ジェイク・コンセプション

フィリピンのサクソフォーン奏者 (1936-2017)

ジェイク・コンセプション(Jake H. Concepcion、1936年1月13日 - 2017年12月4日[1])は、フィリピン出身のサクソフォーン奏者。アジア諸国で「King of Sax」と称されるサクソフォーン奏者である。

ジェイク・コンセプション
Jake H. Concepcion
出生名 ジェイク・ヘルナンデス・コンセプション
生誕 (1936-01-13) 1936年1月13日
出身地 フィリピンの旗 フィリピン
死没 (2017-12-04) 2017年12月4日(81歳没)
担当楽器 サクソフォーン
活動期間 1964年 - 2017年
事務所 秋山音楽事務所

略歴 編集

キリスト教学校クラシックを生び、7歳からクラリネットを始める。15歳の時にスウィング・ジャズに親しんだことをきっかけにアルト・サクソフォーンをはじめる。19歳からプロキャリアをスタートさせ、1964年、23歳の時に単身来日した。

以後、スタジオ・ミュージシャンとして数多くのアーティストのバックバンド・メンバーを務める。特に1970年代・1980年代前半においては、吉田拓郎のコンサートや、ゴダイゴ大瀧詠一さだまさし中島みゆき松任谷由実松田聖子岡田有希子などのアルバムに参加し、なくてはならない存在となっていた。また、松田聖子の「SWEET MEMORIES」などの曲ではサクソフォーンパートの編曲も行っている[2]。また、木村好夫千代正行と共に演歌の録音も多数行っており、それらの音源は日本コロムビアCD-BOX『サックスは歌う』や、『歌のない歌謡曲』のカセットテープ等で聴くことができる。

サクソフォーンのみならずバーテンダーとしての腕も一流との評価もある旨、所属事務所のプロフィールにも明記されており、これがきっかけでラジオ番組『サントリー・サタデー・ウェイティング・バー』のバーテンダー役(本人役)を長年務めていたことでも知られる。

2002年にキリンラガー・ビールのCMではベーシストでもあるいかりや長介との共演が話題となる。

古稀を超えても演奏家として活動を続けていたが、2017年1月に活動を休止し、同年12月に死去した。

参加作品 編集

あ行 編集

か行 編集

さ行 編集

た行 編集

な行 編集

は行 編集

ま行 編集

や行 編集

ら行 編集

わ行 編集

サウンドトラック 編集

コンピュータゲーム
映画
テレビ番組

ディスコグラフィー 編集

オリジナル・アルバム 編集

自身の発売したオリジナルアルバムの一覧。

タイトル 発売年月日 品番
J 1983.7.5 LP:RAL-8807
Jake Concepcion Plays Standards Misty 1985 32DH-274
EMOTION 1987 RCD-1420
JAKE BOX Vol.1~WAITING BAR~ 1994.12.16 BVCR-1515
JAKE BOX Vol.2〜Manhattan kiss Tribute to Mariya Takeuchi BVCR-1516
JAKE BOX Vol.3~RHAPSODY Tribute to YOSUI INOUE 1995.3.24 BVCR-1529
JAKE BOX Vol.4~MOMENTS OF LOVE~ BVCR-1530
JAKE BOX Vol.5~SOUTHERN WIND Tribute to Keisuke Kuwata 1995.9.21 BVCR-1535

シングル 編集

タイトル c/w 発売年月日 品番
Dangerous Night Long Way To Love(岸正之) 1988.02.03 10282-07

タイアップ一覧 編集

曲名 タイアップ
Dangerous Night 日本テレビテレビドラマNEWジャングル』オープニングテーマ[3]

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ a b c 本業のサックスではなくフルートを吹いており、歌詞カードにも参加ミュージシャンとして「Jake H. Concepcion:Flute」とクレジットされた。

出典 編集

外部リンク 編集