毎日新聞西部本社

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毎日新聞西部本社(まいにちしんぶんせいぶほんしゃ)は、九州本土山口県沖縄県島根県石見地区向けに毎日新聞を印刷・発行する毎日新聞社の地域本社。

毎日新聞(西部)
種類 日刊紙
サイズ ブランケット判

事業者 株式会社毎日新聞社西部本社
本社 北九州市
代表者 原敏郎(取締役西部本社代表)
創刊 1922年11月1日
前身 大阪毎日新聞附録西部毎日
言語 日本語
価格 1部 朝刊140円、夕刊50円
月極 朝夕刊セット4,037円
統合版3,093円
ウェブサイト http://mainichi.jp/seibu/
株式会社毎日新聞社(西部本社)
THE MAINICHI NEWSPAPERS
本社所在地 〒802-8651
福岡県北九州市小倉北区紺屋町13-1
業種 情報・通信業
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ここでは、福岡市に置かれている福岡本部についても述べる。

目次

概要編集

 
毎日新聞福岡本部が入居する毎日福岡会館(福岡市中央区。西鉄イン福岡と同じ建物)

1922年11月1日大阪毎日新聞北九州市門司区(当時は門司市)に西部総局を開設(関門支局から昇格)。『大阪毎日新聞附録西部毎日』の題号で印刷を始め、1935年から大阪毎日本紙の現地印刷を開始した。発刊当初は九州・山口地方と日本統治下にあった朝鮮韓国及び北朝鮮)と満州(現・中国東北部及びロシア沿海州)、関東州(現・中国遼東半島先端)を発行の対象としていた。1965年に本社を小倉北区の『毎日西部会館』に移転して現在にいたる。

歴史的に朝日新聞、毎日新聞、読売新聞の全国紙の西部本社が北九州市に拠点を構えたのは、戦前は門司港が「西部」の中枢拠点であり、大陸植民地への玄関であったこと、戦後は1970年代まで北九州市が西日本(中四国九州)最大の都市であり、山陰・山陽・東九州・西九州への玄関であったことが挙げられる。この伝統を受け継ぎ、三大新聞は現在も九州・西中国を発行地域とし、北九州市を中心とした福岡県と山口県で発行部数の大部分を販売する[1]。三大新聞が古くから存在したことで北九州市には地元紙がなく、北九州市でシェア1位の毎日新聞が全国紙でありながら地元紙の役割も果たす。

しかし近年は北九州市を中心とした九州・西中国の枠組みが崩れ、代わって九州地方における福岡市の中枢機能の高まりを受けて、新聞社の福岡シフトが目立つようになった。朝日新聞西部本社1996年に編集部を福岡市の博多駅前に移転した(朝日新聞福岡本部)。北九州市でシェア3位だった読売新聞西部本社2004年に福岡市に本社を移転した。毎日新聞も福岡市の福岡総局(毎日福岡会館)を『福岡本部』と改めて、福岡都市圏での販売促進を狙っている。後にスポーツニッポンの九州における拠点が福岡市に移ったのに併せて、段階的に重要拠点が福岡本部へ移りつつある。

2017年4月から、長年北九州市で行ってきた西部本社版の紙面制作が、大阪本社(大阪市北区梅田)に全面移転した。

組織編集

西部本社
福岡県北九州市小倉北区紺屋町13番1号 〒802-8651
福岡本部
福岡県福岡市中央区天神一丁目16番1号 〒810-8551
主要支局
印刷工場
いずれも関連会社の毎日新聞九州センターが運営。

備考編集

  • 島根県に関しては、取材は県全域が大阪本社の管轄で、石見地区の発行・販売は西部本社が行なっている。石見地区では、かつては朝日新聞読売新聞も西部本社版が販売されていたが、印刷工場の分散化により朝日、読売は島根県全域で2013年までに大阪本社管轄に移行した為、現在西部本社発行版が販売されているのは毎日新聞だけである[2]
  • 夕刊があるセット版の地域は福岡、山口、沖縄の3県(離島・山間部一部除く)。それ以外は朝刊のみ(統合版)である。なお佐賀県の佐賀市中心部と鳥栖市三養基郡基山町のそれぞれ一部では夕刊が配達される地域が存在する。

ページ建て編集

通常のページ建ては東京・大阪に比べると少なく、エリア内の朝日読売西日本産経と比べてもまた少ない。

テレビ・ラジオ欄編集

テレビ欄はエリア内の局が最終面、エリア外の局が中面にある(福岡・北九州・筑豊版=福岡市北九州市とその周辺向けについては在福局のみ収録しており、他県の放送局は載せていない)。中面にはBSテレビ局、ラジオ局の番組も掲載されている。

