津島市

日本の愛知県の市

津島市(つしまし)は、愛知県の西部に位置する

つしまし
津島市
Tsushimajinja4.JPG
Tsushimatennosai1.JPG
津島市旗 津島市章
津島市旗 津島市章
1957年(昭和32年)3月1日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
市町村コード 23208-4
法人番号 1000020232084 ウィキデータを編集
面積 25.09km2
総人口 61,067[編集]
推計人口、2020年10月1日)
人口密度 2,434人/km2
隣接自治体 愛西市あま市海部郡蟹江町
市の木 クロマツ
市の花 フジ
津島市役所
市長 日比一昭
所在地 496-8686
愛知県津島市立込町二丁目21番地
北緯35度10分37.4秒東経136度44分28.6秒座標: 北緯35度10分37.4秒 東経136度44分28.6秒
Tsushima city office in Aichi.JPG
外部リンク 公式ウェブサイト

津島市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村


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津島市中心部周辺の空中写真。
1987年撮影の3枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。
駅前から西に延びる天王通り

海部津島広域行政圏の中心で、国・県の施設も立地する。あいち海部農協海部東農協の本部も置かれる。名古屋市より西7kmに位置しており、名古屋市のベッドタウンとなっている。

概要編集

鎌倉時代から、木曽三川を渡って尾張と伊勢を結ぶ要衝「津島湊」として発展した。また、全国天王信仰の中心地である「津島神社」の鳥居前町として、一時は尾張一豊かな町として知られた。その後、戦国時代織田信定がこの地を押さえて、信長までの織田氏3代の経済的基盤が築かれた。

共通語では「しま」と発音されるが、地元では「つしま」と発音されている。NHKでは、前者を全国向けの発音としつつ、後者の地元の発音も「地元放送局アクセント」として許容している[1]

地理編集

河川編集

主な河川

地名編集

津島市の地名を参照。

人口編集

 
津島市と全国の年齢別人口分布(2005年) 津島市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 津島市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

津島市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


隣接している自治体編集

 愛知県

歴史編集

現在確認されている、津島に人間の居住していた痕跡は、約2000年前、弥生時代中期のものが最初である。市内の寺野遺跡、埋田遺跡から、弥生時代の土器などが出土している。

飛鳥京跡からは、「戊寅年十二月尾張津嶋五十戸」と書かれた木簡が出土しており、天武天皇7年(678年)と比定されている。すなわち、飛鳥時代には既に津嶋(津島)という集落が存在していた[2][3]。また、寺野遺跡からは、白鳳期のものと推定される法隆寺式鐙瓦が出土し、古くから寺院が建立されていたことが推定されている[4]。真偽は不明だが、「尾張國養老元年之図」として伝えられている地図には、養老元年(717年)現在の地図として、津島は本州から離れた、文字通りの島として描かれている[5]

南北朝時代から湊町として発達した。つまり、この時代の津島は海に面していた。海部地方(愛知県の中西部地域)の物資集散地並びに津島神社門前町として、江戸時代には佐屋街道宿場町として栄えていた。天明5年(1785年)、治水工事によって津島湊は埋め立てられ、湊町では無くなった[6]。かつては繊維産業が盛んで東洋紡績津島工場などが存在していた。明治以降は紡績業の町として繁栄した。

2016年(平成28年)12月、尾張津島天王祭りユネスコ無形文化遺産に登録された。

沿革編集

津島市は明治22年当時の津島町・神守村・百高村・益和村・越治村・野間村から構成されている。

行政編集

中学校3年生までの医療費完全無料化、18歳までについては所得制限付きで無料化となっており県内でトップクラスの子ども医療費助成制度を実施している。

市長編集

氏名 就任日 退任日 備考
1 平野幸右ヱ門 1947年4月9日 1951年4月4日
2 横井兵一 1951年4月27日 1955年4月14日
3 水谷雄二 1955年5月1日 1959年4月30日
4-5 竹内節雄 1959年5月1日 1967年4月1日
6-7 林儀一 1967年4月28日 1975年4月27日
8-11 井桁克 1975年4月28日 1988年2月1日 選挙違反による連座制失職前に辞職
12-14 山田克己 1988年3月13日 2000年3月12日
15 水谷尚 2000年3月13日 2003年4月30日 健康上の理由により辞職[7]
16-17 三輪優 2003年5月1日 2003年 選挙違反により引責辞職
2003年8月10日 2007年4月30日 やり直し選挙で当選
18-19 伊藤文郎 2007年5月1日 2014年3月31日 津島市民病院の経営問題をめぐる発言の責任をとり辞職[8]
20-21 日比一昭 2014年4月27日 現職

