FCGビル

フジ・メディア・ホールディングス、フジテレビジョン、BSフジの本社・放送センタービル
V5スタジオから転送)

FCGビル(エフシージービル)は、東京都港区台場にあるビル。フジ・メディア・ホールディングス(旧・フジテレビジョン、2008年に持株会社化。以下、FMHD)が保有し、フジテレビジョンのほかBSフジをはじめとするフジサンケイグループ (Fujisankei Communications Group) の企業が本社スタジオ等を置いている。フジテレビ本社ビル、ないしフジテレビ本社屋とも呼ばれる[1][2][3][4]

FCGビル
FCGビルの位置(東京都区部内)
FCGビル
情報
用途 放送局オフィス事務所スタジオ商業施設
設計者 丹下健三・都市・建築研究所小堀鐸二研究所
施工 鹿島建設
建築主 フジ・メディア・ホールディングス
管理運営 フジテレビジョン
敷地面積 21,102.220 m²
建築面積 14,171.006 m²
延床面積 141,825.438 m²
階数 地上25階、地下2階、塔屋1階
高さ 123.450 m
着工 1993年4月
竣工 1996年6月
開館開所 1997年4月
所在地 137-8088
東京都港区台場二丁目4番8号
座標 北緯35度37分37秒 東経139度46分28秒 / 北緯35.62694度 東経139.77444度 / 35.62694; 139.77444 (FCGビル)座標: 北緯35度37分37秒 東経139度46分28秒 / 北緯35.62694度 東経139.77444度 / 35.62694; 139.77444 (FCGビル)
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土地については東京都から借地契約を結んでいたが、2018年3月にFMHDが約140億円で取得した(同社の有価証券報告書より)[5]。2013年3月31日の年間貸借料は、7億3800万円だった[6]

概要 編集

「世界のタンゲ」と言われた日本を代表する建築家・丹下健三が手掛けた巨大プロジェクトの中で最後に直接指揮をとった建築物で、設計は丹下健三・都市・建築研究所が担当した。お台場を象徴するランドマークとなっている。

日本の放送局の本社社屋の中で最も大きいビルであり、日本の民間放送局として最大級のスタジオ床面積(300坪)を持つ。フジテレビが新宿区河田町にあった旧本社ビルから臨海副都心への移転に至った経緯はフジテレビジョン#お台場移転の経緯を参照。

デザイン・構造 編集

建物は縦横の比率を、ハイビジョンテレビの画面の縦横の比率と同じ16:9とした。建物の低層部については公開スペースを1階に設け、主なスタジオを3階に設置するという構造で、高層部については「オフィスタワー」と「メディアタワー」の2棟からなる。この両棟を12階・18階・24階の3フロアーの階にあるコリドール(渡り廊下)で連結する構造となっている。2棟のビルの間にそびえる球体は直径32メートルあり、外装は腐食の心配がないチタン新日鐵住金TranTixxiiチタン[7])で作られている。展望台の役割を持っており、2007年6月のリニューアルの際に「はちたま」という愛称が与えられた。

"どこでも放送局"を想定した作りのため、各所に電源や連絡端子盤などの放送用設備があり、球体内部にもスタジオ機能(照明・ブラインド・副調整室)を備えている[8]

受賞 編集

案内板・サイン 編集

 
Pentagram社がデザインした会社の案内板があるフジテレビ広場

本社ビルの案内板・サインのデザインは、デザインスタジオのPentagram社(ニューヨーク)によるものとなっている[9]。1階の広場に設置されている赤い棒状の「FUJI MEDIA HOLDINGS, INC.」(以前は「FUJI TELEVISION NETWORK」「NIPPON BROADCASTING SYSTEM」)の表記や駐車場のゲートサインなどがPentagram社のデザインとなっている[10]

エピソード 編集

レム・コールハースが建設中のFCGビルについて、磯崎新に「あそこに君の都庁が建っているじゃないか。コンペには負けたんじゃなかったのかい?」と勘違いともジョークとも捉えられるコメントを残している。東京都庁舎コンペに招待された磯崎は「錯綜体」案を提案し、結果としてコンペは磯崎の師匠である丹下が勝利を収めたという過去がある[11]

1996年8月から部署ごとに河田町社屋からの移転作業を順次行い、秋からは移転に向けてのトレーニング運用として『めちゃ×2イケてるッ!』や『新春かくし芸大会』など一部の番組収録がFCGビルのスタジオで行われるようになった。さらに同年12月31日の『料理の鉄人』の年越し特番もこのスタジオから生放送された。そして翌1997年3月10日に移転作業が完了し、FCGビルからの放送が開始した。

