三原市(みはらし)は、広島県南部に位置するである。

みはらし ウィキデータを編集
三原市
三原市旗
三原市旗
三原市章
三原市章
三原市旗 三原市章
2005年10月1日制定
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
市町村コード 34204-1
法人番号 9000020342041 ウィキデータを編集
面積 471.55km2
総人口 86,253[編集]
推計人口、2024年2月1日)
人口密度 183人/km2
隣接自治体 広島県尾道市竹原市東広島市世羅郡世羅町
愛媛県今治市
市の木 クスノキ
市の花 サツキ
三原市役所
市長 岡田吉弘
所在地 723-8601
広島県三原市港町三丁目5番1号
北緯34度23分51秒 東経133度04分43秒 / 北緯34.39739度 東経133.07869度 / 34.39739; 133.07869座標: 北緯34度23分51秒 東経133度04分43秒 / 北緯34.39739度 東経133.07869度 / 34.39739; 133.07869
地図
市庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

三原市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト

概要

「浮城」の異名を持つ三原城城下町を起源とする市で、備後都市圏の中心都市のひとつ。

三原の名の由来は、旧三原市街地の後背にそびえる桜山などの谷間に湧原、駒ヶ原、小西原の3つの川の流れ出たところにできた平地である原があり、その3つの「ハラ」から「三原」と呼ばれるようになったとの説がある。

山陽新幹線山陽本線呉線三原港広島空港山陽自動車道など主要交通が整っており、広島県における交通の要衝である[1]。工業が盛んで、沿岸部には古くから重化学関連企業が、内陸部の工業団地には電子機器関連を中心とした企業が進出している。農業では、沿岸部での柑橘類や山間部での水稲果樹などが栽培されている[1]

地理

市の中心を東広島市賀茂台地を源とする二級河川沼田川が流れ、その河口に中心市街地が栄えている。現在の中心市街地の大半が埋立地で海岸線間近まで急峻な山が迫っている一方、北部は吉備高原南端の標高400メートル以上の高原地帯、西部は概ね丘陵地であり、市域の東半分が旧備後国、西半分が旧安芸国となっている。そのためか、広島広域都市圏にも含まれている。

  • 竜王山筆影山・竜王山(葉田竜王山)・高城址竜王山・宇根山白滝山・黒滝山・みはらし連山[注釈 2]・棲真寺山・太平山・大峰山(高羽山)・高山・新高山・桜山・米田山・蟻ケ平山[2]

川・滝

  • 沼田川・仏通寺川・徳良川・船木峡・和久原川・天井川・梨和川・椋梨川・西野川・畑岡川・御調川・本谷川・太郎谷川・八幡川・三次川・菅川・泉川・尾原川・平坂川・大草川[3]
  • 昇雲の滝・瀑雪の滝・彭祖の滝・女王滝

湖・ダム・沼

  • 神田大池・用倉新池・与茂九郎池・吉田大池
  • 白竜湖(椋梨ダム)・みごう湖(三河ダム)

