ホリデー快速鎌倉

武蔵野線と横須賀線を直通運転する臨時快速列車
ぶらり横浜・鎌倉号から転送)

ホリデー快速鎌倉(ホリデーかいそくかまくら)とは武蔵野線南越谷駅 - 東海道線横浜駅 - 横須賀線鎌倉駅間で運行されている東日本旅客鉄道(JR東日本)の臨時快速列車ホリデー快速」の一つである。おおむね通年の土休日を中心に運行される[1]

ホリデー快速鎌倉
185系で運行されていた頃の「ホリデー快速鎌倉」 2017年3月20日 横浜駅
185系で運行されていた頃の「ホリデー快速鎌倉」
2017年3月20日 横浜駅
概要
日本の旗 日本
種類 快速列車
運営者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
路線
起点 南越谷駅
終点 鎌倉駅
使用路線 武蔵野線東海道本線横須賀線
技術
車両 E257系500番台幕張車両センター
軌間 1067 mm
備考
臨時列車扱い。
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なお、本稿ではかつて運転された各路線からの鎌倉方面への臨時列車についても記載する。

概要編集

ホリデー快速鎌倉号は、南越谷駅 - 鎌倉駅間を武蔵野線東海道本線横須賀線経由で結ぶ多客期臨時列車である。1990年の運行開始以来、おおむね通年の土休日(週休2日が一般化する以前は休日のみ)に運転されている。定期旅客列車の運行されない貨物専用路線を経由することや、乗車券と指定席券のみで乗車できるのが特徴である。運行開始当初は東北本線小山駅発着であったが[1]1993年秋季から大宮駅発着に変更され[2]2011年冬季から南越谷駅発着に変更され、鶴見駅以北は武蔵野線内運用となった。

 
南越谷発着列車の横サボ
運行ルート(太字は停車駅)(2017年3月18日以降)
  • 鶴見駅ではホームのない線路上で運転停車し、乗務員を交代する。また同駅を境に列車番号が変わる[1]。同駅構内で東海道線列車線(南越谷行は武蔵野線)に転線する。
  • 横浜駅では横須賀線ホームではなく、東海道線ホームに到着する。戸塚駅構内で横須賀線線路(南越谷行は東海道線列車線)に転線する。
  • 鎌倉駅には列車折り返し用の設備がないため、客扱い終了後は逗子駅まで回送される。上り列車も逗子駅から回送され、鎌倉駅で客扱いを開始する。南越谷駅には、東側の越谷貨物ターミナル駅との接続部分に、折り返し用の設備があるが、客扱い終了後は一旦吉川美南駅まで回送される。
  • 「ホリデー快速鎌倉路」、快速「湘南ビーチ」、「ホリデー快速あかぎ鎌倉」、特急「おはようとちぎ&かまくら」、快速「鎌倉物語」(春季・夏季)は、武蔵野線を経由せず山手貨物線経由[1]
  • 武蔵野線鶴見駅 - 府中本町駅間にはJR東日本の営業キロが設定されているが[3]、この区間で有効な乗車券は販売されておらず、南武線南多摩駅武蔵小杉駅品鶴線新川崎駅経由の乗車券で利用することになる。

停車駅編集

現在運行されているホリデー快速鎌倉の停車駅は以下のとおり。(2017年3月18日以降)

かつて運転された同様の列車編集

ホリデー快速鎌倉(小山駅発着)編集

1990年から1993年の間、宇都宮線小山駅鎌倉駅間で運行されたホリデー快速鎌倉の停車駅は以下のとおり[2]。1993年春季以降、大宮駅 - 鎌倉駅間の運行に短縮された[2]

  • 小山駅 -(各駅停車)- 大宮駅 - 北朝霞駅 - 東所沢駅 - 新秋津駅 - 西国分寺駅 - 横浜駅 - 大船駅 - 北鎌倉駅 - 鎌倉駅

2001年にはホリデー快速鎌倉が再び小山駅発着で運行されたが、この時は宇都宮線内も快速運転となった。停車駅は以下のとおり[2]

