メインメニューを開く

エヴァートンFC

エヴァートン・フットボール・クラブEverton Football Club, イギリス英語発音[ˈevətən ˈfutˌbɔːl klʌb])は、イングランドリヴァプールに本拠地を置くサッカークラブ。プレミアリーグ所属。エヴァートンという名称はリヴァプールの一地域のこと。愛称はトフィーズThe Toffees英語発音: [ðə ˈtɔːfiz])。由来は、エヴァートン地区で作られるエヴァートン・ミント(ミント・トフィー)と呼ばれるキャンディのようなお菓子があり、ホームスタジアムであるグディソン・パークで無料配布されていた事から。

エヴァートンFC
原語表記 Everton Football Club
愛称 トフィーズ (The Toffees)
クラブカラー
創設年 1878年
所属リーグ プレミアリーグ
ホームタウン リヴァプール
ホームスタジアム Goodison2017.JPGグディソン・パーク
収容人数 39,571
代表者 イングランドの旗 ビル・ケンライト
監督 ポルトガルの旗 マルコ・シウバ
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

目次

歴史編集

セント・ドミンゴスクールのサッカークラブとして1878年に設立される。実力が上がるのと共に域外からの選手獲得も行われるようになり、1879年により広義な名称であるエヴァートンFCに改称する。1888年に始まった世界最古のサッカーリーグ、フットボールリーグに最初から参加した12クラブのうちの一つである。

クラブ創設時はアンフィールドが本拠地であったが、1892年に賃料が値上げされた為、グディソン・パークに移転した。現在そのアンフィールドを本拠地とするライバル、リヴァプールFCとのマージーサイド・ダービーは創設以来白熱したものになっている。両チームの本拠スタジアムは直線距離にして500メートル程しか離れていない。クラブはリヴァプール郊外のカークビーに新スタジアムを建設するカークビー・プロジェクトなる計画を2008年に発表したが、2009年に政府から計画案を却下された[1]

イングランドフットボール界を代表する古豪クラブであり、2012-13シーズンまでに国内最多の110シーズン、トップリーグに所属している。80年代までは9度のリーグ制覇を含め、数多くのタイトルを獲得したイングランドを代表する強豪クラブの一角であったが、1992年のプレミアリーグ発足以降は概ね中堅の地位に甘んじている。

2017-18シーズンはエースであるロメル・ルカクマンチェスター・ユナイテッドに移籍したことを受け大型補強を敢行。13年ぶりにウェイン・ルーニーが復帰し、他にもデイヴィ・クラーセンマイケル・キーンジョーダン・ピックフォードサンドロ・ラミレスらを獲得した。しかしアシュリー・ウィリアムズや移籍してきたキーン、左サイドバックの不足から、本職でないポジションでプレーさせられたクコ・マルティナをはじめとするディフェンス陣やシグルズソン、シュネデルランの不調、プレミアリーグ初挑戦となるサンドロやクラーセンがイングランドのサッカーに順応出来なかったことに加え得点力不足に悩んだ。結果リーグ戦及びUEFAヨーロッパリーグでは成績が振るわず、プレミアリーグ第9節終了後、ロナルド・クーマン監督を解任、デイヴィッド・アンスワース暫定監督を経て、残留請負人と名高いサム・アラダイス監督を招聘した。冬の移籍期間でベジクタシュからジェンク・トスンを、アーセナルからセオ・ウォルコットを獲得し、彼らの活躍もあって最終的に8位でリーグ戦を終えたが、あくまで"残留"を目標とするアラダイス監督は、強豪チーム相手に勝ちにいかず、引き分けを狙う守備的な戦術に徹したり、若手起用に消極的だった。それが故に、ファンのみならず選手からも不満の念を抱かれてしまい(アデモラ・ルックマンRBライプツィヒにレンタル移籍した等)、シーズン終了後に解任された。また補強選手の多くが活躍できなかったこともあり、フットボールディレクターのスティーブ・ウォルシュも共に解任された。 前シーズンからの立て直しを図るエバートンはマルコ・シウバを監督に、フットボールディレクターにPSVアイントホーフェンで様々な有力選手を発掘してきたマルセル・ブランズを据え、短期的ではなく長期的な視野でチーム力を上げることを目標に若手選手を中心にチームの補強ポイントを的確に補強していった。このような方針からワトフォードからリシャルリソンバルセロナからリュカ・ディニュジェリー・ミナ、レンタルでアンドレ・ゴメスシャフタール・ドネツクからベルナルジチェルシーからレンタルでクル・ズマを獲得。第6節までたった1勝とシウバ監督の戦術中々が浸透しなかったものの、徐々に監督の哲学が浸透していくとチームの調子も上向いていった。補強した選手のほぼ全員が好パフォーマンスを見せ、(第12節を終え)ミナを除く上記の選手がスタメンに名を連ねる機会が多くなっている。一方のミナもリーグ戦初出場となった第12節のチェルシー戦でマンオブザマッチに選出されるなどして活躍した。また、昨季低調なパフォーマンスに終始したキーンやシグルズソンも好調を維持し、結果としてリシャルリソンはブラジル代表に初めて選出、キーンはイングランド代表に、ズマとディニュはフランス代表に復帰することが出来た。