海域・海岸

  • 尾道水道・三原湾・大野浦・柄鎌瀬戸
  • 扇浜・長浜海岸・大野浦海水浴場・須波海岸(すなみ海浜公園)・向田野浦地先海岸

その他

隣接している自治体

気候

本郷(2003年 - 2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 14.6
(58.3)
19.3
(66.7)
21.8
(71.2)
27.3
(81.1)
29.4
(84.9)
32.1
(89.8)
36.3
(97.3)
35.8
(96.4)
34.9
(94.8)
28.7
(83.7)
23.1
(73.6)
18.8
(65.8)
36.3
(97.3)
平均最高気温 °C°F 7.2
(45)
8.5
(47.3)
12.2
(54)
17.7
(63.9)
22.6
(72.7)
25.2
(77.4)
28.6
(83.5)
30.4
(86.7)
26.6
(79.9)
21.2
(70.2)
15.3
(59.5)
9.3
(48.7)
18.7
(65.7)
日平均気温 °C°F 2.9
(37.2)
3.9
(39)
7.2
(45)
12.6
(54.7)
17.6
(63.7)
21.0
(69.8)
24.6
(76.3)
25.9
(78.6)
22.3
(72.1)
16.7
(62.1)
11.0
(51.8)
5.2
(41.4)
14.2
(57.6)
平均最低気温 °C°F −0.9
(30.4)
−0.1
(31.8)
2.5
(36.5)
7.8
(46)
13.1
(55.6)
17.5
(63.5)
21.6
(70.9)
22.7
(72.9)
19.0
(66.2)
13.1
(55.6)
7.2
(45)
1.4
(34.5)
10.4
(50.7)
最低気温記録 °C°F −9.4
(15.1)
−8.3
(17.1)
−4.7
(23.5)
−0.6
(30.9)
3.5
(38.3)
10.7
(51.3)
15.4
(59.7)
15.8
(60.4)
10.9
(51.6)
4.1
(39.4)
−2.2
(28)
−7.2
(19)
−9.4
(15.1)
降水量 mm (inch) 33.4
(1.315)
53.9
(2.122)
88.0
(3.465)
115.3
(4.539)
133.4
(5.252)
189.7
(7.469)
240.8
(9.48)
140.6
(5.535)
152.3
(5.996)
105.6
(4.157)
64.4
(2.535)
57.2
(2.252)
1,374.6
(54.118)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 4.8 7.4 9.0 9.3 8.7 10.4 10.9 7.7 8.7 6.9 6.1 6.4 96.4
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[6]

人口

 
三原市と全国の年齢別人口分布(2005年) 三原市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 三原市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

三原市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

歴史

みはらし
三原市
 
三原市旗
 
三原市章
三原市旗 三原市章
1937年3月9日制定
廃止日 2005年(平成17年)3月22日
廃止理由 新設合併
三原市(旧)、豊田郡本郷町御調郡久井町賀茂郡大和町 → 三原市(新)
現在の自治体 三原市(新)
廃止時点のデータ
  日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
隣接自治体 尾道市竹原市因島市(海上で隣接)、豊田郡本郷町、御調郡久井町、御調町向島町(海上で隣接)、賀茂郡大和町瀬戸田町(海上で隣接)
市の木 クスノキ
市の花 サツキ
三原市役所
所在地 723-8601
広島県三原市港町三丁目5番1号
ウィキプロジェクト
 
 
三原市
正保年間に作られた「備後国之内三原城所絵図」
1929年尾道市により作られた「尾道都市計画区域図」。左が三原。
1945年米軍作成の三原市地図。一部1930年代の情報で書かれているため注意。地図中心右側にあるのが糸崎港。

三原城下を中心とする(狭義の)三原は備後国御調郡に属していたが、1936年市制施行によって旧安芸国の境域であった豊田郡の一部を統合(さらにその後、同じく旧安芸国であった賀茂郡の一部も統合)したため、現在の市域は旧芸備二国(安芸国・備後国)の境域にまたがっていることになる。

行政

市長

氏名 就任日 退任日 備考
初 - 2代 五藤康之 2005年4月24日 2013年4月23日 旧三原市長[8]
3 - 4代 天満祥典 2013年4月24日[9] 2020年6月30日 河井夫妻選挙違反事件にからみ辞職[10]
5代 岡田吉弘 2020年8月9日

行政機構

議会

市議会

  • 定数:25人
  • 議長:陶範昭
  • 副議長:児玉敬三

広島県議会

  • 選挙区:三原市・世羅郡選挙区
  • 定数:3人
  • 任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
  • 投票日:2019年4月7日
  • 当日有権者数:91,302人
  • 投票率:38.59%
候補者名 当落 年齢 所属党派 新旧別 得票数 備考
平本英司 45 無所属 12,775票 2022年2月10日に辞職[11]
桑木良典 48 無所属 8,872票
伊藤英治 56 無所属 7,983票
上田泰弘 50 自由民主党 5,035票

