さとう珠緒

日本の女優、タレント

さとう 珠緒(さとう たまお、1973年昭和48年〉1月2日[2][3] - )は、日本女優タレント。本名、佐藤 珠緒(読み同じ)。血液型A型[3]。現在はライトハウスと業務提携。

さとう たまお
さとう 珠緒
プロフィール
別名義 珠緒(旧芸名)
愛称 たまちゃん
佐藤 珠緒(本名)
生年月日 1973年1月2日
現年齢 51歳
出身地 日本の旗 日本千葉県船橋市
血液型 A型
公称サイズ(時期不明)
身長 / 体重 156 cm / 43 kg
BMI 17.7
スリーサイズ 83 - 58 - 84 cm
靴のサイズ 22.5 cm
活動
デビュー 1988年
ジャンル
モデル: テンプレート - カテゴリ

千葉県出身[1][3]武蔵野外語専門学校卒業。

来歴

1988年、高校1年生の時、第2回ミス・アクション・オーディションで準グランプリを受賞[4][5]。本名の「佐藤珠緒」で活動するが、学業を優先するため数ヶ月で活動を休止する[4]。雑誌『すっぴん』でグラビアモデルとして活動していた時期があり、その活動途中に芸名を「桜珠緒」へと改名。

1991年、ヤンタン茶屋町学園おちゃめ組2期生で準グランプリを受賞[1][4]。これを機に本格的な芸能界活動を開始[4]。同年、不思議な幻燈館第19話にエキストラ出演。

1993年TBCの夏キャンペーン・キャラクターを務める[4]。このころより芸名を「珠緒」とする。

1995年、テレビ朝日系のスーパー戦隊シリーズ超力戦隊オーレンジャー』に女戦士・丸尾桃(オーピンク)役でレギュラー出演[1]し人気を博する。同番組終了後より現在の「さとう珠緒」へと改名。近年も時折、特撮番組や特撮雑誌のインタビューに答えている他、特撮イベントにも参加している。

1996年、『出動!ミニスカポリス』の初代ポリスとして活動[6]

1997年には社団法人日本雑誌協会より、第35回ゴールデン・アロー賞の放送新人賞を受賞。

1998年、ドラマ『走れ公務員!』で連続ドラマ初主演[7]

人物

  • 兄がいる[8]
  • かつて『スーパー競馬』に出演していたこともあり競馬に詳しい。好きな競走馬はスペシャルウィーク[9]。競馬ムック『POGの達人』シリーズ(光文社)では毎年誌上ペーパーオーナーゲームに参加しており(2011年まで)、その際もスペシャルウィーク産駒を固め打ちで指名するのが恒例となっていた。
  • 目をウルウルさせて人を見つめる癖がある(当人の弁によれば近視によるもの)。こうした言動をお笑い芸人長井秀和が「ぶりっ子」としてネタにした影響もあり、2004年2005年に『週刊文春』の「『女が嫌いな女』1000人アンケート」で2年連続1位に選ばれた[10]。しかしこのマイナスイメージを逆手に取り活動はさらに活発化、過剰なぶりっ子を演じるキャラで活躍している。その一つとして、怒りを表すのに、両手を拳にして自分の頭の上に持っていきながら「ぷん! ぷん!」と言うのがトレードマークとなっている。
  • かつては料理が苦手で、『愛のエプロン』では数々の迷料理・珍料理でジャッジマンを苦しめ、2003年9月の特番ではワーストエプロン大賞グランプリを受賞してしまった[11]。同番組では、生きたドジョウをさばいた際には生きたまま鍋の中に入れて茹でたり、生きたうなぎの入った水槽にしょう油をかけた後、しょう油を入れた鍋で丸ごと煮込むなど、残酷な行動に出ることも多かった。深夜時代には一度だけ奇跡的に特エプをとったこともある。ただし同番組が水曜19時の枠に移行してからは、料理の腕を上げている。得意料理はカレーライス、好物は茶碗蒸しタン塩、海藻系の料理など。
  • 母親が岩手県花巻市出身という縁があり、岩手県が提唱する 銀河系いわて大使 の一人である。
  • 活動初期はマイペースに仕事をしていたが、叔母からそのまま芸能界を続けていてはだめだと言われ、人気が出なければ辞めることを誓った[4]。そんな中で挑んだ『超力戦隊オーレンジャー』のオーディションでは、アクションに備えて空手をやっていた知人から型を教わっていたが、最終オーディションは質問だけで終わってしまい披露する機会を得られなかった[1][4]。マネージャーと一緒に落ち込むが、再びオーディション会場に向かいプロデューサーにもう一度やらせてもらえるよう直談判したところ、合格であることを告げられ号泣しながら帰ったという[1][4]