番組欄の構成は文字の大型化によって度々変更されており、遂に「J字」を導入した2008年からは、福岡県内においてはNHK教育テレビジョン(NHK Eテレ)がメインから外された。これは県域民放が5局あることによるもので、佐賀・山口以外の他県においては、エリア内の局はフル表示されている。なお、この状況は読者からの苦情も多く、アナログ放送の完全終了に向けた見直しの一環として、2009年にBSアナログ放送の番組表を1列に3局収めるようにして改善され、NHK Eテレの番組表のフルサイズ掲載が復活された。

アナログテレビジョン放送終了後の各地域ごとの事情は以下の通り。また、アナログ放送終了までのカウントダウン表示も行われていた(※なお、アナログ放送終了までのカウントダウン表示は産経新聞でも行われていた)。但し、BSデジタル放送についてはチャンネル増が予定されていることから、2011年10月から見直されており、他の本支社版で最終面に掲載されているBS11(毎日新聞系)を含めた在京民放キー局系BSも、西部本社版では唯一中面での収録(掲載)となっている。また有料放送ではBSのWOWOWプライムスターチャンネル1を除いて収録(掲載)されていない。

CS放送の番組表は2012年9月まではTBS系列のTBSチャンネル(当時は1チャンネルのみ)、TBSニュースバードと、毎日放送系列のGAORAの3局が収録(掲載)されていたが、TBSチャンネルが1・2の2チャンネル体制に移行した2012年10月以後は紙面スペースの構成上GAORAのみの収録(掲載)となり、TBS系3チャンネルを含めた他のCSチャンネルは収録(掲載)されなくなった[3]


