きゃりーぱみゅぱみゅ

日本のファッションモデル、歌手、ブロガー

きゃりーぱみゅぱみゅ(1993年1月29日[1][2][3][4] - )は、日本ファッションモデル,歌手である。正式な名前は「きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ[1]東京都西東京市(旧田無市)出身[2][3]きゃりーは高校時代に友人から付けられたあだ名である。所属事務所はアソビシステム[6]であり、事務所内では原宿KAWAIIカルチャーの世界的売出戦略の軸として位置付けられている。2011年7月16日にYouTube上で公開した、メジャーデビューシングル収録曲であるPONPONPONPVが世界的な注目を集めた。以降、原宿KAWAIIカルチャーのエバンジェリストとして世界各国で活動している。原宿KAWAIIカルチャーの創始者である増田セバスチャンから受け継いだファンタジックな表現と、本人が実生活で創り出したユーモアを融合させて表現を行っている。極端にポップでファンシーな表現を行う都合上、一般層からは本来の堅実な人間性からは大きく乖離した奇抜なイメージを持たれている。

きゃりーぱみゅぱみゅ
Kyary Pamyu Pamyu 20120707 Japan Expo 01.jpg
2012年、フランス・パリ、
Japan Expo」にて
プロフィール
別名義 きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ[1]
生年月日 1993年1月29日
現年齢 24歳
出身地 日本の旗 日本東京都西東京市(旧田無市[2][3]
血液型 B型[4]
公称サイズ(2016年[5]時点)
身長 / 体重 158 cm / kg
スリーサイズ 87 - - cm
活動
デビュー 2009年(読者モデル
KERA
2010年(ブロガー
アメーバブログ
2011年(歌手
もしもし原宿
ジャンル ファッション
モデル内容 青文字系
他の活動 歌手
ブロガー
事務所 アソビシステム
モデル: テンプレート - カテゴリ

2009年に原宿で撮影したストリートスナップで『KERA』に初登場し、読者モデルとしての活動を開始した。また、2010年HIGHSCHOOLSINGER.JPに応募して歌手活動を開始し、きゃりー名義で「ミラクルオレンジ」を、きゃりーぱみゅぱみゅ名義で「ラブベリー」を発表した。2011年には、中田ヤスタカにスカウトされ、増田セバスチャンと中田ヤスタカの全面的な制作支援を受けながら、2011年7月20日にシングル「PONPONPON」でメジャーデビューを果たし、2011年8月17日にミニアルバム「もしもし原宿」を発表した。以後も歌手として「つけまつける」「ファッションモンスター」「にんじゃりばんばん」など幾多のヒット作を発表した。ライブプロモーションビデオファッション音楽の融合をテーマとしており、本人も様々な提案を行いながら、増田セバスチャンMAIKOを初めとした各分野のトップクリエイター達と共に作品制作を行っている。発表する楽曲に関しては、多数の音楽ジャンルの特徴が統合されており、一概に語ることが難しいが、J-POPの中でも、ネオ渋谷系テクノポップEDMの系統に分類される事が多い。また、YouTubeの公式アカウントを起点として世界的な人気を獲得し、原宿青文字系ファッションの魅力を分かりやすく凝縮した独自のファッションセンスをもって、世界中から原宿文化のエバンジェリストとしての支持を集めるに至っている[7]

目次

来歴

初期のキャリア:モデル、音楽活動開始

きゃりーぱみゅぱみゅは1993年1月29日に生誕し[1][2][3][4]、また東京都田無市(現・西東京市)の出身である[2][3][8]。幼少期は、母親から門限を課されるなど厳しく躾けられて育った[9]。高校時代は門限設定のほか化粧の禁止や携帯電話の使用制限なども課されていたという[10]。中学時代の部活は陸上部[11]。モデル業の始動は高校在学当時のことで、その舞台となったのは東京・原宿ストリートファッションに特化した「青文字系」の雑誌であった[12]。2009年の秋にファッション雑誌『KERA』のストリートスナップに初登場、その後、専属モデルとしてスカウトされ、同誌や『Zipper』、『HR』などの雑誌を舞台に読者モデルとして活動[13]。『HR』への初登場は2010年3月のことで、創刊第1号のスナップページに掲載され、続く2号で早くも単独表紙を飾ることとなった[14]。2012年にはオリコンスタイル発表「好きな読者モデル」のランキングにて益若つばさ小森純をおさえ1位にランクイン[15]。『Zipper』誌では、同年から2014年にかけて3年連続で創刊記念号の表紙に登場するなどしている[16]

