UH-60J (航空機)
UH-60J ブラックホーク
この項目では航空自衛隊と海上自衛隊に配備されているUH-60Jの他、陸上自衛隊向けの多用途ヘリコプターUH-60JAについても述べる。
UH-60Jは、アメリカ合衆国のシコルスキー・エアクラフトが開発したUH-60 ブラックホークを日本が救難目的に独自改良した救難ヘリコプター[1]。三菱重工業がライセンス生産を行っている[1]。隊員からはロクマルという通称で呼ばれている。
UH-60J 救難ヘリコプター編集
航空自衛隊編集
航空自衛隊向けの機体は、1988年(昭和63年)度予算から調達を開始し2021年(令和3年)度予算までに67機の予算を計上している。2022年3月末時点の航空自衛隊の保有数は37機[2]。
航空自衛隊では、1985年3月14日、救難隊のKV-107の後継となる新救難救助機の運用要求書および要求性能書を決定し、1986年8月にUH-60Jの採用を決定した[3]。これはUH-60Aをベースとしていたが[3]、当時はアメリカ空軍でもHH-60G ペイブホークの試作機が完成していたのみで、UH-60シリーズの全天候型救難ヘリコプターの実用機は存在しなかったことから、システム開発には試行錯誤を繰り返すことも多かった[4]。ミッションシステムは、HH-60Gの前に試作されていたHH-60Aをベースに改良し[1]、機首に熱線映像装置(FLIR)や航法気象レーダー[1]、機体両側面に捜索用バブルウインドウ(半球状に膨らんだ形の窓)や大型の増槽を装備している[5]。
実際の救難現場ではU-125Aと組んで運用される。長らく救難隊用に白と黄色の塗装であったが、2005年(平成17年)生産分からダークブルーの洋上迷彩塗装に切り替えられ、既存の機体も順次変更されている。また、48-4579号機以降の機体にはチャフ/フレア・ディスペンサーやミサイル警報装置が装備されているほか、アビオニクスも改良されている。これらの機体はUH-60J (SP)と呼ばれ、それ以前の機体と区別されている(「SP」はSelf Protectionの略)[6]。さらに98-4588号機からは空中給油用の受油プローブが装備されている[1]。また、自衛用の5.56mm機関銃MINIMIの装備も開始されている。
2011年度予算から航空自衛隊のUH-60J後継機の調達が予定されていたため[7]、提案要求書に基づき川崎重工業、三菱重工業、ユーロコプタージャパンが提案書を提出した。2010年11月5日、防衛省は、三菱重工のUH-60Jの能力向上型「UH-60J(近代化)」を選定したと発表した[8][9]。費用は約40機分の機体と20年間の維持経費などで約1,900億円としている。
UH-60J(近代化)はUH-60JIIと通称されており[10]、UH-60Jからの主な改修点は、エンジンをT700-IHI-701Dに換装しHIRSS(Hover Infrared Suppressor Subsystem. 赤外線排出抑制装置)を装備、ホイストのデュアル化、ミサイル警報装置をAN/AAR-60(V)に変更、前方赤外線監視装置(FLIR)を小型化されたTalonに変更、ワイヤーカッターの装備である。
- 配備部隊
海上自衛隊編集
海上自衛隊向けの機体は、1989年(平成元年)度予算から調達を開始し2001年(平成13年)度予算までに19機の予算を計上した。2019年3月末時点の海上自衛隊の保有数は12機[11]。最終的には硫黄島航空分遣隊の3機になる見込みである[11]。
S-61AHの後継として導入。航空自衛隊の機体とほぼ同じだが[12]、海上自衛隊独自の装備があるために全備重量が若干増えているほか、増槽のパイロンがHH-60用の物に変更されている。主に救難機として利用されるため塗装は白とレッドオレンジである。
海上自衛隊ではUH-60Jの他、哨戒ヘリコプターとしてSH-60Jも103機採用し、同機の後継としてSH-60Kを導入中である。なお、2020年(令和2年)度予算でSH-60K 2機[13]を 2021年(令和3年)度予算で1機[14]を 2022年(令和4年)度予算で2機[15]を救難仕様に改修する予算を計上した。