2011年3月11日の東日本大震災によって余震が続いたこともあり、球体展望室「はちたま」は6月3日まで営業を休止したが、6月4日から営業を再開した。

かつてフジテレビで放送されていたアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』では、何かしらの理由でFCGビルが破壊されるエピソードが複数作られている[12]。他局では日本テレビの『ルパン三世』TVスペシャル『血の刻印 〜永遠のMermaid〜』の冒頭で、同ビルの展望台を使って飛行機の向きを変えるシーンが登場している。

大会議室前の通路には河田町社屋の模型が展示されている。

 
旧ロゴマーク8(亀倉雄策作)をかたどったモニュメント

提携 編集

大災害等により本建物(フジテレビ本社)が放送の送出が不能となり喪失状態になった場合において、FNNFNS準キー局関西テレビカンテレ扇町スクエア)より全国ネット放送及び関東ローカル放送を行う旨の合意が両社で行われており、過去に南関東直下地震南海トラフ巨大地震を想定した訓練が行われている[13][14][15]。詳細はフジニュースネットワーク#報道特別番組・災害発生時の対応を参照のこと。

スタジオ以外の施設 編集

 
7階から大階段を望む(長さ100m)
 
1階から5階と7階をつなぐチューブエスカレーター(長さ96.5m)
 
フジテレビモール入口(1階)
 
フジテレビショップ「フジさん」やオープンスタジオ「ぽかぽかパーク」がある(7階)

見学スペース・展望室・ショップなどがあり、一般の人でも入ることができるエリアが多数ある(24階・25階は有料エリアで、入場料が必要)。開業当初は飲食店が多く立ち並んでいた[16]

  • フジテレビ広場(1階)
    本社屋の正面にあるフジテレビ広場には、インフォメーションセンターやオフィシャルマスコットキャラクター「ラフくん」の噴水(テレビの泉)がある。毎年夏には大型イベントが開催され、イベントステージや飲食ブースが設置される。
    開業当初は「池広場」という名称で実際に広場の一角に水を張っていた事もある。
  • 大階段
    地上3階から7階の屋上庭園まで続く大階段で、幅12m、長さ100mある[17]。大階段の右端には上り用のエスカレーターも併設されているが、下り用はない。
  • チューブエスカレーター
    地上1階広場から5階(無料見学コース・フジテレビワンダーストリート)と7階(屋上庭園)を結ぶ、長さ96.5mのエスカレーター。パリのポンピドゥー・センターにあるものと同様に、周囲が透明な筒型になっているため、展望も良く、雨に濡れることもない。
  • フジテレビモール(1階)
    日本で唯一となる「サザエさんのお店」があり、オリジナルグッズ・お菓子が買えるほか、「サザエさん焼き」の実演販売も行っている。2015年3月から2017年8月31日まで期間限定の「ちびまる子ちゃんカフェ」があり、2018年4月23日から跡地には「タリーズコーヒー」がオープンしたが、現在は閉店している。また、限定オリジナルグッズも販売している「ローソン」、鉄道CGアニメ「チャギントン」のオフィシャルショップ「チャギントンショップ[18]がある。その他、試写会やイベントが開催される「マルチシアター」がある。テナントはお台場移転から今日までに何度か変わっており、開業当初のテナントはセルフサービスの喫茶店「Cafe Costa」や現在のローソンとは異なるコンビニ「CONVENIENTE TORiAEZ」、神戸屋レストランで、番組に関連した施設は一切無かったが[16]、現在は番組関連の物販施設と飲食施設、ローソンのみとなった。開業から2018年までの名称は「シアターモール」だった。
  • フジテレビギャラリー(5階)
    5階にあるイベントスペースで、現在は番組やドラマの展示・イベントなどに用いられている。かつては無料見学コースで、フジテレビの番組グッズや、衣装、疑似セットなどが多数展示されており記念撮影も可能だった。真下に位置するフジテレビ最大のスタジオ「V4スタジオ」を窓越しに見学することもできた(ただし、スタジオの写真撮影は厳禁で、諸事情により窓がカーテンで塞がれている事もあり、見学できない場合もあった)。開業当初の「見学コース」時代は、球体展望室の入場券を購入する事で見学できる有料スペースで、当時は宣材写真などで番組を紹介するだけの内容だったが[16]、「スタジオプロムナード」、のちに「フジテレビきっかけストリート」と名称を変える2003年頃に無料開放されるようになってからは、放送中のドラマに関する展示コーナーや、番組制作の舞台裏やBSフジなどのBS・CSチャンネルなどを紹介するパネル、番組で実際に使用していたものと同じテーブルやソファで記念撮影ができるミニセット、小道具の展示、ボタンを押して効果音やテーマ曲が聞けるなどのブースが設けられている。ミニセットの中には『あいのり』のラブワゴン、『トリビアの泉』のへぇ~ボタンなど番組終了後も長期にわたって展示されるブースもあるが、基本的に番組改編時にはブースの入れ替えが行われていた。その後『フジテレビワンダーストリート』と名称を変えたが、2018年1月9日より営業を一時休止した後、展示物をすべて撤去し、イベントスペースと常設展示の「ガチャピンムックミュージアム」に改装された。
  • フジさんテラス(7階)
    7階にある屋上庭園で、一般開放されている。フジテレビ関連グッズを販売している「フジさん」(開業した1997年から2016年12月までの名称は「エフアイランド」)[19]のほか、2023年1月から『ぽかぽか』で使用中のオープンスタジオ「ぽかぽかパーク」[20]がある。2018年からはR-1ぐらんぷりの敗者復活戦の会場にもなっている。開業当初は「フジテレビプラザ」「屋上庭園」という名称があった。
  • 球体展望室「はちたま」(25階)
     