音楽活動始動のきっかけが訪れたのは高校卒業を間近に控えていた時期[17]。進路が未定で「ふらふら」していた当時、自身も愛聴していた「Perfume」のプロデューサーにあたる中田ヤスタカとクラブイベントで偶然出会い、そして同人から歌手デビューを勧められたことがきっかけであったという[18]。2010年3月30日、エイベックス主宰の高校生シンガーによるプレデビュー企画『HIGHSCHOOLSINGER』から、「きゃりー」名義で「ミラクルオレンジ」という楽曲をリリース。

2011-2012年:『もしもし原宿』、『ぱみゅぱみゅレボリューション』

2011年、5月にワーナーミュージック・ジャパンからのデビューを発表[19]。6月、自身の完全監修によるスタジオジブリのカバーコンピーレーションアルバム『きゃりーぱみゅぱみゅのジブリセット』を発売[20]。そして8月発売のミニアルバム『もしもし原宿』でメジャーデビュー[21]。発売に先駆けて「iTunes」よりリード曲「PONPONPON」が世界23カ国で配信された[22]。同曲は「iTunes」のフィンランドベルギーのエレクトロランキングにて日本人アーティスト最高位となる首位を獲得[23]2011年10月10日には「カミスン!」に初出演し、初めてテレビ番組で「PONPONPON」を披露した[24]。この当時はまだ評価が定まっておらず、当時の水準からして余りの奇抜な表現に、賛否両論が巻き起こった[25]。12月には米国・ロサンゼルスで開催されたイベント「ルネブティックワールドデビューパーティー」に出演、初の海外ライブを行った[26]

 
2012年度「沖縄国際映画祭」のステージで歌うきゃりーぱみゅぱみゅ[27]

デビューミニアルバム『もしもし原宿』に続くCDシングル「つけまつける」を2012年1月に発売[28]。この楽曲は邦楽アーティスト史上最多の73カ国で先行配信された[29]。週間オリコンチャートで初登場7位を記録したほか、「iTunes Store」のエレクトロニックソングチャートにおいて、フィンランドで1位、ベルギーで3位、さらに米国の同エレクトロニックアルバムチャートで邦楽アーティスト史上最高位の2位を記録した[30]。2月に初のワンマンライブ「もしもしクアトロ」を東京・渋谷のクラブクアトロで行い、2枚目のCDシングル「CANDY CANDY」を発売すると、6月における初の全国ツアーの開催を発表[31]。3月には「沖縄国際映画祭」のイベントステージに出演[32]。「つけまつける」と「CANDY CANDY」に加えデビューミニアルバム『もしもし原宿』収録曲にあたる「きゃりーのマーチ」を披露し、同映画祭期間中の全ステージで最大の集客を記録した[33]。5月にはファースト・アルバム『ぱみゅぱみゅレボリューション』を発売[34]。オリコンCDアルバム週間ランキング初登場2位[35]。さらに、同デイリーチャート1位、「iTunes」総合チャート1位、米国、フランス、ベルギーの各エレクトロニックチャートで1位を獲得[36]。20万枚超のロングセラーを記録していた8月に至り、同アルバムの「子供向け版」にあたる特価盤を期間限定で発売するに至った[37]

 
2012年度「Japan Expo」のステージに歌うきゃりーぱみゅぱみゅ[38]

先立つ7月にはフランス・パリにて開催された「Japan Expo」のイベント「HARAJUKU KAWAii!!!!」のライブステージに出演、ヨーロッパへの初進出を果たしていた[39]。ライブは初日に8000人、2日目に5000人、あわせておよそ1万3000人の集客数を記録、これは同年の「Japan Expo」最大の観客動員数であった[40]。同年末、動画共有ウェブサイト「YouTube」の2012年に投稿された動画の再生回数ランキングの発表において、「CANDY CANDY」のミュージックビデオが邦楽アーティスト最上位となる全世界2位にランクインした[41]。同時期歌ネットの発表による「2012年・歌詞閲覧・年間総合ランキングTOP50」で「つけまつける」が1位にランクイン[42]。デビューアルバムの『もしもし原宿』が「ミュージック・ジャケット大賞」を受賞[43]。そして年末恒例の音楽賞「日本レコード大賞」の特別賞を受賞[44]。大晦日には『第63回NHK紅白歌合戦』でNHK紅白歌合戦に初出場[45]。「紅白2012きゃりーぱみゅぱみゅメドレー」と題して「ファッションモンスター」と「つけまつける」の2曲を披露した[46]。インターネット調査会社・マクロミル発「2012年の流行に関する調査」によれば、1000名を対象とした同調査の“(2012年に)ヒットした人物”部門において39%の票を獲得し1位、同年“最もブレイクした人物”であったことを示唆する結果となった[47]

