メインメニューを開く

1990年の映画(1990ねんのえいが)では、1990年(平成2年)の映画分野の動向についてまとめる。

目次

できごと編集

日本の映画興行編集

配給会社別年間配給収入
配給会社 配給本数 年間配給収入 前年対比 概要
新作 再映 洋画
松竹 22 050億6847万円 078.3% 男はつらいよ ぼくの伯父さん』/『釣りバカ日誌2』(14.1億円)は期待通り。松竹富士との共同配給の『クライシス2050』(14億円)の結果には安堵したものの、『リメインズ 美しき勇者たち』(3.4億円)、『のぞみウィッチィズ』/『押忍!!空手部』(2.6億円)、『東京上空いらっしゃいませ』などが低調。『3-4X10月』(2.3億円)、『つぐみ』、『バカヤロー!3 へんな奴ら』、『鉄拳』は不本意な成績。『死の棘』(1.5億円)、勝新太郎の麻薬所持事件のために上映延期となっていた『浪人街』もヒットせず。
21 0 1
東宝 18 106億5715万円 100.8% 6年連続の年間配給収入100億円突破。フジテレビ製作の『タスマニア物語』(25.2億円)が邦画配給収入2位になったのをはじめ、『ドラえもん のび太とアニマル惑星』ほか(19.1億円)、『稲村ジェーン』(18.3億円)、『ゴジラvsビオランテ』(10.4億円)、『あげまん』(10億円)などが偉業に貢献。『ZIPANG』、『香港パラダイス』、『どっちもどっち』は期待を裏切る。『Mr.レディー・夜明けのシンデレラ』、『遥かなる甲子園』(3.5億円)、『流転の海』は結果を出せなかった。
18 0 0
東映 19 109億9106万円 110.1% 1986年以来4年ぶりに年間配給収入を100億円の大台に乗せた。邦画配給収入トップとなった角川映画天と地と』(50.5億円)が東映の年間配給収入の半分を占めた。『オーロラの下で』(11億円)も大量の前売動員に支持された結果。『ドラゴンボールZ』シリーズを中心に据えた『春のアニメまつり』(9.5億円)、『夏のアニメまつり』(8億円)は安定したハイアベレージの稼動。フジテレビ製作の『病院へ行こう』(7億円)は好調。『極道の妻たち 最後の戦い』(5億円)、『激動の1750日』は堅調。正月映画の『公園通りの猫たち』は低調、『ウォータームーン』(4.5億円)は前作『オルゴール』の半分以下。
19 0 0
出典:「1990年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」、『キネマ旬報1991年平成3年)2月下旬号、キネマ旬報社1991年、 142 - 144頁。

各国ランキング編集

日本配給収入ランキング編集

1990年邦画配給収入トップ10
順位 題名 配給 配給収入
1 天と地と 東映 50.5億円
2 タスマニア物語 東宝 25.2億円
3 ドラえもん のび太とアニマル惑星
チンプイ エリさま活動大写真
東宝 19.1億円
4 稲村ジェーン 東宝 18.3億円
5 男はつらいよ ぼくの伯父さん
釣りバカ日誌2
松竹 14.1億円
6 クライシス2050 松竹
松竹富士
14.0億円
7 オーロラの下で 東映 11.0億円
8 ゴジラVSビオランテ 東宝 10.4億円
9 あげまん 東宝 10.0億円
10 ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ
悪魔くん ようこそ悪魔ランドへ!!
魔法使いサリー
東映 09.5億円
#10の出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』 キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、494頁。ISBN 978-4873767550
上記以外の出典:1990年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
1990年洋画配給収入トップ10
順位 題名 製作国 配給 配給収入 備考
1 バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2   UIP 55.3億円
2 バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3   UIP 47.5億円 [注 1]
3 ダイ・ハード2   20世紀FOX 32.0億円 [注 2]
4 ゴースト/ニューヨークの幻   UIP 23.0億円 [注 3]
5 バットマン   ワーナー・ブラザース 19.1億円 [注 4]
6 ゴーストバスターズ2   コロムビア映画 17.5億円
7 7月4日に生まれて   UIP 14.8億円
8 デイズ・オブ・サンダー   UIP 14.1億円
9 グレムリン2 新・種・誕・生   ワーナー・ブラザース 13.5億円 [注 5]
10 フィールド・オブ・ドリームス   東宝東和 11.5億円 [注 6]
#4の出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』 キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、504頁。ISBN 978-4873767550
出典:1990年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟

全世界興行収入ランキング編集

1990年全世界興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1 ゴースト/ニューヨークの幻 パラマウント映画 $505,702,588
2 ホーム・アローン 20世紀フォックス $476,684,675
3 プリティ・ウーマン ブエナ・ビスタ $463,406,268
4 ダンス・ウィズ・ウルブズ オライオン・ピクチャーズ $424,208,848
5 トータル・リコール コロンビア映画 $261,317,921
6 バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3 ユニバーサル・スタジオ $244,527,583
7 ダイ・ハード2 20世紀フォックス $240,031,094
8 推定無罪 ワーナー・ブラザース $221,303,188
9 ミュータント・タートルズ ニュー・ライン・シネマ $201,965,915
10 キンダガートン・コップ ユニバーサル・スタジオ $201,957,688
出典:1990 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月13日閲覧。

北米興行収入ランキング編集

1990年北米興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1. ホーム・アローン 20世紀FOX $285,761,243
2. ゴースト/ニューヨークの幻 パラマウント $217,631,306
3. ダンス・ウィズ・ウルブズ オライオン $184,208,848
4. プリティ・ウーマン タッチストーン $178,406,268
5. ミュータント・タートルズ ニューラインシネマ $135,265,915
6. レッド・オクトーバーを追え! パラマウント $122,012,643
7. トータル・リコール トライスター $119,394,840
8. ダイ・ハード2 20世紀FOX $117,540,947
9. ディック・トレイシー タッチストーン $103,738,726
10. キンダガートン・コップ ユニバーサル $91,457,688
出典: 1990 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月24日閲覧。

フランス観客動員数ランキング編集

  1. いまを生きる 
  2. La Gloire de mon pèreフランス語版 
  3. シラノ・ド・ベルジュラック  
  4. Le Château de ma mèreフランス語版 
  5. ミクロキッズ 
  6. プリティ・ウーマン 
  7. ベイビー・トーク 
  8. ニキータ  
  9. リトル・マーメイド 
  10. ゴースト/ニューヨークの幻 
出典:FRANCE 1990 - BOX OFFICE STORY”. boxofficestory. 2016年1月24日閲覧。

日本公開映画編集

受賞編集

誕生編集

死去編集

日付 名前 国籍 年齢 職業
1月 6日 イアン・チャールソン   40 俳優
8日 テリー・トーマス   78 俳優
15日 ゴードン・ジャクソン    66 俳優
20日 バーバラ・スタンウィック   82 女優
24日 マッジ・ベラミー   90 女優
25日 エヴァ・ガードナー   67 女優
3月 5日 ゲイリー・メリル   74 俳優
17日 キャプシーヌ   59 モデル・女優
23日 藤田進   78 俳優
4月 15日 グレタ・ガルボ    84 女優
23日 ポーレット・ゴダード   79 女優
5月 10日 岸輝子   85 女優
16日 サミー・デイヴィスJr.   64 歌手・俳優
ジム・ヘンソン   53 操り人形師
18日 ジル・アイアランド   54 女優
27日 高峰三枝子   71 女優
28日 中村竹弥   71 俳優
6月 2日 レックス・ハリソン   82 俳優
13日 木暮実千代   72 女優
7月 15日 マーガレット・ロックウッド   73 女優
19日 石田達郎   72 フジサンケイグループ最高顧問
9月 4日 アイリーン・ダン   91 女優
6日 中野英治   85 俳優
19日 ハーミズ・パン   89 振付師
21日 初井言榮   61 女優
10月 2日 芥川隆行   71 ナレーター・元TBSアナウンサー
15日 デルフィーヌ・セイリグ   58 女優
20日 ジョエル・マクリー   84 俳優
11月 12日 イヴ・アーデン   82 女優
15日 富田仲次郎   79 俳優
12月 2日 ロバート・カミングス   82 俳優
7日 ジョーン・ベネット   80 女優
8日 マーティン・リット   76 映画監督

脚注編集

[ヘルプ]

注釈編集

  1. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史』では配給収入は47.4億円となっている[6]
  2. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史』では配給収入は32.5億円となっている[6]
  3. ^ 日本映画製作者連盟の発表では、1990年分の配給収入は28.0億円となっている[7]。一方、『キネマ旬報ベスト・テン85回全史』によれば、1990年分の配給収入が23.0億円、1991年分が14.5億円、累計の配給収入は37.5億円となっている[8]
  4. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史』では配給収入は19億0800万円となっている[6]
  5. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史』では配給収入は13.4億円となっている[6]
  6. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史』では配給収入は11.0億円となっている[6]

出典編集

  1. ^ 斉藤 2009, p. 116.
  2. ^ 第42作 男はつらいよ ぼくの伯父さん”. 『男はつらいよ』公式サイト. 松竹映画. 2016年12月29日閲覧。
  3. ^ 小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  4. ^ 主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年) (Excel)”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  5. ^ a b 過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
  6. ^ a b c d e 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』 キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、494頁。ISBN 978-4873767550
  7. ^ 1990年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  8. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』 キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、504頁。ISBN 978-4873767550

参考文献編集