財政編集

  • 平成18年度
    • 財政力指数 0.78 愛知県市町村平均 1.05
    • 経常収支比率 85.5%
    • 標準財政規模 118億9974万円
    • 人口一人当たりの人件費件費等決算額 10万3415円 愛知県市町村平均 11万2923円
    • 人口一人当たり地方債現在高 27万5843円 普通会計分のみ 愛知県市町村平均 41万3904円
    • 実質公債費比率 10.2% 愛知県市町村平均 13.6%
    • 人口1000人当たり職員数 7.16人
      • 内訳 一般職員386人(うち技能労務職11人) 教育公務員 14人 消防職員 71人 合計 471人
    • 市職員一人当たり平均給料月額 33万9400円 すべての職員手当を含まない数字
    • 市職員一人当たり人件費概算値(年額)910万8038円 (人件費/職員数)
    • ラスパイレス指数 93.4 全国町村平均 93.9
    • 普通会計歳出に占める人件費比率 24.7%
地方債等の残高
  • 1.普通会計分の地方債 181億4100万円
  • 2.特別会計分の地方債 223億8200万円
    • 内訳 市民病院事業会計分 154億6900万円 上水道事業会計分 30億5900万円 流域関連公共下水道事業特別会計 21億4800万円 など
  • 3.関係する一部事務組合分の債務 28億8378万円
    • 海部地区環境事務組合 地方債残高 137億9800万円 負担割合 20.9% 債務x負担割合 → 28億8378万円
  • 4.第三セクター等の債務保証等に係る債務 2億5700万円 (海部津島土地開発公社分)

地方債等の残高合計 436億6378万円 (連結会計)

  • 津島市民一人当たり地方債等の残高 66万3926円 (連結会計)

議会編集

津島市議会編集

  • 定数:18人[9]
  • 任期:2019年5月1日 - 2023年4月30日[10]
  • 議長:日比野郁郎(新市民クラブ)
  • 副議長:安井貴仁(津島自由クラブ)
会派名 議席数 議員名(◎は代表者)
新市民クラブ 4 ◎日比野郁郎、西山良夫、加藤哲司、伊藤久夫
改革クラブ 3 ◎加藤則之、沖廣、垣見啓之
津島自由くらぶ 3 ◎安井貴仁、安井貴仁、浅井英昭
日本共産党議員団 2 ◎伊藤恵子、太田幸江
公明党つしま 2 ◎本田雅英、森口達也
無会派 4 宇藤久子、上野聡久、山田真功、長屋大和
18

愛知県議会編集

  • 選挙区:津島市選挙区
  • 定数:1人
  • 任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
  • 投票日:2019年4月7日
  • 当日有権者数:52,286人[11]
  • 投票率:24.57%[11]
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
中野治美 63 自由民主党 10,265票
鬼松成剛 28 諸派 2,085票

衆議院編集

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
長坂康正 60 自由民主党 104,419票
比当 岡本充功 46 希望の党 89,908票
渡辺裕 37 日本共産党 25,489票

施設編集

警察編集

本部
交番
  • 津島駅前交番(津島市藤浪町1丁目)
  • 神守交番(津島市神守町)
  • 愛宕交番(津島市西愛宕町2丁目)
  • 天王交番(津島市南門前町1丁目)

消防編集

本部
消防署
  • 津島市消防署(津島市埋田町)

医療編集

公民館編集

図書館編集

教育施設編集

  • 津島市生涯学習センター
  • 津島市立児童科学館
  • 津島市立中央児童館

郵便局編集

国家機関編集

厚生労働省
国税庁
法務省
検察庁
裁判所

姉妹都市・提携都市編集

海外編集

姉妹都市
  •  ハーキュリーズ市(アメリカ合衆国カリフォルニア州
    1981年(昭和56年)11月5日 姉妹都市提携に調印。1979年に津島市が、省エネルギーに取り組むために、米国カリフォルニア州下院議員に、米国で同じように取り組む都市との仲立ち依頼したことが契機となった。
フレンドシップ相手国