2013年:ワールド・ツアー、『なんだこれくしょん』

2013年2月から初のワールドツアーにあたる「100% KPP WORLD TOUR」が開幕[48]。計8カ国を巡るツアーで、ベルギー・ブリュッセルに始まり、フランス・パリイギリス・ロンドン台湾・台北香港米国・ロサンゼルス米国・ニューヨークシンガポール、そして東京公演をもって5月に終幕[49]。世界13都市・全19公演で2万8,000人を動員した[50]。ロンドン公演はチケットが発売から数秒で完売したという[51]。このワールドツアーの様子を収めたドキュメンタリー映画『劇場版きゃりーぱみゅぱみゅ』が同年のうちに封切られる[52]。そして同じくこのワールドツアーの様子を収めた自身の初写真集『OFFICIAL DOCUMENTARY PHOTO BOOK -100%KPP WORLD TOUR 2013-』を発売[53]。さらにドキュメンタリーDVD『100%KPP WORLD TOUR 2013 OFFICIAL DOCUMENTARY』も発売している[54]。翌2014年には2度目の世界ツアーとなる「NANDA COLLECTION WORLD TOUR 2014」が同じく2月より米国・シアトルを起点に開幕[55]。世界11カ国で16公演、約3万5000人を動員するツアーとなった[56]

2013年発売のセカンドアルバム『なんだこれくしょん』はオリコンデイリーアルバムチャートで1位を獲得[57]。この時期には「YouTube」上の公式ミュージックビデオの再生回数が、「PONPONPON」(約4509万)、「つけまつける」(約3017万)、「CANDY CANDY」(約1389万)、「ファッションモンスター」(1337万回)、「ふりそでーしょん」(約799万回)と、合計1億を突破していた[58]。12月に発表された「YouTube」の集計によれば、日本国内動画の年間再生回数ランキングにて、自身の楽曲のミュージックビデオが1位(「にんじゃりばんばん」・2600万回超)、3位(「インベーダーインベーダー」・約1600万回)、および4位(「ふりそでーしょん」・約1500万回)と上位を独占、これは日本国外からのアクセスの多さも寄与した結果であった[59]。この年には「ファッションモンスター」で「MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN」の「最優秀ポップビデオ賞」と「最優秀カラオケソング賞」を同時受賞[60]。同賞初受賞にしての2冠であった[61]。翌2014年にも同賞「最優秀カラオケソング賞」と「最優秀アルバム賞」とをそれぞれ「もったいないとらんど」と『なんだこれくしょん』で受賞[62]。2年連続で同賞の最多受賞者となった[63]

 
2014年度「MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN」の現場にて。[64]

2014年-現在:『ピカピカふぁんたじん』、アートワーク展

2014年発売のシングル「ゆめのはじまりんりん」はオリコンデイリーランキングにて初登場9位[65]。続くシングル「ファミリーパーティー」は最終的に2位まで上昇[66]。7月に至り、これらの楽曲を収めた3枚目のアルバム『ピカピカふぁんたじん』をリリース[67]。先駆け配信された「iTunes Store」のエレクトロニックチャートにおいて、日本香港台湾タイマレーシアシンガポールで1位、ニュージーランドベルギーで2位、フランスメキシコで3位、オーストラリアフィリピンイギリスで4位を獲得、これは日本人アーティスト初の事態で、CD盤は世界4大陸・15ヶ国での同時発売となった[68]。日本国内においては発売初週で4.8万枚を売り上げ、オリコン週間アルバムランキングにて初登場首位、昨年発売の『なんだこれくしょん』に続く2作連続の首位獲得であった[69]。「ファミリーパーティー」では「日本レコード大賞」の優秀作品賞を受賞することともなった[70]。2015年には10枚目のシングル「もんだいガール」を発売[71]。1月始動のテレビドラマ『問題のあるレストラン』用の制作となった楽曲で、ドラマの主題歌を担うのはこれが初のことであった[72]

