松竹マルチプレックスシアターズ

日本の映画興行会社

株式会社松竹マルチプレックスシアターズ(しょうちくマルチプレックスシアターズ、: Shochiku Multiplex Theatres, Ltd.)は、MOVIX(ムービックス)などの映画館を経営・運営する松竹株式会社の完全子会社である。

株式会社松竹マルチプレックスシアターズ
Shochiku Multiplex Theatres, Ltd.
Togeki Building, at Tsukiji, Chuo, Tokyo (2019-01-02).jpg
本社が入居している東劇ビル
種類 株式会社
略称 SMT
本社所在地 日本の旗 日本
104-8422
東京都中央区築地四丁目1番1号
東劇ビル
設立 1996年平成8年)5月8日
業種 サービス業
法人番号 2010001046023 ウィキデータを編集
事業内容 映画館の企画・開発・経営・運営、
売店・飲食店経営、
雑貨類・キャラクター商品販売、
不動産の売買及び賃貸借ほか
代表者 熊谷浩二(代表取締役社長)
資本金 39億3,750万0千円
売上高 158億4500万円(2021年02月28日時点)[1]
営業利益 ▲29億7700万円(2021年02月28日時点)[1]
経常利益 ▲30億2400万円(2021年02月28日時点)[1]
純利益 ▲43億8700万円(2021年02月28日時点)[1]
純資産 69億2300万円(2021年02月28日時点)[1]
総資産 172億9100万円(2021年02月28日時点)[1]
支店舗数 劇場一覧参照
決算期 2月末日
主要株主 松竹(株)(出資比率100%)
関係する人物 大谷信義(松竹元社長・現代表取締役会長)
外部リンク https://www.smt-cinema.com/
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概要編集

現在、北海道と四国を除く地域に25サイトを展開している(共同経営館を除く)。TOHOシネマズと競合している地域のサイトでは、配給側の意向で東宝邦画系の作品が上映されないためラインナップではやや劣るが、その分ミニシアター系の上映作品が多い。音作りにはこだわっているとしており[2]、その音響の正確性やサービスの向上に対する姿勢が評価され、週刊ダイヤモンドの顧客満足度調査でシネマコンプレックスにおける1位にランキングされたこともある[3]

松竹は国内興行会社としては、シネマコンプレックスへの進出が早く、1990年平成2年)から海外情報の収集を進め、1996年(平成8年)5月にはMOVIXの運営会社となる松竹マルチプレックスシアターズを設立した。1号店は1997年(平成9年)3月20日にオープンしたMOVIX六甲(2010年1月31日閉館)である。当初の目標として、2000年(平成12年)までに10地区100スクリーン、国内のスクリーン数が3000を越えた時点で1割に当たる300スクリーンというものを掲げた。しかしながら、ノウハウ吸収を目的として合弁契約をしたシネマーク・シアターズとは開発スタンスの違いが原因で合弁契約を解消したり、競合会社の増加によりテナント契約が困難を極めたりしたため、出店計画に若干の遅れが発生した[4][5][6]。現在では松竹の運営するシネマコンプレックスや松竹と他社の共同運営サイトの持分も含めると300スクリーン弱、興行収入は13%弱のシェアを握っており[7]、おおよそ当初の目論見通りとなっている。

2001年開業の「京都」は松竹発祥の地(新京極通)で旧態化した松竹の上映館を建て直した経緯から松竹本社による直営で、運営を松竹マルチプレックスシアターズが担う関連施設であった。2010年12月24日に、東劇や松竹系のチェーンマスター丸の内ピカデリー新宿ピカデリーを含む松竹本社の映画興行事業を分割し、松竹マルチプレックスシアターズに吸収させることを決定したため、2011年3月1日に松竹直営劇場はすべて松竹マルチプレックスシアターズへ移管された。移管された劇場のサービスは長らく変更されていなかったが、2014年春ごろからメンバーズカードや座席予約についてはサービスが統一された。コンセッションの統一は行われていない。