エピソード編集

リヴァプール出身のビートルズのメンバーがエヴァートン・ファンであるか、リヴァプール・ファンであるかは謎とされ、長年論争の的となってきた[2]。ただ、少なくともポール・マッカートニーは自身がエヴァートンのファンであることを言明している[3]。また、ビートルズ解散後に発表された青盤赤盤は、それぞれエヴァートンとリヴァプールのチームカラーをモチーフとしている[4]

英国人映画監督ケン・ローチはサッカーを扱った作品を2本撮っているが、そのうちの一本は労働者階級のエヴァートンのサポーターを描いたテレビ映画ザ・ゴールデン・ビジョン」である。

タイトル編集

国内タイトル編集

国際タイトル編集

過去の戦績編集

シーズン カテゴリ 順位 FAカップ リーグカップ UEFA CL UEFA EL
2017-18 プレミアリーグ   8位 38 49 13 10 15 44 58 3回戦 4回戦 GS敗退
2016-17 プレミアリーグ   7位 38 61 17 10 11 62 44 3回戦 3回戦
2015-16 プレミアリーグ   11位 38 47 11 14 13 59 55 準決勝 準決勝
2014-15 プレミアリーグ   11位 38 47 12 11 15 48 50 3回戦 3回戦 ラウンド16
2013-14 プレミアリーグ   5位 38 72 21 9 8 61 39 準々決勝 3回戦
2012-13 プレミアリーグ   6位 38 63 16 15 7 55 40 準々決勝 3回戦
2011-12 プレミアリーグ   7位 38 56 15 11 12 50 40 準決勝 4回戦
2010-11 プレミアリーグ   7位 38 54 13 15 10 51 45 5回戦 3回戦
2009-10 プレミアリーグ   8位 38 61 16 13   9 60 49 4回戦 4回戦 ラウンド32
2008-09 プレミアリーグ   5位 38 63 17 12   9 55 37 準優勝 3回戦
2007-08 プレミアリーグ   5位 38 65 19   8 11 55 33 3回戦 準決勝 ベスト16
2006-07 プレミアリーグ   6位 38 58 15 13 10 52 36 3回戦 4回戦
2005-06 プレミアリーグ 11位 38 50 14   8 16 34 49 4回戦 3回戦 予選3回戦 1回戦
2004-05 プレミアリーグ   4位 38 61 18   7 13 45 46 5回戦 4回戦
2003-04 プレミアリーグ 17位 38 39   9 12 17 45 57 4回戦 4回戦
2002-03 プレミアリーグ   7位 38 59 17   8 13 48 49 3回戦 4回戦
2001-02 プレミアリーグ 15位 38 39 11 10 17 45 57 準々決勝 2回戦
2000-01 プレミアリーグ 16位 38 42 11   9 18 45 59 4回戦 2回戦
1999-00 プレミアリーグ 13位 38 50 12 14 12 59 49 準々決勝 2回戦
1998-99 プレミアリーグ 14位 38 43 11 10 17 42 47 準々決勝 4回戦
1997-98 プレミアリーグ 17位 38 40   9 13 16 41 56 3回戦 3回戦
1996-97 プレミアリーグ 16位 38 42 10 12 16 44 57 4回戦 2回戦
1995-96 プレミアリーグ   6位 38 61 17 10 11 64 44 4回戦 2回戦 CWC2回戦
1994-95 プレミアリーグ 15位 42 50 11 17 14 44 51 優勝 2回戦
1993-94 プレミアリーグ 17位 42 44 12   8 22 42 63 3回戦 4回戦
1992-93 プレミアリーグ 13位 42 53 15   8 19 53 55 3回戦 4回戦