衆議院

広島県第4区
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
新谷正義 46 自由民主党 78,253票
上野寛治 39 立憲民主党 33,681票
比当 空本誠喜 57 日本維新の会 28,966票
中川俊直 51 無所属 21,112票
広島県第5区
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
寺田稔 63 自由民主党 74,362票
野村功次郎 51 立憲民主党 41,788票
広島県第6区
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
佐藤公治 62 立憲民主党 83,796票
比当 小島敏文 71 自由民主党 79,158票

主な公共施設

支所

  • 本郷支所
  • 久井支所
  • 大和支所

ホール・複合施設

 
三原市芸術文化センター『ポポロ』
  • 三原リージョンプラザ
    体育館、温水プール、弓道場などのスポーツ施設とホールや展示室などの文化施設が複合した大型施設。
  • 三原市芸術文化センター(ポポロ)
    2007年にオープンした全1,209席の音響効果に優れた本格的なホールを備えた文化施設。
  • 本郷生涯学習センター
  • くい文化センター
  • 大和文化センター

図書館

 
三原市立中央図書館
  • 中央図書館
  • 本郷図書館
  • 久井図書館
  • 大和図書館

スポーツ施設

  • 三原運動公園
  • 久井運動公園
  • 白竜湖スポーツ村公園

経済

 
帝人三原工場
 
山陽白色セメントの工場

産業

漁業

  • 須波漁港
  • 能地漁港

工業

かつては三菱重工業帝人など、重厚長大型と繊維で栄えたが、近年、大日本印刷プレシジョンデバイスなどの工場・物流施設を誘致し、新たな基幹産業となっている。

  • 三菱重工業三原製作所(糸崎工場、古浜工場、和田沖工場) - それぞれ紙・印刷機械事業部 / プラント・交通システム事業センター所属
  • 帝人三原工場
  • 大日本印刷プレシジョンデバイス三原工場
  • 今治造船
  • お多福醸造本社工場(オタフクホールディングス傘下)
  • 高砂香料工業西日本工場株式会社(三原工場)

2017年まで存在したシャープ三原工場は[12]平成30年7月豪雨災害で水没したコカ・コーラ本郷工場の移転先となった[13]。 国道二号線沿いの山陽白色セメントは、日本で唯一ホワイトセメントを製造する工場であったが、2017年に清算された。

デパート・大規模商業施設

以下に記載する商業施設は大規模で広域集客力のある物に限定し、店舗の大まかな説明も記載している。百貨店はサテライト店舗でない物、ショッピングセンターは原則10,000m2以上(参照)としている。ただし、施設が集積しているなどしている場合は、例外的に掲載している場合も有る。

以前は、天満屋三原店(ペアシティ三原)が存在した。

姉妹都市・提携都市

国内

教育

幼稚園

<市立>

  • 三原市立木原幼稚園
  • 三原市立中之町幼稚園   
  • 三原市立西幼稚園
  • 三原市立田野浦幼稚園   
  • 三原市立須波幼稚園
  • 三原市立深幼稚園
  • 三原市立南幼稚園
  • 三原市立八幡幼稚園
  • 三原市立幸崎幼稚園
  • 三原市立沼田西幼稚園
  • 三原市立小泉幼稚園
  • 三原市立小坂幼稚園
  • 三原市立沼田東幼稚園
  • 三原市立鷺浦幼稚園
  • 三原市立本郷幼稚園

<国立>

<私立>

  • 糸崎幼稚園
  • 昭和園
  • 皆実みどり幼稚園
  • みどり幼稚園
  • 三原幼稚園
  • 月見幼稚園

小学校

市立小学校については、三原地区のうち八幡町は三原市立久井小学校の通学区域となる[14]

