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森 まさこ(もり まさこ、1964年8月22日 - )は、日本政治家弁護士参議院議員(2期)。本名三好 雅子(みよし まさこ)。

森 まさこ
もり まさこ
Masako Miyoshi cropped 2 Tim Hitchens and Masako Miyoshi 20150401.jpg
2015年4月1日、東京都千代田区にて(50歳)
生年月日 (1964-08-22) 1964年8月22日(54歳)
出生地 日本の旗 日本 福島県いわき市
出身校 東北大学法学部卒業
前職 金融庁検査局
金融証券検査官
所属政党 自由民主党細田派
称号 法学士(東北大学・1988年
弁護士
公式サイト 森 まさこ参議院議員オフィシャルサイト

内閣 第2次安倍内閣
在任期間 2012年12月26日 - 2014年9月3日

選挙区 福島県選挙区
当選回数 2回
在任期間 2007年7月29日 - 現職
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金融庁総務企画局課長補佐、金融庁検査局金融証券検査官、参議院行政監視委員長内閣府特命担当大臣消費者及び食品安全少子化対策男女共同参画)、特定秘密保護関連担当大臣などを歴任した。

目次

来歴編集

生い立ち編集

福島県いわき市生まれ。12歳の時、全財産を失った父親が弁護士に救われたのをきっかけに、自身も弁護士を志望した[1]。いわき市立植田小学校、いわき市立植田中学校、福島県立磐城女子高等高校(現福島県立磐城桜が丘高等学校)、東北大学法学部卒業。大学時代の同期に枝野幸男がいる。大学卒業後、1992年に27歳で司法試験に合格。司法修習47期(同期に西脇亨輔加藤武徳)を経て、1995年に弁護士登録。

1998年、独立し弁護士事務所を設立する。翌1999年日本弁護士連合会による人権弁護士育成のためのアメリカ合衆国留学制度を利用し、出産したばかりの長女を連れて渡米。名門ニューヨーク大学(NYU)ロースクールに入学した。米国留学中、金融の専門知識の必要性を痛感した[1]。帰国後、金融庁に入庁。総務企画局企画課信用制度参事官室課長補佐、信用制度参事官室課長補佐を務める。その他、日本弁護士連合会消費者問題対策委員やニューヨーク大学(NYU)ロースクール客員研究員を歴任した。

政治家編集

 
日本駐箚英国大使公邸にて日本駐箚英国特命全権大使ティモシー・ヒッチンズ(左)と(2015年4月1日)


2006年佐藤栄佐久の辞職に伴う福島県知事選挙に自由民主党公明党新党日本の推薦を受けて無所属で出馬したが、民主党が擁立した前参議院議員佐藤雄平に敗れた。翌2007年第21回参議院議員通常選挙に自民党公認で福島県選挙区から出馬し、初当選。当選直後の2007年自由民主党総裁選挙では福田康夫を支持し、半年後に福田が所属する町村派へ入会した。2008年自由民主党総裁選挙では与謝野馨[2]2009年自由民主党総裁選挙では谷垣禎一の推薦人名簿にそれぞれ名を連ねた。

2010年4月、自民党が設置した政権力委員会(ネクスト・ジャパン)では治安・法務・政治改革担当に就任。同年9月、政権力委員会の廃止に代わり新設された自由民主党シャドウ・キャビネットで影の法務副大臣に起用された。同年の参議院議員会長選挙では、元外務大臣中曽根弘文の推薦人に名を連ねた(中曽根は参議院幹事長の谷川秀善を破り当選)。

2012年参議院行政監視委員長に就任。同年12月、第2次安倍内閣にて当選1回ながら初入閣し、内閣府特命担当大臣消費者及び食品安全少子化対策男女共同参画)に就任した。同時に国務大臣としての所管事項として、女性活力・子育て支援を担当することになった。2013年7月21日第23回参議院議員通常選挙で再選。同年9月17日からは、特定秘密保護法案の成立を目指し、特定秘密保護関連の担当大臣も兼務した[3]。2014年9月の内閣改造で退任。2015年10月23日、自民党環境部会長に就任[4]2016年参議院環境委員長に就任[5]

