小沢健二

日本のシンガーソングライター (1968-)

小沢 健二(おざわ けんじ、1968年4月14日 - )は、日本のシンガーソングライターで、元フリッパーズ・ギターのメンバー。愛称はオザケン、渋谷系の王子様。神奈川県相模原市出身。所属レーベルはUNIVERSAL MUSIC JAPAN内のレーベルVirgin Music。所属事務所はドアノックミュージック。

小沢 健二
生誕 (1968-04-14) 1968年4月14日(53歳)
出身地 日本の旗 日本 神奈川県相模原市
学歴 東京大学文学部卒業[1]
ジャンル
職業
担当楽器
活動期間 1987年 -
レーベル
事務所 ドアノックミュージック
共同作業者 フリッパーズ・ギター
公式サイト 小沢健二 ひふみよ Official Site

東京大学文学部に在籍中に、中学時代の同級生である小山田圭吾らが結成したロリポップ・ソニックに参加。1989年にフリッパーズ・ギターに改名し、ポリスターからメジャーデビューするも1991年に解散。1993年にシングル『天気読み』で東芝EMIからソロデビューして以来、「ラブリー」や「カローラIIにのって」、スチャダラパーと共演した楽曲「今夜はブギー・バック」などのヒット曲を発表している[4][5]

来歴編集

1968年、神奈川県相模原市にてドイツ文学者の父・小澤俊夫と、心理学者の母・小沢牧子の次男として生まれ、父親の仕事の都合ですぐにドイツへと引っ越す[6]

東京大学文学部在学中からアマチュアバンド「ロリポップ・ソニック」で活動。1989年、プロデビューを果たすと同時に「フリッパーズ・ギター」と改名した[6]。アマチュア時代から5人編成だったが、デビューしてすぐに小沢と小山田の2人編成となる。オリジナルアルバム3枚といくつかの再編集盤を残して1991年に解散。このころから渋谷系と評された。

ソロで音楽活動を開始し、1993年7月21日にシングル『天気読み』でデビュー。9月29日にアルバム『犬は吠えるがキャラバンは進む』をリリース。

1994年3月9日にヒップホップ・グループのスチャダラパーと共演したシングル『今夜はブギー・バック』をリリースし、50万枚を超えるヒットとなる[7]。同年8月31日に2ndアルバム『LIFE』をリリース。同作はブラスストリングスを取り入れたソウル調の楽曲が多く収録され、サウンド面には洋楽からの引用が見られることが特徴となっている[8]。オリコン週間アルバムランキングでは最高位5位を獲得し[9]、小沢の代表作の一つとなった。これと前後し、メディアでの軽快かつ知的で余裕のある振る舞いやファッションが支持され、「渋谷系の王子様」と称されるまでの人気を博すようになる[10]。1995年と1996年には連続して『NHK紅白歌合戦』にも出場。

1996年、ジャズテイストのアルバム『球体の奏でる音楽』をリリース。渋谷毅ピアノ川端民生ウッドベースを担当している。

1998年、シングル『春にして君を想う』をリリース後しばらく活動を休止。

2002年、ニューヨークの今の音として全てNY録音によるアルバム『Eclectic』をリリース。この前にモータウンと契約し、1999年にマーヴィン・ゲイの生誕60周年を記念したトリビュート・アルバム『Marvin is 60』の日本盤に「Got To Give It Up英語版」の日本語詞カヴァーで参加した。

2006年3月8日、『Eclectic』以来約4年ぶりとなるオリジナル・アルバムとして、全曲ボーカルレスの『Ecology of Everyday Life 毎日の環境学』をリリース。エレクトロニカクラブジャズラウンジ・ミュージックインストゥルメンタルR&B、アンビエントといったジャンルに分類される作風。参加ミュージシャンは、Vincent Chancey、Marty Ehrich、Erik Friedlander、Arron Heick、Steve Kahn、Steve Nelson、Adam Rogers、Benjamin Love、Kenny Seymourなどのジャズミュージシャンのほか、Mike Hampton(ファンカデリック)等のメンバーが名を連ねた。