2022年(令和4年)2月14日、館山航空基地所在の第21航空群第21航空隊及び大村航空基地所在の第22航空群第22航空隊が保有するUH-60Jが除籍[16][17]。2023年(令和5年)1月16日、第22航空群が保有していた最後のUH-60Jが除籍[18]。2023年4月現在、海上自衛隊で運用されるUH-60Jは第21航空群隷下の第21航空隊硫黄島航空分遣隊のみ。
- 配備部隊
- 第21航空群第21航空隊硫黄島航空分遣隊
UH-60JA 多用途ヘリコプター編集
陸上自衛隊編集
1995年(平成7年)度予算から調達を開始し2013年(平成25年)度補正予算までに40機の予算を計上している。2022年3月末時点の保有機数は40機[2]。
航空輸送を始めとする各種任務に使用されることから、赤外線暗視装置(FLIR)、航法気象レーダー、GPSや慣性航法装置による自動操縦機能に加えて、エンジンの排気口へ装着された赤外線排出抑制装置(HIRSS)やワイヤー・カッター(進路を妨げる電線やワイヤートラップなどを切断する)、チャフ・ディスペンサー、IRジャマーを追加装備し、燃料容量を増加して航続距離を1,295キロメートルに延長している。装備や燃料は増えたが、全備重量は9トンと削減されている。UH-60Jから変更点が多く、三菱重工ではUH-60Jとは別ページで紹介している。
フライトデータレコーダーについては、UH-60Jでは機体外部右側面に自動分離・浮上式のものが装備されているのに対し、UH-60JAでは機体内部後方への設置となっている[19][20]
当初、現在使用中であるUH-1Hの後継機として置き換える計画だったが、UH-60JA(約37億円)が大変高価なためにUH-1J(約12億円)とハイローミックスする計画に変更した。
武装に関してはアメリカ陸軍同様に、対戦車ミサイルランチャー、ロケット弾ポッド、ガンポッドなどを装備する計画だったが、予算の関係で見送られ増槽装備のみに止まる。状況に応じてキャビンドアに12.7mm重機関銃M2を、5.56mm機関銃MINIMIをキャビンドアとガナーズドアに搭載し、ドアガンとして運用することができる。2008年3月、キャビン内左右に機関銃を固定装備化した「ドアガン飛龍」(「飛龍」は陸上自衛隊におけるUH-60JAのコールサイン)が第1ヘリコプター団に登場した。
公式愛称はブラックホークであるが、海空と同じくロクマルの通称で呼ばれることが多い。
- 配備部隊・機関
- 第12旅団
- 第12ヘリコプター隊 第1飛行隊(北宇都宮駐屯地)
調達数編集
予算計上年度 | 陸自 | 海自 | 空自 |
---|---|---|---|
昭和63年度(1988年) | - | - | 3機 |
平成元年度(1989年) | - | 3機 | 2機 |
平成2年度(1990年) | - | 0機 | 2機 |
平成3年度(1991年) | - | 3機 | 4機 |
平成4年度(1992年) | - | 2機 | 2機 |
平成5年度(1993年) | - | 2機 | 1機 |
平成6年度(1994年) | - | 1機 | 2機 |
平成7年度(1995年) | 2機 | 1機 | 2機 |
平成8年度(1996年) | 4機 | 2機 | 1機 |
平成9年度(1997年) | 4機 | 2機 | 3機 |
平成10年度(1998年) | 5機 | 2機 | 2機 |
平成11年度(1999年) | 3機 | 0機 | 2機 |
平成12年度(2000年) | 3機 | 0機 | 2機 |
平成13年度(2001年) | 2機 | 1機 | 2機 |
平成14年度(2002年) | 2機 | - | 1機 |
平成15年度(2003年) | 1機 | - | 2機 |
平成16年度(2004年) | 1機 | - | 2機 |
平成17年度(2005年) | 1機 | - | 2機 |
平成18年度(2006年) | 1機 | - | 2機 |
平成19年度(2007年) | 0機 | - | 2機 |
平成20年度(2008年) | 1機 | - | 1機 |
平成21年度(2009年) | 1機 | - | 0機 |
平成22年度(2010年) | 3機 | - | 0機 |
平成23年度(2011年) | 2機 | - | 3機[注 1]+1機[注 2] |
平成24年度(2012年) | 1+1機[注 2] | - | 0+2機[注 2] |