    「はちたま」から望むレインボーブリッジ
    レインボーブリッジなどの臨海副都心を地上100mから270度見渡せる展望室となっている。「はちたまショップ」が併設されており、はちたまグッズや、フジテレビ番組キャラクターグッズが購入できる。7階の屋上庭園から直通のエレベーターが出ている。有料エリアとなっており、一般料金は大人(高校生以上)550円、小中学生300円で、団体(20名以上)は一般より20%割引となる。1つ下の24階には「めざましテレビアクア」のスタジオ「めざまスカイ」があり、行き来して見学できる。スタジオとして使用することも可能となっている。

スタジオ 編集

 
7階・屋上庭園
 
24階球体内・めざまスカイ

スタジオ内にあるテレビカメラは、一部のスタジオを除きハイビジョン対応(1997年3月10日の運用開始当初から4:3と16:9に切り替え可能な多目的カメラを使用)。しかし、サブ周りの機器は一部河田町からの移設やSD対応機材だったため、その「HD非対応」スタジオについては段階的にHD対応に移行させた。

報道センターには『BSフジNEWS』専用のブースを併設。そして緊急報道やセット改装・年末年始時の際にはセンター内にある顔出しブースから放送する。運用開始から2020年ごろまではセンター内に円卓テーブルが存在しており、顔出し用のリモコンカメラがテーブル中央部に常設され、緊急報道やV9スタジオのセット改装の際にはそこから放送されていた。2020年からは可動壁からは見えない報道センターの右側に小規模な顔出しブースが設置され、2023年現在は週末夜の『S-PARK』のニュースパート、2020年以降の年末年始時のミニニュースなどもこのブースから放送している。かつての円卓テーブルと現在の顔出しブースは共に緊急時以外は番組キャスターの打ち合わせ用スペースとして用いられている(河田町本社時代の報道センターも同様に打ち合わせ用のスペースを緊急時の顔出しブースとして兼用していた)。 V9スタジオが隣接しており、可動壁を上げることで報道センターと一体化させることができる。運用開始時はV9スタジオが『FNNニュース555ザ・ヒューマン』と『ニュースJAPAN』の専用セットで占められており、報道センターをバックに放送するのはそれ以外のニュース番組ならびに『めざましテレビ』の放送時のみだったためその時だけ可動壁を下ろしていたが、1998年の『FNNスーパーニュース』開始時から一時期を除いて2018年3月の『みんなのニュース』終了までは、報道センターが見えるガラス壁を用いたスタジオセットだったため可動壁は常に上げていた。2018年〜2023年9月までは報道センターをバックに放送する事が一切なくなったため可動壁は常に下ろされていたが、2023年10月からは再度可動壁を上げて報道センターと一体型になる。

カメラなどスタジオ機材にはフジテレビのロゴラベルが貼られているが、報道専用のV9スタジオのみ「FNN」ロゴラベルが貼られている(河田町本社時代の第9スタジオ→第7スタジオも同様)。

フジテレビでは、FCGビル(台場本社)近くの江東区青海(あおみ)に、ドラマやバラエティ番組などの収録拠点となる湾岸スタジオがある。同所開設前までは、FCGビルや東京メディアシティ渋谷ビデオスタジオといった複数の拠点で収録などを行っていたが、本社との距離や一部スタジオの老朽化などの問題もあり、それらの問題点を解消すべく建設された。2023年現在、FCGビルでのスタジオ運用は地上波・衛星問わず生放送番組での使用を主軸に、一部の収録番組と関西テレビ制作番組の収録に使用されている。