1998年2月8日放送の番組『知ってるつもり?!』(淡谷のり子特集)にコメンテーターとして出演して以降、2014年まで16年間テレビ出演がなかった。一度は再開したかに見えたミュージシャンとしての活動も事実上引退状態となり、アメリカを生活の拠点に南米などで環境問題に基づくフィールドワークを行っていた。実際、たとえば父・小澤俊夫の責任編集による季刊誌『子どもと昔話』で小説『うさぎ!』を執筆しており、その内容は現代の資本主義末期の欺瞞に満ちた社会を風刺するもので、子どもたちが主人公となっている。ベネズエラウゴ・チャベス大統領やプラスチックの再利用など、重いテーマが選ばれている。25号(2005年10月発売)から連載を開始し、1話目のみ公式サイトで公開されていたが、2007年に同サイトが閉鎖された。

2007年には『「おばさんたちが案内する未来の世界」を見る集い』を日本各地で開催しているが、小沢の意向によりネット上ではほとんど情報が明らかにされていない。2008年の時点でEMIミュージック・ジャパンとの契約は解消されていると報道された[11]が、実際には契約は継続しており、2017年の活動再開後に発売された作品は、同社を買収したユニバーサル ミュージック合同会社から発売されている。

2010年5月から13年ぶりのコンサートツアー『ひふみよ』を行うことを発表。自身のツアー直前に行われたスチャダラパー20周年記念ライブにゲスト出演しファンを驚かせた。7月6日にはオフィシャルサイトにて「シッカショ節」のライブ音源のダウンロード販売がスタートした。この曲は楽曲をダウンロード後、リスナーが自由に購入金額を設定し、指定の銀行口座に振り込むという“投げ銭式”が採用されている[12]

2011年11月29日にはUstreamの番組に登場しコンサート活動を発表、2012年3月から4月にかけて東京オペラシティを会場に『「東京の街が奏でる」』を全12回行った。

2014年3月20日には『森田一義アワー 笑っていいとも!』に「テレフォンショッキングゲストとして16年ぶりにテレビ出演し、「ぼくらが旅に出る理由」「さよならなんて云えないよ」「それはちょっと」「ドアをノックするのは誰だ?」の4曲のほか、CM中には「今夜はブギー・バック」をギターで弾き語り演奏した[13]

2015年3月29日には、東京都世田谷文学館「岡崎京子展 『戦場のガールズ・ライフ』」(最終日)にて、当展示の延長表現としてライブを行った。演奏10曲と朗読2本(計約70分間)。岡崎の家族・知人・関係者と、当日館内アナウンスで集まった聴衆の約400人が立ち会った。一般向けの事前予告の無いサプライズ演出。ライブの様子を録画した映像は岡崎京子へ届けられたという[14]

2016年1月19日午後に全国の街角・飲食店・書店などで「魔法的」と翌日20日15時の日時と場所を記した謎のポスターが掲示された[15]。翌20日、ポスターで指定されていた東京・渋谷CLUB QUATTROのイベントに小沢本人が登壇し、全国ツアー『魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ』(14公演)の開催や新曲名が「飛行する君と僕のために」であることの発表、朗読3本、ツアーグッズの販売を行った[16]。同年5月25日から6月27日にかけて全国ツアー「魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ」が行われた[17]

『笑っていいとも!』出演から3年後の2017年2月22日には「春にして君を思う」以来19年ぶり、21世紀になってからは初となるシングル『流動体について』を発売した[18]。そして2月24日には『ミュージックステーション』(テレビ朝日)に20年ぶりに出演し「ぼくらが旅に出る理由」と「流動体について」を披露し本格的に音楽活動を再開した[19]。9月6日にSEKAI NO OWARIと共演したシングル『フクロウの声が聞こえる』を発売した[20]

2018年2月14日にシングル『アルペジオ (きっと魔法のトンネルの先)』を発売し、コンサートツアー「春の空気に虹をかけ」を開催。メンバーとして満島ひかりが参加した[21]

