は父ちゃんだ!」(1983年) - 三田村兵部
    • 新 大江戸捜査網 第21話「深川隠れ宿無頼帖」(1984年8月25日) - 和泉屋源蔵
    • 平成版
      • 第1シリーズ
        • 第3話「神隠し!悲しい母子の秘密」(1990年10月26日) - 佐吾平
        • 第18話「吉原恋模様 居残り新十郎」(1991年2月22日) - 卯助
      • 第2シリーズ
        • 第8話「少女は見た! 蘇る地獄絵図の記憶」(1991年11月29日) - 盗ッ人の親分
        • 第18話「面影の女 隠密同心が消えた!」(1992年2月14日) - 多十
  • ザ・スーパーガール(1979年)
    • 第20話「女の命は裸で守れ」 - 金子
    • 第27話「夜の診察室・浮気に燃える人妻」 - 井関医師
  • 人形佐七捕物帳 佐七一番手柄(1990年)
  • 月曜・女のサスペンス / 佐渡情話復讐迷路(1991年)
  • あばれ八州御用旅 第14話「炎の地獄に見た人情」(1991年) - 増田屋茂十
  • お助け同心が行く! 第9話「幼なじみ」(1993年) - 蝮の勘造
  • 超光戦士シャンゼリオン 第33話「サバじゃねぇ! 2」(1996年) - 田中元三/闇生物フォンダー

映画

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Vシネマ

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脚注

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注釈

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  1. ^ 伊藤 直保とする資料もある[1]
  2. ^ 中央大学卒業とする資料もある[1]

出典

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  1. ^ a b c d e f 日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、191頁。全国書誌番号:83045303 
  2. ^ a b “三角八朗さんが死去”. デイリースポーツ. (2016年9月13日). https://www.daily.co.jp/gossip/2016/09/13/0009484906.shtml 2016年9月13日閲覧。 
  3. ^ 「対談“図々しい奴”時代」『映画ストーリー』12月号、雄鶏社、1963年12月、64 - 65頁。 

外部リンク

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