1986年のスポーツ
できごと
編集- 1月9日 - 日本プロ野球選手会、労働組合としての最初の大会を開催
- 3月 - 第1回国際スポーツ・フォア・オール会議、フランクフルトで開催
- 3月22日 - 全日空横浜サッカークラブ所属の6選手によるボイコット事件
- 4月1日 - 国際陸上競技連盟、男子用やりの規格を変更し、重心を先端方向に移動
- 4月21日 - ボストンマラソン、賞金レースとなる
- 5月7日 - 日本体育協会、新しいスポーツ憲章承認
- 6月7日 - 日本プロ野球・広島東洋カープの衣笠祥雄、2000試合連続出場達成
- 7月5日 - テニスのウィンブルドン選手権で、ボールの色が「白」から「黄」になる
- 7月12日~16日 - 第1回世界マスター水泳選手権開催
- 7月23日 - 日本相撲協会、吉田司家と絶縁
- 7月23日 - 北尾光司、横綱昇進
- 9月1日 - 世界選手権自転車競技大会プロ・スプリントで、中野浩一が10連覇達成
- 10月16日 - ラインホルト・メスナー、人類初の8000m峰14座酸素ボンベなし完全登頂達成
総合競技大会
編集アイスホッケー
編集- スタンレーカップ決勝(1985-1986シーズン)
- モントリオール・カナディアンズ (4勝1敗) カルガリー・フレームス
アメリカンフットボール
編集NFL
編集- AFCチャンピオンシップゲーム(1月12日、マイアミ・オレンジボウル)
- ニューイングランド・ペイトリオッツ 31 - 14 マイアミ・ドルフィンズ
- NFCチャンピオンシップゲーム(1月12日、ソルジャー・フィールド)
- シカゴ・ベアーズ 24 - 0 ロサンゼルス・ラムズ
- 第20回スーパーボウル(1月25日、ルイジアナ州ルイジアナ・スーパードーム)
- シカゴ・ベアーズ (NFC、初優勝) 46-10 ニューイングランド・ペイトリオッツ (AFC)
日本の大会
編集- 第39回ライスボウル(1月3日、国立霞ヶ丘競技場陸上競技場)
- レナウンローバーズ(社会人代表) 45-42 関西学院大学ファイターズ(学生代表)
- 第41回毎日甲子園ボウル(12月13日、兵庫県西宮市・阪神甲子園球場)
- 京都大学ギャングスターズ(関西学生代表) 49-28 日本大学フェニックス(関東学生代表)
大相撲
編集→「1986年の相撲」を参照
競馬
編集日本のGI競走
編集- 中央競馬
- 桜花賞(阪神・4月6日) 優勝:メジロラモーヌ、騎手:河内洋
- 皐月賞(中山・4月13日) 優勝:ダイナコスモス、騎手:岡部幸雄
- 天皇賞(春)(京都・4月29日) 優勝:クシロキング、騎手:岡部幸雄
- 安田記念(東京・5月11日) 優勝:ギャロップダイナ 騎手:柴崎勇
- 優駿牝馬(オークス)(東京・5月18日) 優勝:メジロラモーヌ、騎手:河内洋
- 東京優駿(日本ダービー)(東京・5月25日) 優勝:ダイナガリバー、騎手:増沢末夫
- 宝塚記念(阪神・6月1日) 優勝:パーシャンボーイ、 騎手:柴田政人
- 天皇賞(秋)(東京・10月26日) 優勝:サクラユタカオー、騎手:小島太
- エリザベス女王杯(京都・11月2日) 優勝:メジロラモーヌ、騎手:河内洋
- 菊花賞(京都・11月9日) 優勝:メジロデュレン、騎手:村本善之
- マイルチャンピオンシップ(京都・11月16日) 優勝:タカラスチール、騎手:田島良保
- ジャパンカップ(東京・11月23日) 優勝:ジュピターアイランド、騎手:パット・エデリー
- 朝日杯3歳ステークス(中山・12月14日) 優勝:メリーナイス、騎手:根本康広