政策・主張編集

子育て編集

森が少子化担当大臣時代に新しい子ども・子育て支援新制度が作られ、関連三法の改正がおこなわれた[6]。 関連三法は平成24年8月に成立した「子ども・子育て支援法」、「認定こども園法の一部改正」、「子ども・子育て支援法及び認定こども園法の一部改正法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」。 内容としては、

  1. 認定こども園、幼稚園、保育所を通じた共通の給付(「施設型給付」)及び小規模保育等への給付(「地域型保育給付」)の創設。
  2. 認定こども園制度の改善(幼保連携型認定こども園の改善等)
  3. 地域の実情に応じた子ども・子育て支援(利用者支援、地域子育て支援拠点、放課後児童クラブなどの「地域子ども・子育て支援事業」)の充実

等を掲げ、地域型保育給付を制度化し、都市部における待機児童解消、子どもの数が減少傾向にある地域における保育機能の確保などに対応した。施設や制度別に分かれている推進体制を統合し、内閣府に子ども・子育て本部を設置された[7]

東日本大震災関連編集

  • 2011年5月26日、東日本大震災の被災地で10人以上が餓死したとの情報を南相馬市の医師から受けたとして国会で厚生労働副大臣小宮山洋子)に質問した[8][9]NHKも、日本法医学会が遺体の死因を調べたことを元にこれを断定的に報じた。しかし学会理事で千葉大大学院教授の岩瀬博太郎は遺体を解剖していないとして餓死した疑いの認識を否定している[10]

外交・安全保障編集

核兵器
日本の核武装について、国際情勢によっては検討すべきだとしている[11]
戦後
村山談話および河野談話について、いずれも見直すべきではないとしている[11]

通商・資源・エネルギー編集

原子力発電
2006年の福島県知事選挙に際しては、原子力発電所の稼働を推進する考えを表明した[12]
2011年7月25日の衆議院東日本大震災復興特別委員会で、3月11日の東北地方太平洋沖地震をきっかけに水素爆発福島第一原子力発電所事故)を起こした福島第一原子力発電所について、日本共産党吉井英勝による危険性の指摘を受けていたことについての自民党の責任を高橋千鶴子に問われ、「大きな責任があるというふうに思っております。政権与党として長年、原子力政策を進めてまいりました。その結果としてこのような事故が起きたと思っております。我が党には重大な、深刻な責任があるというふうに思っております」「我が党は、歴史をさかのぼって、一体どこが間違っていたのか、真摯に反省し、検証し、国民の皆様におわびをしなければいけないと思っております」と答えた[13][14]
環太平洋戦略的経済連携協定
日本のTPP参加に賛成[11]

法制度編集

特定秘密の保護に関する法律
第2次安倍内閣では特定秘密保護法案担当大臣も務めており、「西山事件のような例は処罰対象になる」と述べた[15]
日本国憲法
憲法改正に賛成[11]
夫婦別姓制度
選択的夫婦別姓制度について菊田真紀子の質問に対して「女子差別撤廃委員会の最終見解も踏まえて第3次男女共同参画基本計画で、婚姻適齢の男女統一、選択的夫婦別氏制度の導入等の民法改正について引き続き検討を進めるとされている。自民党の公約では、民主党が当時提出した法案には反対すると記載されている。子どもの姓がそれぞれ異なってしまう結果になることがさまざま議論されたと記憶している。いずれにしても女性がしっかりと社会で活躍できるような制度が必要であると思っている」と大臣として答弁した[16][17]。2019年のアンケートでは選択的夫婦別姓導入への賛否について「どちらとも言えない」としている[18]

人物編集

2016年2月、企業の女性幹部らが集まるシンポジウムの歓迎会で首相の安倍晋三は稲田朋美とともにはきわめて有力な総理候補者と答えた[19]。 「自身が苦学して法曹に進んだためか、他者に求める要求水準が高い一方で、特定秘密保護法案の主務大臣として、メディアからの出演要請に関し、拒否するなど肝心要なシーンにおいての芯の弱さがある」とプレジデントは森について論評した[20]

