賀来千香子

日本の女優

賀来 千香子(かく ちかこ、1961年10月17日[1] - )は、日本女優。本名同じ[2]

かく ちかこ
賀来 千香子
本名 賀来 千香子
生年月日 (1961-10-17) 1961年10月17日(61歳)
出身地 東京都
身長 165 cm
血液型 A型
職業 女優
活動期間 1979年 -
配偶者 宅麻伸1994年 - 2012年
著名な家族 賀来賢人(甥)
事務所 テアトル・ド・ポッシュ
公式サイト 賀来千香子
主な作品
テレビドラマ
少女に何が起こったか
男女7人夏物語
七人の女弁護士』シリーズ
ずっとあなたが好きだった
誰にも言えない
オードリー
末っ子長男姉三人
ヤメ検の女』シリーズ
グッドワイフ
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大阪府枚方市出身[3]テアトル・ド・ポッシュ所属。甥は俳優の賀来賢人[4]

経歴編集

女子美術大学付属高等学校・中学校[5]、女子美術大学短期大学(現・女子美術大学短期大学部)造形科生活デザイン教室卒業[5][2][1]

高校3年生の時、原宿でスカウトを受ける。厳格な両親に芸能界入りを猛反対されたがそれを押し通し、短大在学中に雑誌『JJ』モデルとしてデビュー。父親は三菱銀行の支店長だったが[6]、ライバル銀行である住友銀行(現・三井住友銀行)や、丸善石油(現・コスモ石油)のポスターに起用され、身長165cmで特に股下83cmの長い脚を生かしたパンツスタイルで知られた。

1982年TBSドラマ『白き牡丹に』にて女優デビュー。『少女に何が起ったか』、『男女7人夏物語』など同局のヒットドラマに出演[1]1992年、ドラマ『ずっとあなたが好きだった』では、マザコン男の“冬彦さん”(佐野史郎)を夫に持つ女性役で主演しドラマは大ヒット、賀来の代表作になった[1]。翌年には、その続編とも言えるドラマ『誰にも言えない』でも主演を務め、こちらも高視聴率を獲得した。

2013年2月からは、芸能界入りのきっかけとなった『JJ』と同じ光文社が発売する婦人向け雑誌『HERS』の表紙キャラクターに起用されている。

所属事務所経歴編集

最初は夏木プロダクションに所属し、その後ワン・ステップ・ミュージックを経て、現在はテアトル・ド・ポッシュに所属している。

私生活・家族編集

1994年1月には俳優宅麻伸と結婚。2010年11月には「第3回プラチナ夫婦アワード」に選出されるなどおしどり夫婦として知られたが、2012年2月10日に離婚[1][7][8]。宅麻との間に子供はいない。

俳優の賀来賢人は甥(兄の息子)[9]。宅麻と結婚するまでは両親や兄夫婦・賢人らと同じ家で一緒に暮らしていた。

祖先に、民間で初めて鉄製大砲を製作した賀来惟熊を持つ[10]

人物編集

  • 裏返り声に特徴があり、本人はコンプレックスに思い、一時期はボイストレーニングに通っていた。
  • 美大卒の経歴を生かし、自身のジュエリーブランドを持っている。
  • 中学校と高校ではバドミントン部に所属。杉並区で3位に入賞したことがある。
  • 賀来の友人の一人に漫画家のさくらももこがおり[11]、その関係から賀来の実兄(元クレディセゾン社員、賀来賢人の父)が、さくらが運営するさくらプロダクションの社員として勤務している。
  • 賀来」姓は九州に多く、彼女のルーツが大分県宇佐市安心院町(旧・宇佐郡佐田村)である事から、『朝だ!生です旅サラダ』(朝日放送・2010年10月30日放送)で、賀来家由来の墓を自身が訪れる様子が放送された。2019年6月27日放送のNHKテレビ『ファミリーヒストリー』では五代前の先祖にあたる賀来惟熊の業績が詳細に説明された[12][10]

