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山本 尚貴(やまもと なおき、1988年7月11日 - )は、栃木県宇都宮市出身のレーシングドライバー

山本 尚貴
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1988-07-11) 1988年7月11日(31歳)
出身地 栃木県宇都宮市
親族 狩野恵里(妻)
スーパーフォーミュラおよびSUPER GTでの経歴
デビュー 2013(スーパーフォーミュラ)
2010(SUPER GT)
所属 TEAM DANDELION RACING(スーパーフォーミュラ)
TEAM KUNIMITSU(SUPER GT)
車番 1(スーパーフォーミュラ)
1(SUPER GT)
過去所属 TEAM 無限(スーパーフォーミュラ)
童夢レーシング(SUPER GT)
出走回数 51(スーパーフォーミュラ)
76(SUPER GT)
優勝回数 7(スーパーフォーミュラ)
4(SUPER GT)
ポールポジション 10(スーパーフォーミュラ)
2(SUPER GT)
過去参加シリーズ
2007

2008-2009
2010-2012
フォーミュラチャレンジ・ジャパン
全日本F3選手権
フォーミュラ・ニッポン
選手権タイトル
2009
2013,2018
2018
全日本F3選手権(Nクラス)
スーパーフォーミュラ
SUPER GT

目次

プロフィール編集

経歴編集

1994年から6歳でカートを始める。

2002年に全日本カート選手権 FAクラスでシリーズチャンピオンとなり、2004年、2005年とイタリアン・オープン・マスターズ FAクラスに参戦、2005年にはシリーズランキング5位となった。

2006年、鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)に入校し、成績優秀者としてスカラシップを獲得。2007年はホンダHonda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)からフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)に参戦し、自身の地元である第15戦と第16戦のもてぎで2連勝を決め、シリーズランキング2位を獲得している。

2008年はHonda Team Realから全日本F3選手権・全日本選手権クラスにステップアップし、第9戦(岡山)で初優勝を果たしたものの、シリーズ5位に終わった。

2009年はHFDP RACINGより全日本F3選手権・Nクラスに参戦。第6戦、第7戦、第10戦で優勝し、地元もてぎで第11戦、第12戦で2連勝した。この際、ツインリンクもてぎには「山本尚貴応援席」が設置され、地元の友人が中心となった手づくりの応援が行われた。その後も第13戦、第14戦と連勝を重ね、最終戦を待たずにシリーズチャンピオンを獲得した。

2010年は、NAKAJIMA RACINGよりフォーミュラ・ニッポンに、TEAM KUNIMITSUからSUPER GT GT500クラスに参戦。SUPER GT開幕戦(鈴鹿)では、デビュー戦ながら荒れたコンディションの中タイヤ交換をしていないHSV-010 GTで粘り強い走りを見せて、3位表彰台を獲得した。

2011年は、フォーミュラ・ニッポンではNAKAJIMA RACINGからTEAM 無限へ移籍。SUPER GT GT500クラスは引き続きTEAM KUNIMITSUから参戦。フォーミュラ・ニッポンでは移籍早々開幕戦で自身初のポールポジションを獲得。しかしレースでは1コーナー先で接触を喫しリタイヤに終わる。その後は勢いに乗れずシリーズ11位に終わった。SUPER GTではシリーズ9位。

2012年は、TEAM 無限より全日本選手権フォーミュラ・ニッポンに、SUPER GT GT500はTEAM KUNIMITSUと変わらず。開幕戦では一度抜かれたCERMOの立川祐路を残り2周で抜き返し初優勝のチャンスを得るが、最終ラップに再び抜き返され2位に終わった。このバトルは2013年シーズン開幕前に作られた公式PVでも名シーンとして採用された。

2013年は、スーパーフォーミュラにTEAM 無限から、SUPER GT GT500には童夢レーシングから参戦。第5戦鈴鹿1000kmではフレデリック・マコヴィッキィと共に悲願のGT500初優勝を果たし、勝利者インタビューでは人目もはばからず涙を見せた。スーパーフォーミュラでは開幕戦から調子を上げ、第3戦(AP)で自身初の表彰台を獲得。迎えた最終戦(鈴鹿)を前にシリーズ1位、2位のアンドレ・ロッテラーロイック・デュバルFIA 世界耐久選手権に参戦するため欠場という状況ではあったが、2レース制の最終戦で2つのポールポジションを獲得。レース1では自身初優勝、レース2でも条件ギリギリの3位に入りスーパーフォーミュラの初代チャンピオンに輝いた。

