大野城市

日本の福岡県の市

大野城市(おおのじょうし)は、福岡県中西部の筑紫地域に位置するである。

おおのじょうし
大野城市
Oonojou.jpg
Flag of Onojo, Fukuoka.svg Emblem of Ōnojō, Fukuoka.svg
大野城市旗
1970年10月1日制定
大野城市章
1970年10月1日制定
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 福岡県
市町村コード 40219-2
法人番号 8000020402192 ウィキデータを編集
面積 26.89km2
総人口 101,475[編集]
推計人口、2020年8月1日)
人口密度 3,774人/km2
隣接自治体 福岡市春日市太宰府市筑紫野市糟屋郡宇美町那珂川市
市の木 クロガネモチ
市の花 キキョウ
市のキャラクター まどかちゃん
ハバリィ
大野ジョー(ゆるキャラ)タスケ
大野城市役所
市長 井本宗司
所在地 816-8510
福岡県大野城市曙町二丁目2番1号
北緯33度32分10.6秒東経130度28分43.3秒座標: 北緯33度32分10.6秒 東経130度28分43.3秒
市庁舎位置

大野城市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

大野城市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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地理・市勢

市域はひょうたん型で細長く、市の中心部の幅は約1kmしかない[1]。 福岡市の南東隣に位置しており、同市のベッドタウンとなっている。

市域中央部を鹿児島本線、および西鉄天神大牟田線が並行して貫く。北部は国道3号などの幹線道路が通っており、福岡都市高速道路沿いには、事業所の立地が多くある。北部と南部は山がちな地形だが、新旧の住宅地が展開している。

南部の牛頸山(うしくびやま)にある牛頸ダムからは牛頸川の流れが発し、下大利団地などの脇を流れる御笠川と合流するまで市域を湾曲して流れている。

気候

年間平均気温・降水量・日照時間
大野城市 福岡県
年間平均気温 16.3℃ 17.7℃
年間降水量 1,746.3㎜ 1,617㎜
年間平均日照時間 1,796.0時間 2,095時間

隣接する自治体・行政区

※大野城市は筑紫地域の全ての市と接している。

地名

大野村~大野町の時点で以下の大字が存在した。

  • 牛頚
  • 乙金
  • 上大利
  • 瓦田
  • 雑餉隈(1956年廃止)
  • 下大利(1984年廃止)
  • 白木原
  • 筒井(2000年頃廃止)
  • 仲島(1979年廃止)
  • 畑詰(現在は廃止)
  • 山田(現在は廃止)

1956年以降、順次町名設置・住居表示が行われている。

  • 曙町1丁目~3丁目(1956年、瓦田・筒井より発足)
  • 栄町1丁目~3丁目(1956年、雑餉隈より発足)
  • 雑餉隈町1丁目~5丁目(1956年、雑餉隈より発足)
  • 錦町1丁目~4丁目(1956年、雑餉隈・瓦田・筒井より発足)
  • 瑞穂町1丁目~4丁目(1956年、瓦田より発足)
  • 乙金台1丁目~3丁目(2丁目までは1966年、のちに3丁目(年不詳)も乙金より発足)
  • 南ケ丘1丁目~7丁目(4丁目までが1969年、10丁目までが1970年、14丁目までが1974年に牛頚・上大利より発足し、最も多い時期で14丁目まで存在したが、どのようにして現在の7丁目までになったか不詳)
  • 平野台1丁目~4丁目(1974年、牛頚より発足)
  • つつじヶ丘1丁目~6丁目(3丁目までは1975年、のちに4丁目以降も(年不詳)牛頚より発足)
  • 仲畑1丁目~4丁目(1979年、仲島・畑詰より発足)
  • 緑ヶ丘1丁目~4丁目(1980年、牛頚・上大利より発足)
  • 大池1丁目~2丁目(1982年、乙金・瓦田・中・筒井より発足)
  • 大城1丁目~5丁目(4丁目までは1982年、のちに5丁目(年不詳)も乙金・瓦田より発足)
  • 乙金1丁目~3丁目(1丁目は1982年、のちに2丁目以降(年不詳)も乙金より発足)
  • 川久保1丁目~3丁目(1982年、乙金・中より発足)
  • 下大利団地(1982年、下大利より発足)
  • 筒井1丁目~5丁目(3丁目までは1982年、のちに4丁目以降(年不詳、2000年頃)も筒井より発足)
  • 御笠川1丁目~6丁目(1982年、畑詰・山田・中・筒井・瓦田より発足)
  • 山田1丁目~5丁目(4丁目までは1983年、のちに5丁目(年不詳)も山田より発足)
  • 下大利1丁目~5丁目(1984年、下大利より発足)
  • 中央1丁目~2丁目(1984年、上大利・下大利・白木原より発足)
  • 東大利1丁目~4丁目(1984年、下大利・白木原より発足)
  • 上大利1丁目~5丁目(3丁目までは1985年、のちに4丁目以降(年不詳)も上大利より発足)
  • 紫台(1985年、牛頚・上大利より発足)
  • 瓦田1丁目~5丁目(3丁目までは1986年、のちに4丁目以降(年不詳)も瓦田より発足)
  • 白木原1丁目~5丁目(1986年、白木原より発足)
  • 旭ヶ丘1丁目~2丁目(上大利より発足)
  • 牛頚1丁目~4丁目(牛頚より発足)
  • 乙金東1丁目~4丁目(乙金より発足)
  • 月の浦1丁目~5丁目(牛頚より発足)
  • 中1丁目~3丁目(中より発足)
  • 畑ケ坂1丁目~2丁目(牛頚より発足)
  • 宮野台(牛頚より発足)
  • 横峰1丁目~2丁目(牛頚より発足)
  • 若草1丁目~4丁目(牛頚より発足)
  • 南大利1丁目~2丁目(2006年、上大利より発足)
  • 平田台1丁目・3丁目・4丁目・6丁目(2006年、上大利より発足。2011年、春日市に編入され消滅)