平成25年度(2013年) | 1+1機[注 2] | - | 0機 |
平成26年度(2014年) | 0機 | - | 3機 |
平成27年度(2015年) | 0機 | - | 1機 |
平成28年度(2016年) | 0機 | - | 8機 |
平成29年度(2017年) | 0機 | - | 0機 |
平成30年度(2018年) | 0機 | - | 0機 |
平成31年度(2019年) | 0機 | - | 0機 |
令和2年度(2020年) | 0機 | (2機)[注 3] | 3機 |
令和3年度(2021年) | 0機 | (1機)[注 3] | 5機 |
令和4年度(2022年) | 0機 | (2機)[注 3] | 0機 |
令和5年度(2023年) | 0機 | 0機 | 12機 |
合計 | 40機 | 19機 | 79機 |
事故編集
性能・主要諸元 (UH-60J 航空自衛隊仕様)編集
出典: 特記以外は航空自衛隊公式ウェブサイト[5]
諸元
- 乗員: 5名
- 全長: 19.76m
- 全高: 5.13m
- ローター直径: 16.36m
- 運用時重量: 9,900kg[33]
- 最大離陸重量: 11,100kg[6]
- 動力: GE/IHI T700-IHI-401C ターボシャフト、 (1,662shp(連続)、1,800shp(離昇)) × 2
- 最大速度: 約265km/h=M0.22 (143kt)
- 巡航速度: 約235km/h=M0.19 (127kt)
- フェリー飛行時航続距離: 2,200km[6]
- 航続距離: 約1,295km
- 実用上昇限度: 約4,000m (13,500ft)
- ドアに12.7mm重機関銃M2、両側面の窓に5.56mm機関銃MINIMIを装備可能
- 固定武装: なし
登場作品編集
映画・テレビドラマ編集
- 『MM9-MONSTER MAGNITUDE-』
- 第13話に陸上自衛隊のUH-60JAが登場。本栖湖への怪獣1号フルドネラ出現に際し出動しており、気象庁特異生物部対策課に所属する主人公らも搭乗している。
- 『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』
- 冒頭の警察・自衛隊合同訓練と終盤の「第2あかつき丸」突入作戦の際に、コールサイン「ハマー4-7」をはじめとする航空自衛隊のUH-60Jが3機登場。登場人物の1人から「UH-60Jの性能は国内ではダントツ」と紹介される。航空自衛隊の協力により、実機が撮影に使用されている。
- 『THE突破ファイル』
- 再現ドラマにて、航空自衛隊航空救難隊のUH-60Jが救助に登場する。
- 『インハンド』
- 第11話に陸上自衛隊のUH-60JAが登場。新型エボラウイルスの感染拡大によって封鎖された栃木県相羽村に派遣されている。
- 『ウルトラシリーズ』
- 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』
- 防衛軍の滝ヶ原基地所属機として登場。山梨県本栖警察署付近から地上に出現した怪獣バラゴンを、バラゴンが箱根でゴジラに倒されるまで追跡する。
- 『空飛ぶ広報室』
- 第7話にて、茨城県筑穂山で発生した山岳救助事案を受け、航空自衛隊百里救難隊所属のUH-60JがU-125Aとともに登場する。
- 『空へ-救いの翼 RESCUE WINGS-』
- 主人公である女性初の救難ヘリコプターのパイロットが乗り込む航空機として、洋上迷彩が施された航空自衛隊小松基地の救難隊に所属するUH-60Jが登場。コールサインは「ヘリオス」。
- 『図書館戦争』
- 関東図書隊の装備としてUH-60JAが登場。撮影には陸上自衛隊の実機が使われており、図書隊のマークが描かれている。
- 『日本沈没』シリーズ
-
- 『日本沈没』(2006年版)
- ラストシーンにて、航空自衛隊のUH-60Jがハイパーレスキュー隊員を乗せて救助に登場する。
- 『日本沈没-希望のひと-』
- 第5話に航空自衛隊のUH-60Jが登場。関東沿岸部の沈没に伴い水没した東京都心へ派遣されている。
アニメ・漫画編集
- 『S -最後の警官-』