2014年は、スーパーフォーミュラは引き続きTEAM 無限、SUPER GT GT500は童夢レーシングから参戦。両カテゴリー共に新型車両導入のシーズンであったが、ホンダ勢は軒並み苦戦を強いられる。その中でもSUPER GTでは大雨の第5戦(富士)500kmレースにて、ホンダ勢ではシーズン唯一の勝利を飾った。最終戦までチャンピオンの可能性を残し、シリーズ4位で終える。スーパーフォーミュラでも序盤はポイント獲得が精一杯であったが、第5戦(AP)、第6戦(菅生)と2戦連続でポールポジションを獲得。ホンダ勢では最上位の9位でシリーズを終えた。

2015年のSUPER GTはTEAM KUNIMITSUに移籍。伊沢拓也とタッグを組んだ。第6戦SUGOでホンダ勢唯一の優勝を飾る。スーパーフォーミュラは引き続きチーム無限から参戦。最終戦第2レースでホンダ勢で唯一となる優勝を飾った。

2016年は、SUPER GTでは引き続きTEAM KUNIMITSUから伊沢拓也と共に参戦。マシン開発で遅れを取り優勝はできなかったが、第5戦(富士)で3位表彰台を獲得した。スーパーフォーミュラでは引き続きチーム無限から参戦し開幕戦で優勝した。シーズン中の8月11日テレビ東京アナウンサー狩野恵里と入籍[1]12月18日に挙式した[2]

2017年も、SUPER GTはTEAM KUNIMITSUから伊沢拓也と共に参戦。第3戦(AP)でポールポジションを獲得したが、優勝はできず3位に終わった。また、第6戦(鈴鹿1000km)でも3位表彰台を獲得した。スーパーフォーミュラではGP2チャンピオンのピエール・ガスリーを迎え2台体制となったチーム無限から参戦した。

2018年はシーズン前に第1子・第2子となる双子の娘が誕生[3]。レース活動では前年に引き続きSUPER GTはTEAM KUNIMITSUから参戦。チームメイトには、2009年F1チャンピオンであるジェンソン・バトンが加わった。第6戦(菅生)で優勝し、KeePer TOM'S LC500と同点で臨んだ最終戦(もてぎ)で直接対決を制しチャンピオンを獲得した。SUPER FORMULAは福住仁嶺を迎えたチーム無限から引き続き参戦。開幕戦(鈴鹿)と第3戦(菅生)で優勝した後、ランキング3位で迎えた最終戦(鈴鹿)では、予選でポールポジションを獲得し、決勝ではランキング1位のKONDO Racing ニック・キャシディの猛追から逃げ切り、ポール・トゥー・ウィンを成し遂げ、逆転でドライバーズチャンピオンを獲得した。これにより山本は2004年のリチャード・ライアン以来となる国内最高峰カテゴリのダブルタイトルを達成した[4]

これらの結果F1参戦に必須のスーパーライセンス発給条件を満たした。2019年のF1参戦はならなかったが、本人はF1参戦に非常に前向きなコメントを残しており[5]、山本雅史(本田技研 MS部部長)も「F1に乗せたい」とコメントを残したほか、スーパーフォーミュラでのチームメイトだったガスリーは「彼は非常に速いドライバーだ」と評し、GTでのチームメイトのバトンも「F1マシンに乗るチャンスがあれば絶対に逃すな、(F1マシンに乗る機会は)年々難しくなっているだけに、トライする価値はある」と助言している[6]

