サンフランシスコ国際空港

サンフランシスコの国際空港

サンフランシスコ国際空港英語: San Francisco International Airport) (IATA: SFO, ICAO: KSFO, FAA LID: SFO) は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコから約20km南に位置する国際空港である。

サンフランシスコ国際空港
San Francisco International Airport
San Francisco International Airport International Terminal.jpg
国際線ターミナル
連邦航空局・空港図
連邦航空局・空港図
IATA: SFO - ICAO: KSFO
概要
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所在地 カリフォルニア州の旗 カリフォルニア州サンマテオ郡
母都市 Flag of San Francisco.svg サンフランシスコ
種類 公共
所有者 サンフランシスコ空港委員会
拠点航空会社
敷地面積 2107 ha
標高 4 m (13 ft)
座標 北緯37度37分08秒 西経122度22分30秒 / 北緯37.61889度 西経122.37500度 / 37.61889; -122.37500座標: 北緯37度37分08秒 西経122度22分30秒 / 北緯37.61889度 西経122.37500度 / 37.61889; -122.37500
公式サイト 公式ウェブサイト
地図
空港の位置(カリフォルニア州) サンフランシスコ・ベイエリアの空港の位置関係
alt=空港の位置(カリフォルニア州) サンフランシスコ・ベイエリアの空港の位置関係
SFO/KSFO
空港の位置(カリフォルニア州) サンフランシスコ・ベイエリアの空港の位置関係
alt=空港の位置(カリフォルニア州) サンフランシスコ・ベイエリアの空港の位置関係
SFO/KSFO
空港の位置(カリフォルニア州) サンフランシスコ・ベイエリアの空港の位置関係
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SFO/KSFO
空港の位置(カリフォルニア州)

San Francisco Bay Area Airport Locations.png

サンフランシスコ・ベイエリアの空港の位置関係
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
10L/28R 3,618×61 アスファルト
10R/28L 3,469×61 アスファルト
01R/19L 2,637×61 アスファルト
01L/19R 2,332×61 アスファルト
統計(2019年)
旅客数 57,488,023人
リスト
空港の一覧
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概要編集

アメリカ西海岸における主要空港の1つで、ユナイテッド航空アラスカ航空のハブ空港である。西海岸の玄関口の1つとして、アメリカ国内のみならず、アジアヨーロッパ南アメリカオセアニアへの路線が就航している。 サンフランシスコ国際空港はベイエリア最大の空港であり、西海岸においてロサンゼルス国際空港(LAX)に次いで2番目に利用者の多い空港である。2013年の旅客数はアメリカの空港で7位だった[3]

また、オークランド国際空港ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港と共にサンフランシスコ・ベイエリアの主要路線の空の玄関口として機能している。

ターミナル編集

 
ターミナル配置図
 
夜のターミナル

ターミナル1・2・3・国際線ターミナルの4つに分かれており、7つのボーディング・エリアがある。それぞれのターミナルは環状に配置されていて、ターミナル間の移動は徒歩で可能な他、ターミナル間を結ぶエアトレインが24時間運行しており、無料で利用できる。

2019年8月20日より、ターミナルビル内で使い捨てペットボトル入り飲料水の販売を禁止した。ゴミの最終処分場の残容量が逼迫していることから取られた措置[4]

ターミナル1編集

旧サウス・ターミナルとして知られるターミナル1はボーディング・エリアB&Cから成り立っている。当初のターミナル(現在のボーディング・エリアB&C)は1963年に開業し、ボーディング・エリアAは1974年に開業した。ターミナルの改修工事は1988年に完了した。国際線ターミナルに新ボーディング・エリアAが設置されたため、旧Aは2007年に取り壊された。

ターミナル2編集

旧セントラル・ターミナルとして知られるターミナル2は、1954年に開業した。現在の国際線ターミナルがオープンする前の国際線ターミナルとして知られている。このターミナルは2008年から2011年に改修工事が行われた。ボーディング・エリアDのみを有する。管制塔はターミナル2の上層階に位置している。出発・到着エリアはターミナル1とターミナル3を結ぶ通路としても機能している。