- 航空自衛隊のUH-60Jが登場。「第2あかつき丸」突入作戦時に悪天候のため飛行できない警察および海上保安庁航空隊のヘリに代わり、主人公ら突入部隊を「第2あかつき丸」まで輸送する。
- 『アイアムアヒーロー in OSAKA』
- 海上自衛隊のUH-60Jが登場。冒頭にて、ZQNが溢れる大阪の上空を3機が通過していく。
- 『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』
- 陸上自衛隊のUH-60JAが、主人公たちが通う高校の上空を通過していく。
- 『空母いぶき』
- 陸上自衛隊のUH-60JAが那覇駐屯地の上空を飛行している。
- 『劇場版 そらのおとしもの 時計じかけの哀女神』
- 冒頭にて空見町に現れた巨大ニワトリに対処すべく登場する。
- 『航空自衛隊小松基地救難隊 RESCUE WINGS』
- 航空自衛隊小松救難隊所属機のUH-60Jが、主人公である女性初の救難ヘリコプターパイロットが乗る機体として登場する。
- 『続・戦国自衛隊』
- 戦国時代にタイムスリップした自衛隊の装備として、UH-60JAが漫画版では2機、小説版では1機登場。隊員や車両の輸送や偵察、機銃掃射による地上部隊の掩護などに使用される。
- 『地球防衛企業ダイ・ガード』
- 国連安全保障軍に参加した機体が度々登場する。
- 『名探偵コナン』
- 単行本91巻で静岡県警の要請で鵺捕獲作戦に出動した自衛隊がUH-60Jを使用。コナンは現場が静岡である事から浜松基地の空自機だと推測した。同話をアニメ化した第874話でも登場する。
- 『やわらか戦車』
- 48話と53話に陸上自衛隊のUH-60JAが登場。
- 『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』
- 航空自衛隊小松救難隊に配属された主人公がパイロットを務める機体として、UH-60Jが登場。
小説編集
- 『MM9』
- 第5話に海上自衛隊下総航空基地所属のUH-60Jが登場。等身大状態の少女型怪獣ヒメを阪神地区へ運ぼうとしたが、小牧基地で燃料補給中にヒメが機内で暴れたため損傷してしまう。
- 『イリヤの空、UFOの夏』
- 自衛軍所属機として登場。第4巻の終盤(テレビアニメ版第6話)にて主人公を園原中学校からアメリカ海軍の原子力空母「タイコンデロガ」へと空輸する。
- 『海の底』
- 海上自衛隊館山救難飛行隊所属のUH-60Jが登場。横須賀甲殻類襲来事件によって孤立したおやしお型潜水艦「きりしお」の船内に取り残された民間人の救助を、事件発生3日目と6日目に試みる。
- 『学園キノ』
- 第4巻に航空自衛隊千歳基地所属のUH-60Jが登場。美老婆銃士ヴァヴァア・ザ・スーパーが北海道から東京までの移動手段として使用する。
- 『交戦規則 ROE』
- 黒崎視音の小説。陸上自衛隊機が登場。特殊作戦群とともに墜落機から生存者を救助しようとするが、北朝鮮工作員の銃撃により機体が損傷したことで退避し、UH-1Jと交代する。
- 『戦国自衛隊1549』
- 戦国時代にタイムスリップした第三特別実験中隊の装備としてUH-60JAが登場。後にロメオ隊が奪取して使用する。
- 『天空の蜂』
- 航空自衛隊のUH-60Jが登場。高速増殖原型炉「新陽」上空でホバリングするCH-5XJ「ビッグB」の機内に取り残された子供を救助するほか、終盤にも再登場する。
- 『図書館戦争』
- 小説・漫画・アニメ版ともに、関東図書隊の装備としてUH-60JAが登場。自衛隊からの払い下げ品という設定で1機が運用されている。アニメ版では良化特務機関も運用しているほか、劇場アニメーションではCGモデルを流用する形で原発を襲撃したテロリスト機役としても登場している。
- 『日本北朝鮮戦争 竹島沖大空海戦』
- 陸上自衛隊敦賀原発防衛部隊の増援としてUH-60JAが1機登場し、敗走する北朝鮮工作員の目の前に堂々と着陸し、増援の自衛隊員15人を降着させ、北朝鮮工作員を挟撃する。
- 『日本国召喚』
- 陸上自衛隊第1ヘリコプター団所属のUH-60JAが登場。ロウリア王捕縛作戦に投入され、ドアガンで敵兵を排除した後、第1空挺団をラぺリング降下させる。漫画版では城塞都市エジェイを包囲したロウリア兵らに撤退を促すビラを空中から散布する。
- 『ピノキオ急襲』