2019年4月4日に「強い気持ち・強い愛」の7分に及ぶロングミックスバージョン「強い気持ち・強い愛 (1995 DAT Mix)」を配信限定で発売[22]。11月13日に前作より13年ぶりとなるアルバム『So kakkoii 宇宙』をリリース[23]

人物編集

私立和光中学校に入学後、小山田圭吾と出会う。系列の和光高等学校には進学せず、神奈川県立多摩高等学校を受験して進学。部活動ではバンドを組んでいた。早稲田大学には現役合格したが、一年間の浪人生活を経て、東京大学文学部に入学した[1][6]

家族・親族編集

父方の小澤家から文化人を、母方の下河辺家から経済人を輩出している。家族親族には父方・母方ともに著名人が多い。

父はドイツ文学者の小澤俊夫[24]。父方の親族は、祖父に戦前の民族主義者・小澤開作[24][25][26][27]、伯父に彫刻家の小澤克己[24]、叔父に指揮者の小澤征爾[24][25][26][27][28]および俳優の小澤幹雄[24]、従弟に俳優の小澤征悦[24]、従妹に作家の小澤征良(どちらも征爾の子)らがいる[24]

母は心理学者の小沢牧子(旧姓・下河辺)[24]。母方の親族は、曽祖父に日本鉱業(現:ENEOS)元社長の下河辺建二[25][26][27][28]、祖父に下河辺牧場の創業者である下河辺孫一[24][25][26][27][28]、叔父に下河辺牧場代表の下河辺俊行[25][26][27]、大叔父に下河辺三史[25][26][27][28]、下河辺三史の三男に音楽プロデューサーの下河辺晴三がいる[25][26][27][28]。なお、下河辺三史の妻は芦田均の長女なので[25][26][27][28]、小澤家は下河辺家を通じて芦田家と姻戚関係に当たる[25][26][27][28]。ほかに兄がいる。

2010年6月18日発売の写真週刊誌『フライデー』は、小沢がアメリカ人写真家のエリザベス・コールと前年末に結婚していたと報道した。2012年12月25日、公式サイトでエリザベスの妊娠を発表した。2013年6月に長男・凛音(りおん)が[29]、2016年10月に次男・天縫(あまぬ)が誕生している[30]

ディスコグラフィ編集

シングル編集

CDシングル編集

発売日 タイトル 最高位
オリコン
初収録アルバム
1st 1993年7月21日 天気読み 17位 犬は吠えるがキャラバンは進む(dogs)
2nd 1993年12月1日 暗闇から手を伸ばせ 66位
3rd 1994年3月9日 今夜はブギー・バック (nice vocal)
(小沢健二 featuring スチャダラパー
15位 LIFE
4th 1994年7月20日 愛し愛されて生きるのさ/東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー 12位
5th 1994年11月23日 ラブリー 19位
6th 1995年1月1日 カローラIIにのって 2位 アルバム未収録
7th 1995年2月28日 強い気持ち・強い愛/それはちょっと 4位 刹那
8th 1995年3月29日 ドアをノックするのは誰だ? 10位 LIFE
9th 1995年5月17日 戦場のボーイズ・ライフ 8位 アルバム未収録
10th 1995年11月8日 さよならなんて云えないよ 14位 刹那
11th 1995年12月20日 痛快ウキウキ通り 4位
12th 1996年5月16日 ぼくらが旅に出る理由 (Single Edit) 18位 アルバム未収録[注 1]
13th 1996年9月30日 大人になれば 7位 球体の奏でる音楽
14th 1996年11月29日 夢が夢なら 28位 刹那
15th 1997年7月16日 Buddy/恋しくて 12位 アルバム未収録
16th 1997年9月18日 指さえも/ダイスを転がせ
17th 1997年12月10日 ある光 21位
18th 1998年1月28日 春にして君を想う 34位
19th 2017年2月22日 流動体について 2位 So kakkoii 宇宙
20th 2017年9月6日 フクロウの声が聞こえる
(小沢健二とSEKAI NO OWARI
6位
21st 2018年2月14日 アルペジオ (きっと魔法のトンネルの先) 15位