- 阪神3歳ステークス(阪神・12月14日) 優勝:ゴールドシチー、騎手:本田優
- 有馬記念(中山・12月21日) 優勝:ダイナガリバー、騎手:増沢末夫
優駿賞
編集ゴルフ
編集世界4大大会(男子)
編集- マスターズ優勝者:ジャック・ニクラス(アメリカ)
- 全米オープン優勝者:レイモンド・フロイド(アメリカ)
- 全英オープン優勝者:グレグ・ノーマン(オーストラリア)
- 全米プロゴルフ優勝者:ボブ・トウェイ(アメリカ)
ニクラウスのマスターズ6勝目は、彼のメジャー大会18勝目となる。これが“帝王”最後のメジャー大会優勝となった。この時“Jack is Back”(ジャック・イズ・バック = ジャックが戻ってきた)の声がオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブを包んだ。全英オープンで、それまで数々の辛酸をなめてきたノーマンがついにメジャー大会初優勝。
世界4大大会(女子)
編集- ナビスコ・ダイナ・ショア大会優勝者:パット・ブラッドリー(アメリカ)
- 全米女子プロゴルフ優勝者:パット・ブラッドリー(アメリカ)
- 全米女子オープン優勝者:ジェーン・ゲッジズ(アメリカ)
- デュモーリエ・クラシック優勝者:パット・ブラッドリー(アメリカ)
ブラッドリーが年間3冠を獲得し、女子ゴルフ史上3人目の「キャリア・グランドスラム」を達成。とりわけデュモーリエ・クラシックでは決勝ラウンドで猛烈な追い上げを見せ、日本の岡本綾子とのプレーオフを制した。
日本
編集サッカー
編集- ワールドカップメキシコ大会決勝
- 天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝
- 日本サッカーリーグ
- 1部:第22回からそれまでの春秋シーズンから秋春シーズンに移行
- 2部優勝:住友金属
自転車競技
編集トラックレース
編集- 世界選手権トラック競技(アメリカ・コロラドスプリングス)
- プロ・スプリント優勝:中野浩一(10連覇)
- プロ・ケイリン優勝:ミッシェル・バルタン
ロードレース
編集- 第69回ジロ・デ・イタリア
- 総合優勝:ロベルト・ビセンティーニ(イタリア)
- 第73回ツール・ド・フランス
テニス
編集グランドスラム
編集- 全仏オープン 男子単優勝:イワン・レンドル(チェコスロバキア)、女子単優勝:クリス・エバート・ロイド(アメリカ)
- ウィンブルドン 男子単優勝:ボリス・ベッカー(西ドイツ)、女子単優勝:マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)
- 全米オープン 男子単優勝:イワン・レンドル(チェコスロバキア)、女子単優勝:マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)
全豪オープンの新スタジアム建設の関係で、開催時期が1985年12月 → 1987年1月に変更されたため、本年度のテニス4大大会は3つのみ。
クリス・エバートが全仏オープン7勝目、4大大会通算18勝目を挙げる。全仏7勝は大会歴代1位記録。これが彼女の4大大会最後の優勝になった(当時はまだ夫の姓と併用していた)。ベッカーが18歳でウィンブルドン選手権2連覇を達成。
バレーボール
編集→「1986年のバレーボール」を参照
プロレス
編集モータースポーツ
編集世界
編集- F1世界選手権
- ドライバーズ:アラン・プロスト
- コンストラクターズ:ウィリアムズ・ホンダ
- 世界ラリー選手権(WRC)