  • 小山駅 - 古河駅 - 久喜駅 - 蓮田駅 - 大宮駅 - 北朝霞駅 - 東所沢駅 - 新秋津駅 - 西国分寺駅 - 横浜駅 - 大船駅 - 北鎌倉駅 - 鎌倉駅

特急おはようとちぎ&かまくら編集

1996年には前年のダイヤ改正で新設された宇都宮線新特急 おはようとちぎ2号宇都宮駅新宿駅行き)の運転区間を延長する形で、宇都宮駅と鎌倉駅の間に特急おはようとちぎ&かまくらが運行された。鎌倉行きのみで宇都宮行きは運行されなかった。停車駅は以下のとおり。使用車両は、おはようとちぎ2号と同じ田町電車区(→田町車両センター→現・東京総合車両センター田町センター)の185系7両編成[2]

ホリデー快速ときわ鎌倉編集

 
ホリデー快速ときわ鎌倉号。車両は167系アコモ改善車。
(2002年3月23日)

勝田駅・取手駅[4] - 鎌倉駅間を常磐線、山手貨物線、東海道本線、横須賀線経由で運行していた臨時快速列車。

常磐線貨物支線を経由し、田端操車場王子駅近在にある折り返し線)でスイッチバックをして山手貨物線に入った。特に運転開始当初は田端操車場での停車時間が長く、取手行きは約45分も停車していた。

湘南新宿ライン開通以降、山手貨物線の容量が逼迫したため、設定されなくなり、常磐線内と横浜・鎌倉方面を結ぶ列車はぶらり鎌倉号に引き継がれた。

なお、常磐線三河島駅 - 田端駅間はJR東日本の営業キロが設定されている[5]にもかかわらず大都市近郊区間に含まれていないが、経路を指定した専用の乗車券が発売された記録はなく、運賃は事実上日暮里駅経由で計算された。

停車駅編集

勝田駅 - 水戸駅 - 友部駅 - 石岡駅 - 土浦駅 - (この間各駅停車) - 取手駅 - 我孫子駅 - 柏駅 - 松戸駅 - 北千住駅 - 南千住駅 - 池袋駅 - 新宿駅 - 横浜駅 - 大船駅 - 北鎌倉駅 - 鎌倉駅
  • 運行開始時点では南千住駅は通過していた。

使用車両編集

初めは幕張電車区(現・幕張車両センター)の165+169系6両、2番目は田町電車区(現・田町車両センター)の167系アコモ改善車8両、次は勝田電車区(現・勝田車両センター)の415系(403系)7両(全車セミクロスシート編成)、最終設定時は再び田町電車区の167系(2番目に同じ)が使用された。

快速鎌倉物語編集

2004年から2005年の多客期には、宇都宮駅鎌倉駅間に全車指定席の多客期臨時快速鎌倉物語189系「彩野」編成小山車両センター配置。後に大宮総合車両センターへ転属)で運行された。鎌倉物語は夏季と冬季で異なる経路で運行された。冬季の経路および停車駅は以下のとおり[2]

  • 宇都宮駅 - 石橋駅 - 小山駅 - 古河駅 - 栗橋駅 - 久喜駅 - 蓮田駅 - 大宮駅 - 北朝霞駅 - 新座駅 - 東所沢駅 - 新秋津駅 - 西国分寺駅 - 横浜駅 - 大船駅 - 北鎌倉駅 - 鎌倉駅

2004年春季 - 夏季は新宿経由での運行となった。停車駅は以下のとおり[2]

  • 宇都宮駅 - 石橋駅 - 小山駅 - 古河駅 - 栗橋駅 - 久喜駅 - 蓮田駅 - 大宮駅 - 池袋駅 - 新宿駅 - 横浜駅 - 大船駅 - 北鎌倉駅 - 鎌倉駅