配信限定シングル編集

発売日 タイトル 初収録アルバム
2010年7月6日 シッカショ節 我ら、時 通常版
2019年4月4日 強い気持ち・強い愛 (1995 DAT Mix) アルバム未収録
2019年10月11日 彗星 So kakkoii 宇宙
2021年3月9日 ウルトラマン・ゼンブ

アルバム編集

オリジナル・アルバム編集

発売日 タイトル 最高位
(オリコン)
1st 1993年9月29日 犬は吠えるがキャラバンは進む[注 2] 9位
2nd 1994年8月31日 LIFE 5位
3rd 1996年10月16日 球体の奏でる音楽 1位
4th 2002年2月27日 Eclectic 7位
5th 2006年3月8日 Ecology of Everyday Life 毎日の環境学 35位
6th 2019年11月13日 So kakkoii 宇宙 3位

ベスト・アルバム編集

発売日 タイトル 最高位
(オリコン)
1st 2003年12月27日 刹那 29位

ライブ・アルバム編集

発売日 タイトル 最高位
(オリコン)
1st 2014年3月19日 我ら、時 通常版 20位

参加作品編集

発売日 タイトル アーティスト 収録曲 備考
1994年3月9日 今夜はブギー・バック (smooth rap) スチャダラパー featuring 小沢健二 1.今夜はブギー・バック (smooth rap) ボーカルで参加。『今夜はブギー・バック (nice vocal)』と同時リリース。
1995年6月1日 グランプリ 東京スカパラダイスオーケストラ 2.しらけちまうぜ / 小坂忠 ボーカルで参加。
1999年7月28日 Marvin is 60(日本盤) V.A. 14. Got To Give It Up / Kenji Ozawa featuring Zhané and Marvin Gaye マーヴィン・ゲイのトリビュート・アルバム(日本盤のみに収録)。

未発表・音源化曲編集

タイトル 備考
甘夏組曲 1996年に行われたライブ『レビュー'96』において初披露された楽曲。「ダイヤモンド組曲」と共にリリースされるはずだったが、お蔵入りとなった。なお、「ダイヤモンド組曲」は、「夢が夢なら」に改題されてリリースされた。
光る河 光る海 1996年に行われたライブ『レビュー'96』において初披露された楽曲。同年3月30日に行われた公演のアンコールの1曲目に演奏されたが、「甘夏組曲」同様スタジオ録音は残されていない。
オナラで月まで行けたらいいな フジテレビ系『ポンキッキーズ』に出演した際に即興で制作した楽曲。
恋しくて (ビートニクヴァージョン) J-WAVEの番組で発表され、プロモーション用として少数だけ制作された。
『おしゃれ工房』のテーマ 1993年に放送が開始されたNHKおしゃれ工房』のテーマ曲。
東京の街が奏でる 2012年のコンサート『東京の街が奏でる』で披露された楽曲。
涙は透明な血なのか? (サメが来ないうちに) 2016年のライブツアー『魔法的』で披露された楽曲。
超越者たち
飛行する君と僕のために
その時、愛
キツネを追ってゆくんだよ 2020年の配信イベント『キツネを追ってゆくんだよ』テーマ曲。

楽曲提供編集

  • 渡辺満里奈
    • バースデイ ボーイ(c/w「夜と日時計」)(1992年5月21日)- 表題曲、カップリング共に小沢健二の作。フリッパーズ・ギター解散の翌年、ソロデビュー前の仕事である。なお、カップリングの「夜と日時計」は、シングル『暗闇から手を伸ばせ』のカップリングとしてセルフカバーされた。

映像作品編集

  • ザ・ファースト・ワルツ(1993年10月6日)
    • 1993年6月19日に日比谷野外音楽堂にて行われたライブから編集された映像作品(VHS)
  • CITY COUNTRY CITY(1994年9月21日)
  • VILLAGE "the video"(1995年9月20日)
  • 超LIFE(2014年12月17日、完全限定生産盤)
  • キツネを追ってゆくんだよ(2021年3月31日) 完全生産限定盤
    • 2020年11月24に配信(ZAIKOにて有料生配信)されたプログラムの再編集版作品