- 世界スポーツプロトタイプカー選手権(WSPC)
- ドライバーズ:デレック・ベル
- チームズ:ブルン・モータースポーツ
日本
編集野球
編集→「1986年の野球」を参照
ラグビー
編集誕生
編集- 1月1日 - 吉良俊則(大分県、野球)
- 1月4日 - ジェイムズ・ミルナー(イングランド、サッカー)
- 1月12日 - 村田諒太(奈良県、ボクシング)
- 1月25日 - 荒波翔(神奈川県、野球)
- 1月31日 - 秋本啓之(熊本県、柔道)
- 2月2日 - 浅尾美和(三重県、ビーチバレー)
- 2月19日 - 萬代宏樹(宮城県、サッカー)
- 2月22日 - 青山敏弘(岡山県、サッカー)
- 2月28日 - 篠崎元志(福岡県、競艇)
- 3月1日 - 五郎丸歩(福岡県、ラグビー)
- 3月7日 - 宇野弥生(千葉県、競艇)
- 3月15日 - 上尾野辺めぐみ(神奈川県、サッカー)
- 3月16日 - 髙橋大輔(岡山県、フィギュアスケート)
- 3月17日 - 藤岡佑介(滋賀県、競馬)
- 3月17日 - エディン・ジェコ(ボスニア・ヘルツェゴビナ、サッカー)
- 3月25日 - 川野芽唯(福岡県、競艇)
- 4月1日 - 中村友梨香(兵庫県、マラソン)
- 4月8日 - フェリックス・ヘルナンデス(ベネズエラ、野球)
- 4月16日 - 岡崎慎司(兵庫県、サッカー)
- 4月20日 - エロール・ジマーマン(オランダ、キックボクシング)
- 4月22日 - マーショーン・リンチ(アメリカ、アメリカンフットボール)
- 4月23日 - スベン・クラマー(オランダ、スピードスケート)
- 4月27日 - ディナラ・サフィナ(ロシア、テニス)
- 4月28日 - 中林洋次(神奈川県、サッカー)
- 4月30日 - 張楠(中国、体操)
- 5月11日 - 高基玄(韓国、ショートトラック)
- 5月16日 - 佐藤剛士(秋田県、野球)
- 5月22日 - ジュリアン・エデルマン(アメリカ、アメリカンフットボール)
- 5月24日 - 木村正太(岩手県、野球)
- 5月26日 - 小平奈緒(長野県、ショートトラック)
- 6月1日 - 飯倉大樹(青森県、サッカー)
- 6月3日 - ラファエル・ナダル(スペイン、テニス)
- 6月6日 - 田澤純一(神奈川県、野球)
- 6月10日 - 細貝萌(群馬県、サッカー)
- 6月10日 - 本橋麻里(北海道、カーリング)
- 6月11日 - 藤森由香(長野県、スノーボード)
- 6月12日 - スタニスラワ・コマロワ(ロシア、水泳)
- 6月13日 - 家長昭博(京都府、サッカー)
- 6月13日 - 本田圭佑(大阪府、サッカー)
- 6月15日 - 上田桃子(熊本県、ゴルフ)
- 6月18日 - 西川周作(大分県、サッカー)
- 6月21日 - 涌井秀章(千葉県、野球)
- 6月24日 - シルビア・ミテバ(ブルガリア、新体操)
- 7月3日 - 稀勢の里寛(茨城県、相撲)
- 7月10日 - 石川雄洋(静岡県、野球)
- 7月11日 - 東野峻(茨城県、野球)
- 7月16日 - 諸見里しのぶ(沖縄県、ゴルフ)
- 7月18日 - 青山直晃(愛知県、サッカー)
- 7月31日 - 興梠慎三(宮崎県、サッカー)
- 8月2日 - 髙萩洋次郎(福島県、サッカー)
- 8月5日 - ポーラ・クリーマー(アメリカ、ゴルフ)
- 8月5日 - 米満達弘(山梨県、レスリング)
- 8月7日 - 榎田大樹(鹿児島県、野球)
- 8月10日 - 渡邉千真(長崎県、サッカー)
- 8月11日 - 清水邦広(福井県、バレーボール)