ホリデー快速鎌倉路、快速湘南ビーチ、ホリデー快速あかぎ鎌倉編集

1995年より2001年秋季まで、多客期に高崎線高崎駅と鎌倉駅(1996年の夏季以降は逗子駅)間で運行されたホリデー快速鎌倉路および快速湘南ビーチの停車駅は以下のとおり[2]1997年以降は名称をホリデー快速あかぎ鎌倉に変更し、またその後、運行区間を伊勢崎駅発着に延長している[2]新前橋電車区(現・高崎車両センター)の169系9両(3連x3)で運行され、一部座席が指定席であった。

*:赤羽駅は鎌倉方面行きのみ停車、 **:池袋駅は高崎行きのみ停車、 #:1999年以降は伊勢崎駅発着、 ##:1996年夏季以降は逗子駅発着

ぶらり鎌倉号・ぶらりお座敷鎌倉号編集

ぶらり鎌倉号
ぶらりお座敷鎌倉号
 
「ぶらり鎌倉号」のヘッドマーク
485系K60編成使用時代(2012年まで)
概要
種類 急行列車
地域 福島県茨城県千葉県埼玉県東京都神奈川県
運行終了 2014年11月30日(ぶらり鎌倉号)
2015年1月17日(ぶらりお座敷鎌倉号)
旧運営者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
路線
起点 いわき駅
終点 鎌倉駅
使用路線 常磐線武蔵野線東海道本線横須賀線
技術
車両 E653系485系651系(いずれも勝田車両センター、運行時期により異なる)
軌間 1,067 mm
電化 交流20,000 V・50 Hz(いわき - 藤代間)
直流1,500 V取手 - 鎌倉間)
備考
臨時列車扱い
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「ぶらり鎌倉号」でかつて使用されていた、485系K60編成
「ぶらりお座敷鎌倉号」で使用される、485系「リゾートエクスプレスゆう」編成

いわき駅 - 鎌倉駅間を常磐線、武蔵野線、東海道本線、横須賀線経由で運行されていた臨時急行列車。

毎年、鎌倉市周辺のアジサイなどの見頃である6月から7月上旬、および紅葉シーズンの11月から12月、および鶴岡八幡宮初詣シーズンである1月の土曜日・日曜日・祝日に運行されていた。ただし他の時期(例:「駅からハイキング」開催にあわせて)でも運行されることがあった。

また、時期によっては「ぶらりお座敷鎌倉号」が運転されることもあった。

なお、11月と1月には同じ車両で「ぶらり高尾散策号」も運行されていたため、その場合は当列車は運休となった。

2015年3月14日の上野東京ライン開業に伴い、「ぶらり横浜・鎌倉号」へ移行することになり、2014年11月の鎌倉の紅葉時期の運転が最後となった。なお、「ぶらりお座敷鎌倉号」については、2015年1月の鶴岡八幡宮初詣シーズンの運転が最後となった。

また、武蔵野線内と横浜・鎌倉方面を結ぶ列車はホリデー快速鎌倉号に引き継がれることとなった。

停車駅編集

2014年6月(柏駅停車復活後)以降、2015年1月の運行終了までの停車駅を示す。
いわき駅 - 湯本駅 -泉駅 - 磯原駅 - 高萩駅 - 日立駅 - 常陸多賀駅 - 大甕駅 - 東海駅 - 勝田駅 - 水戸駅 - 赤塚駅 - 友部駅 - 石岡駅 - 土浦駅 - 牛久駅 - 佐貫駅 - (柏駅) - (南流山駅) - 新秋津駅 - 横浜駅 - 北鎌倉駅 - 鎌倉駅
  • ()は、「ぶらりお座敷鎌倉号」は通過

運行開始時点では柏駅にも停車していたが、「フレッシュひたち」との誤乗防止のため開始して早々に通過駅となった。しかし、2013年以降は「フレッシュひたち」が基本的にE657系での運行に変わったこともあり、2014年からは柏駅停車が復活した。

2007年3月18日ダイヤ改正で南越谷駅南浦和駅北朝霞駅も通過に変更された。他にも勿来駅十王駅に停車していたこともあった。さらに2010年の途中から取手駅 ・我孫子駅も通過駅に変更されている。