ターミナル3編集

旧ノース・ターミナルとして知られるターミナル3は、1981年開業のボーディングエリアEと 1979年開業のボーディング・エリアFを有する。ユナイテッド航空の国内線はターミナル3を使用し、国際線は国際線ターミナルを使用する。一部の国内線はターミナル1を使用する。

国際線ターミナル編集

2000年にオープンしたこのターミナルは、北米最大級の国際線ターミナルであり、耐震基礎絶縁体(免震構造)で建設された世界の中で最も大きな構造物である。このターミナルの完成前は、ターミナル2が国際線ターミナルであった。ボーディングエリアは上層部に商業施設、下層部に出発ロビーを配置した2層構造である。またボーディング・エリアG側の駐車場はバートの駅につながっている。

主な就航路線編集

航空会社就航地
 ユナイテッド航空                     オースティンボチモアボストンシカゴ/ORDクリーブランドダラスデンバーフォートローダーデールヒロホノルルヒューストンインディアナポリスカフルイコナラスベガスリフエロサンゼルス/LAXロサンゼルス/サンタアナミネアポリス=セントポールニューオーリンズニューヨーク/JFKニューアークオーランドフィラデルフィアフェニックスピッツバーグポートランドOR)、ローリー/ダーラムサンディエゴセントルイスシアトルワシントン/ダレスワシントン/レーガン

季節就航: アンカレッジ

 ユナイテッド・エクスプレス アルバカーキオースティンベーカーズフィールドボイシーボーズマン(イエローストーン)チココロラドスプリングスクレセント・シティダラス/フォートワースユージーンユーリカフレズノアイダホフォールスカンザスシティクラマスフォールスラスベガスメドフォードモデストモントレーノースベンドオクラホマシティオンタリオCA)、ロサンゼルス/バーバンクロサンゼルス/サンタアナパームスプリングスパスコフェニックスポートランドOR)、レディングレドモンド/ベンドリノサクラメントソルトレークシティサンアントニオサンディエゴサン・ルイ・オビスポサンタバーバラシアトルスポケーンツーソン

季節就航: アスペンジャクソンホールマンモスレイクスミズーラMT)、サンバレー

 ユナイテッド航空(国際) 北米線: メキシコシティカンクングアダラハラ

カナダ線: バンクーバービクトリアカルガリーエドモントン
ヨーロッパ線: ロンドン/LHRパリ/CDGフランクフルトミュンヘンパペーテ
中東線: テルアビブ
東アジア線: 東京/羽田東京/成田大阪/関西ソウル/仁川北京/首都上海/浦東成都杭州香港台北/桃園シンガポール
太平洋・オセアニア線: シドニーオークランドニュージーランド
季節就航: 西安[5]プエルトバジャルタ

 アラスカ航空 パームスプリングスポートランドオースティンボストンシカゴ/ORDダラス/フォートワースフォートローダーデールラスベガスロサンゼルス/LAXニューヨーク/JFKニューアークフィラデルフィアサンディエゴ、、シアトルワシントン/ダレスワシントン/レーガン