レース戦績編集

  • 1994年 - カート初走行
  • 1995年 - REONキッズカートレーサー競技会(初レース優勝)
  • 1996年 - REONキッズカートレーサー競技会(シリーズ2位)
  • 1997年 - SL鹿沼シリーズ・Sストッククラス(シリーズ3位)
  • 1998年 - SL鹿沼シリーズ・PS-PCRクラス(シリーズチャンピオン)
  • 2000年 - 全日本ジュニアカート選手権・FP-Jrクラス(シリーズ7位・1勝)
  • 2001年 - 全日本カート選手権・ICAクラス(シリーズ3位)
  • 2002年 - 全日本カート選手権・FAクラス(シリーズチャンピオン・5勝)
  • 2003年
    • 全日本カート選手権東地域・FAクラス<Rd.1,3 スポット参戦>(2優)
    • 全日本カート選手権・FSAクラス<Rd4〜>(シリーズ6位)
  • 2004年
    • FIK イタリアン オープン マスターズ・FAクラス(シリーズ29位)
    • CIK-FIA アジアパシフィック選手権・ICAクラス(シリーズ6位)
  • 2005年
    • FIK イタリアン オープン マスターズ・FAクラス(シリーズ5位)
    • CIK-FIA 世界カート選手権・FAクラス<ポルトガル大会>(12位)
  • 2006年 - 鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS-F入校)(スカラシップ獲得)
  • 2007年 - FCJシリーズ(シリーズ2位・2勝)
  • 2008年 - 全日本F3選手権・全日本選手権クラス(Honda Team Real #7 Honda Team Real/ダラーラF308 MF204C)(シリーズ5位・1勝)
  • 2009年 - 全日本F3選手権・Nクラス(HFDP RACING #7 HFDP RACING/ダラーラF307 3S-GE)(シリーズチャンピオン・8勝)
  • 2010年
    • 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン(NAKAJIMA RACING #31/スウィフト017.n HR10E)(シリーズ7位・ルーキー・オブ・ザ・イヤー)
    • SUPER GT・GT500クラス(TEAM KUNIMITSU #100 RAYBRIG HSV-010/HSV-010 HR10EG)(シリーズ8位)
  • 2011年
    • 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン(TEAM 無限 #16/スウィフト017.n HR10E)(シリーズ11位)
    • SUPER GT・GT500クラス(TEAM KUNIMITSU #100 RAYBRIG HSV-010 GT/HSV-010 HR10EG)(シリーズ9位)
  • 2012年
    • 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン(TEAM 無限 #16/スウィフト017.n HR12E)(シリーズ11位)
    • SUPER GT・GT500クラス(TEAM KUNIMITSU #100 RAYBRIG HSV-010 GT/HSV-010 HR10EG)(シリーズ5位)
  • 2013年
  • 2014年
    • 全日本選手権スーパーフォーミュラ(TEAM 無限 #1/ダラーラSF14 HR-414E)(シリーズ9位)
    • SUPER GT・GT500クラス(ウイダー モデューロ 童夢レーシング No.18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT/NSX CONCEPT-GT HR-414E)(シリーズ4位・1勝)
  • 2015年
    • 全日本選手権スーパーフォーミュラ(TEAM 無限 #16/ダラーラSF14 HR-414E)(シリーズ5位・1勝)
    • SUPER GT・GT500クラス(TEAM KUNIMITSU No.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT/NSX CONCEPT-GT HR-414E)(シリーズ3位・1勝)
  • 2016年
    • 全日本スーパーフォーミュラ選手権(TEAM 無限 #16/ダラーラSF14 HR-414E)(シリーズ7位・1勝)
    • SUPER GT・GT500クラス(TEAM KUNIMITSU No.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT/NSX CONCEPT-GT HR-414E)(シリーズ14位)
  • 2017年
    • 全日本スーパーフォーミュラ選手権(TEAM 無限 #16/ダラーラSF14 HR-417E)(シリーズ9位)
    • SUPER GT・GT500クラス(TEAM KUNIMITSU No.100 RAYBRIG NSX-GT/NSX-GT HR-417E)(シリーズ7位)
  • 2018年
    • 全日本スーパーフォーミュラ選手権(TEAM 無限 #16/ダラーラSF14 HR-417E)(シリーズチャンピオン・3勝)
    • SUPER GT・GT500クラス(TEAM KUNIMITSU No.100 RAYBRIG NSX-GT/NSX-GT HR-417E)(シリーズチャンピオン・1勝)
  • 2019年
    • 全日本スーパーフォーミュラ選手権(TEAM DANDELION RACING #1/ダラーラSF19 HR-417E)
    • SUPER GT・GT500クラス(TEAM KUNIMITSU No.1 RAYBRIG NSX-GT/NSX-GT HR-417E)