デビュー5周年を記念した展覧会『KYARY PAMYU PAMYU ARTWORK EXHIBITION 2011-2016』が、2016年12月16日から25日までラフォーレミュージアム原宿で開催された。同展は、きゃりーぱみゅぱみゅがこれまでにリリースしてきた全18作品のCDジャケットのデザインを展示したアートワーク展。デビューから2016年までアートディレクションを担当したSTEVE NAKAMURAと共に制作してきたジャケットデザインやビジュアル、アルバムに付属したフォトブックの未公開写真など約100点以上の作品が展示されたほか、フォトブックできゃりーぱみゅぱみゅが着用した衣装やウィッグも公開された。さらにジャケットの写真が動くインタラクティブな展示も登場したという。また、このアートワーク展の開催を記念して、2016年12月8日にビジュアルブック「KYARY PAMYU PAMYU ARTWORKS 2011-2016 STEVE NAKAMURA」がアイデア (雑誌)・特別編集/誠文堂新光社より刊行された。この本にはきゃりーのアートワークにまつわる約300点のビジュアルやきゃりーの作品のアートディレクションを手がけていたSTEVE NAKAMURAによるアートワーク解説テキスト、きゃりーとSTEVE NAKAMURAによる対談などを収録[73]STEVE NAKAMURAのアートディレクションは、2016年までで終了となりました。

アーティスト性、パブリックイメージ

KERA』や『Zipper』などのファッション雑誌を舞台に活動する「青文字系」モデルの最も代表的な人物[74]とされる。本人と、原宿Kawaii文化の中でも青文字系文化の起源となったアーティストである増田セバスチャンと、音楽プロデューサー中田ヤスタカとの共同制作により、本人自身は日本の原宿Kawaii文化の世界的アイコンとしての地位を確立した[75]。これまで影響を受けた音楽は、グウェン・ステファニークリスティーナ・アギレラケイティ・ペリーレディー・ガガ、ならびに、「capsule」や「Perfume」、MEGなどの中田ヤスタカの作る楽曲[76]。また、Berryz工房のメンバーにあたる菅谷梨沙子のファンであることをかねてより公言している[77]。芸名“きゃりーぱみゅぱみゅ”は、もともと高校時代、よく被っていた金髪のウィッグを見た友人から冗談で外国人風に“きゃりー”と呼ばれていたのが起源で、その後ブログの開始に伴い、“きゃりー”では短くて物足らず[78]八木真澄サバンナ)の同名の一発ギャグにあたる“ぱみゅ”をかわいいと思い拝借[79]“ぱみゅぱみゅ”を、“きゃりー”のニックネームに続けた[80]。この“ぱみゅぱみゅ”の発音は日本語話者にとって発音しづらく[81]アナウンサー泣かせと言われている[82]

受容

2013年から日本国外各国を巡る世界ツアーを成功させ、楽曲が世界各国の「iTunes Store」で上位に入るなど、日本国外で最も成功した日本人アーティストのひとりとなっている[83]。国外のファンは「パミュアー」(Pamyu-er)もしくは「キャーミィ」(Kyarmy)などの通称で呼ばれ、著名人ではレディー・ガガケイティ・ペリーアリアナ・グランデ、ならびにグライムスなどが該当者として知られている[84]。ケイティ・ペリーは2012年のツイートで「私は彼女がとても好き、彼女は私をハイにさせるの」というコメントとともに「PONPONPON」のミュージックビデオを紹介するなどしている[85]。翌2013年にはテレビ番組『ミュージックステーション』で初共演が実現[86]。同年にはレディー・ガガとの共演も同番組にて実現することとなった[87]。アリアナ・グランデも2014年に日本のテレビ番組を通して初対面が実現、ツイッターでもたびたび交流の様子を見せるなどしている[88]。2014年にはバービーのようにファッショナブルで女性の憧れや目標とされ、全世界から注目を集めている有名人に贈られる「Barbie AWARD 2014」を受賞している[89]