主要ブランドであるMOVIXの看板キャラクターはヒッポコブラザーズという容姿の違う直立2足歩行の3匹のカバ兄弟(パコ・ピコ・ポコ)で、CGデザイナー村松直之の手によるもの。元は3DCGで描画され、マナーを促すフル3DCGアニメやチラシなどに登場していたが、2次元のイラストとしても描かれるようになり、2009年にイラストタッチのアニメによるポリシーシネマが製作された。流れるテーマソングは「映画ってたのしーね。」というタイトルで、作曲・歌は福井洋介。ポリシーシネマは予告編前に鑑賞マナーの告知に続いて流れる他、MOVIXの公式サイト上でも観ることが出来る。なおプロモーションを兼ねた上映作のタイアップによるものに差し替えられた例がある(2010年12月前後の「相棒 劇場版II」、2012年10月前後の「北のカナリアたち」によるもの)。CM(シネアド)・マナーアニメと予告編の間に挿入される「MOVIX」ロゴアニメのカットでは下部に「presented by 'SMT'」のキャプションがあったが2006年頃から省かれている。

沿革編集

  • 1990年9月 - 松竹(株)映画興行部内に劇場開発スタッフが編成され、シネマコンプレックスについて海外情報の収集に乗り出す[4]
  • 1995年4月 - マルチプレックス・シアター開発委員会が設置され、京都二条駅付近(現BiVi二条)へのシネマコンプレックス出店を決定する(後に自社所有地への出店に変更)。
  • 1996年4月 - 松竹マルチプレックス開設準備室を設置。
  • 1996年5月8日 - 松竹、オリックス大林組清水建設大成建設西松建設戸田建設三井物産ロッテの出資により[4](株)松竹マルチプレックスシアターズ設立。
  • 1997年2月 - シネマコンプレックス運営ノウハウ吸収のため[4]、シネマーク・インターナショナルと合弁契約。
  • 1997年3月20日 - 1号店のMOVIX六甲を開館。
  • 1997年5月 - (株)松竹マルチプレックスシアターズを(株)松竹シネマークシアターズに改称。
  • 1998年3月25日 - 開発スタンスの違いなどからシネマーク・インターナショナルとの合弁を解消し[5]、(株)松竹マルチプレックスシアターズに社名を戻す。
  • 2001年11月23日 - 松竹直営のMOVIX京都を開館。
  • 2004年4月15日 - 松竹とニューセレクトの合弁で(株)松竹ニューセレクト設立。
  • 2004年4月30日 - 松竹ニューセレクトの運営のMOVIX本牧を開館。
  • 2009年9月30日 - 三井物産が所有していた株式を松竹が買収し、松竹マルチプレックスシアターズが松竹の完全子会社になる[8]
  • 2010年1月31日 - 1号店のMOVIX六甲を閉館。
  • 2011年1月16日 - 松竹ニューセレクトの運営のMOVIX本牧を閉館[9]
  • 2016年 - 会社設立20周年。

サービス編集

サービスとしては、会員システムのSMT Membersや、インターネットチケット購入システムなどがある。

SMT Members(会員システム)編集

  • 2014年5月21日より東劇を除く、松竹マルチプレックスシアターズ運営の劇場でスタートした新会員システム[10]。カード発行手数料が100円必要(入会金・年会費等は不要)であり、入会するとプラスチックカードタイプのポイントカードが渡される(のちにカード無し・発行手数料無しのWeb登録が可能になった。後述)。ポイントについては有料鑑賞1回につき10ポイント付加され、60ポイントで無料鑑賞クーポンと交換できる(3D作品は+400円必要、特別興行には使用不可)。ポイントはインターネット上で管理されているため、旧会員システムであったMOVIX Clubとは異なり、インターネット購入での無料鑑賞クーポン使用が可能となった。ポイントの有効期間は最終加算日から6ヶ月である(他社では獲得した個々のポイントに対して有効期間が設定されている場合があるが、SMT Membersでは保有ポイント全体に対してであるので、例えば6ヶ月以内の間隔で1回ずつ6回有料鑑賞した場合でもポイントは一切失効せず計60ポイントとなり、無料鑑賞クーポンを取得できる)。
  • このほかの特典として、1回有料鑑賞するごとに次回鑑賞時に割引料金で鑑賞できる「次回割引クーポン」(2019年3月現在、ネット購入の場合一般料金1,800円が1,200円になる)や誕生日当日に配布される割引クーポン「お誕生日クーポン」、売店での購入時に会員カードのQRコードをかざすと割引鑑賞クーポン・無料鑑賞クーポンなどが当たる抽選に参加できる「コンセチャレンジ!」がある。
  • なお、新宿ピカデリーについてはサービスが異なっており、無料鑑賞クーポンは80ポイントで交換、次回割引クーポンは使用不可となっていたが、2015年1月30日に他の劇場とサービスが統一された[11]
  • 2019年3月12日より、SMT MembersはWebのみで会員登録可能になった。この場合は会員カードが発行されないので手数料がかからず完全無料である。コンセチャレンジ!等、会員QRコードが必要な場合は、スマートフォンを利用することになる。

