福田麻由子

日本の女優 (1994-)

福田 麻由子(ふくだ まゆこ、1994年8月4日 - )は、日本女優。愛称は「ままゆ」。東京都出身。フラーム所属。立教大学文学部卒業。

ふくだ まゆこ
福田 麻由子
生年月日 (1994-08-04) 1994年8月4日(29歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都
国籍 日本の旗 日本
身長 161 cm
血液型 B型
職業 女優
ジャンル テレビドラマ映画舞台など
活動期間 1998年 -
活動内容 2000年:ドラマデビュー
2004年:映画デビュー
事務所 フラーム
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
テレビドラマ
ラストプレゼント 娘と生きる最後の夏
女王の教室
白夜行
てるてるあした
スカーレット
映画
日本沈没
Little DJ〜小さな恋の物語
L change the WorLd
ヘブンズ・ドア
FLARE〜フレア〜
備考
靴のサイズ24.0cm
テンプレートを表示

来歴 編集

母に「『おかあさんといっしょ』に出たい」と言ったことをきっかけに、1998年、4歳の時に習い事の一環として「歌とダンスが習えるから」と東京児童劇団に入り[1]、「ケンタッキーフライドチキン」のCMに出演して芸能界デビュー[2]2000年、『Summer Snow』でドラマデビュー[3]2004年、『下妻物語』で映画デビュー[4]。同年、9歳の時に出演した『ラストプレゼント 娘と生きる最後の夏』で1人の役者として扱われたことで芝居の虜となり、本格的に女優の道を目指すこととなる[1]

2005年、フラームに移籍。同年の『女王の教室』、翌2006年の『白夜行』で注目を集める[1]。2006年、演劇集団キャラメルボックスの公演『雨と夢のあとに』で舞台デビュー[5][6][7]2007年、『ピアノの森』でアニメ声優デビュー[8]2009年、『ヘブンズ・ドア』で長編映画初主演(W主演)[9]2010年12月、所属事務所公式ウェブサイト上にて携帯向けブログを開始。2013年、『FLARE〜フレア〜』で初の長編映画単独主演[10]

中学・高校・大学と学業と芸能活動を両立する一方で「このまま映画やドラマの撮影現場だけで生きていたら、空っぽな人間になってしまう」と思い立ち、高校から大学にかけては一般の学生と同様に友人を作り、肉体労働のアルバイトを経験するなど青春を謳歌。2018年立教大学 文学部を卒業する[1]

2019年度後期放送の『スカーレット』に戸田恵梨香演じるヒロイン・喜美子の妹・百合子役で出演し、NHK連続テレビ小説に初出演する[11][12]

2022年12月30日、芸能活動を休止し、1年半から2年間休養することを発表した[13]

長野県白馬村で住み込みで働き、2023年秋現在はニュージーランド在住[14]

人物 編集

好物はイカ、メロン、ケーキ、ミルクティー。嫌いな物はきゅうり[6]

趣味は手芸読書。休みの日は一日中本を読んでるときもあり、好きな作家は村上春樹川上未映子山崎ナオコーラなど[15]。特技はピアノ。好きな言葉は「やってやれないことはない、やらずにできるわけがない」[16]

勉強熱心で、小学校5年生の3学期のときにはオール5を獲ったことがある。犬好きで犬を3匹飼っている(ミニチュアダックスフントチワワボーダー・コリー[17]

ポルノグラフィティ椎名林檎などをよく聴き、特に前者は関連作品を全て集めるほどの大ファン[18]Perfumeも大好きで踊ったりしている[19]

父親は、バンド「カステラ」の元ドラマーの福田健治[要出典]。一人っ子[11]

出演 編集

役名の太字は主演作品。

テレビドラマ 編集

映画 編集

テレビ 編集

舞台 編集

WEBムービー 編集

  • JJIDOL.com(2005年8月6日 - 26日)
  • OCN無料動画番組 Talking Japan Vo.034(2006年2月15日)
  • テレビ朝日メールマガジン「a-friends ドラマ」(2006年6月14日)
  • 短編.jp 夕凪(2006年6月21日) - あずさ
  • 携帯電子書籍サイト 動く!!写真集 「天使の放課後」(2007年10月6日)
  • LIAR GAME エピソードゼロ(2009年10月27日、フジテレビ On Demand) - 神崎ナオ
  • 3枚目のボディガード〜ボクはキミだけを守りぬく(2011年6月1日 - 全13話、BeeTV) - 福澤なつみ
  • 甲賀市「甲賀市観光プロモーションムービー」(2022年4月) - 富田靖子と共演[注 3][38][39]