連載・著書編集

  • DOOWUTCHYALiKE(マガジンハウスOlive』No.283〜358にて連載、全75回)
    • 1994年9月〜97年12月にかけて連載されたエッセイ。タイトルの読みは、初期は「ドゥーワチャライク」、後期は「ドゥワッチャライク」[31]
    • マガジンハウス『GINZA』2015年4月号の付録「おとなのオリーブ」に、約17年3ヶ月ぶりの新作[31]となる第4714回「2199年のドゥワッチャライク」が掲載された。
    • 2012年発売の作品集『我ら、時』に、単行本『ドゥワッチャライク 1994-1997』(34篇を「精選」[32]したもの)が封入されている。
  • うさぎ!(小澤昔ばなし研究所発行『子どもと昔話』(季刊)にて連載)
    • 『子どもと昔話』第25号(2005年10月20日発行[33])より連載開始[34]。『子どもと昔話』第72号(2017年7月20日発行[35])以降は、「筆者が目下音楽活動で多忙のため、しばらく休載」[36]となっている。
    • 2010年の全国ツアーにて、第1話〜18話を収録した『うさぎ! 沼の原篇』(3分冊のボックスセット)を販売。続刊『うさぎ! 2010-2011』は2012年発売の作品集『我ら、時』に封入。以降の回の一部は、『魔法的モノローグ台本+4+2』『春空虹之書』に収録。
    • 第24話は公式サイトにて全編公開されている[37]
  • 企業的な社会、セラピー的な社会(2007年)
    • 「うさぎ!」の番外編。初出は社会臨床学会の学会誌『社会臨床学会雑誌 第14巻第3号』(2007年3月11日発行[38])。単行本は、京都・ガケ書房とライブ会場で限定販売。
  • 魔法的モノローグ台本+4+2(2016年)ドアノック・ミュージック
    • ライブ会場限定販売。2016年1月20日の『魔法的』ツアー発表イベントで朗読されたモノローグ3本に加えて、「うさぎ!」の単行本未収録回が収められた書籍。
  • 春空虹之書[39](2018年)ドアノック・ミュージック
    • ライブ会場限定販売。「FUJI ROCK FESTIVAL 2017」、NHK総合SONGS』、「言葉は都市を変えてゆく 小沢健二 美術館セット×2」出演時のモノローグや、「DIY3部作」と題された「うさぎ!」の単行本未収録回が収められた書籍。
  • アイスクリームが溶けてしまう前に(家族のハロウィーンのための連作)(2017年9月10日)福音館書店 ISBN 978-4834083538
    • 「小沢健二と日米恐怖学会」[40]名義の絵本。自費出版ではない初の著書。

作品集編集

  • 小沢健二作品集「我ら、時」(2012年3月21日)
    • 「東京の街が奏でる」コンサート会場および、それにともなう展覧会のポップアップショップ、パルコミュージアム&アートオンラインショップでのみ販売。3枚組の2010年コンサート音源、エッセイ「ドゥワッチャライク1994-1997」、「うさぎ!2010-2011」、白蝶貝ボタン12個、公式サイトデザインのミニ巻物、写真兼歌詞カード27枚、紙製写真立て7脚が梱包されている[32][41]