略歴編集

 
日本駐箚英国大使公邸にて日本駐箚英国特命全権大使ティモシー・ヒッチンズ(手前左)、参議院議員江田五月(中列左端)、厚生労働大臣塩崎恭久(中列右から2人目)、衆議院議員河野太郎(中列右端)らと(2015年4月1日)

所属団体・議員連盟編集

支援団体編集

論文編集

脚注編集

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  1. ^ a b 「ニューヨーク大学ロースクール(NYU)留学体験記 日本弁護士連合会
  2. ^ “総裁選5候補の推薦人名簿 自民党”. 東京新聞社. 東京新聞. (2008年9月10日). http://www.tokyo-np.cp.jp/hold/2008/ntok0066/list/CK2008091002000314.html 2015年4月15日閲覧。 
  3. ^ 森内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年9月17日
  4. ^ 自民、1億推進本部長に逢沢元国対委員長 産経新聞 2015年10月23日
  5. ^ 衆院予算委員長に浜田靖一氏 常任委員長など両院で選出 日本経済新聞 2016年9月26日
  6. ^ 子ども・子育て支援新制度フォーラム議事録
  7. ^ 内閣府子ども・子育て支援新制度
  8. ^ morimasakosangiのツイート(73677921507737600)
  9. ^ 参議院会議録情報 第177回国会 法務委員会 第13号 2011年5月26日
  10. ^ 震災で「5人餓死の疑い」の真偽 NHKニュースに疑問の声も ジェイ・キャスト 2012年3月6日
  11. ^ a b c d “2013参院選 選挙区 福島 森雅子”. 毎日jp (毎日新聞社). http://senkyo.mainichi.jp/2013san/kaihyo_area_meikan.html?mid=B07000005001 2013年11月21日閲覧。 
  12. ^ 福島県知事選 森雅子氏 日々の新聞 いわきBiweekly Review 89号
  13. ^ 毎日新聞2011年7月26日
  14. ^ 衆議院会議録情報 第177回国会 東日本大震災復興特別委員会 第15号 2011年7月25日
  15. ^ 「西山事件の類似は処罰」秘密保護法案で担当相 日本経済新聞 2013年10月22日
  16. ^ 金曜アンテナ 2014年4月11日
  17. ^ 第186回国会 青少年問題に関する特別委員会 第3号 2014年4月3日
  18. ^ 朝日・東大谷口研究室共同調査”. 朝日新聞 (2019年). 2019年7月8日閲覧。
  19. ^ 安倍首相、森氏・稲田氏を「きわめて有力な総理候補」 朝日新聞 2016年2月17日
  20. ^ “内閣府特命担当大臣 森まさこ -「苦労人」の強さと弱さ”. プレジデントオンライン. (2013年11月23日). http://president.jp/articles/-/11230 2013年11月25日閲覧。 
  21. ^ a b “2019年6月号”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2019年5月27日). http://zenkyou.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/06/2019%E5%B9%B46%E6%9C%88%E5%8F%B7.pdf#page=4 2019年6月30日閲覧。 
  22. ^ 自民党たばこ議員連盟臨時総会(出席者)”. 日本禁煙学会 (2017年3月7日). 2018年4月11日閲覧。
  23. ^ 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年
  24. ^ 応援しています!”. 神道政治連盟. 2019年7月7日閲覧。

外部リンク編集

公職
先代:
中塚一宏
  内閣府特命担当大臣少子化対策
第14代:2012年 -2014年
次代:
有村治子
先代:
小平忠正
  内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全
第9代:2012年 -2014年
次代:
有村治子
先代:
中塚一宏
  内閣府特命担当大臣(男女共同参画
第19代:2012年 -2014年
次代:
有村治子
議会
先代:
磯崎仁彦
  参議院環境委員長
2016年 - 2017年
次代:
柘植芳文
先代:
福岡資麿
  参議院行政監視委員長
2012年
次代:
愛知治郎