ソーシャルメディア

「きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイブログ」と題したブログや、TwitterおよびGREEなどのソーシャルメディアのほか、動画配信ウェブサイト「ニコニコ動画」上で『きゃりーのウェイウェイNICOちゃんねる』と題したレギュラー番組を配信(2011年時点で毎回2万人超の視聴者数)[90]。ブログはモデル活動開始後の高校時代から運営してきたアメーバブログのもので、初期からファッションブロガーとして台頭[91]。「ニコニコ動画」に関しては、そもそも『きゃりーのウェイウェイNICOちゃんねる』開設以前の時期、『KERA』で読者モデル活動を行っていた高校在学中の時期から、いち利用者として動画配信に着手した経験を持っていたという[92]。「Gero」を筆頭とした人気参加者らが楽曲「PONPONPON」の関連動画を続々投稿するという「PONPONPON祭り」と呼ばれるブームが発生したこともあった[93]

2010年(3月24日)にアメーバブログで公式ブログ『きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイブログ』を開設、同年内に1日あたりのアクセス数が200万を達成[94]ボキャブラリーや言葉の選び方、写真の見せ方の面白さなどで、モデル時代から高い発信力を有するアルファブロガーとして台頭するに至る[95]。著名人では木村カエラ佐田真由美宮城舞などが読者であることを公言している[96]。木村のブログに取り上げられた際は特に話題となった[97]。ブログで彼女が使う「キレそう」(「超可愛くて、キレそう」など褒め言葉として使用)などは「きゃりー語」と呼ばれる[98]。彼女がブログで紹介したコスメや服は売上がいっきに増える(カラコンやムースパック、ローション、つけまつげ、チークなどを紹介している)。2012年(1月14日)にはアメーバブログの総合ランキングにおいて1位を獲得した[99]

ツイッターの配信も行っている。2012年(1月)にはツイッターの公式ナビにあたる「ツイナビ」が著名人を対象に実施した調査「年末年始人気ツイッターランキング」にて眞鍋かをりベッキー篠田麻里子を凌いで1位へ[100]。2013年(7月)時点でフォロワー総数160万超[101]。2014年(2月)には200万人を突破[102]ローラ篠田麻里子を凌ぐ数で、日本国内でフォロワー総数がこの数に達したのはお笑い芸人の有吉弘行と実業家の孫正義に続く3例目のことであった[103]。2015年(3月)には300万人を突破、孫正義(約236万人)を凌ぎ、有吉弘行(約412万人)に次ぐ日本国内2位のフォロワー数となった[104]

広告塔

 
SEIBU KPP TRAIN

2012年8月、東京・渋谷区公認「原宿カワイイ大使」へ就任[105]。「原宿発のファッションや文化を世界各国に発信する」活動を9月からさっそく始動させている[106]。渋谷区関係ではちょうど同じ時期、クリエイティブディレクターの箭内道彦よしもとクリエイティブ・エージェンシー永谷亜矢子とともに、同区の区制施行80周年を記念した広報キャラクターの選定審査員を務めるなどの活動もあった[107]。同時期にはファーストリテイリングのカジュアルブランド「g.u.」からのイメージキャラクター起用もあった[108]。“ファッション界のモンスター”としての存在感とその影響力とが着目されての起用で、元AKB48前田敦子との入れ代わりによる就任となった[109]

2013年には江崎グリコアイスの実」のリニューアルに伴う新たなイメージキャラクターに起用され、7月頃から同製品のテレビコマーシャルに出演[110]。「み」と題したこのテレビコマーシャルは、同社の「企業ブランド想起度」(製品からの企業名想起の度合い)に飛躍的な上昇をもたらす結果を生んだものと推測された[111]メガネトップが「ファッションメガネアパレル」として展開するブランド「ALOOK(アルク)」の新たな広告キャラクターに就任、同年末より放映開始のこのブランドのテレビコマーシャルに出演[112]KDDIからの起用もあり、2013年に出演した同社テレビコマーシャルはCM総合研究所の10月度「CM好感度調査」で1位、同社の首位は2006年10月度以来7年ぶりのことであった[113]。同調査の年度全体ランキングでは前年度の4位から2位に躍進、「きゃりーぱみゅぱみゅ効果」と見られた[114]

かねてより賃貸・不動産情報サービス「CHINTAI」のイメージキャラクターを担い、同社のテレビコマーシャルや雑誌『CHINTAI』の表紙に登場するなどしてきた[115]。同社のイメージキャラクターに起用されたのは2013年のことで、同年さっそく8月始動のテレビコマーシャルに出演、前年度からイメージキャラクターとなっていた「SMAP」の中居正広と共演することとなった[116]