8つのテレビスタジオの中には、床面積がV4スタジオ以上の場所もある。本社とは光ケーブルで相互接続されているが、主調整室とは直接接続されていないことから、生放送する際には本社側に制御用の副調整室(所謂『受けサブ』)を必要とする。

ラジオスタジオ 編集

かつてFCGビルには、当時フジテレビの親会社であったラジオ局・ニッポン放送の本社も入居しており、1997年3月24日から2004年9月5日までの8年間に亘って放送を行っていた[34]。メディアタワー22階から24階にラジオスタジオ、24階にマスター設備(主調整室)が設置されていた。なおテレビスタジオとは違い、事務フロアとして設計されていた場所にラジオスタジオ設備を設置した。台場本社時代は千代田区有楽町に入居していた糖業会館建て替え問題が進展中であったが、現在の社屋落成(糖業会館・ニッポン放送本社ビル)を機にスタジオ・本社機能を有楽町に戻した。なお、FCGビルには旧社屋の「ラジオハウス銀河」、現社屋の「イマジンスタジオ」にあたる公開放送などに用いるための大型スタジオが無いため、旧糖業会館が解体される2001年8月までは「ラジオハウス銀河」が引き続き使用された。

  • シーだいばスタジオ(メディアタワー24階 第1スタジオ)
  • スカイだいばスタジオ(メディアタワー24階 第2スタジオ)
    生放送用スタジオ。両スタジオは、少し離れて並んで設置されていた。
  • 第3スタジオ(メディアタワー23階)
    準生放送用スタジオ
  • 第4-7スタジオ(メディアタワー23階)
    収録用スタジオと NRN専用スタジオ
  • スタジオX(メディアタワー24階)
    BSデジタル音声放送 LFX488専用の簡易スタジオ。ワンマンDJ設備があり、簡易動画放送用のテレビカメラ等も設置。24階の通路に設置されていた。
 