コンサート編集

  • 日比谷野外音楽堂フリーコンサート(1993年6月19日)
    • 初のソロライブ。後にビデオ『ザ・ファースト・ワルツ』として発売された。
  • Disco To Go(1994年)
    • 春に行われた初の全国ツアー。後にビデオ『CITY COUNTRY CITY』として発売された。
  • THE LIFE SHOW 〜futuring KENJI OZAWA〜(1994年)
    • 2ndアルバム『LIFE』発売後に行われた全国ツアー。
  • KENJI OZAWA NATIONAL TOUR '95「VILLAGE」(1995年)
    • 初の武道館、大阪城ホール公演が行われた全国ツアー。なお、通常のホールで行われた公演バンド形式の公演は「VILLAGE 〜the live〜」、ストリングス楽団も交えた形式で行われた武道館・大阪城ホール公演は「VILLAGE 〜the show〜」と、2通りのツアータイトルが付けられた。のちにビデオ『VILLAGE』として発売された。
  • レビュー96 -甘夏組曲・ダイヤモンド組曲・サファリ96-(1996年)
    • 初の全国アリーナツアー。このツアーで披露された「ダイヤモンド組曲」は、後にシングル『夢が夢なら』として発売。
  • "lover"(1996年12月)
    • 東京・大阪・尾道のみで行われたスペシャルライブ。バンドも、小沢および渋谷毅川端民生の3人のみの編成であった。
  • THE PARTY PARTY '97 "THE EVOLUTION OF JAZZ"(1997年8月24日)
  • ひふみよ 小沢健二 コンサートツアー 二零一零年 五月六月(2010年5月18日 - 6月25日)
    • 13年ぶりの全国ツアー。公式サイト内のインタビューにて発表の通り、THE LIFE SHOWのツアーメンバー中心で当時の曲や新曲「いちごが染まる」「シッカショ節」「時間軸を曲げて」の三曲を含めた演奏となった。6/20のNHKホールと、6/25の福岡サンパレス公演には、スチャダラパーがゲスト出演した。
  • 東京の街が奏でる(2012年3月21日 - 4月16日)
    • 東京オペラシティ・タケミツメモリアルでのアコースティック主体のライブ。小沢と親交のあるミュージシャンによる前説や影絵による起立の指示など新たな試みが実施された。新曲「東京の街が奏でる」「神秘的」を発表。同時に作品集『我ら、時』も発売。
  • 魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ(2016年5月25日 - 6月27日)
    • 6年ぶりの全国ツアー。少人数バンド構成。主にスタンディング会場 (Zepp) を使用。東京6公演(2公演x3回)、愛知2公演、大阪3公演、広島1公演、札幌1公演、福岡1公演(福岡のみホール)の合計14公演。7曲の新曲が披露され、このうち「流動体について」「フクロウの声が聞こえる」「シナモン (都市と家庭)」の3曲が翌年にシングルとして発売された。
  • 言葉は都市を変えてゆく 小沢健二 美術館セット×2(2016年6月21日・6月26日)
  • FUJI ROCK FESTIVAL 2017(2017年7月30日)
    • 自身初のロックフェス出演。夕方の「魔法的」にスカパラホーンズ(GAMO、NARGO、北原雅彦)と沖祐市、一十三十一を加えたバンド編成・深夜の弾き語り中心(ゲストとして前述のスカパラホーンズ3名、ドラムス白根佳尚が数曲に参加)の2ステージ。1回目のステージには前日の出演者であるスチャダラパーがゲスト出演。
  • 春の空気に虹をかけ(2018年4月23日 - 5月3日)
  • 飛ばせ湾岸 2 nights、guitar bass drums で So kakkoii 宇宙へ(2019年11月11日 - 12日)
    OZAWA KENJI GUITER BASS & DRUMS SHOW "WANGAN PEDAL TO THE METAL"
  • So kakkoii 宇宙 Shows(2021年予定)
  • 飛ばせ湾岸神戸 guitar bass drums keys で So kakkoii 宇宙が(2021年予定)
  • aルbイmイseルf 魔法的ひとりArena(公演中止)
    • コロナ禍以前より計画されていた、ひとりアリーナツアー。2021年3月に丸善インテックアリーナ、日本武道館、さいたまスーパーアリーナに開催される予定であったが[46]、新型コロナの感染拡大状況を受け大阪、埼玉公演を中止し武道館のみ開催を告知、最終的に全公演中止となった[47]

