馬飼野俊一
日本の作曲家 (1946-)
馬飼野 俊一(まかいの しゅんいち、1946年10月16日[1] - )は、日本の作曲家、アレンジャー。愛知県豊橋市出身。愛知県立豊橋商業高等学校卒業。
馬飼野 俊一 | |
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生誕 | 1946年10月16日(78歳) |
出身地 | 日本 愛知県豊橋市 |
学歴 | 愛知県立豊橋商業高等学校卒業 |
ジャンル | 歌謡曲全般 |
職業 | 作曲家、編曲家 |
担当楽器 | フルート |
活動期間 | 1960年代末期 - 現在 |
略歴・人物
編集父はギタリストとして活動し、大津美子のバックバンドやご当地ソングの作曲もしていた馬飼野昇[1]。弟・馬飼野康二とともに、幼少時から家族でタンゴバンドを組むなど音楽活動をしていた[1]。
同郷の斉藤恒夫に師事し、「斉藤恒夫とニュー・タンゴ・メロディアンズ」のフルート奏者として活動[1]。1969年、ピーター「夜と朝のあいだに」の編曲を担当し、編曲家デビューした[1]。
1970年、和田アキ子の「笑って許して」で第12回日本レコード大賞・編曲賞を受賞した[1]。また、天地真理の編曲で、一連の大ヒットを連発した[2]。
主な提供作品
編集あ行
編集- あいざき進也
- 「バラのセレナーデ」(編曲)
- 相本久美子
- 「くちづけの誤解」(編曲)
- 「初夏景色」(編曲)
- あおい輝彦
- 「センチメンタルカーニバル」(編曲)
- 青江三奈
- 「ナイト・イン・那覇」(作曲・編曲)
- 「悔んでみても」(編曲)
- 「おんな酔い」(編曲)
- 「野母崎の夜」(編曲)
- 「悲しみのモデル」(編曲)
- 秋庭豊とアローナイツ
- 「港です女です涙です」(編曲)
- 「あゝ北国」(作曲・編曲)
- 「港神戸は泣いている」(編曲)
- 「盛り場みれん」(編曲)
- 「ひとり言」(編曲)
- 「さだめ」(編曲)
- 浅田あつこ
- 「能登の風唄」(作曲)
- 「大阪午前0時」(作曲)
- 「恋は道連れ花ざかり」(作曲)
- 芦川よしみ
- 「燃える春です」(編曲)
- 市川由紀乃
- 「雪恋華」(編曲)
- 伊東ゆかり
- 「わたしだけのもの」(編曲)
- 「いつも昨日のように」(作曲・編曲)
- 「信頼」(編曲)
- 「彼」(作曲・編曲)
- 「深夜放送」(編曲)
- 「ゆうべ」(編曲)
- 上杉香緒里
- 「風群」(編曲)
- 「北桟橋」(編曲)
- 内山田洋とクール・ファイブ
- 「港の別れ唄」(編曲)
- 「この愛に生きて」(編曲)
- 「海鳥の鳴く日に」(編曲)
- 「愛の扉」(編曲)
- 大橋恵里子
- 「女っぽいでしょう」(編曲)
- 大信田礼子
- 「何がどうしてこうなった」(編曲)
- 「嵐を呼ぶ女」(編曲)
か行
編集- 片平なぎさ
- 「田園調布の珈琲店」(編曲)
- 川島なお美
- 「シャンペンNo.5」(編曲)
- 「あなたの胸はドリーム・ランド」(作曲・編曲)
- 川中美幸
- 「昔のように港町」(編曲)
- 神田広美
- 「薔薇詩集」(作曲・編曲)
- 北川大介
- 「北の終着駅」(編曲)
- 「北に生まれたその女は」(編曲)
- 「そんな鷗の港町」(編曲)
- 「星空のツイスト」(編曲)
- 北原ミレイ
- 「ざんげの値打ちもない」(編曲)
- 「棄てるものがあるうちはいい」(編曲)
- 「流れる」(編曲)
- 「ひとり旅」(編曲)
- 「石狩挽歌」(編曲)
- 「浮雲」(編曲)
- 「春」(編曲)
- 「矢車の花」(編曲)
- 「盲僧琵琶を追いかけろ」(編曲)
- 「漁歌」(編曲)
- 「すゝきのブルース」(編曲)
- 「流されて」(編曲)
- 「愛することをほしがらない」(編曲)
- 「そんな夜は小夜曲」(編曲)
- 「天国のかけら」(編曲)
- 「番屋」(編曲)
- 「涙の翼」(編曲)
- 「港のリリー」(編曲)
- キャロライン洋子
- 「おしゃまなブンブン」(編曲)
- 「とっても素敵なあなた」(作曲・編曲)
- 杏真理子
- 「さだめのように川は流れる」(編曲)
- 「涙の空に虹が出る」(作曲・編曲)
- 「風とともに消えた」(編曲)
- 草刈正雄
- 「ぼくの一番長い日」(編曲)
- 黒川真一朗
- 「人生酒場」(編曲)
- 研ナオコ
- 「屋根の上の子守唄」(編曲)
さ行
編集- 斉藤慶子
- 「やさしさ、ひととき」(編曲)
- 「Flashin' Back」(編曲)
- 「ラブポーション」(作曲・編曲)
- 榊原郁恵
- 「私の先生」(編曲)
- 坂本冬美
- 「桜の如く」(編曲)
- 佐良直美
- 「ジャスミンの部屋」(編曲)
- 「素顔」(編曲)