2012年6月からは東所沢駅西国分寺駅も通過に変更されたため、武蔵野線内の停車駅は新秋津駅のみとなった[6]。しかし、2014年の柏駅停車復活にあわせ、新たに南流山駅にも停車するようになった。

当初は自由席が1両設定されていたが、それ以降は全席指定席となった。

使用車両編集

2014年11月以降は、勝田車両センター所属の651系が使用されていた[7]

当初はE653系7両編成を使用していたが、のちに勝田所属の485系6両編成(K60編成)に変更された。2013年6月からは、E653系7両編成が再び使用されていた。E653系での運転は特急「いなほ」への転用が進められていたため、2014年6月(アジサイ見頃時期の運転)が最後となった。なお、485系での運行時には、画像にもあるように「ぶらり鎌倉号」専用のヘッドマークが備えられていた。

「ぶらりお座敷鎌倉号」は同センター所属の485系お座敷列車編成「リゾートエクスプレスゆう」が充当された。

横浜ベイエリア号編集

ぶらり鎌倉号の運転開始と同時に運転開始した、いわき駅 - 鎌倉駅間を常磐線、武蔵野線、東海道本線(高島線)、根岸線、横須賀線経由で運行していた臨時急行列車。

鶴見 - 東高島 - 桜木町間の東海道本線貨物支線(通称「高島線」)を経由する数少ない営業列車であった。

横浜港開港150周年として運転された2009年7月を最後に運転されていない。

停車駅編集

いわき駅 - 湯本駅 - 泉駅 - 勿来駅 - 磯原駅 - 高萩駅 - 日立駅 - 常陸多賀駅 - 大甕駅 - 東海駅 - 勝田駅 - 水戸駅 - 赤塚駅 - 友部駅 - 石岡駅 - 土浦駅 - 牛久駅 - 佐貫駅 - 東所沢駅 - 新秋津駅 - 西国分寺駅 - 桜木町駅 - 石川町駅 - 北鎌倉駅 - 鎌倉駅
  • 鶴見駅で乗務員交代のため、ホームのないところで運転停車していた。これ以外の駅でもダイヤの都合上運転停車することがあった。

使用車両編集

ぶらり鎌倉号と同様にE653系や485系が使用されていた。

ぶらり横浜・鎌倉号編集

ぶらり横浜・鎌倉号
 
「ぶらり横浜・鎌倉号」で使用される651系
概要
種類 *快速
地域 茨城県千葉県東京都神奈川県
運行開始 2015年4月5日
運営者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
路線
起点 **日立駅
終点 鎌倉駅
使用路線 常磐線東北本線上野東京ライン)・東海道本線横須賀線
技術
車両 651系7両編成(勝田車両センター
軌間 1,067 mm
電化 交流20,000 V・50 Hz(日立 - 藤代間)
直流1,500 V取手 - 鎌倉間)
備考
臨時列車扱い
*運行開始 - 2017年11月までは急行列車だった。
**運行開始 - 2017年6月までは、いわき駅 - 鎌倉駅間の運転だった。
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上野東京ラインの開業以降である2015年4月5日に運行を開始した。前述の「ぶらり鎌倉号」では、鎌倉の観光シーズン(1月の初詣、6月のアジサイ見頃、11月 - 12月の紅葉見頃)にあわせた運転であったが、列車名に「横浜」がついたこともあり、鎌倉の観光シーズンに捉われず他の時期にも運行されることになった。

停車駅編集

いわき駅 - 湯本駅 - 泉駅 - 磯原駅 - 高萩駅 - )日立駅 - 常陸多賀駅 - 大甕駅 - 東海駅 - 勝田駅 - 水戸駅 - 赤塚駅 - 友部駅 - 石岡駅 - 土浦駅 - 牛久駅 - 龍ケ崎市駅 - 取手駅 - 柏駅 - 松戸駅 - 北千住駅 - 上野駅 - 東京駅 - 品川駅 - 横浜駅 - 北鎌倉駅 - 鎌倉駅
  • ()のいわき駅 - 日立駅間は、2017年7月以降は運転がない。