<三原地区>

  • 三原市立三原小学校
  • 三原市立糸崎小学校
  • 三原市立木原小学校
  • 三原市立中之町小学校
  • 三原市立西小学校
  • 三原市立田野浦小学校
  • 三原市立須波小学校
  • 三原市立深小学校
  • 三原市立南小学校
  • 三原市立沼田東小学校
  • 三原市立沼田西小学校
  • 三原市立沼田小学校
  • 三原市立沼北小学校
  • 三原市立小泉小学校
  • 三原市立幸崎小学校
  • 三原市立鷺浦小学校

<本郷地区>

  • 三原市立本郷小学校
  • 三原市立本郷西小学校

<久井地区>

  • 三原市立久井小学校

<大和地区>

  • 三原市立大和小学校

<国立・私立>

中学校

市立中学校については、三原地区のうち八幡町は三原市立久井中学校の通学区域となる[15]

<三原地区>

  • 三原市立第一中学校
  • 三原市立第二中学校
  • 三原市立第三中学校
  • 三原市立第四中学校
  • 三原市立第五中学校
  • 三原市立幸崎中学校
  • 三原市立宮浦中学校

<本郷地区>

  • 三原市立本郷中学校

<久井地区>

  • 三原市立久井中学校

<大和地区>

  • 三原市立大和中学校

<国立・私立>

高等学校・特別支援学校

大学

主要な医療機関

  • 三原赤十字病院
  • 興生総合病院
  • 三原医師会病院
  • 本郷中央病院
  • 城町病院
  • 小泉病院
  • 三原病院

交通

 
三原駅

空港

鉄道路線

高速バス

路線バス

かつては三原市交通局(三原市営バス)が市内を運行していたが、2008年4月1日に廃止され、路線は中国バス・芸陽バス・鞆鉄バスにそれぞれ譲渡された。

道路

高速道路

一般国道

※ただし時広ランプから大型車両の出入りは自粛するよう電光掲示板などに表記され、今まで通り旧国道2号を走行するか中之町ランプから出入りするよう指示されている。これは接続道路が団地内の坂道のため、深夜など重量物を積んだ車両騒音振動が激しいためである。また昼夜問わず旧国道との交差点の青信号が短く慢性的に渋滞している。そのため騒音対策舗装を行っている。

 
三原港

道の駅

港湾

マスメディア

観光・祭事・名産・スポーツ

 
三原城址
 
神明市
 
すなみ海浜公園

観光・名所・旧跡

  • 三原城
    国の史跡小早川隆景の築城・当時は瀬戸内海に面しており、浮城と呼ばれる。現在はJRの線路が城を貫通しており、石垣の一部が残るのみとなっている。現在も残る石垣は、中心市街にいくつか点在しており、最も大きな石垣には三原駅が建てられている。
  • 高山城新高山城(旧本郷町)
    国の史跡。沼田川をはさんだ東西の山に築かれた山城。小早川隆景が三原城へ移る前に居城していた。
 
