坂東尚樹

日本の男性声優 (1957-)
板東尚樹から転送)

坂東 尚樹(ばんどう なおき、1957年12月12日[6] - )は、日本男性声優である。北海道旭川市函館市出身[2]日本俳優連合会員[2]

ばんどう なおき
坂東 尚樹
プロフィール
本名 坂東 耕一郎(ばんどう こういちろう)[1]
性別 男性
出生地 日本の旗 日本北海道旭川市[2]
出身地 日本の旗 日本・北海道函館市[2]
生年月日 (1957-12-12) 1957年12月12日(66歳)
血液型 O型[2]
職業 声優
事務所 プロダクション・エース[3]
公式サイト 坂東 尚樹|プロダクション・エース
Bandowz Bandows
公称サイズ(時期不明)[5]
身長 / 体重 163 cm / kg
活動
活動期間 1980年代 -
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

経歴 編集

中学校から高校時代は北海道函館市に住んでいた[2]

北海道から上京して法政大学文学部日本文学科(夜間部)に進学したが、親が出してもらっていた授業料を劇団青年座俳優養成所夜間部につぎ込み、2年で中退[2]

俳優になりたいと思い、劇団青年座俳優養成所本科卒業後、劇団新人会に所属[2][7]。しかし体格的に小さいと舞台では見劣りして、なかなか良い役がもらえなかったという[7]

声優の仕事を始めたきっかけは心の奥底に「学歴コンプレックス」があり、「どうせ声優向けの発声とかをちゃんと習ったことがない劇団上がりですよ」という拗ねた気持ちが残っていたという[7]

舞台公演中、音響効果を手伝っており、音に対する興味が深まって声優活動に繋がることになった[2]。声優をしていた劇団の先輩が知り、「音響が得意ならやってみるか?」と声をかけてくれたという[7]

その頃、テレビアニメ『シティーハンター』が放送開始し、毎週大量に悪い男役が登場するため、頭数が必要で、ほぼ毎週収録に呼んでくれるようになったという[7]。1991年にオーディションに合格して『太陽の勇者ファイバード』のガードスター役で初レギュラー[7]

九プロダクション[1]創立メンバー[2]マウスプロモーションリベルタALBAを経て[4]、現在プロダクション・エースに所属[3]。週に一度の声の仕事が入ると、二か月間の舞台公演などはスケジュールに入れづらくなり、「両立は難しい」と思っていた時に決心して声優事務所に移籍したという[7]

人物 編集

趣味・特技は写真DTMを少々[3]、ボイスサンプル録音[4]

音域は基本D# - G、ファルセットでEまで[2]

方言北海道弁[3](函館弁、東北弁[2])。

出演 編集

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ 編集

1984年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2014年
  • ヒーローバンク(加狩町留利)
  • 妖怪ウォッチ(2014年 - 2023年、じんめん犬グレるりんロボニャン / ロボニャンF型、わすれん帽、ナガバナ、赤鬼、青鬼、黒鬼、ナレーション、ナガバナナ、オオクワノ神、ダイヤニャン / ブラックダイヤニャン、ザンバラ刀、ネクラマテング、あまのじゃく、プライ丼、おれリュウ、矢良瀬古里無、なぞトキ、ふじのやま、ミツマタノヅチ、ゴクドー、ぎしんあん鬼、ズルズルづる、アニ鬼、クワノ武士、ダラケ刀、サンデーパパ、かぜカモ、いばる〜ん 他) - 3シリーズ[一覧 4]
2015年
2016年
2017年
2018年
  • 妖怪ウォッチ シャドウサイド(2018年 - 2019年、ロボニャンOO、ホンマグロ大将 / マグロドン、トウマの父、イケメン犬/ シブメン犬/ メンクイーター、セミコロン/ セミロング)
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年

劇場アニメ 編集

1987年
1989年
1990年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
2005年
2010年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2020年

OVA 編集

1988年
1990年
1991年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
2001年
2016年
2019年

Webアニメ 編集

ゲーム 編集

1991年
1992年
1993年
1994年
  • YAWARA!2
1995年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
  • エンゲージソウルズ(ロンチャン[17]
2022年