インターネットチケット購入システム編集

  • パソコンまたは携帯電話から利用できる。MOVIX Clubが使用されていた時点ではおさきにNetと言う名称が用いられていた。
  • 上映3日前21:00[注釈 1](SMT Members会員は上映3日前17:00)から購入でき、上映当日の上映開始20分前まで購入できる(ただし人気作品は先売券発売日が早くなることがある。その場合、ホームページ、劇場配布物などで告知される)。決済は2019年4月現在、クレジットカード・ドコモd払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払い・リクルートかんたん支払い・楽天ペイ・ムビチケが利用できる。手数料は無料である。
  • 座席は、会員・非会員に関わらずピンポイントで指定できる。なお、おさきにNet時代はピンポイントで指定できるのはMOVIX Club会員に限られていた。
  • チケットは、劇場ロビーに設置された自動発券機に購入番号(4桁)と電話番号を入力するか、メールに記載されているQRコードをかざすことで発券できる。SMT Membersの場合は購入に使用した会員QRコードをかざすことでも発券できる。
  • 学生割引、シニア割引、夫婦50割引、レディースデイ、レイトショー、モーニングファーストショーなどの料金に対応しているほか、ムビチケやSMT Membersのクーポンにも対応している。なお、学生割引、夫婦50割引などで購入した場合、入場時に劇場入口(もぎり)でスタッフに 学生証・免許証、保険証などの年齢のわかる証明書を提示しなければならない。
  • (無料鑑賞クーポンなどを使用しない)有料購入の場合、SMT Members会員ポイントが10ポイントつく。1回の購入で例えば2人分の席を購入する場合でもつくのは10ポイントのみである。ただしそのもう1人もSMT Members会員であれば、会員番号を入力するとその会員にもポイントをつけられる[注釈 2]。なおポイント付与のタイミングは購入時ではなく、発券時となる。

コンセッション編集

飲食物は劇場内のコンセッション(飲食売店)で購入した飲食物のみ持ち込みできる。ドリンクはコカ・コーラ製品を販売している(本牧のみペプシであった)。

MOVIX Club(旧会員システム)編集

会員システムのMOVIX Clubは入会金が500円必要(年会費等は不要)ではあるが、入会すると白濁リライトカードタイプのポイントカードが渡された。入会特典として10ポイント貰えた。ポイントについては、窓口購入だと1本で10ポイント、インターネット予約だと1本で12ポイント付加された(会員本人分だけでなく同伴者分もポイントを付けることができた)。60ポイントで「MOVIX Clubセット」と言う、無料招待券1枚とサービスポップコーン引換券のセットが渡された。このポイントは、チケット発行時と同時に付加されるので、例えば「1本目に有料鑑賞して60ポイントを達成し、2本目は無料で鑑賞」というハシゴも可能であった。ただし、3D作品、特別興行などには使用できなかった。

さらに、2009年(平成21年)9月1日から、上記60ポイントに加え、「20ポイントで、映画が1000円で鑑賞できるクーポン1枚と引き換え(購入時に10ポイントバック有り)」[注釈 3]「30ポイントで、ホットドッグポップコーン(Mサイズ)等2品と引き換え」という特典が追加された。これにより、映画サービスデー以外でもポイントさえ残っていれば実質1000円鑑賞が毎回可能となった。