出演編集

テレビドラマ編集

情報番組編集

  • あしたも晴れ!人生レシピ(2017年4月7日 - 、NHK Eテレ

バラエティ編集

ラジオ編集

アニメ編集

映画編集

舞台編集

ドキュメンタリー編集

  • 小京都・香り紀行(2012年9月9日 - 、BS-TBS) - ナレーション
  • ヨーロッパ水風景 スペイン バルセロナ〜バレンシアの旅(2013年、テレビ東京・BSジャパン) - ナビゲーター

CM編集

脚注編集

注釈編集

出典編集

  1. ^ a b c d e f g 別冊宝島2551『日本の女優 100人』p.107.
  2. ^ a b 賀来 千香子”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2016年11月18日閲覧。
  3. ^ https://jimbutsu.jitenon.jp/jimbutsu/p5429.php
  4. ^ “賀来千香子 “甥っ子”賀来賢人の結婚祝福「どうぞお幸せにネ!!」”. ORICON STYLE (オリコン). (2016年8月8日). https://www.oricon.co.jp/news/2076510/full/ 2016年11月18日閲覧。 
  5. ^ a b 女子美術大学広報誌 no.190
  6. ^ ファミリーヒストリー「賀来千香子〜大砲鋳造 無念の破壊〜」”. TVでた蔵 (2019年6月24日). 2022年5月3日閲覧。
  7. ^ “宅麻伸・賀来千香子が離婚 19年目「いつしか擦れ違い」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2012年2月11日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/02/11/kiji/K20120211002608100.html 2016年11月18日閲覧。 
  8. ^ “賀来千香子と宅麻伸びっくり離婚”. 日刊スポーツ. (2012年2月11日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20120211-902057.html 2016年11月18日閲覧。 
  9. ^ 女優の賀来千香子を叔母に持つイケメン賀来賢人が大人気!日給200万円モニター調査から始まる謎解きゲーム映画 - シネマトゥデイ、2011年11月28日閲覧。
  10. ^ a b 賀来賢人、賀来千香子への思いを語る『ファミリーヒストリー』”. TVerプラス (2019年5月26日). 2022年6月7日閲覧。
  11. ^ 賀来千香子、さくらももこさんをしのぶ会で弔辞”. 日刊スポーツ (2018年11月16日). 2022年5月3日閲覧。
  12. ^ ファミリーヒストリー「賀来千香子~大砲鋳造 無念の破壊~」 日本放送協会
  13. ^ 賀来千香子主演の“ヤメ検の女”がリニューアル。川平慈英とのバトルに注目!”. インターネットTVガイド (2015年10月23日). 2015年11月7日閲覧。
  14. ^ 内藤剛志の「粘り強さ」に賀来千香子は…『捜査一課長』初回から”執念”光る”. テレビドガッチ (2016年4月14日). 2016年4月15日閲覧。
  15. ^ “常盤貴子、19年ぶり日曜劇場主演!「グッドワイフ」で弁護士役に”. シネマトゥデイ. (2018年11月5日). https://www.cinematoday.jp/news/N0104664 2018年11月5日閲覧。 
  16. ^ NHKアーカイブス NHKクロニクル / FMシアター『イグアナくんのおじゃまな毎日』(2003年1月4日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年11月11日閲覧。
    NHK FMシアター 2003年 放送済みの作品”. 日本放送協会. 2022年11月11日閲覧。
  17. ^ NHKアーカイブス NHKクロニクル / FMシアター「GIRLS (ガールズ)」(2013年1月26日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年11月7日閲覧。
    NHK FMシアター 2013年 放送済みの作品”. 日本放送協会. 2022年11月7日閲覧。
  18. ^ 豪華ボイスキャストの役名解禁!”. 映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』公式サイト. 2019年5月14日閲覧。
  19. ^ 「CM WATCHINGサッポロ生ビール[吟仕込]賀来千香子」『Square 21 = スクウェア21 : human connection : 夢実現!志事人たちのコミュニティ誌』第89号、全国経営者団体連合会、1991年6月15日、26 - 27頁、NDLJP:2865125/15 

外部リンク編集