記録編集

2017年12月7日現在

欧州での記録編集

大会 勝率
UEFAチャンピオンズリーグ 10 2 5 3 14 10 +4 020.00
UEFAヨーロッパリーグ 52 27 8 17 87 64 +23 051.92
UEFAカップウィナーズカップ 17 11 4 2 25 9 +16 064.71
総通算 79 40 17 22 126 84 +42 50.63
大会 勝率
インターシティーズ・フェアーズカップ 12 7 2 3 22 15 +7 058.33
総通算 12 7 2 3 22 15 +7 58.33

欧州の成績編集

現所属メンバー編集

2018-19シーズン序盤 基本フォーメーション (4-2-3-1)
2018年8月31日現在
No. Pos. 選手名
1   GK ジョーダン・ピックフォード
2   DF メイソン・ホルゲイト
3   DF レイトン・ベインズ
4   DF マイケル・キーン
5   DF クル・ズマ
6   DF フィル・ジャギエルカ  ( )
8   MF アンドレ・ゴメス
10   MF ギルフィ・シグルズソン
11   FW セオ・ウォルコット
12   DF リュカ・ディニュ
13   DF ジェリー・ミナ
14   FW ジェンク・トスン
16   MF ジェームス・マッカーシー ( )
17   MF イドリッサ・ゲイェ
No. Pos. 選手名
18   MF モルガン・シュネデルラン
19   FW ウマル・ニアッセ
20   FW ベルナルジ
22   GK マールテン・ステケレンブルフ
23   DF シェイマス・コールマン
26   MF トム・デイヴィス
28   MF キーラン・ダウエル
29   FW ドミニク・キャルバート=ルーウィン
30   FW リシャルリソン
31   FW アデモラ・ルックマン
33   GK ジョアン・ヴィルジーニャ
34   MF ベニ・バニンギメ
41   GK マテウシュ・ヘヴェルト
43   DF ジョンジョー・ケニー

ローン移籍編集

in
No. Pos. 選手名
5   DF クル・ズマ (チェルシーFC)
No. Pos. 選手名
8   MF アンドレ・ゴメス (FCバルセロナ)
out
No. Pos. 選手名
7   FW ヤニク・ボラシエ (アストン・ヴィラ)
9   FW サンドロ・ラミレス (レアル・ソシエダ)
15   DF クコ・マルティナ (ストーク・シティ)
21   MF ムハメド・ベシッチ (ミドルズブラ)
27   FW ニコラ・ヴラシッチ (CSKAモスクワ)
36   DF ルーク・ガーバット (オックスフォード・ユナイテッド)
No. Pos. 選手名
38   DF マシュー・ペニントン (イプスウィッチ・タウン)
--   DF アシュリー・ウィリアムズ (ストーク・シティ)
--   DF カラム・コノーリー (ウィガン)
--   FW ヘンリー・オニェクル (ガラタサライSK)
--   FW シャニ・タラシャイ (グラスホッパー・クラブ・チューリッヒ)
--   FW ケヴィン・ミララス (フィオレンティーナ)

歴代監督編集

歴代所属選手編集

GK編集

DF編集

MF編集

FW編集

脚注編集

外部リンク編集

公式
ニュース