ポイント使用時は、後述のおさきにNetの自動発券機にカードを挿入し引換券を発行。60ポイント無料鑑賞のインターネット予約はできないので、引換券を発行しチケット窓口で入場券と交換となっていた。

ポイントの有効期間は、チケット最終購入日から半年間(ポイント引き換えでは有効期間は延びない)。紛失などによるカード及びポイントの再発行はできないので、会員を続けるには改めて500円を支払い再入会が必要。ただし、破損・磁気不良によるカードの交換は無償でできた。

また、会員特典として下記のような優待サービスがある。

  • 平日1300円で鑑賞できる(2012年8月31日までの期間限定。当初は2010年8月31日までの予定だったが好評に付き期間延長となった[注釈 4])。
  • おさきにNetでピンポイントで座席指定ができる(パソコンのみ)。
  • おさきにNetでの先売券購入開始時間が毎週水曜午前11時から(非会員は毎週水曜18時から)。

SMT Membersへの移行のため、2013年8月末でポイント付与を終了し、2014年5月末でサービス終了となった。

設備、スタッフ編集

ドルビーシネマ編集

 
丸の内ピカデリーのドルビーシネマスクリーン

2019年4月26日平成最後の金曜日)、MOVIXさいたま内にドルビーシネマスクリーンがオープン[12]。その後同年10月4日、有楽町マリオン新館5階の丸の内ピカデリー3をドルビーシネマに改装・リニューアル[13]2020年3月6日にはMOVIX京都にも新設され[14]、SMT系列では現時点で3サイトにドルビーシネマが設置されている。

3D上映編集

XpanD方式を採用している。3Dメガネは、液晶シャッター式で電池が内蔵されており 電池切れなどによる不具合で映像が3Dに見えないことがある。その場合、スタッフに申し出て別の3Dメガネと交換する必要がある。3Dメガネは貸出品で上映後に返却しなければならない。3Dメガネの持ち出し防止のため、亀有・三好 の劇場には試験的にセンサーが設置された。現在は大阪ステーションシティシネマにて採用したNESTRI 3D CINEMA SYSTEM(ネストリ3Dシネマシステム)へ入れ替えを行なっている。液晶シャッター方式でXpanDと同様のアクティブシャッター方式だが、XpanDに比べて、輝度が高くメガネも軽量で装着感も良い。防犯タグ内蔵。また子供用アタッチメントもある。

スタッフ編集

アルバイトの制服は、2016年1月頃までは、オンワード商事製で長袖Yシャツにピンク色のベスト(コンセッションは、ピンク色のエプロン・サンバイザー)を使用していた。 2016年2月頃からは、同じくオンワード商事製でオリジナルデザインの青い縦ラインの入ったシャツに変更された。また寒い場合は黒いカーディガンを着用する。なおズボンやシャツ、カーディガンにはポケットが一切なく、その代わりにポーチを使っている。支配人、マネージャーなどの社員には制服はなくスーツを着用している。

劇場マネージャーの採用は不定期に行われている。離職者も多いが、人気の職種のため応募者は多い。はじめは、契約社員からスタートで1年後正社員登用の試験を受ける事ができる。

