東近江市

日本の滋賀県の市

東近江市(ひがしおうみし)は、滋賀県の東部にあるである。愛知川に沿って鈴鹿山脈から琵琶湖岸まで東西に長い市域を持つ。市名は旧国名に由来。

ひがしおうみし
東近江市
百済寺
百済寺
Flag of Higashiomi, Shiga.svg Symbol of Higashiomi Shiga.svg
東近江市旗 東近江市章
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 滋賀県
団体コード 25213-1
法人番号 2000020252131
面積 388.37km2
総人口 113,269[編集]
推計人口、2018年4月1日)
人口密度 292人/km2
隣接自治体 近江八幡市彦根市甲賀市蒲生郡竜王町日野町愛知郡愛荘町犬上郡多賀町
三重県いなべ市三重郡菰野町
市の木 イロハモミジ
市の花 ムラサキ
東近江市役所
市長 小椋正清
所在地 527-8527
滋賀県東近江市八日市緑町10番5号
北緯35度6分45.3秒東経136度12分27.1秒座標: 北緯35度6分45.3秒 東経136度12分27.1秒
東近江市本庁舎
外部リンク 東近江市

東近江市位置図

― 市 / ― 町

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延命公園から望む東近江市街

目次

地理編集

 
市役所のある旧八日市市街地周辺の空中写真。1982年撮影の8枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

気候編集

市内全域が内陸性気候である。当市は気象庁の気象区分で滋賀県南部に分類されているが、合併前は北部に分類されていた地域があり(旧愛東町・旧湖東町・旧永源寺町)、冬季は地域差が出るため明確な気候の線引きはできない。 夏は、最高気温は県内で最も高くなる日も珍しくないが、盆地であるため熱帯夜となる日は少ない。 冬は、冬日となる日が多く、2012年2月19日には2月としては歴代1位となる最低気温-10.8℃を記録している。

  • 気温 - 最高38.8℃(2014年(平成26年)7月26日)、最低-11.6℃(1982年(昭和57年)1月31日
  • 最大降水量 - 174ミリ(1982年(昭和57年)8月1日
  • 最大瞬間風速 - 26.5メートル(2013年(平成25年)9月16日
  • 夏日最多日数 - 143日(2013年(平成25年))
  • 真夏日最多日数 - 78日(2011年(平成23年))
  • 酷暑日最多日数 - 30日(2010年(平成22年))
  • 熱帯夜最多日数 - 8日(1999年(平成11年))
  • 冬日最多日数 - 105日(1984年(昭和59年))
  • 真冬日最多日数 - 3日(1996年(平成8年))
東近江(東近江市桜川東町、標高128m)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 16.2
(61.2)
20.3
(68.5)
24.9
(76.8)
30.4
(86.7)
32.0
(89.6)
36.0
(96.8)
38.8
(101.8)
38.0
(100.4)
36.6
(97.9)
31.6
(88.9)
25.0
(77)
19.3
(66.7)
38.0
(100.4)
平均最高気温 °C (°F) 7.4
(45.3)
7.9
(46.2)
11.8
(53.2)
18.2
(64.8)
22.9
(73.2)
26.3
(79.3)
30.2
(86.4)
31.7
(89.1)
27.6
(81.7)
21.9
(71.4)
15.7
(60.3)
10.4
(50.7)
19.3
(66.7)
日平均気温 °C (°F) 2.8
(37)
3.2
(37.8)
6.5
(43.7)
12.2
(54)
17.2
(63)
21.2
(70.2)
25.0
(77)
26.1
(79)
22.3
(72.1)
16.1
(61)
10.2
(50.4)
5.2
(41.4)
14
(57.22)
平均最低気温 °C (°F) −1.1
(30)
−1.0
(30.2)
1.5
(34.7)
6.3
(43.3)
11.9
(53.4)
16.8
(62.2)
21.1
(70)
21.8
(71.2)
18.0
(64.4)
11.1
(52)
5.1
(41.2)
0.7
(33.3)
9.3
(48.7)
最低気温記録 °C (°F) −11.6
(11.1)
−10.8
(12.6)
−7.6
(18.3)
−2.7
(27.1)
2.3
(36.1)
6.5
(43.7)
13.2
(55.8)
12.9
(55.2)
6.8
(44.2)
0.0
(32)
−2.9
(26.8)
−10.0
(14)
−11.6
(11.1)
降水量 mm (inch) 66.3
(2.61)
80.1
(3.154)
111.3
(4.382)
101.2
(3.984)
137.8
(5.425)
193.3
(7.61)
194.4
(7.654)
110.0
(4.331)
165.9
(6.531)
110.7
(4.358)
72.4
(2.85)
64.1
(2.524)
1,407.6
(55.417)
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) 10.9 12.1 12.7 10.7 10.9 12.2 12.5 8.4 10.8 9.6 8.9 10.2 129.9
平均月間日照時間 105.6 109.4 147.8 173.6 175.0 135.5 148.3 196.9 150.6 153.3 135.5 121.4 1,753.9
出典 1: 気象庁[2]
出典 2: 気象庁[3]