佛通寺
  • 東盧山米山寺
    沼田東町納所。曹洞宗沼田小早川氏の墓所。1153(仁平3)年天台宗の寺として建てられた寺院で、1235(嘉禎元)年小早川茂平が念仏堂を建立。小早川家の菩提寺となった。境内には小早川家初代の実平から17代隆景までの宝篋印塔(国の重要文化財)20基。寺宝の『絹本著色小早川隆景像』は国の重要文化財[16]
  • 御許山佛通寺
    臨済宗佛通寺派の総本山。山に囲まれ、近くには昇雲の滝がある。
  • 御調八幡宮
    宇佐八幡宮神託事件でこの地に流罪となった和気広虫が大隅に流された弟・清麻呂の身を安じ、宇佐八幡の分霊を勧請して769年に創建したといわれる。室町幕府8代将軍足利義政が寄進した木造狛犬や鎌倉時代の板木、木造行道面、御神像7体など多くの重要文化財が所蔵されており、豊臣秀吉手植えの桜があることでも知られる。
  • 增上山廣度院大善寺
    広島藩家老で三原浅野家4代浅野忠義の生母であり徳川幕府三代将軍徳川家光の娘、月渓院の墓所寺には三つ葉葵の紋が随所に施されている。
  • 春日局が青年期、小早川秀秋家臣の稲葉正成の妻として三原で過ごしている。
  • 「三原には過ぎたるものが3つある」という言葉があり他藩から羨ましがられた。それは第一に、三万石の居城に相応しくない規模の三原城。第二に前述の月渓院に関係する徳川将軍家の「葵」の紋所横断幕。第三に、日光東照宮の修理を10日間で成し遂げた鈴木方衛(すずきなみえ)という家臣がいたという事である。
  • 宿禰島
    映画『裸の島』の舞台
  • 筆影山竜王山
    春は桜、晩秋から冬は海霧で有名。頂上から眺められる多島美は瀬戸内海随一ともいわれる。
  • 白滝山
    山頂は巨大な花崗岩となっており、その上にたつと南に瀬戸内海の島々、遠くに石鎚山脈、四国山地、北は吉備高原、中国山地と360度の景色が広がる。
  • 久井岩海(旧久井町)
    久井にある日本最大規模の岩海。
  • みはらし温泉
    瀬戸内海に面した日帰り温泉・健康ランドであったが、レジオネラ菌の検出が続き2018年で営業休止[17]
  • 三景園(旧本郷町)
    広島県の代表的な景観でもある里・山・海をモチーフとした、築山池泉回遊式庭園。6月には「花まつり」11月には「もみじまつり」がある。
  • すなみ海浜公園
    バリアフリー化された海浜公園。市民プールも併設されている。
  • 宇根山天文台(旧久井町)
    久井にある標高699メートルの宇根山に建つ天文台。60センチメートルの大型屈折反射鏡や15センチメートル屈折望遠鏡、プラネタリウムなどの設備がある。
  • 果実の森公園(旧大和町)
    いちご・ぶどう・りんご狩りができる観光農園。

祭事・イベント

  • 節分(2月3日
    三原の節分はハロウィンのように子供たちが民家や店などを訪ね「鬼の豆つーかーさい」と言ってお菓子(一部金銭を扱うとこもある)などをもらえる風習がある。ちなみにこの風習は三原全体では無く市街付近(西宮町、宮浦町、宮沖町、円一町、港町、館町)のみである。
  • 神明市(2月)
    三原の二大祭りのひとつ。室町時代末期から始まったといわれており、この祭りの3日間、三原駅北側の通り約1キロメートルには400軒を超える露店が並び、日本一の大だるまも展示される。別名「だるま市」「植木市」とも言われ様々なだるまや植木の露店も並ぶ。3日間で約30万人程度の人出でにぎわう。
  • 三原さつき祭り(5月)
    宮浦公園で開かれる祭りで、宮浦の通りではパレードも行なわれる。
  • 三原半どん夜市(6月 - 8月毎週土曜日
    大正14年7月からはじめられたといわれており、毎年6月~8月第1週までの毎週土曜日に開催される夜市。
  • 岩子島厳島神社管弦祭(7月下旬 - 8月上旬)
    廿日市市厳島神社管絃祭に因んでおり、尾道市岩子島の厳島神社が主催している。御座船が尾道水道等を遊覧し、三原市の「鯨島」に参詣する[4][18]
  • 三原やっさ祭り(8月)
    三原の二大祭りのひとつ。三原城の築城を祝って始まったといわれるやっさ踊りを中心とした祭り。8月の第2日曜日を含む金・土・日の3日間開催され、踊りながら多くの人々が三原駅前一帯を練り歩く。最終日には花火大会もあり、毎年30数万人の人出で賑わう。
  • トライアスロンさぎしま大会
    毎年8月の最終日曜日に佐木島で開催される。1990年に、島の活性化をめざして始まり、島のほとんどの人がボランティアとして大会運営に参加している。
  • 三原浮城まつり(11月)
    神楽や和太鼓演奏、小早川甲冑部隊の旧城下練り歩きなどが行われる。