武蔵野線経由から上野東京ライン経由への変更に伴い、新たに上野駅・東京駅・品川駅に停車する。常磐線の特急(ひたち・ときわ)を含む定期列車は品川駅止まりのため、品川駅以南も運行する列車は、上野東京ラインが開業した2015年春季では当列車と我孫子駅始発の臨時「踊り子」のみである。武蔵野線を経由しないため、南流山駅新秋津駅は停車駅から外れている(南流山駅は「ぶらり川越号」の停車駅として設定された)。

上野東京ライン経由のため速達化されており、2014年11月運行の「ぶらり鎌倉号」と比較し、いわき駅発鎌倉駅行きが37分、鎌倉駅発いわき駅行きが56分短縮されている。なお、春季 - 初秋にかけての運転は、いわき駅 - 柏駅(正確には武蔵野線への貨物線始点である北小金駅付近)間については「ぶらり鎌倉号」と比較してダイヤの変更はないため、単純に横浜・鎌倉での滞在時間が90分強増えることになる。晩秋(紅葉時期) - 冬季については、日没前後の16:50に鎌倉駅を発車するため早まる。よって復路ではダイヤが異なるため、例えば上野駅の停車時間が異なり、春季・夏季シーズンでは6分(18:56 - 19:02)に対して、秋季・冬季シーズンでは1分(17:43 - 17:44)である。そのため鎌倉駅 - いわき駅の所要時間は、前者が4時間11分に対して、後者が3時間48分と差があった。しかし、2017年10月ダイヤ改正で鎌倉駅の発車が16:22に繰り上がり、上野駅の停車時間が1分(17:16 - 17:17)に変更とともに2018年の春季・夏季シーズンも左記のダイヤに統一された。

前身の「ぶらり鎌倉号」より、いわき駅発着で急行列車として運転を行っていたが、2017年6月の運行を以っていわき駅 - 日立駅間の運行を廃止し、日立駅発着に変更となり[8]、2018年4月の運行から快速列車に格下げされ[9]、それにあわせ、新たに取手駅・松戸駅・北千住駅が停車駅に追加された(取手駅は過去に「ぶらり鎌倉号」時代に停車していたことがあり、それ以来の復帰。松戸駅・北千住駅は、上野東京ライン経由に伴い新たに停車。)。これにより、同じく常磐線の臨時列車である「ぶらり高尾散策号」や、「舞浜・東京ベイエリア号」も日立駅発着の快速列車のため、常磐線の主だった臨時列車は日立駅発着の快速列車に統一されることになった。 しかし2018年6月を最後に運転されておらず、2018年秋・2019年春の臨時列車でも設定されず、事実上の運転休止状態となっている。

当列車の運行路線のうち、東京駅 - 鎌倉駅間を東海道線 川崎駅(通過)経由での運行は、東海道線と横須賀線が分離された1980年以来となる。また東海道本線東京駅 - 大船駅間の急行列車は、2008年3月に廃止された寝台急行「銀河」・昼行列車では1996年3月に急行から特急に格上げされた「東海」(「(ワイドビュー)東海」)以来となっていた。

使用車両等編集

引き続き、勝田車両センター所属の651系が使用された。

当初は「ぶらり鎌倉号」と同様に、引き続き車内販売を実施していたが[10]、2016年以降は車内販売を行わなくなっている[11]

車両編集

 
ホリデー快速鎌倉で使用されていた115系

1990年の登場から2013年夏季まで、ほぼ115系で運行されていた。

  • 2001年度冬期までは小山電車区(現・小山車両センター)の7両編成もしくは4両編成×2の8両で運行。
  • 2002年度冬期から2013年夏季までは豊田電車区(現・豊田車両センター)の6両編成(M40編成)がほぼ専従で運行[1][12]
    • 小山担当時代は専用ヘッドマークが掲出されていたが、豊田移管後しばらくはヘッドマーク無し、2005年以降は「ホリデー快速」ヘッドマークを掲出されることがある。
  • 2012年秋期から2013年春期までは183系大宮総合車両センター)で運行されていた。
  • 2013年秋期からは183系[13]または185系(大宮総合車両センター)で運行されていた。
  • 2018年9月の運転からはE257系500番台幕張車両センター)での運転となり、全車指定席となった。
 