劇場編集

劇場名が地名のみで特筆がない場合は「MOVIX○○(例:MOVIXさいたま)」となる。

かつて愛知県名古屋市にあった「ピカデリー」は松竹系の映画を中心に上映していたものの、中日本興業が運営していた。そのため、当社及び松竹は一切関係ない。

劇場名 所在地 併設施設 規模 開館日 備考
仙台 宮城県仙台市太白区 ザ・モール仙台長町 10スクリーン
1,817席
2000年12月20日
丸の内ピカデリー 東京都千代田区 有楽町マリオン 3スクリーン
1,312席
1984年10月6日 ドルビーシネマ、3面ライブスクリーン導入劇場
新宿ピカデリー 東京都新宿区 10スクリーン
2,235席
2008年7月19日 改築の際、京都と同様に名称を「MOVIX」にする案もあった
東劇 東京都中央区 東劇ビル 1スクリーン
435席
1975年**月**日
つくば 茨城県つくば市 iiasつくば 9スクリーン
1,632席
2008年10月31日
宇都宮 栃木県宇都宮市 10スクリーン
2,010席
2003年11月22日 併設施設の正式名称は「FKDショッピングモール宇都宮インターパーク店
伊勢崎 群馬県伊勢崎市 スマーク伊勢崎 10スクリーン
1,749席
2019年3月29日 撤退したプレビ劇場の後継に移転開館
旧・MOVIX伊勢崎に関しては「かつてあった劇場」参照
さいたま 埼玉県さいたま市大宮区 コクーンシティ 12スクリーン
2,543席
2004年9月17日 ドルビーシネマ導入劇場
川口 埼玉県川口市 アリオ川口 9スクリーン
1,950席
2005年11月29日
三郷 埼玉県三郷市 ピアラシティ 12スクリーン
2,523席
2005年6月1日
柏の葉 千葉県柏市 ららぽーと柏の葉 10スクリーン
2,009席
2006年11月22日
亀有 東京都葛飾区 アリオ亀有 10スクリーン
2,147席
2006年3月3日
昭島 東京都昭島市 モリタウン 12スクリーン
2,429席
2006年3月15日
橋本 神奈川県相模原市緑区 SING橋本 9スクリーン
1,712席
2004年7月3日
清水 静岡県静岡市清水区 エスパルスドリームプラザ 9スクリーン
1,950席
1999年10月8日
三好 愛知県みよし市 アイ・モール三好 12スクリーン
2,203席
2000年10月28日
八尾 大阪府八尾市 アリオ八尾 12スクリーン
2,436席
2006年12月4日
大阪府堺市堺区 堺浜シーサイドステージ 12スクリーン
2,413席
2006年4月15日
あまがさき 兵庫県尼崎市 あまがさきキューズモール 11スクリーン
2,030席
2009年10月20日
京都 京都府京都市中京区 12スクリーン
2,020席
2001年11月23日 2005年増築により新館(現North)開館
ドルビーシネマ導入劇場
倉敷 岡山県倉敷市 イオンモール倉敷 10スクリーン
1,702席
1999年9月21日 当初は8スクリーンであり2002年12月に2スクリーン増設
日吉津 鳥取県西伯郡日吉津村 イオンモール日吉津 6スクリーン
1,306席
1999年4月17日
周南 山口県下松市 ゆめタウン下松 7スクリーン
1,550席
1999年3月20日
熊本ピカデリー 熊本県熊本市西区 アミュプラザくまもと 10スクリーン
1,316席
2021年4月23日 3面ライブスクリーン導入劇場[注釈 5][15][16][17]

出店が決まった劇場編集

他社との共同経営劇場編集

備考欄の太字は運営会社を指す。表内の略称は以下の通り。

SMT:松竹マルチプレックスシアターズ

劇場名 所在地 併設施設 規模 開館日 備考
札幌シネマフロンティア 北海道札幌市中央区 札幌ステラプレイス 12スクリーン
2,705席
2003年3月6日
横浜ブルク13 神奈川県横浜市中区 コレットマーレ 13スクリーン
2,483席
2010年3月19日
  • ティ・ジョイ/SMT/東急レクリエーション共同事業体
ミッドランドスクエア シネマ 愛知県名古屋市中村区 14スクリーン
2,205席
2007年3月7日
大阪ステーションシティシネマ 大阪府大阪市北区 大阪ステーションシティ 12スクリーン
2,589席
2011年5月4日
  • SMT/TOHOシネマズ/ティ・ジョイによる共同事業体
  • 梅田ピカデリー」(2011年1月16日閉館)の後継館
なんばパークスシネマ 大阪府大阪市浪速区 なんばパークス 11スクリーン
2,187席
2007年4月19日
  • SMT/ティ・ジョイによる共同事業体