- 陸上自衛隊のUH-60JAが特殊部隊「サイレント・コア」の移動に使用されるが、ロボット兵士「ピノキオ」に対物ライフルでエンジンを狙撃され、墜落してしまう。
- 『謀殺のチェス・ゲーム』
- UH-60をベースに日本が独自開発したという設定の架空の攻撃ヘリコプターが登場。防衛庁長官直轄の実験航空隊所属機として登場し、何者かに強奪された新型哨戒飛行艇PS-8の追跡に使用される。
- 『ルーントルーパーズ 自衛隊漂流戦記』
- 異世界に飛ばされた自衛隊の装備としてUH-60JAが登場。駐機中にドラゴンに襲われ、1機が大破してしまう。
- 『死都日本』
- 自衛隊の装備としてUH-60Jに強力な吸気濾過装置を搭載し火山灰対策改造を施したという設定の架空機、「FH-60」が登場。加久藤火山の破局噴火に際してはおおすみ型輸送艦と新田原基地に配備され、「K作戦」の一環として九州南部からの避難民輸送や捜索救難、主人公らの東京への移送に使用される。
脚注編集
注釈編集
出典編集
- ^ a b c d e 朝雲新聞社編集局 2006, pp. 424–425.
- ^ a b “令和4年度防衛白書 P.53 資料8 主要航空機の保有数・性能諸元”. 防衛省. 2022年7月26日閲覧。
- ^ a b 航空幕僚監部 2006, pp. 640–641.
- ^ 櫻田 2007.
- ^ a b “主要装備 UH-60J”. 航空自衛隊. 2015年9月10日閲覧。
- ^ a b c 杉山 2007, p. 98.
- ^ “我が国の防衛と予算 平成23年度予算の概要” (PDF). 防衛省. p. 5 (2011年1月). 2020年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月10日閲覧。
- ^ 航空自衛隊の次期救難救助機の機種決定について(2014年11月5日)防衛省(2014年11月19日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 『航空自衛隊の救難救助機UH-60Jの後継機に選定』(プレスリリース)三菱重工業、2010年11月5日 。2015年9月10日閲覧。
- ^ Tokunaga 2021.
- ^ a b “各自衛隊共通の航空機の整備・補給等 令和元年度 予算執行調査” (PDF). 財務省 (2019年6月25日). 2019年11月4日閲覧。
- ^ 朝雲新聞社編集局 2006, p. 324.
- ^ 我が国の防衛と予算 - 令和2年度予算の概要 (PDF)
- ^ 我が国の防衛と予算 - 令和3年度予算の概要 (PDF)
- ^ 我が国の防衛と予算~防衛力強化加速パッケージ~ -令和4年度予算(令和3年度補正を含む)の概要- (PDF)
- ^ 海上自衛隊 第21航空群 [@JMSDF_21aw] (2022年4月1日). "【第213飛行隊廃止】" (ツイート). Twitterより2022年4月2日閲覧。
- ^ 海上自衛隊 第22航空群 [@JMSDF_22aw] (2022年3月4日). "令和4年2月14日に大村航空基地 所在の第22航空隊が保有するUH-60Jが除籍され、第224飛行隊が解隊されました。" (ツイート). Twitterより2022年3月4日閲覧。
- ^ 海上自衛隊 第22航空群 [@JMSDF_22aw] (2022年4月5日). "第22航空群最後のUHー60Jの除籍式を行ったばい!" (ツイート). Twitterより2022年4月7日閲覧。
- ^ “「洋上飛ぶ想定せず」陸自ヘリに位置情報の発信装置なし 事故の原因究明に影響は”. RBC 琉球放送. (2023年4月19日) 2023年4月20日閲覧。
- ^ “陸自ヘリ事故 “フライトレコーダー 高水圧に耐える” 防衛省”. NHK NEWSWEB. (2023年4月20日) 2023年4月20日閲覧。
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- ^ “防衛白書の検索”. 防衛省. 2015年9月10日閲覧。
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- ^ 杉山 2016.