ドキュメンタリー 編集

  • ヒューマンドキュメンタリー 「ある少女の選択〜18歳“いのち”のメール〜」(2011年7月22日、NHK) - ナレーション
  • NONFIX 少女と鉄道・2013春 「鉄道、一筆書きの旅」中国地方1000キロの旅(2013年2月27日、フジテレビ)

PV・その他 編集

ラジオドラマ 編集

  • FMシアター 「丘の上の干物屋」(2021年9月11日、NHK-FM) - 山道桜[40]
  • FMシアター 「木になった亜沙」(2022年2月12日、NHK-FM) - ノリコ 役[41]

雑誌 編集

  • ピュアピュア vol.35 表紙、グラビア、インタビュー、ピンナップポスター付き
  • 雫-しずる- 大人ではない少女の瞬間。(2008年11月11日発売) ISBN 978-4056052497

CM 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 実写版。
  2. ^ 日仏合作映画 / 2013年7月フランス先行公開。
  3. ^ 滋賀県甲賀市に本社を置くケーブルテレビ局あいコムこうかでは同ムービーを番組として放送したことがある。2022年9月のコミュニティチャンネル(11ch)番組表”. あいコムこうか (2022年8月29日). 2023年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月30日閲覧。 “(※YouTubeでの動画公開及びケーブルテレビでの放送は終了しています)”
  4. ^ CMショートフィルム「衣」出演。