かつてあった劇場編集

  • MOVIX六甲兵庫県神戸市東灘区神戸ファッションプラザ 9階) <7スクリーン、1,419席、1997年3月20日開館、2010年1月31日閉館> 
    • 2010年1月31日で閉館[21]。同年7月3日、神戸ファッションプラザ自体が経営母体となり、オーエスに番組編成業務を、オーエス子会社のOSシネブラザーズに運営業務を委託する形で、「シネウェーブ六甲[1]」として再オープンした[22][23]ものの、2011年11月30日に閉館し、神戸ファッションプラザ内に再びシネコンがない状態となっている。
  • MOVIX本牧神奈川県横浜市中区マイカル本牧6番街) <8スクリーン、1,310席、2004年4月30日開館、2011年1月16日閉館>
    • 当初はマイカル松竹シネマズ本牧として1996年6月29日に開館した。同劇場は同年6月11日に株式会社ニチイ(後の株式会社マイカル→イオンリテール株式会社)との合弁で設立された株式会社マイカル松竹が経営をしていた。しかし、マイカルの経営破綻に伴い合弁解消が決定。劇場は2004年4月25日に一旦閉館し、マイカル松竹は同年6月30日に解散した。劇場を引き継いだのは同年4月15日にニューセレクト株式会社との合弁で設立された株式会社松竹ニューセレクトである。同年4月26日に同劇場の経営権を買収し、改装後同年4月30日にMOVIX本牧として再開館した[24]。しかしながら当初の開館から15年経ち、桜木町や上大岡に競合館が相次いで進出したことや、運営し続けるには3D上映設備など多額の設備投資が必要と見込まれることから2011年1月16日に閉館した[25]
  • MOVIX橿原奈良県橿原市ツインゲート橿原内) <9スクリーン、2,025席、2001年6月27日開館、2014年8月31日閉館>
  • 109シネマズMM横浜(神奈川県横浜市西区GENTO YOKOHAMA 2階) <11スクリーン、2,210席、2004年11月26日開館、2015年1月25日閉館>
  • 旧 MOVIX伊勢崎スーパーモールいせさき内) <11スクリーン、2,222席、1999年7月10日開館、2019年2月28日移転のため閉館>
    • 2019年3月29日に同市内のスマーク伊勢崎内へ移転。
  • MOVIX利府(宮城県宮城郡利府町利府ペアガーデン内) <12スクリーン、2,441席、2001年3月1日開館、2020年10月31日閉館[26]>
    • イオンモール利府(現:イオンモール新利府 北館)の隣接地にある商業施設ゾーン「利府ペアガーデン」の一角に立地していた。開館10年後の2011年3月11日に発生した東日本大震災で一時休館した後、同年5月20日に再開[27]。だが2020年に入って起こった新型コロナウイルス感染症の流行に加え、建物の賃貸借契約満了も重なり同年10月31日をもって閉館[28]。建物は翌年3月12日から解体工事に入った[29]。跡地にはドン・キホーテデンコードーの出店を予定していることが2021年7月に報じられている[30]。なお、MOVIXと入れ替わるように、イオンモール新利府 南館内に「イオンシネマ新利府」が2021年3月5日にオープンしている[31]
  • 神戸国際松竹(兵庫県神戸市中央区、神戸国際会館内)<4スクリーン、516+4席、1999年4月29日開館、2022年3月17日閉館>
    • 賃貸借契約満了に伴い閉館。後継に「kino cinema神戸国際」が2022年4月1日に開館した。

出店を中止した劇場編集

  • 上大岡 (神奈川県横浜市港南区、ミオカ内) <2009年春開館予定>
    • 白紙撤回ののち、TOHOシネマズに変更となった。

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ 新宿ピカデリーを除き、2015年10月9日公開分までは、上映2日前11:00からの販売となっていた。
  2. ^ MOVIX Club時代は、購入した会員に対して購入席数分のポイントがついていた。
  3. ^ 1000円割引券ではなく、通常1800円→1000円になるクーポンであった。3D作品にも使用でき、+300円(1300円)で鑑賞できた。
  4. ^ MOVIX京都は、毎週火曜日のみ
  5. ^ 熊本駅の建て替え工事による新しい駅ビル・JR熊本駅ビル内「アミュプラザくまもと」の7階に2021年4月23日開業。これが松竹マルチプレックスシアターズとして九州地区初出店となる。