- ^ “浜松救難隊所属UH-60Jの墜落、機長の空間識失調と偶然が重なる | FlyTeam ニュース”. FlyTeam(フライチーム). 2019年8月18日閲覧。
- ^ “消息絶った陸自ヘリ、坂本雄一第8師団長ら10人搭乗…周辺海域に破片や救命ボート”. 読売新聞オンライン (2023年4月6日). 2023年4月6日閲覧。
- ^ (日本語) 【速報】隊員10人が搭乗か 沖縄で陸自ヘリ不明 宮古島周辺の空域(2023年4月6日) 2023年4月6日閲覧。
- ^ (日本語) 【陸自ヘリ】沖縄・宮古島周辺で航空偵察中に消息絶つ…10人搭乗 2023年4月6日閲覧。
- ^ 「陸自ヘリ不明「航空事故」 師団長ら10人搭乗、偵察訓練中 宮古島周辺」『産経新聞』、2023年4月6日。2023年4月7日閲覧。
- ^ (日本語) 「陸上自衛隊」と書かれた“救命用ボート”発見も…消息不明の陸自ヘリ 3月着任の坂本雄一師団長ら隊員10人搭乗 沖縄・宮古島周辺|TBS NEWS DIG 2023年4月6日閲覧。
- ^ (日本語) “漂流物”発見 ヘリ回転翼か…宮古島付近で陸自ヘリ不明(2023年4月6日) 2023年4月6日閲覧。
- ^ (日本語) 沖縄・宮古島周辺飛行の陸自ヘリが消息絶つ、第8師団トップら10人搭乗|TBS NEWS DIG 2023年4月6日閲覧。
- ^ “UH-60J 救難ヘリコプタ(海自)”. 三菱重工業. 2015年9月10日閲覧。
参考文献編集
- 朝雲新聞社編集局 編『自衛隊装備年鑑 2006-2007』朝雲新聞、2006年。ISBN 4-7509-1027-9。
- 航空幕僚監部 編『航空自衛隊50年史 : 美しき大空とともに』2006年。 NCID BA77547615。
- 櫻田秀文「サンパイン号 災害派遣で開眼」『よみがえる空 RESCUE WINGS公式ガイドブック-航空自衛隊航空救難団の実力』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK 214〉、2007年、116-119頁。ISBN 978-4-89425-583-8。
- 杉山潔「レスキューの翼」『よみがえる空 RESCUE WINGS公式ガイドブック-航空自衛隊航空救難団の実力』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK 214〉、2007年、98-105頁。ISBN 978-4-89425-583-8。
- 杉山潔『ツバサノキオク 震災・災害に立ち向かう救難最後の砦 自衛隊救難部隊の真実と実態』大日本絵画、2016年、68-73頁。ISBN 978-4-499-23184-8。
- TokunagaKatsuhiko「Mission AAR : 航空救難団UH-60J空中給油訓練」『航空ファン』第70巻第9号、文林堂、1-9頁、2021年9月。 NAID 40022651147。
関連項目編集
- UH-60 ブラックホーク
- 陸上自衛隊の装備品一覧
- 海上自衛隊の装備品一覧
- 航空自衛隊の装備品一覧
- SH-60 シーホーク - 上記のUH-60を基に開発された艦載哨戒多目的ヘリ
外部リンク編集
- 三菱重工|UH-60J 救難ヘリコプタ(海自/空自)
- 三菱重工|UH-60JA 多用途ヘリコプタ(陸自)
- UH-60J(紹介) - 航空自衛隊
- UH-60J(紹介) - 海上自衛隊
- 陸上自衛隊:航空機 - 陸上自衛隊