歴史

原始、古代

市内各所で遺跡が発掘されている。[2]663年(天智2年)、白村江の戦いで日本が大敗したのち、665年(天智4年)、天智天皇の命令により、現在の市域内にあたる大野山(現在の四王寺山)に百済人・憶礼福留と四比福夫の設計による古代山城である大野城(おおののき)を築城し、大宰府防衛を図った。

近現代

第二次世界大戦中は福岡市から当時の大野村に疎開する者が居た。大野町に町制後、福岡市に隣接し幹線道路や鉄道が通るなど好立地だったこともあり、昭和30年代から昭和40年代にかけて人口急増[3]に拍車をかけベットタウン化が進んだ。その一方で、終戦後から1972年頃まで鹿児島本線の線路を跨いだ本市の一部と隣接する春日市に在日米軍基地が存在した。(詳しくは白木原駅#駅周辺)を参照。かつては雑餉隈 (第二の中州) と呼ばれ、ヨシムラジャパン日本ソフトバンク等の有名企業が創業された歓楽街であった。市制施行前は元々「大野町」という地名であったが、1972年の市制施行にあたり福井県に大野市が存在していたため「大野市」とすることができず、この城の名にちなんだ「大野城市」という市名にした。現在でも福岡市のベッドタウンとして、人口は年々増加傾向にある。 2017年には「シティブランド・ランキング ―住みよい街2017―」において同率1位に守谷市・武蔵野市・大野城市と選ばれた

隣接する春日市と同様、市町村制度発足以来一度も市町村合併を経験していない(ただし、境界変更は経験している)。

歴代市長

氏名 就任日 退任日 備考
大野町長
  森山幸雄 1965年9月12日 1972年3月31日
大野城市長
森山幸雄 1965年9月12日
初-5 1989年9月11日 1972年4月1日、市制施行に伴い市長となる。
6 古賀典 1989年9月12日 1993年9月11日
7-9 後藤幹生 1993年9月12日 2005年9月11日
10-13 井本宗司 2005年9月12日 現職

行政

市長

議会

  • 定数:20人
  • 任期:2023年4月30日

官公庁

  • 福岡県筑紫総合庁舎
    • 那珂県土整備事務所
    • 筑紫県税事務所
    • 筑紫保健福祉環境事務所
    • 流域下水道事務所

警察

消防

産業

 
イオン大野城ショッピングセンター
 
イオン乙金ショッピングセンター

経済

市内総生産額 (百万円・%)
区分 総生産額 構成比
第1次産業 182 0.1
第2次産業 39,624 16.9
第3次産業 193,861 82.5
その他 1,255 0.5
234,920 100.0
工業・商業 (人・百万円)
事業所数 従業者数 出荷・販売額
製造業 122 3,367 51,041 (県内27位)
卸・小売業 779 7,063 297,454 (県内4位)

大野城市に本社を置く主要企業

その他の企業・団体

姉妹都市・連携都市

日本国内

 連携都市

地域

人口

 
大野城市と全国の年齢別人口分布(2005年) 大野城市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 大野城市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