ドラマCD 編集

吹き替え 編集

俳優 編集

映画 編集

ドラマ 編集

アニメ 編集

人形劇 編集

特撮 編集

ナレーター 編集

テレビドラマ 編集

ボイスオーバー 編集

CM 編集

  • タカラ 白銀合体シルバリオン / 超白銀合体ゴッドシルバリオンCM

その他コンテンツ 編集

  • Britannia News Network(ルネマリー・アトランコ)※ウルティマオンラインの公式サイト上で配信されている動画・音声コンテンツ。

脚注 編集

シリーズ一覧

  1. ^ 第1作(1987年)、第2作『2』(1988年)、第3作『3』(1989年 - 1990年)、第4作『'91』(1991年)
  2. ^ 第1期(2006年)、第2期『REBIRTH』(2006年)
  3. ^ 第1期(2006年 - 2007年)、第2期(2007年 - 2008年)
  4. ^ 『妖怪ウォッチ』(2014年 - 2018年)、『妖怪ウォッチ!』(2019年)、『妖怪ウォッチ♪』(2021年 - 2023年)
  5. ^ 『SPIRITS』(2007年)、『WARS』(2009年)、『3D』(2011年)

出典 編集

  1. ^ a b 掛尾良夫 編「男性篇」『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年3月30日、242頁。ISBN 4-87376-160-3 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 坂東尚樹”. プロフィール. Bandowz. 2017年3月27日閲覧。
  3. ^ a b c d 坂東 尚樹|プロダクション・エース”. 2021年11月21日閲覧。
  4. ^ a b c 坂東尚樹”. ALBA. 2017年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月15日閲覧。
  5. ^ [4]
  6. ^ 『日本音声製作者名鑑2004 vol.1』小学館、2004年、90頁。ISBN 4-09-526301-6 
  7. ^ a b c d e f g 福田直人役・坂東尚樹氏【後編】気持ちと技術のバランスをとる”. cakes. 宇宙兄弟アニメ声優インタビュー. ピースオブケイク (2012年9月20日). 2022年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月29日閲覧。
  8. ^ 太陽の勇者ファイバード”. サンライズワールド. サンライズ. 2022年2月20日閲覧。
  9. ^ CHARACTER 登場人物紹介”. 『機動戦士Vガンダム』 公式サイト. サンライズ. 2021年9月1日閲覧。
  10. ^ 登場人物紹介”. 疾風!アイアンリーガー. 2021年3月6日閲覧。
  11. ^ 登場人物紹介”. 疾風!アイアンリーガー. 2021年3月6日閲覧。
  12. ^ 黄金勇者ゴルドラン”. メ〜テレ アニメ史 - 名古屋テレビ【メ〜テレ】. 名古屋テレビ. 2024年1月29日閲覧。
  13. ^ 作品紹介”. 勇者Web. 黄金勇者ゴルドラン. サンライズ. 2022年3月6日閲覧。
  14. ^ 陸上防衛隊まおちゃん”. メディア芸術データベース. 2016年8月22日閲覧。
  15. ^ WORLD”. 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト. 2016年1月30日閲覧。
  16. ^ 浜村弘一(編)「第1報 ドラゴンズドグマ:ダークアリズン」『週刊ファミ通』2012年12月20日増刊号、エンターブレイン、2012年12月6日、29頁。 
  17. ^ スクエニ、『エンゲージソウルズ』で津田健次郎さん、柚木涼香さんら豪華声優陣のサイン色紙プレゼントキャンペーンを開始”. Social Game Info. 2020年4月9日閲覧。
  18. ^ “アリー/ スター誕生”. ふきカエル大作戦!!. (2019年4月2日). https://www.fukikaeru.com/?p=11516 2019年4月4日閲覧。 
  19. ^ X-MEN2”. 日曜洋画劇場. 2016年7月22日閲覧。
  20. ^ トゥモローランド”. ふきカエル大作戦!! (2015年6月6日). 2017年5月6日閲覧。
  21. ^ “プーと大人になった僕”. ふきカエル大作戦!!. (2018年9月14日). https://www.fukikaeru.com/?p=10304 2018年9月14日閲覧。 
  22. ^ 登場人物”. コウラン伝 始皇帝の母. NHK. 2020年9月15日閲覧。

外部リンク 編集