出演

テレビドラマ

連続ドラマレギュラー
単発ドラマ、特別出演など

その他のテレビ番組

レギュラー

テレビアニメ

映画・オリジナルビデオ

声の出演(日本語版吹き替え)

舞台

ラジオ

インターネット番組

ゲーム

CM

ミュージッククリップ

その他

作品

CD

  • 不機嫌なくちびる/ハッピーマニア(1997年8月16日、BMGビクター) - 「ハッピーマニア」は『MAZE☆爆熱時空』後期ED
  • TOKYOムーランルージュ/粉雪もとかすKISS(1997年12月17日、RCAアリオラジャパン
  • DOLCE VITA/Petit Prelude (1998年4月22日、RCAアリオラジャパン)アートネイチャーCMソング

ビデオ

  • シークレット・オブ・ピンク(リーガル出版)
  • FLOWER(ピコレーベル)
  • さとう珠緒(スコラ)
  • Thank You(ピコレーベル)

DVD

その他

  • 2001年にコンピュータパーツメーカーのAOpenから、さとう珠緒のボイスや顔写真が内蔵された「AX4BS PRO まいえんじぇる」というPentium 4マザーボードが発売された。パソコンの起動時にさとう珠緒のフルカラー写真が必ず全画面に表示されたり、エラー発生時にさとう珠緒のボイスで警告してくれるという特徴があった。このマザーボードは、一部の自作PCユーザーの間で話題になり、インプレスのサイトで2001年に実施された「アキバで見つけた変なモノ大賞」で、2位を獲得した。

書籍

写真集

脚注

  1. ^ a b c d e f 「メモリアル座談会」『超力戦隊オーレンジャー超全集』小学館〈てれびくんデラックス〉、1996年3月1日、71-75頁。ISBN 4091014518 
  2. ^ さとう珠緒オフィシャルブログ 『珠緒のおひまなら見てよね』2013年1月3日 「ブルーローズ」より かつては1974年生まれとされていたが[1]、2013年1月3日付の当ブログ記事にて「40歳になりました」とコメントしている。
  3. ^ a b c d http://013.iza-yoi.net/20athena/in96a.jpg
  4. ^ a b c d e f g h 「SPECIAL INTERVIEW'95 さとう珠緒」『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀』《1995 超力戦隊オーレンジャー》講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2019年4月10日、20-21頁。ISBN 978-4-06-513710-9 
  5. ^ 天才テリー伊藤対談「さとう珠緒」(1)ぶりっ子と景気は比例しているかも”. アサ芸プラス (2019年11月8日). 2020年10月17日閲覧。
  6. ^ さとう珠緒”. 日刊大衆. 2020年11月7日閲覧。
  7. ^ フジテレビ知っ得情報 - ウェイバックマシン(2003年6月20日アーカイブ分)
  8. ^ さとう珠緒、彼氏の寝室で女性タレントと鉢合わせ未遂 クローゼットに隠れる…(2016年5月20日)”. 2021年8月21日閲覧。
  9. ^ 私の競馬はちょっと新しい 第17回 タレント さとう珠緒さん - JRA-VAN
  10. ^ 女が嫌いな女 - 週刊文春編集部
  11. ^ 愛のエプロン3 - テレビ朝日
  12. ^ さとう珠緒、43歳で18歳役に挑戦も不満「プンプンやりたかった」”. オリコン (2016年3月15日). 2016年3月15日閲覧。
  13. ^ “白髪に尿漏れ…35歳老い愛で子さんの悩みをコントに、森三中・黒沢が主演”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2016年6月12日). https://natalie.mu/owarai/news/190570 2016年6月14日閲覧。 
  14. ^ こちら葛飾区亀有公園前派出所 両津vs泣き虫アイドル!? 日本一周 大すごろくゲーム!!”. メディア芸術データベース. 2022年1月24日閲覧。
  15. ^ さとう珠緒&はなわ、映画で夫婦役「濡れ場があるかも」”. シネマトゥデイ (2015年7月11日). 2015年7月13日閲覧。
  16. ^ 9 ナイン : 作品情報”. 映画.com (2018年2月17日). 2019年7月1日閲覧。
  17. ^ “竹内久顕、千眼美子、さとう珠緒が出演「世界から希望が消えたなら。」秋に公開”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年2月28日). https://natalie.mu/eiga/news/321769 2019年10月18日閲覧。 
  18. ^ http://013.iza-yoi.net/20athena/in96b.jpg
  19. ^ “有吉弘行、DMM.comの新CMでさとう珠緒や芹那と掛け合い”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2015年8月5日). https://natalie.mu/owarai/news/156128 2015年8月9日閲覧。 

外部リンク