大野城市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


福岡市のベッドタウンとして人口が伸び続け、2016年8月に10万人を超えた。

教育

学校教育施設

大学

  • 九州大学筑紫キャンパス(大学院、一部敷地は隣の春日市にまたがる)
 
九州大学 筑紫キャンパス

専修学校

高等学校

中学校

小学校

学校教育以外の教育施設

自動車教習所

交通

概要

国道3号や九州自動車道太宰府インターチェンジ、福岡都市高速道路、JRと西鉄が通り、福岡空港にも近く、福岡都市圏で最も交通の便に恵まれた地域である。なお、大野城駅から博多駅までは快速で約10分、下大利駅から西鉄福岡(天神)駅までは急行で約15分ほどである。

空港

最寄りの空港は福岡空港である。

鉄道路線

 
大野城駅
 
下大利駅
    • 白木原駅隣の春日原駅春日市)は大野城市との市境まで200m程度の距離にあり、当駅が最寄りとなる地区もある。なお、大野城市役所は春日原駅が最寄りとなる[6]

バス

西鉄バス
西日本鉄道および西鉄バス二日市が運行する。市中心部のイオン大野城ショッピングセンターと福岡市の博多バスターミナルを結ぶ路線、大野城市域北部を経由して博多バスターミナルと福岡市南部の南福岡駅竹下自動車営業所雑餉隈車庫を結ぶ路線、大野城市域北部を経由して宇美町と南福岡駅を結ぶ路線、イオン大野城ショッピングセンター・下大利駅・大野城駅と市域南西部の住宅地を結ぶ路線、市域南部の住宅地を経由して下大利駅と筑紫野市の西鉄二日市駅を結ぶ路線がある。
大野城市コミュニティバスまどか号
西鉄バス二日市に運行委託。4路線あり、主に大野城市内の西鉄バスのない地域で運行する。

道路

高速道路

一般国道

主要地方道

一般県道

名所・旧跡

 
大野城跡
  • 水城跡 特別史跡
  • 大野城いこいの森 - 牛頸ダムの周囲にある公園施設やキャンプ場などの総称。界隈には真言宗善通寺派の寺院たる牛頸山法照寺(公式)などもある。
  • 牛頸窯跡群 - 兵庫県以西の西日本で最大の窯跡群。日本三大古窯の一つに充てられている。 国指定文化財
  • 平野神社 - 京都平野神社の末社とされている、今木神(いまきのかみ)などを祀る神社。牛頸ダムよりわずかに北の大字牛頸地内に所在。
  • 筒井の井戸 - 貝原益軒編纂の『筑前国続風土記』にも記された、市域北部の筒井二丁目にある古井戸の遺構。県指定有形民俗文化財。
  • 黒男神社
  • 大野城心のふるさと館 - 被災地から特産品を仕入れ、販売利益を義援金として被災地へ送る、二重の支援を行っている。
 
大野城心のふるさと館
  • 三浦鏝絵美術館
  • 博多人形工房

文化財

  • 牛頸不動城跡(牛頸)
  • 牛頸用水路(白木原、上大利、下大利)
  • 大野村消防組第二部格納庫(瓦田3丁目)
  • 郡境界標(錦町1丁目)
  • 御陵宝満神社(中1丁目)

公共施設

  • 大野城いこいの森(キャンプ場など)
  • まどかぴあ(図書館・ホールなど)
 
まどかぴあ
  • まどかパーク(体育館・グラウンドなど)
  • 旭ヶ丘テニスコート
  • 赤坂テニスコート
  • 南コミュニティセンター
  • 中央コミュニティセンター
  • 北コミュニティセンター

 (夏季のみ市民プール開放)

  • 東コミュニティセンター

施設の空き状況は「公共予約システム[1]」にて確認できる。

祭事・名物 

祭事

  • どんと焼き (1月)
  • 大野城いこいの森ロードレース (4月中旬)
  • クリーンシティおおのじょう (5月)
  • 牛頸川のホタル見物 (6月)
  • まどかリンピック (9月第2日曜日)
  • おおの山城大文字まつり (9月21日 - 9月22日)
  • MADOKAれくスポ祭 (10月)
  • 翔んでふれあって大運動会 (10月)
  • 大野城いこいの森まつり (10月)
  • まどかフェスティバル (11月2日 - 3日)
  • ふくしフェスティバル (11月)

名物

  • 鶏ぼっかけ
  • むっちゃん万十
  • マンハッタン
  • 大野城ハッピーリング
  • 貨布せんべい

出身人物

★は故人

ゆかりのある人物

★は故人

脚注

外部リンク