2015年には、NHKの8Kスーパーハイビジョン試験放送に向けたコンテンツ制作のためのライブ「きゃりーぱみゅぱみゅスーパーハイビジョン・ライブ~スイートパウダールーム~」を行った[117]。これ以降、スピンオフ企画的にVR,AR等の先端技術実験のためのコンテンツ制作に協力するようになる。

2016年、「&TOKYO」のブランドアンバサダーに就任[118]ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの期間限定イベント「ユニバーサル・クールジャパン2016」において、アトラクションのひとつである、専用のVRゴーグルを装着して本人の世界観をイメージした映像を見ながらコースターに乗って体感する「きゃりーぱみゅぱみゅ XRライド」のVR映像にモーションキャプチャで出演した。また、搭乗中のBGMである「コスメティックコースター」の歌唱を担当した。西武鉄道とのコラボレーションにより、6月4日から7月29日まで西武池袋線、7月30日から9月29日まで西武新宿線で本人のミュージック・ビデオの世界観がラッピングされた車両「SEIBU KPP TRAIN」が運行された[2][3]。2012年4月より第一興商の通信カラオケ「DAMチャンネル」のMCに就任[119]中川翔子の後任にあたる10代目MCとしての起用であった[120]

私生活

趣味・嗜好

原作コミックを全巻所持するほどの熱烈な『クレヨンしんちゃん』ファンであることを公言、その縁から、作品内への登場や関連CDのジャケットへの登場などの共同企画が2013年に実現している[121]

男女交際

2012年に6歳年上の俳優・小谷昌太郎との「半同棲」が報じられたことがあった[122]。2013年にはロックバンド「SEKAI NO OWARI」のボーカルにあたる深瀬慧との交際が報じられている[123]。これについては翌年8月頃に相手の深瀬慧がツイッター上で認める旨の発言を示したことから公然の交際関係と受け止められるようになった[124]。その「交際宣言」の時点で既に2年の交際期間を経ていたことを相手側が公表、同年末には「日本レコード大賞」を揃って受けることともなった[125]

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

発売日 タイトル オリコン
最高位
RIAJ認定
1st 2012年5月23日 ぱみゅぱみゅレボリューション 2 ゴールド
2nd 2013年6月26日 なんだこれくしょん 1 プラチナ
3rd 2014年7月9日 ピカピカふぁんたじん 1 ゴールド

ミニアルバム

発売日 タイトル オリコン
最高位
1st 2011年8月17日 もしもし原宿 18

ベストアルバム

発売日 タイトル オリコン
最高位
1st 2016年5月25日 KPP BEST 2

ボックス

発売日 タイトル オリコン
最高位
1st 2012年12月19日 ぱみゅぱみゅエボリューション(大人たちの味方 BOX) 114

シングル

発売日 タイトル オリコン
最高位
アルバム
配信1st 2010年3月30日 みらくるお/ミラクルオレンジ - -
配信2nd 2010年9月25日 らふへり/ラブベリー -
配信3rd 2011年7月20日 PONPONPON - もしもし原宿
01st 2012年01月11日 つけまつける 07 ぱみゅぱみゅレボリューション
02nd 2012年04月4日 CANDY CANDY 08
03rd 2012年10月17日 ふあつしよ/ファッションモンスター 05 なんだこれくしょん
04th 2013年01月30日 きみに100は/キミに100パーセント/ふりそでーしょん 03
05th 2013年03月20日 にんじゃりばんばん 03
06th 2013年05月15日 いんへえた/インベーダーインベーダー 03
07th 2013年11月6日 もったいないとらんど 08 ピカピカふぁんたじん
08th 2014年2月26日 ゆめのはじまりんりん 11
09th 2014年4月16日 ふあみりい/ファミリーパーティー 02
限定 2014年6月11日 きらきらキラー -
10th 2015年3月18日 もんだいガール 06 KPP BEST
11th 2015年9月2日 Crazy Party Night 〜ぱんぷきんの逆襲〜 12
12th 2016年4月20日 さいあんこ/最&高 16
13th
(スプリット)
2017年1月18日 Crazy Crazy (feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu) / 原宿いやほい[126] 15
14th 2017年4月5日 いいすた/良すた 15