2005年(平成17年)に開催された愛知万博では「一市町村一国フレンドシップ事業」が行われた。名古屋市を除く愛知県内の市町村が120の万博公式参加国をフレンドシップ相手国として迎え入れた[12]

国内編集

提携都市

経済編集

 
ヨシヅヤ津島本店

商業編集

近世の津島は「信長の台所」と呼ばれ、尾張国の商都であった歴史を持つ。そのため、ヨシヅヤアオキスーパーなど広域展開している食品スーパーの本社や本店が津島市に所在する。また、ガソリンスタンド宇佐美鉱油の本社所在地でもある。近年、東名阪自動車道に近い高台寺地区に地方卸売市場流通センターや各企業倉庫など多く置かれる物流拠点となっている。

主な商業施設

津島市に本社を置く企業編集

マスメディア編集

放送局編集

ケーブルテレビ
FM放送

新聞社編集

教育編集

専門学校編集

高等学校編集

中学校編集

小学校編集

自動車学校編集

交通編集

鉄道編集

 
名鉄津島線勝幡駅を通過する2200系佐屋行き

市の中心となる駅:津島駅

名古屋鉄道(名鉄)
津島線津島駅( - 藤浪駅 - 勝幡駅 - )青塚駅 -(あま市)
尾西線:(愛西市)- 津島駅 -(愛西市)

※勝幡駅、藤浪駅は愛西市佐織地区にある。

バス編集

コミュニティバス
名鉄バス

道路編集

高速道路
一般国道
主要地方道
一般県道

名所・旧跡・観光スポット編集

名所・旧跡編集

城郭
街道
神社
寺院
モスク

津島市内に約150近くの寺院・神社がある。[13]

観光スポット編集

公園
文化・娯楽施設

文化・名物編集

祭事・催事編集

 
尾張津島秋まつり
 
尾張津島藤まつり
主な祭事
主な催事
 
左が「くつわ」で、右が「あかだ」

名物・名産編集

出身著名人編集

ゆかりのある人物編集

  • 高木益太郎 - 弁護士、東京府選出の衆議院議員。父が津島出身である。

キャラクター編集

その他編集

津島市を舞台にした作品編集

小説・ライトノベル編集

  • 世界で2番目におもしろいライトノベル。(石原宙

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ 井上裕之 (2016年11月1日). “日本地名と「地元放送局アクセント」〜積年の課題に解を求めて〜”. NHK放送文化研究所. 2017年4月27日閲覧。
  2. ^ 木簡庫 - 木簡庫 奈良文化財研究所
  3. ^ 津島の歴史・祭礼概要 - 津島商工会議所
  4. ^ 津島市史 資料編(一) - 『津島市史』資料編(一)
  5. ^ 名古屋なんでも調査団:名古屋の地図調査!尾張古図と浪越伝説 - 名古屋市図書館
  6. ^ 道標 津島湊 - 津島市の歴史・文化遺産
  7. ^ 『中日新聞』2003年2月10日付夕刊、12面、「水谷津島市長 辞職届を提出」。
  8. ^ 『中日新聞』2013年9月26日付夕刊、1面、「伊藤・津島市長辞職へ 『市民病院問題で引責』 来年3月末」。
  9. ^ 津島市議選(定数18 立候補者24)”. 中日新聞社. 2019年5月7日閲覧。
  10. ^ 市町村長及び議会議員の任期満了日等一覧 平成29年9月9日現在
  11. ^ a b 平成31年4月7日執行 愛知県議会議員一般選挙 投票状況速報 (PDF)”. 愛知県選挙管理委員会 (2019年4月7日). 2019年4月7日閲覧。
  12. ^ あいちフレンドシップ交流アルバム 愛知県
  13. ^ 「神社・寺院一覧」(津島市の神社・寺院)

参考文献編集

  • 『津島町史』愛知県海部郡津島町、1938年。NDLJP:1230991

関連項目編集

外部リンク編集