全日本フォーミュラ3選手権編集

チーム エンジン クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 順位 ポイント
2008年 Honda Team Real 無限 FSW1
5
FSW2
7
AUT1
5
AUT2
5
SUZ1
Ret
SUZ2
4
TRM1
5
TRM2
Ret
OKA1
1
OKA2
4
SUZ1
3
SUZ2
4
TRM1
5
TRM2
5
FSW1
6
FSW2
6
SUG1
5
SUG2
7
5位 138
2009年 HFDP RACING トヨタ N FSW1
5
FSW2
2
OKA1
Ret
OKA2
3
SUZ1
3
SUZ2
1
FSW1
1
FSW2
3
SUZ1
5
SUZ2
1
TRM1
1
TRM2
1
AUT1
1
AUT2
1
SUG1
4
SUG2
1
1位 121

フォーミュラ・ニッポン/スーパーフォーミュラ編集

チーム 1 2 3 4 5 6 7 順位 ポイント
2010年 NAKAJIMA RACING SUZ
7
TRM
5
FSW
7
TRM
4
SUG
Ret
AUT
5
SUZ1
6
SUZ2
5
7位 20.5
2011年 TEAM 無限 SUZ
NC
AUT
5
FSW
9
TRM
14
SUZ
C
SUG
11
TRM1
12
TRM2
Ret
11位 5
2012年 SUZ
7
TRM
7
AUT
9
FSW
12
TRM
Ret
SUG
14
SUZ1
15
SUZ2
Ret
11位 4
2013年 SUZ
4
AUT
3
FSW
3
TRM
8
INJ
C
SUG
3
SUZ1
1
SUZ2
3
1位 37
2014年 SUZ
11
FSW1
Ret
FSW2
5
FSW
5
TRM
15
AUT
7
SUG
7
SUZ1
7
SUZ2
6
9位 14.5
2015年 SUZ
15
OKA
4
FSW
12
TRM
8
AUT
7
SUG
2
SUZ1
14
SUZ2
1
5位 26
2016年 SUZ
1
OKA
5
FSW
Ret
TRM
8
OKA1
10
OKA2
6
SUG
14
SUZ1
19
SUZ2
Ret
7位 15.5
2017年 SUZ
2
OKA1
5
OKA2
8
FSW
Ret
TRM
13
AUT
Ret
SUG
18
SUZ1
C
SUZ2
DNQ
9位 10.5
2018年 SUZ
1
AUT
C
SUG
1
FSW
8
TRM
7
OKA
10
SUZ
1
1位 38
2019年 TEAM DANDELION RACING SUZ
2
AUT
2
SUG
1
FSW
11
TRM
9
OKA
SUZ
2位 27

SUPER GT編集

チーム 使用車両 クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 順位 ポイント
2010年 TEAM KUNIMITSU ホンダ・HSV-010 GT GT500 SUZ
3
OKA
8
FSW
10
SEP
5
SUG
8
SUZ
3
FSW
C
TRM
6
8位 40
2011年 GT500 OKA
2
FSW
12
SEP
7
SUG
7
SUZ
Ret
FSW
5
AUT
14
TRM
4
9位 37
2012年 GT500 OKA
2
FSW
2
SEP
6
SUG
8
SUZ
11
FSW
12
AUT
8
TRM
9
5位 43
2013年 ウイダー モデューロ 童夢レーシング GT500 OKA
5
FSW
10
SEP
4
SUG
13
SUZ
1
FSW
5
AUT
5
TRM
7
4位 56
2014年 ホンダ・NSX CONCEPT-GT GT500 OKA
5
FSW
10
AUT
7
SUG
8
FSW
1
SUZ
3
CHA
5
TRM
3
4位 64
2015年 TEAM KUNIMITSU GT500 OKA
2
FSW
Ret
CHA
Ret
FSW
5
SUZ
5
SUG
1
AUT
11
TRM
3
3位 60
2016年 GT500 OKA
10
FSW
Ret
SUG
10
FSW
3
SUZ
7
CHA
10
TRM
10
TRM
12
14位 20
2017年 ホンダ・NSX-GT GT500 OKA
Ret
FSW
6
AUT
3
SUG
9
FSW
8
SUZ
3
CHA
7
TRM
5
7位 45
2018年 GT500 OKA
2
FSW
9
SUZ
2
CHA
11
FSW
5
SUG
1
AUT
5
TRM
3
1位 78
2019年 GT500 OKA
15
FSW
3
SUZ
13
CHA
12
FSW
2
AUT
SUG
TRM
5位 29

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集