出典編集

  1. ^ a b c d e f 株式会社松竹マルチプレックスシアターズ 第25期決算公告
  2. ^ 「特集/シネコン10年(経営責任者インタビュー) シネコンが映画界の体質を劇的に変えた!」、『AVジャーナル』第42巻第6号、文化通信社、2002年6-7月合併号、 26-39頁。
  3. ^ 浅島亮子、佐藤寛久、鈴木洋子、田中久夫、内村敬「感動は収益を生む 儲かるサービス」『週刊ダイヤモンド』第94巻第24号、ダイヤモンド社、2006年6月、 30-57頁。
  4. ^ a b c d 「松竹シネマークシアターズの21世紀に向かう姿勢 シネコン水面下の陣取りいま酣」『AVジャーナル』第37巻第8号、文化通信社、1997年8月、 22-27頁。
  5. ^ a b 万場栄一「台頭するシネマコンプレックスと映画館産業の行方 第2回 邦画大手3社のシネコンも始動」『月刊レジャー産業資料』第31巻第10号、綜合ユニコム、1998年10月、 137-141頁。
  6. ^ 「松竹マルチプレックスシアターズ第1期経営戦略 年間売上100億、100スクリーン達成へ」『AVジャーナル』第40巻第9号、文化通信社、2000年9月、 24-27頁。
  7. ^ 「インタビュー/中島厚松(株)常務取締役兼松竹マルチプレックスシアターズ代表取締役 本社とSMTの“興行力”の相乗効果を目指したい」『AVジャーナル』第49巻第9号、文化通信社、2009年9月、 38-44頁。
  8. ^ 「NEWS FLASH」『AVジャーナル』第49巻第11号、文化通信社、2009年11月、 12頁。
  9. ^ MOVIX本牧 閉館のお知らせ”. 松竹株式会社. 2010年11月13日閲覧。
  10. ^ 新会員サービス SMT Membersについて (PDF) - 松竹マルチプレックスシアターズ、2014年4月28日、2015年5月31日閲覧。
  11. ^ SMT Members 特典が"もっと!"お得に。1/30(金)リニューアル☆ - 新宿ピカデリー、2015年5月31日閲覧。
  12. ^ 岡安学 (2019年4月28日). “関東初のドルビーシネマがオープン。さっそく行ってきた - MOVIXさいたま”. ASCII.jp. 角川アスキー総合研究所. 2021年4月9日閲覧。
  13. ^ ついに明日オープン、有楽町のドルビーシネマ専用劇場「丸の内ピカデリー」はぜひ体験したい”. 週刊アスキー. 角川アスキー総合研究所 (2019年10月3日). 2021年4月9日閲覧。
  14. ^ “日本映画発祥の地・京都にいよいよ誕生 MOVIX京都にドルビーシネマが3月6日(金)オープン” (PDF) (プレスリリース), 松竹マルチプレックスシアターズ, (2020年2月12日), https://www.smt-cinema.com/release/20200212_dolbycinema_kyoto_0306open.pdf 2021年4月9日閲覧。 
  15. ^ 「アミュプラザくまもと」出店店舗のご案内【JR熊本シティ】 - JR熊本シティ 2020年6月30日(2020年6月30日閲覧)
  16. ^ 熊本駅ビル「シネマコンプレックス」及び「結婚式場」の出店会社決定について - 九州旅客鉄道 2018年10月17日(2018年10月18日閲覧)
  17. ^ 松竹マルチプレックスシアターズ 2021年春、熊本駅ビル内にシネマコンプレックスを新規出店 - 松竹マルチプレックスシアターズ 2018年10月18日(2018年10月18日閲覧)
  18. ^ 広島駅ビルの建替え計画について”. 西日本旅客鉄道株式会社. 2019年3月15日閲覧。
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  24. ^ 松竹株式会社 (2006年). 松竹百十年史. 松竹株式会社. pp. 800-808頁 
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  31. ^ 酒井隆文 (2021年1月28日). “東北最大級11スクリーン、「イオンモール新利府 南館」にイオンシネマ”. AV Watch. インプレス. 2021年3月1日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集