裏側から見たFCGビル

FCGビルで収録・生放送される主な番組 編集

現在放送中のバラエティ番組 編集

レギュラー番組 編集

スペシャル番組 編集

放送終了したバラエティ番組 編集

過去に収録・生放送で使用されたバラエティ番組 編集

現在放送中の音楽番組 編集

レギュラー番組 編集

スペシャル番組 編集

過去に収録・生放送で使用された音楽番組 編集

現在放送中の情報・報道番組 編集

レギュラー番組 編集

過去に生放送で使用された情報・報道番組 編集

交通アクセス 編集

脚注・参照 編集

  1. ^ フジテレビ本社ビル【Lets】レッツエンジョイ東京”. 【Lets】レッツエンジョイ東京. 2021年3月30日閲覧。
  2. ^ フジテレビ本社ビル | 東京お台場.net”. 東京お台場ネット. 2021年3月30日閲覧。
  3. ^ フジテレビ本社屋22Fフォーラム”. チームラボ 学ぶ!未来の遊園地. 2021年3月30日閲覧。
  4. ^ 最寄りのバス停名は、都営バス京浜急行バスともに「フジテレビ前」となっている。
  5. ^ http://contents.xj-storage.jp/xcontents/46760/feac2945/0f7c/4c9c/b399/a1aefe0d3d77/S100D9PB.pdf
  6. ^ フジ・メディア・ホールディングス第72期有価証券報告書
  7. ^ ポートフォリオ | TranTixxii[トランティクシー] - 時を超える素材 日本製鉄のデザイニングチタン DESIGNING TITANIUM”. 日本製鉄. 2020年8月31日閲覧。
  8. ^ フジテレビ本社ビルの"光り輝く球体"の謎 - デザイン・設計のヒミツを広報さんに聞いてみた マイナビニュース(2014年1月13日配信)
  9. ^ フジテレビ本社ビル・サイン計画 鹿島建設・月報KAJIMA(1997年)
  10. ^ Pentagram Book Five・Fuji Television Network The Monacelli Press(1999年発行)
  11. ^ 平松剛『磯崎新の「都庁」 戦後日本最大のコンペ』458ページ 2008年文藝春秋 ISBN 978-4-16-3702902
  12. ^ 大抵は両津勘吉が金儲けの最中に発生したアクシデントであることが多いが、『大ハード! 両津勘吉は二度死ぬ』では中川財閥ビルを占拠したテロリストの制圧を目的として中川ビルに対し「はちたま」を使用した巨大だるま落としを行った挙げ句、それでも逃げた一味を追跡するあまり結果的にFCGビル全体を破壊してしまいその責任が両津に降り掛かってしまうというオチとなった。
  13. ^ CSR Report,2014年6月23日,関西テレビ放送
  14. ^ 5月28日(日)”. カンテレ通信. 関西テレビ放送. 2023年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月12日閲覧。
  15. ^ FNN各局も参加 「首都直下型地震」を想定し、大規模な災害放送訓練を実施”. 2011年度活動報告,CSR. フジテレビジョン. 2023年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月12日閲覧。
  16. ^ a b c d 社屋を紹介する移転当時のサイト
  17. ^ フジテレビ本社ビルの"光り輝く球体"の謎 - デザイン・設計のヒミツを広報さんに聞いてみた マイナビニュース(2014年1月13日配信)
  18. ^ 2016年6月まではフジテレビのドラマ・映画の台本・劇中使用小道具の展示スペースとグッズショップが一つになった「FUJI TV Drama&Movie Plaza」だった。
  19. ^ 開業当初は、河田町旧社屋より移転した画廊「フジテレビギャラリー」(のちに有楽町に移転)だったが、のちにエフアイランドがスペースを拡張、2016年6月までは「チャギントンショップ」だった。
  20. ^ 同地は1997年から2016年までイタリア料理のレストランや「TVコネクションカフェ」、アニメ「ワンピース」に出てくる「海上レストラン バラティエ」をモチーフにした「ワンピースレストラン バラティエ」などのレストラン、2017年からは生配信システムを完備したフリースペース「フジさんのヨコ」として使用していた。「フジさんのヨコ」時代は『新しい波24』『この指と〜まれ!』で公開収録のスタジオとして使用していた。
  21. ^ a b c d e f g h i j 兼六館出版「放送技術」1997年7月号 『「フジテレビ本社ビル」の放送設備 番組制作設備の概要』
  22. ^ 事例紹介』(プレスリリース)パナソニックhttps://sol.panasonic.biz/case/solution/63109.html 
  23. ^ Instagramでの番組スタッフによる投稿より
  24. ^ バイキング 2014/04/28(月)11:55 の放送内容 ページ1 TVでた蔵
  25. ^ 2012年現在、フジテレビ湾岸スタジオに同所を超える広さのスタジオが存在しているため、最大ではなく最大級と言える。
  26. ^ a b 通常は、グランドプリンスホテル新高輪「飛天」から生放送される『FNS歌謡祭』では、一部の回ではフジテレビ本社「FCGビル」との二元生中継という形で生放送されている。2014年では、ジャニーズ事務所所属のアーティストがフジテレビ本社「FCGビル」のV4スタジオ及びV5スタジオから楽曲を披露している。以降2015年から2019年まで、並びに2022年から第1夜はグランドプリンスホテル新高輪「飛天」、第2夜は本建物のV4スタジオとV5スタジオをそれぞれ使用している。
  27. ^ フジテレビが制作から外れ、関西テレビ放送単独制作の2022年(第20回)大会もここから放送(その前年は大阪を会場としていた)。
  28. ^ a b 現在は「湾岸スタジオ」で収録。放送は継続中
  29. ^ a b 2015年までは代々木第一体育館が使用されていたが、2016年と2019年は『湾岸スタジオ』から放送され、2017年と2018年はフジテレビ本社「FCGビル」のV4スタジオとV5スタジオから放送された。
  30. ^ 情報プレゼンター とくダネ! きょうスタート「バイキングMORE」 - TVでた蔵、2020年9月28日
  31. ^ VISTA 8 ユーザーレポート』(プレスリリース)STUDERhttps://www.studer.co.jp/download?file_id=15222 
  32. ^ 朋栄製品導入事例:フジテレビより4K/HD対応リモートサブシステムなどを受注』(プレスリリース)PRONEWShttps://www.pronews.jp/news/20180514124038.html 
  33. ^ VISTA 1 ユーザーレポート』(プレスリリース)STUDERhttps://www.studer.co.jp/download?file_id=116868 
  34. ^ かつてフジテレビは、1957年の会社設立から1962年に河田町の旧本社ビルが完成するまでの5年間、有楽町のニッポン放送内に本社を置いていた。
  • 月刊SD編集部 編『SD別冊29号 フジテレビ本社ビルの記録 高度情報化社会の大規模複合建築の原点を求めて』鹿島出版会、東京、1996年。 

関連項目 編集

外部リンク 編集