タイアップ編集

出演編集

テレビ番組編集

NHK紅白歌合戦出場歴編集

出演順は「出演順/出場者数」で表す。

年度/放送回 曲目 出演順 対戦相手
1995年/第46回 ラブリー 09/25 岡本真夜
1996年/第47回 2 大人になれば 02/25 相川七瀬

ラジオ番組編集

ネット番組編集

小沢健二がゲストとともに東京という都市を巡り、対談や朗読、セッションをするという趣旨の番組で、Apple Musicとしては日本初のオリジナルコンテンツ。

配信回 配信日 対談相手 演奏曲
1 2017年12月8日 満島ひかり ラブリー
2 2018年2月2日 峯田和伸 ある光
3 2018年10月10日 三浦大知 シナモン(都市と家庭)
麝香

CM編集

  • JR東日本・房総バケーション(房総ビューエクスプレス)(1993年)- CMで歌っていた曲は未発売。
  • P'PARCO(1994年)
  • 森永・ダース(1995年)
  • 大関ワンカップ大関(寒い冬編、さんま、正月)(1996年)

活動編集

  • 「おばさんたちが案内する未来の世界」を見る集い(2007年 - )
    • 小沢とエリザベス・コールが主催。日本各地でベネズエラなど南米の国々を題材としたドキュメンタリー映画を上映し、その内容について観客各々の意見や感想を述べる集会。

他アーティストのコンサート編集

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ 原曲自体は『LIFE』に収録されているが、こちらのシングル・バージョンはアルバム未収録となっている。
  2. ^ 1997年7月24日に発売された再発盤より「dogs」に改題された。

出典編集

  1. ^ a b COME BACK TALK 小沢健二”. フジテレビ. 2020年7月2日閲覧。
  2. ^ a b ばるぼら (2019年2月7日). “平成と共に育った音楽ジャンル“J-POP”の始まり”. 音楽ナタリー (ナターシャ). https://natalie.mu/music/column/318703 2020年6月27日閲覧。 
  3. ^ a b c d e “小沢健二「彗星」MV公開! TV出演や雑誌、2020年ツアー情報も解禁”. KAI-YOU.net (カイユウ). (2019年11月8日). https://kai-you.net/article/69114 2020年6月27日閲覧。 
  4. ^ 宇野維正 (2019年11月13日). “小沢健二の新作『So kakkoii 宇宙』は、25年前の『LIFE』を超える最高傑作か?”. Yahoo!ニュース (Yahoo! JAPAN). https://news.yahoo.co.jp/byline/unokoremasa/20191113-00150694/ 2020年6月27日閲覧。 
  5. ^ SONGS | 第437回 小沢健二 〜今 僕が伝えたい音楽とことば〜”. 日本放送協会. 2020年6月27日閲覧。
  6. ^ a b c “小沢健二「エリート家系出身」だけじゃない、一風変わった学歴”. Livedoor ニュース (LINE). (2014年8月17日). https://news.livedoor.com/article/detail/9154860/ 2020年7月2日閲覧。 
  7. ^ “TOKYO No.1 SOUL SET+HALCALI、新型「キューブ」TVCM曲「今夜はブギー・バック」着うた(R)配信”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2009年7月30日). https://www.barks.jp/news/?id=1000051562 2020年6月28日閲覧。 
  8. ^ “小沢健二が魅せたポップミュージックの新境地『LIFE』は邦楽オールタイムベスト作のひとつ”. OKMusic (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2018年1月3日). https://okmusic.jp/news/235705 2020年6月28日閲覧。 
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参考文献編集

  • 佐藤朝泰『閨閥―日本のニュー・エスタブリッシュメント』立風書房、1987年3月1日(原著1981年10月30日)。ISBN 978-4651700144
  • 『財界家系譜大観』現代名士家系譜刊行会、1984年10月15日、第6版。
  • 『財界家系譜大観』現代名士家系譜刊行会、1986年12月10日、第7版。
  • 『財界家系譜大観』現代名士家系譜刊行会、1988年11月15日、第8版。
  • 小谷野敦『日本の有名一族』幻冬舎幻冬舎新書〉〈近代エスタブリッシュメントの系図集〉、2007年9月30日。ISBN 978-4-3449-8055-6

外部リンク編集