広袤編集

国土地理院地理情報によると東近江市の東西南北それぞれの端は以下の位置となっている。

  北端
北緯35度15分07秒 東経136度05分07秒 / 北緯35.25194度 東経136.08528度 / 35.25194; 136.08528 (東近江市最北端)
 
西端
北緯35度15分07秒 東経136度05分07秒 / 北緯35.25194度 東経136.08528度 / 35.25194; 136.08528 (東近江市最西端)
市役所
北緯35度06分46秒 東経136度12分28秒 / 北緯35.11278度 東経136.20778度 / 35.11278; 136.20778 (東近江市役所)
東端
北緯35度09分10秒 東経136度27分19秒 / 北緯35.15278度 東経136.45528度 / 35.15278; 136.45528 (東近江市最東端)
 
南端
北緯35度00分50秒 東経136度24分17秒 / 北緯35.01389度 東経136.40472度 / 35.01389; 136.40472 (東近江市最南端)
 

合併に伴う住所変更編集

合併に伴い、旧郡部の大字で「大字」が削除され末尾に「町」が付け加えられたほか、一部の住所が変更された。

旧八日市市

  • 八日市町を除く全ての八日市地区の町は、町名の前に「八日市」を冠する。 (例)上之町→八日市上之町
    • 変更された町:上之町、清水一-三丁目、金屋一-三丁目、野々宮町、浜野町、東浜町、東本町、本町、松尾町、緑町
  • 建部地区は読みを「たけべ」から「たてべ」に変更。

旧永源寺町

  • 大字相谷と大字高野は前に「永源寺」を冠する。 (例)永源寺相谷町

旧五個荘町

  • 大字宮荘を除く全ての大字は前に「五個荘」を冠する。 (例)五個荘石川町
    • 大字下日吉については、歴史的につながりのある旧八日市市建部日吉町(旧建部村大字上日吉)と合わせるため、五個荘日吉町に変更。

旧愛東町

  • 大字外は旧八日市市外町との重複を避けるため、前に「愛東」を冠し愛東外町(あいとうとのちょう)とする。
  • 大字百済寺甲を除く大字百済寺○は地域住民にとって親しみのある町名に変更。
    • 大字百済寺乙→上山町
    • 大字百済寺丙→百済寺本町
    • 大字百済寺丁→百済寺町
    • 大字百済寺戊→北坂町

旧蒲生町

  • 大字大森と大字寺町は旧八日市市大森町、寺町との重複を避けるため、前に「蒲生」を冠する。なお旧八日市市寺町は「てらちょう」だが、蒲生寺町は「がもうてらまち」と読む。 (例)蒲生大森町
    • 大字岡本は他地区との重複がなかったものの、御代参街道の宿場町・岡本として町おこしを行っていることなどから「蒲生」を冠する要望が強かったため、「蒲生岡本町」となった。

隣接する自治体編集

 滋賀県
 三重県

歴史編集

人口編集

平成27年に実施した国勢調査では、前回の調査と比較した人口の増減をみると、1.12%減の114,180人であり、増減率は県下19市町村中10位。

 
東近江市と全国の年齢別人口分布(2005年) 東近江市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 東近江市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
東近江市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 85,214人
1975年 91,713人
1980年 98,664人
1985年 103,204人
1990年 106,508人
1995年 111,322人
2000年 114,395人
2005年 116,797人
2010年 115,479人
2015年 114,180人
総務省統計局 国勢調査より

行政編集

歴代市長編集

氏名 就任日 退任日 備考
初代 中村功一 2005年2月27日[7] 2009年2月26日 旧八日市市長
2代 西澤久夫 2009年2月27日[8][9] 2013年2月26日
3代 小椋正清 2013年2月27日 現職

市役所・支所・出張所編集

  • 東近江市役所(旧八日市市役所)
    • 本館、新館、東庁舎に分かれている。
  • 永源寺支所(合併直後は旧永源寺町役場、現在は永源寺地域産業振興会館内)
    • 鈴鹿の里コミュニティセンター(政所出張所)
  • 愛東支所(合併直後は旧愛東町役場、現在は愛東福祉センター内)
  • 湖東支所(旧湖東町役場)
  • 五箇荘支所(合併直後は旧五個荘町役場、現在は旧五個荘保健センター)
  • 能登川支所(旧能登川町役場)
  • 蒲生支所(旧蒲生町役場)