参加作品

発売日 アーティスト名 タイトル 楽曲名 補足
2016年3月9日 unBORDE all stars Feel + unBORDE GREATEST HITS Feel
にんじゃりばんばん
[127]

出演

雑誌

テレビ番組

CM

テレビドラマ

テレビアニメ

映画

ラジオ

作品

著書

映像作品

  • きゃりーぱみゅぱみゅ テレビJOHN! DVD, ワーナーミュージック・ジャパン, (2012-06-06), WPBL-90186  - 東海地区の放送局メ〜テレのみで放送されている冠番組「きゃりーぱみゅぱみゅテレビJOHN!」の2011年10月18日放送の#1『JOHNはどこ行ったの?』と2012年4月10日放送の#2『まんじゅうこわい』を再編集。
  • きゃりーぱみゅぱみゅ テレビJOHN! DVD, Vol.2, ワーナーミュージック・ジャパン, (2012-12-19), WPBL-90202  - 東海地区の放送局メ〜テレのみで放送されている冠番組「きゃりーぱみゅぱみゅテレビJOHN!」の2012年6月26日放送の#3『トイプーはファンタジスタ』と2012年10月2日放送の#4『真実の瞬間』を収録。
  • ドキドキワクワク ぱみゅぱみゅレボリューションランド2012 in キラキラ武道館, ワーナーミュージック・ジャパン, (2013-02-13), WPBL-90213 WPXL-90017 WPBL-90211/2  - 2012年11月6日に行った初の日本武道館公演を収録。
  • 100%KPP WORLD TOUR 2013 OFFICIAL DOCUMENTARY, ワーナーミュージック・ジャパン, (2014-02-12), WPBL-90236 WPXL-90024  - 2013年2月から行った初のワールドツアー「100%KPP WORLD TOUR 2013」の軌跡を辿ったドキュメンタリー映像を収録。
  • きゃりーぱみゅぱみゅのマジカルワンダーキャッスル, ワーナーミュージック・ジャパン, (2014-06-11), WPBL-90297 WPXL-90072  - 2014年1月18日、19日の2日間で2万4千人を動員した初の横浜アリーナ公演を収録。
  • KPP MV01, ワーナーミュージック・ジャパン, (2015-09-30), WPBL-90308 WPBL-90309 WPXL-90038 WPXL-90084  - 2011年に発売された「PONPONPON」から当時点での最新シングル「Crazy Party Night 〜ぱんぷきんの逆襲」までのミュージック・ビデオを網羅した自身初となるミュージック・ビデオ集。また特典映像には未公開シーンや別テイクでの映像等も収録されている。初回生産限定盤のみ豪華フォトブックレット付属。

賞歴

対象 カテゴリ 出典
2011 本人 BEST STYLING AWARD アーティスト部門 [142]
2012 PONPONPON SPACE SHOWER Music Video Awards 特別賞 [143]
もしもし原宿 ミュージック・ジャケット大賞 大賞 [144]
本人 第45回日本有線大賞 特別賞 [145]
本人 VOGUE JAPAN Women of the Year 2012 - [146]
本人 ベストドレッサー賞 インターナショナル部門 [147]
本人 第54回日本レコード大賞 特別賞 [148]
2013 ぱみゅぱみゅレボリューション CDショップ大賞 準大賞 [149]
つけまつける SPACE SHOWER Music Video Awards BEST VIDEO OF THE YEAR [150]
にんじゃりばんばん レコチョクアワード月間最優秀楽曲賞3月度 ダウンロード(シングル)部門  [151]
「にんじゃりばんばん」 レコチョクアワード月間最優秀楽曲賞3月度 着うた部門 [152]
ファッションモンスター MTV VMAJ 2013 最優秀ポップビデオ賞 [153]
「ファッションモンスター」 MTV VMAJ 2013 最優秀カラオケソング賞 [154]
2014 本人 バービーアワード - [155]
なんだこれくしょん MTV VMAJ 2014 最優秀アルバム賞 [156]
もったいないとらんど MTV VMAJ 2014 最優秀カラオケソング賞 [157]
ファミリーパーティー 第56回日本レコード大賞 優秀作品賞 [158]
2016 本人 SPACE SHOWER MUSIC AWARDS BEST COSTUME ARTIST
(もっとも優れた衣装のアーティストに授与される賞)
[159]

出典

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外部リンク