- 子門真人
- 「がまがえるガマエル」(作曲・編曲)
- 朱里エイコ
- 「見捨てられた子のように」(編曲)
- 「愛の場所」(作曲・編曲)
- ジローズ
- 「戦争を知らない子供たち」(編曲)
- 「鏡の中」(編曲)
- 神野美伽
- 「恋隠し」(編曲)
- 「万華一夜」(編曲)
- 瀬川瑛子
- 「あのひとの雪国」(編曲)
- 瀬口侑希
- 「不如帰」(編曲)
- 「命果てるとも」(編曲)
- 「放浪記」(編曲)
- 千昌夫
- 「あきらめの朝」(編曲)
た行
編集- 多岐川裕美
- 「神戸メランコリー」(編曲)
- 谷ちえ子
- 「花の女子高数え歌」(編曲)
- 「私はシンデレラ」(編曲)
- 谷隼人
- 「男の流れ歌」(編曲)
- 「狼は二度吠える」(作曲・編曲)
- ちあきなおみ
- 「禁じられた恋の島」(編曲)
- 「恋慕夜曲」(編曲)
- 「恋挽歌」(編曲)
- 津々井まり
- 「人魚の恋」(編曲)
- 「首ったけ」(編曲)
- 天童よしみ
- 「風が吹く」(編曲)
な行
編集- 中村晃子
- 「自由なかもめ」(編曲)
- 「ガラスの城」(編曲)
- 「あの街はどこへいった」(編曲)
- 新沼謙治
- 「銀河鉄道」(編曲)
- 「旅先の雨に」(編曲)
- 「片想いなら」(編曲)
- 西尾夕紀
- 「女しだいで男も変る」(編曲)
- 「花燃えて」(編曲)
- 「愛はそのまま」(編曲)
- にしきのあきら
- 「はじめは片想い」(編曲)
- のこいのこ
- 「のりたいでんしゃ はしるきかんしゃ」(編曲)
- 野村真樹
- 「歌舞伎町の女」(編曲)
- 「船乗りになりたい」(編曲)
- 「夕闇の果て」(編曲)
- 「横浜あたり」(編曲)
- 「昼下りの喫茶店」(編曲)
- 「北のブルース」(編曲)
- 「駅」(編曲)
- 「今夜だけは」(編曲)
は行
編集- 林寛子
- 「危険がいっぱい」(編曲)
- 原田悠里
- 「ひとり旅立ち」(編曲)
- 「三年ぶりの人だから」(作曲)
- 「お水取り」(編曲)
- 「砂の道」(編曲)
- ヴィレッジ・シンガーズ
- 「ここより永遠に」(編曲)
- 藤圭子
- 「哀別」(編曲)
- 「愛の孤独」(編曲)
- 「雨の仙台」(編曲)
- 「女だから」(編曲)
- 「面影平野」(編曲)
- 舟木一夫
- 「青年の唄」(編曲)
- 「よみがえる夜明け」(編曲)
- 「明日に向って走れ!」(編曲)
- 「君の手で花束を」(編曲)
- 星克己
- 「花と少女」(編曲)
- 細川たかし
- 「女の十字路」(編曲)
- 「おんなの春」(編曲)
- 「遠い灯り」(編曲)
- 「北酒場」(編曲)
- 「オホーツクの町」(編曲)
- 「酔いつぶれて横浜」(作曲・編曲)
- 「人生航路」(編曲)
- 「まだ夢が聞こえる」(編曲)
- 「うかれ節」(編曲)
- 「人生希望と辛抱だ」(作曲・編曲)
- 「北の五番町」(編曲)
- 「北岬」(編曲)
- 本郷直樹
- 「燃える恋人」(編曲)
- 「愛ある説得」(編曲)
- 本間勇輔
- 「ふねがゆく」(作曲・編曲)
ま行
編集- 松尾雄史
- 「トマム絶唱」(編曲)
- 美空ひばり
- 「それでも私は生きている」(編曲)
- 「旅人」(編曲)
- 森山愛子
- 「東京挽歌」(編曲)
- 「おんなの神輿」(編曲)
や行以降
編集- 八代亜紀
- 「ブルーレイン大阪」(編曲)
- 「恋慕夜曲」(編曲)
- 「かもめの歌」(編曲)
- 「冬の恋歌」(編曲)
- 山内惠介
- 「愛が信じられないなら」(編曲)
- 「さらせ冬の嵐」(編曲)
- 「唇スカーレット」(編曲)
- 「残照」(編曲)
- 山本譲二
- 「湘南哀歌」(編曲)
- 「男詩」(編曲)
- 「夢という名のお前」(編曲)
- 「夜叉のように」(編曲)
- 「夕陽」(編曲)
- 「ひとりで泣くなよ」(作曲・編曲)
- 由美かおる
- 「もいちど河原町」(編曲)
- 「女の糸」(編曲)
- 「別れる前に」(編曲)
作品の香港広東語版 (Cover Version)
編集- May Cheng(鄭寶雯)
- 人生多少欠債(1979)- 白い微笑(麻丘めぐみ)(日本語元版)
- ケン・チョイ(蔡楓華)
- 再不想買花(1980)- 千羽鶴 (チェリッシュ)(日本語元版)
脚注
編集- ^ a b c d e f g 馬飼野元宏 著「馬飼野俊一」、馬飼野元宏(監修/編集)・真鍋新一(編集) 編『昭和歌謡 職業作曲家ガイド』(初版)シンコーミュージック・エンタテイメント、2018年4月15日、196-197頁。ISBN 978-4-401-64371-4。
- ^ http://www.jcaa1970.com/arrangers/konsakka30.htm[リンク切れ]