季節就航: アンカレッジカンクンプエルトバジャルタサン・ホセ・デル・カボプエルトバジャルタ

 デルタ航空   アトランタシンシナティデトロイトホノルルロサンゼルス/LAXミネアポリス=セントポールニューヨーク/JFKソルトレイクシティシアトル
 アメリカン航空  シャーロットシカゴ/ORDダラス/フォートワースロサンゼルス/LAXマイアミニューヨーク/JFKフィラデルフィアフェニックス
 サウスウエスト航空 アトランタシカゴ/MDWデンバーラスベガスロサンゼルス/LAXロサンゼルス/サンタアナミルウォーキーフェニックスサンディエゴ
 ジェットブルー航空 オースティンマイアミ/フォートローダーデールボストンロサンゼルス/ロングビーチニューヨーク/JFKラスベガス
 ハワイアン航空 ホノルルカフルイ
 フロンティア航空 デンバーダラスアトランタ
 サンカントリー航空 ミネアポリス=セントポール
 エア・カナダ モントリオールトロントバンクーバー
 ウエストジェット航空 カルガリーバンクーバー
 アエロメヒコ航空 メキシコシティグアダラハラグアナフアト英語版
季節就航: モレリア英語版
 コパ航空 パナマシティ
 LATAM ペルー リマ
 アビアンカ・エルサルバドル サンサルバドル
 ブリティッシュ・エアウェイズ ロンドン/LHR
 ヴァージン・アトランティック航空 ロンドン/LHR
 KLMオランダ航空 アムステルダム
 エールフランス パリ/CDG
 フレンチ・ビー パリ/OR
 ルフトハンザドイツ航空 フランクフルトミュンヘン
 スイス国際航空 チューリッヒ
    スカンジナビア航空 コペンハーゲン
 エアリンガス ダブリン
 イベリア航空マドリッド
 トルコ航空 イスタンブール
 エミレーツ航空 ドバイ
 エティハド航空 アブダビ
 カンタス航空 シドニー
 ニュージーランド航空 オークランドニュージーランド
 シンガポール航空 香港シンガポール
 ベトナム航空ホーチミン
 フィリピン航空 マニラ
 中国国際航空 北京/首都上海/浦東重慶
 中国東方航空 上海/浦東
 中国南方航空 広州武漢
 キャセイパシフィック航空 香港
 チャイナエアライン 台北/桃園
 エバー航空 台北/桃園
 大韓航空 ソウル/仁川
 アシアナ航空 ソウル/仁川
 全日本空輸 東京/羽田東京/成田
 日本航空 東京/羽田東京/成田

地上アクセス編集

鉄道編集

2003年6月22日バート(BART)がSFO駅およびミルブレー駅(Millbrae)まで延伸されたため、サンフランシスコ市の中心部まで鉄道で行けるようになった。

また、ミルブレー駅ではカルトレインに接続しており、サンノゼ(San Jose)・ギルロイ(Gilroy)方面へも行くことが可能となった。ただし、SFO駅 - ミルブレー駅間はバートの利用が必要である。バートのSFO駅 - ミルブレー駅間の直通運転は平日夕方以降、週末および祝日のみであり、平日の日中はサンブルーノ駅(San Bruno)での乗り換えが必要となる。

バス編集

サムトランス英語版が以下の5路線を運行している。

  • ルート140:サンブルーノ(San Bruno)、サウス・サンフランシスコ(South San Francisco)、パシフィカ(Pacifica)方面
  • ルート292:サンマテオ(San Mateo)、ヒルズデール・モール(Hillsdale Mall)方面
  • ルート398:サンブルーノ駅(バート)(San Bruno BART Station)方面、およびレッドウッド・シティ駅(カルトレイン)(Redwood City Caltrain Station)方面
  • ルート397:シビック・センター駅(バート)(Civic Center BART Station)方面、およびミルブレー駅、パロアルト駅(カルトレイン)(Palo Alto Caltrain Station)方面
  • ルートKX:速達タイプの路線であり、午前は北行き、午後は南行きのみ。レッドウッド・シティ方面およびサンフランシスコ方面

自動車編集

国道101号線に隣接している他、付近にある州間高速道380号線英語版とのジャンクションから州間高速道280号線英語版に接続されている。

空港の敷地内に短期用の駐車場がある他、敷地外には長期用の駐車場がある。また、各バート駅の駐車場は事前にオンラインで許可証を購入することで長期用の駐車場として利用できる。

滑走路編集

クロース・パラレル方式で2本×2組、計4本の滑走路が配置されているが、この近接した滑走路での同時離着陸が行われている世界でも珍しい空港である。 その理由はこの空港が一日1000を超える航空機の往来があるためで、同時着陸を行う際は接近を告げる機内アナウンスが放送される事が有る。並行する二本の滑走路が近接しているため、名物の霧がかかるなど気象条件が悪化すると片方の滑走路が閉鎖され到着遅れの原因となっている。

事故編集

  • 1971年7月30日ロサンゼルス国際空港発羽田空港行きパンアメリカン航空845便(ボーイング747-100 機体記号:N747PA、愛称:" Clipper America")が途中経由地のサンフランシスコ国際空港で、地上の運行管理者の勘違いや機長の錯誤からB747の離陸には短すぎる滑走路から離陸してしまったために、主脚を進入灯に衝突させた。機体が破損したものの引き返して緊急着陸することに成功し、死者は出なかったものの、重軽傷者が29人発生し、ボーイング747としては初めての人身事故となった。

脚注編集

[脚注の使い方]

関連項目編集

外部リンク編集