- 8月13日 - 山口麻美(東京都、サッカー)
- 8月16日 - ダルビッシュ有(大阪府、野球)
- 8月19日 - 木村沙織(東京都、バレーボール)
- 8月21日 - ウサイン・ボルト(ジャマイカ、陸上競技)
- 8月24日 - ニック・エイデンハート(アメリカ、野球、+2009年)
- 9月3日 - ショーン・ホワイト(アメリカ、スノーボード)
- 9月4日 - 海堀あゆみ(京都府、サッカー)
- 9月11日 - 玉置隆(和歌山県、野球)
- 9月12日 - 長友佑都(愛媛県、サッカー)
- 9月13日 - 小林可夢偉(兵庫県、レーシングドライバー)
- 9月14日 - 髙柳一誠(神奈川県、サッカー)
- 9月15日 - 豊田奈夕葉(神奈川県、サッカー)
- 9月19日 - 美馬学(茨城県、野球)
- 10月9日 - ロール・マナドゥ(フランス、水泳)
- 10月11日 - 竹澤健介(兵庫県、陸上競技)
- 10月14日 - 岩清水梓(岩手県、サッカー)
- 10月17日 - 定岡卓摩(福岡県、野球)
- 10月31日 - 江川智晃(三重県、野球)
- 11月5日 - カスパー・シュマイケル(デンマーク、サッカー)
- 11月10日 - サムエル・ワンジル(ケニア、陸上競技、+2011年)
- 11月11日 - マーク・サンチェス(アメリカ、アメリカンフットボール)
- 11月14日 - 片岡安祐美(熊本県、野球)
- 11月16日 - 枝村匠馬(静岡県、サッカー)
- 11月17日 - 亀田興毅(大阪府、ボクシング)
- 11月26日 - 太田由希奈(京都府、フィギュアスケート)
- 12月15日 - 青木沙弥佳(岐阜県、陸上競技)
- 12月19日 - 石井慧(大阪府、格闘家)
- 12月25日 - メクボ・ジョブ・モグス(ケニア、陸上競技)
- 12月27日 - トーラ・ブライト(オーストラリア、スノーボード)
死去
編集- 1月1日 - アルフレッド・ビンダ(イタリア、自転車競技、*1902年)
- 1月5日 - イルマリ・サルミネン(フィンランド、陸上競技、*1902年)
- 1月10日 - 猪谷六合雄(群馬県、アルペンスキー、*1890年)
- 1月13日 - 嘉納履正(東京都、柔道、*1900年)
- 1月24日 - フローラ・ハイマン(アメリカ、バレーボール、*1954年)
- 2月7日 - 藤井勇(鳥取県、野球、*1916年)
- 2月21日 - 松木謙治郎(福井県、野球、*1909年)
- 3月30日 - 鈴木竜二(東京都、野球、*1896年)
- 5月7日 - ヘルマ・プランク=サボー(オーストリア、フィギュアスケート、*1902年)
- 7月18日 - スタンリー・ローズ(イギリス、サッカー、*1895年)
- 7月24日 - 鶴田義行(鹿児島県、水泳、*1903年)
- 8月8日 - 野本喜一郎(埼玉県、野球、*1922年)
- 8月9日 - ジェフ・シェーレン(ベルギー、自転車競技、*1909年)
- 8月10日 - チャック・マッキンリー(アメリカ、テニス、*1941年)
- 9月4日 - ハンク・グリーンバーグ(アメリカ、野球、*1911年)
- 9月22日 - ヨージェフ・アシュボード(ハンガリー、テニス、*1917年)
- 9月26日 - 寺田登(静岡県、水泳、*1917年)
- 10月26日 - ジャクソン・ショルツ(アメリカ、陸上競技、*1897年)
- 11月22日 - ディニー・ペイルズ(オーストラリア、テニス、*1921年)
- 12月3日 - 武田文吾(北海道、競馬、*1907年)