名産品

スポーツチーム

著名な出身者

政界・官界

経済界

学術・文化

芸能・マスコミ

スポーツ

三原市ふるさと大使

2009年に三原市にゆかりのある以下の人物をふるさと大使に任命している[19]

ゆかりのある人物

その他

市外局番は三原・本郷地域が0848(20 - 89)、大和・久井地域が0847(20 - 39)で、同一市内でも市外局番が統一されていない。なお、0848(20 - 89)・084(900 - 909、930、933 - 939)は同一区域扱いとなる。

  • 0848(20 - 89)・084(900 - 909、930、933 - 939)エリア
    • 三原市(三原・本郷地域)・尾道市(因島・瀬戸田地域を除く)・福山市(松永地域)
  • 0847(20 - 39)エリア
    • 三原市(大和・久井地域)・世羅町

郵便物の集配は、以下の郵便局が行っている。

  • 三原郵便局:723-00xx、723-85xx、723-86xx、723-87xx、722-03xx、722-15xx、723-01xx、729-03xx、729-04xx、729-22xx[注釈 5]
  • 久井郵便局:722-13xx
  • 羽和泉郵便局:722-14xx
  • 和木郵便局:729-13xx、729-12xx[注釈 6]
  • 神田郵便局:729-14xx
  • 竹原郵便局竹原市):725-00xx、725-85xx、725-86xx、725-87xx、729-23xx[注釈 7]

1990年頃に三原駅付近の山陽本線と呉線が高架化されたが、山陽本線はルートがかなり変更された。宮浦地区の廃線跡には現在、建物等が建っている。

脚注

注釈

  1. ^ 2010年4月28日撮影の14枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
  2. ^ 鳴滝山、鉢ヶ峰、大平山、米田山、象山。
  3. ^ 「大鯨島」と「小鯨島」から成る。頂のの鯨島神社は「鯨島大神」を祀っており、「鯨島」にかつてクジラ回遊が見られたのは「鯨島大神」の誓願によるという伝承が残されている[4]。後述の管弦祭も参照。
  4. ^ 埋め立てにより、現在は半島化している。
  5. ^ 「722-03xx」地域は元・御調郵便局管轄、「722-15xx」地域は元・垣内郵便局管轄、「723-01xx」地域は元・長谷郵便局管轄、「729-03xx」地域は元・糸崎郵便局管轄、「729-04xx」地域は元・本郷郵便局管轄、「729-22xx」地域は元・幸崎郵便局管轄。それぞれ、1998年に糸崎郵便局、2003年に幸崎郵便局、2004年に長谷郵便局、2006年に垣内郵便局・本郷郵便局、2018年に御調郵便局の無集配局化に伴って三原郵便局へ移管。
  6. ^ 「729-12xx」地域は元・大草郵便局管轄。2015年に大草郵便局の無集配局化に伴って和木郵便局へ移管。
  7. ^ 「729-23xx」地域は元・忠海郵便局管轄。2023年に忠海郵便局の無集配局化に伴って竹原郵便局へ移管。

出典

  1. ^ a b 三原市 - 広島暮らし
  2. ^ 三原山の会, 三原10名山ガイドブック
  3. ^ Mapion, 広島県三原市の河川・湖沼・海・池・ダム一覧, ONE COMPATH
  4. ^ a b 村上晴澄, 今川了俊の紀行文『道ゆきぶり』にみる鯨島(PDF), 立命館大学
  5. ^ Mapion, 広島県三原市の島・離島一覧, ONE COMPATH
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関連項目

外部リンク