一時期使用された165・169系

165・169系が投入された経歴もある。

沿革編集

  • 1990年小山駅 - 鎌倉駅間でホリデー快速鎌倉武蔵野線経由)運行開始。この時の列車愛称は、鎌倉行きが「ホリデー快速鎌倉1号」、小山行きが同「2号」であった[2]
  • 1993年 - 秋季より運行区間を大宮駅以南に短縮し、列車名に付された号数(1号・2号)を省略[1][2]
  • 1995年高崎駅 - 鎌倉駅間でホリデー快速鎌倉路新宿経由)運行開始[2]
  • 1996年 - 夏季、高崎駅 - 逗子駅間に快速湘南ビーチ運行。この後、ホリデー快速鎌倉路の運行区間が逗子駅発着に延長された[2]
  • 1996年 - 秋季より宇都宮駅 - 鎌倉駅間に臨時特急おはようとちぎ&かまくら(新宿経由)運行(鎌倉行きのみ)。1997年春季まで[2]
  • 1997年 - ホリデー快速鎌倉路をホリデー快速あかぎ鎌倉に改称[2]
  • 2001年 - ホリデー快速鎌倉の運行区間を小山駅発着に延長[2]
  • 2002年 - 2001年12月の湘南新宿ライン運行開始に伴い、2002年春季の運行を休止。秋季よりホリデー快速むさしの号の間合い運用として運行を再開[1]
  • 2004年 - 宇都宮駅 - 鎌倉駅間に全車指定席の快速鎌倉物語が運行される[2]団体専用列車に使用される183系電車「彩野」を使用。
  • 2007年 - 秋季から、昼間の留置場所を品川から東所沢へ変更[1]
  • 2011年 - 冬季から運行区間を大宮駅発着から、南越谷駅発着に変更。
  • 2013年9月23日をもって、115系M40編成での運転を終了[12]。使用車両が183系または185系となる。
  • 2018年 - 夏季をもって、185系での運転を終了。使用車両がE257系に、全車指定席となる。

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h i j 『鉄道ファン』2008年8月号
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 当時の時刻表より
  3. ^ 国土交通省鉄道局監修『平成28年度 鉄道要覧』電気車研究会・鉄道図書刊行会
  4. ^ 使用車両であった165+169系、167系は交流電化に対応していないため、これらが使用されたときは取手駅発着となっていた。
  5. ^ 国土交通省鉄道局監修『平成28年度 鉄道要覧』電気車研究会・鉄道図書刊行会
  6. ^ 春の臨時列車のお知らせ (PDF) - 東日本旅客鉄道水戸支社 プレスリリース 2012年1月20日
  7. ^ 冬の臨時列車のお知らせ (PDF) - 東日本旅客鉄道水戸支社 プレスリリース 2014年8月22日
  8. ^ 夏の臨時列車のお知らせ (PDF) - 東日本旅客鉄道水戸支社 プレスリリース 2017年5月29日
  9. ^ “春の増発列車のお知らせ” (PDF) (プレスリリース), JR東日本, (2018年1月19日), http://rd.tetsudo.com/Site/p/332599/*http://www.jreast.co.jp/press/2017/20180111.pdf 2018年1月19日閲覧。 
  10. ^ 急行ぶらり横浜・鎌倉号で行く日帰り散策の旅 (PDF) - 東日本旅客鉄道水戸支社 2015年
  11. ^ 急行ぶらり横浜・鎌倉号で行く日帰り散策の旅 (PDF) - 東日本旅客鉄道水戸支社 2016年
  12. ^ a b 【JR東】〈ホリデー快速鎌倉号〉115系M40編成での運転を終了|RMニュース|鉄道ホビダス
  13. ^ 【JR東】〈ホリデー快速鎌倉〉運転|RMニュース|鉄道ホビダス