平井 道子(ひらい みちこ、1935年9月9日[2][4] - 1984年7月3日[4][6])は、日本女優声優東京都出身[4][2]テアトル・エコー所属[1]

ひらい みちこ
平井 道子
プロフィール
本名 平井 道子[1][注釈 1]
愛称 ミッチィ[3]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本東京都[4]
死没地 日本の旗 日本・東京都小金井市[5]
生年月日 (1935-09-09) 1935年9月9日
没年月日 (1984-07-03) 1984年7月3日(48歳没)
職業 女優声優
事務所 テアトル・エコー(最終所属)[1]
配偶者 中江真司[5]
公称サイズ(時期不明)[1]
身長 / 体重 158 cm / 48 kg
女優活動
活動期間 1957年 - 1984年
ジャンル テレビドラマ映画舞台
デビュー作 看護婦A(『プレトリウス博士』)[2]
声優活動
ジャンル アニメ吹き替え
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来歴 編集

10歳頃からNHK専属の童謡歌手として活動。フェリス女学院短期大学声楽科卒業[2][4]熊倉一雄に誘われて1957年にテアトル・エコーへ入団[7]

1984年7月3日急性心不全のため東京都小金井市の三島診療所で死去[5]。48歳没。声優としては死後4日後に放送された『ルパン三世 PARTIII』のミズ・ドラキュラ、女優としては同2か月後に放送された時代劇ドラマ『女殺油地獄』のお亀が遺作となった。

人物 編集

劇団の看板女優として活動する傍ら、声優としても活動[6]フェイ・ダナウェイ[7][6]カトリーヌ・ドヌーヴを持ち役としていた[6]

夫は声優の中江真司[5]

大の麻雀好きであった[3][7]

特技は声楽[1]

後任 編集

平井の死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。

後任・代役 キャラクター名 概要作品 後任・代役の初担当作品
坪井章子 アイーダ 六神合体ゴッドマーズ OVA『十七歳の伝説』
上田みゆき スターシャ 宇宙戦艦ヤマト 宇宙戦艦ヤマト 遥かなる星イスカンダル[8]
野沢由香里 イブ・マクヒューロン 宇宙大作戦 第1シーズン「恐怖のビーナス」デジタルリマスター版追加収録部分
田中敦子 カラ 第3シーズン「盗まれたスポックの頭脳」デジタルリマスター版追加収録部分
マーラ 第3シーズン「宇宙の怪!怒りを喰う!?」デジタルリマスター版追加収録部分
岡本麻弥 キャシー ブリット WOWOW吹替補完版追加収録部分
小林優子 ボニー・パーカー 俺たちに明日はない
渡辺美佐 ジーラ 新・猿の惑星

出演作品(声優) 編集

テレビアニメ 編集

1966年
1968年
1969年
1970年
1971年
1972年
1973年
1974年
1975年
1976年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1984年

劇場アニメ 編集

1967年
1968年
1973年
  • 東映まんがまつり「魔法使いサリー」(夢野サリー
  • パンダの大冒険(フィフィ)
1974年
1977年
1982年

吹き替え 編集

女優 編集

フェイ・ダナウェイ

映画・ドラマ 編集

アニメ 編集

人形劇 編集

ドラマ 編集

日本映画 編集

ラジオ 編集

CM 編集

出演作品(俳優) 編集

太字はメインキャラクター。

テレビドラマ 編集

映画 編集

舞台 編集

  • アニー(1978年版ハニガン役)
  • マリリン・モンロー
  • 日本人のへそ
  • それからのブンとフン
  • 道元の冒険
  • 珍訳聖書
  • 怪盗ママ
  • ジンジャー・ブレッド・レディ

受賞歴 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 鈴木 道子としている資料もある[2]

出典 編集

  1. ^ a b c d e 『日本タレント名鑑(1984年版)』VIPタイムズ社、1983年、390頁。 
  2. ^ a b c d e 「新劇俳優名鑑」『新劇便覧』テアトロ、1965年、306頁。 
  3. ^ a b 『アニメーション大百科』東京三世社、1981年、232頁。 
  4. ^ a b c d e f 平井 道子とは. コトバンクより2022年1月10日閲覧
  5. ^ a b c d 毎日新聞1984年7月4日19面「訃報 平井道子さん」(毎日新聞縮刷版1984年7月号p.99)毎日新聞社
  6. ^ a b c d 『芸能』9月号、芸能学会、1984年、57頁。 
  7. ^ a b c 阿部邦雄編著『TV洋画の人気者 声のスターのすべて』近代映画社、1979年、pp.202-204。平井 道子
  8. ^ 上田は平井の存命中から『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』以降でスターシアの声を担当した。
  9. ^ サスケ”. エイケン オフィシャルサイト. 2016年6月14日閲覧。
  10. ^ 原始少年リュウ”. 東映アニメーション. 2016年6月1日閲覧。
  11. ^ さすらいの太陽”. メディア芸術データベース. 2016年8月17日閲覧。
  12. ^ 家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ”. 日本アニメーション. 2016年6月21日閲覧。
  13. ^ アンデルセン物語”. メディア芸術データベース. 2016年10月29日閲覧。
  14. ^ 宇宙戦艦ヤマト 劇場版”. バンダイビジュアル. 2016年6月13日閲覧。
  15. ^ 猿の惑星”. WOWOW (2016年6月24日). 2016年7月25日閲覧。
  16. ^ 続・猿の惑星”. WOWOW (2016年6月24日). 2016年7月25日閲覧。
  17. ^ 新・猿の惑星”. WOWOW (2016年6月24日). 2016年7月25日閲覧。
  18. ^ ブレイクアウト”. SONY PICTURES. 2023年8月16日閲覧。
  19. ^ Best100 Japanese Commercial Films 昭和のCF100選 1961-88 p.55 日本テレビコマーシャル連盟編集 誠文堂新光社

外部リンク 編集