警察編集

医療編集

広域行政編集

国の機関編集

法務省

地方裁判所と家庭裁判所に関しては、彦根支部の管轄となっている。

厚生労働省

  • 滋賀労働局東近江労働基準監督署
  • 滋賀労働局東近江公共職業安定所

農林水産省

県の機関編集

姉妹・交流・友好都市編集

海外

国内

教育編集

小学校編集


中学校編集


高等学校編集

その他編集

金融機関編集

銀行編集

協同組織金融機関編集

日本郵政編集

農協・生協編集

  • 湖東農業協同組合(本店:池庄町、管轄:旧湖東町・旧愛東町
  • グリーン近江農業協同組合(本店:八日市町、管轄:市内大半および近江八幡市・日野町)
  • 東能登川農業協同組合(本店:垣見町、管轄:旧八幡村
  • 滋賀蒲生町農業協同組合(本店:市子殿町、管轄:旧蒲生町

交通編集

空港編集

現在は市内に空港はないが、かつては大日本帝国陸軍用の八日市飛行場があった。利用可能な空港は中部国際空港関西国際空港ならびに大阪国際空港

鉄道編集

バス編集

高速バス編集

一般路線バス編集

道路編集

高速自動車国道編集

地域高規格道路編集

一般国道編集

主要地方道編集

一般県道編集

林道編集

観光名所・スポット編集

自然編集

寺院編集

神社編集

博物館編集

 
西堀榮三郎記念探検の殿堂
 
五個荘近江商人屋敷 外村繁邸

「東近江市博物館グループ」として以下の施設を運営している。

景観編集

祭事編集

その他編集

産業編集

伝統産業

出身有名人編集

その他編集

東近江市では旧八日市市・旧神崎郡・愛知郡・蒲生郡と複数の旧市郡を跨ぐその広い市域により、いくつかの問題が起こっている。

もっとも大きな問題は気象の問題である。同一市内であるにもかかわらず、地域によって気象状況に差が生じる場合が多々ある。東近江市は滋賀県内における気象区分では滋賀県南部のうち最北部に位置しているが、合併前は滋賀県北部に属していた地域(愛東・湖東・永源寺)と従来から滋賀県南部に属していた地域(八日市・蒲生・五個荘・能登川)から構成されているために、状況をややこしくしている。冬季は特にこの傾向が顕著で、山間部で標高の高い永源寺地区が標高の低い湖岸の能登川地区より寒いのは勿論、以前から滋賀県南部であった地区と以前は滋賀県北部であった地区とでは、前者では曇空でも、後者では降雪という日もある。そのため愛東・湖東地区で雪が降っていても、市南部の蒲生地区桜川で観測されるアメダスでは積雪0cmになっていることもよくある。

また、旧八日市市・神崎郡・蒲生郡地域では市外局番が0748(市内局番20~59、八日市MA)であるが、愛東地区の妹町の一部を除く旧愛知郡地域の市外局番は0749(市内局番20~49、彦根MA)となっており、市外局番の統一が検討されている(日本における市外局番の変更も参照)。

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 2004年(平成16年)10月28日に決定[1]

出典編集

  1. ^ “「東近江市」の新市章を決定「e」と「近」モチーフ 合併アラカルト”. 京都新聞 朝刊 滋賀版 (京都新聞社): p. [要ページ番号]. (2004年10月29日) 
  2. ^ 東近江 年・月ごとの平年値”. 気象庁. 2012年10月28日閲覧。
  3. ^ 東近江 観測史上1~10位の値”. 気象庁. 2014年1月16日閲覧。
  4. ^ “東近江市 飛躍誓い発足 開庁式 住民ら門出祝う”. 京都新聞 朝刊 (京都新聞社): p. 1. (2005年2月12日) 
  5. ^ “新・東近江市が発足 能登川、蒲生 両町を編入 県の中核都市目指す”. 京都新聞 朝刊 (京都新聞社): p. 3. (2006年1月3日) 
  6. ^ “「強く、豊かなまちに」 小椋東近江市長 初登庁”. 京都新聞 朝刊 (京都新聞社): p. 25. (2013年2月28日) 
  7. ^ “東近江市長に中村氏 西沢氏に競り勝つ”. 京都新聞 朝刊 (京都新聞社): p. 1. (2005年2月28日) 
  8. ^ “西沢東近江市長が初登庁”. 京都新聞 朝刊 滋賀版 (京都新聞社): p. [要ページ番号]. (2009年2月28日) 
  9. ^ “「市政課題 一定の道筋」 西沢・東近江市長ら退任”. 京都新聞 朝刊 滋賀版 (京都新聞社): p. [要ページ番号]. (2013年2月27日) 
  10. ^ 日本一の大凧 東近江大凧 - 東近江市ホームページ

広報資料・プレスリリースなど一次資料編集

関連項目編集

外部リンク編集