最終面各地区共通の掲載
中面各地区共通の掲載
版建て 最終面 中面
地上波 ラジオ
フルサイズ ハーフサイズ 極小サイズ
福岡県 福岡・北九州・筑豊版
日豊版
(京築地区)
筑後版
(久留米市など)
佐賀県版
  • サガテレビ
  • RKB RKB毎日
  • KBC 九州朝日
  • FBS 福岡
  • TVQ 九州放送
  • TNC テレビ西日本
  • NBC 長崎
  • KTN テレビ長崎
  • NCC 長崎文化
  • NIB 長崎国際
  • RKK 熊本
  • TKU テレビ熊本
  • KKT くまもと県民
  • KAB 熊本朝日
  • NBC佐賀
  • RKB
  • KBC
  • RKK
  • FM佐賀
  • FM福岡
  • FM熊本
  • FM長崎
  • Love-FM
長崎県版
  • NBC 長崎
  • KTN テレビ長崎
  • NCC 長崎文化
  • NIB 長崎国際
  • RKK 熊本
  • TKU テレビ熊本
  • KKT くまもと県民
  • KAB 熊本朝日
  • サガテレビ
  • RKB RKB毎日
  • TNC テレビ西日本
  • FBS 福岡
  • TVQ 九州放送
  • KBC 九州朝日
  • NBC
  • RKK
  • RKB
  • KBC
  • FM長崎
  • FM福岡
熊本県版
  • RKK 熊本
  • TKU テレビ熊本
  • KKT くまもと県民
  • KAB 熊本朝日
  • RKB RKB毎日
  • KBC 九州朝日
  • TNC テレビ西日本
  • FBS 福岡
  • TVQ 九州放送
  • サガテレビ
  • NBC 長崎
  • KTN テレビ長崎
  • MBC 南日本
  • KTS 鹿児島テレビ
  • KKB 鹿児島放送
  • RKK
  • NBC
  • RKB
  • KBC
  • FM熊本
  • FM長崎
  • FM大分
  • FM福岡
  • Love-FM
大分県版
  • OBS 大分
  • TOS テレビ大分
  • OAB 大分朝日
  • RKB RKB毎日
  • TNC テレビ西日本
  • KBC 九州朝日
  • FBS 福岡
  • TVQ 九州放送
  • OBS
  • RKB
  • KBC
  • KRY
  • RNB
  • FM大分
  • FM熊本
  • FM福岡
宮崎県 宮崎北[4]
(延岡市など)
  • RKK 熊本
  • MRT
  • MBC
  • RKK
  • RKB
  • KBC
  • OBS
  • JOY FM
  • FM熊本
宮崎南
(宮崎市・都城市など)
  • MRT 宮崎
  • UMK テレビ宮崎
  • KTS 鹿児島テレビ
  • KKB 鹿児島放送
  • KYT 鹿児島読売
  • MBC 南日本
  • RKK 熊本
  • TKU テレビ熊本
  • KKT くまもと県民
  • KAB 熊本朝日
  • OBS 大分
  • TOS テレビ大分
  • OAB 大分朝日
  • KBC 九州朝日
  • FBS 福岡
  • RKB RKB毎日
  • TNC テレビ西日本
鹿児島県版
  • MBC 南日本
  • KTS 鹿児島テレビ
  • KKB 鹿児島放送
  • KYT 鹿児島読売
  • MRT 宮崎
  • TKU テレビ熊本
  • KKT くまもと県民
  • KAB 熊本朝日
  • RKK 熊本
  • UMK テレビ宮崎
  • RKB RKB毎日
  • MBC
  • RKK
  • MRT
  • RKB
  • KBC
  • ミューFM
  • FM熊本
  • JOY FM
山口県 防長・周南版
(山口市など)
  • TYS テレビ山口
  • KRY 山口
  • YAB 山口朝日
  • TNC テレビ西日本
  • TVQ 九州放送
  • KRY
  • RKB
  • KBC
  • FM山口
  • FM福岡
関門版
(下関市など)
  • TYS テレビ山口
  • KRY 山口
  • YAB 山口朝日
  • TNC テレビ西日本
  • RKB RKB毎日
  • TVQ 九州放送
  • KBC 九州朝日
  • FBS 福岡
  • OBS 大分
  • TOS テレビ大分
  • OAB 大分朝日
  • KRY
  • RKB
  • KBC
  • OBS
  • FM山口
  • FM福岡
  • FM大分
東部版
(岩国市など)
  • ITV あいテレビ
  • RNB 南海
  • EBC テレビ愛媛
  • RKB RKB毎日
  • TNC テレビ西日本
  • FBS 福岡
  • TVQ 九州放送
  • KBC 九州朝日
島根県
石見版
  • BSS 山陰
  • TSK 山陰中央
  • NKT 日本海
  • RCC 中国
  • HOME 広島ホーム
  • HTV 広島
  • Tss テレビ新広島
  • TYS テレビ山口
  • KRY 山口
  • YAB 山口朝日
  • RKB RKB毎日
  • KBC 九州朝日
  • FBS 福岡
  • TVQ 九州放送
  • TNC テレビ西日本
  • BSS
  • RCC
  • KRY
  • RKB
  • KBC
  • FM山陰
  • 広島FM
  • FM山口

毎日新聞と北九州市編集

毎日新聞西部本社は北九州市発足に至る歴史と深くかかわっている。

第二次世界大戦後旧5市(小倉市戸畑市門司市八幡市若松市)で合併に向けてのニーズが出た1960年に、毎日新聞社はテレビ放送を始めたばかりのRKBとともに合併実現に向けての一大キャンペーン「北九州5市合併推進キャンペーン」を始め[5]、各方面の機運を盛り上げ、3年後の実現に繋げていった。そしてこのキャンペーンが、1962年度の日本新聞協会賞(編集部門)を受賞している[6]。このような経緯もあり、北九州市が市制50周年のプレ事業を展開した2012年から市の記念事業に協力し、期間限定の特設サイトも設けた。

関連項目編集

脚注編集

  1. ^ http://www.nishinippon.co.jp/koukoku/data/media_data2003.pdf
  2. ^ 三重県に関しては、全国紙は伊賀熊野市以南のみ大阪本社管轄で、それ以外の地域は中部(名古屋)本社の管轄である。なお、読売新聞は熊野市以南も中部支社管轄である。また静岡県に関しては朝日新聞は浜松市の一部と湖西市のみ名古屋管轄で、それ以外は東京本社管轄となる。
  3. ^ TBSチャンネルについては東京・北海道・中部版では1・2の2チャンネルとも、大阪版は1のみを掲載。ニュースバードは東京・北海道・中部版のみに収録(掲載)されている
  4. ^ 記載局は2011年2月15日付紙面に基づく。
  5. ^ 合併へ産みの苦しみ - 毎日新聞北九州市市制50周年記念事業特別サイト2012年10月23日(紙面2012年2月10日記事)
  6. ^ 新聞協会賞受賞作 - 日本新聞協会公式サイト内

外部リンク編集