出典 編集

  1. ^ a b c d 福田麻由子(インタビュアー:坂田正樹)「「女王の教室」「白夜行」で注目、福田麻由子の転機」『シネマトゥデイ』、2019年3月31日https://www.cinematoday.jp/news/N01078092019年12月21日閲覧 
  2. ^ 『婦人公論』2006年8月22日号、p.134。
  3. ^ 「TVnaviセレクション 春ドラマのフレッシュスター(女優編)福田麻由子」、『TVnavi』2006年7月号、p.29。
  4. ^ 「イマ♥ドキッ」、『毎日新聞』2007年12月14日夕刊。
  5. ^ JUNON』2006年4月号、107ページ
  6. ^ a b “演劇集団キャラメルボックス『雨と夢のあとに』製作発表”. シアターガイド (有限会社モーニングデスク). (2006年6月6日). オリジナルの2011年7月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110703074320/http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2006/06/06.php 2020年1月10日閲覧。 
  7. ^ 演劇集団キャラメルボックス 2006サマーツアー 『雨と夢のあとに』”. 2008年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月10日閲覧。
  8. ^ “「ピアノの森」声優陣決定 上戸彩さん、神木隆之介さんら”. アニメ!アニメ! (イード). (2007年5月21日). https://animeanime.jp/article/2007/05/21/1832.html 2020年1月10日閲覧。 
  9. ^ 映画『ヘブンズ・ドア』オフィシャルサイト[リンク切れ]
  10. ^ 『日本映画magazine』 2014年vol.40、90ページ。『週刊文春』4月24日号、121ページ
  11. ^ a b c “福田麻由子:初の朝ドラ出演で戸田恵梨香の妹役に 「心をささげる」”. MANTANWEB (MANTAN). (2019年2月21日). https://mantan-web.jp/article/20190221dog00m200069000c.html 2019年12月21日閲覧。 
  12. ^ a b 福田麻由子(インタビュー)「【スカーレット】福田麻由子、ヒロインの妹役で朝ドラ初出演」『ORICON NEWS』、oricon ME、2019年11月27日https://www.oricon.co.jp/news/2149651/full/2019年12月21日閲覧 
  13. ^ “ドラマ「女王の教室」進藤ひかる役の福田麻由子、芸能活動休止へ 1年半から2年間休養”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2022年12月30日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/12/30/kiji/20221230s00041000452000c.html 2022年12月30日閲覧。 
  14. ^ "福田麻由子 芸能活動を休止しNZで暮らす現在・英語に苦戦も「今の方が本当のコミュニケーションがとれている」". CHANTO WEB. 主婦と生活社. 19 November 2023. 2023年11月19日閲覧
  15. ^ ダ・ヴィンチ』2009年1月号、p15。『ダ・ヴィンチ』2012年10月号、p158。
  16. ^ 所属事務所フラーム公式サイト
  17. ^ 「ニコラ」 2008年4月号 56ページ
  18. ^ 福田麻由子(インタビュアー:酒匂里奈)「私と音楽 第17回 福田麻由子が語るポルノグラフィティ 輝き続ける私の太陽」『音楽ナタリー』、ナターシャ、2019年9月8日https://natalie.mu/music/column/3462632019年12月21日閲覧 
  19. ^ 婦人公論』2006年8月22日号、p.134。
  20. ^ 戦後70年 千の証言スペシャル「私の街も戦場だった」(TBS)、2015年3月9日閲覧
  21. ^ 有村架純で「世にも奇妙-」復刻!06年の堂本光一主演作リメーク”. Sanspo (2015年10月30日). 2015年10月30日閲覧。
  22. ^ “元子役・福田麻由子が妊婦役!23歳、成長した姿に驚き”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2017年11月17日). https://www.cinematoday.jp/news/N0096225 2017年11月17日閲覧。 
  23. ^ “ドラマ「やれたかも委員会」に間宮祥太朗、森川葵、杉野遥亮、小関裕太ら出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2018年4月12日). https://natalie.mu/eiga/news/277622 2018年4月12日閲覧。 
  24. ^ “ディーン&井浦新主演「レ・ミゼラブル」SPドラマ化!山本美月、吉沢亮ら出演”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2018年11月20日). https://www.cinematoday.jp/news/N0105054 2018年11月20日閲覧。 
  25. ^ 2019年度後期 連続テレビ小説「スカーレット」おもな出演者発表!|連続テレビ小説|NHKドラマ”. NHK (2019年2月21日). 2019年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月21日閲覧。
  26. ^ 信作&百合子おめでとう企画PART1 大野信作役 林遣都さん・大野百合子役 福田麻由子さんインタビュー”. NHK (2020年2月4日). 2020年2月26日閲覧。
  27. ^ 信作&百合子おめでとう企画PART2 大野信作役 林遣都さん・大野百合子役 福田麻由子さんインタビュー”. NHK (2020年2月4日). 2020年2月26日閲覧。
  28. ^ ドラマ『メンズ校』桜田ひより、茅島みずき、福田麻由子ら出演”. ORICON NEWS. オリコン (2020年9月25日). 2020年9月25日閲覧。
  29. ^ “高岡早紀、『リカ』第2弾で“自称28歳”最恐の母親役 「怖いもの見たさ気分で楽しんで」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2021年2月18日). https://www.oricon.co.jp/news/2184871/full/ 2021年2月18日閲覧。 
  30. ^ 福田麻由子、日仏合作映画「フレア」主演”. 朝日新聞デジタル (2013年2月18日). 2013年2月15日閲覧。
  31. ^ “【予告編】ヤオ・アイニン、“好き”を秘めた留学生を熱演!『恋愛奇譚集』”. シネマカフェ (イード). (2016年12月18日). https://www.cinemacafe.net/article/2016/12/18/45754.html 2017年11月22日閲覧。 
  32. ^ “桜田通、ずぶ濡れで低体温症寸前!? 主演映画「ラ」ビジュアル披露”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2018年3月10日). https://eiga.com/news/20180310/6/ 2019年4月10日閲覧。 
  33. ^ “福田麻由子、連作長編『蒲田前奏曲』で伊藤沙莉と『女王の教室』以来共演 予告解禁”. クランクイン! (ハリウッドチャンネル). (2020年7月30日). https://www.crank-in.net/news/79199/1 2020年9月26日閲覧。 
  34. ^ 福田麻由子(インタビュアー:斉藤貴志)「福田麻由子が『蒲田前奏曲』に出演。名子役からバイトも経験して「1周回ってまた頑張りたいと思いました」」『Yahoo!ニュース』、2020年9月26日https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/982e1d6226098125bf71c17f9cb326b2eec8002b2020年9月26日閲覧 
  35. ^ “福田麻由子が主演「グッドバイ」公開、半分当て書きの主人公は「観ていて苦しい」”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2021年1月21日). https://natalie.mu/eiga/news/413229 2021年1月22日閲覧。 
  36. ^ “福田麻由子×新鋭・宮崎彩監督が描く“家族の変容と決別”「グッドバイ」3月下旬に劇場公開”. 映画.com (エイガ・ドット・コム). (2021年1月21日). https://eiga.com/news/20210121/9/ 2021年1月22日閲覧。 
  37. ^ “『グッドバイ』3月下旬公開決定 主演の福田麻由子「怖くて、楽しみです」”. クランクイン!. (2021年1月21日). https://www.crank-in.net/news/85357/1 2021年1月22日閲覧。 
  38. ^ 「スカーレット」俳優起用 甲賀市が観光PR動画」『中日新聞』、2022年6月12日。2023年4月30日閲覧。オリジナルの2022年8月14日時点におけるアーカイブ。
  39. ^ 連続テレビ小説「スカーレット」富田靖子さんら、滋賀・甲賀の魅力を動画でPR」『京都新聞』、2022年6月28日。2023年4月30日閲覧。オリジナルの2022年7月18日時点におけるアーカイブ。
  40. ^ NHK オーディオドラマ過去作品アーカイブ / FMシアター「丘の上の干物屋」(2021年9月11日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年10月2日閲覧。
  41. ^ NHK オーディオドラマ過去作品アーカイブ / FMシアター「木になった亜沙」(2022年2月12日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年10月2日閲覧。

外部リンク 編集